特性(ポケモン)

登録日: 2017/05/15 Mon 01:04:34
更新日:2021/11/02 Tue 10:15:39
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特性/とくせいは、ポケットモンスターの本編シリーズ第三世代(ルビー・サファイア)から導入されたステータスの一つ。

概要

ポケットモンスター本編第二世代以前は、基本的にポケモンが持つステータスの高さと技範囲くらいしか
バトルに関係するものはほぼないと言ってもあながち嘘ではない(誇張はしているが)状況であり、
しかも努力値が全ステータスにMAXまで振れる、性格補正なんてものもない時代、
更にカビゴンハピナスといった「受け」や「流し」といったことを前提とした「役割理論」が隆盛し、全体的にやや単調になった部分は否めない。
一方で第一世代よりはかなり改善され、ステータスの控えめなポケモンでも味方のサポートや持ち物、それに多少の運も絡めば大活躍するチャンスが大きく広がった。

ゲームフリークがこの部分にメスを入れ、より多くのポケモンに活躍の機会を与えることを前提に、わざというアクティブスキルと対照的な、
いわゆるパッシブスキルとして登場させたのが特性である。
特性の導入によって例えば「本来効くはずの技が効かない」「一部の技を使用する際にボーナスが得られる」など
けして上位といえる能力を持つポケモンでなくても活躍できるようになった(すべてがそうとは言わない)。
特に一時期のテッカニンは『かそく』があることで鉄火バトンという戦術を確立したほどである。

特性はそれそのものがポケモンの採用理由になるほど重要であり、新しく有用な特性をもらったことで評価ががらりと変わったポケモンもいる。
例えばカイリューバシャーモはそれぞれボーマンダゴウカザルという同タイプのライバルに押されて不遇の地位にいたが、新たな特性を得て別の地位を確立した。
あるいはコータスペリッパーのように、マイナーに甘んじていたポケモンが一気に一部のルールでトップ20に食い込んだりもしている。
逆にドードリオのように種族値や技が強化されても特性がパッとしないためにイマイチ日の目を見ないポケモンも存在する。

特性は一匹のポケモンにつき一つのみであり、一種類(とその姿)にそれぞれ一〜三種類の特性が設定される。
設定されたうちのひとつだけをもちうるため、同じ種類でもある特性だと強力だが、ある特性だと使えない、ということもある。
ただし『とくせいカプセル』『とくせいパッチ』という道具によって、この点はある程度までは解消されている。
なお、フォルムやすがたが複数あるポケモンの場合、全形態の特性の数を数えると四種類を越えることがある。
ポケダン(救助隊、探検隊)では一匹につき一つということはなく、二つあるポケモンの場合は両方持つという仕様になっている。
ドータクンムチュールのように両方の特性が有用なポケモンがいる一方で、ルカリオパッチールのように状態異常で発動する特性を持ちながらもう一つの特性でトリガーとなる状態異常を防いでしまい、結果的に片方が死に特性となっているポケモンもいる。

  • 通常特性
そのポケモンが野生出現などの際に持つ特性。
基本的に一種類か二種類であり、二種類持つポケモンはランダムでどちらか片方になる。
過去の世代で一種類しかなかった種が新しい世代で二種類目を獲得する場合があり、その場合前世代からポケモンを送ると特性が変更されることがある。

特別な入手手段で手に入れたポケモンが持つ、通常と異なる特性。
例えばニョロトノであれば通常特性は『ちょすい/しめりけ』の二種類だが、ポケモンドリームワールドで手に入れたニョロモを進化させる場合は『あめふらし』となる。
シナリオ攻略よりも対戦向きの要素であり、殿堂入りを経て大幅に解禁されるケースが多い。
第五世代ではポケモンドリームワールド産のポケモンが隠れ特性を有していたため「夢特性」と呼ばれていたが、
現在は夢と関係ない入手手段が多いため、公式呼称の「かくれとくせい」に統一されつつある。

  • 特殊な特性
ゲッコウガの『きずなへんげ」、イワンコの『マイペース』、ジガルデの『スワームチェンジ』は通常特性、隠れ特性のいずれにも該当しない特殊な特性になっている。
これらは「とくせいカプセル」や「とくせいパッチ」といったアイテムによる特性変更が無効で、特殊な手段によってのみ入手できる。

