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1995

  • 登場作品:学怖,学怖S,VNV,AMC1,AMC2,学恋,学恋2,特,追加,最終,新生,月下美人,ドラマCD
  • 種族:年代
 1995年。
 『学校であった怖い話』の発売年であり、「七不思議の集会」といつものメンバーが揃うシチュエーションの作品はこの年が設定年代とされることが多い。
 手のひらに収まるサイズの通信用携帯端末もない時代であり、ポケベルがまだまだ主流。よって公衆電話がしっかり現役。パソコン、インターネットの普及率も家庭ではまだまだ低い。

 不審者を許容する程度にはまだまだ学校の警備も甘い、過去数度あったオカルトブームがまだまだ近くその種の儀式が学校内で行われていてもおかしくない危険な雰囲気があった。
 などが、この年代の特徴として挙げられるポイントだろう。

 また、少年法の改正も行われておらず、16歳未満の少年少女に刑事罰を科すことができないのもこの年代だった。


BL(ビーエル)

  • 登場作品:学怖,晦,学怖S,四八,VNV,AMC1,特,
  • 関連人物:日野貞夫,神田拓郎,細田友晴,綾小路行人,大川大介,中雅臣,柴田浩次
  • 関連用語:覚醒,新宿二丁目,百合,ヤンデレ,同人誌
 「BOYS LOVE」の頭文字を取った単語。
 男同士、特に美男子同士の恋愛を描いた創作物全般を指す。
 女性のオタクの中でも「腐女子」と呼ばれる特定の愛好家が好むとされる。
 外野からの認識としては、とりあえず上記のもので問題ないだろう。関係者の間では微妙なニュアンスや定義の違いが見られるので一概に定義することは難しくとも。

 実は原作者である飯島氏自身が腐女子の男性版「腐男子」と認識されている。
 その関係からか作中にも少数ではあるが「本物の同性愛者」が登場していたりする。
 「学怖」のファン層自体、元々の女性比率が高めと言うこともあって、作中・現実問わずキャラクターを利用した創作活動は実に盛況である。
 また、厳密に衆道の嗜好を持っていなくとも、シチュエーションだけを取ればやや怪しい場面も用意されており、それらを取り扱った趣向も数多い。
 [過度の友情が愛情と重なるのは異性同性問わずに変わりはしないが。]


 学怖内では日野貞夫と神田拓郎の関係が有名だった。
 次いで、現在も隆盛を誇っているのが大川大介と綾小路行人の関係である。
 新興どころでは中雅臣柴田浩次と言ったところも存在する。
 傍から見るとほとんどギャグで、その感情も前者の一方通行ではあるが当人の感情はガチ。また、彼ら本物は片割れの意思などほぼ無視して愛の道を邁進する。
 そのため、全員がヤンデレと言える。

 他には馴れ馴れし過ぎ、友情と愛情の境界すらぶっちぎる細田や問題発言が多すぎ、変な方向に勘違いされやすい荒井が比較的ネタにされやすいようだ。
 また、変わったところで「性別が無い」と言う特殊設定を持った風間もいるが、正直これはどう定義して良いか扱いに悩むところである。
 [まぁ、細田は恋人というよりは友人を求めているのだが。
 実際、相手が女性になっても態度はあまり変わっていない。]

 が、何を言っても主人公「坂上」はここに外せないだろう。
 気の弱い視点人物として彼は誰とも組み合わせることが出来、また後に覚醒設定が追加されると俗に言う「攻め(恋愛で能動的な方)」からも注目されるようになった。
 実際、裏の彼は『AMC1』ではゲイタウンと言う魔窟「新宿二丁目」を堂々と闊歩し、『学恋』では食人鬼相手に、ほぼ全裸に首輪着用のSMプレイを強要した。
 [彼の根底に流れるものはサディズムであり、同性愛ではないのだが。]

 なお一応断っておくが大川と中を除き、ここに挙げた者達は一貫して同性愛者というわけではない。定番の口上だが、パラレルなので悪しからず。


 そして、舞台がアパシーの鳴神学園に移ると、このケは新たなアプローチによって、影響力と混迷さを加速度的に増していくことになる。
 坂上は自身の中性的な魅力を自覚してかのバーに出入りするようになり、日野は坂上の魅力に惹かれていき、新堂すらも坂上を強引にレイプするという三角関係に……と、最後のは倉田が書いた「滾れ、性☆春」のネタであるが。

 つまり倉田と言う稀代の腐女子にして謀略家を中心とした同人誌製作である。
 同人ゲームや同人誌の作中で登場人物の口を借りて同人誌のことを語らせるとは、多分に自己言及的である。[まぁ、スクール・デイズの例もあるし。]
 彼女はどういう訳か身近な人たちをモデルに創作を行う傾向がある。
 そのため、新聞部の二人や語り部達が彼女の毒牙にかかるのもやむなし。
 「滾れ、性☆春」を中心とした同人誌三部作は、彼女の得意技である虚構が現実を侵食する恐怖を描いた物語と言えなくもないのだった。

