ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦

登録日:2011/05/08 Sun 08:47:45
更新日:2024/04/14 Sun 19:11:21
所要時間:約 10 分で読めます






スクリーンでド派手に行くぜ!



『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』とは2011年6月11日に公開された映画。

今までのスーパー戦隊のVSシリーズは「前年度と現役戦隊」か、「歴代のスーパー戦隊からの選抜メンバーと現役戦隊」という共演のパターンだったが、本作は更にパワーアップ。

海賊戦隊ゴーカイジャー(現役戦隊)+天装戦隊ゴセイジャー(前年度の戦隊)+レジェンド戦隊
という超豪華メンバーとなっている。

…が、直訳すれば『海賊戦隊ゴーカイジャーVSスーパー戦隊』である。



【ストーリー】

これは、スーパー戦隊がレジェンド大戦で宇宙帝国ザンギャックを命をかけて追い出してからのお話…
自分達の力を取り戻し、地球を守るためにゴーカイジャーからレンジャーキーを奪い取るゴセイジャー。
一方、ザンギャックの前にはかつてゴレンジャーに倒された黒十字総統の生まれ変わり・黒十字王が現れた。
スーパー戦隊とそれを信じる者達への復讐を願う黒十字王と結託するザンギャック。
レンジャーキーを奪うため、黒十字王は今までスーパー戦隊が倒した幹部達を復活させる。

そしてついに、レンジャーキーが悪の手に落ちてしまった…

地球の命運は今、ゴーカイジャーとゴセイジャー、2戦隊の踏ん張りにかかっている。
彼らはレンジャーキーを取り戻し、黒十字王を倒す事が出来るのか?
※時間軸は16~17話の間



【登場人物(○は番外戦士、☆はレジェンド戦隊)】


海賊戦隊ゴーカイジャー
ラストには変身後の姿で台詞はないがゴーカイシルバーが先行登場。ほぼ間違いなく伊狩鎧が変身しているが、台詞がないため池田純矢氏の出番はなかった。
そもそも鎧の初撮影は夏の映画『海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船』であり、
後にVシネクスト『テン・ゴーカイジャー』の公開を記念した東映特撮YouTube Officialの特番で池田氏が語ったところによれば、「この作品の撮影時点では鎧のキャストすら決まっていなかった」とのこと。


天装戦隊ゴセイジャー
演:アラタ/ゴセイレッド(千葉雄大)、エリ/ゴセイピンク(さとう里香)、アグリ/ゴセイブラック(浜尾京介)、モネ/ゴセイイエロー(にわみきほ)、ハイド/ゴセイブルー(小野健斗)、ゴセイナイト(声:小西克幸)

アグリ『こんの海賊野郎ォ!言わせておけば…、お前らなぁ!!』
アラタ『一緒にいて解ったよ。君達は、海賊だけど海賊じゃない』

ご存知前作の主人公たち。レジェンド大戦で戦う力を失ったことよりもそれと引き換えにザンギャック艦隊を退けられたことを安堵していた。
ゴセイナイトはレジェンド大戦後はスーパー戦隊の力を失った為、グランディオンヘッダー状態*1になってしまったが一時的に能力を取り戻し、ゴセイジャーと共にゴーカイジャーと共闘。
なお、ゴセイグレートゴセイアルティメットともども冒頭で大破した姿が映されたのみ(荒川氏の想定では「ザンギャック艦隊との総力戦で破損した」らしい)。


海城剛/アカレンジャー(演:誠直也)

『俺達は戦う力を奪われた。だが…この鍵に宿った思いは永遠のものだ』

出典は『秘密戦隊ゴレンジャー
冒頭、ザンギャックの大軍に苦戦するゴセイジャーの下に駆けつけ他のレンジャーの下へ導く。
両戦隊のいざこざに他のレジェンド同様巻き込まれたにもかかわらず、後にレンジャーキーが生み出した謎空間でゴーカイジャーを認め、大いなる力を授けた。
ヤ○ザっぽいとか言っちゃダメ。



