アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ

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アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ - (2018/12/09 (日) 16:34:19) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2017/07/15 Sat 17:37:46
更新日:2024/02/22 Thu 18:16:56
所要時間:約 13 分で読めます




『THE IDOLM@STER MILLION LIVE! THEATER DAYS』は、2017年6月29日よりサービスを開始したバンダイナムコエンターテインメントのiOS,Androidスマートフォン向けアプリ。*1
アイドルマスター ミリオンライブ!』の派生ゲームで、ジャンルはアイドルライブ&プロデュースゲーム。

公式の略称は『ミリシタ』……「ダサい」「ダサい」と言われていたが、後述のニコ生でのオレンジの人の発言もあってかいつの間にか定着していた。
ガミP「ミリシタ…ミリシタ…割り下

配信後に発売された週刊『ファミ通』(2017年7月27号)でのガミPのインタビューによると、GREEでの『ミリオンライブ!』配信の約一年後ぐらいには企画がスタートしていたとの事。
劇場を舞台としたのも、本家コンシューマーからの流れを引き継ぎつつ、より具体的にアイドルをプロデュースしているという感覚をPに持ってもらいたいとの意図があったからだと云う。

企画当初はソシャゲということもあり、2Dで作ろうとしていたとのことだが、端末の進化に伴うソシャゲ業界の発展を受けて、アーケード~コンシューマー版と同じく、3Dモデルを利用したプロデュースゲームとなった。
一方、音ゲー部分には先んじて配信されて広く市民権を得ている『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』の影響も見られる等、単なる本家のソシャゲ化に留まらない、時代や環境に合わせたアレンジも見られる。

【発表から配信まで】


【登場アイドル&キャラクター】

『ミリマス』では本家の能力値に準えたVo,Da,Viにアイドルが割り振られていたが、『ミリシタ』では新たにPrincess,Fairy,Angelに組分けされることになった。
ぶっちゃけ、よくわからない分け方なので、単に“組分け”程度と考えるのが正しいかもしれない。
真がPrincessに居ることで自己申告制とか言われたりしているが。

組分けが変わったことで、先輩組と劇場組の代表格であるはるちはみきと、がキッチリと三属性に分けられており、今回の分類はこの為との意見も。

また、これまではゲームやアニメ等での描写から、漠然と東京や関東圏出身と見られていた春香達を含む765プロのアイドル達の出身地が貴音を除いては初めて明確にされた。


【属性毎の組分け】


■Princess


天海春香(CV:中村繪里子)
萩原雪歩(CV:浅倉杏美)
菊地真(CV:平田宏美)
我那覇響(CV:沼倉愛美)
春日未来(CV:山崎はるか)
田中琴葉(CV:種田梨沙) ※2018年2月8日から登場
佐竹美奈子(CV:大関英里)
徳川まつり(CV:諏訪彩花)
七尾百合子(CV:伊藤美来)
高山紗代子(CV:駒形友梨)
松田亜利沙(CV:村川梨衣)
高坂海美(CV:上田麗奈)
中谷育(CV:原嶋あかり)
エミリー(CV:郁原ゆう)
矢吹可奈(CV:木戸衣吹)
横山奈緒(CV:渡部優衣)
福田のり子(CV:浜崎奈々)


■Fairy


如月千早(CV:今井麻美)
水瀬伊織(CV:釘宮理恵)
四条貴音(CV:原由実)
秋月律子(CV:若林直美)
最上静香(CV:田所あずさ)
所恵美(CV:藤井ゆきよ)
ロコ(CV:中村温姫)
天空橋朋花(CV:小岩井ことり)
北沢志保(CV:雨宮天)
舞浜歩(CV:戸田めぐみ)
二階堂千鶴(CV:野村香菜子)
真壁瑞希(CV:阿部里果)
百瀬莉緒(CV:山口立花子)
永吉昴(CV:斉藤佑圭)
周防桃子(CV:渡部恵子)
ジュリア(CV:愛美)
白石紬(CV:南早紀)


