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**ち‐つ //-------------------------------------------------------------------------------- #divclass(navi_epi){ |[[← 前>キャラ年鑑 /た2]]|&link_path(../){一覧}|[[次 →>キャラ年鑑 /て‐と]]| } ---- #contents(,option=word) *索引 ---- #areaedit **千野香奈子(ちの かなこ) -登場作品:追加 -種族:人間 -職業:鳴神学園高校 生徒 -誕生日:10月11日 -関連人物:モモ -関連用語:肖像画,蟲毒  『追加版』「[[モモのいた学校>登場話早見 /追加版#id_d2459c3b]]」に登場。  以前、鳴神の構内に迷い込んで以来みんなから可愛がられていた白猫「[[モモ>キャラ年鑑 /む‐も#id_4b1d9f53]]」を人一倍愛していた女生徒。  しかし、モモはある時に行方をくらませてしまう。姿を消したモモのことを懸命に探す彼女だったが……。  結論から言えばモモは千野さんが注いだ愛情に応えてくれる。少し怪しい展開こそあるが、仇で報いることはない。  千野さんがモモのことを愛していた事実は、その後モモの居場所を見つけ出した彼女の行動からもよくわかる。  モモの思い出をせめてこの世と心の中に遺すため、けして上手とは言えない「[[肖像画>用語辞典 /し#id_bcffa3c6]]」を懸命に描いたり、本人もしくは本猫の同意があったかは微妙だがモモの仇討ちに手を貸してくれたりといった具合である。  千野さんが死んだモモと二度と会えないのは確かかもしれない。  けれど、生きていた頃のモモからお互いにもらった無償の愛と献身は生と死を挟んだとしても確かに息づいているのだ。 #areaedit(end) ---- #areaedit **千葉祐樹(ちば ひろき) -登場作品:特 -種族:人間 -職業:鳴神学園高校 一年生 -誕生日:6月15日 -関連人物:[[新堂誠>キャラ年鑑 /主要人物 /新堂誠]]《噂》,森永《クラスメート,復讐》 -関連用語:[[悪魔>用語辞典 /重要用語 /悪魔]]《取引》,生首,予言,逢魔ヶ時  『特別編』新堂シナリオ「[[呪いマンシール>登場話早見 /特別編#id_f486a696]]」に登場。  「呪いマンシール」の重度コレクター。性格はマニアにありがちな暗くて口数が少なく、人付き合いの苦手なひねくれたタイプ。  「[[森永>キャラ年鑑 /む‐も#id_efffd4a9]]」の持ってきた「呪いマンシール」のコレクションアルバムに目を付け、要求された五万円を即金で支払うなど金に糸目は付けない性格の模様。両親が医者(=金持ち)という環境のためか?  家にあるコレクションアルバムは十数冊と膨大であり、森永のアルバムによってコレクションコンプリートしたようである。その中の一枚が「首なし童子」と言われるレアものであり、さらには新堂の語る「悪魔を呼び出すシール」ではないか、との疑念を抱く。  選択によっては森永のアルバムを奪われたあげく自身のコレクションも母親によって廃棄され、その怒りによって母親を殺害。同じく退学となって家庭崩壊へと至った森永と殺し合いになる。  もしくは「悪魔を呼び出すシール」によって悪魔を召喚するも、結局はその命を絶たれてしまう。 #areaedit(end) ---- #areaedit **チルちゃん -登場作品:学恋2 -種族:吸血鬼 -関連人物:ブッチ《下僕》,風間丈  世界(地球)のどこかにある地図に載っていない村「ごちゃ村」に住んでいる「[[吸血鬼>用語辞典 /き#id_de5d4b50]]」の女の子。元はシャノン(株)の前身であり、飯島氏の古くからのファンには様々な意味で思い出深いパンドラボックスが世に送り出した『PANDORA MAX』シリーズに毎回収録されていたミニゲームに端を発するキャラクターである。  当初は各作品のオマケのような扱いだったが、出演回数を重ねるにつれ、次第に同シリーズのマスコットキャラのような扱いを受けるようになり、とうとう最後にはファンディスクの形で、ミニゲーム満載の単独タイトルにまで出世してしまった。  そして、それらのタイトルは『ごちゃちる』と言い、題名の一部を占める通り彼女は作品の主人公である。で、肝心の彼女の性格だが……。毒舌家で誰に対しても容赦の無い舌禍を浴びせ、毒物混入や脅迫もお茶の子さいさい。ついでにかなりの守銭奴でお金儲けのためなら知人を売り渡すことすら躊躇しない、と主人公にあるまじき毒の強いキャラ。  もっとも、主演作品自体が色々と子供向けっぽいガワを被ってるけど、&bold(){アレ}な感じなので意外や問題なかったりする。作品のジャンルは一応選択肢型のAVGになるのだろうが、今今風で言う"ゆるキャラ"達がオチがあるのかないのかすら分からないブラックでシュールな寸劇を繰り広げるのは、分からない人にとっては理解不能なだけにホラーかも知れない。  ギャグの形態に日本人にとって馴染みのの薄いシットコムを採用していることもあり、『ごちゃちる』という作品自体が超上級者向け作品と言える。  そんなわけで比較的対等に接している同居人のケロッパとかはともかくとして、相方とも言える位置にいるはずの「[[ブッチ>キャラ年鑑 /ふ#id_e8d0873d]]」に対しては殊更辛辣に接している。  そして、前後の流れを無視してブッチに噛み付いて話を締める。ギャグの定番のオチ方として爆発オチなるものが挙げられるが、ごちゃ村では「噛み付きオチ」で無理矢理落とすと言う黄金パターンがある種定番として機能していたりする。  余談だが、「アパシー」の某主人公を見、どっかで見たようなデジャ・ビュを感じていたオールドファンも多いだろう。ぶっちゃけて言うと、チルちゃんの性格は「アパシー」以後に追加された倉田恵美の性格だったりする。無論、相違点は数多いのだが、非常によく似ていることは確かである。そんなわけで各所から突っ込まれるまで気付いていなかった原作者も遂に[[2009年が始まって早々のblog>http://plaza.rakuten.co.jp/iijimatakiya/diary/20090101/]]にて似ていることを認めた。    そして、そんな各方面からの声に押されたわけではないだろうが、『学恋2』風間編に相方のブッチ共々登場を果たす。夜イベントの一環のためランダム性は強いが、目にすることが出来れば、かの謎生物と風間一族の間に妙なコネクションが結ばれたことがわかるだろう。ますます「アパシー」の世界がカオスになっていくのは気のせいではないかもしれない。 #areaedit(end) ---- #areaedit **長官(ちょうかん) -登場作品:学怖,学怖S,学恋2,学恋V -種族:宇宙人([[スンバラリア>用語辞典 /重要用語 /スンバラリア星人]]) -関連人物:[[風間望>キャラ年鑑 /主要人物 /風間望]]《仕事》 -関連用語:ニャリン星人,ヒデブ人  隠しシナリオ「[[スンバラリア星人現る>登場話早見 /学怖(S)#id_f59e5515]]」に登場。  広大な宇宙はただでさえ全貌が掴めない。月から先に進めない地球人にとって異星人の行政組織なんて物は推測に推測を重ねた実に頼りない考察、手の届かない秘密になってしまうだろう。それでも私は書きます。[[[異星人の地球破壊を防ぐため(違)>キャラ年鑑 /み#id_c8f50a7a]]]  で、おそらくこの「長官」とは地球侵略を主導する何らかの諜報機関の長と思われ、工作員である風間さんにとっておそらく直接の上司に当たる。  ところで彼?がわざわざ風間さんと主人公(歴戦の勇士)を迎えるために敵地まで出向いた事や、風間さんが主人公の功績をスンバラリアの大臣(内務大臣?)に直接報告しようとした事実からすると、風間さんはそれなりに高い地位についていたと思われる。  が、相手がどんな要人であったとしてもトップはそう前線に赴くものではない。潜伏していた宇宙警察とか現実逃避した主人公の手にかかり、長官はあえない最期を遂げる。  が、その後の展開によっては実は本物の「長官」は既に他の異星人によって亡き者にされており、既に偽者と入れ替わっていたと言う超展開になることも。