タマゴ(ポケモン)

登録日:2012/07/26(木) 11:58:11
更新日:2019/12/04 Wed 21:21:03
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タマゴとは、ポケットモンスター金・銀から追加されたシステム。

◆概要

ポケモンのタマゴ。それは、生命の神秘。
元気なトレーナーやポケモンと共に過ごしている事で、中からポケモンが孵化する。

タマゴが実装された当初の金銀では珍しい存在で、ピカチュウが進化済みポケモンである事を報告したウツギ博士は非常に興奮していた。
しかし、FRLGでもタマゴが見つかるようになった為、
その3年後のHGSSにおいてはタマゴはありきたりな存在となっている。


タマゴは育て屋にポケモンを二匹預けている時に、

  • そのポケモンの性別が違うものであり、二匹ともタマゴグループと呼ばれる分類が一緒である
  • もしくは片方はメタモンであり、もう片方がタマゴ未発見グループではない

このどちらかの条件を満たした際にタマゴが発見される。
メタモンの場合は相方は♂でも性別不明でも問題なし。逆に♂しかいないポケモンや性別不明のポケモンはメタモンとしかタマゴを作れないため、彼らのタマゴグループはほぼ無意味。ちなみに性別不明ポケのほとんどは「こうぶつ」。
メタモンや、タマゴグループ「みはっけん」のポケモンはタマゴを作れない(後述のニドラン♀系統なら進化前に、ベイビィポケモンなら進化後に作ることができるが、メタモンやアンノーン伝説のポケモンの場合はどうあがいても入手不可)。
タマゴ未発見グループ以外なら、シナリオ中に一匹しか手に入らないポケモンでも複数匹手に入る。

しかし、ウツギ博士のレポートによるとタマゴが出来る瞬間を発見出来た人間はおらず、ずっと監視を続けていてもちょっと目を離した隙に出来ているらしい。
その為、タマゴ自体をポケモンが産んだという確証は未だになく、タマゴ自体は保育器の役割を果たすような物だという見解がなされている。
また、この性質上タマゴはタマゴであり、決して漢字表記の「卵」とは呼ばれない。


◆性質

タマゴから生まれてくるポケモンのLvは第三世代までは5、第四世代からは1に固定されている。
生まれてくるポケモンは両親の個体値をランダムで3つ受け継ぐ。
第六世代からは「あかいいと」を使うことにより両親のそれぞれ違う能力を5種類受け継げる。
これにより異なるVを持つ両親を使って比較的簡単に4V以上を作れるようになった。


タマゴは手持ちに入れておくと255歩毎に判定が減っていき、0になった次の判定タイミングで孵化する。
特性「ほのおのからだ」か「マグマのよろい」のポケモンがいると判定が2ずつ減る。
また、ジョインアベニューの保育所ではタマゴの孵化までの歩数を減らしてくれる。


タマゴには多くの隠し要素があり、

  • 両親ともおやのトレーナーが同じで別種
  • おやのトレーナーが違って別種、またはおやのトレーナーが同じで同種
  • おやのトレーナーが違って同種

の順でタマゴが見つかる確率が高くなる。
BW2以降は「まるいおまもり」というアイテムが登場し、これを持っているとタマゴが見つかりやすくなる。

また、育て屋の婆さんに預ける時に持たせていたアイテムが影響する事例もある。


  • おこう…対応するポケモンに持たせると、対応するポケモンの普通のタマゴから生まれてくるポケモンより一つ進化前のポケモンが生まれる。


  • パワー系アイテム…対応するパラメータの個体値が必ず遺伝する。ただしどちらの親の個体値を受け継ぐかはランダム。

等々、アイテムによって生まれてくるポケモンに影響が出てくる事も。

また、両親の国籍が違うと、色違いが生まれる確率が4倍(2048分の1)に高まる。いわゆる「国際孵化」

生まれてくるポケモンのすがたは親に依存する。

  • ♀と同じ姿の進化前
  • メタモンと♂を預けた場合は♂と同じ姿


夢特性を遺伝する場合は以下のルールがあり、正しければ60%で夢特性が遺伝する。

  • ♀が夢特性なら遺伝
  • 第五世代では♂と一緒に預けられていること
  • メタモンを使う場合はメタモンの番いになる側が夢特性であること

従って、第五世代では♂や性別不明、♀の夢特性持ちが配信されていないポケモンは夢特性のタマゴを作る事が出来ない。

特殊な事例として、イワンコの特性「マイペース」は隠れ特性ではなく姿の法則が適用され、たそがれルガルガンorマイペースイワンコからはマイペースのイワンコのみが生まれる。


