北岡秀一/仮面ライダーゾルダ

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北岡秀一/仮面ライダーゾルダ - (2019/04/18 (木) 16:31:59) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/04/18(日) 10:57:46
更新日:2024/01/18 Thu 23:13:35
所要時間:約 6 分で読めます


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3号ライダー 3号ライダー←正確には4号ライダー おっさんライダー エンドオブワールド カラミティガンダム スーパー弁護士 ゾルダ チームエグゼイド ブーステッドマン マグナギガ ミドライダー ワンマンアーミー 一斉射撃!様々な重火器で戦う、緑のライダー 不治の病 井上キャラ 仮面ライダー 仮面ライダーゾルダ 仮面ライダー龍騎 仮面戦隊ゴライダー 傲慢 右斜め45度 土下座 宇宙船 小田井涼平 常人 平成ライダー 弁護士 強い銃ライダー 悪徳弁護士 押川善文 歩く武器庫 歩く火薬庫 消えない虹緑 涼平 濡れ手で粟 濡れ手に粟 病人 純烈 自己中 良くも悪くも欲に忠実 銃ライダー 銃使い 高飛車




俺は、人間の欲望を愛してるんだよ





仮面ライダー龍騎』の登場人物。30歳。

演:涼平(現:小田井涼平)

クロ(有罪)をシロ(無罪)に変えることが出来る(自称)スーパー弁護士。
だが金次第で動いたりする悪徳弁護士であるため、他の弁護士や被害者側からの評判はすこぶる悪い。
その一方で、法外な報酬を請求したり、金を使い込んだりして、弁護相手から恨まれる事もある。
座右の銘は『濡れ手に粟』

性格は傲慢で高飛車、自己中心的。
その性格のためか学生時代は友達がおらず吾郎とめぐみ位しか親しい人間がいなかった。


他人を陥れたり不意討ちが大好きだったり良い人間では無いが、悪人に撤しきれない面もあり散々助けないと公言していた吾郎を自らの危険を顧みず助けに行こうとしたり、入院している少女の母親のために入院費を全額出したこともある。


実は本人も不治の病を患っており、永遠の命を求めるためにライダーバトルに参戦する。

秘書の由良吾郎に対しては高い信頼感がある一方、元秘書で恋人であっためぐみのドジっぷりにはうんざりしている。

桃井令子に惚れていてアプローチをかけるが、相手にされてない。


頭の回転が早いうえに口が非常に達者である。
例を挙げるなら。
袋小路に追い込まれ、凶行に走ろうとする浅倉を前に絶体絶命の状況であっても、命乞いをして時間稼ぎをし警察を呼んで浅倉を逮捕させる。
英雄という存在に異常に固執していた東條悟に対し、北岡があしらうための出任せとして放った
英雄って言うのはさ、英雄になろうとした瞬間に失格なのよ
の一言は東條を激しく動揺させることになった。


城戸真司秋山蓮と出会った時は本来の傲慢さ剥き出しで、事件に巻き込まれた真司がライダーと知るや、巧みに誘導して有罪に仕立て上げようとしたり、ゾルダ=吾郎と勘違いした真司に吾郎を倒させるふりをして精神的ダメージを与えたりしたが、蓮や令子の機転に敗れた。

その後真司とは腐れ縁のような間柄になり、口喧嘩しながらも協力してモンスターと戦うことが多い。
真司は真司で少なからず尊敬していたり、協力の際に嫌々だったが病により不手際を見て代わりにカードを使用した事もあった。
北岡も北岡で餃子等、料理の腕前を評価していたり、蓮と同じく多少なりとも彼に感化されて初登場に比べたら比較的マイルドな性格になっている。
一方の蓮とも時として協力することもあるが、基本的に敵対しているためライダーバトルに発展することがあるが食事や共闘等と三人でつるむ機会がよくあった。

二人とはそんな関係で根が悪人ではないのとライダーのデザインモデルもあってかヒーローショーやお祭り作品等のゲーム作品では龍騎・ナイト・ゾルダと三人での出番がある事が多い。

作中でも急かされたTVSPを除けば二人と本格的な戦闘には殆ど発展していない。

自分が担当しながらシロに出来なかった浅倉威に恨まれていて、ライダーバトルでも敵視されている。
本人も浅倉は倒すべきと考えており、初対決では王蛇相手にエンドオブワールドを仕掛けた(王蛇がガイを盾にしたため無傷だったが)。

時として浅倉を罠にかけて警察に逮捕させたが、新たに浅倉の担当弁護士となった森本弁護士が余計なことをしたために結局は脱走を許してしまう。
特に後半は願いよりも浅倉との決着を望んでいる傾向がある。

ポジション的に3号ライダー扱いだが実は4号ライダーである。



仮面ライダーゾルダ


主なスーツアクター:押川善文
機械的な緑色のボディが特徴的な仮面ライダー。
戦車がデザインモチーフ。

所有カードはほとんど銃火器類の召喚で、銃撃戦を得意とする。
攻撃力ならばライダーの中でトップクラスだが、その分スピードが遅い。
砲撃、射撃戦に特化していると思われがちだが後述の通り接近戦用のカードもあるので北岡が接近戦を好まないだけで実際の所はフルレンジで戦えるオールラウンダーである。
北岡自身も接近戦が苦手というわけでもなく劇中接近戦にも十分に対応していた。