嘘から出た誠。  たとえその設定が他の分岐に適用されないとしても、ユーザーの印象に与える影響は大きい。大暴れな部下とは裏腹に、ある意味とても不遇な上官なのかもしれない。  そんな長官だが、『学恋2』「風間編」で遂に本格的な登場を果たす。  この際に「&color(green){ドーモデンガ・イカランニテタチテムタ・バンギーゴンゲレ}」と言う本名が明らかにされた。そして、実はとても味のある中年(?)だったことも判明する。  なぜか三回も結婚相手に逃げられており、仕舞いには挙式の最中になって逃げられた(由香里六話?)ことがあるなど、散々結婚できない男(?)の悲哀を散らしている。  挙句、愚痴の相手も同族の中でも超の付くほどの曲者「&color(green){マザーカ(以下略)}」であるためか、お互い良いように振り回されていたりする。    また、単にスンバラリアンが天然(もしくは情報の誤認)なのか思ったより地球の科学力が優れているのかは不明だが、マザーカのトンデモな報告を鵜呑みにしたり(SFのお約束)と、傍から見るとその能力には疑問が残る。  そもそも風間編の発端がアレだったりするのは、責任者としてどうなのだろうか?  作中ではマザーカのサポートとして様々な道具を母船から転送してくれる頼れる(?)上司だが、全く役に立たない試作品(コピーロボット・[[ホレホモンZ>用語辞典 /ひ#id_448f4a70]]など)を送ってよこした結果、部下の頭を抱えさせることも。  とは言え彼の存在が攻略のカギであることに間違いはなく、本当に何度もお世話になる人なのだが。上司としては頼れないが、長官なしではツッコミ役に事欠く事情もあろう。  傍から見るとボケとボケの応酬で、収拾がつかなくなっているようにしか見えないが。  『学恋V』に登場。  [[神社>用語辞典 /て#id_6918d80f]]に行くと、裏の になぜかいる。  外国人の顔の区別はそうと慣れていない場合難しいと言うが、体色が茶色なので多分ドー(以下略)閣下であろう。   &bold(){ (執筆者募集中) }  #areaedit(end) ---- #areaedit **津蛾兄弟(つが-) -登場作品:四八,新生2,秘密,鳴七 -種族:人間 -年齢:44歳 -関連人物:富沢七姉妹 -関連用語:双子,UMA,黒百合総合病院,[[都市伝説>用語辞典 /重要用語 /都市伝説]]  謎のマッドサイエンティスト兄弟。  見るからに胡散臭い中年男性であり、額には渦巻いた巻き毛が置かれている。演者は『学怖』において風間役・越屋氏とも言われており、良くも悪くも印象に残る二人であろう。    ちなみに上記の説は後に越谷氏の口から公式に否定された。そもそも越谷氏は『四八』に出演していない。  目的は不明だが「[[黒百合総合病院>用語辞典 /く#id_1bfea9c0]]」を仲介したり、もしくはうまい話に釣り出された馬鹿などを被験体として怪しげな合成生物などを日々生み出している。  自身が紙芝居屋に扮して『件(くだん)』の話をし、話終わりに集まった男女を連れ去るという変わった行動も取っている。当然彼ら彼女らの運命も推して知るべしであろう。  『四八』千葉シナリオ「学校であった怖い噂」に登場。  全国からの投稿を元に坂上くんが作る壁新聞に「[[富沢七姉妹>キャラ年鑑 /て‐と#id_62154f3b]]」の話を全員分採用すると、七姉妹が彼の下へと集結、坂上くんは彼女らによって連れ去られてしまう。そうして目覚めたとき目の前にいたのは怪しげな風体をした謎の双子中年男性……。    実は、この兄弟『四八』作中では基本的に別々に行動しているため、ふたり揃って並ぶのはこの展開のみ。  二人居並ぶここは徳島に彼らが置いた研究施設で、両人揃ってキメラなどのマッドな研究を行っていること、富沢七姉妹が七姉妹である真実、そして坂上くんも彼女たちのオリジナルになったであろう“彼女”と同じ運命を辿ることを教えてくれた。  『新生2』「[[赤い靴下>登場話早見 /新生2#id_cb301e1b]]」に登場。  相変わらず黒百合総合病院とは協力関係にあるのか確保された実験体を前におぞましい合成実験を行おうとするエンディングが存在する。立ち絵こそ表さないものの、特徴的な喋り方と笑い声は相変わらずである。  『秘密』「」に登場。 &bold(){ (執筆者募集中) }     『鳴七』「できる彼女の秘密」ほかに登場。 &bold(){ (執筆者募集中) }   「[[できる彼女の秘密>登場話早見 /鳴七#id_f1987be1]]」。 &bold(){ (執筆者募集中) }     「[[スンバラリア星人、現る>登場話早見 /鳴七#id_c5ef5122]]」。 &bold(){ (執筆者募集中) }   「[[秘密>登場話早見 /鳴七#id_6b67d1dc]]」。 &bold(){ (執筆者募集中) }  #areaedit(end) #areaedit ***津蛾鶴人(つが つるひと)  『四八』あなたシナリオ、埼玉シナリオ、徳島シナリオに登場。  埼玉シナリオ「黒百合総合病院」。 &bold(){ (執筆者募集中) }     徳島シナリオ「遺産」。 &bold(){ (執筆者募集中) }  #areaedit(end) #areaedit ***津蛾亀人(つが かめひと)  『四八』埼玉シナリオ、福井シナリオ、兵庫シナリオに登場。  福井シナリオ「仮面夫婦」。 &bold(){ (執筆者募集中) }   兵庫シナリオ「紙芝居のおじさん」。  条件を満たすと現れ、めちゃくちゃ渋い声で民話『仙吉地蔵』を集まった小中高生相手に披露してくれる。  なお紙芝居屋にお菓子はつきものだが、この際に人間の目玉っぽい飴を無料で配っている。本来、水飴や煎餅などのお菓子の代金を商売の具にする紙芝居屋なだけに、彼が別の目的でこの興行を行っているのは自明である。  事実、語り終えるや亀人は子どもたちに催眠でもかけたのか、笛の音を合図に自分についてくるように仕向けるのだった。  現地で笛の音とともに子どもたちを連れ去っていく謎の男として兵庫県民「青山瞬」が噂したことは事実だった。  さしずめハーメルンの笛吹き男である。連れ去られた子供たちがどうなるかは彼ら兄弟の所業をみれば想像だに難くない。 #areaedit(end) ---- #areaedit **塚原浩(つかはら ひろし) -登場作品:学怖,学怖S,ドラマCD,鳴七 -種族:人間 -関連人物:立花ゆかり  岩下四話「[[赤い傘青い傘>登場話早見 /学怖(S)#id_6fef9e96]]」に登場。  日本人離れした格好良い顔立ちの持ち主で実際取り巻きを引き連れるほどモテたらしいが、その裏返しか性格は劣悪だった。  女性を使い捨てられる遊び道具くらいにしか考えていない節があり、しかも厚顔無恥の恥知らず、加えて暴力男とまるで救いがない。  典型的な忍び耐える女の立花さんが目に入ると軽いノリで付き合いはじめ、一週間で飽きて放り出した。  ……ところで直接の言及はないが、家に連れ込んだと言う状況や「蜘蛛の巣にかかった蝶」と言うフレーズ、『学怖S』のムービー演出を考えると間違いなくコトに及んでいる。要するに乙女の純潔を合意の上とは言え奪っているのである。  悲劇的な恋愛の話、こと「[[ヤンデレ>用語辞典 /や#id_bf9e7d7d]]」に分類される女性が登場する場合、男性側は大なり小なり理不尽な被害者の要素があるのだが、彼に関しては完璧に自業自得と言える。  自分を慕う女性を弄んでボロ雑巾の様に捨て、それでも平穏に生き延びる機会を与えられながら、勘違いした思い上がりでそれを自ら放り捨てたのだから、もはや擁護のしようもない。  [正直あの末路でも&bold(){手ぬるい}と感じたユーザーは男女問わず多いと思う。]  彼の様な徹底した因果応報の人物は、シリーズ全体を通して見ても逆に珍しいかもしれない。  『ドラマCD』Disc.4 岩下明美「[[赤い傘青い傘>登場話早見 /ドラマCD#id_be8b201e]]」に登場。 &bold(){ (執筆者募集中) }   『鳴七』「赤い傘、青い傘」ほかに登場。 &bold(){ (執筆者募集中) }     「[[赤い傘、青い傘>登場話早見 /鳴七#id_be8b201e]]」。 &bold(){ (執筆者募集中) }   「[[死を招くベッド>登場話早見 /鳴七#id_810e3d2d]]」。  「[[西尾>キャラ年鑑 /に‐の#id_185c6e8a]]」のエピソードを踏襲している。 &bold(){ (執筆者募集中) }   「[[おいかけヒトシくん>登場話早見 /鳴七#id_fb3d2cd6]]」   &bold(){ (執筆者募集中) }   「[[殺人クラブ>登場話早見 /鳴七#id_b38ef57a]]」。  このシナリオの探索パートでは、各シナリオで語られたキャラクターたちが鳴神学園の至るところに潜んでいる。  「塚原浩」はその中のひとりであり、三年生教室棟三階の昇降口にいる。 &bold(){ (執筆者募集中) }  #areaedit(end) ---- #areaedit **塚本明(つかもと あきら) -登場作品:特 -種族:人間 -職業:鳴神学園高校 生物教師 -関連人物:[[岩下明美>キャラ年鑑 /主要人物 /岩下明美]]《噂》,[[荒井昭二>キャラ年鑑 /主要人物 /荒井昭二]],門倉陽司,弘前歩美《担任》,中間正平《実験》  『特別編』岩下、荒井シナリオに登場。  『特別編』に頻出する複数シナリオに跨いで登場するキャラのひとり。  ちなみに彼の登場する両シナリオだが、同一の周回で両立させることが可能である。  ただし同一人物であると仮定すると矛盾が多く、特に語り部同士で補完の説明がされるというわけでもない。  同じ立ち絵を採用した同姓同名の別人として捉えた方が賢明だろう。  岩下シナリオ「[[命の値段>登場話早見 /特別編#id_262ed4f3]]」。  かつてこの学園にいた生物教師。授業の中で日々「命の尊さ」を教え子たちに呼びかけていた。  しかし、彼の仕事には必ず実験の犠牲が伴う。彼は気付いていなかった。自分に大した理念が無いことと自分の言葉の矛盾に。    共感した生徒の「[[中間正平>キャラ年鑑 /な#id_2e1cd209]]」の質問も適当にかわし、疑問に向きあおうとしなかったことが命運を決す。  真剣な質問に一番言っちゃいけない回答を出し、教え子を[[死に導く>用語辞典 /し#id_896f1fb9]]。  [実は金魚すくいやカラーひよこなど、縁日の娯楽に供される動物たちの正体を身も蓋もない言葉で片付けてしまえば&bold(){産業廃棄物}だったりする。だからゴミのように扱えと言うでなく、その先を考えて欲しかった。]  ちなみに、彼の立ち絵は線が少なくテキトーに描かれている印象が強いかもしれない。  そのせいではないだろうが、「中間正平」の項目で書かれたが、本作屈指のテキトーで大雑把な殺され方をすることもある。  グロさについても作中指折りだが、命と向き合ってこなかった怠惰の報いには適当なのだろうか?  荒井シナリオ「[[呪いのヒトガタ>登場話早見 /特別編#id_47147d0a]]」。  まだ一年坊と言うのに日々いちゃついてばかりいるバカップルの[[門倉>キャラ年鑑 /か1#id_04a0de87]]&[[弘前>キャラ年鑑 /ひ#id_1cc34ef1]]を指導する担任教師である。  当時、そのバカップルと同じクラスだった荒井さんは%%やっかみ半分%%彼らを糾弾する言葉を吐いていたが、そんな中で二人を指導する担任教諭として挙がったのが塚本先生の名である。  こちらでは打って変って責任感の強い真摯な教育者となっており、二人に何度煙たがられても更正の説得を諦めず、遂には両方の保護者を呼び出して面談を持ち、保護者の方の説得には成功する。  [教師としては当たり前とも言えるが、体罰問題やモンペアの話題が世間を席巻する昨今は勿論、1990年代当時でもかなり勇気と使命感の必要な行動であることは理解してもらえるだろう。]  もっとも彼のそんな想いは当の二人にはまったく通じず、遂には逆恨みによる彼らの暴走を招くことになるのだが……。  とは言え、この話で主題となるのは教え子二人の自滅めいた末路の方なので、彼自身は特に犠牲者として数えられていない。この学校なら受け持ちの生徒の死なんて不手際も特に失点にはなりそうにないし。 #areaedit(end) ---- #areaedit **辻平綾(つじひら あや) -登場作品:AMC1,送り犬 -種族:人間 -関連人物:財部美穂《仕事》,辻平貴志《夫》  『AMC1』『送り犬』「[[ここ掘れワンワン>登場話早見 /AMC1#id_cd76ea31]]」ルートに登場。  夫の「辻平貴志」とは年が離れているが、アツアツなのだとか。   &bold(){ (執筆者募集中) }  #areaedit(end) #areaedit **辻平貴志(-たかし) -登場作品:AMC1,送り犬 -種族:人間 -関連人物:財部美穂《仕事》,辻平綾《妻》  『AMC1』『送り犬』「[[ここ掘れワンワン>登場話早見 /AMC1#id_cd76ea31]]」ルートに登場。  「[[財部美穂>キャラ年鑑 /た1#id_7f68f675]]」のバイト先の居酒屋の店主。   &bold(){ (執筆者募集中) }  #areaedit(end) ---- #areaedit **津田圭一(つだ けいいち) -登場作品:学怖,学怖S -種族:人間 -関連人物:[[細田友晴>キャラ年鑑 /主要人物 /細田友晴]]《友人》 -関連用語:第一体育館,トイレ,こっくりさん,動物霊《呪い》,  細田五話「[[動物霊の棲む体育館脇のトイレ>登場話早見 /学怖(S)#id_ad522663]]」に登場。  語り部のひとり「細田友晴」は、たとえ相手が初対面の後輩相手だろうが、同性異性問わずに友達になってくれるよう申し込む奇行で知られる。細田七話のように了承すら得ず勝手に友人にされる最悪のケースさえ存在するのだからまさに徹底している。  そんな負のイメージから細田さんには友人と呼べる人間がまるで皆無の様に思われがちであるが、数少ないながら彼には友人と呼べる人間が存在している。  彼、津田くんは細田さんの貴重な友人の一人であり、かつ存命が確認されている稀有な存在である(語り部の友人は登場してもすぐ死んでしまうことが多いため)。  で、彼本人の話に移るが、元々細田五話は体育館脇のトイレにまつわる前フリの噂話をしてから、実際にその被害に遭った人の話をすることになる。  四種(『学怖』では実質二種)の生き物に関する怪談はいわば本番の下準備。  少々長く内容も気持ち悪いようだが、魚(と狸)以外で続きをせがめばやっと彼の話となる。    彼はたまたま「狐」か「[[蟲>用語辞典 /み‐も#id_49dbc08f]]」のどちらかに呪われたトイレを利用したために、そこに依っていた何かに取り憑かれてしまう。  で、食いしん坊の細田さんが本来食の細かった彼が熱心に何をがっついているのかと覗き込んでみれば、弁当箱の中身は子ネズミ!or[[蝶>用語辞典 /み‐も#id_030c9ed3]]!or蠅! うわ、キモっ。  蟲の場合ではさらに細田を食料として目を付けたようである。[そりゃ喰いがいはありそうだけどさ。]保健室にてついに%%コトに及ぼうと%%襲いかかってくるのであるが、操っていたジョロウグモを潰されたせいか倒れ、正気に戻ることが出来ている。…口から糸を吐くなどのちょっとした後遺症は残っているようだが。[怪人蜘蛛男誕生。]  狐の場合は「[[こっくりさん>用語辞典 /こ#id_720d40ba]]」に失敗して取り憑かれ、トイレの壁一面をこっくりさんの文字盤にしたあげく首吊り自殺した生徒の話が謂われとして話され、次に津田の話へと移る。子ネズミ弁当や蛾などを食べ、狐憑きのような行動を取った彼であったが、細田に襲いかかったあとに正気に戻ることになる。  狸の話の場合でも火あぶりの刑を選んだ後の分岐に彼は登場する。  妙に態度の変わった彼は件のトイレで細田に襲いかかった直後に倒れて病院へと運ばれ、自我を失ってしまう。細田曰く、狸の霊に取り憑かれて自我を食いつぶされ、その狸霊がどこかへ行ってしまったから抜け殻になってしまったと推測しているのだが……。