シャルロット(聖剣伝説3)

登録日:2012/04/25 Wed 05:59:40
更新日:2025/01/25 Sat 22:47:33
所要時間:約 17 分で読めます





……ひかり?

もし、あぶないものだったらヒースがたいへんでち。

あたちが、まもってあげなくちゃ!






シャルロットとは、ゲーム『聖剣伝説3』の登場人物。
6人の主人公のうちの1人。


主人公リンク
デュランアンジェラケヴィン/シャルロット/ホークアイリース


■概要

年齢:15歳
身長:132cm
体重:30kg
武器:フレイル
CV:諸星すみれ(『LORD of VERMILION』客演以降)*1

「聖都ウェンデル」の光の司祭の孫娘。人間の父とエルフの母との間に生まれた、いわゆるハーフエルフ。
エルフの血を引いているため成長は普通の人間より遅く、年齢に反して外見は非常に幼い
語尾に「でち」とつけるのが口癖。セリフにひらがなが多く、一人称代名詞はめったに使わない。
「シャルロットのなまえはシャルロットちゃんでち」
ボイスが付いたリメイクではよりセリフが印象的になったためか、ファンからは「でち公」の愛称で呼ばれることが多い。ゴーヤじゃないよ。

生意気で少々自分勝手な上に泣き虫なだが、根は素直で純粋な性格。
ストーリー中では、敵対したアルテナ兵に「うわーん、ぶすが、おこるんでち!」と言い放って激昂させたり、ナチュラルなクソガキムーヴでしれっと敵を煽るなど結構な毒舌。
身体の成長が遅いことに地味にコンプレックスがあるらしく、リメイク版でのツェンカーとの再戦の際には「このモンスター、おっぱいぼよよんだから、きらいでち!」と罵倒する。
アンジェラ「え!?」
まぁオリジナル版でも美獣との対面後に「シャルロットも、びぢうはきらいでち! おっぱいぼよよんだし…」と言っているのでたわわなおっぱいにはやはり思うところがある模様。
またクソガキムーヴの標的は敵だけでなく味方にも向いており、主人公の時はPTメンバー二名を「でし」だの「こぶん」扱いし、三人目のメンバー初加入時にはフェアリーを初めて見て驚いた相手をおこちゃま呼ばわりする。自分もつい最近知ったくせに
更にはPTメンバーを女性キャラのみにすると、アルテナにおいて多くの男どもの 息子をお世話した 他二人の格好に対し「さむくないんでちか?」と、大多数のプレイヤーが思ってるだろうことをゲーム内のキャラ目線で容赦なく突っ込みをいれた。

司祭の孫だけあって迷信深く、また臆病なところもある。幽霊船でのセリフが顕著。
ゲーム中では、シャルロットのみ書棚の本に書かれた文字が読めないというイベントがある。*2


【旅立ち】

「湖畔の村アストリア」で近頃発見された、不審な光の調査に出掛けたヒースを心配した彼女は、バネクジャコ*3で空を飛んでウェンデルの神殿をこっそりと抜け出し*4、ヒースを追い掛けるという暴挙に出る*5

だが、ヒースに再会したのも束の間、死を喰らう男(へんてこなオヤジ)が放つ闇の魔法からシャルロットを庇ったヒースは、そのままどこかへと拉致されてしまう。
しかも、ウェンデルへ緊急事態を伝えようにも、外部からの襲撃に備えたヒースが事前にウェンデルへ続く洞窟へ結界を張っていた為に、それすら叶わない。
謎のオヤジに連れ去られたヒースを救う為、彼女の追っかけは波乱に満ちた旅と変わる。


■性能

【初期ステータス】

力:2
素早さ:2
体力:2
知性:5
精神:6
運:5

使用する武器はフレイル
司祭の血をひくゆえか、「精神」の値は全キャラクター中最も高く、「知性」も高い。
初期のクラスからHPを回復する魔法『ヒールライト』とステータス異常を回復する魔法『ティンクルレイン』を覚える。
一方、攻撃力や防御力、最大HPは脆弱で、物理攻撃は苦手。典型的な後衛ヒーラーである。
クラス2に進むと光・闇クラスのどちらでも『ヒールライト』を味方全体に速めの発動速度でかけられるようになる。
更にクラス3まで強化したらクラス全てで『ヒールライト』の発動速度が異常に速くなる。最初使ったら驚くほどに。
シャルロットをパーティに入れておくと、ゲーム中盤以降の攻略がグッと楽になる。