武器の装着やライドシューター搭乗時に使用するハードポイント「ジペットスレッド」が他のライダーよりも多く設けられている。

頭部側面には戦車の無限軌道をイメージしたチェーンによる回転ギミックが設けられている他、
龍騎・ナイトと同じく初代ライダーのオマージュが盛り込まれており、額に短い触角が付いている。

目も存在しており、PS版OPや初登場時はフェイスシールド奥のモノアイが赤く点滅している。


【契約モンスター】


  • 鋼の巨人マグナギガ
牛型の契約モンスター。6000AP。
ミノタウロスと二足歩行のロボットを融合したような姿で、メカニカルなデザインをしている。
全身が重火器の塊であると同時に、鋼鉄の巨体は盾代わりになったりする

ミラーモンスターの中でほぼ不動なのはマグナギガくらい。
そもそも作中で動きを見せないので、歩けるのか、歩けたとしても歩く気力はあるのか謎は多い。
事実、龍騎とゾルダが共闘した際には盾として使われ、最終回ではエンドオブワールド発動のために呼び出されるも発動に間に合わず王蛇のファイナルベント、ドゥームズデイが直撃しジェノサイダーのブラックホールに吸い込まれて消滅した。
野良モンスターだった場合どうやってエネルギーを吸収するかは不明だが、おそらく持ち前の武器で標的を撃ち落とすのだろう。

こんな状態なので、ファンからは「契約破棄してもコイツの捕食からは逃げ切れるのでは?」という議論の対象になったりもしている。
因みに全く動かないのはメタな理由を言うとスーツが重すぎる故アクションに耐えられないため。


【召喚機】


  • 機召銃マグナバイザー 
拳銃型の召喚機。
ゾルダのメインウェポンとして使用される。
発射される弾丸は破壊力・連射力ともに凄まじく、零距離で連射すればライダーも吹き飛ばせる。
スライド部のスロットルレバーを引いた後、トリガー前部にあるマガジンスロット部にカードを装填する。
非使用時には右腰のジペットスレッドにマウントする事ができる。


【所有カード】


  • アドベント
マグナギガを召喚。

  • シュートベント
ギガランチャー:マグナギガの両腕を模した大型キャノン砲。2000AP。
長距離から一撃でビルも破壊できる絶大な破壊力の高圧エネルギー砲弾を放つ。ゾルダが最も使用した武器。
だが、威力面や使いやすさでは、ギガキャノンのほうが上という不思議な設定。
クリティカルが出やすいのだろうか?

ギガキャノン:マグナギガの両脚を模したビーム砲。3000AP。
ギガランチャーとは異なり、背中に装着するので、移動力を落とすことなく使用できる。

  • ストライクベント 
ギガホーン:マグナギガの頭部を模した格闘武器。2000AP。
プロップは実際に製作されており、スチールや撮影会では確認できるが結局劇中未使用。
アドベントカードのイラストやゲームでは銃口らしき部分から火を吹くという描写がされており、実際エンドオブワールドの際も頭から攻撃がなされている。

  • ガードベント
ギガアーマー:マグナギガの腹部を模した盾。3000GP。
防御よりもギガランチャーとの合体で反動を無くす役割が多い。

ギガテクター:マグナギガの膝を模した装甲。1000GP。
肩に装着されるが、劇中未使用。
何故か公式で無かったことにされやすく、今でも幼年向け・大人向け書籍での記述、各種玩具やゲーム作品等での存在の有無はバラバラである。
おそらく東映ではなくバンダイ側で設定したためと思われるが、近年の「アドベントカードアーカイブス」やS.H.Figuartsではギガテクターに触れられていない。
その出自故にかギガホーンとは違いこちらはプロップは製作されていない。

  • ファイナルベント:エンドオブワールド
マグナギガでの一斉射撃。7000AP。
発動する際はマグナバイザーをマグナギガの背中に装着する。
マグナギガの全身から大量のミサイルやレーザーが発射されるという、ド派手な演出でインパクトが高い。
ライダーの必殺技の中でも範囲が広い上に威力がかなり高く、仮面ライダーガイに致命傷を負わせ、ナイトや王蛇にも大ダメージを与えた。
しかし発動から発射までには、
カード装填→マグナギガ出現→マグナバイザー装着→全砲門解放→発射
と地味に手間がかかる。
更にマグナギガの移動能力が低いせいで召喚するとその場からほどんど動けなくなってしまい間合いを測り直すことが出来ないなどの難点もあり、
発射前に阻止されてしまうこともあった。










以下ネタバレ










ライダー同士の幾多の激しい戦いを繰り返すことで病状が悪化し戦うこともままならなくなり、入院していたことで生き残ったライダーの召集にも応じられなかったため、遂には神崎士郎からもライダーバトル脱落を宣告されてしまう。

