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カルドセプト

登録日:2010/01/22 Fri 15:35:57
更新日:2026/08/28 Fri 00:23:55NEW!
所要時間:約 15 分で読めます




1997年10月に大宮ソフトより発売されたセガサターン用ソフト。

カードゲームとボードゲームのシステムを融合した、当時としては斬新なゲーム性が特徴なゲームである。
高い戦略性からゲーム誌等で高い評価を受け根強いファンを獲得し、続編や移植版が発売されているほか、コミカライズもされている。
公式大会が開催されたこともある。


~タイトル一覧~

タイトル 発売年月 プラットフォーム 備考
カルドセプト 1997年10月10日 セガサターン
カルドセプトEX 1999年5月1日 PS1 カードの追加・調整をおこなったバージョン
カルドセプトセカンド 2001年7月12日 ドリームキャスト
カルドセプトセカンドエキスパンション 2002年9月26日 PS2 カードの追加・調整をおこなったバージョン
カルドセプトサーガ 2006年11月22日 Xbox 360
カルドセプトDS 2008年10月16日 DS カルドセプトEXをベースにした移植
カルドセプト 2012年6月28日 3DS 「セカンドEX」をベースにした移植
カルドセプトリボルト 2016年7月7日 3DS
カルドセプトビギンズ 2026年7月16日 Switch1&2、Steam
カルドセプトザファースト 2026年7月30日 Switch1&2、Steam 1の移植。発売予定


ゲームが始まると、プレイヤーたちはマップ内がダイスを使って進み、土地に止まっていく。
土地の所有者がいない場合、プレイヤーは手札にあるクリーチャーを置いてその土地を占領することができる。
すでに土地の所有者がいる場合は、通行料を払うか、モンスターを倒して奪い取るか選べる。

土地には属性があり、同じ属性の土地を持っていると連鎖ボーナスで価値が上がるほか、一つの土地をレベルアップさせて通行料を上げることもできる。土地のレベルが高いほど、同属性のクリーチャーは土地効果としてHPが増加するメリットもある。
ほかにも、マップを一周すると得られる周回ボーナスや、マップによって聖堂や祠、ショップといった特殊マスが存在する。


プレイヤーが取り扱うのは「ブック」と呼ばれるカードデッキ。
カードは大きく分けて土地の占領と奪取をおこなうクリーチャーカード、クリーチャーを強化するアイテムカード、ダイスを増やすといった特殊能力を使えるスペルカードの三つに大別される。
そうして4人でしのぎを削りながら、一番最初に目標G(ゲイン。魔力のこと)を貯めたうえで最初にゴールにたどり着いた人の勝利となる。

お金を稼ぐと勝利、同じ色の土地を買うと連鎖してレベルアップできるなど、全体的にいただきストリートモノポリーに似ているが、カルドセプトは土地の取引が購入ではなくクリーチャーによる占領や防衛、侵略によって行われる点が大きく異なる。
破産をしても最低保証のお金を得て再び参加できたり、目標額到達後もゴールに着くまでゲームが終わらないのも違う点といえる。

さらに、カルドセプトは元々家庭用オフライン対戦のゲームだった都合上、ターン開始時に対象プレイヤーの手札が見える
そのため相手が「何のカードを持っているか」ではなく、相手が「持っているカードをいつ使うか」という読み合いが基本なのも本作の大きな特徴だ。
ちなみに『リボルト』の密命カードなど、最近の作品では他人に見えないカードも登場した。

そして、土地を得て、クリーチャーでの戦闘に勝利して目標額に到達するだけが唯一の勝ち筋ではない。
その気になれば敵の土地に侵略しないどころか、通行料を1Gも取らずに勝つという事も可能だ。
カードゲーム的な搦め手や奥深さがあるのも、カルドセプトの魅力の一つと言えるだろう。




世界観(初代)


