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ジュペッタ

登録日:2011/09/24 Sat 01:19:55
更新日:2026/06/20 Sat 12:10:23
所要時間:約 8 分で読めます





捨てられたぬいぐるみの綿に呪いのエネルギーが染み込んでポケモンになった。

口を開けるとエネルギーが逃げてしまう。



出典:ポケットモンスター めざせポケモンマスター、8話『ジュペッタのさがしもの!』、
2023年1月13日~2023年3月24日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon



■データ


全国図鑑No.354
分類:ぬいぐるみポケモン
英語名:Banette
高さ:1.1m
重さ:12.5kg
タイプ:ゴースト
特性:ふみん(眠り状態にならない)
  /おみとおし(繰り出した際に相手の持ち物が分かる)
隠れ特性:のろわれボディ(受けた相手の技を30%の確立でかなしばり状態にする)

メガシンカ特性:いたずらごころ(変化技を優先度+1で繰り出せるが、技を当てる相手があくタイプだった場合は必ず失敗する)

HP:64
攻撃:115
防御:65
特攻:83
特防:63
素早さ:65
合計:455

努力値:攻撃+2

タマゴグループ:不定形
性別比率:♂50♀50

進化:カゲボウズ(レベル37)→ジュペッタ


■概要


チャックのような口に怖い目付き、黒い体が特徴的な不気味なぬいぐるみのようなポケモン。

もともとは子どもに捨てられたぬいぐるみの中に怨念や呪いのエネルギーが染み込んで産まれたポケモン。
アニメではカゲボウズを経由せずに、実際に身代わり人形からジュペッタが誕生する瞬間*1が描かれている。

針に刺されると呪いの力が強くなり、口を開けると呪いのエネルギーが漏れ出すらしい。
ゴミ捨て場や裏路地を住みかとし、自分を捨てた子どもを探して夜な夜な歩き回るという。

逆にトレーナーや子供たちに可愛がられた幸せなジュペッタは、恨み辛みを晴らし元のぬいぐるみに戻る事もあるらしい。

■ゲームでのジュペッタ


進化前のカゲボウズでは「おくりびやま」や121番道路に登場し、ジュペッタはサファイアとエメラルドのみ「そらのはしら」に出現。

ちなみに同じゴーストタイプであるヨマワルやサマヨールとは対の関係のポケモンなのか、
サファイア・エメラルドではカゲボウズの出現率が高く、逆にルビーではヨマワルの出現率が高くなっている。

サファイア・エメラルドでのおくりびやま内部1~3Fには、カゲボウズしか出ないため、よく攻撃努力値稼ぎに利用される。

第三世代ではレベルで「シャドーボール」を覚えてくれるのは偉いが、レベル技で他に有用な技と言えるのは「おにび」くらいで旅パ要員にするならわざマシンによる補強が不可欠だった。
リメイクのOARSでは「シャドーボール」こそジュペッタの特攻では活かしにくくなった代わりに「はたきおとす」の強化や「かげうち」「ふいうち」「ゴーストダイブ」などがレベル技に追加されたのでレベル技だけでも扱いやすくなった。
ちなみにOARSの生息地はカゲボウズはRSと同じだがジュペッタは野生では一切出なくなったため、カゲボウズから進化させる必要がある。

ポケモンXDではダークポケモンとして登場。XD限定技として「てだすけ」を覚えている。他の技は一致技の「シャドーボール」と「だましうち」、「のろい」と案外悪くない技構成である。あえて言うなら「だましうち」を「おにび」や「でんじは」、「どくどく」といった状態異常を相手にかける技に変えればさらに安定しやすい。

主要トレーナーでは四天王フヨウが二匹使用する。
「のろい」や高威力の「シャドーボール」等を使うが耐久が低いためそこまで厄介ではなく、サマヨールのウザさもあってかあまり目立たない。

またプラチナでは強化版メリッサの手持ちとなっている。

HGSSではサファリゾーンにて森ブロックを35個置くと森エリアに出るようになる。
BWBW2ではPDWの古びた洋館に出ることがあったほか、BWのみたまに10番道路で大量発生している。

USUMではスーパー・メガやす跡地に生息。

SVではカゲボウズは南3番エリアと東1〜3番エリアに、ジュペッタはナッペ山と南6番エリアに生息。いずれも夜のみの出現である。

レンタルポケモン

【エメラルド】
型1:チーゴのみ:なまいきHBD:ナイトヘッド/はたきおとす/おにび/うらみ
型2:のんきのおこう:いじっぱりBD:シャドーボール/やつあたり/おにび/いやなおと

