スパークマン

「シビれさせてやるぜ!!」

【名前】 スパークマン
【読み方】 すぱーくまん
【分類】 ネットナビ
オペレーター 上文テルオ
【属性】 電気属性
【所属】 フリー
【登場作品】 『4』
【基本装備】 スパークボール
ナビチップ スパークマン(チップ)
【アニメ版CV】 風間 勇刀

【詳細】


元ネタは本家ロックマン3に登場する同名のロボット。
デザインは余り変わっていないが、メインカラーが赤からオレンジに変わり、人間っぽかった頭部が完全に人外の顔になった。

オペレートがあまり上手でないテルオのことを信用しておらず、タメ口を使うほかバトルでは自分の力のみで勝とうとする。
また、負けたことを自分のせいにされた時は「う、うう…テルオ…! てめえ…!」とテルオに怒りを覚え、熱斗も「スパークマンに謝れ!」とテルオに怒った。

【戦闘】

  • スパークボール
胸部から電気属性の機雷を一直線に飛ばして攻撃する。
機雷はロックマンの眼前に来ると停止し、X字に電撃を放つ。

  • メイクシャドー
電極を模した両腕を接触させて目も眩むような閃光を放ち、ロックマンの影を実体化させて背後からワイドソードで攻撃させる。
メイクシャドーの閃光だけでなく、この影ロックマンのソードにも対インビジ効果がある。
メイクシャドーの前では閃光、影ロックマンのソードともにインビジブルは全く役に立たないため要注意。
ちなみに、このワザそのものは無属性らしく、ヒライシンはメイクシャドーには作用しない。ソード攻撃ならシラハドリは可能。

  • スパークウェーブ
両腕を接触させ、電撃が縦3マス分を上下に波打ちながらエリア全体を攻撃する。
一見、攻撃速度が速く回避困難のように見えるが、実はユラ系ウイルスなどのそれとは違い、左端から数えて奇数列目は一番下の段から上の段へ、偶数列目は一番上の段から下の段へと、攻撃の方向が毎回ランダムなのではなく完全に固定化されている。
最後列の左上のマスで待機し、1マス右に移動すれば回避しやすい。

↑↓←↓←□
↑↓↑↓↑□
↑←↑←↑□

仮にスパークマンが一番上の段から攻撃しても、下には行かず左に向かう動きをする。
それでも、自信がないなら停止ボタンで電撃ルートを把握してかわしたほうが安全。このウェーブ自体は過去の1と2のキャンデービルの炎と同じく、穴や障害物は全く役に立たない。

ただ、スパークマン戦で一番厄介なのは「移動」。スパークマンはワープ移動時に消えてから出現するまで一定の間がある。
スパークビー系と似たような特徴だが、そのせいで攻撃できるタイミングが限られてしまう。
スパークボール発射時は出現位置がランダムなうえすぐ消えるため狙いにくい。スパークウェーブやメイクシャドー使用時は長く止まるのでこの間を狙いたい。
また、出現=攻撃のため、カウンター系が決めやすい。

アニメ版

AXESS

第23話「戦慄の超エネルギー」にて、電気を操るダークロイドとして初登場。
初登場のこの回ではこのコンバーターやCFロックマン達を執拗に「ゴミ」呼ばわりしていた。

ネットナビのHP(生命エネルギー)を燃料とするネビュラ製のディメンショナルコンバーターを破壊して証拠隠滅する*1ため、ゆりこの手引きによりロックマンにインストールされているファイアウォールの解除キーをコピーし、コンバーターのサイバーワールドに侵入した。

ディメンショナルエリアの中で実体化した後は、コンバーターにHPをほとんど吸収されて消耗していたCFロックマンとCFブルースを圧倒。
連携攻撃の数々を撃ち破りながら、追い打ちをかけるようにメイクシャドーでCFロックマンとCFブルースの二人の分身を実体化させて戦わせ、その間にコンバーターを破壊しようとする。
彼らの不意打ち作戦には奇襲されかけるが、謎の人物の声により阻止。最後はCFブルースを人質にした末にCFロックマンにスパークウェーブでとどめを刺し、そのままコンバーターを破壊して証拠隠滅を達成するという大金星を挙げた。