■Angel


星井美希(CV:長谷川明子)
高槻やよい(CV:仁後真耶子)
三浦あずさ(CV:たかはし智秋)
双海亜美(CV:下田麻美)
双海真美(CV:下田麻美)
伊吹翼(CV:Machico)
島原エレナ(CV:角元明日香)
箱崎星梨花(CV:麻倉もも)
野々原茜(CV:小笠原早紀)
望月杏奈(CV:夏川椎菜)
木下ひなた(CV:田村奈央)
馬場このみ(CV:高橋未奈美)
大神環(CV:稲川英里)
豊川風花(CV:末柄里恵)
宮尾美也(CV:桐谷蝶々)
篠宮可憐(CV:近藤唯)
北上麗花(CV:平山笑美)
桜守歌織(CV:香里有佐)


■Ex


詩花(CV:高橋李依)


【カード】

N,R,SR,SSRが存在。
Rまではライブやお仕事の報酬として貰えることがある。
所有済みのカードを入手すると重複分が自動的にアイテムに変換されるのがやや特殊な点。
SR以下は本家のカードの流用が中心で、描き下ろしのものもある程度本家と近いタッチで描かれているが、SSRは違ったタッチでのイラストになっている。

■レッスン
レッスンチケットを利用してカードのレベルを上げる。
R以上のチケットだと特技レベルが上昇する。

■覚醒
ライブに使用することで覚醒ptが上昇。
覚醒ptをMAXにしたカードはアイテムで覚醒可能。
絵柄の変化に伴い、最大レベルとステータスが上昇。

■マスターレッスン
カードと同じレアリティのマスターピース(一つ下を大量に消費することでも代用可)を使用することでマスターランクが上昇。
ステータスが底上げされる。
また、専用衣装つきのカードのマスターランクを4に上げることで「アナザー衣装」(要は色違いだが、色だけでなく細部のデザインが変わるものも)を入手できる。


【事務所関係者】


■ 高木順二朗(CV:大塚芳忠)
お馴染み黒い人。3Dモデルはない。
イベントが始まるたびにプライベートでティン!と来てはPを呼びつける。

■ 青羽美咲(CV:安済知佳)
劇場専用事務員として雇われた新人。
ちっひとは逆に妹系のかわいさを目指してデザインされたとの事。宇宙関係の仕事を持つ姉がいるらしい(未登場)。
服飾系の短大を卒業した後に、かわいい服を作りたい→かわいい服を着たアイドルも好き→765プロに就職……という道を辿ったらしい。
種子島育ちであることが示唆されている。
スペシャルログインボーナスが開始されると発言するハイテンションな「なんとぉ!」「じゃーんっ!」がPの心を捉えて離さない。

音無小鳥(CV:滝田樹里)
お馴染みピヨちゃん。当初はアイコンのみの出演だったが、2018年のエイプリルフールイベントより、待望の3Dモデルが登場した。この年齢で新しい制服はキツいとか言うな!
劇場ではなく、我らが765プロ事務所に常駐している様子。なので社長と一緒にイベントのOPなどに登場するのが主な出番。
美咲とはなにやらを貸し借りするような関係。

【その他の人物】


■ 早坂そら
まだ声が付かないカメラマンさん。
ガシャを引く時には何か言ってくれることを祈ろう。
コミュ等で出てくるカメラマンも彼女だと思われる。

■ 黒井崇男(CV:子安武人)
お馴染み961プロ社長。
ミリシタでもコミュに登場する他、なんとぉ! 黒井社長のタイトルコールまで存在する。
ミリシタPは黒井社長のことや高木社長との因縁については知らなかったようだ。

【ゲーム内容】

プレイヤーは765プロのPとなり、売れっ子になった春香達13人に続き、新設された765プロ劇場(シアター)を舞台に、春香達13人と『39プロジェクト』により集められた39人の新人アイドル=52人のアイドルのプロデュースをしていくことになる。
いきなり担当4倍とかなんてブラック企業。
『モバマス』と『デレステ』の関係と同様、設定は仕切り直しの形で、一から新たな形でアイドルたちとの出会い、成長が描かれる。
また、上記の通り、765ASとシアター組の先輩・後輩の位置付けが本家より明確になっているのも特徴的。

劇場内には現時点で4つのエリアがあり、3Dモデルでアイドルたちが日常を過ごす様子が描かれる。本作の大きな特徴の一つと言える。
吹き出しが出ているアイドルに話しかけるとランダムな会話(ふれあい)が発生し、そのアイドルとの親愛度が上がる。
吹き出しが出ていない場合も入れ替わりで出現する彼女達に反応を求めたり様子を眺めることは可能で、アイドル毎の個別モーションや台詞は該当アイドルのSSR実装時に追加されている。
また、仕事内容を含むアイドルの台詞の追加も順次行われており、アイドルの誕生日やクリスマス等には特別な演出が見られる。
尚、初アプデはお姫ちんの山盛りらぁめんだった。