[細田さん、あなた憑かれてるのよ。] #areaedit(end) ---- #areaedit **筒井里佳(つつい りか) -登場作品:ドラマCD -声(CV):都築里佳 -職業:鳴神学園高校 一年生 -関連人物:[[日野貞夫>キャラ年鑑 /主要人物 /日野貞夫]]《?》,[[新堂誠>キャラ年鑑 /主要人物 /新堂誠]]《噂》 -関連用語:[[七不思議の集会>用語辞典 /重要用語 /七不思議の集会]],[[七人目>用語辞典 /な#id_aef3e076]]《所属》,携帯電話,[[人形>用語辞典 /に#id_69ae82d4]]  いわゆるボクっ子口調で話す謎の女子生徒。  挑発的でクールな物腰とからかい交じりの小悪魔的な話運びが特徴的。風間さんの反応からしても、また現実のアイドル「都築&bold(){里佳}」がモデルとなっていることもあって相応の美少女と察しうる。    そんな彼女の声を演じるのは声優業移行も将来の展望に入れている現役アイドル「都築里佳」。  というより、この「筒井里佳」さんは本職の声優陣と遜色ないと言われるために、演者とキャスティングの合致を目指して脚本と演者が相談を重ねて設計していったキャラクターでもある。  セミロングをツーサイドアップにした独特の髪型も一時期の彼女のそれを意識しているのでは? という意見もある。なににせよ、彼女は存在そのものが現実と虚構の二重構造(メタ・フィクション)をテーマにした近年のシリーズの作風を象徴しているという証明になるのかもしれない。    『ドラマCD』Disc.1 オープニング、Disc.9 エンディング type.B「ワタシ、リカちゃん」に登場。  Disc.1 「[[オープニング>登場話早見 /ドラマCD#id_03d1334c]]」。  同じく新顔の「[[不知火美鶴>キャラ年鑑 /し#id_5d624ad1]]」さんと同じく「七人目」として顔を出すための前哨として「七不思議の集会」の出席者に声をかけていく日野副部長の前に現れる。  新聞部主催の「七不思議の集会」をどこからか聞きつけたのか、自身も語り部として出席したい旨を日野副部長相手に直訴するが……?  ちなみにこの時点でも、ふたつ上の先輩相手だろうと尊大な話口調であることがわかる。      Disc.9 エンディング type.B「[[ワタシ、リカちゃん>登場話早見 /ドラマCD#id_657bc10d]]」。  遅れてやってきた「七人目」として本人が登場する。  今回の出席者からの面識はおそらくなかったようだが、筒井さんの方は倉田恵美を除く集会の出席者全員の氏名を網羅しており、話の主導権を握ろうといきなり先手を打ってくる。  小さな女の子の高い声と素の低いトーンを切り替えつつ有名都市伝説「リカちゃんの電話」を語ってくれたあと、ここで話を終わらせずに自分も「リカちゃん」であると念押ししてくる。  そして、この都市伝説の裏側であり仕掛け人サイドだということもその流れで教えてくれる。    そして&bold(){スマートフォン}を片手に、リカちゃん電話の惨劇は手動で行われている舞台裏、依頼遂行のメカニズムを周囲を置いてけぼりにしつつ、説明してくれた。  そうやってマイペースで好き勝手、嘲笑混じりの語りを終えた後は風のように去っていった。  一方で、語り部から差し出された&bold(){ポケベル}を手にした際にはジェネレーションギャップに戸惑う現代っ子らしいところも見せている。  よって必ずしも今回の事態をすべてを把握し切れていたというわけでもないようである。   ちなみにこのドラマCDの時代設定は「&bold(){1995年}」であると明言されている。     なお後日談によると、例のごとく筒井里佳さんが鳴神学園に在籍していた記録は得られず、集会を最後に日野先輩ともども姿をくらませたことになる。  日野先輩そっくりの人形、25年後、アイドルの人形、そしてリカちゃんという奇妙なキーワードの数々。真相はリスナーの頭の中で組み立てられないこともないが……、闇の中である。 #areaedit(end) ---- #areaedit **都築遊(つづき ゆう) -登場作品:男怖,極 -種族:人間 -職業:笹ヶ岡学園高校 一年D組 -関連人物:守山成樹,是枝雅隆《親友,クラスメート》 -関連用語:狭間の部屋《探索》,傘  『男怖』主要人物の一人。  常に「[[守山成樹>キャラ年鑑 /む‐も#id_e553644a]]」・「[[是枝雅隆>キャラ年鑑 /け‐こ#id_5d05020b]]」とつるんでいる仲良し三人組の一人。三人の中では一番の長身である。  父親は全国区の人気を誇り、週刊誌でも度々浮き名を流すお笑い芸人「都築マイト」。父親の影響か本人も芸人志望で学校内でもある程度知名度はある。  が、本人のお笑いのセンスは寒い。ひたすらに極寒である。またボイス付きで「うほっ」という掛け声(?)をかけることが多いのだが、そちらの方が印象に残ったプレイヤーも数多いかもしれない。  また、そんな彼の一行での立ち回りと言えば「ヘタレ」の一言に尽きるというべきか、かなり臆病である。  ただし、追い詰められた際に意地を見せる場面にも恵まれている。  &bold(){ (執筆者募集中) }   『極』「[[イノチ>登場話早見 /極#id_8fbc6f8e]]」に登場。  仲良し三馬鹿トリオ、N県N湖出張編である。  なんでも守山たちとお友達である福沢さんは、去年彼らがN湖のキャンプ場で体験した恐怖話を教えてもらったんだとか。 &bold(){ (執筆者募集中) }  #areaedit(end) ---- #areaedit **鶴田大河(つるた たいが) -登場作品:殺クラR -種族:人間 -職業:鳴神学園高校 二年B組 -関連人物:[[荒井昭二>キャラ年鑑 /主要人物 /荒井昭二]]《クラスメート》,右田慎太郎,吉村校長  『殺クラR』第七話、第十一話、第十二話、第十四話に登場。  金にまみれた裏の顔を持つ「[[吉村校長>キャラ年鑑 /ゆ‐よ#id_40b687d9]]」に呼び出され、相方の「[[右田慎太郎>キャラ年鑑 /み#id_3be89f03]]」と共に校外からやってきた少年。  饒舌な相方の鶴田に比べ、圧倒的に寡黙な男であり学園にやってきてからの行動はほとんど右田に一任していた。  そのため見るからに眼光鋭いコワモテな外見の印象はともかくとして、彼自身が意志を示す機会はほとんどなかった。    一方でしっかりとした造りの金庫を破るという特技を密かに身に着けており、右田が吉村校長を裏切る上でのキーマンとなる。  裏切りが功を奏し、首尾よく大金をせしめた際に鶴田は右田に学園から即座に離れるよう提言しているが、翌日は学園に留まっていることから内心はどうであれ右田の意志を尊重するつもりのようである。  #areaedit(end) ---- //-------------------------------------------------------------------------------- #divclass(navi_epi){ |[[← 前>キャラ年鑑 /た2]]|&link_path(../){一覧}|[[次 →>キャラ年鑑 /て‐と]]| } ---- &color(red){情報提供・文章の補足、編集方針の動議その他諸々歓迎します。} &color(red){もし興味を召されたなら下のコメント欄に書き込みなどされると嬉しいです。} ---- - ちょこちょこ修正 塚本先生のくだり、調べ直しだな -- 名無しさん (2011-07-16 00:29:00) #comment() ----
