ガオキング

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ガオキング - (2020/01/08 (水) 09:24:04) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/05/02 (日) 00:47:41
更新日:2023/10/15 Sun 18:24:51
所要時間:約 4 分で読めます







誕生!



!!



とは、スーパー戦隊シリーズ第25作『百獣戦隊ガオレンジャー』に登場した巨大ロボで、ガオレンジャーが操縦する1号ロボに該当する。
初登場はQuest2「精霊王、立つ!!」。



全長:60m
全幅:34m
重量:5000t
出力:2000万馬力→ソウルバード搭乗後は4000万馬力
テーマソング:「百獣合体!ガオキング」(歌:水木一郎)



【概要】

地球の精霊達が地上の動物の姿を取って実体化した聖獣・パワーアニマル
その中で、五人のガオレンジャーと共に戦うガオライオンガオイーグルガオシャークガオバイソンガオタイガーが合体した精霊王。
ガオレンジャーが初めて操った精霊王で百獣合体の基本形態ともいえる。

ガオライオン達を召還した五人のガオレンジャーがガオの宝玉をセットした獣皇剣の剣先を合わせた後、
ガオレッド「百獣合体!」の号令と共に合体が発動。
ガオバイソンの上に乗ったガオライオンを中心に、ガオシャークとガオタイガーがガオライオンの左右と結合し、ガオイーグルがガオライオンの頭部と重なる形で合体体勢に入る。
その後乗り込んだガオレンジャーの「ライズアップ!」の号令と共にガオライオンが吠え、ガオキングに変形する。

操縦は合体したパワーアニマルの内部に存在する異空間内で行われる。
ガオレンジャーの5人がガオライオンの頭部から融合するように入り込み、宝珠のはまった獣皇剣を個別のプレートに配置して手をかざして操っていた。

Quest14「魂の鳥が叫ぶ」以降は、精霊の卵からかえった雛鳥・ピヨちゃんが変化したソウルバードを介して操縦。
合体シーンも若干編集されており、五体のパワーアニマルが自ら人型まで変形した後、ソウルバードに乗ったガオレンジャーが「ソウルドライブ・ガオキング!」の号令で、背部から体内に入ることで完成となる。
ソウルバードは出自の割にメカメカしい見た目であり、Quest14はガオレッドによるレバー操作で操縦される描写が見られた。

基本的にガオレンジャー達の操縦に任せているが、一度だけパワーアニマル達の意思だけで合体、戦闘、アニマルハート発射まで行った事がある。
猛獣使いオルグに操られたこともある。ちなみにこの回で、ガオキングが力ではガオマッスルに劣るものの、技では勝る事が判明した。


◇武器

  • フィンブレード
ガオシャークの尾びれが変形した剣。
使用時にガオキングが大魔神のごとく吠えるのが大きな特徴。


◇技

右手のガオシャークで殴る「シャークショット」
左手のガオタイガーで殴りつける「タイガーアタック」
両足キックを決める「バイソンキック」
きりもみ回転しながら連続キックを決める「ダブルバイソンキック」



◇必殺技

『天地轟鳴・アニマルハート』
五体のパワーアニマルの口から彼らのガオソウルを放つ強力な光線。
ソウルバード登場後は『天地轟鳴・スーパーアニマルハート』へとパワーアップした。

『天地逆転・リバーサルアニマルハート』
逆立ちした状態でアニマルハートを撃つ。
ガオバイソンが重傷を負い、立てなくなった際に急遽編み出した技。
シャークとタイガーが前を向くと頭から落ちるのでは…というのは禁句

『怒涛一閃・サージングアロー』
フィンブレードからビームを発射する。
これまたガオバイソンが合体前の奮闘が祟ってグロッキーになり、ガオキングが立っていられなくなった時の即興技。
ブルーのナイスフォローである。


◇百獣武装

ガオキング最大の特徴は状況に応じて、パワーアニマルを組み替える百獣武装にある。
劇中に登場したガオキングの百獣武装は以下の通り。

ソード&シールド

ガオエレファントを百獣武装した姿。
ガオエレファントは剣(鼻+胴体)と盾(顔+耳)に分離し、それぞれエレファントソードエレファントシールドと呼ばれる。
必殺技は蛇腹剣のように伸ばしたエレファントソードで敵を斬り倒す『豪力両断・イビルクラッシャー』


ガオスピアー

右腕にガオジュラフを百獣武装した姿。
ガオジュラフの右腕はジュラフスピアーと呼称される。貫通力に優れる。
必殺技は右腕を伸ばして敵を貫く『悪鬼貫徹・ネックスラスト』
敵の攻撃でよく外れて地に落ちる。