特性の分類

特性は基本的にある程度の区分をすることが可能である。
赤字で表示されているものは、専用特性を表している。

ステータスのランク変化に関係する特性

  • いかく (場に出たときに相手のこうげきを1段階下げる)
  • かそく (ターン終了時に自分のすばやさを1段階上げる)
  • するどいめ (相手の技による自分の命中率のランク補正低下が無効化され、相手の回避率のランクの変化の影響を受けない)
  • かいりきバサミ (相手の技や特性による自分のこうげきのランク補正低下が無効化される)
  • クリアボディ/しろいけむり (相手の技や特性による自分の能力ランク補正低下が無効化される)
  • いかりのつぼ (自分への攻撃が急所にあたると、自分のこうげきのランクが最大まで上がる)
  • たんじゅん (自分の能力ランクの変化が2倍になる)
  • てんねん (相手の能力ランクの変化の影響を受けない)
  • ふくつのこころ (相手の技の追加効果でひるむと、自分のすばやさが1段階上がる)
  • あまのじゃく (自分の能力ランクの変化が逆になる)
  • はとむね (相手の技や特性による自分のぼうぎょのランク補正低下が無効化される)
  • じしんかじょう/しろのいななき (相手を倒すごとに、自分のこうげきを1段階上げる)
  • くだけるよろい (物理技を受けると、自分のぼうぎょが1段階下がり、自分のすばやさが2段階上がる)
  • まけんき (相手の技や特性で能力ランクを下げられると、自分のこうげきが2段階上がる)
  • せいぎのこころ あくタイプの攻撃技を受けると、自分のこうげきが1段階上がる)
  • びびり (特性『いかく』やむしゴースト、あくタイプの攻撃技を受けると、自分のすばやさが1段階上がる)
  • ムラっけ (ターン終了時にいずれかの能力が2段階上がり、別の能力が1段階下がる)
  • かちき (相手の技や特性で能力ランクを下げられると、自分のとくこうが2段階上がる)
  • じきゅうりょく (攻撃技を受けると、自分のぼうぎょが1段階上がる)
  • みずがため みずタイプの攻撃技を受けると、自分のぼうぎょが2段階上がる)
  • ぎゃくじょう (相手の攻撃技により自分のHPが1/2以下になったとき、自分のとくこうが1段階上がる)
  • メタルプロテクト (相手の技や特性による自分の能力ランク補正低下が無効化される。また、特性『かたやぶり』『ターボブレイズ』『テラボルテージ』の影響を受けない)
  • ビーストブースト (相手を倒すごとに、自分の一番高い能力を1段階上げる)
  • ソウルハート (場に出ているポケモンが「ひんし」状態になるたびに、自分のとくこうを1段階上げる)
  • わたげ (攻撃技を受けると、自分以外の全てのポケモンのすばやさを1段階下げる)
  • じょうききかん ほのおタイプかみずタイプの攻撃技を受けると、自分のすばやさのランクが最大まで上がる)
  • ふとうのけん (場に出たときに自分のこうげきを1段階上げる)
  • ふくつのたて (場に出たときに自分のぼうぎょを1段階上げる)
  • くろのいななき (相手を倒すごとに、自分のとくこうを1段階上げる)

『いかく』は一見物理アタッカーにしか意味のなさそうな効果だが、特殊アタッカーでも相手が「しろいハーブ」を持っていれば潰せたりと結構使える特性。
『かそく』はテッカニンやバシャーモ、ペンドラーが強さを発揮しているといえる。
地味ながら仕事をする特性が多い一方、『いかりのつぼ』のように特殊なギミックが必要だがパーティの中枢を担うような特性もある。


技の威力に関係する特性

  • しんりょく (HPが1/3以下になると、自分の使うくさタイプの技の威力が1.5倍)
  • もうか (HPが1/3以下になると、自分の使うほのおタイプの技の威力が1.5倍)
  • げきりゅう (HPが1/3以下になると、自分の使うみずタイプの技の威力が1.5倍)
  • むしのしらせ (HPが1/3以下になると、自分の使うむしタイプの技の威力が1.5倍)
  • すてみ (自分の使う反動でダメージを受ける技の威力が1.2倍)
  • てつのこぶし (自分の使うパンチ系の技の威力が1.2倍)
  • テクニシャン (自分の使う威力60以下の技の威力が1.5倍)
  • ちからもち/ヨガパワー (自分の物理技の威力が本来の2倍になる)
  • てきおうりょく (自分と同じタイプの技に対する威力補正を1.5倍から2倍にする*1
  • アナライズ (ターンの最後に行動すると、自分の使う技の威力が1.3倍*2
  • メガランチャー (自分の使う波動系の技の威力が1.5倍*3
  • かたいツメ (自分の使う直接攻撃の技の威力が1.3倍)
  • がんじょうあご (自分の使う噛みつき系の技*4の威力が1.5倍)
  • フェアリーオーラ (お互いの使うフェアリータイプの技の威力が1.33倍)
  • ダークオーラ (お互いの使うあくタイプの技の威力が1.33倍)
  • すいほう (自分の使うみずタイプの技の威力が2倍され、ほのおタイプの技で受けるダメージが0.5倍。さらに「やけど」状態にならない)
  • はがねつかい (自分の使うはがねタイプの技の威力が1.5倍)
  • はがねのせいしん (自分と味方の使うはがねタイプの技の威力が1.5倍)
  • パンクロック (自分の使う音系の技の威力が1.3倍され、自分が受ける音系の技のダメージが0.5倍)

