さ1


索引


賽臥隆恭(さいが りゅうすけ)

  • 登場作品:探偵局,AMC1,AMC2,流神A


西条陽子(さいじょう ようこ)

  • 登場作品:学怖,学怖S
  • 種族:人間
  • 職業:鳴神学園高校 生徒
  • 関連人物:比田先生《苛め》,細田友晴
  • 関連用語:顔型の染み《犠牲者》
 細田二話「女子トイレの壁の染み」に登場。
 トイレの「顔型の染み」について調査する細田一行へと比田先生が話してくれた真実の話に登場する女生徒。今から二十年ほど前、この学校にいたいじめグループのリーダー。

 彼女の手口は気の弱そうな子をトイレに連れ込み、理不尽な言いがかりをつけ散々に貶すと言うものだった。それは日々繰り返されたが、その中で一人の女の子を壁の染みに関わらせてしまったため、身を滅ぼすことになる。
 染みの隣に面影を残すかどうか違いはあるが、今は染みの餌になってしまっている。

 ルートによっては、逆に彼女の方が苛められっ子だったとなる場合も。
 その場合は謂われなき暴力を受け続けた挙句染みに喰われて、更に死人に口無しとばかり彼女を苛めていた者の吹聴により悪辣な苛めグループのリーダーに仕立て上げられてしまう、ととことんまで踏んだり蹴ったりな扱いを受けている。




斉藤(さいとう)

  • 登場作品:VNV,追加
  • 種族:人間
  • 職業:鳴神学園高校 一年A組
  • 関連人物:坂上修一《クラスメート,友人》
 『VNV』「学校であった怖い話」に登場。
 普通の高校生と言う割には意外と素顔の見えない「坂上修一」に初めて姿を見せた友人で、七不思議の集会までは普通にバカな掛け合いを返せる間柄であった
 しかし、長く休みを取っている友人を心配して電話をかけ、晴れて体調を回復した友人を見舞ったが、当の坂上はまるで五月蝿い蝿を追い払いでもするような冷たい態度を取るばかり。彼は腹を立て、以後物語から退場するのだった。
 ……、あの状態の坂上と会ってよく無事だった。

 ところで、坂上にとって本来の所属クラスは「一年E組」であり、『VNV』は様々な意味でイレギュラーに位置することもあり、彼のようなうっすいキャラに今後出番は無いと思われる。てか、あってたまるか。
 ちなみに『関西版』ではあくまで心の声だが、「グラフィックも付いていない三下」呼ばわりされた。確かにそうだが、酷いっちゃあ酷い。後に出た新装verだと、しっかり立ち絵が実装されてるんだからねっ。何か浮いてるのは認めるけどさっ(ツンデレ風)。


 『追加版』「マスクの下で」に登場。
 前日に綾小路の話を断ったことから、因果不明・意味不明の村八分を受ける羽目になった坂上のことを冷たい目で見下す人々のうち、クラスメート代表としての出演である。


斎藤圭輔(さいとう けいすけ)

  • 登場作品:男怖
  • 種族:
  • 年齢/誕生日:17歳(1992.8.30-)
  • 職業:笹ヶ岡学園高校 三年C組
  • 血液型:O型
  • 趣味:ナイフの収集、バイク(盗難)
  • 好きな食べ物:とにかく肉
  • 好きな教科:自習(睡眠学習)
  • 中学生の時の通り名:孤高の暴れ狼(自称)
  • 好きな女性のタイプ::ヤレりゃ良い
  • 関連人物:宮本健史《》
  • 関連用語:狭間の部屋
 『男怖』主要人物の一人。
 頭の悪い不良を絵に描いたような男で、口より先に手が出るタイプ。
 宮本には一目置いており、いつも一緒につるんでいる。
 彼なりに友情を感じているのか、宮本が害された際には激怒して仇討ちに走る展開も多い。しかしその逆は無い。意外と不憫な男である。

 意外と義理堅いこともあり、喧嘩も強いため操縦さえ誤らなければ実に頼りがいのある男なのだが、それにしても頭が悪過ぎる。
 事ある毎、わざとやってんのか!と言う頻度で守山の名前を間違え、それを言い返す度胸の無い守山が心中毒付くと言うのが定番の流れになっている。

 暴れ出した彼を御することが出来るのは宮本だけと言っていいだろう。
 見た通りに粗暴な暴力の塊のようだが、ルートによっては意外な一面を見せることも。



斉藤先生(さいとう-)