【ライブ】

元気かライブチケットを使って行う音ゲーパート。
難易度が高い方が消費が多い。

■元気を使った場合の報酬
覚醒pt,親愛度,ファン数,経験値,マニー,アイテム
※元気はドリンクで回復可能。

■チケットを使った場合の報酬
覚醒pt,親愛度(半分),ファン数(半分)
ライブチケットは最大で10倍まで消費することが可能で、その倍率に応じて報酬もアップする。

■ユニットライブ

5人ユニットによるライブ(MVは楽曲に合わせて少人数にも対応)。
2MIX,4MIX,6MIX,MMがあり、数がそのままレーン数と難易度に相当している。
最高難度のMM(ミリオンミックス)は6MIXをクリアで解放。
レーン数は同じく6だが難易度が上がる。

■ソロライブ

画面を縦にしての一人によるライブ。
報酬は一人のみだが、ユニットライブ同様にユニットを組んでいるメンバーの支援は受けられる。
集中的に育成したかったり、担当のどアップを眺めるのに便利。
2MIX,2MIX+があり、ソロライブの2MIX、及びユニットライブの2MIX~6MIXをクリアすることで+が解放。

■ライブの特徴

音ゲーとしてはスタンダードだが、左右のフリックと同じように出てくる上フリックがやや特徴的。

また、「MVの映像(振り付け)に合わせた譜面設計」が重視されている傾向がある。
音ゲーとして遊ぶ場合も3Dモードでのプレイは(ノりやすくなるため)割とお勧め。
前述の上フリックも「上・正面を指差す」「跳ねる」などの振り付けに合わせて出てきがちであり、このために導入されているのではないかという説も。

MVは2Dモードも搭載されているが、静止画の3Dモデルが表示されるだけの最小限のものでいささか素っ気なく、そういう意味でも3D推奨と言える。
2018年10月18日(Ver.1.4.000)から、センターにSSRを使っている場合はそのイラストを代わりに表示させられるようになった。
余談だが、このアップデートでは他に、同様に3Dモデル静止画で表示されていたライブレポート(リザルト画面)に背景と演出を追加して「舞台裏にアイドルが駆け戻ってきて台詞を言う」という形に変更されたりもしている。

曲の途中で出てくる大きなスペシャル音符をタッチすることで、本家シリーズのバーストアピールを思わせる「スペシャルアピール」が発生する。
扱い自体はただのコンボの一つなのだが、如何にもアイマス風の演出と評判。
それまでのコンボが全て繋がっている場合はMVモードでは見れない特別な演出になる。
1周年以降は、さらに違ったもう1種の演出が見れる「アナザーアピール」が全ての曲に搭載された。

※全体の仕様としては判定と繋がりが甘めに設定されており、音ゲーが苦手な層にもプレイしやすくしたいとのガミPの発言がある。
また、MVモードは最低難易度でも一回でもクリアすれば解放される。

※2017年9月14日から配信されたVer1.1.4からは2000マニーを消費して行えるリハーサルモードが追加された他、ライブ失敗時の消費ジュエル数が50から10に減らされた。
初心者や練習中の人間には嬉しい仕様なのは勿論のこと、リハーサルモードではあくまでリハーサルということでMVがトレーニングウェアを着て観客無しの状態となり、高山紗代子がメガネ、ジュリアがロックメイクのままで踊る姿などが見られる点もPにはポイントが高い。


【使用楽曲】

初期実装は52人*3による新テーマ曲『Brand New Theater!』の他、LTPシリーズからユニット曲4曲が選択可能。
以降はチュートリアルとPのレベルを上げていくことでと新人二人……etc.のコミュとソロ曲が解放されていく。
ソロ曲は当初は全てLTP収録の「1曲目」からだったが、途中から時々LTH収録の「2曲目」から実装する場合も見られるようになった。

『ミリマス』のゲームであることや、サービス開始時点で『ミリマス』単体でも200曲近い楽曲が存在していた為に、ランティス曲のみになるかと思いきや三枚目のパネルミッションをクリアすることでアーケード版EDであり全ての始まりの曲と言える『THE IDOLM@STER』が解放されるサプライズがあり、嬉しい悲鳴が上がった。

