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**博物館(はくぶつかん)
-登場作品:新生,秘密
⇒「[[鳴神学園私設博物館>用語辞典 /な#id_76197d91]]」

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**狭間の部屋(はざまのへや)
-登場作品:男怖
-種族:スポット(開かずの間)
-関連人物:
-関連用語:パラレルワールド,戦争
 「[[守山成樹>キャラ年鑑 /む‐も#id_e553644a]]」たちが通う「[[笹ヶ岡学園>用語辞典 /さ#id_45a870d7]]」に伝わる都市伝説。
 埋蔵金やオーバーテクノロジーが隠されているとも噂される一種の「[[開かずの間>用語辞典 /あ#id_0e3b6fa8]]」である。
 公式がクロスオーバー短編でネタにしてしまったが、「風間の部屋」ではない。断じてない。
 
 一応、実際のゲーム本編でも「風間」ネタを差し挟む案もあったようだが、『男怖』が当初「アパシー・シリーズ」から独立した単独作品・世界観として発表された事情もあり、表立ったネタの移入は好ましくない判断から見送りになった。

 それはさておき、この狭間の部屋は風間の部屋には及ばないものの大変危険な場所である。

 守山たちは「[[歴史部>用語辞典 /る‐ろ#id_ad87d8ed]]」が残した探索ノートを手掛かりとして、予期せぬ乱入者にも多く恵まれこの謎の開かずの間へと突入することになる。
 その正体は分岐展開によって大きく異なるのだが、大まかに分けて十パターン以上。
 また、一ルート内であってもその全貌を掴むことが難しく、ベストエンドが全滅エンドを兼ねることが珍しくないのが『男怖』のシビアな点だとも言えるだろう。
 
 紐解く上でのキーワードとして「旧日本軍の実験」と「パラレルワールド」が挙げられる。
 前者に関しては厳重なセキュリティーやオーバーテクノロジーなど狭間の部屋を取り巻く環境について、倫理を無視した非道な人体実験を題材にした話に多く触れられることが多い。
 
 後者に関しては「狭間」や「扉」を開くことからの連想からか、「[[地獄>用語辞典 /し1#id_ec281dac]]」などの死後の世界、人間の常識の通じない異界に通じることが多々あり『男怖』の致死率を半端なく引き上げている。 

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***お犬帝国(おいぬていこく)
-登場作品:男怖
-種族:スポット(狭間の部屋)
-関連人物:ダックス・フント,マロン
-関連用語:狭間の部屋,人体実験
 『男怖』「[[お犬帝国>登場話早見 /男怖#id_c2c897b6]]」ルートに登場。
 狭間の部屋から繋がる異世界のひとつ。
 犬種は様々だが、二足歩行の犬たちが支配する世界。
 この世界では『ガリヴァー旅行記』第四章「フウイヌム編」のように人間と犬の立場が逆転した扱いを受けており、動物園の見世物や実験検体として扱われている。
 もっともそれは極刑当然の罪を犯した犯罪者に対する仕打ちだが、守山達も取調べのため対面した「[[ダックス・フント>キャラ年鑑 /た2#id_98b873c3]]」王子への受け応え次第では、そのような悲惨な末路に落ち込むことになる。
 
 王子などの発言からすると虐待を受けた現実世界の犬が作り上げた世界のようでもあるが、詳細は不明。
 [ケット・シーの王国の犬版なのかもしれない。ちなみに「クー・シー」と呼ばれる犬の妖精も存在するが、こちらは四足歩行で妖精の世界の番犬のようなものと言われている。]
 どちらにしてもここで人間は招かれざる客、とっとと退散するが吉だろう。 

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***影の町(かげのまち)
-登場作品:男怖
-種族:スポット(狭間の部屋)
-関連用語:影男,狭間の部屋
 『男怖』「[[影の住む町>登場話早見 /男怖#id_fe51b26d]]」ルートに登場。
 狭間の部屋から繋がる異世界のひとつ。
 詳細は当該項目を参照のこと⇒「[[影男>用語辞典 /か#id_98b50cf6]]」

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***四季の部屋(しきのへや)
-登場作品:男怖
-種族:スポット(狭間の部屋)
-関連用語:狭間の部屋
 『男怖』「[[四季の部屋>登場話早見 /男怖#id_a730473a]]」ルートに登場。