  • 登場作品:学怖S
  • 種族:人間
  • 職業:鳴神学園高校 教師
  • 関連人物:荒井昭二《噂》,山辺《犠牲者,復讐》
  • 関連用語:人食い向日葵《犠牲者》
 荒井一話「校内に巣くう地縛霊」に登場。
 花壇に生えた謎の植物「人食い向日葵」を使って悪戯を目論む生徒・山辺の罠にかかり、殺されてしまった教師。ちなみにソフトボール部の顧問で、花壇に呼び出すための口実もそれを利用したものだった。

 山辺にとっては担任の先生だったが、彼は先生のことを嫌っていたようで彼の死を気に病むこともなく、以後は調子に乗って犠牲者を多数生み出すことになる。が、彼をはじめとした犠牲者達の怨念は向日葵に宿り、見事山辺に復讐を果たした。
 御祓いによって後の事件は途絶え、その年に向日葵もすべて枯れるのだが人食い向日葵の種は今もどこかに残っているらしい。そうすると、彼の怨念はどこか別の場所で芽吹く可能性が生まれたことになる。

 当初荒井さんが掲げていた「地縛霊」と言う題目からは離れるようだが、当初は土地に凝っていた負の念が拡散することになったと考えれば、事態は悪化していると言える。
 地縛霊が「都市伝説」の感染性とは無縁のものであると考えると、これは噂の発展の構図を示しているようで実に興味深い。 


佐伯(さえき)

  • 登場作品:殺クラR
  • 種族:人間
  • 職業:鳴神学園高校 生徒
  • 関連人物:緒方麻紀《苛め,殺人未遂》,緒方京子,緒方麻衣《殺人未遂》
  • 関連用語:
 『殺クラR』の前哨戦に値する第一話~第二話に登場するいじめっ子。
 緒方麻紀とは二年の時のクラスメートで取り巻きたちと陰湿ないじめを行っていた。

 いじめの理由が優等生でいつでも笑顔でいる麻紀が気に入らないからなど、自己中心的で非常に嫌ないじめっ子である。
 どうしても麻紀を動揺させたい彼女はいじめの延長線のつもりで殺人クラブの噂を利用し、傷害罪や殺人未遂などの犯罪行為にまで及んだ。
 麻紀が実は腹黒いのではないかと勝手に思い込み殺害を図る辺りも含め、学怖シリーズでは珍しくない典型的な独りよがりのサイコキャラと言える。

 だが遊び半分で殺人クラブに足を突っ込んだのが運の尽き。
 取り巻きは殺人クラブの初代総長であった緒方京子に殺され、彼女自身も殺人クラブのメンバーになった麻紀に制裁を与えられ死亡する。
 相変わらずこんな人間ばかりでこの学園は大丈夫なのかと、毎度のことながら言わずにはいられない。


佐伯邦彦(さえき くにひこ)

  • 登場作品:特
  • 種族:人間
  • 職業:鳴神学園高校 生徒
  • 関連人物:細田友晴《友人》
  • 関連用語:トイレ
 『特別編』細田シナリオ「トイレの友情」に登場。
 一緒に夜明けまで過ごすことが出来れば、その友と永遠の友情が約束されるという「友情のトイレ」に細田を誘った男子生徒。
 ただ例のごとく顛末はろくなことにはならず、彼は命を落としてしまう。



佐伯美子(さえき よしこ)

  • 登場作品:AMC2,追加
  • 種族:悪霊
  • 関連人物:金本俊介
 『AMC2』「弁当ババア」に登場。




佐伯裕也(さえき ゆうや)

  • 登場作品:特
  • 種族:人間
  • 職業:鳴神学園高校 生徒
  • 誕生日:4月15日
  • 関連人物:荒井昭二《クラスメート》
  • 関連用語:屋上,自殺
 『特別編』荒井シナリオ「誕生日プレゼント」に登場。
 彼には一つの執念に近い想いがあった。それは「人が高いところから落ちて死ぬのが見たい」というもの。
 しかも転落死体をただ見たいのでは決してなく、「落ちている最中に人が何を考えてしまうのか」という少々特殊な内容であった。

