基本情報
略歴
上級生になると、学園にきた依頼の中に自分の出身であるエルフの里の名前を発見、里帰りがてらこの依頼を受け、里長であるクーリアが里の皆から少しずつ魔力を奪って、魔力吸収獣ボルボルに捧げているのを見て、すべての黒幕と判断して成敗する。
しかしこれは誤りで、実際は魔物が暴れない様に里長は魔力をボルボルに与えていた。
与えられていた魔力が途絶えたことを、契約違反と判断したボルボルによってエルフの里は滅ぼされるが、既にミディスたちは学園に戻っており、山奥の交流のない村ということもあって、このことを知ることはなかった。
ブレイアスに戻ると、そこから三ヶ月は水面下の活動に徹する。
反王国の動きは激しくなっていたが、それらは別々に行動していた為、各個撃破される危険性があった、それらの組織の元へ行き、協力体制を敷くように説得して回った。
これにより、各地のブレイアス支部、民衆が中心となる反王国組織、交戦中の
レミリアル国、一度は滅ぼされたがいまだ反抗勢力の多い
ギアノ国、
朱焔国、そして次は自分たちに攻め込んでくるのかと戦々恐々している
キサス国、
ビーコック国、そして
国立リストレア魔導学園が反王国という一つの連合軍になりつつあった。
これらの行動は極秘裏に行われていた為、具体的な内容は残されていないが、
遺産戦争において最も大きな転機となったのはこの三ヶ月だと多くの戦史家が認めている。
王国軍の中にはかつての卒業生である
シエルと
ラナもいたが、
ラナはこの戦いで落命、しかし彼女たちの知らない場所での戦いだったこともあり、その事実を知るのは先のこととなる。
ブレイアスは、戦果を上げ続けながら王国や王家に特別忠誠を誓っているわけではない
ルードルフを引き抜くため、
オリヴィアの協力を仰ぎ水面下で引き抜きの準備を進めていた。
拠点を手に入れると、各地から集結した軍勢を率いて王都を目指して北上し、王国軍との決戦となる
アルブレッド渓谷の戦いに参戦、
ラ・ウィルガードを使って風向きを変えるという最も大事な任務をやり遂げて勝利に貢献するも、ここでも旧友である
エイダの喪失に立ち会う。
ただし、
ボナトゥーラたちの新政権と合流することに一抹の不安を感じ、治安維持部隊という名目で
ブレイアスの名前を残し、
豊穣なる聖杯世代だけの部隊として組織を受け継いで存続させた。
その疑念は現実のものとなり、
ボナトゥーラたちの新政権は出だしから財政面でつまづき、目線を逸らす為に旧体制の貴族たちを見せしめに処刑していったが、やがてその毒牙は自分たちの統治に反論した平民たちにも向けられていく。
更に、娘の
ルチアを蘇生させようと世界の法則を変えようとした校長
カミルと対峙するが、
ゴルドラドの叡智をもってしても禁忌を変えることはできず、
カミルは娘のもとへと旅立った。
一連の騒動のすべての元凶は
ゴルドラドの遺産であり、これはまだ人類が手にするべきものではなかったと結論を出した
アステリアは、世界樹に存在する
ゴルドラドの遺産すべての原動力となる魔力の源である水晶の破壊を提案、これに賛同して協力した。
しばらくは国政に手を貸すが、エルフである彼女はやがてかつての仲間たちと時間の流れの違いを実感し、静かに王都を離れる。
里帰りしたミディスは、そこではじめて自分の故郷が滅びていたこと、残されていた手記からその原因が魔力吸収獣ボルボルであることを知り討伐を試みるが、単身で挑んだ結果そのまま消息不明となる。
数年後、ボルボルに精神を乗っ取られ、操られた状態で各地を荒らして回り、「エルフの魔女」として恐れられたが後に討伐隊によって倒され正気を取り戻す。
操られていたとはいえ、自分の顔を見れば人々は恐怖するだろうと、廃墟になっていた故郷の里に戻るとそこで静かに暮らした。
その後は、彼女の名を聞いて時々訪れる旅の術者に対して、師匠の真似事をしていたという。
人物
- 学園で出会ったグリフォード、エスタとは特に気が合い、常に三人で行動するようになる。
- エルフであることから聴力に優れ、他の誰よりも早く敵の接近に気づくことも多かった。
関連項目
最終更新:2026年06月18日 16:06