 ところで、ここまで書いたところで分かる通り「BL」はあくまでネタに留まるところが大きい。
 ガチの人たちも恵美ちゃんの同人誌もとどのつまり、外野にとっては笑い話で終わっているし、ゲーム本編で直接の濡れ場が描かれる事もない。
 同性攻略可能を謳った「学恋」シリーズでもそれは同じことである。[抱きしめたり、「いい匂いだね」とか言われてる某宇宙人がいないでもないが……。]


 無論、同性愛を取り扱った中でも優れた芸術性を持った作品は数多い。 
 偏見を排した上で真剣に物語が展開させても悪くはないが、こと「アパシー・シリーズ」の枠内でBLはどこまで取り扱えるのだろうか?


F.O.A.F

 『流行り神』シリーズに登場。
 また、世界観を共有する『真 流行り神』シリーズにおいても存在は示唆されている。
 「Friend of a Friend」、つまり「トモダチのトモダチ」を意味する言葉の頭文字を取った正式名称を持つ組織である。

 ただし末端ではなく深層の知識を持つ構成員からも正式名称では呼ばれず、作中ではもっぱら「組織」とのみ呼称されている。正式名称は開発スタッフのインタビューから明らかになった。
 正式名称が作中で出たのは『真 流行り神2』が初となる。

 都市伝説の裏にある不可解な力を求め、犠牲者を出す各種実験を強行したかと思えば、表沙汰になった事件を捜査する警察を始めとした組織にも大きな影響力を及ぼしている不気味な存在である。

 各界の要人を構成員に持ち、長い歴史を持つが組織の肥大化の中で当初の目的は失われ、各種派閥に分裂気味の模様。
 都市伝説や古い伝承からエネルギーを取り出したり、その中で「不老不死」を求めてみたりと言った連中が幅を利かす一方で、謎の男・道明寺も属する別の主流派から一斉に血の粛清を喰らったりと内情はなかなかきな臭いものを抱えているようである。

 この組織自体が都市伝説のひとつ「陰謀論」を下地に設定されたこともあって、シナリオのコンセプト上実像を明らかにする方針でもないのかもしれない。加えて外部からでは正確な実像を掴むのも難しいため、明確な目的を見失った迷走気味であやふやな活動しか観測できないのも当然だろう。


LIME

 『極』「招霊騒動」に登場。



ONI

  • 種族:ゲーム




PO-HELL(ポーヘル)

 PO-HELLとは地球侵略を企む悪の秘密結社である。
 悪役らしく、宿敵とも言うべき組織(戦隊?)ヤジレンジャーがいるらしい。
 合言葉は「PO・HE」と、奇しくも坂上の飼い犬と同じ発音である。
 が、実際は記憶喪失になった風間さんが唐突に言い出しただけの組織なので実在すら定かではない。彼曰く、自分は四天王の一人・カッザーマらしいが、たまたま居合わせただけの坂上まで同志シュウイッチャー呼ばわりである。
 カッザーマがいくら謎な人とは言え、信憑性はかなり低い。

 別分岐では自分のことを「PO-HELL」相手に不覚を取り、記憶を消された「大いなる天空の覇者・シュガーナッツ」と語っている。
 だが、だとすれば矛盾が生まれ、信頼性はさらに低下するだろう。
 (※『四八』はキャラ設定の固定を謳ったアンチ・パラレルワールド世界のため)
 「PO-HELL」を相手取るくらいだから敵対しているのだろうが、ナッツ系のコードネーム=ヤジレンジャーと考えれば、そんな奴が四天王になれるわけがない。


 『学恋』倉田編「風間」ルートに登場。
 バッドEDのひとつによって『四八』内ではどうか知らないが、少なくとも完全な与太話ではないことが立証されることになった。
 恵美ちゃんが風間さんにマズいドリンクを散々奢られた結果、秘められた力が目覚めたのである! 
 恵美ちゃんが飲まされたのはただのマズいドリンクに見えて、実は「熱き魂を持つ聖なる力を増幅する力」[なげーよ]を持つ特別な存在だったのだ!

 風間さんは自らをコードネーム「カシューナッツ」と名乗る。
 彼もまた、悪の秘密結社「POHELL(こちらではなぜかハイフンが付かない)」に対抗すべく、指導者である中野新橋博士に力を与えられた一人であった。
 ドリンクに適合して力を得ることが出来るのは地球上でも五人ほどしかいないらしく、見事に戦隊物の人数と同じである。
 とかく、正義の組織があるなら悪の組織の存在も認められようもの。
 とにかく、戦士レディーマカダミアンと認められた恵美ちゃんは風間さん、――いやカシューナッツと手と手を取り合い、明日に向かって走り出すのだった(蜜柑)。


 さて、先述のヤジレンジャーを『学恋』の彼らと同一の存在としてカウントして差し支えないだろう。『四八』内で矛盾があると言う先の指摘は風間さんが電波を飛ばしていると言う以外に、二重スパイや裏切りなどで幾らでも説明が付く。
 何より、洗脳によってかつての味方が敵に回るのは王道(逆も然り)。

 なお、『四八』中に発言があるコードネームと対応する人物は以下の通り。
 大いなる天空の覇者・シュガーナッツ(風間)、父なる大地の守護者・ピスタチオ(坂上)、母なる海の聖母・レディーマカダミアン(倉田?)、偉大なる炎の猛者・レッドアーモンド(?)