リメイク版(A~E評価)
力:D
守:D
知性:C
精神:A
運:C

空中からのヒップドロップに全周囲へのフライングボディプレスなどフレイルの打撃に体術を交えたコミカルな動きで戦うようになった。
発生はそこそこだが手足の短さから射程がかなり短く攻めに行くのは不得手だが、吹き飛ばし攻撃(弱→強コンボ)のヒップアタックの発生が速く、6人の中でも屈指の高性能。
近づいてきた敵を片っ端から転ばせることにかけては天下一
自衛と他の前衛のアシストに特化していると言える。

また、ゲーム序盤の目的地であるウェンデルが彼女の本拠地であるためか、彼女をパーティの2番目か3番目に選択すると、パーティに加入するタイミングがほかのキャラクターの時と比べて変化する。
具体的には、最初のメンバー選択で彼女を2番目にすると、「滝の洞窟」には主人公一人で入る事になり、3番目にすると通常は二人で戦うフルメタルハガー戦の時点で参戦してくれる。
初心者から熟練者まで、とりあえず3番目はシャルロットにしておけば間違いは無いと言われるほど。ジャドの地下牢で助けてくれるキャラが置いてけぼりを喰らってしまう憂き目に遭うが。
逆によっぽどおかしなプレイでもしない限り、シャルロットを2番目にするプレイヤーはいないだろう。

尚、オリジナル版の序盤のシーンでウェンデルの光の神殿に向かうと、光の司祭に会いたくない彼女はパーティから一時的に外れ、神殿の前で待つことになる。
これを利用して、シャルロットをはずした2人パーティで進めるバグ技があるが、後になって確実に詰むので絶対にやらないこと。


【クラス1】

クレリック

必殺技:ぽかすか

癒しの術を行使する聖職者。ただしまだヒヨッコ。
光の精霊ウィル・オ・ウィスプを仲間にすると『ヒールライト』と『ティンクルレイン』を覚えられるようになる。
パーティのHPやステータス回復をがっちりサポート。
攻撃力は低いので、武器を変えずに1しかダメージを与えられなくても気にならない。

リメイク版でも代名詞である回復魔法を覚えられるため、まずは精神にポイントを振るのがセオリー。また、力に振ると強攻撃を強化できるリンクアビリティ「パワフル」を習得できるため、自らの尻を強化することもできる。もちろん仲間にデュランやケヴィンらアタッカーがいれば彼らにつけてあげると良い。
(※お尻ぺんぺんしながら)「ほらほら、こっちでち!」


【クラス2】

プリーステス[光]

必殺技:じゃんぷ

光の魔法を使う高位の神官。
『ヒールライト』が味方全体にかけられるようになり、火・水・土・風のセイバー魔法や『ホーリーボール』を習得する。
「精神」が特に伸びるため、HPの回復量も充分。パーティの戦闘補助に特化したクラスといえる。

必殺技は回転しながら垂直ジャンプして着地と同時に敵を叩く。
リメイク版ではロック系の必殺技なので主にボスに攻撃する時に活躍する。また〆の部分が範囲攻撃になっている。
また、攻撃モーションも敵を何度も叩いた後、回転ジャンプからのヒップドロップでフィニッシュと派手になっている。最後のお尻を擦る動作が可愛らしい。(別に自傷ダメージはないのでご安心を)
「そりゃそりゃそりゃー! じゃーんぷ! どっしーん! あたたたたたたたた」


エンチャントレス[闇]

必殺技:だっしゅ

物体に仮初の生命を吹き込む呪術師。
プリーステスと同様に『ヒールライト』が味方全体にかけられるようになり、『ユニコーンヘッド』などの魔法生物を召喚して敵に無属性のダメージを与える魔法を覚える。
武器の攻撃力はプリーステスよりやや上。