『地球人で無くとも…誰かを愛し、大切な物を守ろうとする心は同じだ』

出典は『ジャッカー電撃隊
冒頭、アカレンジャーに続いてゴセイジャーと合流し、股間と大胸筋のビッグワン具合を視聴者に見せつけた。
後にアカレンジャーと同じく大いなる力を授ける。
中の人の病気もあってか一時期より老けこんでしまったが、相変わらずのおしゃれスーツ。
それにしてもスペードエースェ…



『こいつには、勇気と強さと悪を憎む心が詰まっている…君も大事にしてたら、きっといい事があるよ』

出典は『電子戦隊デンジマン
屋台を引いてあんパンを幼稚園に運んでいる。ダイデンジンのおもちゃを持つ少年に上記のセリフを伝える。
本当にいい事がありました。
青梅・ウメコ共々テレビシリーズから変身シーンが回想として流用されており、デンジランドで変身するシーンが使われた(話数不明)。


黒田官平/ゴーグルブラック(演:春田純一)

『お前達は宇宙のどこででも通じる、愛と勇気と希望と、そして正義を持っている』

出典は『大戦隊ゴーグルファイブ
不思議空間でゴーカイジャーを認め、力を授ける。
中の人はダイナブラック/星川竜も演じたかったとのこと。


☆立花レイ/ダイナピンク(演:萩原佐代子)

『未来の夢の為に、怒りを爆発させて!』

出典は『科学戦隊ダイナマン
不思議空間で(以下略


郷史朗/レッドワン(演:坂元亮介)

『恐れていてはダメだ。地球に悪の手が伸びた時こそ、みんなの愛を寄せ合うんだ!』

出典は『超電子バイオマン
不思議(以下略


炎力/レッドターボ(演:佐藤健太)

『君達に与えられた力強い勇気で、青く輝く地球を守ってくれ!』

出典は『高速戦隊ターボレンジャー
(以下略



『夢や希望を捨てたら、人間は生きる意味が無くなってしまう』

出典は『五星戦隊ダイレンジャー
餃子屋の出前持ち。この時点で独立し自分の店を持っている。出前に出たら自殺しようとする坪倉と出くわし、彼を励ました。
中の人はアクションできなかったことを残念がっていたが後にTV本編で披露することができた。
青梅・ウメコ共々テレビシリーズから変身シーンが回想として流用されており、第35話Aパートにおける魔拳士ジンとの戦いの際の転身が使われた。

レッドレーサー(声:岸祐二)

出典は『激走戦隊カーレンジャー
クレジットはされていないがレジェンド大戦の途中で一瞬登場し、オリキャスが演じている。なぜこうなったかというとカーレン回だった14話の撮影中に竹本監督が岸氏を「監督が会いたがってる」と撮影所のアフレコスタジオまで呼び出して収録したんだとか。


『只今現着!本官もチーキュの為に戦うぞ!』

出典は『激走戦隊カーレンジャー
相変わらず地球をチーキュと呼ぶお巡りさん。力を失った後、最終話まで彼がどうなっていたかは謎である。


黒騎士ヒュウガ(声:小川輝晃)
『ゴセイジャー!ここは俺達が食い止める!』
出典は『星獣戦隊ギンガマン
森の中でザンギャックを足止めする。小川氏はこの映画では声のみの出演だが、後のテレビシリーズで変身前のヒュウガとして再登場している。また、クレジットはされていないがレジェンド大戦の中で登場するニンジャレッドの声も小川氏である。



『今よりほんの少しでいい。未来を…美しく幸せな世界にしたい。そんな気持ちを、私は無くしたくないです』


『頼んだぞ、スーパー戦隊!』

デカスワン
出典は『特捜戦隊デカレンジャー
ウメコは亮たちと共に坪倉が自殺しようとしているところに出くわし、彼を励ます。青梅・亮共々テレビシリーズから変身シーンが回想として流用されており、バスの中で変身するシーン(話数不明)が使われた。
ボスとスワンは黒騎士たちとザンギャックを足止め。偉大なる先達の前では珍しく敬語を使った。ボスは途中でワンカットだけ変身前の姿でも登場している。



