ポポローグ

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&font(#6495ED){登録日}:2021/06/02 Wed 19:40:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&b(){お父さんのバカ!}} ポポローグとはPSで発売されたRPG。 *概要 田森庸介の漫画作品を原作とした[[ゲーム]]「ポポロクロイスシリーズ」の二作目。 本作は[[前作>ポポロクロイス物語(氷の魔王編)]]から一転して入るたびに[[ダンジョン]]の構造や宝箱の中身が変わるローグライク風になっている(あくまで『風』であり基本はRPG)。 大まかな戦闘自体は前作同様としつつも、仲間ではなく雇う傭兵や深いダンジョン、装備集めやスタンプ集めなどやりこみがいのある高いゲーム性は一部から強い人気を誇る。 戦闘も前作ほどきつくなく、次回作ほどぬるくないゲームとして適当なバランス。%%だが中盤であることをすると完全に崩壊する%% アニメムービーがない・舞台がほとんど別世界などシリーズでも異色な要素が強く、ナンバリング外の外伝として扱われていて、次作以降でほとんど関わりがない扱いになっている。(次作以降で明確に出てくるのは設定:王家の洞窟やおまけ要素のおみやげ等の極一部のみ) 温かみのある[[ドット絵]]は前作と変わらず食事や着替え、変顔などドットアニメーションがさらに洗練されておりその点でも見ていて楽しい作品である。 シナリオはややあっさり気味だが、人間の悪性を見せつけられる話になっておりその点でも異端。 テーマは前作の親子愛から一歩進んだ「&bold(){親の背中を追いかける子供}」で終盤はやはり泣ける。 一方でサブイベントもかなり充実している。 さすがにシステムが違いすぎるためか、のちに発売された総集編的作品「ピエトロ王子の冒険」には未収録。 その代わり本作を意識したオリジナルシナリオ「闇の獅子王篇」が収録されている。 *あらすじ サニア王妃を目覚めさせる[[あの冒険>ポポロクロイス物語(氷の魔王編)]]から2年……ピエトロ王子は今日も勉強に力が入らず、町にこっそり遊びに行く日々。 ある日、ポポロクロイス周辺は突然黒雲が覆われ、別の世界に移動してしまいます。 周辺の調査に向かった将軍率いる兵士や魔法使いたちは、次々に変わる土地や未知の魔物に驚き散り散りになってしまいます。 この世界を調べたいというピエトロに反対するパウロ国王でしたが、翌日パウロ国王は書き置きを残し、いなくなってしまいました。 ピエトロのお父さんを探すための二度目の冒険が始まります。 そして冒険を進めるうちに、ここが夢の世界…『&bold(){夢幻世界}』であること、夢幻世界の王『&bold(){イド}』と父パウロの因縁を知るのです……。 *登場人物 **メインキャラ ・[[ピエトロ・パカプカ>ピエトロ・パカプカ(ポポロクロイス物語)]] CV:[[高山みなみ]] 主人公。前作から2年経ち、12歳になったポポロクロイスの王子。 相変わらず穏やかで素直な性格だが、勉強嫌いで遊びたい年ごろでもある。 謎の世界に散ってしまった城の探索隊メンバーや、失踪したパウロ国王の捜索のため二度目の大冒険に出る。 はじめは何を言わず旅立った父に憤りを感じていたが、夢幻世界を回り人の負の感情や過去の真実に触れることで、父との関係を見つめなおし、また一つ成長していく。 魔法も物理も半端……というのはやはり序盤の話で、中盤頃から強力な技を覚え始め最終的にトップクラスの強さとなる。 専用全体炎魔法「ドラゴンフレイム」や最強技「ドラゴンセイバー」を覚えると、もうあいつ一人でいいんじゃないかな。 欠点はやや遅いことと、呪属性と闇属性のパラメーターが低いこと(呪属性と闇属性の魔法も覚えられない)。 また時々いる、味方キャラに変身する敵がピエトロに変身してドラゴンフレイムを使ってくると地獄を見る。 前作と異なり竜の剣は成長しないため、ただの初期装備止まり。 「竜の剣を手にした時、ピエトロは強くなる」とは一体……手にしたら強くなる(その後成長するとは言っていない) ・パウロ・パカプカ CV:槐柳二 かつては獅子王と呼ばれたピエトロの父で、現ポポロクロイス国王。 ピエトロを冒険に出すのは反対しており厳しい態度をとる。 一方で、謎の世界に移動した原因について思い当たる節があり、書き置きを残し突如失踪する。 その後は世界各地を探索していたようだが……? ちなみに老けて見えるがこの時点でまだ42歳である。 **傭兵 本作における仲間。 ストーリーの進行や町で出会うことで傭兵に登録され、町の傭兵所で雇うことができるようになる。 傭兵は雇う時にはある程度お金が必要(そこまで高くない)。 一度雇えば追加料金はなく、レベルを上がると解雇する際に鍛えてくれたお礼としてお金がもらえる。 連れていけるのはピエトロを除き2人までだが、別に同行させないことも可能(その分戦闘はキツくなるが……)。 隠しステータスとしてストレスというものがあり、長期間雇わなかったり、作戦変更の提案に反対される、戦闘不能になるなどを重ねるとストレスがたまり、雇うことができなくなってしまう。 たまったストレスは「トランキライザー」というアイテムを使えば下げられる。%%薬漬けではない%% 製作スケジュールの関係か、イラストでは十人十色な体型だがゲーム中では首から下を全員使いまわしている、どいつもこいつもガタイがいい。ゲーム内だけで見れば気にしなければそこまで気にならないレベルだが、ザッパと魔法使い系を並べるとやはり違和感が目立つ。 またシナリオの都合上イベントでは全く喋らない。どこかにいなくなってイベントが終わると出てくることもしばしば。 シリーズ8作目のスマートフォンアプリゲーム「ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛」にも一部のキャラが登場。 ・ダイソン CV:[[立木文彦]] タキネン村で出会う角刈りの男。 木こりの家系であり、無口でストイックな斧使いだが周囲に気遣いもできるナイスガイ。 HPや防御や力は高い反面、魔法関連は苦手で素早さも低いと典型的戦士タイプ。 素早さの高い傭兵が増えてくる中盤以降はややしんどくなるが、専用[[必殺技]]「ダイソンボンバー」、「ダイソンウェーブ」が非常に強力で、伝説の武器がピエトロと被らない斧であるため、最後まで使うのも悪くない強さ。 後の「ナルシアの涙と妖精の笛」では、丁寧語で話すシャイでおおらかな巨漢に。 ・メル CV:こおろぎさとみ 心優しい白ネコ獣人。 回復マニアでややマッドの気がある。%%ん!?間違ったかな……%% 魔法タイプにしては素早さが低いが、[[回復魔法]]や聖属性魔法に関してはほぼ自力習得し適性も高いため、テコ入れせずとも最後まで使っていける(終盤は火力不足気味か) &bold(){傭兵の体型使い回しにおける最大の被害者}。イラストではチビッコで可愛らしいのに、ゲーム内ではピエトロよりゴツイ姿に悶絶したプレイヤー多数。 「ナルシアの涙と妖精の笛」では一転して、スラっとした体形の元気なキャラに。 ・ロビン CV:関俊彦 ピエトロの後姿をイノシシと勘違いした狩人。 落ち着きがなくそそっかしい。 ちなみにゲーム内でのドット絵は目の色を打ち間違えている。 素早さが非常に高くほぼ先制してくれる弓の名手。序盤はややパンチが足りないが、強力な弓が入手でき、強力な専用全体技「ラストジャッジメント」を覚える中盤あたりから恐怖のスナイパーとなる。 「ナルシアの涙と妖精の笛」ではポポロクロイスとは別の大陸の妖精の森の守り人をしており、妖精たちの兄貴分で負けず嫌いだが森を脅かす人間が嫌っている。 ・ドグマ CV:石森達幸 ギャルが好きなスケベ爺さん。 過去には悟りを求めて旅をした僧侶だったらしく、時々徳の高いことを言う。 雷、氷、闇魔法のスペシャリスト。特に闇に関しては傭兵中一番で強力な闇魔法「ナッシング」を唯一覚える。 また呪術が使える貴重なキャラでもある。 HPや防御こそ低めだが素早さは高め。 ・レパルド CV:[[屋良有作]] 豹の獣人で自身の強さへのプライドを持つ自信家。 戦士タイプで能力的には結構優秀。魔法も全般的に覚え、ピエトロより素早い。装備できる伝説の武器が槍なのも利点。 だが専用技「レパルドクラッシュ」と「レパルドショット」が中ランクしか装備できない剣装備時限定というミスマッチがある。全体専用技がないのも難点。 「ナルシアの涙と妖精の笛」では見た目がかなり人寄りになってる。 内面もプライド高いところがピックアップされ、良い家系の生まれや金持ちなことを鼻にかけてはいるが、女性関係に非常に弱い。 ・ミーシャ CV:二又一成 レパルドと旅をしている能天気な猿獣人。 漫画の外人のようなカタコトで話す。 素早さが非常に高くHPも高いため打たれ強い。 しかし大した技も魔法も覚えずいまいちパッとしない存在(一応専用技「ラピッドショット」を覚えるが)。 魔力も低く新たに覚えさせた魔法で補助もできない。 使うには伝説の剣をピエトロから譲ってやるくらいの愛が必要。 「ナルシアの涙と妖精の笛」では育て親の師の教えに忠実でストイックなキャラになっている。 ・ザッパ CV:[[郷里大輔]] カバにしか見えないが歴とした竜……らしい重戦士。 超マイペースで天然。ほかの傭兵が雇用しないと微妙に文句を言うのに対して、幸せそうに寝ているため全然辛そうに見えない。%%システム上ストレスためてるけど%% ダイソンをさらに極端にした戦士らしいステータス。素早さが低く頻繁にミスる。 移動力も一人だけ低く、覚える技も単体技ばかりでどうにも欠点が目立つ。 専用技は自己回復の「オラねる…+3」。 他利点はハンマーがほぼ彼専用武器のため、独占できることくらいか。 ボディ流用の被害者の一人。太った竜という設定なのに、顔だけでかく体がスリムに見える。 「ナルシアの涙と妖精の笛」では設定どおり巨体となった。性格もほぼそのまんまだが食べるのが好きになっている。 ・ミルト CV:[[氷上恭子]] 羽の生えた赤髪の女の子。 いたずら好きで、いなくなった双子のクルトを探している。 補助魔法と回復魔法の専門家で、それ系列の魔法は大体は自己習得する。 高い素早さを誇り、たいていの相手には先制するため、安心して補助回復ができ非常に有用。 攻撃魔法は地属性しか自己習得しないのが難点だが、クルトと違い習得はできるため、覚えさせればある程度は補える。 挙句の果てにはトランスフォームで味方に変身すれば物理攻撃も可能に。 できることが多すぎる双子の片割れ。 ・クルト CV:[[山口勝平]] 羽の生えた青髪の男の子。 ミルトの双子で同じくいたずら好きだが、あるキャラへ行ったいたずらの結果、報復としてとんでもないところに幽閉されている。 ミルト同様非常に素早さが高く、氷魔法で敵を行動する前に凍り付かせる悪魔の双子の片割れ。 無効化されにくい聖属性魔法も得意のため氷が効かない相手にも有用。 特に専用魔法の「ファイナルフロスト」と「ゴッドブレス」が強力無比。 その殲滅力から最強の傭兵という評価が多い。 回復、補助を覚えられないことと、ややMPの燃費が悪いのが欠点。 ・ボリス CV:[[子安武人]] [[記憶喪失]]の青年。 ポポロクロイス城下町の猫屋敷にいつからかおり、話しかけると生活のために傭兵になる。 最速で仲間にすれば初期レベルが高く即戦力となる。剣以外初期装備がないことは注意。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実は天空城の王子。猫屋敷にいたのは天空城を襲ったアルゴスがネコの怪物だったから。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){彼を天空城の大臣に顔見せした上で、アルゴス撃破後に大臣が旅立った後、天空城に連れていくと記憶を取り戻す。