しんりょく/もうか/げきりゅう』は夢三猿を除くと御三家しか持たないため御三家特性と呼ばれることがある。
ただし狙って発動しにくいせいか、御三家を使う場合でも採用されないこともある。
特にバシャーモ(かそく)、ジャローダ(あまのじゃく)、ゲッコウガ(へんげんじざい)あたり。

『ちからもち/ヨガパワー』は攻撃力の数値ではなく物理技の威力を倍にするため、「イカサマ」やこんらん時の自傷ダメージを抑えられる。

『てつのこぶし』『メガランチャー』などの「特定の系統の技の威力をあげる」特性は優秀だが、
その分どんな技を使うかが決まってしまうため対策しやすかったりもする。


場の状態に関係するもの

このタイプは2つ存在し、ひとつは「場の状態によって恩恵を受ける特性」、
もうひとつは「場の状態を変更する特性」である。

【場の状態によって恩恵を受ける特性】
  • ようりょくそ (天候が「ひざしがつよい」*5「ひざしがとてもつよい」*6のとき、すばやさが2倍)
  • すいすい (天候が「あめ」「つよいあめ」*7のとき、すばやさが2倍)
  • すなかき (天候が「すなあらし」のとき、天候ダメージを受けず、すばやさが2倍)
  • ゆきかき (天候が「あられ」のとき、すばやさが2倍)
  • すながくれ (天候が「すなあらし」のとき、天候ダメージを受けず、回避率が1.25倍)
  • ゆきがくれ (天候が「あられ」のとき、天候ダメージを受けず、回避率が1.25倍)
  • あめうけざら (天候が「あめ」「つよいあめ」のとき、毎ターン最大HPの1/16を回復する)
  • アイスボディ (天候が「あられ」のとき、天候ダメージを受けず、毎ターン最大HPの1/16を回復する)
  • リーフガード (天候が「ひざしがつよい」「ひざしがとてもつよい」のとき、「こんらん」以外の状態異常や「ねむけ」状態*8にならない)
  • サンパワー (天候が「ひざしがつよい」「ひざしがとてもつよい」のとき、毎ターン最大HPの1/8のダメージを受けるが、とくこうが1.5倍)
  • うるおいボディ (天候が「あめ」「つよいあめ」のとき、ターン終了時に状態異常が回復する)
  • すなのちから (天候が「すなあらし」のとき、じめんいわ・はがねタイプの技の威力が1.5倍)
  • くさのけがわ (場が「グラスフィールド」のとき、ぼうぎょが1.5倍)
  • サーフテール (場が「エレキフィールド」のとき、すばやさが2倍)
  • ぎたい (場が「○○フィールド」のとき、対応したタイプに変化する)

場の状態によって恩恵を受ける特性は、場の状態に依存する分それを補佐する役目がいないと使いづらい。
そのかわり専用パーティでは他のポケモンを凌駕する性能を発揮できる。

【場の状態を変更する特性】
  • ひでり (場に出たとき、天候を「ひざしがつよい」にする)
  • あめふらし (場に出たとき、天候を「あめ」にする)
  • すなおこし (場に出たとき、天候を「すなあらし」にする)
  • ゆきふらし (場に出たとき、天候を「あられ」にする)
  • おわりのだいち (場に出ている間、天候を「ひざしがとてもつよい」にする)
  • はじまりのうみ (場に出ている間、天候を「つよいあめ」にする)
  • デルタストリーム (場に出ている間、天候を「らんきりゅう」にする)
  • グラスメイカー (場に出たとき、場のフィールドを「グラスフィールド」にする)
  • エレキメイカー (場に出たとき、場のフィールドを「エレキフィールド」にする)
  • ミストメイカー (場に出たとき、場のフィールドを「ミストフィールド」にする)
  • サイコメイカー (場に出たとき、場のフィールドを「サイコフィールド」にする)
  • すなはき (自分が攻撃技を受けたとき、天候を「すなあらし」にする)

特性の中でも強力なものの一つ。
第五世代までは特性で天候を変更させた場合は技と異なり書き換えられるまで永続であり、特に雨パ砂パが猛威を振るった。
流石に強すぎるためか技と同様に5ターン制限(特定の持ち物をもたせると8ターン)になったが、
依然技枠ターンを消費せずに天候を変化させることができる特性が弱い訳がない。
サン・ムーン』では使い手に新たにコータス(ひでり)、ペリッパー(あめふらし)、ギガイアス(すなおこし)、アローラキュウコンバイバニラ(ゆきふらし)が追加され、パーティの多様性が広がった(特にニョロトノ一択だった雨パ)。

