百獣戦隊ガオレンジャー

登録日:2011/10/08(土) 03:05:32
更新日:2019/09/15 Sun 07:08:44
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命ある所、正義の雄叫びあり!

百獣戦隊!


ガオ


牙 吠


百獣戦隊ガオレンジャーとは、2001年~02年まで放送されていたスーパー戦隊シリーズ第25作。
21世紀最初の戦隊であり、25周年記念作品にあたる。


CGを多様した演出が多く、名乗りや攻撃の際等に漢字のエフェクトが現れるのが特徴。(カクレンジャーのアメコミ演出を応用しているが…)
メインメカとなるパワーアニマル達もフルCGで描かれ、より動物らしい動きを再現している。
アクションにも各モチーフの動物の動きを取り入れる等、工夫も見られる。
そのため、鷲モチーフのイエローは『それなんて鳥人戦隊』状態。

ガオレンジャーというタイトルは元々、星獣戦隊ギンガマンの企画段階での最有力候補だったが、
ギンガマン企画時と同時期に放映されていた某勇者王とタイトルが類似するということで没となったものを改めて再利用している。

明快なストーリーとも相まって老若男女を問わず多くの視聴者に支持された本作品は、日曜の朝としては異例の2桁の視聴率をたたき出すほどの人気を獲得。
放送終了後も根強い人気があり、2011年のgooランキングの『夢中になったスーパー戦隊シリーズは?』のアンケートでは、放送終了後10年経過しているにもかかわらず本作品がランキング1位に輝いた。

ちなみにナレーションはマスオさん。もしくはジャムおじさん。

〇あらすじ
21世紀の地球では、環境汚染や生態系の異常等により、人々の生きるエネルギーが減少しつつあった。そこに、オルグと呼ばれる邪悪な鬼の一族達が出現。人々を脅かしていく。

そんなある日、天空島アニマリウムに連れて来られた獅子走は、そこで『パワーアニマル』のリーダー・ガオライオンに出会う。ガオライオンは走をガオレンジャーの戦士に選んだ。
そして、ガオイエローと名乗る青年・鷲尾岳は、走に「ガオレンジャーになるのなら、『獅子走』という名も、その過去も捨てろ」と告げる。
岳の言葉に対し走は「俺は獣医だ。医者は助けを求める声に応えないわけにはいかない」と答え、ガオレンジャーになる事を決意。
そして走はガオレンジャーとなり、仲間達と共にオルグとの戦いに身を投じていくことになる。


【登場人物】

〇ガオレンジャー

ガオレッド/獅子走(しし かける)
ガオライオンに選ばれた戦士。名乗りは『灼熱の獅子』。
ガオレンジャーになる前は獣医をしており、動物の気持ちがわかる力を持っている。
その為当初はオルグと戦う事無く解り合いたいと考えていた。
動物の事が絡むと「俺は獣医だ!!」「やる気満々だぜぇぇぇっ!!」の一言で済ます熱血漢な一面も。
最終回では獣医の仕事に戻っていた。

海賊戦隊ゴーカイジャー』第9話「獅子、走る」にも再登場。
金子は『忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』のインタビューで「獅子走 / ガオレッド役を卒業しなければならなくなった」と悲しそうに語っていたが本作出演で撤回となった。
今作では『獅子どうぶつ病院』という動物病院を開業している。
マーベラス達との第一印象は悪かったものの、戦いながらも街の人達を助ける姿を見て考えを改め、ガオライオンとガオレンジャーの大いなる力を与えた。
「あいつら……、口がわりぃんだよ。」
ちなみに余談だが、この脚本を執筆した香村純子は当時と同じノリで獅子走のキャラクターを書いていたのだが、「レジェンド戦隊を威厳ある存在にしたい」というプロデューサーと監督の意向で却下されたため結果的に、原典と比べて別人レベルで落ち着ている…というかどこか枯れた雰囲気になっていた。
また、演じた金子昇氏も「当時のノリでやってみたかったです」と当時の東映ヒーローネットのインタビューや10周年記念のイベントでも語っていた。
だが、あまりにも元のキャラとかけ離れていたために視聴者からは思いっきり不評であり、尚且つカーレンジャー回で岸と浦沢が大暴れしたことでこの方針は取り止めになって以後のゴーカイジャーは元のキャラの性格を尊重した形での出演となった。
後に4週連続スぺシャル『スーパー戦隊最強バトル!!』第2話にも登場。先輩戦士である太陽戦隊サンバルカンのバルシャークと星獣戦隊ギンガマンのギンガグリーンと共に「陸海空チーム」として参戦、「変わり者チーム」代表にして40番目のスーパー戦隊こと動物戦隊ジュウオウジャーのジュウオウイーグル/風切大和と対決した。
最終的に敗北するものの大和の熱さを認めて退場した。こちらの走はかつての熱さを取り戻しているようで、退場時に「やる気満々だぜぇぇぇっ!!」と叫んでいる。