必殺技はフレイルをぶんぶん振り回しながら敵に近付いてぶっ叩く技。
リメイク版ではターゲットを起点とした前方広範囲技になっており、雑魚散らしに一役買えるようになっている。
「シャルロットさまのおとおりでち! とうっ!」

敵としてはダークプリーストが相当する。
単体だが自分や味方を『ヒールライト』で回復するので攻撃力を上げるなどしてジリ貧になる前に仕留めたい。
頻度は低いが召喚魔法も使用する。
また、火山島ブッカにはこちらに敵対しないダークプリーストが住む村がある。
ちなみにこいつらは(同系統のものも含めて)オリジナルでは素顔だったがリメイクでは大人の事情なのか、仮面をつけるようになった。


【クラス3】

ビショップ[光光]

必殺技:はりせんちょっぷ
クラスチェンジアイテム:聖水のこびん(アイテム使用で仲間全体に『ヒールライト』)

聖職者の最高位に位置する、神聖なるものの代弁者。
「精神」の値が全キャラ中最大になる。光の魔法は精神の値が影響するため、自身の他クラスも含め最強の『ヒールライト』使いとなる。攻撃魔法は単体『ホーリーボール』止まりだがそれでも十分。アンジェラの光クラスチェンジアイテムである奥義の書(敵全体に『セイントビーム』)を使わせるのもアリ。
更に、ゲーム終盤に多く登場する闇属性の敵に有効な『セイントセイバー』や、魔法防御力をアップさせる『マジックシールド』、自分のレベル以下のアンデッド系モンスター全てに999ダメージを与える『ターンアンデッド』を習得。
実はラスボスの一人もアンデッド系モンスターに分類されており、『ターンアンデッド』が有効。連打するとBGM変化の暇も無く倒せる。いと哀れ。
必殺技は画面外に投げたフレイルをハリセンに変えて張っ倒す。

なお、この『ターンアンデッド』は聖なる力で浄化するような原理ではなく、あの世の方々に現世に留まる死者を迎えに来てもらう設定だったりする。そしてお迎えに現れたあの世のゾンビ達がノリノリでスリラーっぽく踊ってくれる

リメイク版では、生存能力に関しての強化が著しくなっており、パーティーにいると安定感が更に増すようになった。
『ヒールライト+』と合わせると実質HP30%増加状態になる「回復限界突破」、致死ダメージでも耐える「奇跡」、敵味方共に強力になった魔法ダメージを半減させる『マジックシールド』等々、生存面で有用なアビリティや特技を習得する。
反面、ピュアヒーラーの定めか他クラスと違い攻撃手段に乏しい為、火力の高いキャラが仲間にいないとジリ貧になってしまう。
尚、『ターンアンデッド』は対象が単体になった上、必中カンストダメージではなく確率即死になった為、使い辛くなった。ゾンビたちのダンスも無くなっている。
代わりにゴースト系もアンデッドとして扱われるようになった(むしろオリジナル版でアンデッド扱いされなかったのが不思議だった)ため、アンデッドの比率の多いミラージュパレスでは使いどころがさらに多くなった。

必殺技はオリジナル版同様投げたフレイルをハリセンに変えて殴りまくる、単体にダメージを与えるロック技。
「おしおきのはりせんでち!」「あでゅー♪」
「ヒールSP+」「ヒールSP+Ⅱ」やプリーステスの固有アビリティ「マーシー」でSPを早く溜める事が出来る為、火力に乏しいビショップのメイン攻撃となる。


セージ[光闇]

必殺技:どかーん
クラスチェンジアイテム:塩のこびん(アイテム使用で仲間全体に『ティンクルレイン』)

物静かで豊富な知識を持つ賢者。
『セイントセイバー』の代わりに神聖魔法で直接闇を祓うスタイル。
光の上位攻撃魔法『セイントビーム』を覚え、プリーステスで習得できるセイバー魔法と『ホーリーボール』が全体にかけられるようになる。
複数のボスが出現するダンジョン攻略に向いたクラス。精神はビショップに少し劣るがそれでもトップクラスの成長力。
光属性魔法は精神依存なので、ダメージ量はアンジェラを超えるポテンシャルを持つ。
地味ながら後述の「灰のこびん」を持ち込みできるのもおいしい。
必殺技はフレイルを振り回しながら勢いよく跳びかかり、爆発を起こす叩き付けを見舞う。