ライダーバトル脱落を受けて残りの短い余生を少しでも楽しもうと考えた北岡は幾多のアプローチの末、令子をデートに誘うことに成功する。

しかし、デートの日を目前にして北岡は心残りだった浅倉との決着をつけようと考えていた。
だが……



北岡「それにしても、今日は天気が悪いね。吾郎ちゃんの顔が、見えないよ……」

吾郎「!?、っ……」


外は太陽の光が降り注ぐほどの『快晴』だった。


デート当日、令子ではなく浅倉の前に姿を現したゾルダは王蛇と激突するが敗北、致命傷を負って変身が解かれるがその正体はゾルダのデッキで変身した吾郎だった。

ゾルダは最初から変身後の姿で戦闘中も掛け声程度であったため、視聴者からも吾郎がゾルダであったことは驚かれた。


一方の北岡は、デートにも決闘にも行くことはなく、事務所のソファで眠るように息を引き取っていた……。




最終話の「ライダーのいない平和な世界」にも登場。
裁判に向かう途中、報道陣から受けた「裁判に勝てる自信は!?」という質問に対しては、「スーパー弁護士ですから」と答えた。
またその際、彼の視線は令子をしっかりと捉えていた。





TVSP


13RIDERSでは浅倉の担当弁護士だが、自分と真司の失態により脱走を許してしまった。
自らの欲望に忠実であるため真司の協力要請を蹴り、高見沢逸郎と一時的に協力して反乱分子になる可能性のある真司や蓮を攻撃した。



劇場版


浅倉のみならず浅倉によって姉を殺された霧島美穂からも浅倉を弁護したことで恨まれる。

その事から罪悪感を感じており、王蛇に押されていたファムを助けたが、憎しみのままに反撃するファムに手傷を負わされた。
美穂の憎しみを知ってからライダーバトルに虚しさを覚え、結局ゾルダとして戦うことを放棄して吾郎と共に残りの人生を生きることに決めた。
しかし玲子をデートに誘った後どうなったかは不明である。


デッキを放棄していた為、恐らく……
捕食で吸収ではなく、そのまま吸収か?

ちなみにDC版の追加シーンでは玲子さんも行く気満々だった。
良かったね、北岡さん…



仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦


『仮面ライダーディケイド』などでゾルダというキャラ自体は出演したが、ついにライダー春映画においてオリジナルキャストのゾルダが登場。

作中では霧野エイトが作った「超スーパーヒーロー大戦」なるゲームの世界に住むキャラクターとしての設定で出演。
「仮面ライダーエグゼイド」の主人公である宝生永夢が組む「チームエグゼイド」の緑枠として選ばれた。
ちなみに緑枠として北岡を推薦したのは、ビートバスターこと陣マサト。
選ばれた際には、東條に向けてはなったあの台詞を言い放ったり、参加の条件として契約書を取り出したりした。
更に電王(モモタロス)を吾郎ちゃんと何故か呼ぶ。

チームエグゼイドでは、決勝戦にてチームゲンムに参加していた同じ銃ライダーである仮面ライダー龍玄を相手に苦戦の末撃破するなどの活躍をした。
チームエグゼイドのメンバーが「仮面戦隊ゴライダー」への変身権を得るとミドライダーに変身し、アンドアジェネシス撃破に貢献。

ショッカー首領三世率いる軍団との最終決戦では超スーパーヒーローカードから現実世界に出現し、エグゼイド達に加勢。
しかし、活躍する暇もなく他のチームエグゼイドのメンバー達と共に撃破されてしまい、ゲームの世界に戻されることとなった。

ちなみに、小田井涼平氏は「エグゼイドの世界観における北岡」という雰囲気を意識して演じたとのこと。






実は最後に生き残ったライダーで唯一強化フォーム、追加能力無しで生き残ったライダーでもある。


尚、ゾルダサバイブも存在する。

その勇姿は自分の目で確かめてくれ!





一種の釣りである





【余談】


その後、彼は2次元にて種の薬中三人組一人としてゾルダに似た特性のMSに乗りタツロット声のパイロットに倒され、
3次元では鋼の猛牛の元仮面ライダーになってしまった男角忍と共にコーラスグループ活動に励み、角忍の世界でも彼の仕事仲間として登場している。

当時のガンダム雑誌では、ガンダムが好きな北岡役の涼平さんに自分オリジナルのガンダムのイメージを聞いた。
それを元にして、ゾルダのデザインも手掛けたバンダイ・プレックスのデザイナーが協力。
そしてゾルダっぽいガンダムマグナギガっぽいガンダムが出来上がった。
これに涼平さんは大喜びし、そのデザイン原画は本人にプレゼントされた。


涼平さんは特撮系雑誌「宇宙船」のコーナーで主にライダー系のフィギュアやバイクを改造しており、ファンならばニヤリとできる。





「吾郎ちゃん、俺の代わりに追記・修正しておいてよ」
吾郎「ハイ、先生」

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