『我々も力を捧げよう。この星の全ての家族の未来を守る為に』

マジマザー
出典は『魔法戦隊マジレンジャー
森の中でザンギャックたちを足止め。その後、力を放出するスーパー戦隊たちの姿を見て上の言葉で周囲の戦士たちに呼びかける。
家族戦隊の父であるウルザードファイヤーが言うと、より重みのある言葉である。ウルザードファイヤーは変身前の勇やブレイジェルとしての姿は登場していないが、オリキャスである。



『奴等の艦隊は全滅した…』

大剣人ズバーン
出典は『轟轟戦隊ボウケンジャー
決着がついた後、明石が目を覚ましたゴセイジャーと会話している。


黒獅子リオ
臨獣カメレオン拳のメレ
出典は『獣拳戦隊ゲキレンジャー
2度と蘇らないはずだがまさかの登場。ウルザードたちと同じくザンギャックを足止め。
竹本監督の想像では「(ドラゴンボールの)占いババみたいなのがいて、少しだけ生き返らせてもらった。他の人間には違った姿で見える。」とか何とか。


楼山早輝/ゴーオンイエロー(演:逢沢りな)

『力は全て、ザンギャックの艦隊と一緒に宇宙へ散ってしまったの…』

出典は『炎神戦隊ゴーオンジャー
チーフたちと一緒にゴセイジャーと会話。
ちなみに後のOV『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANPRIX』では大人の事情でジャケットを着なかったため、ジャケットを着た姿が見れるのは本作が最後となった。


谷千明/シンケングリーン(演:鈴木勝吾)

『もう二度と、あの姿で戦う事は出来ない…』

梅盛源太/シンケンゴールド(演:相馬圭祐)

『俺達の戦う力は、すっかり無くなっちまった!』


同上。
ちなみに千明はエンディングでは、変身後ともとも銃を撃つポーズをしていた。それでいいのか侍。


○その他、計199人のスーパー戦隊たち



【本作の敵】


●黒十字王/黒十字城(声:神谷明)
【 身長 】230cm( 巨大化時身長:58.7m )【 体重 】169kg( 巨大化時体重:431t ) / 【 全高 】614m【 重量 】11500t

本作の悪の黒幕。秘密戦隊ゴレンジャーとの戦いで壮絶な死を遂げた黒十字総帥が、歴代の怪人たちの怨念を喰らい地獄の底より蘇った姿。
最早一欠けらの人間らしさも残しておらず、顔も完全に仮面怪人となってしまった。
ザンギャックと一時的に同盟を結び、全ての戦隊とそれを信じる善良な人々への復讐…というか逆恨みのために三大幹部を復活させる。
本来の姿である黒十字城は蜘蛛のような姿に変身し、ゴーカイオーゴセイグレートを瞬く間に叩き潰すほどの圧倒的な戦闘力を有していたが…。
レジェンド大戦に姿を見せなかったあの気まぐれ魔神とは無関係。ちなみにその魔神がこの映画に登場できなかったのは竹本監督曰く「スーツが劣化して残っていなかった」のが原因で残存していれば登場させた可能性もあったという。


冥府神ダゴン(声:大塚明夫)
かつて魔法戦隊マジレンジャーと戦った地底冥府インフェルシア幹部
三途の川を超えて地獄に落ちたはずだったが、黒十字王の呼び声を聞き、黒十字ベルトを戴いて現世に戻った。来年も性懲りも無く蘇る


総裏大臣ヨゴシマクリタイン(声:梁田清之)
かつて炎神戦隊ゴーオンジャーと覇を競った蛮機族ガイアークの真の支配者。シュタじゃなくてシマクリの方のヨゴシ氏。
同じく地獄から舞い戻ってきた。


復活の救星主ブラジラ/彗星のブレドラン/チュパカブラの武レドラン/サイボーグのブレドRUN/血祭のブレドラン(声:飛田展男)
天装戦隊ゴセイジャーとの死闘も記憶に新しいき魂で暗躍していた元護星天使。またお前か。
当初はブラジラが復活。一度は赤コンビにやられたが、全分身を伴い復活した。
こいつも翌年懲りずに生き返る