}}&s(){&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その後も傭兵所では記憶喪失で苦しんでいるのはどういうことだ}}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){他の傭兵が傭兵になった後は大きなイベントがないのに対して、傭兵化後に仲間にいると特殊なイベントが用意されている点ではかなり優遇されている。}} 攻撃寄りにしたピエトロといったキャラで、特に雷魔法は一日の長があり、専用雷魔法「アギドサンダー」は超強力。また専用風魔法「ハイハリケーン」、特技「らいじんけん+3」も覚える。 その他の属性魔法や物理面でも強力な技を次々覚えるが、HPが低く、素早さもピエトロ以下のためあっさり死んだりするため過信は禁物。 伝説の武器が剣のため、ピエトロと奪い合いになるのも難点。 ・ラウラ CV:勝生真砂子 金髪の女戦士。実は盗賊団のボスを父親に持つスリ。 スったピエトロの手帳から彼が王を探す王子と知り、謝礼目当てで傭兵になる。 弓の名手で風や補助などの魔法も少し得意。 戦士としてはどうしても専用技が強力なロビンに見劣りしがちだが、モンスターからアイテムを盗む技「いただき!!」が使える。 ・ゼノン CV:辻村真人 古代の戦闘用[[ロボット]]。 当初はバラバラにされており、各ダンジョンに落ちてるパーツをトンクウに集め復元すると傭兵にできる。 最初に見た人を主人だと思い込むが、スイッチを切るとそれまでのことをきれいさっぱり忘れる。 ボディ流用の被害者の一人。イラストではドラム缶に手足が生えたようなどこかレトロチックな外見なのに、ゲーム中では何とも言えない感じに…… レベルが1で仲間になる、何の装備もできない、何の魔法も覚えない、専用技以外技も覚えない(かといって専用技も強いわけじゃない)、魔法に弱い、攻守こそ高いが装備ができないので物理もそこまで強くないとネタのような存在。 戦闘ボイスも気が抜けるような声になっており、意図した[[ネタキャラ]]なのだと思われる。 彼専用の技が8つもありその点では優遇されているといえなくもない。 ・ユキ CV:[[皆口裕子]] 忍者の頭領の孫娘。 この世界にムサシと二人で飛ばされてきた。 ムサシにべたぼれしており、許嫁を理由に彼に迫るもいつも逃げられている。 高い素早さと移動力を持つ。 魔法も前衛にしてはそこそこ使えるが、これといった決め手がなく影が薄い。 専用技の「すいげつせん」は全TP消費の単体攻撃のためやはり使いにくい。 装備できる伝説の武器が剣なのも向かい風。 ・ムサシ CV:[[松本保典]] ユキの幼馴染の忍者。 育ての親の孫娘であるユキのことは決して嫌いではないのだが、結婚の決心がつかず傭兵をしながら逃げ回っている。 思いつめてる金払いのいいおやじの傭兵をしていたとのことで、どうやらパウロの傭兵をしていたらしい。 複数のダンジョンを渡り修行しているムサシを見つけると、ユキと結ばれる決心をし、傭兵所に登録される。 ユキを物理特化にしたような性能。TPが異様に高く、忍術がたくさん使える。 しかし癖があるものばかりで、肝心の全体攻撃がない。決して弱くはないが地味。魔防が低いのも困ったところ。 実はこっそり[[次回作>ポポロクロイス物語(女神マイラ編)]]にも出てる。 **その他サブキャラクター ・[[ナルシア>ナルシア(ポポロクロイス物語)]] 前作でピエトロと一緒に氷の魔王と戦ってくれた、フローネルの森の魔女。 ピエトロのガールフレンド。%%のちの嫁%% 今回は夢幻世界に取り込まれている影響で充分な魔力を発揮できず戦力外ということでパーティーには不参加。 その代わり陰ながらピエトロのバックアップをしてくれる。 ミニイベントなどはあるが、基本的には脇役。 ・[[白騎士>白騎士(ポポロクロイス物語)]] 同じくピエトロと一緒に氷の魔王と戦った仲間。 前作ラストで旅立ったため夢幻世界には取り込まれておらず未登場。 が、実はエンディングとそのあとにちょろっと出る。 ・[[ガミガミ魔王>ガミガミ魔王(ポポロクロイス物語)]] 男の浪漫を追い求める自称悪の魔王。 ポポロクロイス南西の山脈に居を構えていたため、ピエトロたちと同じく夢幻世界に巻き込まれている。 前作では仲間になってくれたが、今回は愛しのナルシアちゃんが一緒じゃないため同行してくれない。 しかしピエトロから事情を聞いた後、一応パウロを探す旅に出てくれる。 以降各地で目撃できるものの、終盤には天空城から落ちて行方不明になる(まぁ誰も死んだとは思わないだろうが)。 ・サニア・パカプカ ピエトロの[[お母さん]]でありポポロクロイス王妃。 その正体は竜で、2年前までは氷の魔王から呪いを受けていた。 本作では竜になることはなくポポロクロイスに居残り。 全てが終わったあと締めくくりとしてエンディング曲を歌ってくれる。 ・ギルダ CV:[[野沢雅子]] フローネルの森に住む魔女でナルシアの姉。 森からは動かないが通信の魔法と豊富な知識でピエトロの旅をサポートする。 夢幻魔王の正体を突き止めたのもこの人で、ぶっちゃけパウロ除くと一番目立ってる。 ・ドン ・ゴン ポポロクロイス王国の兵で仲良しエスケープコンビ。 ベージュ色の方がドンで青色の方がゴン。 探索隊に組み込まれていたがやはり逃げてきた。壊滅して情報が全く伝わらないよりはいいだろうが…… 竜の翼でポポロクロイス城に帰還すると入り口でドンが出迎えてくれる。この時のパターンはいくつかあるので必見。 ・マッター将軍 ポポロクロイス王国の将軍。 軍を率いる身なれど争いは嫌うという平和主義者。 冒頭で探索隊を率いて夢幻世界を調べようとしたが摩訶不思議な世界に翻弄され、他のメンバー共々行方不明になってしまう。 各地に散った探索隊の中で唯一最後まで見つからず一体どこにいるのかと思いきや、実は&bold(){とんでもないところで見つかる}。 「能あるタカは爪を隠すが自分は一生隠す」とのこと。深い言葉である。 **夢幻魔王四天王 ・憎悪のミーソス 砂漠の村コロモックを憎しみで支配していた目玉の化け物。 枯渇寸前の水を求め憎しみ会う二つの部族を嘲笑いながら、渇水を解決する「ファラオの水」を求めピラミッドに近づいたものを始末していた。 普段はある人物に化けて暗躍している。 最初に戦う四天王だがそこまで強い相手ではない。鈍足に注意する程度。 ・恐怖のデイモス ギャンブルの町ガバスで「恐怖を感じ、生を実感する」という教えのデイモス教を開き人心を惑わせていた死神。 全体攻撃とこちらを混乱にしてくるため意外と強敵。 「ナルシアの涙と妖精の笛」では超大物悪役になっている。 ・欲望のオレクシス ガバスの住人の欲望を刺激し、黄金と死の迷宮に訪れた冒険者たちを食べていたドラゴン。 自ら黄金やお宝を奪いに行く守銭奴でもある。 動かない、ピエトロの得意な火属性がメイン攻撃とおそらく四天王最弱。 ・怠惰のアルゴス 天空城とその住人をお菓子に変え、下にあるコロモックの住人も特殊な音楽で怠け者に変えてしまった、太った猫の怪物。 名前の通り面倒くさがり屋のため、常に横になっている。 攻撃自体はぬるいが、睡眠や鈍足にしてくるので厄介。 **??? ・ナイトメア CV:園部啓一 ピエトロの夢の中に現れる謎の存在。 新しく訪れた町の宿屋で眠りにつくとその夢の中に度々姿を見せる。 人々の悪夢を嘲笑ったり不安を煽ったりとろくでもない存在なのは確か。 失われた町の夢の中では何かを守っているようだが……? #openclose(show=「夢に解きはなち我が力…いま、ここに集まらん…」){ ・夢幻魔王イド ナイトメアの真の姿で、ポポロクロイスを夢幻世界に閉じ込めた張本人。 元々は人に悪夢を見せ楽しむだけのちっぽけな夢魔だったが、次第に悪夢の力を吸収し夢幻魔王イドへと成長。 自身が作り出した夢幻世界から現実世界に進攻しようとするも、大魔導士バスカルにより王家の洞窟の鏡に封印される。 しかし少年時代のパウロによって鏡を割られ復活。それから数十年経った今、ポポロクロイス一帯を夢幻世界へと閉じ込めた。 その目的は自分の夢(夢幻世界)に人々を引きずり込み悪夢を見せ、愉悦し、吸収してしまうこと。 ちなみにすぐさま活動再開せず現在まで待っていたのは&bold(){平穏な日々の中で当時のことを忘れつつあったパウロに対しての嫌がらせのため}。 ラストダンジョンではまずナイトメアが第一形態として登場。 夢幻世界の人々や力及ばず敗れたパウロを石像に変えコレクションとしており、あまつさえそのパウロに化けピエトロを煽るなどその性格はかなり悪辣。 バトルでは弱点となる属性こそないがそこまで強敵ではないのでサクッと倒せる。 ナイトメアを倒すと夢幻世界で集めた憎悪、恐怖、欲望、怠惰の悪夢を吸収し、上記の台詞とともに夢幻魔王イドへ変身する。 こちらでは強力な全体攻撃に加えて、回復までしてくるのでチマチマ攻撃しててはジリ貧必死。 ・イド・カタストロフ ピエトロに追い詰められたイドの最終形態。 崩れた巨大建造物のような姿で、狂気的な怒りをもって襲いかかってくる。 [[右手と左手が別モンスター扱い>デスタムーア]]で、両方揃ってると強力な攻撃を繰り出してくるためさっさと叩き潰したいところ。 しかしイド本体は倒した手を復活させたり、毒を撒き散らかしたりしてくるので一朝一夕にはいかない。 } #openclose(show=「お前がいるとなんだか勇気がわいてくるんだ」){ ・パウロ王子 CV:高山みなみ ピエトロにそっくりな少年。その正体は12歳当時のパウロ国王。 ピエトロと同じく勉強嫌いではあるが大人しく礼儀正しい息子と違い、イタズラをしかけたり初めて会ったピエトロを森の魔女の仕業かと思い叩くなど、今のパウロからは考えられないほどにヤンチャ。 しかし臆病な面もあり、王位継承の試練を行う王家の洞窟前で立ち往生していた。 そこへ現れたピエトロに勇気を湧き立たせるものを感じ、(ワガママなのも相まって)同行を命じて一緒に王家の洞窟へと潜ることになる。 実はその試練の際に夢幻魔王イドが封印された鏡を誤って割ってしまい封印を解いてしまう(罪悪感からか、それ以降真面目な王子になったという)。 過去の王家の洞窟限定で仲間になる(レベルが低いので大した活躍はできないが)。 竜関係の技のないピエトロといったキャラでレベルを上げれば相応に強い。 ・パウロ・パカプカ CV:槐柳二 そして時は流れ現在。イドのことを忘れかけていたが、夢幻世界に転移した際にナイトメアからそのことを思い出させられる。 自身の過去の過ちを思い出したパウロは因縁に決着をつけるため誰にも何も言わずポポロクロイスをあとにしたのだった。 そう。一人旅立ったのはイドのことは全て自分に責任があると思ったためであった。 氷の魔王とサニアの件による心労で実年齢より老けながらも獅子王としての力は未だ健在で、知恵の王冠の力も相まって旅先では常にピエトロより先に行っていた。 そしてイドの本拠地である夢幻城までたどり着くも力及ばず石像にされてしまう。 夢幻城へ踏み込んだピエトロと対面した際には、石像の身ながらも一粒の涙をこぼした。 過去の因縁に不器用ながらも向き合うその姿は、まぎれもなく&bold(){漢}である。 ちなみにエンディングではサニア、ピエトロとともに夢の世界を渡り歩くがガバスのスロットに苦戦。その末に&bold(){台パン}してまう姿が見られる。%%お客さん、困ります%% } *町や村 ・ポポロクロイス城 お馴染みのスタート地点。 夢幻世界に取り込まれたため城を囲む湖は流れ去っている。 城内では異変調査のため派遣された探索隊が行方不明となり戦々恐々の状態。その後パウロまでもがいなくなってしまい、正式にピエトロが旅に出ることに。 前作ではワープ用の竜の柱が各地にあったが、本作は城の入り口に置いた竜の像がその代わりになる。 これと対になる竜の翼を使えば旅先からいつでもポポロクロイス城に帰還できる。 各地へ散ってしまった探索隊メンバーをこの竜の翼で送り返させるのもピエトロの目的のうち。 ・ポポロクロイス城下町 氷の魔王の時以上の事態に住民たちも怯えてる……が、やはりポポロクロイスシリーズなだけあって、どこか図太く生きてる。 