その後も765ASの全体曲は節目節目に実装されており、特にP達の関心を集めるのは、シアター組(バックダンサー組)にとっても重要な意味を持つ『M@STERPIECE』の実装が何時になるか?ということである。

特徴的な仕様として、『Brand New Theater!』や追って実装された『Thank You!』などのミリオンライブ全体歌唱曲は、全員の音源が存在する点を活かしてユニットに選ばれている5人がそれぞれのパートの歌唱を行う歌い分けが存在する。

また、稼働開始前より入念に行われてきた最適化専門部署のAkANE大作戦により、曲によっては制約もあるとはいえ、コンシューマーでも出来なかったメンバー入れ替え可能での13人ライブを実現させて度肝を抜いた。
現在までに対応曲も増えてきており、ミリシタの看板の一つとなっている。

イベント楽曲では既存の楽曲が使われることも多いが、2017年10月末の『FairyTaleじゃいられない』を皮切りに新規楽曲でのイベントも行われるようになった。以降は概ね交互に行われる。

上位報酬アイドルと専用衣装を得るにはランキングに入る必要があったが、2018年6月より一定ポイント以上の獲得で入手可能となった。
また、他のユニットメンバーの衣装や、取り逃したカード自体についてもアイテム交換所で入手可能という配慮がある。


【お仕事】

ライブと同じく元気を使用することで、ランダムで出てくるアイドル達の仕事風景を見られる。
手の掛かる育成要素を避けてか、基本的には簡素な会話のみだが、たまにコミュや本家でお馴染みの三択が出てくる。
パーフェクトコミュニケーションを取った方が報酬が高く、選択率も示してくれるが皆が選んでいる=正解という訳でもないので注意。
ライブに比べると報酬は少なめだが、ライブに使用していないアイドルとの親愛度も上げられるし、ライブチケットを入手できるので時間がなくて元気を無駄にしたくない時やアイドルを知りたい時に有用。

日替わりでどの属性が推されているかが変わり、その属性はアイテム取得率がアップする。

【モバイル】

本家でもお馴染み、アイドル達からメールが届いたり、メインコミュ・イベントの進行やSSRの入手に応じてアイドルのブログが読める。
メールには返信出来るものがある他、ブログにイイネ!することでコミュが発生する。

【イベント】

■プラチナスターシアター
通常楽曲プレイで得られるアイテムを消費してイベント楽曲をプレイしてポイントを稼いでランキングを競う、『デレステ』とかこの手のゲームではおなじみのスタンダードなイベント。
イベント楽曲は発売済みのユニット曲となっており(2018年11月現在)、それをテーマに描かれる専用のイベントコミュも見られる。
報酬アイドルが「上位入賞で手に入るSR」と「ポイント報酬で手に入るSR」の2つ(いずれも新規描き下ろし)であることは『デレステ』と同じだが、このうち前者についてはSRながら専用衣装つきとなる。

■プラチナスターツアー
プラチナスターシアターとは似て非なる形式で行われる、新規楽曲イベント。
こちらはイベント楽曲が基本的にミリシタ初出の新規ユニット曲となる。それ以外の特徴はプラチナスターシアターと概ね同じ。
略すとどっちもPSTになるのでややこしい。

■ミリコレ!~MILLIONLIVE COLLECTION~
通常楽曲やお仕事で得られるガシャコインを消費してイベント用ガシャを回し、SRなど各種報酬を入手するイベント。
報酬アイドルはSR2枚とR1枚で、これは上記イベントとは異なり本家の流用。Rのみ先行実装扱い。
コインガシャには底がなく、累計消費コインに応じた報酬でもSRは手に入るので一応上限はあるが、サクッと片付けられるか頑張るはめになるかは運に左右される。

■THEATER SHOW TIME☆
1日ごとに特定アイテムのドロップが増加する、イベントというよりはキャンペーンに近い箸休め期間。
ドロップボーナス自体はなかなか美味しいため、しっかりプレイしておく価値はある。



美咲「なんとぉ!ただいまスペシャル追記修正ボーナスを開催中ですぅ! 明日も追記修正するとぉ、きっといいことがありますよぉ、えへへぇ

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