『おわりのだいち』『はじまりのうみ』『デルタストリーム』は「特性を所持するポケモン」が出ている間のみの制限があるが、
そのポケモンが出ている間は永続。そして持っているのがゲンシグラードンゲンシカイオーガメガレックウザ
どいつもこいつも伝説戦では上位の能力を有するバケモノであり、『OR・AS』の伝説戦では三匹の天候張替え合戦が起きた。

フィールド系特性は第七世代から登場。当時はカプ達の専用特性で、第八世代で隠れ特性として一般ポケモンに解禁されつつある。
天候とはまた違う運用にはなるが、場を制圧することの強みは天候同様。
なお中国名が电气制造者・薄雾制造者・青草制造者・精神制造者と字面がシュール。
耳で聞く分にはそこまでおかしくもないが。


技の効果やタイプに関係する特性


【攻撃後に特定の効果を追加する特性】
  • あくしゅう (攻撃技でダメージを与えた場合、10%の確率で相手をひるませる)
  • どくしゅ (直接攻撃の技でダメージを与えた場合、30%の確率で相手を「どく」状態にする)
  • マジシャン (攻撃技でダメージを与えたとき、相手の持ち物を奪う)

【急所に関係する特性】
  • シェルアーマー/カブトアーマー (相手の攻撃が急所に当たらない)
  • スナイパー (自分の攻撃が急所に当たると、技のダメージを1.5倍から2.25倍にする)
  • きょううん (自分の技の急所ランクが+1になる)
  • ひとでなし (相手が「どく」「もうどく」状態の場合、自分の攻撃が必ず急所に当たる)

【技の命中率に影響する特性】
  • ふくがん 一撃必殺技以外の自分の技の命中率が1.3倍になる)
  • はりきり (自分のこうげきが1.5倍になるが、物理技の命中率が0.8倍になる)
  • ノーガード (お互いの技が命中率・回避率に関係なく必中になる。技「あなをほる」「そらをとぶ」などを使用している間でも命中する)
  • しょうりのほし (自分と味方の技の命中率が1.1倍になる)
  • ミラクルスキン (相手の変化技の命中率が50%より大きい場合、命中率が50%になる)

【技の追加効果に影響する特性】
  • りんぷん (相手の技の追加効果を受けない)
  • てんのめぐみ (自分の技の追加効果の発生率が2倍になる)
  • ちからずく (追加効果を持つ技を使ったとき、その追加効果を無効にして代わりに威力を1.3倍)

【技の優先度を上げる特性】
  • いたずらごころ (自分の使う変化技の優先度を+1で出せるが、あくタイプの相手にはすべての変化技が無効化される)
  • はやてのつばさ (自分のHPが満タンのとき、自分が使うひこうタイプの技を優先度+1で出せる)
  • ヒーリングシフト (自分の使うHPを回復する技を優先度+3で出せる)

【技のタイプを変更する特性】
  • ノーマルスキン (すべての技をノーマルタイプに変更する)
  • フェアリースキン (ノーマルタイプの技をフェアリータイプに変更する)
  • フリーズスキン (ノーマルタイプの技をこおりタイプに変更する)
  • スカイスキン (ノーマルタイプの技をひこうタイプに変更する)
  • エレキスキン (ノーマルタイプの技をでんきタイプに変更する)
  • うるおいボイス (音系の技をみずタイプに変更する)

いわゆる「スキン」系特性はここに入る。
ただし『ノーマルスキン』のみ登場が早く第四世代、それ以外は第六世代ないし第七世代で登場。
『ノーマルスキン』は第七世代から、他は登場世代から、変更した技の威力に補正がかかる(第六世代は1.3倍、第七世代は1.2倍)


特定の技のダメージを軽減/無効化する特性


【技のダメージを軽減する特性】
  • あついしぼう (ほのおタイプとこおりタイプの技で受けるダメージが0.5倍)
  • フィルター/ハードロック (自分に効果抜群になるタイプの技で受けるダメージが0.75倍*9
  • たいねつ (ほのおタイプの技で受けるダメージと「やけど」状態によるダメージが0.5倍)
  • マルチスケイル (自分のHPが満タンのとき、受けるダメージが0.5倍)
  • ファーコート (物理攻撃の技で受けるダメージが0.5倍)*10
  • もふもふ (直接攻撃の技で受けるダメージが0.5倍になるが、ほのおタイプの技で受けるダメージが2倍)
  • ファントムガード (自分のHPが満タンのとき、受けるダメージが0.5倍。また、特性『かたやぶり』『ターボブレイズ』『テラボルテージ』や技「メテオドライブ」「シャドーレイ」の影響を受けない)
  • プリズムアーマー (自分に効果抜群になるタイプの技で受けるダメージが0.75倍。また、特性『かたやぶり』『ターボブレイズ』『テラボルテージ』や技「メテオドライブ」「シャドーレイ」の影響を受けない)
  • こおりのりんぷん (特殊攻撃の技で受けるダメージが0.5倍)