冥府神サイクロプス
冥府神イフリート
●掃除大臣キレイズキー
●危官房長官チラカソーネ
救星戦隊ブレドランジャーと共に巨大化して復活した。

●ゾビル兵
●ウガッツ兵
●ビービ兵
雑魚。ゾビルはカモミラージュによって上司のダゴンに全滅させられるという不憫な目に…


司令官ワルズ・ギル(声:野島裕史)
●参謀ダマラス(声:石井康嗣)
●開発技官インサーン(声:井上喜久子)
●特務士官バリゾーグ(声:進藤学)
●ゴーミン
●スゴーミン
宇宙帝国ザンギャックの皆さん。
当初は黒十字王を不審に思っていたが、利害が一致したので結託する。


【その他】


天知望(演:中村咲哉)
該当項目参照。


●サラリーマン(演:我が家の坪倉由幸)
本作の人間サイドの主要人物。
不況で失職し途方に暮れ、放心状態でトラックに突っ込みそうになっていた所をレジェンド戦士に救われる。
生活費の足しにと押し入れから出てきたバリブルーンの玩具をプレミアショップに売ろうとした。
歴代の悪の軍団により蹂躙される街で市民が絶望する中、レジェンド戦士からの励ましを糧に希望を捨てなかった。
そのことが最大の奇跡を産むこととなる。


●銀行員(演:我が家の谷田部俊)
●バンドマン(演:我が家の杉山裕之)
絶望するモブ市民。坪倉に比べて大根じゃね?とか言わせねーよ!



【劇場版に登場したロボ】


○ゴレンゴーカイオー
ゴレンジャーの大いなる力を得たゴーカイオーがバリブルーンと合体した姿。
原作同様、カシオペアのパワーをゴーカイケンに宿し一刀両断、原水爆も通じない黒十字城を葬った。
流石にゴーカイオーの着ぐるみに実物のバリブルーンを背負わせるのは危険だしアクションも無理だったからか、全身が映る時はCG(黒十字城が断末魔を上げるカットだけはゴーカイオーの着ぐるみの背面にCGのバリブルーンを合成)、バリブルーンが必要ないゴーカイオーのアップショットは実写という対応になった。


【余談】

劇場パンフレットによると、当初は歴代戦隊シリーズの敵役俳優の中でもとりわけ「別格」の存在として特撮ファンからの支持を得ていた女優・曽我町子氏を起用し、
彼女が『電子戦隊デンジマン』の中で演じた敵組織・ベーダー一族の首領・ヘドリアン女王率いる巨大な悪の勢力と、ゴーカイジャー・レジェンド戦隊による一大決戦を描く構想があった。
しかし、その曽我氏本人が既に2006年に逝去している関係で、新たに彼女の容姿・特徴をモチーフとしたオリジナルキャラクター「メカヘドリアン」を登場させる案もあったという。
だが、「『へドリアン』の名を持っていながら、曽我氏以外の声では多くの特撮ファンが違和感を持つだろう」という意見が出た事で結局はこれも白紙撤回され、最終的に「初代戦隊と対峙した」という点から、『ゴレンジャー』の黒十字総統をベースとしたキャラクターを出すという案に修正された。


レジェンド大戦のシーンは本編1話の映像に新規映像を加えて再アフレコもされており、
上記のゲスト出演したオリキャスの面々が自身の変身後の声(宮内氏と小川氏はそれぞれアオレンジャー・ビッグワン、ニンジャレッド・黒騎士の二役)を演じている。ちなみに竹本監督によるとオリキャスのうち直近の作品のキャストは新録したものではなくテレビシリーズ当時の音源を使っているという*2
スケジュールや引退・死去などといった大人の事情でオリキャスが出演出来なかったそれ以外の戦士たちに関しては、関智一や田村ゆかり等ゴーカイのレギュラー声優陣が代役を担当している。

レジェンド大戦後、アラタ達が目覚める場面では…
江成仙一(デカグリーン)リョウマ(ギンガレッド)西堀さくら(ボウケンピンク)尾藤吼太(ハリケンイエロー)、大河冴(ガオホワイト)等の
他の戦士の姿も確認出来る(役者はオリジナルでは無い*3)。

