登録日:2010/10/31 Sun 11:11:49
更新日:2024/12/17 Tue 10:11:38
所要時間:約 5 分で読めます
パワプロクンポケットシリーズ第10弾、パワポケ10の主人公。
シリーズでは8,ダッシュ,9と高校生以外の主人公が3作続いたが、今作で再び高校生に戻った。
・人物
幼い頃からプロ野球選手になることを夢見てきた主人公。だが中学野球では思うような活躍ができず、結果的に名門校から彼に声がかかることは無かった。
そんな折、母親から野球が強いと評判の全寮制ミッションスクール「
親切高校」を勧められ、入学を決意。
しかし親切高校は異常に閉鎖的な学校であり、主人公は野球部の理不尽な先輩や悪しき風習と戦いながら(時には従いながら)、甲子園を目指していく。
表サクセスは「甲子園一直線編」の名の通り、パワポケシリーズでは異例とも言える真っ当な王道高校野球ストーリーとなっている。
主人公に隠された正体や任務があったり、解くべき呪いや倒すべきヒーローが存在するわけでもない。
ただし展開によっては、彼女候補との交流の中で学園生活の裏に潜む巨大な"闇"に足を踏み入れることとなる。
最たる特徴は「底無しの野球バカ」そして「歴代最バカ(公式談)の学力」。
野球に対する熱意は相当なもので、今作の固有パラメータは「野球魂」。(0になるとマネージャーに転向して
ゲームオーバー)
また、練習試合で目にした天才投手である
天道翔馬に一方的に
ライバル宣言したり、
その剛速球を直接受けた日は悔しさから「ちくしょう!」と叫びながら猛練習したり、
その後も学外で出会う度に勝負を挑むなど、行動からも野球に懸ける思いを見ることができる。
一定条件を満たしてクリアすると、最初は天道にとって「その他大勢」でしかなかった主人公は自他共に正真正銘のライバルと認められるようになる。(ライバルルート)
公式
攻略本のスタッフインタビューによると「『2年目秋に天道に敗北→3年目夏に天道に勝利』というライバルルートが想定していた本筋(要約)」とのことで、
以降の作品でもこれに近い展開が正史として扱われている様子。
一方、野球以外はからきしで、特に勉強に関しては悲惨そのもの。
越後竜太郎や
高科奈桜と同じく補習授業の常連であり、
- 分数の足し算ができない
- 因数分解もできない(曰く「勝手に分解すんなよ 自然のままにしておけよ」)
- 「St.Valentine」を「セット ヴァルエンチン」と読む(曰く「お店の名前かな?」)
- 「続書」が読書の誤りと聞いても何がおかしいのかわからない
- 相対性理論をゲームタイトルと勘違い
- 全問2択のテストで一桁の点数
- 飯占が犬に対して「ニコニコしているから」と言う意味で名付けた「スメル(臭い、正しくは「スマイル」)」の間違いに気づかない。
などの迷言や迷エピソードが後を絶たないが、
キャプテンとしてチームをまとめたり、主人公特有の頭の回転の早さや行動力を見せる場面も多く、頭そのものは決して悪くはないと思われる。
恋愛に関しても同様で、基本的に相手の好意に対して鈍感であり、直接告白されでもしない限り気付かない場合がほとんど。
その反面、思わせぶりな行動を無自覚にとってしまう節があり、天然タラシな側面も見え隠れする。
また、女子見たさに何度も森を越え女子寮に足を運んだり、運動会で失敗して落ち込む
カズに
何かをしてあげたり、
水に濡れた
五十鈴を
その身で温めてあげたり(誘ったのは五十鈴だが)、
妙子にサラッと告白したりと、かなりの行動派でもある。
(年上の女子寮寮母のもとに通い続けていると勘違いされ、監督から「熟女キラー」と評されることも)
ゲームではパワポケ2以来の二股専用イベントが用意されている(紫杏と妙子を両方彼女にした場合に発生。大幅に野球能力が下がってしまう。)が、妙子には「一途でいい人」と評される他、若菜(天道の彼女)に交際を申し込まれるイベントでは彼女がいる場合「心に決めた人がいる」と言ってきっぱりと断るなど、基本的には一途である描写がされている。
前述の通りライバルルートの設定が踏襲されているようで、天道の
プロフィールにて「生涯のライバル」と認識されており、