女神カルドラにより作られた最初の世界「リュエード」と、それを統治するべく作られた創造と破壊の書「カルドセプト」
リュエードはカルドセプトにその世界の詳細を書き込む事で万物が創造されていた。しかしそのカルドセプトは中立神バルテアスによって密かに書き換えられ、世界を脅かす魔物達が産み出されていった。バルテアスは自分の思い通りの世界を作り、カルドラに反逆しようとしていたのだ。
それを嘆いたカルドラは自らリュエードへと赴き、バルテアスを封印したうえでカルドセプトを破壊した。その破片は、世界各地へ飛び散って行った…。

その戦いから長い年月が過ぎた頃、各地からその破片が出土した。人々はこの破片をカードと呼び、その力を引き出せる人々を「セプター」と呼ぶようになった。
「カードを集め、新たなカルドセプトを作られた時、願いがなんでも一つ叶う」という噂を聞いた人々は、セプター同士のカードを奪い合う戦いが始まる。



主な用語


  • ブック
セプターの使うカードの束。カードゲームで言ういわゆるデッキ。「カルドセプト」が女神カルドラが作り出した書物だったところから名前がついていると思われる。
基本的には1種類のカードにつき最大4枚入れられ、全50枚(ビギンズでは40枚)によって構成される。初代カルドセプトでは全360種のカードが登場し、人やコンセプトによって様々なブックの組み方があり、最強の組み合わせは存在しない。
他のカードゲーム同様、試合前のブック編成はかなり重要な要素である。

  • クリーチャー
カードにより召喚される魔物の事。
ブックのベースとなるカードで、クリーチャーを使って土地防衛や侵略で魔力を貯めて行くのが本作の基本。
クリーチャーにはそれぞれ属性(火、水、地、風、無)、HP(耐久力)、ST(攻撃力)、コストが設定されており、中には特殊な能力を持つ者もいる。
コストはGの他、特定の色の土地を所有していること(土地コスト)、手札を1枚捨てる(手札コスト)などがある。
マップ上の土地の属性とクリーチャーの属性が一致するとボーナスが発生するため、ブック内の属性は基本的に偏らせたほうがいいとされる。
属性の数に応じて「単色ブック」「火ブック」、「二色ブック」「水風ブック」といった感じで呼ばれる。
火・風属性は攻めが強い、水・地属性は守りが強いなど属性ごとに傾向があるため、プレイスタイルに合った色を選ぶのが大事。

  • スペル
毎ターン、ダイスを振る前に使える特殊な効果付きのカード。遊戯王の魔法カードみたいな物。
魔力の増加・奪取、マップ上のクリーチャーへの攻撃、ダイス操作、土地の属性変更、ドロー、敵への手札干渉などなど、さまざまな効果を持つ。
戦略面の大部分を担うため、ブックコンセプトによってはクリーチャーよりも重要なカード。

  • アイテム
クリーチャー同士の戦闘時に使用するカード。
大別すると…

STを高める、先制攻撃ができるようになる等の侵略用の「武器」
HPを高める、条件にあった攻撃を無効化する等の防衛用の「防具」
地形効果や一部能力を無視してクリーチャーに直接固定ダメージを与える「巻物」
さまざまな効果を持ち、多くのクリーチャーが使えて汎用性が高い「道具」

がある。種族やモンスターによって装備制限があるため、チョイスは慎重に。
初期ブックにはそこそこ多い枚数が入ってることが多いが、戦闘しない限りは死に札になってしまうので積みすぎにも注意。
ちなみに『リボルト』にはプラックソードというアイテムが登場するが、幸運(LUCK)という文字の刻まれた剣に血文字でPを書き加えられた勇気(PLUCK)の剣…かどうかは定かではない。

  • 先制
通常は戦闘が発生すると、侵略側→防衛側の順で攻撃するのだが、防衛側が先制能力を持っている場合、防衛側が先に攻撃するようになる。勿論先制攻撃で侵略側を返り討ちにできれば、戦闘が終わるので防衛成功となる。
ただし、先制持ち同士で戦闘する場合、ポケモンで言う先制技同士のぶつかり合いのような状態になるが、カルドセプトには素早さの数値がないため、基本ルール通り侵略側(攻撃側)が先に攻撃する。

