機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY

登録日:2011/01/27(木) 21:24:45
更新日:2018/05/12 Sat 17:11:04
所要時間:約 7 分で読めます





王道ならざる者の新たなる戦いが始まる。


機動戦士ガンダムSEED外伝シリーズの1作。
電撃ホビーマガジンで模型作例と小説、ショートコミックで展開された。例によってストーリーは千葉智宏、挿絵・コミックはときた洸一が担当。

割と何でもありな感じで突き進んでいる本シリーズ。
今作ではなんと再生怪人過去に登場したキャラのクローンと戦うという、ガンダムという括りから見るとまさに『王道から外れた』物語となっている。

主人公はロウ・ギュールと叢雲劾



【ストーリー】
時はC.E.73……、アメノミハシラに近づく2体のMS。
そのうちの1機はガンダムアストレイ ゴールドフレーム……、乗っていたのはなんと死んだ筈のロンド・ギナ・サハクであった。
同じ頃、ロウの目の前にもレッドフレームが現れる。
それに乗っていたのも、やはり故人である筈の彼の恩師であった。

激動の時代、C.E.73。
それは歴史の裏で繰り広げられたもう一つの物語。



【登場人物】

◆主要人物
  • ロウ・ギュール
初代「ASTRAY」主人公。
ガンダムアストレイ レッドフレーム(通称赤枠)のパイロット。
自称『宇宙一悪運の強いジャンク屋』。相変わらず自由な性格でシリアスな場面ですら笑いとばす。

  • 叢雲劾
ロウと同じく初代「ASTRAY」の主人公。
サーペントテール所属のガンダムアストレイ ブルーフレーム(通称青枠)のパイロット。
冷静沈着なC.E.世界最強の傭兵。本作ではストーカーとなったギナにつきまとわれる。

  • ロンド・ミナ・サハク
ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(通称金枠天)のパイロット。
踏まれたい。
物語序盤、いきなりギナにやられる。ぶっちゃけ不遇。

  • イライジャ・キール
サーペントテール所属のパイロット。
凡才ながら努力でのし上がった漢。
今回、ついにガンダム(ヴァンセイバー)のパイロットに。

ドレッドノートΗのパイロット。
友であるプレアの名を騙るライブラリアンにキレたのか参戦。
ならドレッドノートΗのプラモ出せよ磐梯。
長い髪が更に伸びて若干女顔になった?

  • ジェス・リブル
二代目「ASTRAY」主人公。ガンダムアストレイ アウトフレームDのパイロット。
終盤にちょっと出てくるちょい役…というか、ほぼモブに近い。

  • トロヤ・ノワレ
ガンダムアストレイ グリーンフレーム(通称緑枠)のパイロットの少年。
エピローグにてちょっと登場。あるキャラと出会う。


◆ライブラリアン
組織のほとんどがクローン人間(的な何か)でできた謎の再生怪人軍団。
しかも見た目だけならまだしも、何故か記憶・経験・技術の全てが引き継がれている。
何でもやっちゃう様なアストレイシリーズと言えども、明らかにやりすぎな設定であることは間違いない。
再生怪人の創造者だとか黒幕だとかに当たる存在が未登場で、とりあえず本作単体だと敵勢力としては消化不良感があるのは内緒だ


  • プレア・レヴェリー
ニクスプロヴィデンスのパイロット。
最高司書官とかいうとにかく組織のトップに位置する。
またテロメア絡みのエラーで成長速度が速く、オリジナルと違い青年になっている。
漫画版Destinyアストレイでセトナに接触したプレアは、オリジナルの彼ではなくおそらくこっち。

CVが付くなら恐らく子安か関俊彦。


  • ND-HE(エヌディ・ヒィ)
ゲイルストライクのパイロット。
顔がかゆい時に辛そうな変なマスクを被っている。
実は 劾 のクローン。
エピローグでは東アジアへ。

  • ロンド・ギナ・サハク
ガンダムアストレイ ミラージュフレームのパイロット。劾への復讐を遂げようと何度も挑むがその度に負けるストーカー。
負ける度に自身に改造手術を施し、後半はなんかキモい格好に。

  • フィーニス・ソキウス
ヘイルバスターのパイロット。
他のソキウスと違いナチュラルへの攻撃を抑制されていない為、かなり攻撃的な性格。
つまり基地の外。
割とギナに対して依存しているツンホモ。