 [その際に荒井はいろいろな死に様を提案して当てようとするのだが、どれもこれも猟奇的なものばかり。佐伯よりは荒井の方が異常に見えてしまう。
 さらに彼の思想については「理解できかねない」「どうせ死ぬところを見るならもっと刺激的で生々しい方がいい」と切り捨てている。とはいえ友人となっているのだが。]


 彼は授業中にも窓から見える建設中のビルを眺め、人が落ちる光景を願い、観察しようとしていた。しかしそうそう転落事故など起きようがない。
 そんな中、彼の父親がその現場で働くと聞き、彼は最悪で最適な標的を見つけてしまう……。

 タワーやビルなどの高所に上ったとき、「ここから落ちたらどうなるだろう……」という想いは誰しも抱くものであろう。
 しかしそれらへの興味のために誰かを犠牲にしようとし、ましてや自分を育ててくれた父親を手っ取り早いからと標的にする彼の精神には異常さしか感じ取れない。

 結果的に彼はその思いの答えを手に入れ、もしくは手に入れる前に改心する。
 どちらにせよ彼は「罪悪感」を感じ、理解しているようである。そうでないと、彼は単に「人の心を持たない化け物」として処理されてしまうであろう。
 [一方荒井はそれらの行為をとがめもせず、むしろ資料を与えて助長すらしているようであった。こちらはもはや「手遅れ」かもしれない。]


早乙女弘樹(さおとめ ひろき)

  • 登場作品:特
  • 種族:人間,幽霊
  • 職業:鳴神学園高校 生徒
  • 誕生日:4月28日
  • 関連人物:荒井昭二,岩下明美《噂》,栗原幸大《部活,親友》,中間正平
  • 関連用語:ラグビー部《所属》,手《犠牲者》,自殺
 『特別編』荒井、岩下シナリオに登場。

 荒井シナリオ「ラグビー部の話」。
 かつてラグビー部栗原幸大と共に名を馳せていた部員。
 ラガーマンらしく長身でがっちりとした体格の持ち主で、敵目掛けて果敢に攻め込むため、チームでも屈指の身体能力を誇っていた。
 ポジションはフォワード、その中でも花形とされる右ロックを担当している。
 ただレギュラーの座は動かなかったものの二人とも成績は悪く、大雑把な性格だった。
 そのため、顧問からは今度赤点を取ったら試合に出さないと灸を据えられてしまう。
 行き詰った彼らはテスト用紙を盗み出そうと深夜の学校に張り込むのだが……。躊躇する栗原を尻目に彼はずんずんと進んでいく。それが悪夢への入り口とも気付かずに。

 邪な心の下には厄介な霊たちが集うのか、彼らは謎の霊に襲われ行方不明になってしまう。もしくは、例のごとくちょっとひねた選択肢となる荒井さんの質問によって彼の前には友人を見捨てるか助けるかの二択の運命が待っている。

 因果応報は世の常。見捨てた場合、彼は栗原に憑かれ、かつての面影を失ってしまう。
 助けることが出来た場合、彼らは二人の友情を深め合い、今はプロとして活躍する夢を叶えている。ただ、あの時襲い掛かった白い手達は今も彼らに付きまとっているのだが。
 相手チームへの妨害を恩恵と災厄のどちらと言うかは微妙だが、彼らは拾ってきてしまった。単純な善悪でなく、彼らの因業を示唆した嫌な結末と言えよう。
 結局テストは散々だったが、それとは別に忍び込んだことへの反省は無いのだから。


 岩下シナリオ「命の値段」。
命の値段を知るために実際に売ってくれる人間を探し始めた中間であるが、そこへあっさり現れたのが早乙女である。

 「いくらで俺の命を買い取ってくれんだ?」
 考えていなかった中間も大概だが、そんなこと言われて急に答えられるはずもなく言葉に詰まってしまう。

 なおも詰め寄る彼に怖くなった中間は後に彼がこの世のモノではないことを知って、考えを改めることになる。
 と、ここまでで終わればまぁなんとなくいい話ではある。
 しかし、荒井さんは別に彼は中間の心変わりを期待して現れたわけではないのでは? と指摘しており、教訓話では片づけられない後味の悪い話の〆方となった。

早乙女麻耶(さおとめ まや)