**ち‐つ //-------------------------------------------------------------------------------- #divclass(navi_epi){ |[[← 前>キャラ年鑑 /た2]]|&link_path(../){一覧}|[[次 →>キャラ年鑑 /て‐と]]| } ---- #contents(,option=word) *索引 ---- #areaedit **千野香奈子(ちの かなこ) -登場作品:追加 -種族:人間 -職業:鳴神学園高校 生徒 -誕生日:10月11日 -関連人物:モモ -関連用語:肖像画,蟲毒  『追加版』「[[モモのいた学校>登場話早見 /追加版#id_d2459c3b]]」に登場。  以前、鳴神の構内に迷い込んで以来みんなから可愛がられていた白猫「[[モモ>キャラ年鑑 /む‐も#id_4b1d9f53]]」を人一倍愛していた女生徒。  しかし、モモはある時に行方をくらませてしまう。姿を消したモモのことを懸命に探す彼女だったが……。  結論から言えばモモは千野さんが注いだ愛情に応えてくれる。少し怪しい展開こそあるが、仇で報いることはない。  千野さんがモモのことを愛していた事実は、その後モモの居場所を見つけ出した彼女の行動からもよくわかる。  モモの思い出をせめてこの世と心の中に遺すため、けして上手とは言えない「[[肖像画>用語辞典 /し#id_bcffa3c6]]」を懸命に描いたり、本人もしくは本猫の同意があったかは微妙だがモモの仇討ちに手を貸してくれたりといった具合である。  千野さんが死んだモモと二度と会えないのは確かかもしれない。  けれど、生きていた頃のモモからお互いにもらった無償の愛と献身は生と死を挟んだとしても確かに息づいているのだ。 #areaedit(end) ---- #areaedit **千葉祐樹(ちば ひろき) -登場作品:特 -種族:人間 -職業:鳴神学園高校 一年生 -誕生日:6月15日 -関連人物:[[新堂誠>キャラ年鑑 /主要人物 /新堂誠]]《噂》,森永《クラスメート,復讐》 -関連用語:[[悪魔>用語辞典 /重要用語 /悪魔]]《取引》,生首,予言,逢魔ヶ時  『特別編』新堂シナリオ「[[呪いマンシール>登場話早見 /特別編#id_f486a696]]」に登場。  「呪いマンシール」の重度コレクター。性格はマニアにありがちな暗くて口数が少なく、人付き合いの苦手なひねくれたタイプ。  「[[森永>キャラ年鑑 /む‐も#id_efffd4a9]]」の持ってきた「呪いマンシール」のコレクションアルバムに目を付け、要求された五万円を即金で支払うなど金に糸目は付けない性格の模様。両親が医者(=金持ち)という環境のためか?  家にあるコレクションアルバムは十数冊と膨大であり、森永のアルバムによってコレクションコンプリートしたようである。その中の一枚が「首なし童子」と言われるレアものであり、さらには新堂の語る「悪魔を呼び出すシール」ではないか、との疑念を抱く。  選択によっては森永のアルバムを奪われたあげく自身のコレクションも母親によって廃棄され、その怒りによって母親を殺害。同じく退学となって家庭崩壊へと至った森永と殺し合いになる。  もしくは「悪魔を呼び出すシール」によって悪魔を召喚するも、結局はその命を絶たれてしまう。 #areaedit(end) ---- #areaedit **チルちゃん -登場作品:学恋2 -種族:吸血鬼 -関連人物:ブッチ《下僕》,風間丈  世界(地球)のどこかにある地図に載っていない村「ごちゃ村」に住んでいる「[[吸血鬼>用語辞典 /き#id_de5d4b50]]」の女の子。元はシャノン(株)の前身であり、飯島氏の古くからのファンには様々な意味で思い出深いパンドラボックスが世に送り出した『PANDORA MAX』シリーズに毎回収録されていたミニゲームに端を発するキャラクターである。  当初は各作品のオマケのような扱いだったが、出演回数を重ねるにつれ、次第に同シリーズのマスコットキャラのような扱いを受けるようになり、とうとう最後にはファンディスクの形で、ミニゲーム満載の単独タイトルにまで出世してしまった。  そして、それらのタイトルは『ごちゃちる』と言い、題名の一部を占める通り彼女は作品の主人公である。で、肝心の彼女の性格だが……。毒舌家で誰に対しても容赦の無い舌禍を浴びせ、毒物混入や脅迫もお茶の子さいさい。ついでにかなりの守銭奴でお金儲けのためなら知人を売り渡すことすら躊躇しない、と主人公にあるまじき毒の強いキャラ。  もっとも、主演作品自体が色々と子供向けっぽいガワを被ってるけど、&bold(){アレ}な感じなので意外や問題なかったりする。作品のジャンルは一応選択肢型のAVGになるのだろうが、今今風で言う"ゆるキャラ"達がオチがあるのかないのかすら分からないブラックでシュールな寸劇を繰り広げるのは、分からない人にとっては理解不能なだけにホラーかも知れない。  ギャグの形態に日本人にとって馴染みのの薄いシットコムを採用していることもあり、『ごちゃちる』という作品自体が超上級者向け作品と言える。  そんなわけで比較的対等に接している同居人のケロッパとかはともかくとして、相方とも言える位置にいるはずの「[[ブッチ>キャラ年鑑 /ふ#id_e8d0873d]]」に対しては殊更辛辣に接している。  そして、前後の流れを無視してブッチに噛み付いて話を締める。ギャグの定番のオチ方として爆発オチなるものが挙げられるが、ごちゃ村では「噛み付きオチ」で無理矢理落とすと言う黄金パターンがある種定番として機能していたりする。  余談だが、「アパシー」の某主人公を見、どっかで見たようなデジャ・ビュを感じていたオールドファンも多いだろう。ぶっちゃけて言うと、チルちゃんの性格は「アパシー」以後に追加された倉田恵美の性格だったりする。無論、相違点は数多いのだが、非常によく似ていることは確かである。そんなわけで各所から突っ込まれるまで気付いていなかった原作者も遂に[[2009年が始まって早々のblog>http://plaza.rakuten.co.jp/iijimatakiya/diary/20090101/]]にて似ていることを認めた。    そして、そんな各方面からの声に押されたわけではないだろうが、『学恋2』風間編に相方のブッチ共々登場を果たす。夜イベントの一環のためランダム性は強いが、目にすることが出来れば、かの謎生物と風間一族の間に妙なコネクションが結ばれたことがわかるだろう。ますます「アパシー」の世界がカオスになっていくのは気のせいではないかもしれない。 #areaedit(end) ---- #areaedit **長官(ちょうかん) -登場作品:学怖,学怖S,学恋2,学恋V,鳴七 -種族:宇宙人([[スンバラリア>用語辞典 /重要用語 /スンバラリア星人]]) -関連人物:[[風間望>キャラ年鑑 /主要人物 /風間望]]《仕事》 -関連用語:ニャリン星人,ヒデブ人  スンバラリア星人としての「風間望(マザーカ)」の上官に当たる人物。  地球人として擬態・潜伏中の風間さんとは異なり、普段は前線に赴かず後方で指揮を執っているためか宇宙服らしきものを着ていたり宇宙人らしさを前面に出しているのが特徴である。地球人目線でスンバラリア星人の判別は付かないため服装で見分けよう。   なお「長官」という役職が何を指しているのかは不明だが、地球侵略を主導する何らかの諜報機関の長と思われなくもない。  なお、長官個人について個別にピックアップされる作品も存在するものの、不明点が多いため記事に推測分が混じることも容赦されたし。[広大な宇宙はただでさえ全貌が掴めない。月から先に進めない地球人にとって異星人の行政組織なんて物は推測に推測を重ねた実に頼りない考察、手の届かない秘密になってしまうだろう。それでも私は書きます。[[[異星人の地球破壊を防ぐため(違)>キャラ年鑑 /み#id_c8f50a7a]]]]    隠しシナリオ「[[スンバラリア星人現る>登場話早見 /学怖(S)#id_f59e5515]]」に登場。  主人公のことを同胞のスンバラリア星人だと誤認した風間さん相手にテキトーに話を合わせたり、泣きついたりした結果、母船に連絡を取った風間さんの要請に応じて姿を現すことがある。  直後の風間さんの言動からすると、長官がわざわざ出迎えに来てくれたことは彼にとっても予想外の出来事だったようだ。   歴戦の勇士ということになっているとはいえ、主人公を出迎えるために前線に足を運んできてくれる辺り、責任感のある人だったのかもしれない。展開によっては風間さんが主人公の功績をスンバラリアの大臣に直接報告しようとした事実からすると、風間さんの地位がそこそこ高かった可能性もなくはないのだが。  が、相手がどんな要人であったとしてもトップはそう前線に赴くものではない。  潜伏していた宇宙警察とか現実逃避した主人公の手にかかって、長官はあえない最期を遂げてしまうのだった。  が、その後の展開によっては実は本物の「長官」は既に他の異星人によって亡き者にされており、既に偽者と入れ替わっていたと言う超展開になることも。まさに嘘から出た誠といえる。  たとえその設定が他の分岐に適用されないとしても、ユーザーの印象に与える影響は大きい。