【特定のタイプの技を無効化する特性】
  • ふしぎなまもり (自分に効果抜群になるタイプの技以外の攻撃技を無効化する)
  • ふゆう (ひこうタイプと同等の無効耐性を得る。じめんタイプの技を無効化し、「まきびし」「どくびし」「ねばねばネット」や特性『ありじごく』の効果を受けない)
  • もらいび (ほのおタイプの技を受けるとダメージを無効化し、以降自分の使うほのおタイプの技の威力が1.5倍)
  • ちょすい (みずタイプの技を受けるとダメージを無効化し、最大HPの1/4を回復する)
  • ひらいしん (でんきタイプの技を受けるとダメージを無効化し、自分のとくこうを1段階上げる。またダブルバトル時、自分以外のすべてポケモンのでんきタイプの技の攻撃対象を自分に変更する)
  • よびみず (みずタイプの技を受けるとダメージを無効化し、自分のとくこうを1段階上げる。またダブルバトル時、自分以外のすべてポケモンのみずタイプの技の攻撃対象を自分に変更する)
  • かんそうはだ (みずタイプの技を受けるとダメージを無効化し、最大HPの1/4を回復するが、ほのおタイプの技で受けるダメージが1.25倍になる。また、天候が「あめ」「つよいあめ」のときは毎ターン最大HPの1/8を回復するが、天候が「ひざしがつよい」「ひざしがとてもつよい」のときは毎ターン最大HPの1/8のダメージを受ける)
  • でんきエンジン (でんきタイプの技を受けるとダメージを無効化し、自分のすばやさを1段階上げる)
  • そうしょく (くさタイプの技を受けるとダメージを無効化し、自分のこうげきを1段階上げる)

【特定の状態異常を無効化する特性】
  • めんえき (「どく」「もうどく」状態にならない)
  • じゅうなん (「まひ」状態にならない)
  • みずのベール (「やけど」状態にならない)
  • やるき/ふみん (「ねむり」「ねむけ」状態にならない)
  • マグマのよろい (「こおり」状態にならない)
  • マイペース (「こんらん」状態にならなくなり、特性『いかく』を無効化する)
  • せいしんりょく (相手の技の追加効果でひるまなくなり、特性『いかく』を無効化する)
  • スイートベール (自分と味方が「ねむり」「ねむけ」状態にならない)
  • パステルベール (自分と味方が「どく」「もうどく」状態にならない)

【特定の系統の技を無効化する特性】
  • がんじょう (一撃必殺技を無効化し、HP満タンの状態から致死ダメージを受けてもHPが必ず1残る)
  • どんかん (特性『いかく』や「ちょうはつ」「メロメロ」「ゆうわく」を無効化する)
  • きゅうばん (強制交代技を無効化する)
  • ぼうおん (音系の技を無効化する)
  • ぼうじん (粉系の技や特性『ほうし』、「すなあらし」「あられ」によるダメージを無効化する)
  • ぼうだん (たま・爆弾系の技*11を無効化する)
  • アロマベール (自分と味方へのメンタル攻撃技*12を無効化する)
  • じょおうのいげんビビッドボディ (自分と味方への先制技を無効化する)

単純に耐性が増える特性。
特に『ふゆう』はじめんタイプが「じしん」「だいちのちから」などでメジャーである本シリーズにおいては非常に強い特性である。
ゲンガーが第七世代で『ふゆう』から『のろわれボディ』に変更された背景には、地面に普通に立っていることもさることながら、
どちらかといえばただでさえ強いゲンガーがじめん無効であることが強力すぎるというのも理由だろう。

『ひらいしん』『よびみず』は当初は引き寄せるだけの特性だったのだが、
とくこう上昇+当該タイプ無効化のおまけがついて一気にメジャーとなった特性。


特定の状況を無効化する特性

  • ノーてんき/エアロック (天候変化を無効化し、天候によって起こる技の威力補正や天候によって発動する特性が発動しなくなる)
  • しめりけ (この特性を持ったポケモンが場にいる間、お互いの場のポケモンは技「じばく」「だいばくはつ」「ビックリヘッド」「ミストバースト」が必ず失敗し、特性『ゆうばく』も無効化される)
  • かたやぶりターボブレイズテラボルテージ (特定の技を無効化する特性の影響を受けずに技を出せる)
  • すりぬけ (「リフレクター」「ひかりのかべ」「オーロラベール」「しんぴのまもり」「みがわり」を無視して相手に技を当てられる)
  • かがくへんかガス (この特性を持ったポケモンが場にいる間、お互いの場のポケモンの一部を除く*13特性の効果が無効化され、発動しなくなる)
  • バリアフリー (場に出たとき、お互いの場に展開された「リフレクター」「ひかりのかべ」「オーロラベール」を無効化する)
  • ふかしのこぶし (自分が直接攻撃の技を使ったとき、相手の「まもる」系の技の影響を受けない)

