オオタチ

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オオタチ - (2017/05/28 (日) 15:38:57) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/12/13(月) 19:40:44
更新日:2024/02/20 Tue 19:31:24
所要時間:約 5 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに金・銀から登場するポケモン



・データ


図鑑No.162
分類:どうながポケモン
英語名:Furret
高さ:1.8m
重さ:32.5kg
タイプ:ノーマル
タマゴグループ:陸上

特性:にげあし(戦闘から必ず逃げられる)
   するどいめ(命中率を下げられず、相手の回避率上昇も無視する。手持ちの先頭にするとレベルが5以上低い野生ポケモンの出現率が半分になる)

隠れ特性:おみとおし(場に出た時、相手の持ち物が分かる)

HP:85
攻撃:76
防御:64
特攻:45
特防:55
素早:90

オタチがレベル15で進化する。


・概要


イタチのような姿をしたポケモン。可愛い

まるっこい体から細長いマフラーにしてもふもふしたい体になった。でも32.5kg

どこまでが胴体で、どこからが尻尾なのか分からない。可愛い

手足は短いがかなりすばしっこくすぐに隙間に逃げる。可愛い

巣は自分の寸胴体型に合わせて掘ってるため狭く、中は迷路になっている可愛い

こんなに可愛い顔してコラッタを捕食する。
可愛いポケモンだって生態系の一部なのだ。食物連鎖もあるのだ。


・ゲームでのオオタチ


進化前のオタチがゲーム開始すぐの29番道路から登場。初代のコラッタポジション…
かと思いきや生息範囲は意外と狭く1番道路と29番道路の朝昼のみ。

15レベルという早めの進化からストーリー序盤は頼りになるが、やはり種族値は控えめの為ストーリー後半まで使用するのは少々難がある。
そこそこの攻撃から繰り出す一致「かいりき」やHGSSなら自力習得する「ふいうち」。
分の悪い相手には高めのHPと「ねむる」を生かした「まるくなる」「ドわすれ」「バトンタッチ」で後続に繋げることもストーリー中なら可能と言えば可能。
道具でいいじゃんとか言わないで下さい…

他の手持ちからレベルは離されても愛らしさ故ボックスに預けられず、手持ち圧迫をされたトレーナもいるかもしれない

戦闘に出さないなら「いあいぎり」「なみのり」「うずしお」「あなをほる」進化で「かいりき」「いわくだき」と移動要員として便利。

更にBWの隠れ特性「おみとおし」(解禁済み)+「ほしがる」「どろぼう」「トリック」+上記移動技により「トリック」「ほしがる」不可のオドシシ
「ほしがる」不可のジュペッタをさしおいて野生ポケモンからのアイテム回収係に躍進もふもふ

因みに進化前のオタチは素早さ種族値がたった20とオオタチに比べて異常なまでに低い。
身長体重含めてかなりギャップが激しいポケモンである。


・対戦でのオオタチ


高めのHP、素早さ、平均ちょい下レベルの攻撃力、と全体的に控えめなバランス型の序盤ノーマルらしい種族値。
ここまではラッタマッスグマビーダルミルホッグと大差はないのだが、

  • 特性「こんじょう」発動からの「からげんき」、「がむしゃら」「でんこうせっか」ができるラッタ

  • 「はらだいこ」から一致「しんそく」で驚異の威力を叩き出すネ申コンボや、序盤ノーマル唯一の素早さ100で特性「はやあし」を使ってブッチギリの素早さから搦め手で相手を翻弄するマッスグマ

  • 特性「たんじゅん」により2倍の積み速度。特性「てんねん」により相手の積み無効という恐ろしい特性を2つも持つビーダル

  • 特性「ちからもち」による高い火力、特性「ほおぶくろ」と「リサイクル」によって高い耐久性能を持つホルード
と比べると




ミルホッグ「えっ」


と比べると、特性が「するどいめ」一択と言っても過言ではないオオタチにできることは、
『こだわりアイテムを持たせて「トリック」or「とんぼがえり」、それを警戒した交換を読んでの「きあいパンチ」or「おいうち」、
それらを警戒した相手に「ふいうち」という場荒しくらいであり、引っ掻き回したところで低種族値故イマイチパッとしない。

BWより似たような戦術が可能になった同タイプのエテボースには攻撃、素早さ共に劣り、
おみとおし持ちのジュペッタには素早さこそ勝るものの攻撃が大きく劣る等見劣り感が漂う。


一応縛ってからのドわすれバトン等豊富なレパートリーで差別化もできるが微妙。




しかし!

BWの夢特性にて相手の持ち物がわかる「おみとおし」を獲得。♀のオタチも存在する為遺伝も可能。ちょっぴり始まった。

おみとおしは過去作の教え技、廃止された技マシンと両立できない上に、出した瞬間に特性がバレるという問題も抱えていたが、
BW2で教え技が復活したことにより両立できないのは「きあいパンチ」だけになった。
その一方で、同じ特性を持っていたゴチルゼルが教え技でトリック習得という向かい風も…



どうでもいいが進化前が同じみはりポケモン、同じ序盤ノーマル、同じするどいめ持ちであるミルホッグとは救済待ち仲間である。

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