  • 登場作品:AMC2,特,追加
  • 種族:人間→???
  • 職業:鳴神学園高校 生徒
  • 誕生日:3月6日
  • 関連人物:曽我秀雄《恋人》
  • 関連用語:秘密の地下室,人形
 『AMC2』「正しいフィギュアの作り方」に登場。
 一年次に荒井さんと曽我君のクラスメートだった女生徒。
 明るい笑う様と大きな瞳が印象的な、クラスでも人気のある女の子だったが、曽我君が目指す「生ける究極の芸術」の素材にされてしまう。
 しかし、「秘密の地下室」に拉致監禁された彼女は「ストックホルム症候群」からか、曽我君のことを心から愛するようになり、曽我君による激痛を伴う処置も命を保ったまま耐え抜いた。

 しかし、芸術として完成したその姿は早乙女さん本人が拒んだことから荒井さんが見ることは叶わず、プレイヤーもまた知る機会はとうとうなかった。
 今は、姿を変えた曽我君と共に生きていると荒井さんは信じているようである。

 『特別編』「生ける人形」に登場。
 やはり曽我君のクラスメートにして最愛の女性。


 『追加版』「旧校舎探訪-脱出-」に登場。
 新たに立ち絵が用意され、事件の当事者として当時の心境を語ってくれる。



酒井聖美(さかい きよみ)

  • 登場作品:特
  • 種族:人間
  • 職業:鳴神学園高校 生徒
  • 誕生日:5月3日
  • 関連人物:岩下明美《》,宮田弘江
  • 関連用語:市松人形,エレーヌ《所有》
 『特別編』岩下シナリオ「血を吸う人形」に登場。
 不気味な人形を所有する女子生徒。
ぱっと見呪いの人形を心底大事にしているらしく、スケッチブックには人形の絵も描かれている。


坂上修一(さかがみ しゅういち)

  • 登場作品:学怖,学怖S,四八,VNV,AMC1,AMC2,学恋,学恋2,特,学恋V


逆さ女(さかさおんな)

  • 登場作品:学怖,学怖S,四八,最終
  • 種族:妖怪
  • 関連人物:荒井昭二《噂》,袖山勝《犠牲者》
  • 関連用語:宿泊施設《出没》
 荒井四話「宿泊施設にある謎の4番ベッド」に登場。
 宿泊施設に所構わず出現する妖怪にして、みんなのトラウマ。
 常に逆さ吊りになっている女の妖怪で、会った人間にあの手この手でなんらかの約束をするように迫る。いざ約束をさせると、今度は屁理屈だろうがなんだろうが、あらゆる手口手管を使って約束を破るように仕向けてくる。
 そして、いざ約束を破ったと見ると、唐突に現れて標的を殺して去る。

 思いっきり物理的手段で殺していく豪快な妖怪だが、その出生には哀しい(?)秘密が隠されていたと、体験者は語る。
 なんでも彼女が生まれて間もない頃、彼女の母に当たる妖怪が父の妖怪を殺してしまい、それを見た逆さ女に「父親は約束破りだから殺した」と言い含めたらしい。
 彼女は焼き付いてしまったその考えを元に、自分の殺人を正当化している。逆を言えば、その前提さえなければ殺人を行うことが出来ないということである。
 よって、運悪く出会ってしまっても絶対に約束をしないことが肝要である。なにせ彼女は約束を破らない相手には何をすることも出来ないのだから。


 彼女がトラウマと称される原因はそのグラフィックである。『学怖S』でやや軽減されたが、そのインパクトによって『四八』荒井シナリオにも登場することになったのだろう。こちらでは理不尽にも荒井さんとの約束を破った坂上の前に出現し、長い髪の毛を使って坂上を絞め殺した。一発屋でも出演要請は多い。
 『探偵局』では天井に張り付いた女の化け物が目撃されており、おそらくは同種の妖怪と思われる。どうやら深夜の教室にも出没するようになったらしい。やっと、逆さ吊りの原理が明らかにされたのかも知れない。
 しかし、「旧作」では屋外に現れるシーンもあり、そちらに関しては未だ謎に包まれたままである。気になる服装も『四八』では着物を着ているということが判明した。

 小ネタとしての言及もかなり多い。『VNV』では恵美ちゃんが語り部の一人として呼ぼうとする暴挙に出た。それによると、彼女の名字は「吉田」と言うらしい。また、「関西版VNV」ではどこぞの文芸部員っぽいキャラになって「スクール・デイズ」に登場していた。うわ、萌え


