わ行


索引


若月先生(わかつき-)

  • 登場作品:学怖,学怖S,学恋V
  • 種族:人間
  • 職業:鳴神学園高校 体育教師
  • 年齢/誕生日:53歳(1942.9.18.-)
  • 関連人物:細田友晴《知人》,新田かおり
  • 関連用語:顔型の染み《取引,犠牲者》,職員室,無限ループ,吸血鬼
 細田二話「女子トイレの壁の染み」に登場。
 女子トイレにある「顔型の染み」のことで細田さん達が相談をもちかけた教諭の一人である。
 しかし、疲れているのかずっと居眠りをしていて起きてくれず、選んでも話が進まないループ選択肢のみでの登場となる。

 『学怖S』追加分岐。
 目覚めてくれる。両作品の発売日を考えると実に340日間眠り続けたことになる。

 実はこの先生「旧作」でも珍しく年齢が明示された人物である。それによると昭和17年生まれの53歳である。
 [公文書であり、個人情報の固まりである免許証をゲーム内であれ開示して良いのか疑問は残る。撮影にはよく出来た偽物を使ったのだろう。一応本籍地などは隠されている……が、画質を良くするとハッキリ読めてしまう。
 補足しておくと長崎県・平田市・川上新町はそれぞれ別の県であるため、ほぼほぼ合成だろう。現住所の東京都渋谷区は、桜丘町はあっても椿丘町は無く、全国的にも存在していない。番地も記載されているが、おそらくは実在しないと思われる。]

 そのため逆算すると1995年前後という「旧作の時間軸」がわかってしまう(「アパシー・シリーズ」では一部作品を除き明言されているが、混同する必要は無い)。

 しかし、そこは「パラレル・ワールド」、ここで特定してどうこうしようと思うのは野暮天である。
 また、この設定は彼の三つある分岐のひとつに過ぎないため、その他の話では上記プロフィールにある彼の年齢は当てはまらず、外見どおり三十代前半とするのが妥当か。

 なお、53歳設定の秘密を噛み砕いて言うなら「吸血鬼」である。
 詳細は「新田かおり」の項で。

 その他の分岐では顔型の染みをバカにしたせいで生徒達の目の前で喰われる様に取り込まれてしまう。
 または某地獄先生を髣髴とさせる霊能力者であり、もう少しで悪霊を浄化するところまで行くも、細田さんのせいで失敗して憑り殺されてしまう。
 もしくは「比田先生」よろしく壁の染みに取り憑かれたあげく、とても体育教師には見えない貧弱な肉体を披露する。そのまま食人鬼としての本質をあらわにしたかと思えば、細田さんのことを喰い損ねて失踪してしまった。

 ……などと結構見せ場は多い。
 どうにせよ、四人の先生の中では扱いが優遇された方なのかもしれない。
 ちなみに『学怖S』における彼の演者は『学怖』における「赤坂陽介」(とトイレの幽霊)の役者と一緒といわれている。

 『学恋V』桃瀬ルートに登場。
 と言っても立ち絵なしのチョイ役である。
 封鎖された美術室を破るために頼りになるのは先生ということで、「あなた」が職員室から急いで呼んできたのが彼である。


八十八八十八(わかつや やそはち)

  • 登場作品:ナポ怖
  • 種族:人間
  • 職業:鳴神学園高校 生徒
  • 関連人物:村崎藍,杉田かおる,四友三男《ゲーム実況グループ》,岩下明美《知人》,建部大地《噂》
  • 関連用語:ハッチ《呼称》,朗読同好会
 ゲーム実況専用シナリオ「アパシーナポリの男たちin学校であった怖い話」に登場。
 同作品は「アパシー・シリーズ」とゲーム実況グループ「ナポリの男たち」とのコラボ作品である。
 新聞部室にいた謎の四人組の一人で、どうやら怖い話をしてくれるようだが……。

 『ナポ怖』全話に登場。
 読書に対して一家言を有し偏愛するいささか内向的な男子生徒。
 人付き合いが苦手なあまり少々極端な言動に走りがちだが、一定の良識は持っており自己評価は低めである。

 第1話「ヨムトシヌ」。
 そんな八十八は蔵書数の多さから進学先に「鳴神学園」を選び、その縁からか同校を卒業した岩下さんとひょんなことから出会って知遇を得ている。よって八十八はそんな彼女から直接教えてもらった「建部大地」と「朗読同好会」にまつわる怖い話を語る。
 また、岩下さん自身も大変な読書好きだったことに加えて、八十八は“あること”を彼女からしてもらったことから大変な好意を岩下さんに対して抱いている。その感情は、心酔を通り越した危険な域にまで達しているようだ。 