リメイク版では攻撃魔法の参照値が知性で統一された為、オリジナル版に比べ火力が弱体してしまってるものの、能力アップオール系のアビリティを取得できるようになった為、サブで生きるクラスになった。
また、クラスチェンジの時期が神獣戦の開始直後あたりに早まっていたり、セイバー魔法が強化される「アタックセイバーⅡ」を習得する等、セイバー全体化が有効に活用できるようになっている。

必殺技は投げ上げたフレイルが隕石のように落下し、前方範囲に爆発を起こす範囲技になっている。
「だいばくはつけいほーはつれい! ひ、ひいっ!」
威力が高く範囲は結構大きめだが、攻撃判定が1発の上に発生が遅いので範囲外に逃げた相手にはほぼ当たらない。(複数回ヒットなら演出中に範囲内へ入る事で当たる事がある)
よく移動する相手(ボスなど)にはよくタイミングを見計らって狙おう。それでも発生遅いんで「暗転見てから回避余裕」なボッみたいになりがち。


ネクロマンサー[闇光]

必殺技:めちゃくちゃ
クラスチェンジアイテム:灰のこびん(アイテム使用で敵単体に『ブラックカース』)

最早聖職者の面影を完全に捨て、生命を冒涜する術を行使する死人使い。
腐りかけの皮膚を思わす着ぐるみ(アンデッドスーツ)やリボン(アンデッドリボン)を纏い、ドクロを象った不気味なフレイル(死者のつちほこ)を使いながら邪悪な魔術を使いこなす。全クラス一の闇堕ちっぷりでち。
本作で壊れ性能を持つ、敵単体の全てのステータスを同時に下げる魔法『ブラックカース』を唯一習得できる。
スターランサーのリースと組めば、敵に能力ダウンを山盛りしながらリースが味方全体に能力アップという無慈悲極まりない戦法ができる。
『ブラックカース』には一応『スピードダウン』の効果は無い*6が、そんなものやられる側としては気休め程度にしかならないだろう。
こんな邪悪なクラスでも相変わらず『ヒールライト』は全体化+超高速発動で使える為、かなり強力。
このほか、不死の怪物を召喚して敵に攻撃する魔法やあまりに使いにくい『ダークセイバー』を習得する。
必殺技は敵に対してフレイルをがむしゃらに叩き付ける。

リメイク版ではオリジナル版と同様の性能に加えて、何故か力の超強化を受ける。
加えてアビリティも直接攻撃に影響のある物が充実し、元々性能の良いモーションも相まって、普通に前衛として戦えるようになった。
「パワフルⅡ」で強攻撃を強化するついでに、ストーンで石化(実質即死)を狙っていくのも面白い。
ただし防御面の性能は据置なので過信は禁物。
必殺技は敵をボコボコにした後、Vサインを決めてくれる。
「ぎったんぎったんにしてやるでち!」「びくとりー!」

敵として系統最上位種で同名のネクロマンサーが登場。
意外にも単体がけのままだが、超高速発動、大回復の『ヒールライト』で状況をすぐさま戻す厄介者。そのウザさは本作トップクラス。
一応召喚と『ブラックカース』も出来るが頻度はかなり低い。
リメイクでは全体がけになったが発動が遅くなり阻止も出来るようになったので脅威度は下がった。

イビルシャーマン[闇闇]

必殺技:でかでか
クラスチェンジアイテム:血のこびん(アイテム使用で敵一体に『アンティマジック』)

神は神でも邪神に仕える呪われし巫女。
邪教団の正装めいた全身血染めの衣装(ビティウムドレス)を着て、骨を砕き肉を引き裂くトゲ付きフレイル(ジャガーノート)を振り回す。おじいちゃんにはとても見せられないでち。
人間でありながら体内に悪魔を召喚する事で、知性・精神ダウン付与の炎属性攻撃『デーモンブレス』を吐くことができるとんでも幼女。「臭い息」を吐くこの人の先輩と言えるかも?
また、悪魔を召還する魔法や、敵にかかったセイバー魔法や補助効果を打ち消す『アンティマジック』を使えるようになる。
「???の種」を植えることで『ブラックカース』の効果がある「灰のこびん」をいくらでも入手できるのもポイント。
しかし、状態異常回復魔法の『ティンクルレイン』が唯一全体化しないという欠点もある。
必殺技は画面外に投げたフレイルを巨大化させてよっこらせとしつつも叩き付ける。

