ワールドマップを移動する形式の場合、
予めマップの全体図、及び大まかなストーリーの流れを構想しておく必要があります。
世界の広大さを演出する上で主に世界を駆け回る
RPGに向いていますが
作者の制作労力はもちろんのこと、
プレイヤーも移動労力を必要とするため
最近はエンカウントマップはダンジョンのみで
ワールドマップは排除するか選択式にする作品も多く見られます。
ワールドマップ、基世界の探索もRPGにおける楽しみの1つでしたが
最近のRPGはその分それぞれの拠点やダンジョンに凝っており、
探索する楽しみをその他の部分において解消しています。
特にRPGにおいてはストーリーを進めるため人々の話を聞いてまわる機会が多く、
同時に町の探索はRPGの醍醐味の1つと言えます。
情報以外にも何らかのアイテムや、またはそれに繋がるクエスト等のサブイベントを用意することで
より探索に意味を持たせることが可能です。
町の雰囲気作りもさることながら移動におけるストレスも同時に考えられると尚良いです。
ちょっとした小物でも移動の邪魔にならないようにしたり、
宿屋や道具屋などよく立ち寄る施設は町の入り口付近に配置するなど。
コンパクトにすれば移動の手間自体は少なくなりますが、
町の雰囲気を大事にしたい場合は多少大きめに作る必要があります。
ストーリー性を重視するか、戦闘重視とするのか、
そのあたりもまたゲーム性に合わせて決めて行くと良いでしょう。
最終更新:2011年09月26日 02:20