アズール(FE)

登録日:2012/05/29 Tue 06:18:15
更新日:2025/08/22 Fri 20:40:16
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は、恥ずかしいよ……。




出典:任天堂公式LINE、https://www.nintendo.co.jp/social/index.html#section-line、2015年9月22日、
ファイアーエムブレム 覚醒、インテリジェントシステムズ、任天堂、2012年4月19日、
(C)2012 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS




CV:木島隆一

我らが踊り子オリヴィエの息子。
彼女と同じく恥ずかしがり屋で、ナンパをすることで克服しようとしている。
モテてないけど。成功してないけど。
尚、このナンパで克服という行為は未来の母親から教えられたもので、そもそもの発端はマリアベルであることが支援会話からわかる。
軟派キャラはFEには珍しくないが、例えばセイン等と違い、理由がある辺り筋金入りの女好きという訳でもなさそうである。

ダンサー志望であり、誰もいないところを探しては密かに練習していた。
軍の中で一番夜中に出歩いている。いかがわしい意味ではなく、踊りの練習に出かけているためである。

クロムの子供候補であり、息子になった場合はルキナとは逆の右目に聖痕が出来る。
ルキナ以外の子供で聖痕があると明言されているのは何気にアズールだけである。


誕生日は8月7日。ちなみに『新・暗黒竜と光の剣』の発売日と同じである。





ファイアーエムブレムif 白夜王国/暗夜王国』には主に暗夜編に登場。
DLCではなく主要登場人物として、である。

本作では何故か『ラズワルド』と名乗っており、マーシナリーが初期クラス。
暗夜王国の王子・マークスの直属の部下として働いている。ピエリは同僚。


本編ではこのラズワルドが偽名でアズールが本名という事、オーディンとルーナとは昔馴染みであることが明かされ、
覚醒プレイヤーには覚醒のアズールである事が察せられるが、それ以外は明かされない。
明かされるのはDLCの『見えざる史実』で。

覚醒本編でギムレーを倒した後、透魔竜ハイドラの分身に本体を倒せるのは覚醒組しかいないと考え、
偶々近くにいたウード・アズール・セレナに頼み込み、過去に連れて来たのだ。

暗夜王国にいるのはこの国の何処かにいるハイドラの子供を保護するため。
しかし、名前も知らないためカムイに接触できず場合によっては敵対する事に。

この時間軸に来た際に髪の色が変わり、新たにマーシナリーの力を得た。


同僚のピエリからはラズワルドが血の臭いがするので懐かれており、
彼女との支援ではかつて母親がヘンリーにしたように彼もピエリの心のケアをしていく。

子供はアズールに似て女の子をナンパするのが好きなソレイユ


【性能】

クラスは傭兵
母のオリヴィエは踊り子である為、最初はレベル上げに手間取り、クラスチェンジしても貧弱な能力に悩まされるなどの苦難が多いものの
ダークペガサスを経由することでアズールに【疾風迅雷】を引き継ぐことができる。
オリヴィエの上限こそ母親の中で最も低いものの、彼は素の段階で父親に関係なく疾風迅雷・武器節約の二大チートスキルが両立可能。
というか疾風迅雷を遺伝させた場合、登場時から疾風迅雷と武器節約を持って現れる。
子世代で親に関係なく両立できるのは全知全能のマークを除けばセレナとアズールのみ。

さらにオリヴィエの職業上引継ぎなしで滅殺や流星を持つ上に、父親がクロムなら王の器も取得可能。
王の器+滅殺+武器節約+疾風迅雷の極悪コンボを放ったりもできる。
さらにさらに男なので魔戦士になることで疾風迅雷と相性のいい居合一閃を両立することも可能と、もはや手が付けられない。
王の器や居合一閃が使えることを考えるとセレナを上回っているとさえ言え、スキル面では非常に恵まれていると言っていい。

成長率は傭兵だけあって、力や技等は伸びまくるし、魔力もそこそこ。
が、例のコンウォル病にでもかかっているのか幸運や魔防がウードとかに比べ若干頼りない。
まあいくらでも育成できるし限界値も高いので、そんなに危惧するようなものでもないが。
疾風迅雷さえ遺伝させていればそれだけでエースになりうる強さであり、
さらにイケメンなルックスからなかなか人気のユニットである。