  • 援護
クリーチャーをアイテムとして使用できる能力。援護する能力ではなく、援護してもらえる能力である。
たとえば、ステータス40/40のクリーチャーを援護に使うと戦闘中はHPとSTが40ずつ増える。
アイテムにされたクリーチャーの属性や特殊能力は参照せず、G以外の召喚条件は無視されるので、単純にHPとSTが大きいほど強力。
Gも安いに越したことはないのでバニラやデメリット持ちだが、数値が高いクリーチャーが適任。
地属性のクリーチャーが多く持ち、援護持ち本体の性能は多くの場合控えめ。
リボルトからは援護[無地]のようにクリーチャー毎に援護してもらえる対象に制限がついた(制限がないクリーチャーもいる)。
援護主体のブックはクリーチャー数を多くし、その分アイテムを少なく出来る。ブックの事故率を下げられるのため、シリーズを通して強力な能力。

  • 防御型
手札からの侵略召喚や領地コマンドによる移動が行えないデメリット能力。
防御能力が高いことを示しているわけではない…とはいえデメリットの分だけコストは安い上に、防衛に長けたクリーチャーが多く、空き地確保に使うにはうってつけである。この能力を持ったクリーチャーを対象とした能力もあるので要注意。

  • 護符
『初代』~『セカンド』系列および『サーガ』『ビギンズ』にあったシステム。聖堂マスで四属性に対応する護符を購入し、マップ全体で土地の価値が変動した際、同じ属性の護符の価値が変動するという株みたいなもの。勝利条件であるGの量にも換算されるので、状況に応じてうまく売り買いされることが求められる。
護符だけでGを稼いで勝利を目指す護符ブックも存在したが、難易度は高め。
『リボルト』では宝石という近しいシステムだったが、購入することで価値が上がる、相反する属性の価値は下がるなどの相違点がある。

  • 走り
マップを一周するごとに貰える周回ボーナスを効率よく得るために、ダイスを増やすスペルカードなどを多く積んだスピード重視の戦法のこと。
純粋にG収入が増えるため試合展開は有利になるが、高速周回はスペルカードを多く必要とするためカードバランスが難しくなる。
「火走り」や「地走り援護ブック」などブックの属性や戦法と組み合わせて呼ばれることが多い。

  • 焼き
クリーチャーにダメージを与えるスペルを多く積み、マップ上で戦闘を介さずに土地を奪っていく戦法。
カルドセプトはHPの減ったクリーチャーを回復させる手段に乏しいため、対策をしないと空き巣されかねない。
かといって、せっかく空けた土地を第三者に取られたり、マップ全体焼くだけ焼いて全員損をしただけ、なんてこともある。
良くも悪くもゲーム全体を大きく左右するため、対策するも効率よく使うも技量が問われる。

Xbox360版のカルドセプトサーガを開発した会社である、ロケットスタジオの名を冠した悪名高きダイス。詳しくはリンク先へ。
あり得ないバグが体験版の時点で多数発見されたにも関わらず、製品版で直らずに度重なる修正データが配布されたり製品が回収される事態に発展してしまった。
そんな本作を象徴するバグの一つに「サイコロの目が必ず偶数と奇数交互に来る」という通称ロケットダイスと呼ばれるものが存在している。
おかげで他のシリーズ作品までバグまみれとだと勘違いされることもあり、シリーズに大きな禍根を残した。
CPU戦でダイスが操作されている気がする?そりゃただのマーフィーの法則ですよ。

以下では、一部カードを抜粋して紹介しよう。

クリーチャー

カルドセプトの花形カード。攻め、守り、土地確保、何をするにしても起点はクリーチャー。

無属性

属性の加護が無いため地形効果は得られないが、コスパが良く小回りが利く。
どのブックとも干渉しないため、単色ブックを補強されるサポートとして使われることが多い。


ゴブリン
ファンタジー作品のご多分に漏れず弱小カードでありブックに入れることはまずない…のだが、最弱の無属性クリーチャーという性質上、カード効果でゴブリンに変身させられたりNPCが使ってきたりとそれなりに姿を見ることになる。ちなみにコストは脅威の0G。
『リボルト』にはレッドキャップというゴブリンの配置数でステータスが伸び、ゴブリンを強化してくれるクリーチャーもあったりする。
ST20/HP30というステータスの代表的存在であり、ミノタウロスと同様何かと基準にされる。