副業として機龍の整備士をしていたという噂が流れているが、真相は不明。
ゴーカイジャーでマーベラスが変身した際は違和感なく馴染んでいたが、サタラクラが変身した時は当然おふざけキャラになってしまった。


●ガオイエロー/鷲尾岳(わしお がく)
ガオイーグルに選ばれた戦士。名乗りは『孤高の荒鷲』。
元々は航空自衛隊のパイロット候補生。
当初はクールで口数も少なかったが、回を重ねる毎に会話に英語を混ぜたりウクレレを弾いたりとコミカルな一面が表れるようになった。
最終回後では航空自衛隊に復帰した。
「焼き鳥にしてやるうううううううう!!!!」

またリアルでは後に、メガブルー・ゴーカイレッド・ ゲキブルーが初演に登場したハイスピード推理アクション舞台版のプロデュースを手掛けている。
ゴーカイジャーではルカの担当だが、当然スカート付きになり、男だか女だか分からない変てこりんな姿になってしまう。実はサーガインが変身した方が(ゼロではないが)違和感は少なかった。(まあ、サーガインは男だし当然と言われれば当然なんだけどね)


●ガオブルー/鮫津海(さめづ かい)
ガオシャークに選ばれた戦士。名乗りは『怒涛の鮫』後藤オサムではない。
元フリーターで、戦士に選ばれるまでは様々なアルバイトをしていた。
明るい性格でメンバーのムードメーカー的存在だが、その反面何事にも粘り強く、精神的にタフな面も持ち合わせている。ネバギバが口癖。
最終回ではサーフショップで働いている。
ゴーカイジャーではジョーの担当。しかし海が陽気なムードメーカーキャラなのに対してジョーはクール系男子なので、綺麗に逆転してしまう。まあウェンディーヌが変身してお姉キャラになったよりは遥かにマシだが。


●ガオブラック/牛込草太郎(うしごめ そうたろう)
ガオバイソンに選ばれた戦士。名乗りは『鋼の猛牛』。
元力士(最高位序二段)だったが膝を痛めて廃業。その後、花屋でアルバイトをしていた。(因みに次の戦隊の四番手戦士は実際に元力士で最高位序二段という点が共通。こちらは腰を痛めて廃業したらしい。)
体格の割に意外と小心者。海とはいい凸凹コンビ。
最終決戦後は牧場で働いている。

中の人はゴーカイジャーのガオレンジャー回の撮影現場に遊びに来た(出演はしていないが)
またゴーカイジャー最終回の日に、「レンジャーキーが帰ってきた」とツィートしたらしい。
また2006年に「放送から数年を経た今でも街で子供達やその親から声がかかる。その子達はどう見ても本放送を見た世代じゃないし、しかも俺はレッドじゃなくてブラックなのに」とコメントしている。

超古代戦士と戦って半径3kmの大爆発で散った亀の未確認生命体や、仮面ライダーギルス仮面ライダーゾルダカブトライジャーと共に銭湯巡りをしている歌謡グループのリーダーではない。
ゴーカイジャーではドンさんの担当だが、草太郎が大人しいキャラなのに対してドンさんはお茶目キャラであるため、綺麗に逆転してしまう。さらに草太郎は力士らしいパワーを前面に押した戦いをしていたが、ドンさんは馬力があまり無いためなのかアイムが変身したガオホワイトとの共闘スタイルをとっており、戦い方まで思いっきり変わってしまっている。実はマンマルバが変身した方が違和感なく馴染んでいたりする。マンマルバはパワーファイターだったためである。


●ガオホワイト/大河冴(たいが さえ)
ガオタイガーに選ばれた戦士。名乗りは『麗しの白虎』。
ガオレンジャーの紅一点で、現役女子高校生。鹿児島出身。
武術の勉強のために上京し一人暮らしをしていた。戦士として選ばれて以降は満足に学校に行けていない。
かなり礼儀正しい性格だが、その一方でおだてられて調子に乗ったり、仲間達にからかわれいじけてしまったりとギャップのある一面も見せる。
動植物を大切にする優しい少女であり、そのことは走も知っていたため、これが偽冴を見破る鍵になったこともある。
32話ではラセツに危うく食べられかけた。(本人はキスされる方が心配だったが)
最終決戦後は武道学校に復学している。
ゴーカイジャーではアイムの担当だが、冴がしっかり者だったのに対してアイムはかわい子ちゃんなので逆転現象が起こる事になる。またフラビージョが変身した際にもおふざけキャラになり変てこりんになった。


上記の5人は一人一人固有武器を持っており、それらを組み合わせる事で、破邪百獣剣が完成する。
その威力は、並のオルグを一撃で葬る。

●ガオシルバー/大神月麿(おおがみ つくまろ)
後半から仲間になった6人目の戦士。名乗りは『閃烈の銀狼』。
1000年前にオルグと戦っていた戦士の一人。昔はシロガネと呼ばれていた。
現代に復活するも、1000年以上のカルチャーショックでなかなか現代に馴染めないでいた。
武器がビリヤードのキューに似ていたせいか、バーでよくビリヤードをしている。その時は心が落ち着くらしい。
最終決戦の後は放浪の旅に出た。