クロムの息子候補なのでマーク♂に王の器を習得させたい時の父親候補にもなり、ブレディ父よりも物理職向きの能力となるのだが、
オリヴィエの合計補正値が0の都合上、クロム父のマークと殆ど変わらず、クロム×マイユニより全職引継ぎの子が一人減るのでやや趣味寄りか。

ちなみにグレゴ親だと職が全て被ってしまい、もったいないことに。
最初から必須スキルの武器節約と疾風迅雷を抑えている彼自身の職業が増えないことは言う程大した問題ではないのだが、
誰か一人武器節約を遺伝できないことを意味するため、全体的な戦力が下がるこの組み合わせは避けた方が無難。


ifではラズワルドとして参戦。
暗夜編では味方だが、子世代から親世代への移行、節約迅雷の没収、クラス自体の弱体化と一気に地味な存在に。
能力の平凡さや登場の遅さもあって二軍落ちしてしまうことが少なくない。
サブ素質がなので絡繰士になれば『写し身人形』を習得できるが、最初から忍の職についているスズカゼに食われがちである。
先にブレイブヒーローとして『太陽』を習得しておけば回復しつつ粘り強くデバフ撒きをしたり、写し身と一緒に回復するといった芸当はできる。

個人スキルは周囲2マスの全味方の力・速さをターン終了時まで+1にする『青の踊り』
再行動能力でこそないが、遂に踊りの技能を実戦で活かせるようになった。
とはいえ叫び系スキルに比べると上昇値が少なく地味なので、他にやることがない時のオマケ程度の扱い。
ラズワルド自身の叫び系スキルが充実すればお得感があるが、暗夜編だとそこまでこだわるのは難しい。

白夜編では敵になるが、このルートの難易度自体が低いので他のネームドキャラ同様大して苦戦しないだろう。
ちなみに撃破後はオーディン(ウード)やルーナ(セレナ)と違って戦死してしまう。
別ルートでのマークスとの支援でもこの展開を匂わせる会話がある。


支援会話

マイユニ♀はもちろん、子世代の女性ユニットとは全員と結婚できる。
大体のキャラに軟派な性格を突っつかれている。
ゲーム内ではチートスキルによりトップクラスの強キャラだが、
支援会話上ではステータスのせいか弱キャラ扱いのようでデジェルに追い返されてしまっている。
同性では前線で活躍できるウードジェロームブレディ
(マーク♂とは親子バージョンのみ発生)

ウード、ブレディとの3バカ具合は見ていて面白い。
ウード→ブレディ
ブレディ→アズール
アズール→ウード
をそれぞれいじっている。
更に親の関係上、ウード、ブレディも【疾風迅雷】を受け継ぐことが可能である。


なにこの三すくみ

また、彼の支援会話を象徴するものの一つにボイスがある。
とあるボイスが最早、


にしか聞こえないと定評がある。



……ゲフン!
まあ、何はともあれ魅力的なキャラなので是非活躍させて頂きたい。




僕はラズワルド。暗夜王国の傭兵だよ。

急に呼ばれて恥ずかしいけど…この出会いを祝して、お茶でも行かない?


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


ヒーローズはリリース初期からifでのラズワルド名義で参加。イラストはスエカネクミコ氏。
赤属性の剣・歩行ユニット。
アスクにいてもナンパ癖は変わらず。
呪いも影響していないからかレベルMAX時は本名を召喚師に堂々と告げる。


武器スキルは『銀の剣+』
Bスキルは敵の武器種が斧で自分のHPが50%以上の時、自分は絶対追撃、敵は追撃不可の『斧殺し3』
Cスキルはターン開始時、周囲1マスの味方の速さ+4の『速さの鼓舞』。

HPと攻撃に優れ、魔防が低めな鈍足アタッカー。
銀の剣は効果が無い武器のため、『アーマーキラー+』や『斬馬刀+』等の特効武器を継承して特効対象を一撃で粉砕するスタイルに切り替えた方が戦いやすい。