&bold(){ (執筆者募集中) }


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***彼岸花の部屋(ひがんばなのへや)
-登場作品:男怖
-種族:スポット(狭間の部屋)
-関連用語:狭間の部屋,彼岸花
 『男怖』「[[彼岸花の部屋>登場話早見 /男怖#id_0bc3e6b1]]」ルートに登場。


&bold(){ (執筆者募集中) }


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***邪馬台(やまたい)
-登場作品:男怖
-種族:スポット(狭間の部屋)
-関連人物:長沢一実,山本
-関連用語:狭間の部屋
 『男怖』「[[戦勝国邪馬台>登場話早見 /男怖#id_f0d95b86]]」ルートに登場。
 狭間の部屋から繋がる異世界のひとつ。
 第二次大戦下の軍国主義日本を思わせる文明を持つ世界で、その全貌は不明なものの第二次世界大戦に勝利し、民主主義体制に戻れずに軍部独裁が横行し続けた「平行世界」の日本を想像すれば、おそらくはイメージないし実像としては正しい。

 軍事学校に入学した守山が受けた教育によると、世界地図の全域を掌握するまでに勢力を拡大しているとされる一方で、他分岐の設定と照らし合わせて考えると仮想敵国を抱えている、非人道的な実験に基づいて生まれた超兵士を戦場に投入している、来るべき戦争について備えている上層部らしき人間もいるなど……教育現場と実像の乖離は激しいのかもしれない。

 体制賛美の思想統制が激しく、一般の国民は洗脳されているのかもしれないしそうでないのかもしれない。
 体制側の人間という前提を踏まえる必要はあるが、身寄りのない守山の境遇に理解を示し、養子として迎え入れてくれた兵士「[[山本>キャラ年鑑 /や#id_0383e0ee]]」さんという体制イコール悪と断言できない人も登場する一方で、自国内の孤児を新薬の実験台に用いようとして歯向かうなら虐殺も辞さないなど、少なくとも軍部の裏側が大絶賛暴走中であることは理解できる。

 繰り返すが、この世界に関して作中から得られる情報は乏しく、具体的にどのような体制を敷いているかなどは不明である。
 ただし体制と非体制で明確に色分けされ、現代人としては窮屈で息苦しい世界であることを察することはきっとたやすいのだろう。

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**バスケット部(-ぶ)
-登場作品:学怖,学怖S,鳴七
-種族:部活(公認)
-活動日:毎週 月・水・金・土
-活動場所:体育館にて
-関連人物:大山幸二,田所芳樹《所属》
-関連用語:第一体育館
 ご存知五対五で専用の球を奪い合い、双方に用意されたカゴに入れあうことで得点を競い合う球技、を行う部活動。籠球部(ろうきゅうぶ)。
 運動部系の怪談で体育館を舞台としたものと言えば、まずこれが挙がるだろう。知名度で言えばバレーボールもかくと言ったところもあるが、そちらは複数人で連携を取らないと絵的に映えないという事情がある。

 怪談の内容としては誰もいないのに球を突く音や人影を目撃したというものが主流である。

 新堂三話「[[バスケット部の秘密のノート>登場話早見 /学怖(S)#id_46b76678]]」に登場。


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 荒井一話「[[校内に巣くう地縛霊>登場話早見 /学怖(S)#id_14a7cfff]]」に登場。


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**バタミン
-登場作品:新生
-種族:アニメ
-関連人物:[[小門宇宙>キャラ年鑑 /け‐こ#id_3d07aecc]]《視聴者》,松岡伊吹
-関連用語:サブリミナル効果
 『新生』「[[危険な転校生>登場話早見 /新生#id_678504f1]]」に登場。
 これ自体は『小学怖』の年代(「[[現代>用語辞典 /け#id_1c80abe9]]」)において一般に流通していると思しき、普通のアニメーション作品である。
 内容としては「宇宙からやってきた正義のモンスターを使って悪い奴らをやっつける」といったもので、大まかな筋書きとしても子供向けの大枠を外していないようだ。

