ら‐り
索引
ラーメン
- 登場作品:学怖,学怖S,学恋,学恋2,流神A
- 種族:アイテム(食品)
- 関連人物:風間望,鬼島武《嗜好》,新堂誠《仕事》
- 関連用語:カニバリズム,地獄の黙示録ラーメン
ラーメンとは
(執筆者募集中)
日本人にとっては
カレーライスと共にあまりにも根付いた外来食兼国民食であるが、家庭で手軽に味わえるインスタントにジャンクのイメージがあることから「好きな食べ物」と公言するにはやや憚られる風潮が多少は存在する。
そんなわけで風間六話「
風間の怪しい前世占い」では心理テストの一環として好きな食べ物を訊かれた際、子どもっぽいイメージのあるハンバーグを選んだ場合と同じく風間さんに馬鹿にされてしまう。
『晦』で
おかずにハンバーグを所望したのは誰だったかな? それとお寿司に反応する辺り、あんまりコケにされる筋合いもないと思うが。
ところで、オマール海老のスンバラリア風って
某宇宙人と似た問題が……。
が、「アパシー・シリーズ」にて風間さんの好物にラーメンが設定されると話は変わってくる。彼がセレブと主張しても好物欄が隠しきれない庶民臭を醸す。
『学恋2』風間編においては地球人とは違う文化を持つ宇宙人「風間」として、どっかとぼけた価値観を代表するアイテムがラーメンである。
好きだからといって、毎日一杯以上は食べているのは確実であり
ホレホモンZで
念願のメイドさんをゲットした際もまずは特殊なプレイでのラーメンを所望。
その際、インスタントラーメンと言えちゃんと調理すればより美味しく食べられると実演してみせた。風間さんが一番輝いている瞬間だったのかもしれない。
また、新堂がラーメン屋でアルバイトをしていると言う設定も見逃せない。勤労青年と言うシチュエーションは美味しく、そこにラーメン好きでありながらライバルに弱味を見せたくない
鬼島が絡んでくるとなれば……、なんのこっちゃ。
『学恋』倉田編ではバッドエンドとして
地獄の黙示録ラーメン(じごくのもくしろく-)
- 登場作品:学恋,学恋V
- 種族:アイテム(食品)
- 関連人物:新堂誠,倉田恵美
- 関連用語:ラーメン,
諸説あるが、
新堂誠は甘いものが好きである。
そしてその裏返しか、「辛いもの」が嫌いである(こちらは間違いなく公式設定)。
というわけで、そんな新堂さんに辛いものを食べさせて反応をみたくなるのは世の常と言うべきだろうか?
よって、この地獄の黙示録ラーメンがなにかといえば字面から推して知るべし、激辛ラーメンである。
シリーズ本流から離れた『学恋』シリーズにおいて新堂さんはなにかの縁か、対面するこそさえ苦行なこのラーメンに挑まされる羽目になったりもするのだった。
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ラグビー部(-ぶ)
- 登場作品:学怖S,特
- 種族:部活(公認)
- 活動日:毎週 月、水、木、金
- 活動場所:第一・第二グラウンド
- 関連人物:上原,早乙女弘樹,栗原幸大《所属》
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『学怖S』荒井三話「
飛び下り自殺の人体実験」に登場。
死の間際の空気を感じることが好きになってしまった生徒「
上原」の所属していた部活として軽く触れられている。
キャプテンのほんのささいな戯言が上原のスイッチを入れてしまったことは確かだが、彼はその後危険な遊びをやめるように制止の言葉をかけている。そのため「ボクシング部」と違い「ラグビー部」という集団に問題があったとまでは言えないだろう。
[この場合は、溌溂としたスポーツマンが危険な願望を胸に秘めていたというギャップを演出するためのフレーバー要素として「ラグビー部」という肩書が選出された。「
サッカー部」は先行例があるため避けられたと考察できるが、定かではない。]
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ラップ音(-おん)
- 登場作品:学怖,学怖S
- 種族:現象
- 関連人物:風間望,
- 関連用語:幽霊
ラップ音とは誰もいない、何も無い空間から起こる音の総称。
幽霊の出現する前兆現象とされることも多い。古くは「家鳴り」とも言い、妖怪の仕業ともされた。
ただし、そちらはコンクリートや木材など建造物の構造材が温度変化などできしむ音といった風に科学的に説明されている。
[サランラップやジャンピエールとは関係ない。]
風間一話、風間四話、岩下五話に登場。
心霊現象としてはわりとメジャーであり再現もしやすいためか、風間さんに悪用(?)される展開が多い。
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風間一話「
七不思議の会に何かが起きる…」。
風間さんの
ふざけたお遊びに乗っからず、その上で彼の機嫌を損ねると突如として部室内にラップ音が鳴り響く。
なんでも風間さんの思惑としては、わざとふざけることでこの場の空気を変えようとしていたらしい。
が、その目論見が外れたことで怪現象が起こってしまったという流れである。
タイミングが良すぎるため風間さんの仕込みという可能性もなくはないが(「風間四話」参照)……。
どちらにしても場の空気を良くも悪くも弛緩させる風間さんの手番をここに持ってきてしまったことに、プレイヤーはさっそく後悔するかもしれない。その一方で、一話目から恐怖を待ち望む方にとっては歓迎すべき展開なのかもしれないが。
風間四話「
風間のインチキ降霊術」。