13年後にはスコットランド人と結婚してウィスキー作りに挑んだり、軽自動車を魔改造したりとかそうじゃないとか。


〇協力者
  • テトム
天空島に住んでいるガオの巫女。パワーアニマル達の意思をガオレンジャー達に伝える事が出来る。
料理が得意で、実はかなりの怪力。元巫女だった祖母のムラサキの若い頃にそっくりらしい。
歌が得意で、挿入歌の「響の調べ」が持ち歌。

3年前は全銀河支配を企む破壊の戦士でで、ツエツエとは善悪逆転した因縁の仲。
実はスタッフが当ミュージカルの鑑賞に来ていたことからは配役が決まった。

  • 風太郎(ふうたろう)
ガオレンジャーの前に現れた謎の少年。
生意気な性格でいかにも現代っ子な服装の割に、大人びた口調で話す。
その正体は人間に姿を変えたガオゴッドで、自分が選んだガオレンジャーの資質を試そうとしていた。
後にジャニーズに入ってアイドルとなった。

パワーアニマル
地球の獣の姿をした大地の精霊。詳しくは別項目。


精霊王
PAが合体した姿。詳しくは別項目。


〇オルグ
地上に現れた鬼の一族。
機械など無機物モチーフが多い。
角の数が少ないほど位が高くなる。

◆オルゲット
戦闘員。
「ゲット、ゲット、オルゲット!」

◆デュークオルグ
前線のオルグを指揮するオルグ。
でも中間管理職。

  • ヤバイバ
ピエロ型のオルグ。一応幹部なのだが、相棒のツエツエ同様どこか憎めない小悪党。
負けそうになると「こいつはヤバイバ〜!」と言って逃げていく。
上司のパワハラに遭いながらツエツエと共にオルグ世界のために頑張る中間管理職だが、やはり悪役なので報われない。
ツエツエとはプリクラを撮るなど公式夫婦であり、オルグ地獄から彼女を釣り上げるために市販の釣り竿で奮闘したり、破邪百獣剣を真正面から受け止める無茶をした事も。
そしてガオVSハリケンでは、「あの世でも一緒になろうな」とツエツエに事実上のプロポーズをした。

  • ツエツエ
ヤバイバと共に行動する女性型オルグで、長い杖を持ちベールを纏った妖艶な美女。
ヤバイバ同様中間管理職の哀愁が漂う憎めない存在で、人間界ではヤバイバとよくコスプレしている。
倒されたオルグを「鬼は――内!福は――外!」の呪文で巨大化させる。
冴とは「おばさん」「小娘」と罵り合う仲で、バトル時の忍者コスではかなりの美脚を披露。
オルグ地獄から復活した際にオルグの巫女となり、ガオの巫女であるテトムに対抗意識を燃やす。

4年前まで冥王星を守護に持つ正義の美熟女戦士をやっており、ここでもやっぱり杖を使っていた。
ちなみにティラノレンジャーを某月の戦士と取り合ったことがある。
人間に変装した時の黒髪ロングの元ネタはこれ。

  • 狼鬼(ろうき)
狼の顔を持つオルグ。
三日月状の刃で戦う他、魔笛の音で3体のパワーアニマルを操る。
その正体は大神月麿。
大神月麿が離れた後は、千年の邪気の元となり、再び復活する。


  • プロプラ
戦闘機のオルグ。
  • キュララ
戦車のオルグ。
  • ドロドロ
忍者のオルグ。妖怪軍団の戦闘員? 違う、それじゃない。

◆ハイネスデューク
巨大な一本角を持つ最高位のオルグ。

  • シュテン
最初に現れたハイネス。
ガオキングと激闘を繰り広げるも、最期はウラに処刑された。

  • ウラ
公家のような喋り方をするハイネス。悪い麻呂。
狼鬼を利用するも、目覚めたガオシルバーに倒される
……が、しぶとく生き残り、究極体として復活。ガオレンジャーを苦しめた。

  • オニヒメ
ウラの残した宝石の力でツエツエがハイネス化した姿。
あくまで一時的なものだったが。後に一時的にパワーアップしたツエツエが同じような姿をしている。

  • ラセツ
男女2つの人格を持つ。
建物などなんでも食べ、ガオレンジャー達を〇〇団子と呼ぶ美食家。
料理を食べたいがためにテトムを誘拐した事も。

  • ラクシャーサ
忘れ去られたはぐれハイネス。
他の3人よりも強大な力を持ち、戦士の魂を喰らう強敵。
……なのだが、そのせいで歴代25大レッドにフルボッコにされた可哀想な人。

  • オルグマスター
オルグの神と呼ばれる。

  • 百鬼丸
千年前のオルグの王。スーツは『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』に登場したラクシャーサを改造したものである。

  • センキ
倒された3人のハイネスデュークを巨大オルグシードで融合させ誕生したオルグの王。ラスボス。



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