登録日:2010/10/07(木) 09:21:59
更新日:2024/08/04 Sun 14:07:50
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富士急ハイランドとは、
山梨県富士吉田市にある遊園地およびその運営会社、または最寄り駅である富士山麓電気鉄道富士急行線の駅名。
ここでは主に遊園地について解説する。
FUJIYAMA、ええじゃないかなど
絶叫マシンが有名で、その手のマニアには「東の富士急・西の長島」とか言われているとか。
冬には世界最大規模のアイススケートリンクも開放される。相方がいたら是非。
社長が絶叫マシンファンなため、アトラクションは毎回ギネス記録を狙うアグレッシブな遊園地でもある。
ちなみにここで言う社長とは富士急ハイランドの運営会社社長ではなく、その親会社のバス・鉄道会社である富士急行の社長のこと。更に正確に言えば先代の社長。現在の社長は先代社長の息子だが、父親とは正反対に高所恐怖症で業務以外で絶叫マシンには乗らないらしい。
更に、比較的
東京都心に近いこともあってドラマやバラエティ番組のロケ地としても度々登場する。
■主なアトラクション
開業当初、高さ、巻き上げ高さ、落差、最高速度の4項目でギネスに認定され、『キング・オブ・コースター』の
異称キャッチコピーもつけられた、富士急の看板とも言えるアトラクション。晴れていれば
富士山がめちゃめちゃ綺麗に見えるのも魅力。
垂直ループはないものの、単純な高さ、落差などの高低差、キャメルバック型、
ブーメランターンやサーフィンコースなどジェットコースターの魅力が詰まっている。
座席は低い背もたれにシートベルト、腰を固定するバーのみと、ハイスペックなコースターとしては比較的軽装備な車両。安心感のなさが恐怖を倍増させる。
最高地点としては後に西にできた「スチールドラゴン2000」の93mにこそ劣るが、それでも79mを誇り、日本二位の高さ。巻き上げチェーンは日本一長い。スチールドラゴン2000は巻き上げに二本のチェーンを使用しており、途中で切り替わる。
アトラクションは別だが、FUJIYAMAタワーなるものも存在する。
高い所まで巻き上げられるのではなく、「エアーランチ方式」という水平な場所から加速装置により発射されるように走行。スタートから1.8秒で最高時速172kmに達するという加速力。園内全域をものすごい速さで疾走する。途中に最高地点52mの垂直タワーがある。
2016年に休止し、翌年にはド・ドドンパとしてリニューアル。最高時速が172kmから180kmにまで引き上げられた。これに伴い、爆発的なスピードと加速力を受け止るべく、垂直タワーが直径39.7mのループに変更されることになった。
長らく日本最速を誇っていたが、トラブルや怪我の続出を受け、「安全第一の遊園地営業という企業としての社会的責任を果たすべく」、2024年3月13日に営業終了。ドドンパ時代より安全性を問題視されており、2021年8月11日が実際の最終稼働日となった。リニューアルしなければもうちょい長く持ったんじゃ…。
ループやひねりに加え、座席自体が前後方向に回転する、日本初の4次元コースターである。要するにめちゃくちゃ回るコースター。総回転数14回というギネス記録を打ち立てた。ギネス認定証には「足が頭よりも上にくる回数が14回」と書かれている。
その激しさから、バラエティ番組等の収録によるカメラの持ち込みも原則不可。まあ隠し持って乗車するバカは後を絶たないのが現実だが。
オープン当初のレールは赤色で、かつて存在した「ムーンサルトスクランブル」をイメージしていた。ただし、2014年末に焦げ茶色になった。
富士山の世界文化遺産登録による景観規制か。
座席の形が…おっと、いかんいかん。
CMがシュール。家族編・
桃太郎編がある。
「いいわけないだろぉー!!」
「ええじゃないか…」
直径8.5mの円盤が回転しながら高さ43mまで到達する振り子型絶叫マシン。係員のお姉さんが始まる時に「トンデミーナ!」と叫んでくれる。
スポンサーはピザーラ。近くにピザーラのイートイン店舗も存在する。また、円盤の裏にピザの模様があしらわれている。新コースター建設のためピザーラごと移設された。休業中はピザーラのキッチンカーも出店した。ガチすぎる。
ちなみに『鉄道むすめ』の大月みーなの元ネタでもある。
日本で初めて巻き上げ機構を導入したラフティング型ウォーターアトラクション。めちゃくちゃ濡れる。レインコートは売っているので着替えがない人は買おう。
日本招猫倶楽部により世界最大の招き猫ペアとして認定された金ピカの招き猫もいる。裏表に顔があり、表側は穏やかな表情をしているが…。
ナガシマスカ以上に濡れるウォーターコースター。雨天時にも運行可能なほど濡れすぎるため、車両全体を覆うカバーが付いている。ただ、冬場以外ではカバーが付いていない車両が運行されていたりもする。ナガシマスカ同様レインコートが売っているので躊躇わず買おう。ただ濡れる目的で乗るのもアリなのだが…。
その水飛沫たるや半端ではなく、風が強いと近くを歩いている人にも水がかかる。冬場以外には水飛沫を間近で眺められる橋が開かれるが、一部ガラスが外されており、ガラスの無い場所でグズグズしているとまともに水飛沫を浴びることとなる。
開業当時は「グレート・ザブーン」という名称だったが、2014年より「クールジャパン」に由来する「クール・ジャッパーン」へと名称が変更された。
アトラクション向かいには「防波亭」なるお食事処がある。さすがに店内まで飛沫が来ることはない。
キャッチフレーズは「またヘンなものを、つくってしまった」……自覚あるのか。
