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キャラ年鑑 /主要人物 /真田泰明 - (2020/08/30 (日) 17:36:25) の1つ前との変更点

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#areaedit ***灰色の仕掛け人 #areaedit(end) ---- #contents(,option=word) ---- #areaedit **真田泰明(さなだ やすあき) -登場作品:晦 -種族:人間 -職業:TVプロデューサー -年齢:33歳 -関連人物(その1):[[前田和子>キャラ年鑑 /主要人物 /前田和子]]《伯母》,[[前田葉子>キャラ年鑑 /主要人物 /前田葉子]]・[[前田良夫>キャラ年鑑 /主要人物 /前田良夫]]《従兄弟》 -関連人物(その2):風間望,片山徹,横山,渡辺,花田,吉川,河口《仕事》,坂田守,片桐智紀《仕事,犠牲者》,北崎洋子《取引》,大村,鈴木優子《噂》,サユリ《恋人》 -関連用語:前田一族《所属》,[[悪魔>用語辞典 /重要用語 /悪魔]]《取引》, #areaedit(end) ---- #areaedit **概要  『晦』における語り部の一人で、「七回忌の晩に怖い話をすると死者が蘇る」という話を前田葉子をはじめとする一同に持ちかけた人物。  TVプロデューサーという花形の職に就いており、年齢よりも若々しく穏やかな物腰の男性。主人公葉子にとっては憧れの人である。TV番組の取材や業界の裏話などを主に語り、そんな性質上、彼の話の直前には毎回携帯で誰かから連絡がかかってくる。  ほかに業界人らしくカーディガンを用いたいわゆる「プロデューサー巻き」が印象的だろうか。  彼の担当する番組は例のごとく「パラレル」という断りを入れる必要があるものの、芸能人のゴシップを取り扱った報道スクープ、芸術、自然界などのドキュメンタリー、若者向けのテレビドラマなど比較的多岐に渡る。  今回の席では年下の親戚相手の語りということもいうこともあって番組作りでも基本的なクリーンなイメージで売っているようである。  口癖は「ははっ」。意外に子どもっぽい表情を覗かせることも多く、会話の中で葉子や良夫、稀に哲夫などをからかうことがある。 #areaedit(end) #areaedit ***彼の裏の顔  番組作りに対する情熱は強く、裏側で根回しを行ったり事実の隠ぺいに手を染めているようなふしも見られる。由香里が殺人の整理券を葉子に差し出した際、葉子が拒んだ整理券に手を伸ばしてそのネタでTV番組を作ると由香里を引っ張って行ってしまうことも。風間シナリオの中には、UFOが飛来した際に良夫と一緒になって騒いだり、いわゆるドッキリを仕掛ける展開など、コミカルな一幕もある。  基本的には明るく優しい人物だが、特定の展開の中で非常に裏表のある人物として描かれることが多い。秘密を目撃した葉子を口封じしようとしたり、怪しげな儀式の為に葉子の首を絞めたり、オカルト的な呪物の力を蘇らせようと葉子の首をナイフで切り裂き、その血で効果がなければ次は良夫の血で試してみようなど、と背筋の凍るような黒い笑みを浮かべる展開は極めて印象的。利己的で強欲な姿は、普段の姿とのギャップの差が激しい。普段から妖しい表情を浮かべる正美や由香里とはまた違う恐ろしさを漂わせる。 #areaedit(end) #areaedit ***裏サービス精神  SF・超自然的な存在が頻出したりと、彼の話には時に荒唐無稽な展開が見られる。信憑性を落とす一例としては彼の口癖が話の登場人物になぜか伝播するなど、果ては実際に自身の口から作り話と嘯いて見せることすらある。  ただし、単なる演出・嘘話と誤魔化しながらも、彼自身が裏で関わっている素振りを見せることも多々あるのだが。