  • ウン・ノウ
再生レッドフレームのパイロット。
ロウの剣術の師匠だが、以前と違い若い頃の姿で蘇った。
彼の目的は実は……。
彼のデザインだけあの漫画版スクライドやASTRAY Rの戸田氏。

  • リリー・ザヴァリー
ネブラブリッツのパイロット。
見た目も立場もプルもどき。
途中で裏切ってロウ達の仲間になったりするあたりも明らかにプル。
一人だけじゃなくて複数いる(全部で20人いる)あたりも完全に確信犯である。

  • グゥド・ヴェイア
ヴァンセイバーのパイロット。
親友のイライジャに機体を譲って逃亡する。
それでいいのかライブラリアン。

  • カイト・マディガン
レーゲンデュエルのパイロット。
元々はジェスの相棒でこいつも偽者かと思いきや、まさかの本物。
機体が欲しくて組織に入ったMSコレクター。



【主な登場機体】
デザインについては後述する商品展開の項目も参照。

◆主人公サイド

  • ガンダムアストレイ レッドフレーム改
レッドフレームの最新形態。
これまで得た全ての技術を投入したまさにロウの集大成。
青枠の同型機化や種系技術の全乗せしたこともあり(※全てが十全に機能しているわけではない)、賛否が分かれる。

  • ガンダムアストレイ ブルーフレームセカンドリバイ
前作「FRAME ASTRAYS」に登場したサードの技術を応用し、セカンドを強化した最新形態。


◆ライブラリアン

ヘリオポリスから行方不明になっていたプロトアストレイシリーズ最後の1機。
機体を違う姿に見せる能力がある。
後にセカンドイシュー、サードイシューにパワーアップする。
セカンド以降は四足獣型MAブルートモードに変形し、あらゆる攻撃を回避できるようになるという変態かつ厨二仕様。

ライブラリアンがプロヴィデンスガンダムのデータを使い開発した機体。
プロヴィのパックパックが右肩に丸ごと移動、開いた背中にはストライカーのコネクタを増設しドラグーンストライカーを装備。
ぶっちゃけビームライフルにスラスターをつけただけの見た目、しかもドラグーンなのでプレア以外は扱えず互換性も微妙。
正直ダサい。

ライブラリアンが(ry
配色を除けば見た目は普通そうだが、盾として機能しないシールドストライカーや謎の増量した肩等色々おかしい。
正直ダサ(ry
実は機体を左右へ振って格闘戦に持ち込むというのはオリジナルの人と同じ戦い方だったりする。

ライブラリアン(ry
割とまともなミラコロ黒バスター。対艦バルカン砲が追加された。

ライブラリア(ry
まともだがバズーカが増えただけ……。

ライブラリ(ry
ぶっちゃけオリジナルよりかっこいい。
主翼を両肩へ移植し、MS形態での姿勢制御がしやすくなった。
しかし、イライジャが操作性の違いなどから扱いきれない為空力制御も兼ねてネブラブリッツのマガノイクタチストライカーをつける事に…
因みにこの組み合わせは開発したライブラリアン側でも有効という実験結果が出ていたりする。

ライブラ(ry
赤い。マジ赤い。簡単に説明すると赤いブリッツが金枠天のマントを背負ってる。
固有機能「ミラージュコロイド・テレポート」を持つが、その原理は……
リリーの解説で大体察せられるが、ぶっちゃけ手品というかある種の虚仮威しである。



【商品展開】
模型展開としては新規開発のMGアストレイ系、同時期に既存の1/100スケールのキットに新規パーツを加えたリデコキットが発売。
これにより今作の新登場した機体の多くがガンプラ化された。

……が、青枠はセカンドのシルエットを保っているためそこそこ人気があったが、赤枠は金型流用の関係で青枠そっくりになってしまったため賛否両論。
リデコのライブラリアン勢はパーツ位置を変えるだけでなんとかしようとした結果、
オリジナルのパチモン感が抜けない造形とケバいカラーリングは不評で、お世辞にも目新しいとは言えない出来だった。
既に日本のガンプラ愛好家からSEED系やアストレイ系のキットやデザインが飽きられていたこともあり、1/100はなかなか売れず投げ売りされ、山積みスレ住人と監視者を歓喜させた。

ただしセカンドイシューは当初はそっぽを向かれたものの、キット自体はアストレイの可能性を生かした良キットだったので再評価され、
現在は素ミラージュフレームと一緒に(サードイシューにするのに必要なため)山積みから脱出している。

当然、新規パーツを使用しないとゲイルストライクカラーのストライクや真っ赤なブリッツ、白いセイバーが完成する。



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