型1は一致技がダメージ固定技の「ナイトヘッド」しかなく、「はたきおとす」も当時は威力20の特殊技なので自慢の攻撃が活きにくい。「チーゴのみ」も意味合いが薄い持ち物となっている。「おにび」で相手もやけど状態にできるのは救いか。
型2は「いやなおと」で相手の防御を下げ、一致「シャドーボール」と「やつあたり」で攻めよう。これも「おにび」で相手を弱体化できるほか、「のんきのおこう」によって相手からの攻撃を避けやすい。

【プラチナ・HGSS】
型1:チーゴのみ:いじっぱりHA:かげうち/はたきおとす/おにび/うらみ
型2:ナモのみ:いじっぱりHA:シャドークロー/だましうち/おにび/トリックルーム

型1はエメラルドの型1から性格と努力値振り、及び一致技を新技の「かげうち」に変えたもの。これにより物理型として機能しやすくなったほか、「はたきおとす」も自慢の攻撃を活かせられる。威力はまだ20だけどね。
型2は「ナモのみ」持ちなのであくタイプの攻撃技にも一度は何とか耐えやすいだろう。そして3周目唯一の「トリックルーム」持ちでもあるので、他のレンタルポケモンが鈍足ポケモンで固まってしまったら是非とも使いたい。ダブルバトルならその効果は更に絶大なものとなる。

【USUM】
型1:ちからのハチマキ:いじっぱりHA:シャドークロー/はたきおとす/おいうち/のろい
型2:フェアリーZ:ひかえめHC:あやしいかぜ/あくのはどう/マジカルシャイン/よこどり
型3:ジュペッタナイト:いじっぱりHA:かげうち/ダストシュート/おにび/みちづれ
型4:ジュペッタナイト:わんぱくHB:シャドークロー/ダストシュート/ふいうち/おにび

メガシンカを得た事により、久方ぶりにバトル施設に戻ってきた。
型1は「ちからのハチマキ」を巻いた物理型。あく技は2つあるが役割がそれぞれ違うので差別化は簡単だろう。
型2は「フェアリーZ」により「マジカルシャイン」を「ラブリースターインパクト」ジュペッタがラブリー…?に変換させ、主にあくタイプを返り討ちにしていきたい。型3と型4はメガジュペッタ型。型3は先手で「みちづれ」をする事で相手にプレッシャーをかけられるが、連発は出来ないのでタイミングは慎重に。またどちらの型もあくタイプには弱いので、あくタイプに対面しちゃったら素直に引いたほうが安全。

■対戦でのジュペッタ


高い攻撃力を持つがそれ以外の能力は総じて低め、強いて言うなら特攻が平均的な程度と種族値は極めて不安定。
耐久においては物理はオニドリルを特殊はラッタを下回るほどの紙。

また物理技のバリエーションも少なく、タイプ一致であるゴースト以外は範囲が被っている
攻撃面では不遇なノーマルタイプの技しか覚えないので種族値的に唯一の取り柄である高い攻撃力も活かし辛い。

対の存在であるサマヨールは純粋な耐久型で使いやすいのに何この差…


さらにゴースト技が一律物理技だった頃は威力の高い「シャドーボール」がメインウェポンだったが、DPtから物理特殊の使用変更を受けて特殊技に。
代わりに得たのは威力の低い「シャドークロー」(しかも遺伝技)で、その火力は数値のみなら唯一王の「ほのおのキバ」を僅かに下回るほど低い。
一応、第四世代までは禁止級のギラティナオリジンフォルムを覗けばゴーストタイプ最高の攻撃力の持ち主だったが、BWではゴルーグに抜かれた。

そんな最中サマヨールは進化形の追加、「しんかのきせき」というチートアイテムで超耐久化と、着々と強化され格差がどんどん広がることに…

その不遇さやメインウェポンの威力不足っぷりから、
唯一王」や「唯一神」に通じる物があるとして「唯一霊」と呼ばれていたことも。


だがゴーストタイプらしく変化技は豊富で使い方次第ではトリッキーな戦い方ができる。
「おにび」や「でんじは」「かなしばり」による嫌がらせのほか、「トリックルーム」の始動も可能。

「おみとおし」で相手のアイテムを確認できるアドバンテージも大きい。
このおかげで相手がメガストーンやZクリスタルを持っていないのを確認した上で「はたきおとす」を撃つ(後者の場合は威力だけは上昇するが)、
ラムのみ」がないのを知った上で状態異常技を撃つなどの戦い方が可能。
特に有名なのが特性「おみとおし」と「トリック」のコンボで、相手のアイテムを確認した上で安全に「こだわりスカーフ」等を押し付けられる。
しかし、よりにもよってヨノワール(サマヨール)の夢特性も同じ「おみとおし」。なんてこった……。

もう一つの特性「ふみん」もそこそこ優秀で強力な催眠技対策として有用。
ただジュペッタの耐久や素早さ的に催眠技を使わず直接殴って倒しにかかる相手も多いため活かすには工夫が要る。