デコイ
貧弱なステータスと強力な特殊能力を持ったお人形。カルドセプトを代表するクリーチャーの一つ。
詳細はリンク先へ。

コロッサス
70/70という最強クラスのステータスを持ちながら、120Gで出すことができる石像。一応『アイテムが一切使えない』というデメリットがあるが、逆に言えばアイテム無しでも並のクリーチャーを悠々と踏み潰すフィジカルエリート。
だいたいのクリーチャーはこいつに繰り返し攻められると苦しい。後述の援護の餌にも最適。天敵はデコイとケットシー。
『ビギンズ』では後手(侵略側でも後攻になる)を付けられたが、70/70は健在なのでその辺のクリーチャーなら耐えた上で踏み潰すし、援護用としては110Gに値下げされたのでむしろ強化である。

バルダンダース
戦闘が開始するとランダムなクリーチャーに変化する。
いきなりドラゴンに変身して相手を焼き払うこともあれば、ST/HPが0/0のガルーダになっていきなり自滅することもある。
一見ネタ&ロマン枠に見えるが、シリーズ通して召還コストが非常に安く、さらに相手からすれば戦闘結果が全く予測出来ず迂闊に手を出しにくい
そんなこんなで、土地確保要因としてもロマン枠としてもシリーズ通して人気なクリーチャーである。

ファイター
シリーズを通して初期ブックに入っているスタンダードなクリーチャー。
30Gという安さでありながら、40/40と基礎ステータスが高め。最低限の戦闘と防衛もできるし、援護の餌にも使いやすい。
バニラカードでありながら使い勝手は悪くなく、ストーリー終盤までお世話になったセプターもいるだろう。ミノさんより使いやすい

ヘッジホッグ
発売元がセガだった初代と初代リメイクのDS版のみに登場するハリネズミ。
能力によって受けるダメージを半減(半分は相手に与える)するので実質HP60の優秀なばら撒き要員。
元ネタはセガの青いハリネズミだが、あちらほど素早くないのか先制は持っていない。

火属性


全体的にSTが高く、先制や強打といった攻撃的な特殊能力を持つ物が多い。
HPも高く、パワーに物を言わせる単純に殴り合いには非常に強いが、搦め手は苦手。特に防御的な特殊能力を持つクリーチャーが他の属性より限られており、逆に言えば相手の攻撃を高いHPで愚直に受け止めるぐらいしか選択肢が無い場合も多い。
コストも高めで、バランスに注意しないとG不足に苦労する。

ミノタウロス
火属性の初期ブックに必ず含まれている、セプターたちの永遠のアイドル。詳細はリンク先へ。

ケットシー
全作品皆勤賞の猫。ST40以上のクリーチャーからの攻撃を無効化し、スペルやマップ能力の対象にならないという、火属性には珍しい低ステータスで防御に優れるクリーチャー。ST30以下の攻撃を無効化するバックラーを持たせると無類の固さを誇る。
…と一見頼りになるが、無効化の条件は「基礎ステータスが」ST40以上なので、STが条件付きで上昇するクリーチャーや土地効果を貫通する巻物は弱点。

エルダードラゴン
高コスト高スペックな年老いた竜の王。詳細はリンク先へ。

パイロマンサー
任天堂ハードに戦場が移ってから参戦した炎を操る英雄。
アイテムを持たずに戦闘開始すると火球で攻撃し、地形効果や一部の特殊能力を無視した攻撃を行う。
お察しの通り、元ネタは世界一有名な配管工。敵の攻撃を受けるとパワーダウンし、チビマリオゴブリン並のステータスになってしまう。