 「小門宇宙」も視聴したことがあり、冬映画として公開された最新作のDVDを買おうかなと思う程度には好んでいるようだ。
 ただし、作中で用いられ「四年三組」の大多数が視聴した『バタミン』は悪用されている。具体的には「[[新堂大誠>キャラ年鑑 /し#id_2f46572e]]」を敵視させ、最終的には排除=殺害させるための、強烈な目的意識を刷り込むサブリミナル映像が仕込まれていたのである。

 小学生が揃って家庭に招かれてた際にアニメを見るというのはさほど不自然な行動ではない。[「[[洗脳>用語辞典 /せ‐そ#id_8dc87ebe]]」を強固にするため反復的に視聴させる必要性はあるが、不審に思われないよう黒幕は毎回違うDVDに効果を仕込んだと考えられないこともない。]

 なお、このサブリミナル映像は強烈であり、新堂大誠を含む三人は小型隠しカメラから受動的に悪用された『バタミン』を視聴していただけで我を失いかけている。……、第三者がちょうどよく訪ねてこなければどうなったか不安に思わせるくらいには。
 と、話が別の方にばかり振られてしまったが、今後悪用されていない『バタミン』がシリーズ中で語られることを祈るのみである。

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**ババレンジャー
-登場作品:学恋2,学恋V,追加
-種族:組織
-関連人物:[[飴玉ばあさん>キャラ年鑑 /主要人物 /飴玉ばあさん]],弁当ババア,[[深尾華穂子>キャラ年鑑 /主要人物 /深尾華穂子]],[[高木ババア>キャラ年鑑 /主要人物 /高木ババア]]《所属》,[[新堂誠>キャラ年鑑 /主要人物 /新堂誠]]《ファン》
-関連用語:
 ババレンジャーとは鳴神学園のどっかで見たようなババア達によって構成された正義の戦隊である。
 テレビ番組も存在するが、実はコレ、フィクションではなく事実に基づいたものであり一種のドキュメンタリー番組と言えるものらしい。
 そのためか、ストーリーに込められたメッセージ性も高く、ババア達の強烈なキャラに支えられたシナリオに共感するファンも多いらしい。

 一般に向けたタイアップ商品も多数展開されている。


 『学恋2』新堂編夜イベント「[[ババレンジャー>登場話早見 /学恋2#id_c88d0845]]」に登場。
 

&bold(){ (執筆者募集中) }

 
 『追加版』「ババア大連合([[前編>登場話早見 /追加版#id_68ff9be8]]・[[後編>登場話早見 /追加版#id_a8eae66e]])」に登場。


&bold(){ (執筆者募集中) }


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**パフェ同好会(-どうこうかい)
-登場作品:特,鳴七
-種族:部活(公認?)
-関連人物:[[新堂誠>キャラ年鑑 /主要人物 /新堂誠]]《レコメンド》
 鳴神学園に数多く存在する部活動(同好会)の一つ。
 詳細は不明だが、パフェを愛する生徒たちの集まりであることは想像できる。

 『特別編』新堂シナリオに登場。
 冒頭で新堂さんにお勧めの部活動を聞くことができ、そこで新堂さんが勧めてくる部活動の一つにパフェ同好会がある。

 新堂さんがパフェ?
 と意外に思われる方もあるかもしれないが、彼は根っからの甘党なのだ。

 &bold(){「パフェが女の食い物だって誰が決めた?」}
 &bold(){「そういう偏見はよくないと俺は思うぜ」}

 …………「ギャンブルが嫌いな男なんて、男じゃねえ」などと言われた記憶が甦りますが、そういう偏見はよくないと俺は思うぜ。

 『鳴七』「パーフェクトじいさん」に登場。


&bold(){ (執筆者募集中) }


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**針千本(はりせんぼん)
-登場作品:学怖,学怖S,AMC1
-種族:アイテム(儀式)
-関連人物:平井香苗,近藤真司,[[倉田恵美>キャラ年鑑 /主要人物 /倉田恵美]]
-関連用語:[[殺人クラブ>用語辞典 /重要用語 /殺人クラブ]],赤い糸
 ゆ~びきりげんまん、う~そついたらはりせんぼんの~ます。ゆびきった♪