リメイク版では『デーモンブレス』の効果範囲が縮小されてしまったものの、自動的に敵の能力を弱体化させるアビリティが多数用意された。
状態異常を全部防いでくれるアクセサリもあるため『ティンクルレイン』が全体化できなくても問題ない。
アップ系アビリティは他にも所得出来るキャラはいるが、ダウン系アビリティはイビルシャーマンだけの特権となっている。
特に「弱点特効オール」は属性攻撃を多用する光ルートのアンジェラ、ソードマスターのデュラン、ニンジャマスターのホークアイとの相性が良い。
必殺技はフレイルで数回叩きつけるモーションが最初に加わっている。
「とっておきでち! きゃー! でぇい!」

ネクロマンサーと同様こちらも同名の敵としてイビルシャーマンがいる。
やはり高速発動する『ヒールライト』は普通に脅威。他の行動の影の薄さも同様。

公式イラストでは、15歳のつるぺたボディながら大人の魅力を醸し出した姿が描かれている。
リメイク版だとボディラインが丸見えのタイツ姿がエロい。
ロリ女王様ハァハァ!


【クラス4】

クラスチェンジアイテム:希望のオーブ

ハイプリーステス[光]

必殺技:どっかーーーん!!

人々に希望の光をもたらす女教皇。
リメイク版のクリア後要素として追加された光の最終クラス。とうとう女教皇の位に至った。
取得可能アビリティがビショップ・セージ両者の上位互換のものである為、経由による差異は少ない。
対アニス戦を見据えて「アタックセイバーⅡ」付きの『セイントセイバー』が使えるビショップルートか、「攻撃アップオールⅡ」及び「Ⅲ」の重複で打撃ダメージの底上げをさせるセージのルートか。
特筆すべきはリンクアビリティになっているHP30%以上の時に致死ダメージを耐える「奇跡Ⅱ」とHP80%以上の時、攻撃力を30%アップさせる「強気Ⅲ」。
特に「強気Ⅲ」は自身で使う旨味はあまりないので、物理攻撃キャラにとっとと渡してしまおう。
「奇跡Ⅱ」はノーフューチャーにおいてあるか無いかで難易度が変わってしまうほどの影響力がある。
最初から最後までどこを切り取っても即死の危険と隣り合わせである上に1戦闘あたりの持ち込めるアイテム(特に蘇生アイテムの天使の聖杯)に限りがあるNFにおいてHP30%さえ確保しておけば攻撃に当たってしまっても立て直せるというのは有用極まりない。
……というわけでNFに挑む際はその前の周回でシャルロットを仲間にしといてアビリティを引き継いで他のキャラでパーティーを組む、というのがセオリーとされている。
「こんなひどいひとたちとシャルロットは、いっしょにいたかとおもうとなさけないでち…」

固有アビリティ「サルヴェーション」は自身が戦闘不能になると他の戦闘不能の仲間を完全蘇生させるというもの。
さりげなく天使の聖杯以外では唯一の蘇生手段であるが、発動条件はかなり厳しい。

必殺技は自らカウントダウン後に前方広範囲に大量の鉄球を落とし、〆として一斉に炸裂させる技で、威力は控えめなものの発動が早く広範囲。
「とっておきでち! そーれっ! あたーっ!」
ヒールSP+系アビリティを装備するとSPが早く溜まるので雑魚散らしに便利。
落としている間に踊っている姿はちょっとエロいかも。


カオスメイカー[闇]