ただ魔防は低いせいで魔法攻撃にはかなり弱い。
守備自体も低くはないものの、優れておらず速さも高くないので追撃で沈む。

2020年2月のアップデートで専用武器『ラズワルドの舞剣』が追加。
移動系補助(体当たり、引き戻し、回り込み等)を使用した時、または自分に使用された時、移動後の自分と相手の周囲2マス以内の味方と相手の攻撃、速さ、守備、魔防+4(1ターン、自分を除く)
自分と味方にバフを付ける連携スキルである。

特殊錬成はHP+3
周囲3マス以内に強化の合計値が10以上の味方が2人以上いる時、戦闘中、自分の攻撃、守備+3、2回攻撃。
条件は必要になるが2回攻撃とステータス強化で戦いやすくなった。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

アズール名義での参戦は2017年9月の舞踏祭超英雄で初参加。イラストもスエカネクミコ氏。
こちらは緑属性の魔法・歩行ユニット。
原作でなる事ができなかった踊り子で悲願が叶った。

武器スキルは自分から攻撃した時、戦闘後、自分の周囲1マスの味方を7回復『舞踏祭の輪+』
Bスキルは「歌う」「踊る」使用時、対象の速さ+4『疾風の舞い3』
Cスキルはターン開始時、周囲1マスの味方の攻撃+4(1ターン)『攻撃の鼓舞3』

踊り子故なのかステータスは全て低めでどれも特筆しておらず強い効果も無い。
言ってしまえば完全なサポート特化。
戦闘も視野に入れる場合は武器を変えるかスキルを継承するしかない。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2021年3月にはイースター祭で久々の参戦。イラストはп猫R氏。
緑属性の弓・飛行ユニット。
参加理由が恥ずかしがり屋を克服するためだという。
最初はやはり慣れなかったが他の英雄のイースター衣装を見て楽しめた様子。

武器スキルは『春兎の弓+』
飛行特効
戦闘開始時、敵のHPが75%以上なら、戦闘中、自分の攻撃、速さ+5、かつ攻撃、速さの弱化を無効
Aスキルは『緑の死闘・飛行4』
HP+5、攻撃、速さ、守備、魔防+2
自分が★5かつレベル40の時、闘技場などで自分の能力値が低くても、スコアの高い敵が登場する
(伝承英雄、神階英雄は限界突破やスキル等を加味しない場合の自分の能力値合計が175より低い場合、自分の能力値合計が175として扱われる)
(上記以外の英雄は180より低い場合、180として扱われる)
Cスキルは周囲2マスの敵は戦闘中、攻撃、速さ-4の『攻撃速さの牽制3』

対象は狭いが攻撃と速さを上げてデバフを受けない汎用武器。
ステータスを上げるAスキルと牽制で追撃もしやすいデバフも備えるとちゃっかりしている。
自分自身も飛行特攻に弱いので弱点は増えている。

僕はアズール。未来から来たオリヴィエの息子だよ。

そ、そんなに見られたら、恥ずかしいよ…!

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2023年12月でついに通常版が実装。イラストはワダサチコ氏。
赤属性の剣・歩行ユニット。
肩書きもセリフも何か既視感を覚える。

武器スキルは『見切り追撃の剣+』
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、攻撃、速さ+5、かつ敵の絶対追撃を無効、かつ自分の追撃不可を無効
ダメージ+5(範囲奥義を除く)
Aスキルは周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、自身の攻撃、速さが周囲2マス以内の味方の人数×2+1だけ上昇(最大7)『攻撃速さの密集3』
Bスキルは自身のHPが75%以下で、攻撃時発動の奥義装備時、ターン開始時、奥義発動カウント-1
奥義発動時、奥義によるダメージ+10の『怒り3』

特筆した効果、スキルは無いが圧倒的に汎用性が高い。後に生まれる娘も同じでやはり親子…。
攻撃と速さも高めつつ追撃操作にも影響しない。武器はバレンタインカザハナの効果と同じだが通常排出で入手可能となった。
どんな武器を持たせても型によっては活躍の見込みが十分ある。
魔防だけ心細いがダメージ軽減を活用してカバーは可能。

今まで、Wikiを見せてあげられなくて。

ごめんね……▼

さっきの項目、ちゃんと完成させるから。

そしたらその後で……▼

未来の母さんが教えられなかった、

本当の追記・編集も……教えてほしいな。▼


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最終更新:2025年08月22日 20:40