風間さんが自分は「霊媒師」だという胡散臭い名乗りに従って話を進めていくと、女性の世を恨む声、それからラップ音が聞こえてくる。聞こえてくるのだが……、この音は風間さんが事前に用意していたテープレコーダーから流れてきたものである。
なお再生元は一応隠してはいるのだが、出席している女の子(口調からするとおそらくは「福沢玲子」)にすぐさま発見される。よって詰めが甘いのか、それともわざとふざけているのか……、風間さんの真意と本気を疑いたくなる展開に発展する。
果てや、ドライアイスから発生した煙を「
エクトプラズム」と言い張ってくる場合、
直後に荒井さんに手番を渡すと……。
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ラピスラズリ
ランダム分岐(-ぶんき)
- 登場作品:学怖,晦,学怖S,四八,学恋,学恋2,極
- 種族:システム
- 関連人物:瀬戸裕子,松尾
- 関連用語:こっくりさん,悪魔のトランプ,水泳部のロッカー,エレベーター,オバケ販売機,夜イベント
通常「アパシー・シリーズ」のうち、ジャンルが分岐型アドベンチャーとなっている作品は選択肢によって分岐する。
シナリオ分岐に当たって特定のフラグを満たすことを必要としたり、または複数の設問をクリアすることで分岐するポイント制の選択肢も存在するが、これらについては極端な話、覚えておくか攻略資料と突き合わせれば再現することは容易である。
変わったところでは周回クリアや特定のエンディングの回収によって解禁されるさせるルート/エンドなども存在する。
ここで話を本題に戻すと「ランダム分岐」とは文字通りシナリオ選択や特定の選択肢に伴ってプレイヤーの意志とは関係ないところで無作為に展開や結末が割り振られる分岐の仕組みのことである。
これらはゲームの内部で乱数が割り振られているのか、同じ選択肢を選んだところで同じ結末がやってくることを保証しない。
演出企図としては周回プレイで慣れたところに、不意打ち気味に予想しなかった展開をプレイヤーにお届けする。
そうやって、新鮮さや恐怖を新たにし、漫然とした遊び方にピリリと辛いスパイスを振りかけるといったところか。
反面、既読率100%やすべての一枚絵の回収によるコンプリートを目指す作品とは相性が悪いのか、その手の作品には搭載が見送られる傾向にもあるようだ。
新堂五話、荒井一話、風間三話、細田五話、福沢五話に登場。
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新堂五話「
ギャンブルトランプ」
話してくれる新堂さんの機嫌を損ねた場合、仕切り直しを兼ね場に伏せたトランプのカード三枚のうち、主人公がどれを引くかによって改めて話す内容を決めるという一幕が存在する。
場に伏せた「エース」、「キング」、「ジョーカー」が左・中央・右の三つのうちどこに配置されているかは毎回変わる。
荒井一話「
校内に巣くう地縛霊」
『学怖S』追加分岐。
「
沢田絵利」と「
遠藤」さん、それとほか多数の女子生徒たちが呼び出した悪魔に帰ってもらうべく事態の収拾に向けて頑張る選択をした場合、三択の結末のうちどれか一つに分岐する仕様になっている。
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細田五話「
動物霊の棲む体育館脇のトイレ」
名前の伝わっていない占い好きの“彼”が体育館脇のトイレに遺した「こっくりさん」の文字盤を見に行った場合、本当にそこになにものかが降りてきており、帰ってもらうまでひたすら懇願しないと解放してもらえない。
毎回、十円玉が動いて四択のメッセージのうちどれかが示されるが、そのうちの「わ・か・つ・た」が出るまではひたすらに我慢の子である。確率は不明だが、ひたすら「こっくりさんに帰ってもらう」を選び続ければいつかは解放してもらえる。
逆にしびれを切らして「逃げる」を選択すると確実に「そしてすべてが終った」羽目になるのだ。
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(執筆者募集中)
『学恋』『学恋2』『学恋V』全編に登場。
詳細は「
夜イベント」の項を参照のこと。
陸上部(りくじょうぶ)
- 登場作品:学怖,学怖S
- 種族:部活(公認)
- 活動日:毎週 月~土
- 活動場所:第一・第二グラウンド
- 関連人物:川口《所属》
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リルケ
- 登場作品:学怖,学怖S
- 種族:アイテム
- 関連人物:細田友晴《迷言》,岡沢真里《所有》
ライナー・マリア・リルケ(Rainer Maria Rilke、1875年12月4日-1926年12月29日)は、オーストリアの詩人。
ドイツ語詩人として、世紀転換期を代表する巨人である。
細田三話「
絶対トイレに行かない男」に登場。
竹内先輩に問い詰められてテンパった細田が口走る言葉の一つとして、選択肢に「リルケの詩を口ずさんだ」という迷言が飛び出す。もっとも、選んでもすぐ当の細田に否定され、自分は
ハイニハイネが好きだという弁解(?)も聞かされるのだが。
なお、『2008』に登場する
岡沢真里が口元に寄せている詩集がリルケのものであったりと、意外とシリーズには馴染み深い詩人と言える。
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最終更新:2022年07月11日 15:20