前作であった変なものを買い取ってくれる怪しいお店はなくなっており、代わりに傭兵所ができる。 ・タキネン村 ポポロクロイス城下町の隣にある農村。 異常を察知した牛たちは怯えており、乳の出も悪くなっている。 また川の水が途絶えているため当然水車も動かず粉挽きもできないという、わりと存亡の危機。 前作と同じく薪割りを見れる。 ・ギルダの館 フローネルの森にある魔女の館。 前作ではハシゴで出入りをしていたが、今回はハシゴがない代わりに何故か階段がかかってる。 探索隊のメンバーだった城の魔法使いの一人が保護されており、まずここへ向かうことになる。 ・新ガミガミ魔王城 ポポロクロイス南西の山脈地帯に築かれたガミガミ魔王の城。 氷の魔王との戦いが終わったあとガミガミが%%おやつを我慢し、昼も夜も頑張って%%建てた城だったが、夢幻魔王による力でポポロクロイス一帯とともに夢幻世界に巻き込まれている(ちなみにロボットたちは気にしてないようだ)。 まだ最低限のものしか揃っておらず、アトラクションじみた施設や傭兵所はない。 それでも相変わらず生活感バリバリなガミガミの部屋がある。 ・トンクウ 海辺の河口に築かれた水上交易都市。 商いが盛んで各所に商店がある。特にドラゴン商会とタイガーデパートという二店が大きく、互い競いあっている。 他にはスタビン屋や鍛冶屋等がある。 [[自転車]]に乗った人や釣りをしてる人、泳いでる人など色んな人たちがいて賑やか。 行方不明になったパウロとはここで一度再会する。 酒場では本作のテーマソング「月の魔法 [[星の夢]]~夢を彷徨う人へ」の一番を聴ける。 ・大十字路 あやかしの洞窟、石畳の迷宮、灼熱洞窟、大氷穴の4つを繋ぐ中間地点。 訪れた当初は大氷穴への吊り橋が途切れているため通行できない。 通行可能になるのはコロモックを緑化してから。 ここにダイソンとラウラを連れてくるとミニイベントがある。 ・失われた町 石畳の迷宮を抜けた先にある廃墟だらけの町。 一応何人か住民が残っており傭兵所ぐらいは機能しているが、どこか物悲しい雰囲気が漂う。 宿として使える無人の家には変わったベッドがあり……? ・コロモック 灼熱洞窟を越えた先の砂漠の村。 ここではカチコチ族とフサフサ族という2つの部族が共存しているが、最近は村に一つしかない井戸の水が枯れはじめてきたことからお互い険悪な仲に。 ピラミッドから「ファラオの水」を持ち帰ると一気に土地が緑化。枯れて憎しみあっていた住民たちの心も潤い仲直りする。 しかしそのすぐあと、今度は住民たちを謎の倦怠感が襲うように。 また緑化したことにより子ども達が植えていた豆の木が一気に雲の上まで伸びる。 倦怠感の原因はその雲の上から聞こえてくる歌のようだが…… ・ガバス 大氷穴を抜けた先にある娯楽都市。 街そのものがタワーになっており、上は大富豪が暮らす豪邸。真ん中はカジノなどの娯楽施設、[[地下にはカジノで負けた人間が働かされる地下発電所が存在する。>帝愛グループ]] このカジノやそこで開かれるギャンブルイベント目当ての人々。そして近郊にある黄金と死の迷宮での一攫千金を夢見る者たちにより、街には常に欲望が渦巻いている。 一方、最近街の一角では恐怖を是とする新興宗教「デイモス教」が広まっており、身を委ねる人々が増加している。 上層にはグルメパレスがあり、捕まえたモンスターと引き換えに美味しい料理をご馳走してくれる。 またポケットステーションとの連動サービスを受け付けてるデフロボがいる。 カジノホールでは本作のテーマソング「月の魔法 星の夢~夢を彷徨う人へ」の二番を聴ける。 なお残念だがピエトロはカジノで遊べない(エンディングではやってるけど)。 この街で手に入るお土産「スロットマシン」は入手可能期間が非常に短いので注意。 #openclose(show=「…人の気配?そんな、まさかね。」){ ・ムーンスター イドが見ている夢の中にある、失われた町の過去の姿。 四天王を全て倒したあと失われた町の廃墟にあるベッドからナイトメアをすり抜けて来れる場所。 現在の荒れようとはうって変わり、町はキレイに光り輝いている。というか町の住人たちも頭が満月のように光ってる。(何者?) 町ごとイドの夢の中に飲み込まれているが、夢という概念に独特の価値観を持つ住民たちはそれを受け入れている。 お土産「タペストリー」が手に入る。この過去の世界から出ると二度と入手できないので注意。 ・過去のポポロクロイス城 パウロ時代のポポロクロイス城。 この頃はピエトロも会ったことがない祖父ペトロフ国王と祖母パメラ王妃が存命。 紋章や兵の装備のデザインが古かったり、増改築前で城内がまだ狭いなど歴史を感じる。 のちに会議室となる工事現場には[[なんだかすごく既視感を覚える部屋が勝手に作られてる。>ガミガミ魔王(ポポロクロイス物語)]] ・過去のポポロクロイス城下町 こちらもパウロが子どもの頃の城下町。 まだ学校が建ってなかったり、氷の魔王と戦ってくれた光の竜(サニア)の像、希望の炎がない(当然だが)。 現代の城下町にいる、猫だらけの家のおばあさんや昔兵士だったおじいちゃん、井戸端会議してるご婦人たちもこの頃はまだ若い。 ・開拓者の家 のちのタキネン村。 まだ牛小屋も水車小屋もない。 ここでは[[ピエトロが知る誰かさんによく似た子ども>白騎士(ポポロクロイス物語)]]とはちあう。 ・過去のギルダの館 イドの夢の中にある昔のギルダの館。 まだ若くスタイルも良かった修行時代のギルダがいる。 } *夢幻フィールドのダンジョン 各地に現れたダンジョン。 夢幻魔王の力で洞窟や遺跡の他、何でもない草原などもダンジョンに変貌している。 一つのマップでの部屋数は最大9つまでで、部屋を繋ぐ通路の形はランダムとなる。 大半のダンジョンは一度クリアすればショートカット用のワープゾーンが出現する親切設計。 ダンジョン内には看板があり、出入口の案内や強敵出現の注意等がある。ウソは書かれてないので信じるべし。 物語やイベントを進めることで拡張されたり狭くなったりするので同じダンジョンでも新鮮に遊べる。 またそれらの新情報は世界各地にある「旅人の掲示板」に逐一追加される。新たな情報をチェックするのがなんとも楽しい。 ・迷いの森 元々はポポロクロイス城下町とタキネン村を繋ぐ林道。 最初に訪れるダンジョンなのでサクサク進むが、竜の像を入手してから来ると少し強いモンスター「ウッキー」が姿を見せる。 ・王家の洞窟 フローネルの森にあるポポロクロイス王家ゆかりの洞窟。 本来は12歳になったポポロクロイス王国の王子が王位継承の試練を行う場所だが、今回は「竜の像」と「竜の翼」を取りに来ることに。 終盤、ある目的で足を運ぶこととなる。 ピエトロの王位継承は次作[[ポポロクロイス物語Ⅱ>ポポロクロイス物語(女神マイラ編)]]で行われ、このダンジョンもその時再登場する。 ・西の山脈 ポポロクロイスから新ガミガミ魔王城を繋ぐダンジョン。 山の獣道だったためモンスターが跋扈するが、近くにある新ガミガミ魔王城からはぐれたロボットたちも出現する。 秘密兵器格納庫に到達してからは地下にショートカット通路や強いモンスターが出る危険地帯ができる。 ・ガミガミダンジョン 新ガミガミ魔王城から秘密兵器格納庫への通路。 元々ややこしい構造だったが、夢幻フィールドによる力とデフロボたちによる拡張でさらに複雑怪奇な作りになっており、当のロボットたちでも迷うらしい。 一体しか出ない「シルバーゴーレム」がボス。 のちにゼノンと同行して来ると専用のひでんしょが手に入る。 ・ポポロ草原 本来ならば港町パーセラまでの街道。しかし夢幻魔王の力で切り離された今はトンクウへと続く草原になっている。 ガミガミダンジョン攻略後に侵入可能。 地上には虫モンスターがわんさといるが、地下には強力なモンスターが潜んでいる。 ・あやかしの洞窟 トンクウと大十字路を繋ぐダンジョン。 大十字路へ行くだけなら1階から地下2階へ下りそこから一気に3階まで駆け上がればいいが、ここにはさらに地下があり…… ・石畳の迷宮 大十字路から来れるダンジョン。 迷宮というわりに簡素な構造で、行き先も特に見るものがない失われた町と色々謎なダンジョン。 しかしストーリーを進めるたびに少しずつ変化していき、四天王全員を倒してから訪れるとその名に恥じない大迷宮へと変化している。 たむろしてた雑魚モンスターも強力なものに一新されており、特に「バスターゴーレム」は難敵。 実はガミガミダンジョンにいた「シルバーゴーレム」もこっそりいる。 ・灼熱洞窟 大十字路からコロモックへと通じる、見ているだけで暑くなりそうなダンジョン。 火山地帯なので頻繁に構造が変わる。 ムサシが修行してる部屋がある。 ・カラカラ砂漠/カラカラ草原 コロモックとピラミッドの間にあるダンジョン。 ピラミッドをクリアすると緑化してカラカラ草原になる。 構造自体はほとんど変わらないが出現モンスターはガラリと変わるので注意。 ・ピラミッド 渇いた大地を潤す伝説のアイテム「ファラオの水」があるが、誰一人帰ってこれた者はいないので気味悪がられてる。 入り口の扉は固く閉じており、唯一コロモックで開け方を知るおじいさん「ソシム」に協力・同行してもらうことになる。 最深部では憎悪のミーソスと戦うことになる。 ・海底大回廊 緑化したコロモックの地下から新ガミガミ魔王城へ至る海底トンネル。((ただしガバスへ到着してからでなければ本格的な通行はできない)) 海洋モンスターが多く出現する他、新ガミガミ魔王城へと繋がっているためか一部のエリアにはロボットも登場。 コロモック側から入ってすぐに人生相談所がある。 ・大氷穴 ピラミッドクリア後に大十字路から行ける氷のダンジョン。 ガバスへと通じるが、地下に寄り道すると傭兵たちに細かく指示が可能になる「勇者のあかし」がある。 またムサシが修行してる。 ・死者の回廊 ガバスの裏山にある墓地で、幽霊城へと繋がっている。 陰気な場所と思いきや、軽快な[[BGM]]や死者たちの世知辛いお財布事情が垣間見えたりと楽しませてくれる。 ムサシが修行してる。 ・幽霊城 デイモス教の総本山。 元は死者の回廊を管理をしていた教会だが、恐怖のデイモスが現れてからはお化けモンスターたちが沢山いる場所に。 ダンジョン前の中間地点も含めて怖い。 ・長寿の大木 幽霊城前の崩れた壁穴から入れる大木の空洞。 タキネン村まで通じており、内部にはアニマルなモンスターがひしめく。 ・奇妙な湿原 ガバスから黄金と死の迷宮へと通じる湿原地帯。 前作で猛威を奮った[[中ボス]]「リッカー」が雑魚モンスターとして出る。 オレクシス撃破後、黄金と死の迷宮との連動ギミックが現れる。 ここでユキと遭遇すると傭兵として登録される。 ・黄金と死の迷宮 奇妙な湿原を抜けた先にある古代遺跡。 多くの財宝が眠ると噂されており、ガバスから度々トレジャーハンターが訪れるが…… 最深部には欲望のオレクシスが陣取っている。 ・豆の木の上 コロモックから天空城まで伸びる大きな豆の木。 コロモック緑化後に登れるようになるが、ピラミッドクリア時の適性レベルでは到底敵わない強さのモンスターたちが跋扈している。 訪れるのは黄金と死の迷宮クリア後の方がいい。 あと薬がよく落ちてる。 ・天空城 雲の上に浮かぶ城。 本来はボリスの城だが怠惰のアルゴスに乗っ取られ今はお菓子の城になっている。 ワープゾーンがたくさんありたらい回しにされる。 しかしお菓子のダンジョン風景がなんとも楽しい。 クリア後はモンスターがいなくなる。 #openclose(show=「でもなんかイヤ~な感じだな。まさか、知らないあいだに誰かがぼくの夢の中に…」){ ・ポポロ草原? ムーンスターの外にある、夢の中のポポロ草原。 かなり小さいモンスターたちが出現する。ただし一種類だけ通常サイズのオークファイターが混ざってる(修行中?)。 ダンジョン構造は簡素。 ・迷いの森? 夢の中の迷いの森。 やはりこちらもモンスターたちが小さく、ダンジョンの作りも簡素。 ・過去の王家の洞窟 本作の発端となった、イドとパウロ因縁の場所。 ここのモンスターたちもミニマムサイズだが、奥にはどデカい「マザードローン」と羽の生えた「てんしのドローン」がいる。 お土産「おうけのほん」が手に入る。