アクア(FE)

「アクア(FE)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

アクア(FE) - (2018/01/16 (火) 20:34:31) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2017/03/03 (金) 00:00:00
更新日:2024/04/26 Fri 07:05:28
所要時間:約 7 分で読めます





私のほうも、何とか片付いたわ。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


概要

『アクア』とは『ファイアーエムブレムif 白夜王国/暗夜王国』に登場するメインヒロイン
白夜編・暗夜編・透魔編共に仲間になる共通のユニットの一人。
初期クラスは歌姫。

CV:Lynn、蓮花(歌パート)

誕生日は3月3日。軍の中で一番、寝癖が酷い。
人気投票女性部門5位。

現在は白夜王国の王女だが、元々は暗夜王国の王女。
母親のシェンメイは暗夜王ガロンの後妻でありアクアはシェンメイの連れ子。
そのため暗夜王族とは血の繋がらないきょうだいとなる。
しかしその境遇ゆえに王の臣下たちには邪険に扱われ、王の側室や貴族の子供たちにはひどい虐めを受けていた。
その時受けた傷は大人になった今でも残っているほど。
過酷な生活で泣きたくなると城を抜け出しており、ハロルドに助けられた事もあった。
また他のきょうだい達とはほとんど交流がなかった。(マークスカミラは一応の面識がある程度、エリーゼは生まれていなかった)
マークスとレオンはアクアの境遇を後々知ったようだが、カミラはアクアが虐められていた事を知らなかった。

この暗夜時代での生活から他人に拒絶される事を内心怖がっており、そのため感情を表に出すことが苦手になっている。

そして幼い頃に白夜王国の王族であるカムイの対の人質として白夜王国に拉致されて、以降は白夜王国の王女として何不自由なく育てられてきた。
その待遇は故郷の暗夜王国にいた頃より良く、ミコト女王はアクアを実の娘のように可愛がり幸せな日々を送るが、一部の者達からは快良くは思われていなかった。
特に白夜王族の義理のきょうだい達との仲は良く、タクミはアクアを姉としては認めていなかったものの、仲自体はそこまで悪くはなかった。
しかしカムイの居場所を奪ってしまったと考えており、さらに人に言えない理由もあったため、他人とは一歩距離を置いていた。


性格はクールで聡明。そして儚げ……にみせかけて実際にはかなり逞しい女性。
息子のシグレがアクアをモデルに詩を書いたら「こんな英雄的な女性なんて非現実的」と自分で言ってしまうぐらい。
この逞しさは主に本編で随所に表れており、ファンからは『アクアネキ』と呼ばれている。

ストーリーでは温室育ちのカムイをサポートする軍師的存在であるのだが、
アクアの出す案も天然というか脳筋気味なものが多く、『アクアネキ』呼ばわりに拍車を掛けている。
その最たる例が「インビジブルキングダム」6章、つまり最序盤。

白夜・暗夜王国がカムイを巡って争っていて、カムイの話を聞いていない
→アクア「両国の隊長に攻撃すれば嫌でも注目されるわ」
→カムイ攻撃開始
→リョウマ・マークス「カムイは我が国を裏切った」
→家族に裏切られ怒った両国を完全に敵に回す
→アクア「(激怒しているから)今は二人に話を聞いてもらうのは無理、逃げましょう」
→カムイ「(´・ω・`)……」

この時のカムイの目的は両国に自分が第三者である事を伝える事なので、確かにアクアの作戦で目的を果たしたのだが……。
この一件で完全にアクアは脳筋軍師のイメージが付いたと言ってもいい。

動物のもふもふの尻尾が大好きで、尻尾を見ると我を忘れてしまうほど。
ニシキの尻尾を触っているうちに抱き枕にして寝てしまっていた。

意外と邪気眼には寛容でウー……オーディンの血の暴走を見ても、見ていて気が楽になるからと気にしていなかった。
例え娘が父親似で厨二になったとしても、心が和むからと言って生暖かい目で見守っている。
ただしウ……オーディンの秘術『無慈悲なウィニングメモリー』だけはダメ。トラウマである。