深く突っ込む前にあっさりと流されてしまうのが残念だが、上記の展開のように知ってしまったら即[[バッドED>用語辞典 /せ‐そ#id_716631a9]]と考えれば、頷ける話なのかもしれない。  そうしたキャラクター性もあってか、葉子と泰明が結ばれるEDは存在しない。しかし時には葉子の危機を身を呈してかばってくれるような場面もあり、そうした対応の違いや人間性も魅力の一つと言える。  独身であるが、年齢や人柄から特定の彼女と付き合っている可能性もなきにしもあらずであり、実際にバットEDで彼女がいると言い葉子が失恋する展開もある(ただし固定設定ではなく、その展開の中でのみ)。 #areaedit(end) #areaedit ***前田家の裏事情  隠しシナリオの中で幼少期に哲夫や正美と親しかった事実が明かされ、哲夫や正美が今とは違う性格だった頃の出来事を話す。ちなみに哲夫は五歳年下、正美は七歳年下。  家族に関しては、妹と母親の存在が語られる場合(和子六話)があり、どちらも前田本家、葉子の祖母の血を引いている。  前田家の屋敷の中を宝探しするという展開(和子四話)の中で、赤ん坊の良夫を死なせ、自分の付き合っていた女性の生んだ赤ん坊と入れ替えた、という特殊な展開がある。  泰明の秘密を掘り返さないまま、何か泰明には隠したものがあるような、と匂わされる展開で次の話に移ることもでき、この裏側を読むと非常に複雑な血縁関係が成立してしまうことになる。 #areaedit(end) #areaedit **今後の展望  「[[アパシー・シリーズ>用語辞典 /重要用語 /アパシー・シリーズ]]」へ登場する予定は未定。  しかし、普段は穏やかで主人公に対して親切だが、時に冷酷な裏の顔を見せる、というキャラクター性は『学怖』の[[日野貞夫>キャラ年鑑 /主要人物 /日野貞夫]]や『送り犬』の[[仙田秋成>キャラ年鑑 /し‐そ]]などと共通し、シリーズの中では比較的ポピュラーなタイプと言える。  登場する機会があるとすれば、やはり『新晦・庚申講の夜に』か『旧晦』設定の作品ではないかと思われる。 #areaedit(end) ----
#areaedit ***灰色の仕掛け人 #areaedit(end) ---- #contents(,option=word) ---- #areaedit **真田泰明(さなだ やすあき) -登場作品:晦 -種族:人間 -職業:TVプロデューサー -年齢:33歳 -関連人物(その1):[[前田和子>キャラ年鑑 /主要人物 /前田和子]]《伯母》,[[前田葉子>キャラ年鑑 /主要人物 /前田葉子]]・[[前田良夫>キャラ年鑑 /主要人物 /前田良夫]]《従兄弟》 -関連人物(その2):風間望,片山徹,横山,渡辺,花田,吉川,河口《仕事》,坂田守,片桐智紀《仕事,犠牲者》,北崎洋子《取引》,大村,鈴木優子《噂》,サユリ《恋人》 -関連用語:前田一族《所属》,[[悪魔>用語辞典 /重要用語 /悪魔]]《取引》, #areaedit(end) ---- #areaedit **概要  『晦』における語り部の一人で、「七回忌の晩に怖い話をすると死者が蘇る」という話を前田葉子をはじめとする一同に持ちかけた人物。  TVプロデューサーという花形の職に就いており、年齢よりも若々しく穏やかな物腰の男性。主人公葉子にとっては憧れの人である。TV番組の取材や業界の裏話などを主に語り、そんな性質上、彼の話の直前には毎回携帯で誰かから連絡がかかってくる。  ほかに業界人らしくカーディガンを用いたいわゆる「プロデューサー巻き」が印象的だろうか。  彼の担当する番組は例のごとく「パラレル」という断りを入れる必要があるものの、芸能人のゴシップを取り扱った報道スクープ、芸術、自然界などのドキュメンタリー、若者向けのテレビドラマなど比較的多岐に渡る。  今回の席では親戚相手の建前の語りということもいうこともあるが番組作りでも基本的なクリーンなイメージで売っているようだ。  