イベント後は二度と来れないので必ず回収しよう。 } ・夢幻城 過去の出来事を垣間見たあと、トンクウの小舟から行ける最後のダンジョン。 イドの本拠地なだけあり歪んだ夢を具現化したような醜悪な場所で、BGMも相まって不安を煽る。 夢の入口・夢幻の迷宮・夢幻大空洞の3つで構成されており、今までピエトロが走破してきたダンジョンを模したエリアもある。 なおパウロはここまで単身で来てる。流石、獅子王。パない。 *その他要素 ・お土産 前作にも登場した要素。 各地にある記念品で、ポポロクロイス城にあるピエトロのおみやげ部屋に飾れる。 前作と異なり購入するものはないが、一度取り逃すと二度と入手できないものがいくつかあるので注意が必要(特にガバスで入手できる「スロットマシン」は入手期間が非常に短い)。 前作のセーブデータがあれば、前作で集めたお土産をそっくりそのまま引き継げる。 またポポローグ予告版、ポケットステーションと連動したお土産もあり、現在それらの入手は極めて困難。((特にポポローグ予告版はセーブできないバージョンもあるので尚更)) ・スタビンカード スタンプビンゴカードの略。 トンクウのスタンプビンゴ屋でもらえる縦横5マス、全25マスのカードで、夢幻世界各地に点在するスタンプ台でスタンプを押していく。 ラインを揃えるとスタビン屋から景品をもらえる。 一枚目のカードをクリアすると次の二枚目に移行する。 一枚目は能力アップの薬がもらえ、二枚目では限定のお土産がもらえる。 スタンプ台は分かりやすいところにあるものから物陰に隠れ存在が全く視認できないものもあるので注意深く探そう。 ・旅好きな村人 傭兵とは別に組めるNPCたち。 全部で(動物含め)10人おり各地にいる。 あまり戦闘向きではないが、様々な能力でピエトロの旅をフォローしてくれる。 いつでも買い物やアイテム鑑定をしてくれる「商人イムジー」や宝箱の出現確率をアップさせられる「探検家ワトソン」など優秀な旅人もいれば、全く特技のない「少年マルコ」や「猫のトモ」などもおり、能力はピンキリ。 傭兵を加入させなければピエトロを除いて3人加入させられるので&bold(){その気になればピエトロ、猫、猫、犬というアニマルなメンバーで夢幻魔王に挑むのも可能}。 なお、趣味でついてきてるだけなのでお金はかからず、いつでも別れられる。 またモンスターからの単体攻撃対象にならないが全体攻撃はその限りでなく、HPが0になると元いた場所へ逃げ帰ってしまう。 ・人生相談所 海底大回廊で人生相談オヤジが行ってるサービス。 相談したキャラのパラメーターから換算した様々な称号を授けてくれる。 #blockquote(){(例) ・ダメな 炎の 新米 戦士 ・よくいる 氷の 修行 剣士 ・がんばる 風の 中級 忍者 ・強まった 回復の 特級 魔導士 } もらった称号はステータス画面に表示される。 他に何かあるわけではないが、育成の目安にはなる。 ・傭兵銀行 ある程度冒険を進めると傭兵所で開店する銀行。 預けたお金が一定額、もしくは預金額がピッタリになるとプレゼントをくれる。 なお手数料や利息はなく、預けたお金は別の町の銀行からでも普通に引き出せる。 ・グルメパレス ガバスにある美食施設。 モンスターが好きなオーナーに捕らえた魔物を譲るとお礼にご馳走をしてくれる(モンスターを調理してるわけではない)。 この時、調理担当のシェフを一人選ぶことができ、それによって完成した料理と味が変わる。 「美味しい」、「普通」の場合はステータスが回復したり上昇する。ステータス上昇は、アイテムでも上昇させられない属性パラメーターを上げることも可能(例えばピエトロの闇属性と呪属性のパラメーターはアイテム類では絶対上げられないが、この方法でならアップできる)。 そして「不味い」の場合は能力値が下がってしまうが、お詫びのアイテムをくれる。 [[料理人]]ごとに調理風景は異なっているので見ていて飽きない。 …………テレビ番組のスタジオのような内観、調理台、オーナー、審査員、料理人等……世代の人は分かると思うが&bold(){料理の鉄人のパロディである}。((1993年から1999年までフジテレビなどで放送されていた、料理をテーマとしたバラエティ番組。)) 色々な意味で必見の場所。 ・鍛冶屋 トンクウにある工房。 「でんせつの○○」という武具類を鉱石で鍛え上げ強化してくれる。 拾った時点では性能が低いでんせつの武具類だが、一度鍛えるごとに攻撃力ないし防御力が10上昇する。最高20回まで鍛え上げた武具はゲーム中最高峰の性能まで至る。 トンクウに訪れた当初は鉱石不足で営業しておらず、イベントをこなすことで営業再開する。その後再び鉱石不足になり、以後ピエトロ自身が鉱石を探し用意する必要がある。 ・モンスター図鑑 前作にもあった要素で、遭遇したモンスターのデータが記載される。 1匹倒すとモンスター名とレベルが。5匹倒すとHP、[[経験値]]、ゴールドが。10匹倒すと必殺技が。15匹倒すと落とすアイテムが、という風に倒せば倒すほどそのモンスターの詳細なデータが足されていく。((ちなみにモンスターが落とすアイテムは二種類までしか表示されないが、実際には最大四種類まで落とすよう設定されている。しかし記載されない分の枠にレアアイテムがあるとかそういうことはない)) コンプしたくなるのが人の性というものだが&bold(){『本編内』でのモンスター図鑑完成は不可能}。 というのも一部のモンスターはどう探しても出現、遭遇しない。 またそれとは別に、モンスターの中にはイベントをクリアすると戦えなくなるもの、出現条件がこちらのレベルに合わせてあるものが存在。 こちらは本編内で遭遇できるが、後者の場合ピエトロを強くしすぎれば遭遇できず、かといって弱ければ返り討ちにあうため対応に苦慮する。 なお前作と違い、図鑑を開きっぱなしにして放置しててもモンスターは増殖しないし戦いあわない。残念。 ・ピエトロ日記 ピエトロが体験した出来事についてまとめたもの。 本筋に関わるものからサブイベントについてまで色々と書かれる。 中にはいつそんなこと書いたんだというものも。 その内容からピエトロのお人好しな性格が見てとれる。 #openclose(show=これって現実かなぁ?それとも…また夢の中?){ *夢のつづき 本編クリア後に追加されるおまけモード。 夢か現実か分からないポポロクロイスが舞台で、世界各地の人や旅好きな村人などが集まっており、なんでもありの状態となっている。 ここでは夢の王家の洞窟というエクストラダンジョンがあり、ほぼ全てのモンスター、アイテムが出現する。 また謎の魔導師タモタモ、ドンとゴン、子ども時代のパウロが傭兵になってくれる。 行ける場所は夢のつづきのポポロクロイス城、夢のつづきのポポロクロイス城下町、夢の王家の洞窟だけで、スタビンカード、グルメパレスなどが削除されている。 本編のデータを引き継ぐが本編の世界には戻れず、前述の通り削除された要素も多々あるため、本編のセーブデータへ上書きせず別にセーブした方がいい(というかこの夢のつづきを始める際に注意が出る)。 また本編で入手してないものは当然手元にはないので、取り逃したアイテムがあるままデータを上書きしてしまうと悲惨。 **夢のつづきの傭兵 ・パウロ王子 CV:高山みなみ 本編でも登場した少年時代のパウロ。 夢の王家の洞窟の前におり、本編同様ピエトロと鏡合わせの真似をしたあとやっぱりポカリと叩いてくる。 その後傭兵所に行くが、ピエトロと二人っきりでないと冒険してくれないという強烈なデメリットが発生するため使うのは趣味の領域。 ・ドン CV:立木文彦 ・ゴン CV:子安武人 タモタモについて武者修行に行くもついていけず、夢の王家の洞窟の序盤で倒れてたところを発見できる。 このまま帰ると王様に怒られるからというひどい理由で傭兵に。 攻守が高いレベルでまとまっており、魔法も専門職には劣るが、前衛にしてはかなり高い。 さらに全ての武器・防具を装備でき、魔法書・秘伝書も専用以外は大体使用可能と相当強い。 ……レベル1加入だから育てられれば。素早さも低い。 ・タモタモ CV:千葉繁 仮面をつけた魔導士。 口数が少なく、仮面も相まって怪しい雰囲気。 地下にいる強い奴を倒しに来たらしい。 傭兵バージョンのエンディングで仮面を外しており、顔は見えないが銀髪で耳がとがっているのがわかる。 原作者の田森庸介のパロディキャラ? 全魔法が得意で高いMPと魔力を誇る。またタモタモしか使えない専用魔法「メガデス」と「エニグマ」、専用特技「タモタモダンス」を覚えられる。 欠点は素早さが低い。傭兵にできるのも非常に遅く、レベル1での加入。 「ナルシアの涙と妖精の笛」でも高い魔力を誇る設定だが槍使いになっている。また、謎の預言者という設定でありこの辺も原作であることをネタにしていると思われる。 **夢のつづきで行ける場所 ・夢のつづきのポポロクロイス城 過去のポポロクロイス城にいた面々が普通におり、現国王パウロが先代国王ペトロフに詰め寄られている。 城の門番がデフロボになってたり、洗濯物をしてるのがタキネン村にいた旅好きな村人イメルダになってるなど、本来いた人々が別の人物に置き換わってる。 また本編では姿を見せなかった白騎士も登場。相変わらずキングナイトの剣を探してる。 ・夢のつづきのポポロクロイス城下町 町の外は水で満たされていて外へは出れない。 城内と同じく本来城下町にいた人々が別の人たちに置き換わっている。 また建物の中もいくつか別のものになっており、ガミガミの部屋と鍛冶屋とギルダの館が移転してきている。 グルメパレスもあるにはあるがオーナーがやる気をなくして受け付けてくれない。%%何故削ったし%% 各所にはムーンスターにいた満月頭の人間たちがおり、案内してくれる。 ・夢の王家の洞窟 本来なら学校がある場所に出現してる王家の洞窟。 夢のつづきで唯一遊べるエクストラダンジョンで地下50階まである。 内部は過去に登場したチビモンスター以外の全モンスターが出現する。その中にはモンスター図鑑の項で説明した、本編で存在を確認出来なかったレアモンスターの姿も。 最下層にはボスとして&bold(){夢幻魔王イドらしきもの}がいる(当人も自分がイドかどうか分からないらしい)。 倒すと傭兵バージョンのエンディングが流れ、最後のお土産「ナイトメアにんぎょう」が手に入る。 途中には先に潜っていたドン、ゴン、タモタモがおり、遭遇すると傭兵として登録される。 } *余談 ・「月の魔法 星の夢~夢を彷徨う人へ」 今作のテーマソング。良曲なのでぜひ一度聞いてほしい。 作中では歌姫の歌やエンディング曲として登場している。 歌詞をよく聞くと本作のメインストーリーの流れを示していることがわかる。 ・クリティカルバグ バランスブレイク要素その1。 バグとして戦闘の際にL2ボタンを押している間、敵味方問わず通常攻撃がクリティカルになってしまう。 味方の攻撃モーションの際だけ押し続ければいいが、敵の攻撃にも適用されてしまうので、調子にのって乱用してるとモンスターから手痛い一撃をくらう。 あくまでもクリティカル自体が通常攻撃にのみ適用される仕様上、魔法・必殺技・ダッシュ攻撃には適用されないがそれらの価値を相対的に下げているのは間違いない。 //バランスブレイクと得意げに書きたい気持ちはわからんでもないがどっかで得た知識を確かめもしないで書いただけの誤情報(R2と表記)はいかんな ・鉱石 バランスブレイク要素その2。 鉱石はダンジョンによってはほぼ確定で落ちてる上にダンジョンを入りなおすと復活する。しかも高値で売れる。 極めつけは序盤のダンジョンからも拾える。 金にも武器・防具にも困らなくなるためこれを知っているとバランスは完全に崩壊する。 ただし、鉱石を手に入れられるフラグを立てるためにストーリーをある程度進める必要があるし、金の入っている宝箱がマップの切り替え(ダンジョンの出入りは必要ない)毎にランダム出現(場所固定)するところもあるので実際は中盤以降の効率がいい金策程度。 追記・修正を返せ!の次は削除依頼のバカ!だ! 