ファイアードレイク
STが火属性クリーチャーの配置数×10になるアタッカー。
他人の配置した火属性クリーチャーも数に数えられるので、色が被るととんでもないパワーを出す。

フェニックス
意外とそんなに強くない不死鳥。30/30とスペックは低いが撃破時に復活して手札に戻ってきてくれる。

ソン=ギョウジャ
援護として使用したキャラクターの能力を使うという変わった特殊能力を持つ。
バルダンダースを餌にするとちゃんと変身する。


水属性


全体的にHPが高く、攻撃を無効化する能力を持つクリーチャーが多い。そのため、アイテムを使わない土地の確保や防衛も得意としており、対戦相手からは手を出されづらい厄介な属性といえる。
その反面、攻め手は他属性に比べて乏しく、相手の土地を奪うには他属性のアタッカーを入れるなどの一工夫が必要。


ダゴン
『初代』『セカンド』などに登場する、「四王」の一人。
60/80という高スペック、水属性モンスターのHP強化と防衛拠点に置いたらなかなか倒せない一体。
頑丈な水属性を更に後押しする一枚だが、高コスト高スペックが祟って扱いづらい。
漫画版ではロリババアになった。

ブラッドプリン
援護で使用したクリーチャーのHP分だけ最大HPを増加させる優秀な援護クリーチャー。
最大HPごとHPが増えるため、戦闘終了後もHPが増えたままと継戦能力が非常に高い。よくダゴン(HP80)を食って成長する。四王(笑)
リボルトでは好き嫌いが増えたのか無属性と火属性を援護に使えなくなった。

リザードマン
初期ブックに必ず入ってるトカゲ。シリーズ皆勤賞。
30/40と決して能力は高くないが、先制を持っているためHPの低いクリーチャーからの防衛は得意でコスパは悪くない。ミノさん見てる~?

ケルピー
30/30とステータスは低めだが、通過するプレイヤーを強制的に足止めするという凶悪な能力を持つ。
高レベルの水マスにいるケルピーは生きてれば多額の通行料を徴収し相手の進行を阻害でき、破産させて丸腰になったところでダイスをゼロにする効果で再破産というロックじみたコンボが発生するため、スペルやアイテムでこいつをサポートするデッキを構築すれば対CPU戦は大抵クリアできてしまう。
当然ヘイトを集めるので、配置された瞬間…どころか手札に見えた途端、他プレイヤー全員が血眼になって殺しに来る。

リバイアサン
敵を倒すと、その土地を奪いつつ水属性に変えてくれる海竜。
40/60という攻めにも守りにも使える好スペックを持つが、コストが100G+水土地二つ所有と重い。

シーボンズ
「戦闘中能力無効」という唯一無二の能力を持った海坊主。
アイテム効果おろか、STやHPの増減や即死などの特殊能力も発動しないため、高レベル土地の防衛に向いている。
天敵は素のステータスでぶん殴りにくるコロッサス。


地属性


HPが高く、援護(モンスターをアイテムとして使い、HPとSTを一時的に伸ばす)能力を持つクリーチャーが多い。
コストも総じて安めで、攻めも守りもこなせるため土地の展開力が高い。
しかし、援護でクリーチャーを多用するため手札切れを起こしやすく、援護抜きの攻め能力は最低クラス(防衛能力は援護抜きでもそれなりにある)。
良くも悪くも援護を使いこなせるかで価値が変わる属性と言えるだろう。


グリマルキン・ドリアード
2名とも基礎ステータスはゴブリン並に貧弱だが、援護能力のおかげで防衛に強い。
高STクリーチャーを援護に引き連れて、強引に土地を確保していることもしばしば。
ドリアードには空いている地属性土地への移動能力があり、連鎖形成に引っ張りだこ。
グリマルキンには土地コストで地1つがあるが、マップ上でのスペルとクリーチャー能力の対象に選ばれない「防魔」も持つため、無類の固さを誇る。
地属性で援護を使うなら定番の二枚。