その後、第27話「決戦! ネビュラ基地」で他のダークロイドと共にシェードマンを裏切り、ダークチップを与えてくれるネビュラへと離反する。
続く第28話「揺れる心」ではゆりことともにモデルのイブ・モレシャンを襲撃して空港の倉庫に監禁したうえ、ウェアブルコンピューターを介してモデル達を洗脳したり、女性型ナビのロールを容赦なく攻撃しようとするなど、女性にも手加減のない悪役振りを見せた。

第39話「列車でGO to hell!?」では、デンサンステーションに多数の列車を集中させ、次に石油を満載したタンク車を貨物列車から切り離して熱斗とチサオが乗った特急電車に連結し、そのままレールジャックしてデンサンステーションへ自爆特攻させるという列車テロを起こす。
この時、特急電車の先頭車両の電脳空間では車掌に変装してロックマンと天敵である木属性ウッドマンを待ち伏せ不意打ちしようとしたが、ウッドマンに見破られる。
正体を表したあとはスパークボールの乱れうちで二人を圧倒し、大量のスパークボールにサンダーボールを放って誘爆させるという攻撃でウッドマンを戦闘不能にするが、ウッドソウルの力を得たロックマンにコガラシで吹き飛ばされた末バンブーソードで敗北。
だが、死に際に運転手を気絶させて道連れにしようとしたが、熱斗がフルブレーキで電車を減速させたことで防がれた。

終盤の第46話「ネット警察大攻防戦!」で他のダークロイド達と共に復活し、コントロールXを破壊すべくネット警察に侵攻を開始する。
フラッシュマンと共にファイアソウルのロックマンを攻撃するも、ウッドソウルにチェンジされたためにダメージを与えられず、反撃のコガラシで二人まとめて吹き飛ばされ、ロールソウルのロールアローで葬り去られた。

Stream

量産型ダークロイドやアステロイドとして登場する。したがって、原作『4』のように上文テルオのナビとなることはなかった。
これは、ボウルマンバーナーマンも同様。

BEAST

第2話「ビヨンダード」にて、並行世界「ビヨンダード」からファルザー軍のゾアノロイドとして登場。
獣化因子を持っているために獣化を獲得している。

こちらの世界の偵察のため、科学省のサイバーワールドにアタックを仕掛けて熱斗達の世界の防衛システムのレベルを調べていたのだが、それは敵対するグレイガ軍も同じ動きをとっており、同タイミングでグレイガ軍のゾアノプラントマンも現れた。

駆けつけたロックマンとサーチマンに遭遇し、サーチマンからは「スパークマンとはデータに相違があるため別存在」と認識された。
こちらの世界のセキュリティレベルの程度は調べ上げたために撤退し、その直後ゾアノプラントマンの挑発を受け、秋原通信タワーで彼と戦う。
ロックマン達の横槍を受けると獣化して抵抗するが、ゾアノプラントマンが倒されると撤退した。

その後第6話「ネットナビ改造計画」で、グレイガ軍のゾアノファラオマンが誘拐したネットナビを自軍の兵士に改造する場に乱入し、改造されたネットナビ達を棺桶もろとも破壊する。
さらにゾアノファラオマンのピラミッドに内蔵されたカモフラージュシステムをも破壊し、スパークウェーブでゾアノファラオマンを叩き落とすが捕まってしまい、ファルザーの獣化因子をグレイガに書き換えられ、グレイガ軍の戦士となってしまう。*2

そしてピラミッドへ単身で乗り込んできたロックマンをゾアノファラオマンとともに2VS1で追い詰めるも、グレイガビーストへ獣化したロックマンには手も足も出ず、最後はグレイガのナビエンブレムを引きちぎられてデリートされた。

【余談】

ちなみにスパークマンの電気属性と「しびれさせる」発言に反して、実はマヒ効果ワザはない。

アニメ版でスパークマンを演じる風間 勇刀氏は、ロックマンゼロシリーズの方のゼロを演じている。

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最終更新:2025年01月03日 22:06

*1 本人はこのことを「ゴミ掃除」と称しており、ダークチップをネビュラから貰うためにシェードマンには内緒で実行した

*2 グレイガのゾアノロイドにはなったが、獣化時のフォルムはファルザー軍時のまま。