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&font(#6495ED){登録日}:2021/06/02 Wed 19:40:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&b(){お父さんのバカ!}} ポポローグとはPSで発売されたRPG。 *概要 田森庸介の漫画作品を原作とした[[ゲーム]]「ポポロクロイスシリーズ」の二作目。 本作は[[前作>ポポロクロイス物語(氷の魔王編)]]から一転して入るたびに[[ダンジョン]]の構造や宝箱の中身が変わるローグライク風になっている(あくまで『風』であり基本はRPG)。 大まかな戦闘自体は前作同様としつつも、仲間ではなく雇う傭兵や深いダンジョン、装備集めやスタンプ集めなどやりこみがいのある高いゲーム性は一部から強い人気を誇る。 戦闘も前作ほどきつくなく、次回作ほどぬるくないゲームとして適当なバランス。%%だが中盤であることをすると完全に崩壊する%% アニメムービーがない・舞台がほとんど別世界などシリーズでも異色な要素が強く、ナンバリング外の外伝として扱われていて、次作以降でほとんど関わりがない扱いになっている。(次作以降で明確に出てくるのは設定:王家の洞窟やおまけ要素のおみやげ等の極一部のみ) 温かみのある[[ドット絵]]は前作と変わらず食事や着替え、変顔などドットアニメーションがさらに洗練されておりその点でも見ていて楽しい作品である。 シナリオはややあっさり気味だが、人間の悪性を見せつけられる話になっておりその点でも異端。 テーマは前作の親子愛から一歩進んだ「&bold(){親の背中を追いかける子供}」で終盤はやはり泣ける。 一方でサブイベントもかなり充実している。 さすがにシステムが違いすぎるためか、のちに発売された総集編的作品「ピエトロ王子の冒険」には未収録。 その代わり本作を意識したオリジナルシナリオ「闇の獅子王篇」が収録されている。 *あらすじ サニア王妃を目覚めさせる[[あの冒険>ポポロクロイス物語(氷の魔王編)]]から2年……ピエトロ王子は今日も勉強に力が入らず、町にこっそり遊びに行く日々。 ある日、ポポロクロイス周辺は突然黒雲が覆われ、別の世界に移動してしまいます。 周辺の調査に向かった将軍率いる兵士や魔法使いたちは、次々に変わる土地や未知の魔物に驚き散り散りになってしまいます。 この世界を調べたいというピエトロに反対するパウロ国王でしたが、翌日パウロ国王は書き置きを残し、いなくなってしまいました。 ピエトロのお父さんを探すための二度目の冒険が始まります。 そして冒険を進めるうちに、ここが夢の世界…『&bold(){夢幻世界}』であること、夢幻世界の王『&bold(){イド}』と父パウロの因縁を知るのです……。 *登場人物 **メインキャラ ・[[ピエトロ・パカプカ>ピエトロ・パカプカ(ポポロクロイス物語)]] CV:[[高山みなみ]] 主人公。前作から2年経ち、12歳になったポポロクロイスの王子。 相変わらず穏やかで素直な性格だが、勉強嫌いで遊びたい年ごろでもある。 謎の世界に散ってしまった城の探索隊メンバーや、失踪したパウロ国王の捜索のため二度目の大冒険に出る。 はじめは何を言わず旅立った父に憤りを感じていたが、夢幻世界を回り人の負の感情や過去の真実に触れることで、父との関係を見つめなおし、また一つ成長していく。 魔法も物理も半端……というのはやはり序盤の話で、中盤頃から強力な技を覚え始め最終的にトップクラスの強さとなる。 専用全体炎魔法「ドラゴンフレイム」や最強技「ドラゴンセイバー」を覚えると、もうあいつ一人でいいんじゃないかな。 欠点はやや遅いことと、呪属性と闇属性のパラメーターが低いこと(呪属性と闇属性の魔法も覚えられない)。 また時々いる、味方キャラに変身する敵がピエトロに変身してドラゴンフレイムを使ってくると地獄を見る。 前作と異なり竜の剣は成長しないため、ただの初期装備止まり。 「竜の剣を手にした時、ピエトロは強くなる」とは一体……手にしたら強くなる(その後成長するとは言っていない) ・パウロ・パカプカ CV:槐柳二 かつては獅子王と呼ばれたピエトロの父で、現ポポロクロイス国王。 ピエトロを冒険に出すのは反対しており厳しい態度をとる。 一方で、謎の世界に移動した原因について思い当たる節があり、書き置きを残し突如失踪する。 その後は世界各地を探索していたようだが……? ちなみに老けて見えるがこの時点でまだ42歳である。 **傭兵 本作における仲間。 ストーリーの進行や町で出会うことで傭兵に登録され、町の傭兵所で雇うことができるようになる。 傭兵は雇う時にはある程度お金が必要(そこまで高くない)。 一度雇えば追加料金はなく、レベルを上がると解雇する際に鍛えてくれたお礼としてお金がもらえる。 連れていけるのはピエトロを除き2人までだが、別に同行させないことも可能(その分戦闘はキツくなるが……)。 隠しステータスとしてストレスというものがあり、長期間雇わなかったり、作戦変更の提案に反対される、戦闘不能になるなどを重ねるとストレスがたまり、雇うことができなくなってしまう。 たまったストレスは「トランキライザー」というアイテムを使えば下げられる。%%薬漬けではない%% 製作スケジュールの関係か、イラストでは十人十色な体型だがゲーム中では首から下を全員使いまわしている、どいつもこいつもガタイがいい。ゲーム内だけで見れば気にしなければそこまで気にならないレベルだが、ザッパと魔法使い系を並べるとやはり違和感が目立つ。 またシナリオの都合上イベントでは全く喋らない。どこかにいなくなってイベントが終わると出てくることもしばしば。 シリーズ8作目のスマートフォンアプリゲーム「ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛」にも一部のキャラが登場。 ・ダイソン CV:[[立木文彦]] タキネン村で出会う角刈りの男。 木こりの家系であり、無口でストイックな斧使いだが周囲に気遣いもできるナイスガイ。 HPや防御や力は高い反面、魔法関連は苦手で素早さも低いと典型的戦士タイプ。 素早さの高い傭兵が増えてくる中盤以降はややしんどくなるが、専用[[必殺技]]「ダイソンボンバー」、「ダイソンウェーブ」が非常に強力で、伝説の武器がピエトロと被らない斧であるため、最後まで使うのも悪くない強さ。 後の「ナルシアの涙と妖精の笛」では、丁寧語で話すシャイでおおらかな巨漢に。 ・メル CV:こおろぎさとみ 心優しい白ネコ獣人。 回復マニアでややマッドの気がある。%%ん!?間違ったかな……%% 魔法タイプにしては素早さが低いが、[[回復魔法]]や聖属性魔法に関してはほぼ自力習得し適性も高いため、テコ入れせずとも最後まで使っていける(終盤は火力不足気味か) &bold(){傭兵の体型使い回しにおける最大の被害者}。イラストではチビッコで可愛らしいのに、ゲーム内ではピエトロよりゴツイ姿に悶絶したプレイヤー多数。 「ナルシアの涙と妖精の笛」では一転して、スラっとした体形の元気なキャラに。 ・ロビン CV:関俊彦 ピエトロの後姿をイノシシと勘違いした狩人。 落ち着きがなくそそっかしい。 ちなみにゲーム内でのドット絵は目の色を打ち間違えている。 素早さが非常に高くほぼ先制してくれる弓の名手。序盤はややパンチが足りないが、強力な弓が入手でき、強力な専用全体技「ラストジャッジメント」を覚える中盤あたりから恐怖のスナイパーとなる。 「ナルシアの涙と妖精の笛」ではポポロクロイスとは別の大陸の妖精の森の守り人をしており、妖精たちの兄貴分で負けず嫌いだが森を脅かす人間が嫌っている。 ・ドグマ CV:石森達幸 ギャルが好きなスケベ爺さん。 過去には悟りを求めて旅をした僧侶だったらしく、時々徳の高いことを言う。 雷、氷、闇魔法のスペシャリスト。特に闇に関しては傭兵中一番で強力な闇魔法「ナッシング」を唯一覚える。 また呪術が使える貴重なキャラでもある。 HPや防御こそ低めだが素早さは高め。 ・レパルド CV:[[屋良有作]] 豹の獣人で自身の強さへのプライドを持つ自信家。 戦士タイプで能力的には結構優秀。魔法も全般的に覚え、ピエトロより素早い。装備できる伝説の武器が槍なのも利点。 だが専用技「レパルドクラッシュ」と「レパルドショット」が中ランクしか装備できない剣装備時限定というミスマッチがある。全体専用技がないのも難点。 「ナルシアの涙と妖精の笛」では見た目がかなり人寄りになってる。 内面もプライド高いところがピックアップされ、良い家系の生まれや金持ちなことを鼻にかけてはいるが、女性関係に非常に弱い。 ・ミーシャ CV:二又一成 レパルドと旅をしている能天気な猿獣人。 漫画の外人のようなカタコトで話す。 素早さが非常に高くHPも高いため打たれ強い。 しかし大した技も魔法も覚えずいまいちパッとしない存在(一応専用技「ラピッドショット」を覚えるが)。 魔力も低く新たに覚えさせた魔法で補助もできない。 使うには伝説の剣をピエトロから譲ってやるくらいの愛が必要。 「ナルシアの涙と妖精の笛」では育て親の師の教えに忠実でストイックなキャラになっている。 ・ザッパ CV:[[郷里大輔]] カバにしか見えないが歴とした竜……らしい重戦士。 超マイペースで天然。ほかの傭兵が雇用しないと微妙に文句を言うのに対して、幸せそうに寝ているため全然辛そうに見えない。%%システム上ストレスためてるけど%% ダイソンをさらに極端にした戦士らしいステータス。素早さが低く頻繁にミスる。 移動力も一人だけ低く、覚える技も単体技ばかりでどうにも欠点が目立つ。 専用技は自己回復の「オラねる…+3」。 他利点はハンマーがほぼ彼専用武器のため、独占できることくらいか。 ボディ流用の被害者の一人。太った竜という設定なのに、顔だけでかく体がスリムに見える。 「ナルシアの涙と妖精の笛」では設定どおり巨体となった。性格もほぼそのまんまだが食べるのが好きになっている。 ・ミルト CV:[[氷上恭子]] 羽の生えた赤髪の女の子。 いたずら好きで、いなくなった双子のクルトを探している。 補助魔法と回復魔法の専門家で、それ系列の魔法は大体は自己習得する。 高い素早さを誇り、たいていの相手には先制するため、安心して補助回復ができ非常に有用。 攻撃魔法は地属性しか自己習得しないのが難点だが、クルトと違い習得はできるため、覚えさせればある程度は補える。 挙句の果てにはトランスフォームで味方に変身すれば物理攻撃も可能に。 できることが多すぎる双子の片割れ。 ・クルト CV:[[山口勝平]] 羽の生えた青髪の男の子。 ミルトの双子で同じくいたずら好きだが、あるキャラへ行ったいたずらの結果、報復としてとんでもないところに幽閉されている。 ミルト同様非常に素早さが高く、氷魔法で敵を行動する前に凍り付かせる悪魔の双子の片割れ。 無効化されにくい聖属性魔法も得意のため氷が効かない相手にも有用。 特に専用魔法の「ファイナルフロスト」と「ゴッドブレス」が強力無比。 その殲滅力から最強の傭兵という評価が多い。 回復、補助を覚えられないことと、ややMPの燃費が悪いのが欠点。 ・ボリス CV:[[子安武人]] [[記憶喪失]]の青年。 ポポロクロイス城下町の猫屋敷にいつからかおり、話しかけると生活のために傭兵になる。 最速で仲間にすれば初期レベルが高く即戦力となる。剣以外初期装備がないことは注意。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実は天空城の王子。猫屋敷にいたのは天空城を襲ったアルゴスがネコの怪物だったから。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){彼を天空城の大臣に顔見せした上で、アルゴス撃破後に大臣が旅立った後、天空城に連れていくと記憶を取り戻す。