レジェンド大戦に参戦しなかった(できなかった)、または巨大ロボ戦で負傷し戦線離脱した戦士は、自らの力を失っていないのでレンジャーキーが存在しない。
パンフレットでは脚本を手掛けた荒川稔久氏が理由を語っており、例としてガンマジンデータス(ハイパー)は後者に該当する(ガンマジンについては「巨大戦にはいたかもしれませんがあいつは気まぐれなので分かりません」とも言っており、参加は曖昧になっている。ガンマジンはオバケ嫌いということからもしかしたら…という可能性も無きにしも非ず)。
ニンジャマンも後者とされていたが、後に本編で前者の理由となった。
詳しくは番外戦士の項目も参照。

レンジャーキーが実体化し、全スーパー戦隊が揃った場面では最近の作品では使われていない「我ら、スーパー戦隊!!」という決め台詞が久方ぶりに使われている。この声はゴーカイ・ゴセイの両戦隊の役者だけではなく、アフレコに参加した全てのオリキャス戦士、ザンギャック勢を含むゴーカイのレギュラー声優陣によるもの。

歴代1号ロボと2大飛行メカが揃うシーンで上段のロボがスチール写真、中段がイベントで度々展示されていた非アクション用スーツ、下段だけが動いている。
他にも過去映像の編集やCGでごまかしてるのは、廃棄処分あるいは流用・改造で『バトルフィーバー』から『チェンジマン』、
『ライブマン』『ジェットマン』『ダイレンジャー』『ハリケンジャー』の各作品のロボの着ぐるみが現存していなかったことや
『フラッシュマン』から『ギンガマン』の一部作品が上述の通り、非アクション用しかスーツが無かったことによるもの。
竹本監督によると、過去の映像だけではなくサンバルカンロボと旋風神は当時ゲームセンターで稼働していた『スーパー戦隊バトル ダイスオー』で使うCG、さらにバトルフィーバーロボは5年前に発売した超合金魂の脚部分をアップで撮る新撮の実写カットを使ったと話しており、まさに「知恵を絞り、使えるものは全て使った」のがこの特撮シーンである。

当時、動かせたのはビクトリーロボガオキングアバレンオーからシンケンオーまでのロボだけ。
ロボがガッツポーズをした写真しかないのがまた惜しいところだった。
その後、『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』やスーパー戦隊を題材にしたパチンコの映像撮影(こちらは後に『機界戦隊ゼンカイジャー』でも使用)のために新たに再製作されたロボのスーツがいくつかある。
なお、竹本監督によるとゲキトージャの両足を左右反対で撮影してしまっていたようで、戦闘シーンなどではそれが映ってしまっているという。

不思議空間でのダイナピンク/立花レイ、レッドワン/郷史朗、レッドターボ/炎力の台詞には、それぞれの作品の主題歌の歌詞が一部引用されている(ダイナマンはエンディング)。

本作は当初5月21日に公開の予定であったが、同年3月11日に発生した東日本大震災の影響で6月11日に公開日が延期となった。竹本監督はX(旧Twitter)で折に触れて話しているが、その3月11日も本作の撮影が行われていたという。午後14時台の地震発生時には東京撮影所の屋上にゴーカイガレオンの船首部分のセットを組んでマーベラスとアラタが2人きりで会話するラストシーンの撮影が行われていた。当日の夜まではセット撮影などをしていたが、翌日以降はロケの中止・スケジュール変更をしてスーツアクター陣のみでエンディングのヒーローゲッター用の歴代戦隊に変身するカットなどをスタジオ内のセットで3日間ほど撮影していたが、その後は状況を鑑みて2週間ほど撮影を中止したという。

スーパー戦隊全ての力を結集して…
追記・修正だ!
ファイアッ!

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最終更新:2024年04月14日 19:11

*1 本編epic46以来。

*2 直近の作品はMA作業前の劇伴サントラが挿入されていない台詞だけの音が残っているため。

*3 ただしリョウマと吼太は、後々テレビシリーズで本人出演が実現している。