 指切りとは約束事に際して用いられる儀式。
 針千本はその中でのフレーズである。

 小指と小指を絡め合い、唄いながら上下ゆらして楽しんで「指切った」で離す。

 現代においては子どものあそびごとと思われがちなこの儀式であるが、本来は大変に深く重い意味を持っている。
 江戸時代、遊廓で働く遊女が愛しい男にけして裏切らないと誓いを立てる際に自らの小指を切り取り贈ったことから「指切り」は生まれたとされている。


 福沢六話「[[真夜中の魅惑の恋愛占い>登場話早見 /学怖(S)#id_e79a9aa3]]」に登場。
 上記を踏まえると[[平井香苗>キャラ年鑑 /ひ#id_0582a021]]は色々と順序を間違えているのがわかる。
 [[赤い糸>用語辞典 /あ]]になぞらえる形で薬指をほじくっていたが……。

 実は針千本の文言は後世の後付けであり、罰則は他に用意されていた。
 平井さんが古式ゆかしき儀式を知っていればどうにかなっていたかもしれないが、その場合は[[HP1000以下の近藤先生>キャラ年鑑 /け‐こ#id_a0034714]]が更に悲惨な目にあっていた可能性が存在する。

 「げんまん」とは「拳万」。
 すなわち拳骨一万遍の意味である。

 魚の方のはりせんぼんは直接登場したことはないが、フレーズだけ細田五話「[[動物霊の棲む体育館脇のトイレ>登場話早見 /学怖(S)#id_ad522663]]」にて登場する。
 「[[無名の学生>キャラ年鑑 /A-Z#id_9419a143]]」が、魚の体中に虫ピンを刺して魚をいじめるシーンにて、「お前は、はりせんぼんだよ」という台詞を残す。
 ちなみに魚の方のはりせんぼんは千本どころか300~400本しか針がないらしい。

 『AMC1』「[[成りすまし>登場話早見 /AMC1#id_7f2e39e6]]」ルートに登場。
 保身のための詐話がバレた恵美ちゃんが辿る末路のひとつ。


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**パライソハレルヤスンバラリア
-登場作品:学恋2
-種族:楽曲
-関連人物:風間望
-関連用語:スンバラリア星人,洗脳
⇒「[[パライソハレルヤスンバラリア>用語辞典 /重要用語 /スンバラリア星人#id_52f68a67]]」

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**パラレル・ワールド
-登場作品:学怖,晦,学怖S,VNV,AMC1,レンタル,特,学恋V,流神A,男怖,極,ナポ怖
⇒「[[パラレル・ワールド>用語辞典 /重要用語 /パラレル・ワールド]]」

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**バレンタインデー
-登場作品:学恋V
-種族:イベント
-関連人物:
-関連用語:黒魔術研究会
 二月十四日。古代ローマにおいて結婚が禁じられていた男女を取り持ったキリスト教の聖人「聖ウァレンティヌス」に由来する恋人たちの行事。
 本場である西欧においてもプレゼントを贈るという意味では日本と共通するが、なぜか本邦では女性から男性にチョコレートを贈る日として定着している。製菓会社の陰謀だという説が強いが、発祥は不明。

 そして年頃の女学生では本命のチョコにかこつけて愛の告白をする日でもあるのだ。 


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**パワーストーン
-登場作品:学怖,晦,学怖S,学恋V,鳴七
-種族:アイテム
-関連人物:大川百合子,ピンクさん
-関連用語:ルーベライズ,ラピスラズリ,ルビー,スンバライト
 特別な力を持った石や宝石。石ごとに持っている力や得意分野が異なり、身につけているだけで幸運を招くとされる。
 日本では80~90年代に流行したが、現在では下火。しかし世界的には古くから石の力の区分けや信仰が存在する。
 学怖に置いては岩下の「ルーベライズ」に主に登場するが……。


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***スンバライト
-登場作品:晦
-種族:アイテム(パワーストーン)
-関連人物:[[鈴木由香里>キャラ年鑑 /主要人物 /鈴木由香里]],[[山崎哲夫>キャラ年鑑 /主要人物 /山崎哲夫]]《所有》,[[風間望>キャラ年鑑 /主要人物 /風間さん]]《?》
-関連用語:[[スンバラリア星人>用語辞典 /重要用語 /スンバラリア星人]]《?》
 由香里六話「[[結婚にまつわるできごと>登場話早見 /晦#id_dd26bd31]]」に登場。
 スンバライトとは現代になっては某国の密林奥地に名残を残す幻の魔法文明「スンバラリアン文明」に由来する宝石である。響きは似ているが、某宇宙人との関連は不明。