}}&s(){&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その後も傭兵所では記憶喪失で苦しんでいるのはどういうことだ}}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){他の傭兵が傭兵になった後は大きなイベントがないのに対して、傭兵化後に仲間にいると特殊なイベントが用意されている点ではかなり優遇されている。}} 攻撃寄りにしたピエトロといったキャラで、特に雷魔法は一日の長があり、専用雷魔法「アギドサンダー」は超強力。また専用風魔法「ハイハリケーン」、特技「らいじんけん+3」も覚える。 その他の属性魔法や物理面でも強力な技を次々覚えるが、HPが低く、素早さもピエトロ以下のためあっさり死んだりするため過信は禁物。 伝説の武器が剣のため、ピエトロと奪い合いになるのも難点。 ・ラウラ CV:勝生真砂子 金髪の女戦士。実は盗賊団のボスを父親に持つスリ。 スったピエトロの手帳から彼が王を探す王子と知り、謝礼目当てで傭兵になる。 弓の名手で風や補助などの魔法も少し得意。 戦士としてはどうしても専用技が強力なロビンに見劣りしがちだが、モンスターからアイテムを盗む技「いただき!!」が使える。 ・ゼノン CV:辻村真人 古代の戦闘用[[ロボット]]。 当初はバラバラにされており、各ダンジョンに落ちてるパーツをトンクウに集め復元すると傭兵にできる。 最初に見た人を主人だと思い込むが、スイッチを切るとそれまでのことをきれいさっぱり忘れる。 ボディ流用の被害者の一人。イラストではドラム缶に手足が生えたようなどこかレトロチックな外見なのに、ゲーム中では何とも言えない感じに…… レベルが1で仲間になる、何の装備もできない、何の魔法も覚えない、専用技以外技も覚えない(かといって専用技も強いわけじゃない)、魔法に弱い、攻守こそ高いが装備ができないので物理もそこまで強くないとネタのような存在。 戦闘ボイスも気が抜けるような声になっており、意図した[[ネタキャラ]]なのだと思われる。 彼専用の技が8つもありその点では優遇されているといえなくもない。 ・ユキ CV:[[皆口裕子]] 忍者の頭領の孫娘。 この世界にムサシと二人で飛ばされてきた。 ムサシにべたぼれしており、許嫁を理由に彼に迫るもいつも逃げられている。 高い素早さと移動力を持つ。 魔法も前衛にしてはそこそこ使えるが、これといった決め手がなく影が薄い。 専用技の「すいげつせん」は全TP消費の単体攻撃のためやはり使いにくい。 装備できる伝説の武器が剣なのも向かい風。 ・ムサシ CV:[[松本保典]] ユキの幼馴染の忍者。 育ての親の孫娘であるユキのことは決して嫌いではないのだが、結婚の決心がつかず傭兵をしながら逃げ回っている。 思いつめてる金払いのいいおやじの傭兵をしていたとのことで、どうやらパウロの傭兵をしていたらしい。 複数のダンジョンを渡り修行しているムサシを見つけると、ユキと結ばれる決心をし、傭兵所に登録される。 ユキを物理特化にしたような性能。TPが異様に高く、忍術がたくさん使える。 しかし癖があるものばかりで、肝心の全体攻撃がない。決して弱くはないが地味。魔防が低いのも困ったところ。 実はこっそり[[次回作>ポポロクロイス物語(女神マイラ編)]]にも出てる。 **その他サブキャラクター ・[[ナルシア>ナルシア(ポポロクロイス物語)]] 前作でピエトロと一緒に氷の魔王と戦ってくれた、フローネルの森の魔女。 ピエトロのガールフレンド。%%のちの嫁%% 今回は夢幻世界に取り込まれている影響で充分な魔力を発揮できず戦力外ということでパーティーには不参加。 その代わり陰ながらピエトロのバックアップをしてくれる。 ミニイベントなどはあるが、基本的には脇役。 ・[[白騎士>白騎士(ポポロクロイス物語)]] 同じくピエトロと一緒に氷の魔王と戦った仲間。 前作ラストで旅立ったため夢幻世界には取り込まれておらず未登場。 が、実はエンディングとそのあとにちょろっと出る。 ・[[ガミガミ魔王>ガミガミ魔王(ポポロクロイス物語)]] 男の浪漫を追い求める自称悪の魔王。 ポポロクロイス南西の山脈に居を構えていたため、ピエトロたちと同じく夢幻世界に巻き込まれている。 前作では仲間になってくれたが、今回は愛しのナルシアちゃんが一緒じゃないため同行してくれない。 しかしピエトロから事情を聞いた後、一応パウロを探す旅に出てくれる。 以降各地で目撃できるものの、終盤には天空城から落ちて行方不明になる(まぁ誰も死んだとは思わないだろうが)。 ・サニア・パカプカ ピエトロの[[お母さん]]でありポポロクロイス王妃。 その正体は竜で、2年前までは氷の魔王から呪いを受けていた。 本作では竜になることはなくポポロクロイスに居残り。 全てが終わったあと締めくくりとしてエンディング曲を歌ってくれる。 ・ギルダ CV:[[野沢雅子]] フローネルの森に住む魔女でナルシアの姉。 森からは動かないが通信の魔法と豊富な知識でピエトロの旅をサポートする。 夢幻魔王の正体を突き止めたのもこの人で、ぶっちゃけパウロ除くと一番目立ってる。 ・ドン ・ゴン ポポロクロイス王国の兵で仲良しエスケープコンビ。 ベージュ色の方がドンで青色の方がゴン。 探索隊に組み込まれていたがやはり逃げてきた。壊滅して情報が全く伝わらないよりはいいだろうが…… 竜の翼でポポロクロイス城に帰還すると入り口でドンが出迎えてくれる。この時のパターンはいくつかあるので必見。 ・マッター将軍 ポポロクロイス王国の将軍。 軍を率いる身なれど争いは嫌うという平和主義者。 冒頭で探索隊を率いて夢幻世界を調べようとしたが摩訶不思議な世界に翻弄され、他のメンバー共々行方不明になってしまう。 各地に散った探索隊の中で唯一最後まで見つからず一体どこにいるのかと思いきや、実は&bold(){とんでもないところで見つかる}。 「能あるタカは爪を隠すが自分は一生隠す」とのこと。深い言葉である。 **夢幻魔王四天王 ・憎悪のミーソス 砂漠の村コロモックを憎しみで支配していた目玉の化け物。 枯渇寸前の水を求め憎しみ会う二つの部族を嘲笑いながら、渇水を解決する「ファラオの水」を求めピラミッドに近づいたものを始末していた。 普段はある人物に化けて暗躍している。 最初に戦う四天王だがそこまで強い相手ではない。鈍足に注意する程度。 ・恐怖のデイモス ギャンブルの町ガバスで「恐怖を感じ、生を実感する」という教えのデイモス教を開き人心を惑わせていた死神。 全体攻撃とこちらを混乱にしてくるため意外と強敵。 「ナルシアの涙と妖精の笛」では超大物悪役になっている。 ・欲望のオレクシス ガバスの住人の欲望を刺激し、黄金と死の迷宮に訪れた冒険者たちを食べていたドラゴン。 自ら黄金やお宝を奪いに行く守銭奴でもある。 動かない、ピエトロの得意な火属性がメイン攻撃とおそらく四天王最弱。 ・怠惰のアルゴス 天空城とその住人をお菓子に変え、下にあるコロモックの住人も特殊な音楽で怠け者に変えてしまった、太った猫の怪物。 名前の通り面倒くさがり屋のため、常に横になっている。 攻撃自体はぬるいが、睡眠や鈍足にしてくるので厄介。 **??? ・ナイトメア CV:園部啓一 ピエトロの夢の中に現れる謎の存在。 新しく訪れた町の宿屋で眠りにつくとその夢の中に度々姿を見せる。 人々の悪夢を嘲笑ったり不安を煽ったりとろくでもない存在なのは確か。 失われた町の夢の中では何かを守っているようだが……? #openclose(show=「夢に解きはなち我が力…いま、ここに集まらん…」){ ・夢幻魔王イド ナイトメアの真の姿で、ポポロクロイスを夢幻世界に閉じ込めた張本人。 元々は人に悪夢を見せ楽しむだけのちっぽけな夢魔だったが、次第に悪夢の力を吸収し夢幻魔王イドへと成長。 自身が作り出した夢幻世界から現実世界に進攻しようとするも、大魔導士バスカルにより王家の洞窟の鏡に封印される。 しかし少年時代のパウロによって鏡を割られ復活。それから数十年経った今、ポポロクロイス一帯を夢幻世界へと閉じ込めた。 その目的は自分の夢(夢幻世界)に人々を引きずり込み悪夢を見せ、愉悦し、吸収してしまうこと。 ちなみにすぐさま活動再開せず現在まで待っていたのは&bold(){平穏な日々の中で当時のことを忘れつつあったパウロに対しての嫌がらせのため}。 ラストダンジョンではまずナイトメアが第一形態として登場。 夢幻世界の人々や力及ばず敗れたパウロを石像に変えコレクションとしており、あまつさえそのパウロに化けピエトロを煽るなどその性格はかなり悪辣。 バトルでは弱点となる属性こそないがそこまで強敵ではないのでサクッと倒せる。 ナイトメアを倒すと夢幻世界で集めた憎悪、恐怖、欲望、怠惰の悪夢を吸収し、上記の台詞とともに夢幻魔王イドへ変身する。 こちらでは強力な全体攻撃に加えて、回復までしてくるのでチマチマ攻撃しててはジリ貧必死。 ・イド・カタストロフ ピエトロに追い詰められたイドの最終形態。 崩れた巨大建造物のような姿で、狂気的な怒りをもって襲いかかってくる。 [[右手と左手が別モンスター扱い>デスタムーア]]で、両方揃ってると強力な攻撃を繰り出してくるためさっさと叩き潰したいところ。 しかしイド本体は倒した手を復活させたり、毒を撒き散らかしたりしてくるので一朝一夕にはいかない。 } #openclose(show=「お前がいるとなんだか勇気がわいてくるんだ」){ ・パウロ王子 CV:高山みなみ ピエトロにそっくりな少年。その正体は12歳当時のパウロ国王。 ピエトロと同じく勉強嫌いではあるが大人しく礼儀正しい息子と違い、イタズラをしかけたり初めて会ったピエトロを森の魔女の仕業かと思い叩くなど、今のパウロからは考えられないほどにヤンチャ。 しかし臆病な面もあり、王位継承の試練を行う王家の洞窟前で立ち往生していた。 そこへ現れたピエトロに勇気を湧き立たせるものを感じ、(ワガママなのも相まって)同行を命じて一緒に王家の洞窟へと潜ることになる。 実はその試練の際に夢幻魔王イドが封印された鏡を誤って割ってしまい封印を解いてしまう(罪悪感からか、それ以降真面目な王子になったという)。 過去の王家の洞窟限定で仲間になる(レベルが低いので大した活躍はできないが)。 竜関係の技のないピエトロといったキャラでレベルを上げれば相応に強い。 ・パウロ・パカプカ CV:槐柳二 そして時は流れ現在。イドのことを忘れかけていたが、夢幻世界に転移した際にナイトメアからそのことを思い出させられる。 自身の過去の過ちを思い出したパウロは因縁に決着をつけるため誰にも何も言わずポポロクロイスをあとにしたのだった。 そう。一人旅立ったのはイドのことは全て自分に責任があると思ったためであった。 氷の魔王とサニアの件による心労で実年齢より老けながらも獅子王としての力は未だ健在で、知恵の王冠の力も相まって旅先では常にピエトロより先に行っていた。 そしてイドの本拠地である夢幻城までたどり着くも力及ばず石像にされてしまう。 夢幻城へ踏み込んだピエトロと対面した際には、石像の身ながらも一粒の涙をこぼした。 過去の因縁に不器用ながらも向き合うその姿は、まぎれもなく&bold(){漢}である。 ちなみにエンディングではサニア、ピエトロとともに夢の世界を渡り歩くがガバスのスロットに苦戦。その末に&bold(){台パン}してまう姿が見られる。%%お客さん、困ります%% } *町や村 ・ポポロクロイス城 お馴染みのスタート地点。 夢幻世界に取り込まれたため城を囲む湖は流れ去っている。 城内では異変調査のため派遣された探索隊が行方不明となり戦々恐々の状態。その後パウロまでもがいなくなってしまい、正式にピエトロが旅に出ることに。 前作ではワープ用の竜の柱が各地にあったが、本作は城の入り口に置いた竜の像がその代わりになる。 これと対になる竜の翼を使えば旅先からいつでもポポロクロイス城に帰還できる。 各地へ散ってしまった探索隊メンバーをこの竜の翼で送り返させるのもピエトロの目的のうち。 ・ポポロクロイス城下町 氷の魔王の時以上の事態に住民たちも怯えてる……が、やはりポポロクロイスシリーズなだけあって、どこか図太く生きてる。 前作であった変なものを買い取ってくれる怪しいお店はなくなっており、代わりに傭兵所ができる。 ・タキネン村 ポポロクロイス城下町の隣にある農村。 異常を察知した牛たちは怯えており、乳の出も悪くなっている。 また川の水が途絶えているため当然水車も動かず粉挽きもできないという、わりと存亡の危機。 前作と同じく薪割りを見れる。 ・ギルダの館 フローネルの森にある魔女の館。 前作ではハシゴで出入りをしていたが、今回はハシゴがない代わりに何故か階段がかかってる。 探索隊のメンバーだった城の魔法使いの一人が保護されており、まずここへ向かうことになる。 ・新ガミガミ魔王城 ポポロクロイス南西の山脈地帯に築かれたガミガミ魔王の城。 氷の魔王との戦いが終わったあとガミガミが%%おやつを我慢し、昼も夜も頑張って%%建てた城だったが、夢幻魔王による力でポポロクロイス一帯とともに夢幻世界に巻き込まれている(ちなみにロボットたちは気にしてないようだ)。 まだ最低限のものしか揃っておらず、アトラクションじみた施設や傭兵所はない。 それでも相変わらず生活感バリバリなガミガミの部屋がある。 ・トンクウ 海辺の河口に築かれた水上交易都市。 商いが盛んで各所に商店がある。特にドラゴン商会とタイガーデパートという二店が大きく、互い競いあっている。 他にはスタビン屋や鍛冶屋等がある。 [[自転車]]に乗った人や釣りをしてる人、泳いでる人など色んな人たちがいて賑やか。 行方不明になったパウロとはここで一度再会する。 酒場では本作のテーマソング「月の魔法 [[星の夢]]~夢を彷徨う人へ」の一番を聴ける。 ・大十字路 あやかしの洞窟、石畳の迷宮、灼熱洞窟、大氷穴の4つを繋ぐ中間地点。 訪れた当初は大氷穴への吊り橋が途切れているため通行できない。 通行可能になるのはコロモックを緑化してから。 ここにダイソンとラウラを連れてくるとミニイベントがある。 ・失われた町 石畳の迷宮を抜けた先にある廃墟だらけの町。 一応何人か住民が残っており傭兵所ぐらいは機能しているが、どこか物悲しい雰囲気が漂う。 宿として使える無人の家には変わったベッドがあり……? ・コロモック 灼熱洞窟を越えた先の砂漠の村。 ここではカチコチ族とフサフサ族という2つの部族が共存しているが、最近は村に一つしかない井戸の水が枯れはじめてきたことからお互い険悪な仲に。 ピラミッドから「ファラオの水」を持ち帰ると一気に土地が緑化。枯れて憎しみあっていた住民たちの心も潤い仲直りする。 しかしそのすぐあと、今度は住民たちを謎の倦怠感が襲うように。 また緑化したことにより子ども達が植えていた豆の木が一気に雲の上まで伸びる。 倦怠感の原因はその雲の上から聞こえてくる歌のようだが…… ・ガバス 大氷穴を抜けた先にある娯楽都市。 街そのものがタワーになっており、上は大富豪が暮らす豪邸。真ん中はカジノなどの娯楽施設、[[地下にはカジノで負けた人間が働かされる地下発電所が存在する。>帝愛グループ]] このカジノやそこで開かれるギャンブルイベント目当ての人々。そして近郊にある黄金と死の迷宮での一攫千金を夢見る者たちにより、街には常に欲望が渦巻いている。 一方、最近街の一角では恐怖を是とする新興宗教「デイモス教」が広まっており、身を委ねる人々が増加している。 上層にはグルメパレスがあり、捕まえたモンスターと引き換えに美味しい料理をご馳走してくれる。 またポケットステーションとの連動サービスを受け付けてるデフロボがいる。 カジノホールでは本作のテーマソング「月の魔法 星の夢~夢を彷徨う人へ」の二番を聴ける。 なお残念だがピエトロはカジノで遊べない(エンディングではやってるけど)。 この街で手に入るお土産「スロットマシン」は入手可能期間が非常に短いので注意。 #openclose(show=「…人の気配?そんな、まさかね。」){ ・ムーンスター イドが見ている夢の中にある、失われた町の過去の姿。 四天王を全て倒したあと失われた町の廃墟にあるベッドからナイトメアをすり抜けて来れる場所。 現在の荒れようとはうって変わり、町はキレイに光り輝いている。というか町の住人たちも頭が満月のように光ってる。(何者?) 町ごとイドの夢の中に飲み込まれているが、夢という概念に独特の価値観を持つ住民たちはそれを受け入れている。 お土産「タペストリー」が手に入る。この過去の世界から出ると二度と入手できないので注意。 ・過去のポポロクロイス城 パウロ時代のポポロクロイス城。 この頃はピエトロも会ったことがない祖父ペトロフ国王と祖母パメラ王妃が存命。 紋章や兵の装備のデザインが古かったり、増改築前で城内がまだ狭いなど歴史を感じる。 のちに会議室となる工事現場には[[なんだかすごく既視感を覚える部屋が勝手に作られてる。>ガミガミ魔王(ポポロクロイス物語)]] ・過去のポポロクロイス城下町 こちらもパウロが子どもの頃の城下町。 まだ学校が建ってなかったり、氷の魔王と戦ってくれた光の竜(サニア)の像、希望の炎がない(当然だが)。 現代の城下町にいる、猫だらけの家のおばあさんや昔兵士だったおじいちゃん、井戸端会議してるご婦人たちもこの頃はまだ若い。 ・開拓者の家 のちのタキネン村。 まだ牛小屋も水車小屋もない。 ここでは[[ピエトロが知る誰かさんによく似た子ども>白騎士(ポポロクロイス物語)]]とはちあう。 ・過去のギルダの館 イドの夢の中にある昔のギルダの館。 まだ若くスタイルも良かった修行時代のギルダがいる。 } *夢幻フィールドのダンジョン 各地に現れたダンジョン。 夢幻魔王の力で洞窟や遺跡の他、何でもない草原などもダンジョンに変貌している。 一つのマップでの部屋数は最大9つまでで、部屋を繋ぐ通路の形はランダムとなる。 大半のダンジョンは一度クリアすればショートカット用のワープゾーンが出現する親切設計。 ダンジョン内には看板があり、出入口の案内や強敵出現の注意等がある。ウソは書かれてないので信じるべし。 物語やイベントを進めることで拡張されたり狭くなったりするので同じダンジョンでも新鮮に遊べる。 またそれらの新情報は世界各地にある「旅人の掲示板」に逐一追加される。新たな情報をチェックするのがなんとも楽しい。 ・迷いの森 元々はポポロクロイス城下町とタキネン村を繋ぐ林道。 最初に訪れるダンジョンなのでサクサク進むが、竜の像を入手してから来ると少し強いモンスター「ウッキー」が姿を見せる。 ・王家の洞窟 フローネルの森にあるポポロクロイス王家ゆかりの洞窟。 本来は12歳になったポポロクロイス王国の王子が王位継承の試練を行う場所だが、今回は「竜の像」と「竜の翼」を取りに来ることに。 終盤、ある目的で足を運ぶこととなる。 ピエトロの王位継承は次作[[ポポロクロイス物語Ⅱ>ポポロクロイス物語(女神マイラ編)]]で行われ、このダンジョンもその時再登場する。 ・西の山脈 ポポロクロイスから新ガミガミ魔王城を繋ぐダンジョン。 山の獣道だったためモンスターが跋扈するが、近くにある新ガミガミ魔王城からはぐれたロボットたちも出現する。 秘密兵器格納庫に到達してからは地下にショートカット通路や強いモンスターが出る危険地帯ができる。 ・ガミガミダンジョン 新ガミガミ魔王城から秘密兵器格納庫への通路。 元々ややこしい構造だったが、夢幻フィールドによる力とデフロボたちによる拡張でさらに複雑怪奇な作りになっており、当のロボットたちでも迷うらしい。 一体しか出ない「シルバーゴーレム」がボス。 のちにゼノンと同行して来ると専用のひでんしょが手に入る。 ・ポポロ草原 本来ならば港町パーセラまでの街道。しかし夢幻魔王の力で切り離された今はトンクウへと続く草原になっている。 ガミガミダンジョン攻略後に侵入可能。 地上には虫モンスターがわんさといるが、地下には強力なモンスターが潜んでいる。 ・あやかしの洞窟 トンクウと大十字路を繋ぐダンジョン。 大十字路へ行くだけなら1階から地下2階へ下りそこから一気に3階まで駆け上がればいいが、ここにはさらに地下があり…… ・石畳の迷宮 大十字路から来れるダンジョン。 迷宮というわりに簡素な構造で、行き先も特に見るものがない失われた町と色々謎なダンジョン。 しかしストーリーを進めるたびに少しずつ変化していき、四天王全員を倒してから訪れるとその名に恥じない大迷宮へと変化している。 たむろしてた雑魚モンスターも強力なものに一新されており、特に「バスターゴーレム」は難敵。 実はガミガミダンジョンにいた「シルバーゴーレム」もこっそりいる。 ・灼熱洞窟 大十字路からコロモックへと通じる、見ているだけで暑くなりそうなダンジョン。 火山地帯なので頻繁に構造が変わる。 ムサシが修行してる部屋がある。 ・カラカラ砂漠/カラカラ草原 コロモックとピラミッドの間にあるダンジョン。 ピラミッドをクリアすると緑化してカラカラ草原になる。 構造自体はほとんど変わらないが出現モンスターはガラリと変わるので注意。 ・ピラミッド 渇いた大地を潤す伝説のアイテム「ファラオの水」があるが、誰一人帰ってこれた者はいないので気味悪がられてる。 入り口の扉は固く閉じており、唯一コロモックで開け方を知るおじいさん「ソシム」に協力・同行してもらうことになる。 最深部では憎悪のミーソスと戦うことになる。 ・海底大回廊 緑化したコロモックの地下から新ガミガミ魔王城へ至る海底トンネル。((ただしガバスへ到着してからでなければ本格的な通行はできない)) 海洋モンスターが多く出現する他、新ガミガミ魔王城へと繋がっているためか一部のエリアにはロボットも登場。 コロモック側から入ってすぐに人生相談所がある。 ・大氷穴 ピラミッドクリア後に大十字路から行ける氷のダンジョン。 ガバスへと通じるが、地下に寄り道すると傭兵たちに細かく指示が可能になる「勇者のあかし」がある。 またムサシが修行してる。 ・死者の回廊 ガバスの裏山にある墓地で、幽霊城へと繋がっている。 陰気な場所と思いきや、軽快な[[BGM]]や死者たちの世知辛いお財布事情が垣間見えたりと楽しませてくれる。 ムサシが修行してる。 ・幽霊城 デイモス教の総本山。 元は死者の回廊を管理をしていた教会だが、恐怖のデイモスが現れてからはお化けモンスターたちが沢山いる場所に。 ダンジョン前の中間地点も含めて怖い。 ・長寿の大木 幽霊城前の崩れた壁穴から入れる大木の空洞。 タキネン村まで通じており、内部にはアニマルなモンスターがひしめく。 ・奇妙な湿原 ガバスから黄金と死の迷宮へと通じる湿原地帯。 前作で猛威を奮った[[中ボス]]「リッカー」が雑魚モンスターとして出る。 オレクシス撃破後、黄金と死の迷宮との連動ギミックが現れる。 ここでユキと遭遇すると傭兵として登録される。 ・黄金と死の迷宮 奇妙な湿原を抜けた先にある古代遺跡。 多くの財宝が眠ると噂されており、ガバスから度々トレジャーハンターが訪れるが…… 最深部には欲望のオレクシスが陣取っている。 ・豆の木の上 コロモックから天空城まで伸びる大きな豆の木。 コロモック緑化後に登れるようになるが、ピラミッドクリア時の適性レベルでは到底敵わない強さのモンスターたちが跋扈している。 訪れるのは黄金と死の迷宮クリア後の方がいい。 あと薬がよく落ちてる。 ・天空城 雲の上に浮かぶ城。 本来はボリスの城だが怠惰のアルゴスに乗っ取られ今はお菓子の城になっている。 ワープゾーンがたくさんありたらい回しにされる。 しかしお菓子のダンジョン風景がなんとも楽しい。 クリア後はモンスターがいなくなる。 #openclose(show=「でもなんかイヤ~な感じだな。まさか、知らないあいだに誰かがぼくの夢の中に…」){ ・ポポロ草原? ムーンスターの外にある、夢の中のポポロ草原。 かなり小さいモンスターたちが出現する。ただし一種類だけ通常サイズのオークファイターが混ざってる(修行中?)。 ダンジョン構造は簡素。 ・迷いの森? 夢の中の迷いの森。 やはりこちらもモンスターたちが小さく、ダンジョンの作りも簡素。 ・過去の王家の洞窟 本作の発端となった、イドとパウロ因縁の場所。 ここのモンスターたちもミニマムサイズだが、奥にはどデカい「マザードローン」と羽の生えた「てんしのドローン」がいる。 お土産「おうけのほん」が手に入る。イベント後は二度と来れないので必ず回収しよう。 } ・夢幻城 過去の出来事を垣間見たあと、トンクウの小舟から行ける最後のダンジョン。 イドの本拠地なだけあり歪んだ夢を具現化したような醜悪な場所で、BGMも相まって不安を煽る。 夢の入口・夢幻の迷宮・夢幻大空洞の3つで構成されており、今までピエトロが走破してきたダンジョンを模したエリアもある。 なおパウロはここまで単身で来てる。流石、獅子王。パない。 *その他要素 ・お土産 前作にも登場した要素。 各地にある記念品で、ポポロクロイス城にあるピエトロのおみやげ部屋に飾れる。 前作と異なり購入するものはないが、一度取り逃すと二度と入手できないものがいくつかあるので注意が必要(特にガバスで入手できる「スロットマシン」は入手期間が非常に短い)。 前作のセーブデータがあれば、前作で集めたお土産をそっくりそのまま引き継げる。 またポポローグ予告版、ポケットステーションと連動したお土産もあり、現在それらの入手は極めて困難。((特にポポローグ予告版はセーブできないバージョンもあるので尚更)) ・スタビンカード スタンプビンゴカードの略。 トンクウのスタンプビンゴ屋でもらえる縦横5マス、全25マスのカードで、夢幻世界各地に点在するスタンプ台でスタンプを押していく。 ラインを揃えるとスタビン屋から景品をもらえる。 一枚目のカードをクリアすると次の二枚目に移行する。 一枚目は能力アップの薬がもらえ、二枚目では限定のお土産がもらえる。 スタンプ台は分かりやすいところにあるものから物陰に隠れ存在が全く視認できないものもあるので注意深く探そう。 ・旅好きな村人 傭兵とは別に組めるNPCたち。 全部で(動物含め)10人おり各地にいる。 あまり戦闘向きではないが、様々な能力でピエトロの旅をフォローしてくれる。 いつでも買い物やアイテム鑑定をしてくれる「商人イムジー」や宝箱の出現確率をアップさせられる「探検家ワトソン」など優秀な旅人もいれば、全く特技のない「少年マルコ」や「猫のトモ」などもおり、能力はピンキリ。 傭兵を加入させなければピエトロを除いて3人加入させられるので&bold(){その気になればピエトロ、猫、猫、犬というアニマルなメンバーで夢幻魔王に挑むのも可能}。 なお、趣味でついてきてるだけなのでお金はかからず、いつでも別れられる。 またモンスターからの単体攻撃対象にならないが全体攻撃はその限りでなく、HPが0になると元いた場所へ逃げ帰ってしまう。 ・人生相談所 海底大回廊で人生相談オヤジが行ってるサービス。 相談したキャラのパラメーターから換算した様々な称号を授けてくれる。 #blockquote(){(例) ・ダメな 炎の 新米 戦士 ・よくいる 氷の 修行 剣士 ・がんばる 風の 中級 忍者 ・強まった 回復の 特級 魔導士 } もらった称号はステータス画面に表示される。 他に何かあるわけではないが、育成の目安にはなる。 ・傭兵銀行 ある程度冒険を進めると傭兵所で開店する銀行。 預けたお金が一定額、もしくは預金額がピッタリになるとプレゼントをくれる。 なお手数料や利息はなく、預けたお金は別の町の銀行からでも普通に引き出せる。 ・グルメパレス ガバスにある美食施設。 モンスターが好きなオーナーに捕らえた魔物を譲るとお礼にご馳走をしてくれる(モンスターを調理してるわけではない)。 この時、調理担当のシェフを一人選ぶことができ、それによって完成した料理と味が変わる。 「美味しい」、「普通」の場合はステータスが回復したり上昇する。ステータス上昇は、アイテムでも上昇させられない属性パラメーターを上げることも可能(例えばピエトロの闇属性と呪属性のパラメーターはアイテム類では絶対上げられないが、この方法でならアップできる)。 そして「不味い」の場合は能力値が下がってしまうが、お詫びのアイテムをくれる。 [[料理人]]ごとに調理風景は異なっているので見ていて飽きない。 …………テレビ番組のスタジオのような内観、調理台、オーナー、審査員、料理人等……世代の人は分かると思うが&bold(){料理の鉄人のパロディである}。((1993年から1999年までフジテレビなどで放送されていた、料理をテーマとしたバラエティ番組。)) 色々な意味で必見の場所。 ・鍛冶屋 トンクウにある工房。 「でんせつの○○」という武具類を鉱石で鍛え上げ強化してくれる。 拾った時点では性能が低いでんせつの武具類だが、一度鍛えるごとに攻撃力ないし防御力が10上昇する。最高20回まで鍛え上げた武具はゲーム中最高峰の性能まで至る。 トンクウに訪れた当初は鉱石不足で営業しておらず、イベントをこなすことで営業再開する。その後再び鉱石不足になり、以後ピエトロ自身が鉱石を探し用意する必要がある。 ・モンスター図鑑 前作にもあった要素で、遭遇したモンスターのデータが記載される。 1匹倒すとモンスター名とレベルが。5匹倒すとHP、[[経験値]]、ゴールドが。10匹倒すと必殺技が。15匹倒すと落とすアイテムが、という風に倒せば倒すほどそのモンスターの詳細なデータが足されていく。((ちなみにモンスターが落とすアイテムは二種類までしか表示されないが、実際には最大四種類まで落とすよう設定されている。しかし記載されない分の枠にレアアイテムがあるとかそういうことはない)) コンプしたくなるのが人の性というものだが&bold(){『本編内』でのモンスター図鑑完成は不可能}。 というのも一部のモンスターはどう探しても出現、遭遇しない。 またそれとは別に、モンスターの中にはイベントをクリアすると戦えなくなるもの、出現条件がこちらのレベルに合わせてあるものが存在。 こちらは本編内で遭遇できるが、後者の場合ピエトロを強くしすぎれば遭遇できず、かといって弱ければ返り討ちにあうため対応に苦慮する。 なお前作と違い、図鑑を開きっぱなしにして放置しててもモンスターは増殖しないし戦いあわない。残念。 ・ピエトロ日記 ピエトロが体験した出来事についてまとめたもの。 本筋に関わるものからサブイベントについてまで色々と書かれる。 中にはいつそんなこと書いたんだというものも。 その内容からピエトロのお人好しな性格が見てとれる。 #openclose(show=これって現実かなぁ?それとも…また夢の中?){ *夢のつづき 本編クリア後に追加されるおまけモード。 夢か現実か分からないポポロクロイスが舞台で、世界各地の人や旅好きな村人などが集まっており、なんでもありの状態となっている。 ここでは夢の王家の洞窟というエクストラダンジョンがあり、ほぼ全てのモンスター、アイテムが出現する。 また謎の魔導師タモタモ、ドンとゴン、子ども時代のパウロが傭兵になってくれる。 行ける場所は夢のつづきのポポロクロイス城、夢のつづきのポポロクロイス城下町、夢の王家の洞窟だけで、スタビンカード、グルメパレスなどが削除されている。 本編のデータを引き継ぐが本編の世界には戻れず、前述の通り削除された要素も多々あるため、本編のセーブデータへ上書きせず別にセーブした方がいい(というかこの夢のつづきを始める際に注意が出る)。 また本編で入手してないものは当然手元にはないので、取り逃したアイテムがあるままデータを上書きしてしまうと悲惨。 **夢のつづきの傭兵 ・パウロ王子 CV:高山みなみ 本編でも登場した少年時代のパウロ。 夢の王家の洞窟の前におり、本編同様ピエトロと鏡合わせの真似をしたあとやっぱりポカリと叩いてくる。 その後傭兵所に行くが、ピエトロと二人っきりでないと冒険してくれないという強烈なデメリットが発生するため使うのは趣味の領域。 ・ドン CV:立木文彦 ・ゴン CV:子安武人 タモタモについて武者修行に行くもついていけず、夢の王家の洞窟の序盤で倒れてたところを発見できる。 このまま帰ると王様に怒られるからというひどい理由で傭兵に。 攻守が高いレベルでまとまっており、魔法も専門職には劣るが、前衛にしてはかなり高い。 さらに全ての武器・防具を装備でき、魔法書・秘伝書も専用以外は大体使用可能と相当強い。 ……レベル1加入だから育てられれば。素早さも低い。 ・タモタモ CV:千葉繁 仮面をつけた魔導士。 口数が少なく、仮面も相まって怪しい雰囲気。 地下にいる強い奴を倒しに来たらしい。 傭兵バージョンのエンディングで仮面を外しており、顔は見えないが銀髪で耳がとがっているのがわかる。 原作者の田森庸介のパロディキャラ? 全魔法が得意で高いMPと魔力を誇る。またタモタモしか使えない専用魔法「メガデス」と「エニグマ」、専用特技「タモタモダンス」を覚えられる。 欠点は素早さが低い。傭兵にできるのも非常に遅く、レベル1での加入。 「ナルシアの涙と妖精の笛」でも高い魔力を誇る設定だが槍使いになっている。また、謎の預言者という設定でありこの辺も原作であることをネタにしていると思われる。 **夢のつづきで行ける場所 ・夢のつづきのポポロクロイス城 過去のポポロクロイス城にいた面々が普通におり、現国王パウロが先代国王ペトロフに詰め寄られている。 城の門番がデフロボになってたり、洗濯物をしてるのがタキネン村にいた旅好きな村人イメルダになってるなど、本来いた人々が別の人物に置き換わってる。 また本編では姿を見せなかった白騎士も登場。相変わらずキングナイトの剣を探してる。 ・夢のつづきのポポロクロイス城下町 町の外は水で満たされていて外へは出れない。 城内と同じく本来城下町にいた人々が別の人たちに置き換わっている。 また建物の中もいくつか別のものになっており、ガミガミの部屋と鍛冶屋とギルダの館が移転してきている。 グルメパレスもあるにはあるがオーナーがやる気をなくして受け付けてくれない。%%何故削ったし%% 各所にはムーンスターにいた満月頭の人間たちがおり、案内してくれる。 ・夢の王家の洞窟 本来なら学校がある場所に出現してる王家の洞窟。 夢のつづきで唯一遊べるエクストラダンジョンで地下50階まである。 内部は過去に登場したチビモンスター以外の全モンスターが出現する。その中にはモンスター図鑑の項で説明した、本編で存在を確認出来なかったレアモンスターの姿も。 最下層にはボスとして&bold(){夢幻魔王イドらしきもの}がいる(当人も自分がイドかどうか分からないらしい)。 倒すと傭兵バージョンのエンディングが流れ、最後のお土産「ナイトメアにんぎょう」が手に入る。 途中には先に潜っていたドン、ゴン、タモタモがおり、遭遇すると傭兵として登録される。 } *余談 ・「月の魔法 星の夢~夢を彷徨う人へ」 今作のテーマソング。良曲なのでぜひ一度聞いてほしい。 作中では歌姫の歌やエンディング曲として登場している。 歌詞をよく聞くと本作のメインストーリーの流れを示していることがわかる。 ・クリティカルバグ バランスブレイク要素その1。 バグとして戦闘の際にL2ボタンを押している間、敵味方問わず通常攻撃がクリティカルになってしまう。 味方の攻撃モーションの際だけ押し続ければいいが、敵の攻撃にも適用されてしまうので、調子にのって乱用してるとモンスターから手痛い一撃をくらう。 あくまでもクリティカル自体が通常攻撃にのみ適用される仕様上、魔法・必殺技・ダッシュ攻撃には適用されないがそれらの価値を相対的に下げているのは間違いない。 //バランスブレイクと得意げに書きたい気持ちはわからんでもないがどっかで得た知識を確かめもしないで書いただけの誤情報(R2と表記)はいかんな ・鉱石 バランスブレイク要素その2。 鉱石はダンジョンによってはほぼ確定で落ちてる上にダンジョンを入りなおすと復活する。しかも高値で売れる。 極めつけは序盤のダンジョンからも拾える。 金にも武器・防具にも困らなくなるためこれを知っているとバランスは完全に崩壊する。 ただし、鉱石を手に入れられるフラグを立てるためにストーリーをある程度進める必要があるし、金の入っている宝箱がマップの切り替え(ダンジョンの出入りは必要ない)毎にランダム出現(場所固定)するところもあるので実際は中盤以降の効率がいい金策程度。 追記・修正を返せ!の次は削除依頼のバカ!だ! 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