マッドマン
戦闘中のHPが「配置された地属性クリーチャー×5」だけ増加する泥人形。
ファイアードレイクと同じく、他人と地属性が被るとHPが無尽蔵に増えてとんでもないことになる。

ガーゴイル
30/50と攻めるには心もとないステータスだが、配置時には戦闘中にSTが50まで増えるうえに先制攻撃ができる。
援護の餌にも、とりあえず置いといて弱い土地を守るのにも優秀なクリーチャー。

ダークマスター
『初代』『セカンド』などに登場する「四王」の一人。
60/80という高スペックにくわえ、配置に地属性モンスターのSTを強化する「応援」効果と巻物強打(巻物使用時に攻撃力1.5倍)という地属性には珍しい攻めに寄ったクリーチャー。
不要になるとグリマルキンの餌にされる。四王(笑)

ストーンウォール
侵略と移動ができない防御型のクリーチャー。その代わり、30GでHP60という驚異的なコスパを持ち、おやつ感覚でそこらじゅうにずばら撒かれる。
土地が埋まってきた後半はだいたいグリマルキンの餌にされる。


風属性


先制能力(防衛側でも先に攻撃出来る)を持つクリーチャーが多く、総じてSTが高めのため、攻めでも守りでも「先手必勝」の属性といえる。
また、HPが低めのクリーチャーや、変わった特殊能力を持つ者が多い。火属性に比べてブック構築が難しいので、コンセプトデッキの運用が必要になりがち。
プレイスタイルによって守り寄りにも攻め寄りにも構成ができる、ゲームに慣れてきた人向けの属性とも言えるかもしれない。

スペクター
戦闘に入るごとにSTとHPが10~70の間でランダムに可変するクリーチャー。
前述のバルダンダース同様、相手からすれば戦闘結果が予測しにくく手が出しづらいうえ、30Gという安価なので土地確保要員で気軽にばら撒いていけるクリーチャー。
さりげなく皆勤賞。

コーンフォーク
倒された時に200Gを得られるクリーチャー。召喚代と合わせて収支+130G。
能力のせいでだいたいゴールドグース(破壊されると最大HP×7Gを取得)を持たされて特攻させられたり、ダイナマイト(ST+60、使用者は戦闘終了後自壊)を持ってポップコーンにされたりと、ひどい目に合いがち。

モスマン
DS版環境のトップメタのクリーチャー。詳細はリンク先へ。

サキュバス
誘い受けの達人。詳細はリンク先へ。

ウロボロス
一定条件下では倒されても無限に復活する蛇。詳細はリンク先へ。

ガルーダ
戦闘中にSTとHP両方が風属性クリーチャーの配置数×10になる。序盤は頼りないが、クリーチャーを配置しきった終盤は攻防一体の最強クリーチャーへと変貌する。
天敵は攻撃を反射してくるデコイ。必死に育てたガルーダに体当たりしてくるのマジでやめて。泣くから。

パウダーイーター
配置後に移動すると、同じステータスのパウダーイーターが分身して配置される。イラストがかわいい。
初期ステータスは1/1という吹けば飛ぶ弱さだが、スペルなどを駆使してステータスを強化すれば、分裂して無限に増えるST100HP100みたいな怪物級の活躍も夢ではない。

ウィッチ
配置後に、特殊能力で指定した相手の手札のスペル・アイテムカードの数×30Gを奪う。
クリーチャーカードを使わない特殊なブックの場合、必然的に手札はスペルとアイテムカードだらけになるので対策をしないと一生ATMにされる。

ワイバーン
離れた風属性の空き地に移動する能力を持つ竜。シリーズ皆勤賞。
適当に置いておいても風属性土地で連鎖を作りやすいため、風属性デッキによく採用される。
ちなみに、『サーガ』および『カルドセプト(3DS版)』では、敵風領地に直接移動できるテングというはた迷惑な奴が登場した。ワイバーンは平和主義者なのだろうか。


スペル

カルドセプトを支えるもう一つの重要な柱。
ダイスを増やしてマップを周回する、妨害・遅延をして自分のペースに持ち込む、クリーチャーの防衛や強化をする…など、戦略面の大部分を担う。
特に明記されていなければ、リボルトまでのシリーズ皆勤賞の代表的なものとなる。