大暴れな部下とは裏腹に、ある意味とても不遇な上官なのかもしれない。  『学恋2』「風間編」に登場。  最初から最後まで本物の長官が宇宙人「マザーカ(風間望)」のサポートをしてくれる。  ちなみに本名は「&color(green){ドーモデンガ・イカランニテタチテムタ・バンギーゴンゲレ}」。  スンバラリア星人として地球人目線では個体差の区別は付きにくいが、体色はやや黄土味を帯びており、そこで見分けよう。  ほか、地球人として擬態しているわけではないため、作中では首と触手? らしきものが謎の液体槽に漬かった姿をしている。  長官の姿こそが本作における平常時のスンバラリア星人の姿といえるのだろう。  長官はスンバラリア星人なので地球でいう雌雄の別はないが、口調および人格として地球人でいう結婚できない中年を思わせる。  一方で結婚願望があるようで様々な種族相手に婚活中だが、どういうわけだか三回に渡って結婚相手に逃げられているんだとか。  あげくの果てには挙式の最中になって逃げられる(由香里六話?)という悲哀を味わったことまであるらしい。  長官個人の話はさておくとして、「風間編」の攻略のカギを握る存在であることは事実で部下のマザーカは本当に何度もお世話になる、ただし地球人の感性や常識は持たないため(地球人である)プレイヤー目線では結構ボケボケな行動を取ることもよくある。  本人たちにふざけるつもりはなくいたって真面目なのだが、勘違いしたマザーカのトンデモな報告を鵜呑みにすることも多い。  そもそも事の発端である「原子爆弾」の解決をマザーカに丸投げしたのは長官の仕業だったりするので、管理者としての能力に疑問が残らないこともない。長期潜入中のマザーカもどっこいなので、種族全体が抜けてると言えるのかもしれないが。  そんな長官はシナリオ中では母船から動かず、マザーカに遠隔通信で情報提供してくれたり様々な道具を転送してくれたりする。  ただ、この道具が全く役に立たない試作品(コピーロボット・「[[ホレホモンZ>用語辞典 /ひ#id_448f4a70]]」など)だったりで予想外の挙動をみせたりで、部下の頭を抱えさせることも数多い。  以上のように上司としては微妙に頼りないのだが、マザーカが同族の中でも変わり者なためか全体をみればツッコミ役である。  傍から見るとボケとボケの応酬で、相互に振り回される形となって収拾がつかなくなっているとも言い換えられるのだが。  とは言え、そんな彼もしくは彼女もとぼけた姿ばかりというではない。地球が破滅する危機に瀕してはマザーカ個人に一任するなど鷹揚な構えを取る一方、展開によっては同胞を大事のために見捨てる決断を下すなど冷徹な面を見せることもなくはない。  『学恋V』に登場。  [[神社>用語辞典 /て#id_6918d80f]]に行くと、裏の になぜかいる。  外国人の顔の区別はそうと慣れていない場合難しいと言うが、体色が茶色なので多分ドー(以下略)閣下であろう。   &bold(){ (執筆者募集中) }  #areaedit(end) ---- #areaedit **津蛾兄弟(つが-) -登場作品:四八,新生2,秘密,鳴七 -種族:人間 -年齢:44歳 -関連人物:富沢七姉妹 -関連用語:双子,UMA,黒百合総合病院,[[都市伝説>用語辞典 /重要用語 /都市伝説]]  謎のマッドサイエンティスト兄弟。  見るからに胡散臭い中年男性であり、額には渦巻いた巻き毛が置かれている。演者は『学怖』において風間役・越屋氏とも言われており、良くも悪くも印象に残る二人であろう。    ちなみに上記の説は後に越谷氏の口から公式に否定された。そもそも越谷氏は『四八』に出演していない。  目的は不明だが「[[黒百合総合病院>用語辞典 /く#id_1bfea9c0]]」を仲介したり、もしくはうまい話に釣り出された馬鹿などを被験体として怪しげな合成生物などを日々生み出している。  自身が紙芝居屋に扮して『件(くだん)』の話をし、話終わりに集まった男女を連れ去るという変わった行動も取っている。当然彼ら彼女らの運命も推して知るべしであろう。  『四八』千葉シナリオ「学校であった怖い噂」に登場。  全国からの投稿を元に坂上くんが作る壁新聞に「[[富沢七姉妹>キャラ年鑑 /て‐と#id_62154f3b]]」の話を全員分採用すると、七姉妹が彼の下へと集結、坂上くんは彼女らによって連れ去られてしまう。そうして目覚めたとき目の前にいたのは怪しげな風体をした謎の双子中年男性……。    実は、この兄弟『四八』作中では基本的に別々に行動しているため、ふたり揃って並ぶのはこの展開のみ。  二人居並ぶここは徳島に彼らが置いた研究施設で、両人揃ってキメラなどのマッドな研究を行っていること、富沢七姉妹が七姉妹である真実、そして坂上くんも彼女たちのオリジナルになったであろう“彼女”と同じ運命を辿ることを教えてくれた。  『新生2』「[[赤い靴下>登場話早見 /新生2#id_cb301e1b]]」に登場。  相変わらず黒百合総合病院とは協力関係にあるのか確保された実験体を前におぞましい合成実験を行おうとするエンディングが存在する。立ち絵こそ表さないものの、特徴的な喋り方と笑い声は相変わらずである。  『秘密』「」に登場。 &bold(){ (執筆者募集中) }     『鳴七』「できる彼女の秘密」ほかに登場。 &bold(){ (執筆者募集中) }   「[[できる彼女の秘密>登場話早見 /鳴七#id_f1987be1]]」。 &bold(){ (執筆者募集中) }     「[[スンバラリア星人、現る>登場話早見 /鳴七#id_c5ef5122]]」。 &bold(){ (執筆者募集中) }   「[[秘密>登場話早見 /鳴七#id_6b67d1dc]]」。 &bold(){ (執筆者募集中) }  #areaedit(end) #areaedit ***津蛾鶴人(つが つるひと)  『四八』あなたシナリオ、埼玉シナリオ、徳島シナリオに登場。  埼玉シナリオ「黒百合総合病院」。 &bold(){ (執筆者募集中) }     徳島シナリオ「遺産」。 &bold(){ (執筆者募集中) }  #areaedit(end) #areaedit ***津蛾亀人(つが かめひと)  『四八』埼玉シナリオ、福井シナリオ、兵庫シナリオに登場。  福井シナリオ「仮面夫婦」。 &bold(){ (執筆者募集中) }   兵庫シナリオ「紙芝居のおじさん」。  条件を満たすと現れ、めちゃくちゃ渋い声で民話『仙吉地蔵』を集まった小中高生相手に披露してくれる。  なお紙芝居屋にお菓子はつきものだが、この際に人間の目玉っぽい飴を無料で配っている。本来、水飴や煎餅などのお菓子の代金を商売の具にする紙芝居屋なだけに、彼が別の目的でこの興行を行っているのは自明である。  事実、語り終えるや亀人は子どもたちに催眠でもかけたのか、笛の音を合図に自分についてくるように仕向けるのだった。  現地で笛の音とともに子どもたちを連れ去っていく謎の男として兵庫県民「青山瞬」が噂したことは事実だった。  さしずめハーメルンの笛吹き男である。連れ去られた子供たちがどうなるかは彼ら兄弟の所業をみれば想像だに難くない。 #areaedit(end) ---- #areaedit **塚原浩(つかはら ひろし) -登場作品:学怖,学怖S,ドラマCD,鳴七 -種族:人間 -関連人物:立花ゆかり  岩下四話「[[赤い傘青い傘>登場話早見 /学怖(S)#id_6fef9e96]]」に登場。  日本人離れした格好良い顔立ちの持ち主で実際取り巻きを引き連れるほどモテたらしいが、その裏返しか性格は劣悪だった。  女性を使い捨てられる遊び道具くらいにしか考えていない節があり、しかも厚顔無恥の恥知らず、加えて暴力男とまるで救いがない。  典型的な忍び耐える女の立花さんが目に入ると軽いノリで付き合いはじめ、一週間で飽きて放り出した。  ……ところで直接の言及はないが、家に連れ込んだと言う状況や「蜘蛛の巣にかかった蝶」と言うフレーズ、『学怖S』のムービー演出を考えると間違いなくコトに及んでいる。要するに乙女の純潔を合意の上とは言え奪っているのである。  悲劇的な恋愛の話、こと「[[ヤンデレ>用語辞典 /や#id_bf9e7d7d]]」に分類される女性が登場する場合、男性側は大なり小なり理不尽な被害者の要素があるのだが、彼に関しては完璧に自業自得と言える。  