ナマーズやホッパーズとは別のリーグでプロとして頑張っている様子。
追加イベントを購入すると
神条紫杏から「昔、野球部に親友がいた」という話を聞くことができ、交流があったことがうかがえる。
残念ながらジャジメントに行く彼女を止めることは出来なかったようだが、ナマーズのオーナーとなった彼女が野球に向き合うきっかけの1つになったようだ。
また、
浜野朱里ルートのイベントでも、カズについて「昔好きな人がいた」という話を聞くことができる。
このことから当時は「カズが正史における彼女なのでは?」という声が多かった。
ピンクルートのEDで彼らしき人物がカズと再会するアルバムが存在するが、そのタイトルは『
ハッピーエンドにまだ遠く』。
また、
浅井漣ルートのイベントで「
天月五十鈴と思しき人物が結婚して子供が出来た」という話を聞くことができる。
天月五十鈴の娘として
天月紗矢香が彼女候補として登場。
これにより、それまではカズルートが正史であったと思われていた(厳密には彼女にならないだけでカズルートの一部も正史に含まれる)が、
「五十鈴ルートが正史で主人公にとって紫杏や和那は友人にすぎなかった」という見解が主流となった。
五十鈴によれば、彼女の夫は14主人公に似て「野球に真っ直ぐ」で「困っている人を放っておけない」人であるとのこと。
最近は家を空けているらしく、その理由は不明だが五十鈴の「優しすぎることは人を傷つけることもある」というセリフから、
誰かを助ける為にそうしているとも読み取れる。
紗矢香には相当なつかれていたようで、昔はキャッチボールをして遊ぶこともあったようだが、
「父親が家を空けていた寂しさ」から紗矢香が
超能力を暴走させてしまい、紗矢香ルートでのブラックホールズ戦の難易度が跳ね上がる元凶に。
また、カズは彼らしき人物の結婚を知ったことで不仲になっており、そのことが原因で本編中終盤まで調子を崩している。
トゥルールートを通った時に見られるアルバムによれば、関係の修復は出来たようだ。
・10主人公の女性関係について
最後に注意しておくが、ここまで述べてきたのはあくまで「カズの想い人」「紫杏の親友」「五十鈴の夫」が全て10主人公だとする1つの仮説であり、
基本的にパワポケスタッフは作品の正史を明言しないので、それらが全くの別人である可能性もないとは言い切れないことを肝に銘じておく必要がある。
ちなみに、14でのアルバムにおいて「カズが好きな人と『ヨリが戻った』らしい」という描写が存在し、それを根拠に「10主人公が二股をかけている」と主張されることがあるが、この「好きな人」が10主であった場合、10作中の10主のキャラ付けからまず有り得ないと考えられる。(そもそも『ヨリが戻る』とは『関係が元に戻る』ことを意味した表現であるため、「友人として仲直りした」とも解釈できる。)
余談だが10の五十鈴ルートは作中で最高の攻略難度と言われている。10主人公が五十鈴ルート+ライバルルートを通ったとするならば、只者ではない。
追記修正お願いします。
- まあ、とある二次創作だと五十鈴の能力がこんな結果を招いたのでは?と言う説があるけど -- 名無しさん (2014-03-16 12:14:29)
- 14のカズENDで「彼女は不運に見舞われるだろうが然程気にしてないようだ」って書かれてるからね。十中八九紗矢香がその力を向けちゃってる。二股かどうかはともかく修羅場なのは間違いない -- 名無しさん (2014-03-23 16:20:29)
- ↑×2本人がでてない以上10主の人格は推測するしかないだろ、行動が色々アレなのに「優しすぎる人」なんて言われても正直納得いかないし。本人のキャラ付けじゃなく状況や推測から批判されてる辺りは可哀そうだと思う、完全にライターの不手際による被害者 -- 名無しさん (2014-03-31 21:35:31)