「グングングルグル!」というキャッチーな歌詞のテーマソングが印象的な大型回転ブランコ。
エレベーターの原理を用いて昇降を繰り返しながら地上47mで旋回しまくる。
アトラクションは工事現場がモチーフとなっていて、「安全第一」ならぬ「絶叫第一」というキャッチフレーズが掲示されていたり、スタッフさんの衣装が職人をイメージしたものになったりしている。
大型の時計を模した垂直回転型の絶叫マシン。前後に何度も回転する。
景色どころではない。
富士急ハイランドのアトラクションの中で身長制限が140cm以上と最も厳しい。
赤い塔にくっついている乗る部分が、52mの高さまでゆっくり上昇。その後不意打ち落下。そんだけ。
頂上で見る
富士山や夜景はとても綺麗なので、気が向いたら乗ってみよう。
またまたギネスをかっさらった最大傾斜角121°のトンデモコースター。小回りの利く単車両のコースターがトリッキーなレイアウトを駆け巡る。
キャッチコピーの一つは「おいで、かわいがってあげる。」というその名に相応しく高飛車なもの。ちなみにあと一つは「あかん。」。シンプル・イズ・ベスト。
所謂体感型脱出ゲーム、120万人の挑戦者に対し成功者たったの2組という超絶無理ゲーアトラクション。
内部で5ステージに分かれているが、そもそも第一ステージをクリアできること自体が快挙。
あまりにも無理ゲー過ぎたせいなのかは不明だが、現在は『絶望要塞2』として【脱出】から【潜入】というコンセプトに変更されて運営中。
ゲーム化もされている。
名前ェ……
2023年7月20日に開業。リニューアルのド・ドドンパを除くと2011年に開業した高飛車以来12年ぶりとなる新規大型ローラーコースター。高さよりもコースのグネグネ、スピード感と爽快感を重視した
バイク型コースター。
車両は近未来を感じさせるネオンのグリーン、ブルー、ピンクの3編成で、
バイクが連なったような形状をしている。乗客はハンドルを握り、
バイクを運転しているかのような疾走感を感じることができる。実際には急上昇や急加速や逆走など
だいぶ突飛だが。安全運転ェ……。
ええじゃないか以来の後ろ向き走行のあるコースターである。
テーマ楽曲はSEKAI NO OWARIが手掛けていたりもする。
富士急ハイランドを語る上で外せないのがこれである。
ホラーアトラクションとしては世界最長。取り壊し予定のホテルをアトラクションにしてしまった。廃病院がコンセプトで、えらく怖い。
しかしここでのアルバイトはかなり高給だが、長続きしないらしい。まぁ……「出る」んだろう……実際に目撃情報もあるとか。
因みにカップルで行くと紙製の輪っかが貰えて、手を繋ぎ2人の手首をこれで繋ぐ。
最後まで切れないでゴール出来たら幸せになれるらしいが、大抵はビビって切れるか屋内の異様な蒸し暑さにやられて汗で溶ける。
怖くない人には別料金で長ったるい道を歩くだけでつまらないらしい。
ちなみに3名以上で行くと何故か一列縦隊になる。そして列の最後尾を巡って喧嘩が勃発する場合がある。
■看板
富士急ハイランドで何よりも注目すべき点は看板である。カオスの一言。
以下例(画像は拾えてません)
「平成十四年四月一日この場所でツチノコが発見されました。目撃された方はご連絡下さい。富士急ハイランドUMA課 99-9999-9999」
エイプリルフールェ……
追記・修正は、絶叫マシンに乗ってからお願いします。
- 県民として誇れるのだが、いろいろとおそろしい遊園地である。マジで -- 名無しさん (2013-09-30 05:44:26)
- いろいろおかしいからこそ交通的に決して良くないのに生き残れているのだろう -- 名無しさん (2014-02-20 23:52:25)
- 大雪大丈夫だったんだろうか -- 名無しさん (2014-02-21 01:13:11)
- バサラ楽しかったなぁ……絶望要塞よりいいのでは? -- 名無しさん (2014-11-20 09:23:57)
- 富士急ハーイラーン -- 名無しさん (2015-10-17 19:35:49)
- なおここで言う「絶叫マシーン大好きの社長」とは富士急ハイランドの社長ではなくその親会社たる「富士急行」の社長らしい… -- 名無しさん (2017-07-25 21:16:19)
- 遊園地にしては珍しくハイティーン以上の深夜アニメとのタイアップも滅茶苦茶多いんだよね。こういうとこ好きだけど、行った事がないんだよなぁ自分… -- 名無しさん (2022-02-23 19:20:39)
- 友達同士で行くならディズニーより富士急だな。しかし仕事とはいえ社長かわいそうに -- 名無しさん (2023-03-15 21:10:57)
- 入口のやたら怖いオブジェ好き。もうないけど -- 名無しさん (2023-03-15 21:33:36)
- 何か今年に入ってからアニメタイアップ全くやってないな…遂に予算が危ういのか?ゆるキャンコラボとかまたやってほしいのに -- 名無しさん (2023-04-08 19:32:27)
- 絶叫苦手勢は一回乗ったら二度と乗りたくなくなるアトラクションたち -- 名無しさん (2023-09-19 12:27:31)
- トーマスランドは子供の頃夢にまで見た思い出の場所だった。同時に悪夢に魘されることもあったけど -- ヘンリーのトンネル怖すぎ (2024-07-23 03:00:32)
- 今年のアニメタイアップは今月の2日に入ってからようやく初という…2年前までの勢いはどうしたんだ -- 名無しさん (2024-08-04 14:07:50)
最終更新:2024年08月04日 14:07