   (執筆者募集中)



脇坂安奈(わきさか あんな)

  • 登場作品:小学怖
  • 種族:人間
  • 職業:鳴神学園初等部 生徒
  • 関連人物:富樫黎雄《噂》,坂東淳《クラスメート》,飴玉婆さん
 『小学怖』水曜日「飴玉婆さん」に登場。
 何年か前に鳴神学園初等部に通っていた女子児童。
 ある時、同じクラスの「坂東淳」が飴玉婆さんのことで騒いでいたことに対しては他のクラスメート同様に一笑に付して喧嘩別れするが、なんだかんだで興味を惹かれて自分も探してみることにした。
 ただ、幻にして伝説の人がそうそう見つかるわけもなく屋上でため息をついていたところ、同じく困っていた坂東の自滅によって首尾よく「飴玉」を手に入れる。

 漠然とした願いしか持たない坂東とは違い、世界的な歌手になりたいという夢を持っていた彼女は飴玉から夢を叶えた際のビジョンを与えられる。が、同時に飴玉に憑りつかれたような危ない行動力に駆り立てられてしまう。
 素の状態からしても元々気は強かったようだが、この辺は直接婆さんから飴玉をもらっていれば発生しなかった問題である。
 坂東はなんとも罪なことをした。

 ただし、脇坂さん自身も正規ルートではないと知ったうえで、あくどい手口で飴玉を手に入れたことに変わりはない。
 その報いだろうか、脇坂さんは震えるしかない体験をすることになる。
 坂東の受けた「罰」を近くで見守る羽目になるのだった。ただしこれによって彼女が飴玉に向ける狂った熱は一気に冷めた。

 もっとも舐めた飴玉が「一個」だったこと、別に婆さんに危害を加えたわけではないこと、以上二点を考慮のうちに入れると、脇坂さんに婆さんが手を下すこともなく、普通に飴玉をもらった人より少し厳しい人生を歩む程度の仕置きで終わったようだ。

 なお、話を語ってくれたレオくんの証言によると、現在彼女は学校に通えなくなっており順風満帆とはいかないものの、彼が見るところによるとこの厳しい試練を乗り越え、夢を叶える日がいつかやって来るだろうと確信している。
 レオくんは複数のラインから情報を集めて話を組み立てたのだろうが、話の核心は脇坂さん本人から聞き取ったパートに他ならない。彼女も直接婆さんから教えられた「がまん」という言葉を真摯に受け止めたであろうことが話からも推察できる。


和久井香澄(わくい かすみ

  • 登場作品:最終
  • 種族:人間
  • 職業:鳴神学園高校 教師
  • 関連人物:細田友晴《噂》,水梨依子,矢野文子《同僚》,壁男《犠牲者》
 『最終版』追加シナリオ「教師編」に登場。


 (執筆者募集中)  



和田(わだ)

  • 登場作品:晦
  • 種族:人間
  • 年齢:二十代
  • 関連人物:藤村正美《仕事》,風間先生《犠牲者》
 正美四話「風間、病院に現る!!」に登場。
 階段を踏み外して骨折してしまい、正美さんの勤める病院に入院してきた患者。
 あの風間にツッコミを返せる豪の者である。ただし風間さんと関わってしまった時点で彼の運命はなんというかお察しである。

 彼の受難のバリエーションはふたつ挙げられるが、ひとつは入院初日の夜に変な医師「風間」に謎の注射をされるというもの。その場合の風間先生は、実は「特別病棟(精神病院)」の患者だったと言う、笑えないオマケ付きである。

 もしくは変な錠剤を飲まされ、巨大化した腫瘍に埋もれる羽目になる。その場合は世界でも数例しか報告されていない奇病「フナフナポリニコフ腫瘍」の兆候が見られると言うことで、貴重なサンプル採取のために和田さんの腫瘍を増殖させたらしい。
 もっとも、元凶である風間先生がメスを執り、見事手術は成功した。自分で発病させて自分で治すなら世話ないなと言うのが大体の感想かもしれないが。なお正美さんは一部始終を目撃したが、風間先生にツッコミを入れる余力は残らなかったようである。