相手の無敵状態を防ぐ特性。
本来弱点を突けるはずの技が防御技や無効化特性で軽減/無効化されると相手の守りを崩すために苦戦を強いられることがあるが、
これらは守りを崩していくのではなく、相手の守りを無視して通常通りに攻撃出来るようにするものである。

完全に相手依存であるため、相手が無効化できる技や特性を持っていないと意味をなさない。
一方で無効化対象となる技や特性を持つポケモンを牽制しやすくなる。


自身の不利な状態異常により発動する特性

  • シンクロ (相手の技で「どく」「もうどく」「まひ」「やけど」状態になると、相手も同じ状態異常になる)
  • こんじょう (状態異常のとき、こうげきが1.5倍になり、やけどの攻撃力低下を防ぐ)
  • ふしぎなうろこ (状態異常のとき、ぼうぎょが1.5倍になる)
  • はやあし (状態異常のとき、すばやさが1.5倍になり、まひによるすばやさの低下を防ぐ)
  • ちどりあし (「こんらん」状態のとき、回避率が上がる)
  • ポイズンヒール (「どく」「もうどく」状態のとき、ダメージの代わりに最大HPの1/8回復する)
  • どくぼうそう (「どく」「もうどく」状態のとき、こうげきが1.5倍)
  • ねつぼうそう (「やけど」状態のとき、とくこうが1.5倍)

本来ならば不利になるはずの状態異常を逆手に取りパワーアップする特性。
これらの特性を持っているポケモンは間接的に相手の状態異常を対策する効果を持っており、特に「やけど」状態による攻撃力低下が致命的になる物理ポケモンにとって『こんじょう』は色々な意味で非常に有名。
カイリキーローブシンヘラクロスの様なポケモンが下手に『こんじょう』を発動してしまえば、元々の攻撃力の高さも相まって手が付けられなくなる可能性すらある。
彼らが例え他の特性を持っている事が予見されても、彼らがこの特性を持って居る事を知っている限り、状態異常にする技を打ちにくくするという心理的な作用もあったりする。

また、「どく」「やけど」によって発動する特性に関しては、アイテムの『かえんだま』『どくどくだま』で能動的に発動する事も出来、その高めの攻撃力上昇倍率をあいまって一つの戦法として確立されている。
特に『こんじょう』持ちかつ、状態異常の時ダメージが二倍になる技「からげんき」を更にタイプ一致で放てるリングマオオスバメタチフサグマにとってはその圧倒的な火力も相まって彼らの代表的な戦法としても扱われる。

上記の様にアイテムにより能動的に発動している間は他の状態異常を全て防ぐ事ができ(こんらんやメロメロ等交代で消える状態異常は別だが)、
その点も利用したキノガッサグライオンの『ポイズンヒール』による無限耐久戦法は悪名高く、ダメージは回復するわ耐久ポケ天敵の「どくどく」は通用しないわ、「やけど」「ねむり」により機能停止も出来ないわで対策必須の時代もあった。
最近ではやけどのダメージの減少により、ミロカロスが『かえんだま』で防御をあげつつ「もうどく」を防ぐ戦法なども産まれてきた。

なお、特性が『ポイズンヒール』でも「ベノムショック」や「たたりめ」のダメージは普通に増えるので注意。

『シンクロ』に関しては対戦面での活躍と言うよりこの特性のポケモンを先頭にしているとき、野生のポケモンが出たら5割で先頭の『シンクロ』持ちポケモンと同じ性格になるという側面の方が有名で、
特に厳選しにくい伝説や準伝説ポケモンの捕獲の際には必須とも言えるだろう。


相手の直接攻撃の技を受けたときに発動する特性

  • さめはだ/てつのトゲ (直接攻撃の技を受けると、相手に相手の最大HPの1/8のダメージ)
  • どくのトゲ (直接攻撃の技を受けると、30%の確率で相手を「どく」状態にする)
  • せいでんき (直接攻撃の技を受けると、30%の確率で相手を「まひ」状態にする)
  • ほのおのからだ (直接攻撃の技を受けると、30%の確率で相手を「やけど」状態にする)
  • ほうし (直接攻撃の技を受けると、30%の確率で相手を「どく」「まひ」「ねむり」状態のいずれかにする)
  • メロメロボディ (直接攻撃の技を受けると、30%の確率で相手を「メロメロ」状態にする)
  • ゆうばく (相手の直接攻撃の技で「ひんし」状態になったとき、相手に相手の最大HPの1/4のダメージ)
  • わるいてぐせ (直接攻撃の技を受けると、相手の持ち物を奪う)
  • ミイラ (直接攻撃の技を受けると、相手の特性を「ミイラ」に変更する)
  • ぬめぬめカーリーヘアー (直接攻撃の技を受けると、相手のすばやさを1段階下げる)
  • さまようたましい (直接攻撃の技を受けると、自分と相手の特性を入れ替える)
  • ほろびのボディ (直接攻撃の技を受けると、3ターン終了後に、お互いのポケモンは「ひんし」状態になる)