 原産地が文明の史跡の近辺とのことだから、通常の宝石のように原石から研磨して加工すると言うより、完成品が出土すると言うのが近いのだろう。
 市場に出回る機会も少ない非常に貴重な宝石で、つけた人間の感情に連動して、刻一刻と色合いが変化すると言う独特の性質を持っている。楽しい時のイエロー、不安のパープル、恋心のピンク、失意のブルー、怒りのレッドといった具合に。
 あまりに怒りの感情が高ぶった場合は割れてしまったが、それはなぜだろう。
 

 宝石としての特性は以上だが、特に本物と呼ばれるスンバライトには魔人が封じられていると言われ独特の紋様が見られる。魔法陣のような六角形の星型‐スター効果‐。
 魔人とは千一夜物語などに登場するランプの精(ジン)の同様の存在のようで、本当に願いを叶えてくれるらしい。原典では女性型の精はジニーと呼ばれているのだが、後述の理由によりおそらく女性型は存在しないのだろう。 

 由香里はこの宝石を結婚指輪として贈られたが、相手のヘマによって逃がしてしまう。
 ちなみに新たに魔人を創造する方法も存在するが、そのためには六つの魂が必要であるらしい。よって由香里は「六人? なら丁度良いや」という風に展開次第では親戚一同を思いつき同然で犠牲にしてしまうことも。当然、全ては闇の中である。
 スター効果は魔人を封じ込めるための役目も持っているらしく、魔人の誕生と封印はセットになっているのかも知れない。ちなみに誕生する魔人はどうあがこうと、みんなが良く知っている「風間さん」になる模様である。

 哲夫おじさんをはじめとした冒険家御用達のペンライトがこの宝石と同名らしいが、関連は不明。その光量は超強力で葉子ちゃんの目をしばらく眩ませるほど。


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***ラピスラズリ
-登場作品:学怖,晦,学怖S
-種族:アイテム(パワーストーン)
-関連人物:大川百合子,マザー・アンジュ
 ラピスラズリとは瑠璃、青金石等とも呼ばれ、現代では十二月の誕生石とされているパワーストーン。バビロニア等で古来より珍重されており、顔料としても代替が出来るまでは非常に高価な存在だった。
 例としては、オランダを代表する画家フェルメールがラピスラズリを砕いて作った顔料「ウルトラマリン」をふんだんに使ったことが知られる。
 ラピスラズリの語源はラピスがラテン語の「石」、ラズリがペルシア語等の言語で「青」を意味する。つまり直訳すると「青い石」とまんまである。


 以上のように、数多くの創作でその色彩を讃えられる瑠璃も、哀れ『学怖(S)』では「ルーベライズ」の当て馬扱いである。


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***ルーベライズ
-登場作品:学怖,学怖S,鳴七
-種族:アイテム(パワーストーン)
-関連人物:[[岩下明美>キャラ年鑑 /主要人物 /岩下明美]]《噂,所有》,大川百合子,岡崎幸枝,藤臣秀人《所有,犠牲者》
 岩下六話「[[幸せの石・ルーベライズ>登場話早見 /学怖(S)#id_d3468850]]」に登場。
 一部好事家の間では、持ち主の願いをなんでも叶えることで知られるパワーストーン。外見は琥珀色をした美しい石で、宝石としての価値も非常に高い。
 一般にはほとんど知られていなかった25年ほど前(1970年代か?)でさえ、家一軒買えるだけの値打ちが付いていた。

 実際その効力は本物なのだから、それも当然かも知れない。
 しかしこの石は使い方を誤ると命を奪う危険な存在でもある。
 古典的ホラーであるジェイコブスの短編小説『猿の手』にあるようにこの石は願いを曲解して実現させる。
 作中では「お金持ちになりたい」「天才になりたい」「売られてしまったオルガンに会いたい」などの願いも当人もしくはそれに近い人の命を奪うことで成就させており、岩下さんの「願いを負の方向においてしか叶えられない悪魔の石」と言う指摘も的を射たものと言える。