 ちなみに注射の前に、和田さんは風間先生に病気がなにかということで散々におちょくられる。
 ただし和田さんは風間先生のボケにあっぱれなツッコミの返しをみせる。
 ちなみに正美さんでさえ、風間さんの奇行の一部始終を目撃した際に絶句するしかなかった。……プレイヤーとしては必見のやり取りだが、和田さんにとってはどの道不幸でしかないのは言うまでもない事実である。


渡瀬桂子(わたせ かつらこ)

  • 登場作品:特,鳴七
  • 種族:人間他,???
  • 職業:鳴神学園高校 生徒
  • 関連人物:福沢玲子,倉田恵美《噂》,星岡《恋心,犠牲者》
  • 関連用語:予知《能力》,旧校舎の悪魔《取引》,マンドライト《所有》,百合《嗜好》
 『特別編』福沢シナリオ「できる彼女の秘密」、隠しシナリオ「七人目は私」に登場。
 こちらでは「渡瀬」名義。

 「できる彼女の秘密」。
 テストをすればいつでも百点満点、スポーツも一人チームを引っ張り必ず勝利に導く。外見は案外普通だったものの、文武両道にしてやれば何でも出来た才女である。
 問題はその完璧さをやっかむ「星岡」さんと言うクラスメートがいたことだが、渡瀬さんは彼女のそんな態度に気付くこともなく、クラスのトップにして人気者であり続けてきた。

 そんな完璧過ぎる彼女の秘密についてが怖い話となる。
 ストレートに「旧校舎の悪魔」の仕業ということもあるが、やはりここは彼女の異質さが胆だろうか。わかりやすくとある超能力の持ち主であったとしても彼女の「運命」に対する捉え方は決定論者にとっては恐ろしくもなるし、彼女自体が得体の知れない存在であった場合も展開のわけのわからなさが何とも不気味である。

 後者の事例をまとめると、渡瀬さんは「悪霊」とも「妖怪」とも取れない人外だったらしく、星岡さんの首から上を乗っ取ってしまったようだ。なじむ実に!なじむぞ
 首から下でないのはご愛嬌である。って、本当に継ぎ目を指摘されてるし!

 ――とにかく以後の話では渡瀬さんなんて無かったように打って変わった星岡さんの完璧さがプッシュされ、クラスメートから渡瀬さんについて触れられることは無かった。
 そして、しばし後「つごもり橋」で女子高生の身元不明死体が発見されたのだが、奇しくも首無しの猟奇死体だった。
 ここに渡瀬さんの自宅に隠されていた大量の首無し死体と謎の一致を見せるが、仮に「渡瀬さん」と名乗っていた何かが星岡さんと入れ替わったとしても動機が不明である。
 それどころか、そこに"彼女"が関わって星岡さんの人格は無事なのか、渡瀬さんの記憶はどこにいったのか、全てが謎といって良い。
 [筆者としてはコレを思い出すが、多分関係はないだろう。]

 隠しシナリオ「七人目は私」。
 また、意外にも同性の星岡さんに好意を寄せていることもある。
 密かに気のある素振りを見せていたのが、当該の星岡さんはは全く気付かず当てつけにされていると思い込んで憎しみを募らせるなど、全くの逆効果だった。

 業を煮やした渡瀬さんは怪しげな薬を同級生から密かに仕入れ、他称(倉田恵美曰く)アクシデントによって星岡さんに飲ませることに成功。彼女の心を奪ってしまう。
 以上が隠しシナリオでも触れられた二人の顛末の一つである。

 『鳴七』登場予定。
 下の名前を新たに設定され、再登板となる。


 (発売前の節)



渡辺(わたなべ)

  • 登場作品:晦
  • 種族:人間
  • 関連人物:真田泰明《仕事》,横山
  • 関連用語:精神病院
 泰明五話「人間をとりまく謎の世界」に登場。
 小笠原諸島を中心とした海洋生物特集の取材にあたり、ダイバーとして同行したスタッフの一人。
 なおスタッフは総員三十二名、ダイバーは彼を含めて九人と大所帯だった。

 ある日、渡辺さんはカメラマンの「横山」さんとコンビを組んで撮影に臨んだ。
 が、鯨の浮上に伴う水流に巻き込まれるという事故に遭遇してしまう。そこで渡辺さんは水深80Mで身動き取れず助けを求める横山さんのことを、エアーにも限界があったとは言え、見捨ててしまった。客観的に見れば仕様がないが……?