- ↑×3そもそも正史自体が作中描写と思いっきり矛盾してる(ポケ1→ポケ3とか)時点で「本編と矛盾するからあり得ない」なんて言い訳は通用せんよ。「10主としか思えない人間が五十鈴と結婚してる」上に「カズが10主としか思えない人間に振られてる」っていう状態で「実は~な事があったんで10主は無実。カズも五十鈴もそれぞれ幸せに暮らしてます。」って言うので納得するのが正直無理でしょ。そもそもカズは公式で「考え得る限りの酷い目に遭わされる」とか言われてるし。 -- 名無しさん (2014-03-31 21:56:18)
- 「10主はカズやしあーんを女友達としてしか見てなかった」って見るのが一番自然だろ -- 名無し (2014-04-01 14:23:56)
- ↑×2いや、作中でカズ自身が「自分は素晴らしいカップルだと思ってたのに自分がいない間に勝手に女作ってた」って言ってたじゃん(しかも10だと弾道イベントまであるし)。流石に作中描写でここまでやっておきながら「単純に友達として寄りを戻した」で通すのは逆に不自然だと思うんだけど。カズがただの友達付き合いを恋人関係と勘違いするほど痛い子だったとか、10主が女友達に恋人と勘違いされるようなことを平然とするようなDQNだったとかなら説明付くけど、むしろそっちの方がよっぽど酷くないか? -- 名無しさん (2014-05-14 00:57:39)
- そりゃあ、正史では弾道イベントは起きてないんだろ。10主が友情に厚いやつだったからただの女友達でも親身に心配して気遣ってあげたんだろ。 -- 名無しさん (2014-05-14 01:23:41)
- ↑×2 その台詞正確には「千年の恋だと思ってたのに自分がいない間に別の女と仲良くなってた」だけどこれだと自分は恋人だと思ってたけど実際はそうじゃなかったって意味にも普通にとれるよね。ついでに言うとカズが居なくなった後に五十鈴が彼女になるなんてことはストーリーが破綻するレベルの時系列の矛盾が発生するから絶対にありえない。これがカズの勘違いだった可能性を助長してるようにも取れる(仲良くなった=結婚したなら普通に意味は通るが)。さらに言えば弾道イベントで正史で言及されたのはカズが客席に突っ込んだことだけ。正史で主人公がどうしたかなんてわかりゃしないしもともとゲーム中でもステータス上で弾道が上がっただけで実際何が起こったかは解らない。しかもそのときカズは彼女になってない。 -- 名無しさん (2014-05-17 11:14:45)
- なんでそこまで二股三股を否定しにくる人が多いんだろな。あれこれ理由付けるより一番それが自然だし2にもハーレムENDあったくらいだしそんな否定する様な事でも無いと思うだがなぁ。 -- 名無しさん (2014-05-17 12:16:04)
- ↑作中描写にないどころか矛盾してるのが一番自然なわけないじゃん。むしろなんでそれ無視してゴリ押ししてくるのかが疑問だわ -- 名無しさん (2014-05-17 12:41:55)
- 重要なのは次回作に矛盾しない>>本作中で矛盾しない。パワポケの正史ってのは未来からみて正しいかだからな。こいつバカだし女心も解らずにナアナアで誤解されたんだろ、端から見りゃ二股だ -- 名無しさん (2014-05-17 13:01:44)
- ↑うん、次回作で矛盾してるから言ってんだけど。そもそもはたから見たらどうかなんて知らんわ。 -- 名無しさん (2014-05-17 13:07:36)
- まあなんだ、とりあえず10主の女性関係についての考察はパワホケ考察wikiに詳しく載ってるからそっちを参考にな。一応そっちでも「10主は五十鈴と付き合い、カズや紫杏とは女友達に過ぎなかった」のが一番の有力ってことで結論がついてるし -- 名無しさん (2014-07-29 20:33:22)
- そもそも10主がクズだったら好きになったら一途とかの10や14での10主の人物描写を思いっきり反してるんですがそれは -- 名無しさん (2014-07-29 20:37:20)
- 「二股じゃなかった場合でも一応筋は通る。正史は名言されていないんだからどうとでもいえる」っていう理屈自体はわかるんだけどさぁ、それで「どうとでも言えるんなら別に10主が浮気してたでも通るよね?」って言ったらとたんに否定連呼されるのってなんか違うんじゃないですかねぇ…「正史はどうとでも言える」って言っておきながら「二股ルートはストーリー的に矛盾が出るからありえない」って、何が矛盾してるのか説明してくれないし、今までダッ主が水木の養子になってるのにボール親父が生き返ってる世界観で矛盾を盾にされてもなぁって感じ -- 名無しさん (2015-06-10 02:35:36)