 しかし、その特性を理解したうえで邪な願いをした者はその身を損なうことなく願いを叶えており、結局は使い方次第と言えるのかもしれない。
 妙齢の女性の人格を持った精霊らしきモノが宿っていたが持ち主の死を悠然と見送ったという話の他、とある女生徒が死の直前に残した願いが焼きついて残っていたりと本人にはどうすることも出来ない分岐も幾つかはあるのだが。

 また、話の進め方によってはなぜか岩下さんが所有しており、身をもってその効力を教えてくれることも。
 どんな結末を迎えるにしても、教訓話としては痛すぎるのかも知れない。念のため断っておくが、一応、架空の石(のハズ)である。

 『AMC1』「会いたい人」ルートに登場。
 そんなルーベライズだが「送り犬」の主人公「[[財部美穂>キャラ年鑑 /た1#id_7f68f675]]」が「[[仙田秋成>キャラ年鑑 /せ‐そ#id_458edb77]]」と食事を取ったレストランの名前として登場している。
 正直センスがいいのか悪いのかさっぱりだが、[[この後彼女が辿った顛末>用語辞典 /か#id_a37b5739]]を考えると全く笑えない。これもひとつの予兆なのかも知れない。


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***ルビー
-登場作品:学怖,晦,学怖S
-種族:アイテム(パワーストーン)
-関連人物:石川小夜子《所有》,小倉《呪い》,ピンクさん
 紅い輝きが特徴的な宝石。リンゴじゃない方の紅玉。
 酸化アルミニウムが主成分でクロムが不純物として混ざる。鉄やチタンの含有率が高くなるとサファイアとなるなど、成分的に近縁は多い。古く西洋では、赤い宝石の総称としてこの「ルビー」の名称が用いられていたという。

 最高級の輝きを持ったものは「ピジョン・ブラッド」、つまり鳩の血に似ると比喩される。
 この喩えは単純な赤で言えば「ガーネット」に劣るこの宝石が人を引き寄せる力においてより勝っていることの示唆とも取れる。

 とにかく、これら血液との連想からホラージャンルの中ではやや重宝される輝石である。

 福沢四話「[[旧校舎の十三階段>登場話早見 /学怖(S)#id_84d7ef71]]」に登場。
 「[[石川小夜子>キャラ年鑑 /い#id_3a50828c]]」と「[[小倉>キャラ年鑑 /お2#id_66920087]]」くんとの愛の行方にはこの紅い宝石が深く関わっていた。
 詳細については当該項目を参照のこと。

 良夫六話「[[7つの不思議な話>登場話早見 /晦#id_079cdb30]]」に登場。
 怪しい老婆「[[ピンクさん>キャラ年鑑 /ひ#id_257b4aa6]]」がくれる宝石のひとつである。
 もっともくれるとは言ってもルビーを溶かして作ったという特別製のお茶を飲ませてもらい、全身の血をルビーに変えられるという酷いものである。

 これを言葉通り血液から精製したと仮説を立てるとして。
 人体に含まれる微量元素の中にアルミニウムもクロム(約2㎎程度)も含まれていないことはないのだが、どう甘めに試算してみても生成できるのは3ct(カラット)程度である。いくら加齢によって体内のクロム量が減少していくと言っても、魔術的なものが関わっていないと絶対に説明がつかない。

 この場合、片山の体重を1980年の小学生高学年の平均体重から採って40㎏と仮定すると、血液量は約3.2kg。1ctが0.2gなので、全部が全部宝石に変わるとしなくてもまさに一攫千金だろう。

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&color(red){情報提供・文章の補足、編集方針の動議その他諸々歓迎します。}
&color(red){もし興味を召されたなら下のコメント欄に書き込みなどされると嬉しいです。}
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- 「パグ」、「狭間の部屋 探索記録」を削除しました。項目として復帰が望まれる場合はこの記事が存在しなければいけない特筆性や必然性についての異論か、内容の記述をお願いします。  -- 名無しさん  (2022-01-19 16:18:46)
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復元してよろしいですか?