 そこから渡辺さんは急浮上によってかかった反動もあって、一週間ほど寝込むことになる。
 この時は誰にも見捨てた云々の詳しい事情を語らなかったが、罪悪感はよほど渡辺さんの心を蝕んでいたのだろうか。
 そのためか、渡辺さんは無理を言って取材に復帰した場合はふたたび海にダイブするにあたりどこか浮かない顔を見せた。

 どの道、取材に行こうが残ろうが渡辺さんが横山さんの怨念らしきものを受けてしまうことに変わりはないのだが。
 ちなみにこの話の肝心な部分が伝わっている理由としては、後に横山さんのカメラが発見され、一部始終を捉えたまま回っていたものを泰明さんが見てしまったため。

 展開によっては、このネタを面白いように報道しようと目論んでいる。
 そのため単に渡辺が横山さんを見捨てたこと(=語ったこと)以上の真実が映っている可能性はあるが、詳細は不明である。


渡辺(わたなべ)②

  • 登場作品:晦
  • 種族:人間
  • 関連人物:藤村正美《仕事》
  • 関連用語:夢,精神病院
 隠しシナリオ「園部茜の秘密」に登場。
 あえて「園部茜」を連想する選択肢を選ばないと正美さんから話される、代打の話の登場人物である。
 正美さんが勤めている病院の入院患者であり、不眠に悩まされていた。
 その中で「自分のが誰かに盗まれているのではないか?」と言う妄想に取り憑かれてしまう。

 次第に精神的に追い詰められていった渡辺さんは犯人を捜して病院内を徘徊することにしたのだが、どうも相当キていたようで、徘徊をたしなめた医師を刺してしまう。現在、渡辺さんは特別病棟に送られているとのことである。
 後でわかったことだが、渡辺さんは「レム睡眠」を持たないと言う特異な状態に置かれていた。その異常に起因するストレスから凶行に走ったらしい。


渡部恭輔(わたなべ きょうすけ)

  • 登場作品:追加
  • 種族:
  • 職業:大学生
  • 関連人物:西野有里《恋心》
 『追加版』福沢シナリオ「ラジオの声」に登場。
 ラジコンや無線機を改造して楽しんでいたという無線を趣味にしていた大学生。
 ある日、ラジオ聴取を毎夜の楽しみにしていた「西野有里」のラジオに渡部くんの声が混じるようになっていき、まさかと思いつつ呼び掛けに反応した西野さんはなぜか双方向での会話が成り立つことを発見する。

 それから、ふたりは声だけの逢瀬を楽しんでいくのだったが、どうも渡部くん本人は自身のことをあまり話さず、聞き役に専念していたようだ。声だけを介した付き合いはそれからしばらく続いた。
 が、普通ならあり得ない彼との会話が災いしてクラスで孤立した西野さんは渡部くんに会いたいとラジオでこぼす。それに渡部くんは応えようと「もうすぐ君に会える」と謎めいた言葉を返し、そこからしばらくラジオを介した交流は途絶えた。しかし……。

 (ネタバレにつき格納)

+ ...
 実は渡部くんの住まう部屋は、西野さんと同じ古い二階建て木造アパート――、それも彼女の直上という至近距離だった。
 会いに行くのに時間がかかったのは、渡部くん自身が既に孤独死した末に腐乱死体と化していたという事情による。
 死体は当然ながら動けない。彼は天井板を腐食させて引力に任せ落下することで、西野さんとの近くて遠い距離を埋めたのだ。

 「渡部恭輔」という男性は元々ひきこもりがちだったようだ。
 なんらかの要因で死亡した後、長く発見されなかったことからあんな状態になってしまったようだ。
 よって、渡部くんの魂はひとりきり放置される孤独から逃れようと必死に呼びかけ、その声がラジオという媒体に乗った。
 それは本来なら接点のなかったはずの西野さんへ届き、ふたりを結び付けたと推察できる。

 生と死という境が無ければ出会えるはずのなかった男女、しかしその断絶はけして埋められるはずもなかった。
 「声」だけの世界でつながり合えて渡部くんも現実に出会いたいという欲が出たのかもしれない。
 しかし実際出くわせば惨劇でしかなかった。なんといたたまれない話ではある。




情報提供・文章の補足、編集方針の動議その他諸々歓迎します。
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  • 「渡部恭輔」の項、渡辺→渡部に修正しました。 -- 名無しさん (2022-01-23 22:52:36)
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最終更新:2022年07月25日 08:43