- ↑ここに書いてる文章でも矛盾が解るように書いてるけど、理解出来てないなら考察wikiに詳しく書いてるからそっち見たら?あとごく稀な反例を持ち出したところであんたの言ってる事は根拠のない妄想だし矛盾が出てる事には変わりはないぞ。 -- 名無しさん (2015-06-18 12:32:23)
- ↑×2 正史について知りたがってる人は考察wikiに書いてる事ぐらいは知ってるはずなんだが、それすら知らずにわざわざここに来て何がしたいの?自分の妄想ごり押ししたいなら正史なんぞにこだわらずに二次創作でやったらいいじゃん -- 名無しさん (2015-06-18 14:39:15)
- ↑3 二股してた可能性自体は否定しない(出来ない)。だけど、あんた(というか一番上の人)が言ってる「二股してたと考えるのが一番自然」と言う考えはおかしいってみんな言ってるわけ。 -- 名無しさん (2015-10-18 01:21:00)
- 個人的に紫杏の死がカズを助けようとする強い動機になった気がする -- 名無しさん (2018-05-02 15:13:04)
- ↑3 みんなも何も編集履歴を見る限り↑4と↑5は同一人物なんスけど… さも賛同者が多いかのように見せかけるのはルールで禁止スよね -- 名無しさん (2021-02-19 17:30:28)
- 御大層にソースは考察wikiとか何とか言ってるけどそもそも公式でもなんでもなく誰でも好き勝手編集できるwikiがソースになると思ってる時点で論外だし、肝心のwikiの当該ページ見ても正直「よりを戻したというのは友人関係にも言えること」とかいう謎の前提を起点にしてる時点で論外だし、なんか決定的な作中描写をもって「10主は潔白で何もしていない」と論じているんじゃなくて、全体的にふわふわした内容を長々と語ってるだけというかぶっちゃけ「10主は無実」という結論ありきでそれっぽく語ってるだけでなんかちゃんとした考察記事と言う感じは全然しなかった。 -- 名無しさん (2022-09-23 23:17:26)
- 二股かどうかは置いといて、複数の女性と交流があった主人公なんて歴代見ても沢山いるのになんでコイツばかり鬼叩きされてんだろう。カズや紫杏がパワポケ屈指の人気彼女なのもあるだろうけどそれにしても叩かれすぎな気がする。 -- 名無しさん (2023-02-16 02:03:29)
- 報告にあった荒らしコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-11-29 00:21:45)
- ↑×2:カズが『14』で「彼氏と分け合って離れているうちに他の女とくっついていた」趣旨の説明をしてた。 本当に付き合ってたなら裏切りもいい所だが、実はこれ「カズの自己申告しか証拠がない」。 パワポケは妄想の恋人(恋愛関係にないどころか実在すらしない)作っている人が『13』にいたので、カズの勘違いなら普通の範囲。 -- 名無しさん (2024-06-23 16:25:48)
- ↑3 そりゃ紗矢香の独占欲の強さがほぼほぼ原因10主にあって、無関係の14主がとばっちり受けたのがね… -- 名無しさん (2024-08-14 05:52:00)
- いや、紗矢香の暴走の根本原因は母親の性格の悪い部分を受け継いだところにあると思うが。バッドエンドが同じじゃねえかあの母娘 -- 名無しさん (2024-09-24 01:41:29)
- 無実とするソースが不十分とか言ってないで有罪のソースを持ってくるべきじゃないんですかね有罪にしたいのなら -- 名無しさん (2024-09-24 01:43:24)
- 「一線超えたけどその部分の記憶を消された」というのは中々いい考察だと思う -- 名無しさん (2024-12-17 10:06:38)
最終更新:2024年12月17日 10:11