ホーリーワード「(数字)」
ダイスの目をカード名にある数字に変える。例としてホーリーワード1、ホーリーワード8など。
任意の土地に止まったりできるほか、ダイスを複数個振れる「フライ」と組み合わせると高速周回が可能。

チャリオット
対象のクリーチャーを2マス移動させる。「チャリオット」は騎馬戦車のこと。別に銀色ではない
マップ上で即座に戦闘をしかけられる侵略ブックのお供。セカンド以降は使用後にブックに復帰するという性能がつき使いやすくなった。
当然コロッサスやら四王やらが侵略しに戦車に乗ってくる。防衛中心のブックの場合は注意したいカードだ。

ディスコード
『セカンド』系列に登場した、マップ上に一番多く配置されているクリーチャーを全員ゴブリンに変身させるカード。複数いる場合はランダム。
人気の高いクリーチャーへのメタカードとなっていて、単一のクリーチャーとして分裂し続けるパウダーイーターの天敵。
通話アプリではない…とか言っていたら、ビギンズでは公式側が開設した。

ランドプロテクト
土地に防魔(スペルやクリーチャー能力の対象にできない)を付与する。リボルトではマイナーチェンジ版のマジックシェルター(防魔と一緒に防御型が付与される)が採用。
ほとんどの妨害を無効化できるため、防衛拠点用によく積まれるカード。ただし、対象を選ばない全体スペルなどは食らってしまう。

カオスパニック
プレイヤー全員の移動方向が1度だけ逆になる。
相手を遅延したり、ケルピーのおかわりを強要したり、バフを上書きしたりと、ネタカードと思いきや意外と活躍の場の多いカード。

ドレインマジック
対象の所持魔力の30%を奪う。モバイル版を除くと、80Gのコストも効果も一貫して変わっていない。
土地のアップグレードや護符の購入を怠っているとコイツで吸われてしまうので、ほどほどにGを使う必要がある。
これがないと永遠にお金を持ち続けることができてしまうため、カルドセプトのゲームバランスが「クリーチャーで土地の確保→土地をレベルアップする」という基本で成り立つようにしてくれる、重要なカードなのかもしれない。


アイテム

戦闘中に使用するカード。HPやSTの増加が主だが、中には一癖あるカードも。
特に明記が無ければ、リボルトまでのシリーズ皆勤賞のカード。


ゴールドグース
装備して倒されると最大HPに応じたGをもらえる。初代ではMHP×5Gとやや微妙なカードだった。
セカンドおよびEXでは「MHP×10G」と額が倍になり、コーンフォークポップコーンが大量生産。現在はMHP×7Gに落ち着いた。

グレムリンアムル
使用時に相手のアイテムを破壊する。リボルトではマイナーチェンジ版のグレムリンアイが採用。
援護で使用されたクリーチャーも破壊するため、純粋なステータス+能力だけでの戦闘となる。
攻めにも守りにも活躍するが、STもHPも増えないためいざという時には頼れないという絶妙なバランス。
道具枠のため、アイテム制限の厳しいデコイの数少ない防衛手段でもある。

ネクロスカラベ
戦闘中に破壊された場合、ゾンビ(シリーズによってはスケルトン)として復活。
戦闘後に最弱クラスのクリーチャーに変身してしまうものの、ほぼ確実に1回は土地を守れるという使い勝手の良いアイテム。
シャッターで手札にあるうちに破壊するか、戦闘を連続でしかけて吐かせる必要がある。

バックラー
ST30以下のクリーチャーからの攻撃を無効化する。ファンタジーでおなじみの小さい盾。
増減前のSTが参照されるため、基礎スペックの低い援護クリーチャーやST青天井系のクリーチャーによく刺さる。
ケットシーが持つとほぼ無敵になる。



追記・修正はカルドセプトを編纂してからお願いします。

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最終更新:2026年08月28日 00:23