自分を慕う女性を弄んでボロ雑巾の様に捨て、それでも平穏に生き延びる機会を与えられながら、勘違いした思い上がりでそれを自ら放り捨てたのだから、もはや擁護のしようもない。  [正直あの末路でも&bold(){手ぬるい}と感じたユーザーは男女問わず多いと思う。]  彼の様な徹底した因果応報の人物は、シリーズ全体を通して見ても逆に珍しいかもしれない。  『ドラマCD』Disc.4 岩下明美「[[赤い傘青い傘>登場話早見 /ドラマCD#id_be8b201e]]」に登場。 &bold(){ (執筆者募集中) }   『鳴七』「赤い傘、青い傘」ほかに登場。 &bold(){ (執筆者募集中) }     「[[赤い傘、青い傘>登場話早見 /鳴七#id_be8b201e]]」。 &bold(){ (執筆者募集中) }   「[[死を招くベッド>登場話早見 /鳴七#id_810e3d2d]]」。  「[[西尾>キャラ年鑑 /に‐の#id_185c6e8a]]」のエピソードを踏襲している。 &bold(){ (執筆者募集中) }   「[[おいかけヒトシくん>登場話早見 /鳴七#id_fb3d2cd6]]」   &bold(){ (執筆者募集中) }   「[[殺人クラブ>登場話早見 /鳴七#id_b38ef57a]]」。  このシナリオの探索パートでは、各シナリオで語られたキャラクターたちが鳴神学園の至るところに潜んでいる。  「塚原浩」はその中のひとりであり、三年生教室棟三階の昇降口にいる。 &bold(){ (執筆者募集中) }  #areaedit(end) ---- #areaedit **塚本明(つかもと あきら) -登場作品:特 -種族:人間 -職業:鳴神学園高校 生物教師 -関連人物:[[岩下明美>キャラ年鑑 /主要人物 /岩下明美]]《噂》,[[荒井昭二>キャラ年鑑 /主要人物 /荒井昭二]],門倉陽司,弘前歩美《担任》,中間正平《実験》  『特別編』岩下、荒井シナリオに登場。  『特別編』に頻出する複数シナリオに跨いで登場するキャラのひとり。  ちなみに彼の登場する両シナリオだが、同一の周回で両立させることが可能である。  ただし同一人物であると仮定すると矛盾が多く、特に語り部同士で補完の説明がされるというわけでもない。  同じ立ち絵を採用した同姓同名の別人として捉えた方が賢明だろう。  岩下シナリオ「[[命の値段>登場話早見 /特別編#id_262ed4f3]]」。  かつてこの学園にいた生物教師。授業の中で日々「命の尊さ」を教え子たちに呼びかけていた。  しかし、彼の仕事には必ず実験の犠牲が伴う。彼は気付いていなかった。自分に大した理念が無いことと自分の言葉の矛盾に。    共感した生徒の「[[中間正平>キャラ年鑑 /な#id_2e1cd209]]」の質問も適当にかわし、疑問に向きあおうとしなかったことが命運を決す。  真剣な質問に一番言っちゃいけない回答を出し、教え子を[[死に導く>用語辞典 /し#id_896f1fb9]]。  [実は金魚すくいやカラーひよこなど、縁日の娯楽に供される動物たちの正体を身も蓋もない言葉で片付けてしまえば&bold(){産業廃棄物}だったりする。だからゴミのように扱えと言うでなく、その先を考えて欲しかった。]  ちなみに、彼の立ち絵は線が少なくテキトーに描かれている印象が強いかもしれない。  そのせいではないだろうが、「中間正平」の項目で書かれたが、本作屈指のテキトーで大雑把な殺され方をすることもある。  グロさについても作中指折りだが、命と向き合ってこなかった怠惰の報いには適当なのだろうか?  荒井シナリオ「[[呪いのヒトガタ>登場話早見 /特別編#id_47147d0a]]」。  まだ一年坊と言うのに日々いちゃついてばかりいるバカップルの[[門倉>キャラ年鑑 /か1#id_04a0de87]]&[[弘前>キャラ年鑑 /ひ#id_1cc34ef1]]を指導する担任教師である。  当時、そのバカップルと同じクラスだった荒井さんは%%やっかみ半分%%彼らを糾弾する言葉を吐いていたが、そんな中で二人を指導する担任教諭として挙がったのが塚本先生の名である。  こちらでは打って変って責任感の強い真摯な教育者となっており、二人に何度煙たがられても更正の説得を諦めず、遂には両方の保護者を呼び出して面談を持ち、保護者の方の説得には成功する。  [教師としては当たり前とも言えるが、体罰問題やモンペアの話題が世間を席巻する昨今は勿論、1990年代当時でもかなり勇気と使命感の必要な行動であることは理解してもらえるだろう。]  もっとも彼のそんな想いは当の二人にはまったく通じず、遂には逆恨みによる彼らの暴走を招くことになるのだが……。  とは言え、この話で主題となるのは教え子二人の自滅めいた末路の方なので、彼自身は特に犠牲者として数えられていない。この学校なら受け持ちの生徒の死なんて不手際も特に失点にはなりそうにないし。 #areaedit(end) ---- #areaedit **辻平綾(つじひら あや) -登場作品:AMC1,送り犬 -種族:人間 -関連人物:財部美穂《仕事》,辻平貴志《夫》  『AMC1』『送り犬』「[[ここ掘れワンワン>登場話早見 /AMC1#id_cd76ea31]]」ルートに登場。  夫の「辻平貴志」とは年が離れているが、アツアツなのだとか。   &bold(){ (執筆者募集中) }  #areaedit(end) #areaedit **辻平貴志(-たかし) -登場作品:AMC1,送り犬 -種族:人間 -関連人物:財部美穂《仕事》,辻平綾《妻》  『AMC1』『送り犬』「[[ここ掘れワンワン>登場話早見 /AMC1#id_cd76ea31]]」ルートに登場。  「[[財部美穂>キャラ年鑑 /た1#id_7f68f675]]」のバイト先の居酒屋の店主。   &bold(){ (執筆者募集中) }  #areaedit(end) ---- #areaedit **津田圭一(つだ けいいち) -登場作品:学怖,学怖S -種族:人間 -関連人物:[[細田友晴>キャラ年鑑 /主要人物 /細田友晴]]《友人》 -関連用語:第一体育館,トイレ,こっくりさん,動物霊《呪い》,  細田五話「[[動物霊の棲む体育館脇のトイレ>登場話早見 /学怖(S)#id_ad522663]]」に登場。  語り部のひとり「細田友晴」は、たとえ相手が初対面の後輩相手だろうが、同性異性問わずに友達になってくれるよう申し込む奇行で知られる。細田七話のように了承すら得ず勝手に友人にされる最悪のケースさえ存在するのだからまさに徹底している。  そんな負のイメージから細田さんには友人と呼べる人間がまるで皆無の様に思われがちであるが、数少ないながら彼には友人と呼べる人間が存在している。  彼、津田くんは細田さんの貴重な友人の一人であり、かつ存命が確認されている稀有な存在である(語り部の友人は登場してもすぐ死んでしまうことが多いため)。  で、彼本人の話に移るが、元々細田五話は体育館脇のトイレにまつわる前フリの噂話をしてから、実際にその被害に遭った人の話をすることになる。  四種(『学怖』では実質二種)の生き物に関する怪談はいわば本番の下準備。  少々長く内容も気持ち悪いようだが、魚(と狸)以外で続きをせがめばやっと彼の話となる。    彼はたまたま「狐」か「[[蟲>用語辞典 /み‐も#id_49dbc08f]]」のどちらかに呪われたトイレを利用したために、そこに依っていた何かに取り憑かれてしまう。  で、食いしん坊の細田さんが本来食の細かった彼が熱心に何をがっついているのかと覗き込んでみれば、弁当箱の中身は子ネズミ!or[[蝶>用語辞典 /み‐も#id_030c9ed3]]!or蠅! うわ、キモっ。  蟲の場合ではさらに細田を食料として目を付けたようである。[そりゃ喰いがいはありそうだけどさ。]保健室にてついに%%コトに及ぼうと%%襲いかかってくるのであるが、操っていたジョロウグモを潰されたせいか倒れ、正気に戻ることが出来ている。…口から糸を吐くなどのちょっとした後遺症は残っているようだが。[怪人蜘蛛男誕生。]  狐の場合は「[[こっくりさん>用語辞典 /こ#id_720d40ba]]」に失敗して取り憑かれ、トイレの壁一面をこっくりさんの文字盤にしたあげく首吊り自殺した生徒の話が謂われとして話され、次に津田の話へと移る。