口癖は「ははっ」。意外に子どもっぽい表情を覗かせることも多く、会話の中で葉子や良夫、稀に哲夫などをからかうことがある。 #areaedit(end) #areaedit ***彼の裏の顔  番組作りに対する情熱は強く、裏側で根回しを行ったり事実の隠ぺいに手を染めているようなふしも見られる。由香里が殺人の整理券を葉子に差し出した際、葉子が拒んだ整理券に手を伸ばしてそのネタでTV番組を作ると由香里を引っ張って行ってしまうことも。風間シナリオの中には、UFOが飛来した際に良夫と一緒になって騒いだり、いわゆるドッキリを仕掛ける展開など、コミカルな一幕もある。  基本的には明るく優しい人物だが、特定の展開の中で非常に裏表のある人物として描かれることが多い。秘密を目撃した葉子を口封じしようとしたり、怪しげな儀式の為に葉子の首を絞めたり、オカルト的な呪物の力を蘇らせようと葉子の首をナイフで切り裂き、その血で効果がなければ次は良夫の血で試してみようなど、と背筋の凍るような黒い笑みを浮かべる展開は極めて印象的。利己的で強欲な姿は、普段の姿とのギャップの差が激しい。普段から妖しい表情を浮かべる正美や由香里とはまた違う恐ろしさを漂わせる。 #areaedit(end) #areaedit ***裏サービス精神  SF・超自然的な存在が頻出したりと、彼の話には時に荒唐無稽な展開が見られる。信憑性を落とす一例としては彼の口癖が話の登場人物になぜか伝播するなど、果ては実際に自身の口から作り話と嘯いて見せることすらある。  ただし、単なる演出・嘘話と誤魔化しながらも、彼自身が裏で関わっている素振りを見せることも多々あるのだが。深く突っ込む前にあっさりと流されてしまうのが残念だが、上記の展開のように知ってしまったら即[[バッドED>用語辞典 /せ‐そ#id_716631a9]]と考えれば、頷ける話なのかもしれない。  そうしたキャラクター性もあってか、葉子と泰明が結ばれるEDは存在しない。しかし時には葉子の危機を身を呈してかばってくれるような場面もあり、そうした対応の違いや人間性も魅力の一つと言える。  独身であるが、年齢や人柄から特定の彼女と付き合っている可能性もなきにしもあらずであり、実際にバットEDで彼女がいると言い葉子が失恋する展開もある(ただし固定設定ではなく、その展開の中でのみ)。 #areaedit(end) #areaedit ***前田家の裏事情  隠しシナリオの中で幼少期に哲夫や正美と親しかった事実が明かされ、哲夫や正美が今とは違う性格だった頃の出来事を話す。ちなみに哲夫は五歳年下、正美は七歳年下。  家族に関しては、妹と母親の存在が語られる場合(和子六話)があり、どちらも前田本家、葉子の祖母の血を引いている。  前田家の屋敷の中を宝探しするという展開(和子四話)の中で、赤ん坊の良夫を死なせ、自分の付き合っていた女性の生んだ赤ん坊と入れ替えた、という特殊な展開がある。  泰明の秘密を掘り返さないまま、何か泰明には隠したものがあるような、と匂わされる展開で次の話に移ることもでき、この裏側を読むと非常に複雑な血縁関係が成立してしまうことになる。 #areaedit(end) #areaedit **今後の展望  「[[アパシー・シリーズ>用語辞典 /重要用語 /アパシー・シリーズ]]」へ登場する予定は未定。  しかし、普段は穏やかで主人公に対して親切だが、時に冷酷な裏の顔を見せる、というキャラクター性は『学怖』の[[日野貞夫>キャラ年鑑 /主要人物 /日野貞夫]]や『送り犬』の[[仙田秋成>キャラ年鑑 /し‐そ]]などと共通し、シリーズの中では比較的ポピュラーなタイプと言える。  登場する機会があるとすれば、やはり『新晦・庚申講の夜に』か『旧晦』設定の作品ではないかと思われる。 #areaedit(end) ----

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