ガオキンダブルナックル

右腕にガオポーラー、左腕にガオベアーを百獣武装した姿。
それぞれポーラーナックルベアーナックルと呼ばれる。パンチ力は通常のガオキングの3倍というパワー形態。
必殺技はポーラーナックルから吹雪、ベアーナックルから炎を同時に噴射する『氷牙炎滅・ベアーストライク』
その強大な威力ゆえ、ガオライオンに負担がかかる弱点があり、よく暴走したり合体が解除されることがあったが、ソウルバードが一体化することで弱点は克服できる。


ガオキンストライカー

ガオバイソンの代わりに、ガオライノスガオマジロが下半身を構成する。
掛け声は「百獣武装」ではなく「百獣合体」。流石に戦闘中に下半身を丸ごと換装するのは無理がある、ということか。
スピーディな蹴り技が得意で、イマキングばりに勢いよく蹴りまくる。
必殺技はガオマジロをボールのように蹴飛ばす『強蹴一閃・ライノシュート』


ガオクロスホーン

左腕にガオディアスを百獣武装した姿。
ガオディアスの左腕はディアスシザースと呼ばれる。
光の錠で敵の動きを封じるキャプチャーリングが使える。
必殺技は巨大なシャボン玉で敵を包むことで邪気を封じる『清輝顕現・バブルキャプチャー』。浄化、封印の技なため、ガオイカロス以外での出番は少ない。


ガオキンアナザーアーム

別名:バージョン違いガオキング
左腕にガオウルフ、右腕にガオハンマーヘッドを百獣武装した姿。
巨大化したボーリングオルグの攻撃でガオキングとガオハンターの合体が解除された上にガオシャーク、ガオタイガー、ガオリゲーターが負傷した際、
残りの5匹が戦闘を続行出来る事から咄嗟の判断で編み出された。
本家のガオハンター同様、右手のガオハンマーヘッドで殴るハンマーショット、左手のガオウルフで殴りつけるウルフアタックを繰り出す。
必殺技は召喚したガオマジロをボウリングの球に見立てて投げる『超速回転・トルネードガオマジロスピン』


ガオキンアナザーアームウルフスピアー

ガオキングアナザーアームから、さらにガオジュラフを百獣武装した姿。名前が長い。
必殺技は『悪鬼貫徹・ネックスラスト』


ガオスピアーシールド

猛獣使いオルグに操られ、勝手に作られた。
ガオキングソード&シールドの状態から、右腕にガオジュラフを百獣武装した姿。
ガオエレファント「鼻がどっかいった!!」
必殺技は『正義貫徹・ネックスラスト』。技名はヤバイバが命名した。


ガオキンスピアーナックル

猛獣使いオルグがまた勝手に作った。
ガオキングスピアー&シールドの状態から、今度は左腕にガオベアーを百獣武装した。
ベアーナックルでラリアットを決めるガオキングラリアット、ベアーナックルから火炎光線を放つベアーストライクが使える。


◇その後のスーパー戦隊シリーズでの活躍

Vシネマ『忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』では、ガオシルバーを除くガオレンジャーが宇宙忍群ジャカンジャに捕らえられた事で力が奪われてしまう。
よって、冒頭部でガオキングが暗黒七本槍に操られてしまいハリケンジャーが乗る旋風神と交戦した。
後半ではガオシルバー参戦により形勢逆転、Gフォンもガオの宝玉も本来のガオレンジャーの元に戻った。
チュウボウズとの巨大戦では轟雷旋風神との夢の合体形態轟雷旋風神ソード&シールドがお披露目となった。
なお、この形態はパワーアニマルと旋風神のジョイント部が共通規格のため再現できた例でもある。
おぼろさん「うちは知っとったで~。スペシャルやからな!

映画『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』では、人々の祈りがガオキングを含めた歴代33戦隊の巨大メカ&ロボを実体化。
ゴーカイオーゴセイグレートに加勢し黒十字王率いる悪の軍団と激突した。
ガオキングは同じ地球由来のパワーが源のオーレンジャーロボチェンジロボと共にチュパカブラの武レドランと交戦した。
武レドランが所属していた地球犠獄集団 幽魔獣は地球の闇から生まれた存在でもあり、地球の病たる鬼・オルグと共通する部分がある。

スーパー戦隊祭『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』では、ブルーバスターイエローバスターが操縦するゴーバスターライオーが幻のレンジャーキーの力でガオキングに変化。アニマルハートを放った後ガオケンタウロスに変化しエレファントソードで敵メガゾードを切り裂いた。
ゴーバスターライオーの中核たるタテガミライオーもガオライオンと同じライオン由来のメカというのが共通項と言える。
…とはいっても、ガオライオンは厳密には地球が生み出した生命体のようなものだが。



マスオさん『Wiki篭りに追記・修正されることで巨大な項目が誕生するのです』



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