相手の交代を封じる特性

  • かげふみ (相手ポケモンの交代を封じる)
  • ありじごく (ひこうタイプ・特性『ふゆう』・「でんじふゆう」状態・『ふうせん』を持ったポケモン以外の相手ポケモンの交代を封じる)
  • じりょく (相手のはがねタイプのポケモンの交代を封じる)

有効打のない相手を積みの起点にしたり、「ほろびのうた」とのコンボで問答無用で相手を屠ることができる。
ただし、道具や技(『だっしゅつボタン』「バトンタッチ」「とんぼがえり」)などでは抜けだされてしまうので注意。第六世代からはゴーストタイプに無効となった。
ちなみに、『かげふみ』同士が対面しても交代できるので、うっかりソーナンスミラーになってもご心配なく。
第三世代時はこの仕様がなかっためソーナンス対面になると「わるあがき」するまで何もできなかった。
また対戦環境とはあまり関係ないが、「野生で出るとすぐに逃げてしまうポケモン」(MAP全体を移動するタイプの伝説ポケモンなど)を足止めしてゆっくり捕まえる用途に使用する、という使い道も存在する。


ダブルバトル専用の特性

  • プラス/マイナス (特性『プラス』か『マイナス』の味方が場に出ると、とくこうが1.5倍)
  • いやしのこころ (ターン終了時に1/3の確率で自分以外の味方の状態異常を治す)
  • テレパシー (味方から受ける技のダメージを無効化する)
  • フレンドガード (自分以外の味方が相手から受ける技のダメージを3/4に軽減する)
  • フラワーベール (味方のくさタイプのポケモンは、相手の技や特性による能力ランク補正低下が無効化され、状態異常にもならない)
  • きょうせい (味方が道具を使ったり失ったとき、自分が持っている道具を味方に移動する)
  • バッテリー (自分以外の味方が使う特殊技の威力が1.3倍)
  • かがくのちからレシーバー (味方がひんしになったとき、自分の特性を味方と同じ特性に変更する)
  • スクリューおびれすじがねいり (攻撃対象を自分に変更する技や特性*14の効果を無視して相手を攻撃できる)
  • パワースポット (自分以外の味方が使う攻撃技の威力が1.3倍)
  • きみょうなくすり (場に出たとき、味方の能力ランク補正を元に戻す)

これらの特性はダブルバトル時のみ効果を発揮するため、シングルバトルでは実質死に特性となってしまうので注意。

味方に有利な状態にするものが多く、その効果は上述したように、「ステータスのランク変化に影響する」「技の威力を上げる」「特定の技を無効化する」などさまざま。


自身のすがたに影響する特性

  • てんきや ポワルンが天候によって姿が変化する)
  • フラワーギフト チェリムが天候が「ひざしがつよい」「ひざしがとてもつよい」のとき、『ネガフォルム』から『ポジフォルム』に変化する)*15
  • ダルマモード ヒヒダルマのHPが1/2以下になると、『ダルマモード』に変化する)
  • バトルスイッチ ギルガルドが技「キングシールド」を使用すると『シールドフォルム』に、攻撃技を使用すると『ブレードフォルム』にそれぞれ変化する)
  • きずなへんげ (特別な個体のゲッコウガが攻撃技で相手を倒すと、『サトシゲッコウガ』に変化する)
  • スワームチェンジ ジガルデが『10%フォルム』および『50%フォルム』のとき、HPが半分以下になると『パーフェクトフォルム』に変化する。このときHPの最大値が変化し、最大値の増加分だけHPを回復する)
  • ぎょぐん ヨワシがHPが1/4を超えている間は『むれたすがた』になり、HPが1/4以下になると『たんどくのすがた』に戻る)
  • リミットシールド メテノのHPが1/2以下になると、『りゅうせいのすがた』から『コアのすがた』に変化する)
  • ばけのかわ ミミッキュが攻撃技を受けたとき、そのダメージを無効化(後に最大HPの8分の1に置き換えて)して『ばけたすがた』から『ばれたすがた』に変化する)
  • うのミサイル ウッウが技「なみのり」か「ダイビング」を使用すると、自分の最大HPが1/2以上のときは『うのみのすがた』、1/2以下のときは『まるのみのすがた』に変化する。その後に相手からの攻撃技でダメージを受けると、相手に最大HPの1/4のダメージを与え、さらに『うのみのすがた』のときは相手のぼうぎょを1段階下げ、『まるのみのすがた』のときは相手を「まひ」状態にする)
  • はらぺこスイッチ モルペコがターン経過ごとに、『まんぷくもよう』と『はらぺこもよう』にそれぞれ交互に変化する)
  • アイスフェイス コオリッポが物理技を受けたとき、そのダメージを無効化して『ナイスフェイス』に変化する。その後に天候が「あられ」になると『アイスフェイス』が復活する)

