主人公(パワポケ10)

登録日:2010/10/31(日) 11:11:49
更新日:2020/05/18 Mon 09:35:44
所要時間:約 5 分で読めます




パワプロクンポケットシリーズ第10弾、パワポケ10の主人公。

シリーズでは8,ダッシュ,9と高校生以外の主人公が3作続いたが、今作で再び高校生に戻った。


・人物


幼い頃からプロ野球選手になることを夢見てきた主人公。だが中学野球では思うような活躍ができず、結果的に名門校から彼に声がかかることは無かった。
そんな折、母親から野球が強いと評判の全寮制ミッションスクール「親切高校」を勧められ、入学を決意。
しかし親切高校は異常に閉鎖的な学校であり、主人公は野球部の理不尽な先輩や悪しき風習と戦いながら(時には従いながら)、甲子園を目指していく。

表サクセスは「甲子園一直線編」の名の通り、パワポケシリーズでは異例とも言える真っ当な王道高校野球ストーリーとなっている。
主人公に隠された正体や任務があったり、解くべき呪いや倒すべきヒーローが存在するわけでもない。
ただし展開によっては、彼女候補との交流の中で学園生活の裏に潜む巨大な"闇"に足を踏み入れることとなる。



最たる特徴は「底無しの野球バカ」そして「歴代最バカ(公式談)の学力」。



野球に対する熱意は相当なもので、今作の固有パラメータは「野球魂」。(0になるとマネージャーに転向してゲームオーバー)
また、練習試合で目にした天才投手である天道翔馬に一方的にライバル宣言したり、
その剛速球を直接受けた日は悔しさから「ちくしょう!」と叫びながら猛練習したり、
その後も学外で出会う度に勝負を挑むなど、行動からも野球に懸ける思いを見ることができる。

一定条件を満たしてクリアすると、最初は天道にとって「その他大勢」でしかなかった主人公は自他共に正真正銘のライバルと認められるようになる。(ライバルルート)
公式攻略本のスタッフインタビューによると「『2年目秋に天道に敗北→3年目夏に天道に勝利』というライバルルートが想定していた本筋(要約)」とのことで、
以降の作品でもこれに近い展開が正史として扱われている様子。



一方、野球以外はからきしで、特に勉強に関しては悲惨そのもの。越後竜太郎高科奈桜と同じく補習授業の常連であり、

  • 分数の足し算ができない
  • 因数分解もできない(曰く「勝手に分解すんなよ 自然のままにしておけよ」)
  • 「St.Valentine」を「セットヴァルエンチン」と読む(曰く「お店の名前かな?」)
  • 「続書」が読書の誤りと聞いても何がおかしいのかわからない
  • 相対性理論をゲームタイトルと勘違い
  • 全問2択のテストで一桁の点数
  • 飯占が犬に対して「ニコニコしているから」と言う意味で名付けた「スメル(臭い、正しくは「スマイル」)」の間違いに気づかない。

などの迷言や迷エピソードが後を絶たないが、
キャプテンとしてチームをまとめたり、主人公特有の頭の回転の早さや行動力を見せる場面も多く、頭そのものは決して悪くはないと思われる。



恋愛に関しても同様で、基本的に相手の好意に対して鈍感であり、直接告白されでもしない限り気付かない場合がほとんど。
その反面、思わせぶりな行動を無自覚にとってしまう節があり、天然タラシな側面も見え隠れする。

また、女子見たさに何度も森を越え女子寮に足を運んだり、運動会で失敗して落ち込むカズ何かをしてあげたり、
水に濡れた五十鈴その身で温めてあげたり(誘ったのは五十鈴だが)、妙子にサラッと告白したりと、かなりの行動派でもある。
(年上の女子寮寮母のもとに通い続けていると勘違いされ、監督から「熟女キラー」と評されることも)

ゲームではパワポケ2以来の二股専用イベントが用意されている(紫杏と妙子を両方彼女にした場合に発生。大幅に野球能力が下がってしまう。)が、妙子には「一途でいい人」と評される他、若菜(天道の彼女)に交際を申し込まれるイベントでは彼女がいる場合「心に決めた人がいる」と言ってきっぱりと断るなど、基本的には一途である描写がされている。





前述の通りライバルルートの設定が踏襲されているようで、天道のプロフィールにて「生涯のライバル」と認識されており、
ナマーズやホッパーズとは別のリーグでプロとして頑張っている様子。

追加イベントを購入すると神条紫杏から「昔、野球部に親友がいた」という話を聞くことができ、交流があったことが伺える。
残念ながらジャジメントに行く彼女を止めることは出来なかったようだが、ナマーズのオーナーとなった彼女が野球に向き合うきっかけの1つになったようだ。

また、浜野朱里ルートのイベントでも、カズについて「昔好きな人がいた」という話を聞くことができる。
このことから当時は「カズが正史における彼女なのでは?」という声が多かった。





ピンクルートのEDで彼らしき人物がカズと再会するアルバムが存在するが、そのタイトルは『ハッピーエンドにまだ遠く』。

また、浅井漣ルートのイベントで「天月五十鈴と思しき人物が結婚して子供が出来た」という話を聞くことができる。





天月五十鈴の娘として天月紗矢香が彼女候補として登場。

これにより、それまではカズルートが正史であったと思われていた(厳密には彼女にならないだけでカズルートの一部も正史に含まれる)が、
「五十鈴ルートが正史で主人公にとって紫杏や和那は友人にすぎなかった」という見解が主流となった。

五十鈴によれば、彼女の夫は14主人公に似て「野球に真っ直ぐ」で「困っている人を放っておけない」人であるとのこと。
最近は家を空けているらしく、その理由は不明だが五十鈴の「優しすぎることは人を傷つけることもある」というセリフから、
誰かを助ける為にそうしているとも読み取れる。

紗矢香には相当なつかれていたようで、昔はキャッチボールをして遊ぶこともあったようだが、
「父親が家を空けていた寂しさ」から紗矢香が超能力を暴走させてしまい、紗矢香ルートでのブラックホールズ戦の難易度が跳ね上がる元凶に。

また、カズは彼らしき人物の結婚を知ったことで不仲になっており、そのことが原因で本編中終盤まで調子を崩している。
トゥルールートを通った時に見られるアルバムによれば、関係の修復は出来たようだ。





・10主人公の女性関係について

最後に注意しておくが、ここまで述べてきたのはあくまで「カズの想い人」「紫杏の親友」「五十鈴の夫」が全て10主人公だとする1つの仮説であり、
基本的にパワポケスタッフは作品の正史を明言しないので、それらが全くの別人である可能性もないとは言い切れないことを肝に銘じておく必要がある。

ちなみに、14でのアルバムにおいて「カズが好きな人と『ヨリが戻った』らしい」という描写が存在し、それを根拠に「10主人公が二股をかけている」と主張されることがあるが、この「好きな人」が10主であった場合、10作中の10主のキャラ付けからまず有り得ないと考えられる。(そもそも『ヨリが戻る』とは『関係が元に戻る』ことを意味した表現であるため、「友人として仲直りした」とも解釈できる。)

余談だが10の五十鈴ルートは作中で最高の攻略難度と言われている。10主人公が五十鈴ルート+ライバルルートを通ったとするならば、只者ではない。






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