必殺技:どろどろ

混沌の闇の中から希望を紡がんとする術師。
リメイク版のクリア後要素として追加された闇の最終クラス。万物に宿る混沌の力を生みだし操る。ラスボスと大差ない呪われっぷりでち。
覚えるアビリティの大半がイビルシャーマンの上位互換の物である為、『ブラックカース』と『ティンクルレイン+』があるネクロマンサー経由の方が汎用性が高い。
とは言え、イビルシャーマン経由の場合はダウン系アビリティや「弱点特効オール」及び「Ⅱ」をマシマシで重ねてセットできるので裏ボス討伐には向いている。
また「パワフルⅢ」がリンクアビリティなので、攻撃力の高いデュランやモーションに恵まれたホークアイに譲るのも面白い。同ルートのケヴィンは両取りしているので最も相性が良いと言える。
固有アビリティ「ヘルヘイム」は戦闘開始時に敵全体の魔攻・魔防をダウンさせる(リースの『マインドダウン』と同効果)というもの。
リンクアビリティ「理の守り」(戦闘開始時に魔攻・魔防アップ効果を得る)を装備したアンジェラがいると、開幕でバフとデバフが揃うため非常に強力。

必殺技は暗黒盆踊り幽霊っぽく踊りつつ地の底から無数の亡霊を呼び出し、前方の広範囲にダメージを与えるもので使い勝手がよく雑魚散らしには最適。
「うっきゃきゃ! ふっ! でち! ふっ! でち! でえええぇっち! ふぎぃ!」


■余談

+ 以下、シャルロットに関わるちょっとしたネタバレあり。
シャルロットの両親は既に他界しており、ゲーム中で確認出来る親族は光の司祭と妖精王の二人の祖父のみ。
光の司祭の息子たる人間の父親リロイと、妖精王の娘であるエルフの母親のシェーラは、人間とエルフという禁断の恋に落ち、周囲の反対を押し切ってエルフたちの住む国ディオールに駆け落ちし、結ばれる。
だが、その際に種族間の差を埋めるべくエルフに伝わる禁断の呪法を用いた。
禁断の呪法は手を出した者に甚大な代償をもたらす呪いが施されており、件の呪法には互いの命を縮めるという呪いが掛かっておりふたりの寿命は大きく削られてしまう。
シャルロットが生まれてすぐに二人は息を引き取ったが、妖精王いわく「彼らは決して、後悔はしていなかった」らしい。
+ ちなみに
禁断の呪法を行使する為の触媒として使用した秘宝が、シャルロットがクラス4になるためのアイテム『希望のオーブ』であることがリメイク版で明かされた。

この事態を受けて、光の司祭はリロイを最後まで許さなかった事を悔いてシャルロットを引き取り、大切に育てる事を誓った。
妖精王はエルフ達を引き連れてランプ花の森の奥へ隠れ、エルフたちの国を人間界から隔離した。
ふたりの様な悲劇を繰り返さない為に、それぞれの交流は遮断された。
これを聞かされたシャルロットはショックで飛び出して行った……。*7

そのせいか、ゲーム内で登場するエルフ達は非常に排他的で、初めて尋ねに行くと逃げられ、話しかけても無視の嵐。
やっと会話ができるようになっても一部のエルフからは「人間なんか大嫌いだ」と言われる始末である。




「しもべたち! はやくシャルロットのこうもくをついき・しゅーせいするでち!」

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最終更新:2025年01月25日 22:47

*1 諸星氏はSFC版聖剣3発売当初は生まれてすらいなかったりする

*2 オリジナル版のみ。リメイク版ではフェアリーが代わりに読んでくれるようになった。

*3 初代聖剣伝説に登場するモンスター。しかし以降の作品ではいわゆるジャンプ台扱い。

*4 その後光の神殿内にいるバネクジャコの事を話す住民に話しかけると何で抜け出せたのかが解る

*5 飛んで行った先に2番目に選んだキャラクターがおり、彼または彼女によってアストリア村へと運ばれる

*6 オリジナル版だと命中と回避は無意味なステータスと化しているため『スピードアップ』も『スピードダウン』もまるで効果がない魔法となっている。リメイク版ではゲーム性が変わったこともあってアップもダウンも削除された。哀れ。

*7 パーティに選んだ場合は戻って来て仲間たちと妖精王に決意を語る場面が追加される。リメイク版ではパーティに選んでない場合は戻ってこないことは変わらないがEDのスタッフロールムービーには登場するためどうにかウェンデルへ帰ったことが確認できる。