 『最終版』生徒編に登場。




 [「逆さ女」がどう着想されたかは定かでない。
 しかし、伝承を追っていけば「逆さ」と言うモチーフは大きな意味を持っている。葬式で広く行われている「逆さ屏風」や招かねざる客にお引取り願う「逆さ箒」など、民間伝承レベルでもありふれていた事象である。

 そのものズバリ「逆柱」と言う妖怪も存在する。
 いくらなんでも逆さ女をそこに当てはめるのは無理がありそうだが、実はそのものを言い当てた「約束」を破る逆さ姿の女幽霊の話は存在する。
 江戸時代中期の怪談集『諸国百物語』四巻に収録されている「端井弥三郎 幽霊を船渡しせし事」がそれである。]


坂田守(さかた まもる)

  • 登場作品:晦
  • 種族:人間?
  • 職業:俳優
  • 関連人物:真田泰明《仕事》,片桐智紀
 泰明二話「配役をめぐる怨執」に登場。 

元アイドルで人気上昇中の俳優(グラフィックはあまりアイドルぽくないが…)
片桐と坂田、どっちが好みか聞かれた際に坂田を選ぶと彼視点の話に分岐する。

片桐智紀に決まっていたドラマの主役をスポンサーの意向により彼に変更される。
そのことを申し訳なく思い、片桐に卑屈なくらい気を使っていたが、どの選択肢を選んでも彼にとってハッピーエンドはない。

佐久川太一(さくがわ たいち)

  • 登場作品:レンタル
  • 種族:人間
  • 職業:鳴神学園高校 一年生
  • 関連人物:帆加辺春生《親友》,佐久川英太《父》,佐久川昌美《母》
  • 関連用語:自殺
 『レンタル家族』「自殺志願」に登場。
 ハロー君こと帆加辺春生の親友。
 しかし、その仲はどこかよそよそしい。
 その理由は幼稚園時代にハロー君を守るために太一が起こした事件によって望まぬ別れをしてしまったため。
 一番大切な時期に親友が離れて言ってしまったことを春生は「裏切り」と捉えてしまった。鳴神学園で二人は再会するが、関係にどこかわだかまりを残していた。
 当時はやんちゃな子どもだった太一は穏やかな少年となる。
 それから入学後しばらくは泣き虫からどこか擦れた成長を遂げたハロー君に(表面的には)従属した付き合いを続けていた。

 しかし、ハロー君がどっかから幼女拉致監禁して来た際は激怒して殴りかかるなど、正しいことの何たるかを理解した漢っぷりは健在である。

 そのまま彼を見捨てるかと思いきや、親友を納得させるため、心中の付き添いまで務めた。

 死ぬ気も死なせる気もなかったようだが、結果は二人して意識不明。生死の淵をさまようことになってしまう。
 ここまで彼は一切見返りを求めていなかったが、ラストで親友はその恩に報いた。
 名誉も何もかも投げ捨てて眠る彼に呼びかけたのである。
 その甲斐あってか彼は意識を取り戻す。

 その後、エピローグでは親友から生き別れの父を紹介されている。

佐久川英太(さくがわ えいた)

  • 登場作品:レンタル
  • 種族:人間
  • 関連人物:佐久川太一《息子》,佐久川昌美《妻》
 『レンタル家族』「自殺志願」に登場。


佐久川昌美(さくがわ まさみ)

  • 登場作品:レンタル
  • 種族:人間
  • 関連人物:佐久川太一《息子》,佐久川英太《夫》
 『レンタル家族』「自殺志願」に登場。



佐久間昇(さくま のぼる)

  • 登場作品:学怖,学怖S,四八
  • 種族:人間
  • 職業:鳴神学園高校 生徒
  • 関連人物:新堂誠《噂》,飴玉ばあさん《犠牲者》
 新堂二話「飴玉ばあさん」に登場。
 飴玉ばあさんの飴が欲しくてたまらない男子生徒。しかし、わがままで自己中心的かつひねくれ者な性格が災いして表向きにはつっけんどんとした態度を貫いていた。
 いざ、ばあさんと出会えた時すら、その態度をなかなか崩そうとしないのだから徹底している。それでも、雨の日も風の日もそれこそ雪の日も、電柱の陰に隠れてばあさんを張り込むといった根性を見せた。
 お前は恋する乙女か。で、念願叶い、彼はばあさんに出会うことが出来るのだが、どの分岐でも彼は自滅する。ザ☆自業自得なのだが。