条件を満たすことで姿が変わる。

『ダルマモード』のように癖の強いものから『バトルスイッチ』のような強力なものまで、ポケモンに依存する。
またこれらの特性はいずれも専用特性であり、ほとんどは特性書き換え/無効化の技が無効で、特性『トレース』によってコピーすることもできないという特徴を持つ。
ヨワシの『ぎょぐん』は後述するデメリット特性の要素も併せ持ち、群れが解除されると一気に弱体化するという性質がある。


デメリット特性

  • なまけ (2ターンに1度しか行動できない)
  • あとだし (相手と同じ優先度の技を使った場合、すばやさに関係なく後攻になる)
  • ぶきよう (持たせた道具の効果が発動しなくなる)
  • スロースタート (登場して5ターン目までこうげき・すばやさが半分になる)
  • よわき (HPが1/2以下になると、こうげき・とくこうが半分になる)

通常の特性はポケモンに魅力を与えるものだが、中には逆にデメリットになるものも存在する。
特に『なまけ』『スロースタート』『よわき』は非常に有名。
この特性を持つケッキングレジギガスアーケオスはどれも素のステータスが凄まじく強いので、
デメリットの特性を与えることで強くなりすぎないよう、バランスを調整している。
特性が登場してから毎世代一匹はこのような「デメリット特性の代わりに高い種族値」というポケモンが登場している。
当然ながら、この特性を無効化すると壊れ性能を発揮しかねない。

ただし、「なかまづくり」アイアント(なまけ)のように、デメリットを活用できる場合もある。
『ぶきよう』は『どくどくだま』や『かえんだま』をもたせ、「トリック/すりかえ」で運用することが可能。
『あとだし』を持つヤミラミも「しっぺがえし」や「メタルバースト」を有効に扱えるようになるといったメリットも一応ある。
要は使い方次第なのである。ケッキングはとりあえず一致「ギガインパクト」でも撃っとけ。


その他

上記以外にも、

交代に関係するもの (しぜんかいふく・さいせいりょく・はりこみ・にげごしききかいひ
自分や相手の持ち物に影響するもの (ものひろい・ねんちゃく・かるわざ・きんちょうかん・じゅくせい など)
自分のタイプを変更するもの へんしょくマルチタイプ・へんげんじざい・ARシステムリベロ
自分の体重を変化させるもの ヘヴィメタルライトメタル
シナリオ上でのみ効果を発揮するもの (にげあし・はっこう・たまひろい

などなど様々なものが存在する。


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最終更新:2021年11月02日 10:15

*1 実質1.33倍になる

*2 相手が交換した場合にも発動する

*3 また、「いやしのはどう」の回復量が最大HPの1/2から3/4になる

*4 対象となる技は「○○のキバ」という技のほかに「かみつく」「かみくだく」「ひっさつまえば」「サイコファング」「くらいつく」「エラがみ」

*5 第七世代から「にほんばれ」

*6 第七世代から「おおひでり」

*7 第七世代から「おおあめ」

*8 「あくび」を受け、次のターン終了時「ねむり」になる状態

*9 例えば、2倍弱点の場合は1.5倍のダメージに軽減される

*10 厳密には少し違い、防御力が2倍になる。その為「サイコショック」「サイコブレイク」「しんぴのつるぎ」も半減される

*11 対象となる技は「○○ボール」「○○ばくだん」「○○ボム」「○○ほう」という技のほかに「たまなげ」「タネマシンガン」「ロックブラスト」「きあいだま」「はどうだん」「かえんだん」「くしばしキャノン」「かふんだんご」

*12 対象となる技は「アンコール」「いちゃもん」「かなしばり」「ちょうはつ」「メロメロ」「かいふくふうじ」

*13 「ダルマモード」「バトルスイッチ」「ぎょぐん」「ばけのかわ」「ARシステム」「うのミサイル」「アイスフェイス」「じんばいったい」は発動する

*14 対象となるのは技「このゆびとまれ」「いかりのこな」「サイドチェンジ」、特性『ひらいしん』『よびみず』

*15 第4世代のみ、フォルムチェンジと特性は無関係