 ここからは先は戦隊モノへの愛が溢れる人がお願いします、なんてね?


RPG(アールピージー)

  • 登場作品:AMC2,極,秘密
  • 関連用語:旧校舎,黒バラの城
 ロールプレイングゲーム(role-playing game)の頭文字。
 直訳は「役割を演ずるゲーム」
 日本では「ドラクエ」や「FF」などの西洋のドラゴンと騎士をモチーフとした勇者の冒険譚などが発端として有名。システム的にはコマンドとターン式の戦闘で雑魚と戦い、経験値やお金を貯めて主人公やキャラクターを強化してくタイプが主流。
 [決して対戦車グレネードランチャーではない]

 さて『AMC2』では物語中のあるポイントからおまけゲームであるRPGをプレイできるのだが、その内容は「ドラクエ」や「FF」の一世代前である「地下迷宮探索型」というものである。これは大前提として地下の大迷宮と、迷宮の宝を求め続けていく冒険者、そして迷宮の真上にあって冒険者を支援しつつ発展してきた町、という設定があり、プレイヤーも一冒険者として迷宮を探索していく。
 このころのこういうゲームと言えば性能が低いパソコン(Apple II、IBM PC、PC-9800とか!)によるモノで、町の描写は文章だけ、迷宮を構成しているのはワイヤーフレーム、モンスターも簡素なドット、というレベルであったが、奥深い迷宮への探索やキャラクターの成長要素、攻撃や回復・支援に様々な種類のある魔法の使いどころなどの要素が当時としては斬新であり、大ヒットしていった。
 [なお、当時の必須アイテムとしては「鉛筆と紙」があった。モンスターの弱点のメモの他、「迷宮の地図」を手作りしないと迷ってしまうのだ。]

 しかも『AMC2』のゲーム内では文章はすべてひらがなで表示、迷宮の表示もワイヤーフレームを再現するなど徹底している。敵キャラは鳴神学園や送り犬の登場人物となっており、宿屋や武器屋などの施設ではレンタル家族の登場人物が使われている。

 『極』「呪われた旧校舎」に登場。

 『秘密』に登場。


TSF

  • 登場作品:学怖S,特別編,
  • 種族:
  • 関連人物:
  • 関連用語:



UMA(ユーマ)

  • 登場作品:学怖S,四八,学恋2,流神A,新生2
  • 関連人物:時田安男《犠牲者》,風間望
 未確認動物、(Unidentified Mysterious Animal)の頭文字で略称。
 具体的には雪男(ビッグフット)やネッシーなど、自然界にいて未だ人類が確認、研究が出来ていない謎の生物を指す。妖怪や創作上のものは含まれないとされる。
 ただし、シリーズ上では謎の宇宙生物の方が幅を利かせていたりする。「Universal」の頭文字と考えれば、略語としてはけして間違ってはいないのだが。

 ちなみに謎の宇宙生物に関しては『学恋2』から登場した宇宙人・風間望のペットがシリーズ上で存在感を放っている。
 これらは毛玉や肉塊のような本体から針金のような手足を生やし、同じくいくつもの眼球を本体に突き刺した棒の先にくっつけたような、なんとも名状しがたい形をしている。

 女性好きの風間さんらしく「アケミ」、「サナエ」、「レイコ」などといった名前が個体ごとに付けられているが、当然ながら元ネタになった地球人女性とは一切関係ないことは彼女たちの名誉のためにも補足しておこう。
 シリーズ中では同じデザインのクリーチャーが度々登場するが、設定はその都度異なっていたり流用されたりとさまざまである。

 『学怖S』「時田君の自主制作映画」に登場。
 時田くんたち映画同好会が発見した謎の宇宙生物が該当する。


 『学恋2』風間編「坂上」ルート、GWイベント「黒の扉」に登場。


 『流神A』「渋谷で配られる無料の飴」に登場。
 地球侵略の尖兵として風間さんが使役しているのか、引き連れての出演である。
 怖がりはさておいても、体格と武術は申し分ない小暮さんがなすすべなかった辺り、戦闘力は高いようである。

 『新生2』「赤い靴下」に登場。
 「異世界」を支配する三大魔王として例の三体が登場している。イメージ画像ではデザインは従来通りながら毛先が長く見え、どことなくほのぼのとした印象を受けるものの、異世界人の感覚としてはとても恐ろしく見えるそうである。




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最終更新:2021年05月09日 16:35