中二病と違って腐女子は悩みの種らしく、が腐った妄想をしようとしていたら健全な歌を唄わせて、妄想しないように拘束していた。


初期クラスが歌姫の通り、歌が得意。
フランネルに歌をへんちくりんと罵倒されたら静かに怒るくらいには自分の歌に自信と誇りを持つ。
料理の際にも鼻歌を交えており、歌っている間が落ち着く様子。
アクアの歌には周りの人を元気にさせたり、勇気を出させたり、時には敵を封じたりなど様々な特殊な効果がある。
これはアクア自身に力が備わっている訳ではなく、母から貰った『水のペンダント』の力である。
この周りを癒す歌声はアクアほどの歌の実力を得たうえで水のペンダントを装着すれば出来るらしい。
アクア固有の子供であるシグレ、アクアの歌を完璧に模倣したアクアの子版のマトイはアクアと同等以上の事が出来るだろうと言われている。
しかしこの特殊な歌声は使用者の命を削るため、アクアは戦が集結したらこのペンダントを処分しようと考えている。
この歌の本来の役割は透魔竜ハイドラを鎮める事。理性を失いかけたハイドラが自分を抑え込む為に作り出した。


なお、ifでは男性側に固有の子供がいて、母親の髪色が遺伝するという覚醒の真逆の仕様だが、アクアとカムイ(女)のみ例外で、固有の子供がいる。
アクアの場合、さらに髪色も旦那ではなく他の女性キャラ同様にアクアの色が受け継がれる。つまり覚醒におけるクロムポジでもあるのだ。
その子供は前述したとおりシグレルキナとは逆に男性であり、ルキナ同様に子世代唯一の外見固定。
ちなみに、シグレの担当声優は細谷佳正氏。『覚醒』と『ヒーローズ』でルフレ(マイユニ)の声を担当された方である。

勿論旦那側の固有の子供も産む事ができるため、結果二人の子供を産む事になる。しかも覚醒のクロム嫁とは異なり実際に、である。
その生まれて来た子供は旦那側によく似ているが、アクアに似て歌が大好きになっている。
ただし歌が好きだからと言って歌が上手いかというと別問題らしいが……。



以下ネタバレなのでステルス
シェンメイの元旦那は透魔王国の国王であり、アクアは透魔国の王女になる。
また、カムイの母親・ミコトはシェンメイの妹のためカムイとはいとこの関係になる。


性能

初期クラスは『歌姫』。アクア専用のクラスであり子供に遺伝も出来ない。
従来の踊り子にあたるクラスで、歌を唄う事で仲間を再行動させる事が出来る。
その成長率は高く、力・技・速・幸運の4つが伸びに伸びる。そう力も……である。
力の成長率は驚異の50%で、45%のリョウマを上回っている。儚げで細身の体の何処にそんな力が……。

そんなアクアと相性のいい武器としてランダム入手アイテム『松の木』通称、『丸太』がある。
この丸太は高威力で必殺が上昇し武器レベルが低いというメリットがある一方で、
低命中で追撃しにくいデメリットがあるのだが、それは技・速が伸びやすいアクアにはさほどデメリットにはならない。
何よりも外見は儚げなメインヒロインが戦場で豪快に丸太を振り回すという強烈なインパクトは何よりも絶大で、
実用性でもネタ性でも松の木はアクアの武器に選ばれている。

とはいえアクアの守備面は紙に等しく、ワンパンKOは覚悟しなければならない。
あくまでアクアの本来の仕事は後方からの援護である。

クラスチェンジ先は天馬武者。隠れ素質*1はロッドナイトに設定されている。アクアの場合歌姫が継承できない関係で出やすい。
特例として、ジョーカーと結婚した場合はロッドナイトも重複し、シグレにはどこからともなくドラゴンナイトの素質が発生する。

支援会話

前作でのメインヒロインと思われるスミアとは異なり、親世代の男性となら基本結婚出来る。
そのためスミアのように支援相手を間違って結婚出来ないという事態は避けられる。
共通ユニットのため白夜・暗夜で結婚相手はおり、支援会話もその分豊富。
カムイとの支援会話に至っては白夜、暗夜、透魔編それぞれで内容が異なり、支援Sでの結婚ボイスもすべて違うという手の込みようである。
ただしカムイと結婚した場合、他の男親の結婚相手が減ることになり子世代に1名欠員が出てしまう点に注意。*2