◆タマゴわざ

タマゴから生まれてくるポケモンは本来そのポケモンが生まれてくる時には習得していない技を覚えている事もある。

  • Lvアップで覚える技…両親ともその技を習得している場合。
    例として、ミズゴロウはLv46まで育てないとハイドロポンプを覚えず、ヌマクロー以降は習得しない。
    しかし、両親共にハイドロポンプを習得していれば、タマゴから孵った時点でハイドロポンプを習得している。

  • わざマシンで習得出来る技…♂親が習得していた場合。
    Lvアップ技にも言える事だが、タマゴから生まれてくる進化段階で習得出来ない技は受け継がれない。
    わざマシンが有限だった頃の救済措置なのか、XY以降では遺伝しない。おとなしくわざマシンを使いましょう。
    ただし、マシン技であってもタマゴ技として設定されている技はこの限りでない。

  • タマゴわざ…タマゴから生まれた時に、♂親のポケモンが特定の技を覚えていると、特別に生まれてくるポケモンに受け継がれる。
    この技はレベルアップで習得出来ない技である場合が殆ど。タッツーにオクタンほうを遺伝させる事例が有名。
    XY以降では♀親が覚えていても遺伝する。

また、わざマシンにある技でも何故かタマゴわざとしてじゃないと習得出来なかったり、
過去の作品の教え技やわざマシンを利用したり二種類のタマゴグループに属するポケモンを複数使って遺伝するケースもあった。
過去の作品を使う事例は「しんそく」ミニリュウが最もメジャー。
HGSSかVCクリスタルのりゅうのあなイベントで、条件を満たした場合に限りもらえる「しんそく」持ちミニリュウが元手として必要となる。

「あくのはどう」モノズのような、マシン技なのにタマゴ技という事例もある。
これはモノズ初登場のBWで「あくのはどう」がわざマシンではなかったため、タマゴ技として習得する手段が与えられたというものである。
その後あくのはどうはXY以降再び技マシンになったが、タマゴ技からは外れなかったため、XY以降もタマゴから生まれてくるモノズにはわざマシンを使わずあくのはどうを習得させることができる。
一方でモノズに「だいちのちから」は相変わらず過去作かマイチェンの教え技で「だいちのちから」を覚えたモノズ系統かフカマル系統が必須となる。

最近ではずいぶん難易度が下がったが、未だに一部のタマゴ技はリレーが必要となっている。
例えばオンバットに「すりかえ」を覚えさせたい場合、マーイーカのレベル技をヘイガニにタマゴ技として覚えさせ、更にヘイガニから「すりかえ」をアーケンにタマゴ技として覚えさせ、アーケンから「すりかえ」をオンバットに引き継がせる必要がある。
間に2系統を挟まなければならない上、♀の比率が低いアーケンを通さないといけないのが面倒。
(♀の個体がいなければタマゴ技を覚えさせられないため)

なお、一部のポケモンは所謂ベイビィポケモンでないと覚えられないタマゴ技がある。
すなわち親個体におこうを持たせる必要があるケースである。
かわらずの石かあかいいとを諦める必要があるため、高個体値を粘りにくい。

過去作必須のパターンとしてはゴンベに「じばく」を覚えさせるというものがある。
XD教え技、初代VC版わざマシン、ポケウォーカーのゴンベ配信のいずれかの手段じばくを覚えたカビゴンを入手する必要がある。

最も面倒だと言われるのがスボミーに「じんつうりき」を覚えさせるパターン。
遺伝経路自体はそこまで面倒でもないが、これに加えて夢特性の「テクニシャン」とめざめるパワー炎の両立を目指す場合、非常に手間が掛かる。

タマゴ技がないと技が貧弱で使い物にならないポケモンも多い。
例えばガブリアスのメインウェポン候補である「げきりん」はタマゴ技か教え技限定で、教え技がない環境で育成する場合、タマゴ技が必須である。

