定められた運命・記憶

全てのものは生まれながらにして一生の記憶を持っている。
人の一生、花の一生、星の一生・・・ただ、忘れているだけなのだ。

全ては神により定められし運命。
愚かな戦いも、人の死も。

神はこの世界を継続する為に適切な記憶の生成を行う。
世界を保つ……つまりは世界の秩序、バランスを保つと言うこと。
何が増えすぎても、減りすぎてもならない。

それは人にも言えることだ。
増えすぎた生命は戦という形でその数を操作する。
そして世界が衰退へと向かう時、救世主と呼ばれる存在は生まれる。



神話的なお話。
定められた運命……全ては神の手の上で踊らされているにすぎないのかも知れない。
しかし人にそれは関係の無いこと。人はその仕組みすら理解していないのだから。
「救世主」と呼ばれる存在の確立、基本設定としては割りと有りだと思いますが
どうせなら運命をも上回る人の可能性という要素も取り入れていきたいところ(感動要素)
その辺りのもう一捻りができればこれで1本できるかなぁと思ってます。
最終更新:2011年09月28日 01:36