リョウマとの支援ではカムイの事があって距離を取り、きょうだいに頼みごとが出来ないアクアにリョウマが改めて妹だと伝えている。
マークスも暗夜にいると嫌な事を思い出し落ち込んでいるアクアを励まし、周りに馴染ませようと軍議に連れて行っている。
同じ芸能を愛するものとしてアズ……ラズワルドとは踊りを通して仲良くなった。

同性支援はサクラヒノカ、エリーゼ、そしてカムイ(女)の4人。カムイは男と同様、ルートで内容が変わる。
きょうだいの中ではカミラのみ支援会話がない。この点はDLC「絆の暗夜祭」でフォローされている。


台詞

  • そうね。
  • ねえ、私たちの近くにいる部隊に攻撃を仕掛けてはどうかしら。
    部隊長を倒せば、将であるリョウマとマークスは私たちを無視出来なくなるわ。
  • 待って、カムイ。今はムリよ。二人にあなたの言葉は届かないわ。ひとまずここを離れましょう。捕まるわけにはいかないもの。
  • ……ふう。なんとか逃げ切れたけど、すぐに追手が来るはず……カムイ、このままじゃ両国から敵とみなされたままよ。
  • ならこれまでの分も……沢山甘えさせてもらうわね。リョウマ……兄さん。
  • だって、あなたは私のためにがむしゃらに頑張ってくれた……儀式はちょっとあれだけど……でも、慣れれば大丈夫そうだし。
    いつかきっと、楽しく笑い飛ばしてあげられそうな気がするの。
  • え? い、い、いえ……それは結構よ! それよりみんなに報告にいきましょう。私たちの幸せな結婚の報告を!
  • そ、そんな……勝手に身を引かないで。鈍いのは……あなたも同じよ。私も……あなたが好き……大好きなの……。
    あなたの恋の力になりたいなんて……そんなの……嘘よ。本当は……私があなたの一番になりたかったの……。
  • これは羽子板というの。白夜では、これで羽根突きという遊びをするのよ。私……負けたことがないわ。
  • 大丈夫よ。私は以前、松の木で戦ったこともある……慣れればなんとかなるわ。さあ、行きましょう。この世界を救うために。




私はアクア。暗夜で生まれ、白夜で育てられた者……歌の力で、あなたの力になるわ。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

『FEヒーローズ』にも初期から参加。
槍を扱う青属性であり、☆5以上で取得できる(と言ってもアクアは今のところ☆5しかないが)槍『蒼海の槍+』は三すくみが有利だと攻撃力が20%増大する効果がある。
ゲーム同様、味方を再行動させられる『歌』も取得でき、それでいてステータスも高めということから、
アタッカーも兼任させられる踊り子として同じ属性のユニットの中でもかなり高い評価を受けている。

しかし原作通りの紙装甲もきっかり再現されており、蒼海の槍には三すくみが不利な緑属性に対しては攻撃力が20%減ってしまうデメリットがあるため、
基本的に有利な赤属性以外には喧嘩を売らずサポートに徹した方が無難。特に緑属性だとほぼ間違いなく勝てない。
闘技場では踊るによる戦局混乱は警戒すべきものの、緑属性で殴ればいいという弱点もはっきりしているため、
リセマラランキングで高評価を得ているにも関わらずそこまで嫌な相手ではない。

18年1月には正月仕様の超英雄として参加。飛行ユニット兼歌姫。
『戦渦の連戦Mini ~新たな年を拓く者~』のストーリーと40%ボーナスキャラとして登場。
ストーリーでは羽子板で戦おうとしていたのをマルス仮面に問い詰められた際に、自分は「松の木」で戦っていたからとこれくらい平気と言っていた。
ついに公式が松の木をネタにし始めた……。


英雄総選挙では女性部門8位、総合では15位とかなり健闘した。
10位以内に入ったのでカレンダー壁紙が配布される。相方となる男性8位はルフレ。マイユニとは縁がある。



ねえ、私たちの近くにいる項目に追記・修正を仕掛けてはどうかしら。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/