なお、グループ「りくじょう」にはドーブルがいるため、タマゴ技については最も困らないとされる。

第八世代ではあのドーブル先生が未登場になってしまったが、タマゴ技に大きな革命が生まれた。
なんと、同種のポケモン(♂同士、♀同士でもよい)を預かり屋に預けたとき、片方がタマゴ技を習得していてもう片方の技スペースに空きがある場合、空いた技スペースでタマゴ技を習得するようになったのである。
恐らくは王冠やミントと合わせて遭遇も厳選も困難なキョダイマックスポケモンへの救済措置だが、一般のポケモンにとってもうれしい要素である。

◆特殊な事例

ポケモンの中には、タマゴに関して特殊な要素が存在するポケモンがいる。

タマゴからはバルビートかイルミーゼが生まれる。BWからはバルビートとメタモンでもイルミーゼが生まれるようになった。

1.イルミーゼと同じように、ニドラン♂♀のどちらかが生まれる。BWからはニドラン♂系列とメタモンでも同じ仕様。
2.ニドリーナやニドクインに進化すると、タマゴグループがタマゴ未発見グループに変わる。その為、ニドラン♀の時にしかタマゴを作る事が出来ない。
これは初代の公式ガイドブックのニドラン♀の設定で「進化すると生殖能力を失う」を考慮したため。
ベイビィポケモンの時にタマゴを作れない事例は多く存在するが、進化でタマゴが作れなくなる事例はニドラン♀のみ。

マナフィのタマゴは育て屋で出来る事はなく、外部のイベントで入手するのみ。このタマゴは通常のタマゴとは異なる見た目をしている。
ちなみにメタモンとのみという限定的な条件であるものの幻のポケモンで唯一タマゴを作る事ができる珍しいポケモンでもある(産まれるのはフィオネだが)。


また、旅の途中で人からタマゴが貰える事も。いわゆるお試し版。
配信でも複数のタマゴが配信対象であり、タマゴを孵すまで何が配信されたか分からないというイベントが行われる事も。


◆アニメのタマゴ

カスミトゲピールリリのタマゴを、ハルカイーブイのタマゴを、
タケシピンプクのタマゴを、サトシゴマゾウヨーギラスズルッグオンバットのタマゴを、
ヒカリヒノアラシのタマゴを、リーリエロコン(アローラ)のタマゴを孵した。
また、ミズゴロウのタマゴ等、タマゴが題材になる事も。


ポケスペのタマゴ

ゴールドが孵す者として、第3章でトゲピーのトゲたろうやピチューのピチュのタマゴを孵した事がある。
二匹ともベイビィポケモンとは思えない力を持つ。
トゲたろうはミカントゲキッス
ピチュはレッドのピカイエローのチュチュが親。

また、第8章のエピローグではシンオウトリオがハンサムからWEB版ポケスペでレンジャーが守ったマナフィのタマゴを貰い、
後にフィオネのタマゴも発見されている。

なお、第1章においてフジ老人がポケモンのタマゴについて言及している。

ポケモンスナップのタマゴ

当時はタマゴの概念は存在しなかったが、ポケモンアイランド各地にサンダー・ファイヤー・フリーザーのタマゴがある。
ゲーム内ではタマゴ未発見グループなので手に入る事は無いが。


ポケモンGOのタマゴ

「ふかそうち(孵化装置)」にセットした後、定められた距離を歩くことで孵化させることができる。
孵化させるとポケモンの他にもトレーナー経験値(XP)、ほしのすな、産まれてきたポケモンのアメが入手できる。
ポケストップを回すことでアイテムと共にランダムで出現する。
可能所持数は最大9個だが、捨てることができないので新しいタマゴが欲しい時はさっさと孵化させるしかない。

タマゴは3種類あり、それぞれ2㎞(緑色)、5㎞(橙色)、10㎞(紫色)と必要な距離が異なる。フレンドからのギフトから入手できる7㎞(桃色)からは主にリージョンフォームのポケモンが生まれる。
産まれてくるポケモンはタマゴの種類によって決まっている。(例:フシギダネは2㎞タマゴからしか孵化しない)
タマゴの中身はランダムなので欲しいポケモンが産まれるかは運次第。野生で中々出ないレアポケモンもゲットできる。
ただし地域限定ポケモン(ケンタロスガルーラバリヤードカモネギ)はその該当地域で入手したタマゴからしか孵化しない。




タマゴのダークサイドに触れることを望むなら、育て屋とか爺前セーブの項目を参照。

負の遺産→ダメタマゴ

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