かげうち」「ふいうち」「おいうち」による紙耐久のゴースト・エスパー狩り、
10まんボルト」「こごえるかぜ」による二刀流等も考えられる。


…とは言え、種族値の不安定さのせいでく読みを働かせなければ上手く機能しにくいが…
ぶっちゃけるとかなり玄人向けで扱い辛さは否めない。

が、ダブルバトルにおいては、「ふみん」で催眠を受けず「ねこだまし」も無効なため、トリル始動要員として活躍することがある。
を持たせなくても努力値配分次第では大抵の攻撃を耐えることが出来るのも大きい。
トリル発動後も退場用の「おきみやげ」「みちづれ」が使えたり、そのまま殴ったりなどシングルと比べると活躍の場が多い。


その後、ファミ通のシリアルコードにて配布された。
このジュペッタは隠れ特性の「のろわれボディ」持ちで通常は習得出来ない「コットンガード」まで覚えておりかなり優秀。
これらのおかげで耐久型や新たな嫌がらせ型等が考えられ「ジュペッタ始まったな!」と言われた。

しかし「のろわれボディ」も「コットンガード」も素の耐久がかなり低く、優秀な再生回復技も持っていないジュペッタとの相性は微妙。
冷静に考察している人達からは「ブルンゲルの劣化なのでは?」とも言われ、実用性は疑問視されるようになった。

どうでもいいが、課金系配布にしては珍しく♀固定である。
そのためか、BWの「ゆめしま」には出現していない。


メガジュペッタ


桁違いのエネルギーが呪いを増幅し抑えきれない。自分のトレーナーさえ恨んでしまうのだ。

  • 種族値
HP:64
攻撃:165
防御:75
特攻:93
特防:83
素早さ:75
合計:555

特性:いたずらごころ(変化技を優先度+1で繰り出せるが、技を当てる相手があくタイプだった場合は必ず失敗する)

XYでまさかのメガシンカを獲得。
しかも特性は屈指のチート特性「いたずらごころ」。
相変わらずアンバランスな種族値や低火力な一致技など欠点も多いが、先制「みちづれ」や「コットンガード」などの新たな個性を手に入れた。
この先制「みちづれ」は言うまでもなく曲者で、相手の攻撃を確実に牽制できるので、使用後に後攻で攻撃すれば一方的に相手を叩ける。
スリップダメージや「ちょうはつ」が無ければハメ殺しにされかねないだろう。
また、耐久に努力値を振らなかった場合は「イカサマ」で即死しかねないため注意。

当初はメガシンカ後の特性と素早さが反映されるまで1ターン待つ必要があり、「まもる」を使うタイムラグや技枠の消費がネックだった
しかし、SMでメガシンカしたターンから特性と素早さの変化が反映されるようになり、場に出てすぐ先制して変化技を撃てるようになった。
もっとも、「いたずらごころ」の弱体化により弱点である悪タイプに対して変化技を撃てなくなったため、良いことばかりではないが*2

「いたずらごころ」と「ゆびをふる」を両立でき、運次第では「かげうち」や「ふいうち」以外にも様々な攻撃技を先制して繰り出せる。
攻撃種族値165が目を引くが、メガシンカ前と同じく両刀向きの種族値でもあるため、出る技がランダムの「ゆびをふる」とは相性が良い。
特に「ゆびをふる」のみで戦うローカルルールでは特性と種族値の優秀さに加えて数の多いノーマル・格闘技が無効なのも強みとなり、厨ポケとして知られている。

そして時は流れてPokémon Championsにも登場。
相手の持ち物をメガシンカ前の「おみとおし」で見抜き、持ち物があれば大ダメージの一致物理技「ポルターガイスト」を叩きこむ働きが可能になった。
放置すれば攻撃種族値165で殴られるか、みちづれされるか、及び腰のところで補助技を使われるかという択一な活躍に磨きがかかっている。
何はともあれおめでとうジュペッタ。


■ポケダンでのジュペッタ


救助隊ではレベル1ダンジョンの清らかな森で進化前のカゲボウズが大暴れ。
壁抜けからの「いやなおと」や「うらみ」で多くの救助隊を絶望の縁に叩き込む。

これらの妨害はほぼ全てのポケモンに有効で、対処もしにくいため大変嫌われていた。
その活躍を受けて探検隊ではパラセクトなどと同様名誉の弱体化……


……


……はしなかった。「いやなおと」の仕様が変更した以外何も変わっていない。

探検隊をハメ殺すことに余念のないカゲボウズの姿に、プレイヤーはまたも絶望するのであった……


追記・修正お願いします。

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最終更新:2026年06月20日 12:10

*1 ジュペッタのさがしもの!

*2 対象が自分自身である「みちづれ」は除く