 ここまで書いてわかる通り、彼は狙ったわけではないだろうが、時代を先取りしすぎたツンデレ。ホントに「あ、あんたなんか知らないんだからねっ!」みたいな言い回しをするのは驚きである。と言うか『学怖』でツンデレを挙げろと言われて、並み居る美少女を押しのけて真っ先にこいつが出てくるのは実に哀しいものがある。

 飴玉ばあさんの許しを乞うために人間の目玉を狩るようになったり、何を食べても飴玉の味しかしなくなったために他人の舌を切り落として自分に移植しようとしたり、飴玉を奪った報いとして両目をくり抜かれ、校門に現れては泣き言を抜かすなど、どうあがいても怪人と化す非常に迷惑なヤツ。
 こいつが死ぬ分岐はひとつもないが、死んでくれていたほうが本人にとっても周りにとっても幸福だったかもしれない。

 『四八』では千葉県シナリオ「学校であった怖い噂」にて登場する。
 と言うより、新堂が坂上にメールで送ってくれた怖い話が『学怖(S)』の「飴玉ばあさん」の話ほぼそのものである為、必然的に佐久間も(飴玉ばあさんと共に)登場していることになる。
 「両目をくり抜かれるルート」が採用(再利用)されている。

 『AMC1』では飴玉ばあさんのコメントに「これは最近のじゃな……この子は欲張りじゃった。ギラギラした眼光が眩しいほど(中略)あたしから飴を三つも奪って……(後略)とあるが、これは佐久間のことと思われる。
 余談だが、『学怖』では桜井先生を突き落とす男子生徒のグラに使いまわされる。[勝手だが、『学怖S』では関西の芸人みたいな役者が演じている(ような気がする)。]

 [やはり、名前の由来は「サクマ式ドロップス」だろうか。ところで、サクマドロップを作っている会社は二つあるというのはご存知か?
 二次大戦を境として、一旦は廃業した旧会社だったが、戦後、新たに二つの会社が興ることになる。番頭と社長の三男が商標を巡って争った結果、前者が勝利し、前者の「佐久間製菓株式会社」がサクマ式ドロップスを、後者が「サクマ製菓株式会社」でサクマドロップスを、現在まで並立して製造・販売する事態となっている。
 と、言うことで佐久間昇の生き別れの双子の兄が今後登場するということは――ねーな。] 



咲野(さくや

  • 登場作品:晦
  • 種族:人間
  • 関連人物:前田良夫《クラスメート》
  • 関連用語:わらし様《犠牲者》
 良夫一話「実在した『わらし様』」に登場。
 わらし様の調査のために立川家へ向かった五人の内一人。
 ちなみにその内訳は男子三人、女子二人。他の展開に登場する小坂と同じく、名前が登場する分岐は限られている。逆説的だが、つまり死の危険が少ないと言うことである。

 ところで『晦』もまた「パラレル・ワールド」と言う前提があっての世界観であるに関わらず、他の展開でもどことなく彼女の存在(例を取ると、他に富田)を想起してしまうのはプレイヤーにとっての悪い癖だろうか。
 [さしずめ「あ、名前出てないけどコイツさっき見た○○だな」と思い込んでしまうように。
 やはり名前が出る出ないと言う問題は個人(アイデンティティー)と群集(カオス)を分かつ重要な命題なのかもしれない。]

 閑話休題。
 小さな子どもの姿をしたわらし様と一緒にカゴメカゴメの遊びをすることになった自由研究組だったが、そこで咲野は彼のことを怒らせてしまったため"持っていかれてしまう"。
 何を? ここでは言うまい。強いて言うなら向こう側ですよ。


桜井先生(さくらい-)

  • 登場作品:学怖,学怖S
  • 種族:人間
  • 関連人物:荒井昭二《噂》
  • 関連用語:旧校舎,宿直,精神病院
 荒井二話「古びた旧校舎の深夜の見回り」に登場。
 今はもういない学園の教師。真面目な堅物で臆病でこそあったが、誰よりも一生懸命で責任感の強い性格の持ち主だった。
 他の同僚たちが嫌がっておざなりにさえ済ませて来なかった宿直業務における旧校舎の見回りも行っていた。それが命取りになる。

 ある九月の夜に旧校舎で何かと遭遇してしまったことから学園を去ることになる。命こそ取られなかったものの場合によっては完全に正気を失い、廃人同様の状態にまでに陥っていた。




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