子ネズミ弁当や蛾などを食べ、狐憑きのような行動を取った彼であったが、細田に襲いかかったあとに正気に戻ることになる。  狸の話の場合でも火あぶりの刑を選んだ後の分岐に彼は登場する。  妙に態度の変わった彼は件のトイレで細田に襲いかかった直後に倒れて病院へと運ばれ、自我を失ってしまう。細田曰く、狸の霊に取り憑かれて自我を食いつぶされ、その狸霊がどこかへ行ってしまったから抜け殻になってしまったと推測しているのだが……。[細田さん、あなた憑かれてるのよ。] #areaedit(end) ---- #areaedit **筒井里佳(つつい りか) -登場作品:ドラマCD -声(CV):都築里佳 -職業:鳴神学園高校 一年生 -関連人物:[[日野貞夫>キャラ年鑑 /主要人物 /日野貞夫]]《?》,[[新堂誠>キャラ年鑑 /主要人物 /新堂誠]]《噂》 -関連用語:[[七不思議の集会>用語辞典 /重要用語 /七不思議の集会]],[[七人目>用語辞典 /な#id_aef3e076]]《所属》,携帯電話,[[人形>用語辞典 /に#id_69ae82d4]]  いわゆるボクっ子口調で話す謎の女子生徒。  挑発的でクールな物腰とからかい交じりの小悪魔的な話運びが特徴的。風間さんの反応からしても、また現実のアイドル「都築&bold(){里佳}」がモデルとなっていることもあって相応の美少女と察しうる。    そんな彼女の声を演じるのは声優業移行も将来の展望に入れている現役アイドル「都築里佳」。  というより、この「筒井里佳」さんは本職の声優陣と遜色ないと言われるために、演者とキャスティングの合致を目指して脚本と演者が相談を重ねて設計していったキャラクターでもある。  セミロングをツーサイドアップにした独特の髪型も一時期の彼女のそれを意識しているのでは? という意見もある。なににせよ、彼女は存在そのものが現実と虚構の二重構造(メタ・フィクション)をテーマにした近年のシリーズの作風を象徴しているという証明になるのかもしれない。    『ドラマCD』Disc.1 オープニング、Disc.9 エンディング type.B「ワタシ、リカちゃん」に登場。  Disc.1 「[[オープニング>登場話早見 /ドラマCD#id_03d1334c]]」。  同じく新顔の「[[不知火美鶴>キャラ年鑑 /し#id_5d624ad1]]」さんと同じく「七人目」として顔を出すための前哨として「七不思議の集会」の出席者に声をかけていく日野副部長の前に現れる。  新聞部主催の「七不思議の集会」をどこからか聞きつけたのか、自身も語り部として出席したい旨を日野副部長相手に直訴するが……?  ちなみにこの時点でも、ふたつ上の先輩相手だろうと尊大な話口調であることがわかる。      Disc.9 エンディング type.B「[[ワタシ、リカちゃん>登場話早見 /ドラマCD#id_657bc10d]]」。  遅れてやってきた「七人目」として本人が登場する。  今回の出席者からの面識はおそらくなかったようだが、筒井さんの方は倉田恵美を除く集会の出席者全員の氏名を網羅しており、話の主導権を握ろうといきなり先手を打ってくる。  小さな女の子の高い声と素の低いトーンを切り替えつつ有名都市伝説「リカちゃんの電話」を語ってくれたあと、ここで話を終わらせずに自分も「リカちゃん」であると念押ししてくる。  そして、この都市伝説の裏側であり仕掛け人サイドだということもその流れで教えてくれる。    そして&bold(){スマートフォン}を片手に、リカちゃん電話の惨劇は手動で行われている舞台裏、依頼遂行のメカニズムを周囲を置いてけぼりにしつつ、説明してくれた。  そうやってマイペースで好き勝手、嘲笑混じりの語りを終えた後は風のように去っていった。  一方で、語り部から差し出された&bold(){ポケベル}を手にした際にはジェネレーションギャップに戸惑う現代っ子らしいところも見せている。  よって必ずしも今回の事態をすべてを把握し切れていたというわけでもないようである。   ちなみにこのドラマCDの時代設定は「&bold(){1995年}」であると明言されている。     なお後日談によると、例のごとく筒井里佳さんが鳴神学園に在籍していた記録は得られず、集会を最後に日野先輩ともども姿をくらませたことになる。  日野先輩そっくりの人形、25年後、アイドルの人形、そしてリカちゃんという奇妙なキーワードの数々。真相はリスナーの頭の中で組み立てられないこともないが……、闇の中である。 #areaedit(end) ---- #areaedit **都築遊(つづき ゆう) -登場作品:男怖,極 -種族:人間 -職業:笹ヶ岡学園高校 一年D組 -関連人物:守山成樹,是枝雅隆《親友,クラスメート》 -関連用語:狭間の部屋《探索》,傘  『男怖』主要人物の一人。  常に「[[守山成樹>キャラ年鑑 /む‐も#id_e553644a]]」・「[[是枝雅隆>キャラ年鑑 /け‐こ#id_5d05020b]]」とつるんでいる仲良し三人組の一人。三人の中では一番の長身である。  父親は全国区の人気を誇り、週刊誌でも度々浮き名を流すお笑い芸人「都築マイト」。父親の影響か本人も芸人志望で学校内でもある程度知名度はある。  が、本人のお笑いのセンスは寒い。ひたすらに極寒である。またボイス付きで「うほっ」という掛け声(?)をかけることが多いのだが、そちらの方が印象に残ったプレイヤーも数多いかもしれない。  また、そんな彼の一行での立ち回りと言えば「ヘタレ」の一言に尽きるというべきか、かなり臆病である。  ただし、追い詰められた際に意地を見せる場面にも恵まれている。  &bold(){ (執筆者募集中) }   『極』「[[イノチ>登場話早見 /極#id_8fbc6f8e]]」に登場。  仲良し三馬鹿トリオ、N県N湖出張編である。  なんでも守山たちとお友達である福沢さんは、去年彼らがN湖のキャンプ場で体験した恐怖話を教えてもらったんだとか。 &bold(){ (執筆者募集中) }  #areaedit(end) ---- #areaedit **鶴田大河(つるた たいが) -登場作品:殺クラR -種族:人間 -職業:鳴神学園高校 二年B組 -関連人物:[[荒井昭二>キャラ年鑑 /主要人物 /荒井昭二]]《クラスメート》,右田慎太郎,吉村校長  『殺クラR』第七話、第十一話、第十二話、第十四話に登場。  金にまみれた裏の顔を持つ「[[吉村校長>キャラ年鑑 /ゆ‐よ#id_40b687d9]]」に呼び出され、相方の「[[右田慎太郎>キャラ年鑑 /み#id_3be89f03]]」と共に校外からやってきた少年。  饒舌な相方の鶴田に比べ、圧倒的に寡黙な男であり学園にやってきてからの行動はほとんど右田に一任していた。  そのため見るからに眼光鋭いコワモテな外見の印象はともかくとして、彼自身が意志を示す機会はほとんどなかった。    一方でしっかりとした造りの金庫を破るという特技を密かに身に着けており、右田が吉村校長を裏切る上でのキーマンとなる。  裏切りが功を奏し、首尾よく大金をせしめた際に鶴田は右田に学園から即座に離れるよう提言しているが、翌日は学園に留まっていることから内心はどうであれ右田の意志を尊重するつもりのようである。  #areaedit(end) ---- //-------------------------------------------------------------------------------- #divclass(navi_epi){ |[[← 前>キャラ年鑑 /た2]]|&link_path(../){一覧}|[[次 →>キャラ年鑑 /て‐と]]| } ---- &color(red){情報提供・文章の補足、編集方針の動議その他諸々歓迎します。} &color(red){もし興味を召されたなら下のコメント欄に書き込みなどされると嬉しいです。} ---- - ちょこちょこ修正 塚本先生のくだり、調べ直しだな -- 名無しさん (2011-07-16 00:29:00) #comment() ----

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