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フレイム・ゴースト(遊戯王OCG)

登録日:2011/02/12 Sat 01:45:51
更新日:2026/06/21 Sun 17:46:06
所要時間:約 3 分で読めます





「うおおお!あっちぃぃぃ!!」

《フレイム・ゴースト》とは、遊戯王OCG融合モンスターである。

《フレイム・ゴースト》
融合モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻1000/守 800
ワイト」+「マグマン」

【概要】

初出は最初期も最初期である1999年に発売された、初の構築済みデッキ「STARTER BOX」。
《融合》、並びにそれによって融合召喚できる《暗黒火炎龍》《フュージョニスト》《炎の騎士 キラー》《炎の剣士》と共に登場した、遊戯王OCG史上初の融合モンスターの1枚である。

見た目は厳めしい顔つきの、炎に焼かれたと思しき人型の怪物。
当時の融合モンスターは素材を厳密に指定していたのもあり、《音楽家の帝王》のような「何でそうなった」と突っ込みたくなるようなモンスターも多いが、このカードはまだ分かりやすい方である。
なお、同じく《ワイト》を素材とする融合モンスターにはVol.2で登場した《アンデット・ウォーリアー》も存在する。

実用性については、当然ながら普通に出しただけでは大したことはできない。
そのため、他の《簡易融合》《簡素融合》対応モンスターたちと同様、そのステータスを活かした各種素材やコストとしての運用がメインとなる。
もっとも、先述の《アンデット・ウォーリアー》とはレベル・属性・種族が一致しており、こちらにできることは大抵あちらでもできる。

差別化を図るなら、主に攻守の値に着目していくことになるだろう。
例として、レベル2のアンデット族と共に《タンホイザーゲート》でレベルを5にすれば、素材にアンデット族を指定する《紅貴士-ヴァンパイア・ブラム》をX召喚できる。

中でも特筆すべき使い道が、エラッタ前の《死のデッキ破壊ウイルス》のコストとしての役割。
《突然変異》《魔導サイエンティスト》《簡易融合》などで融合デッキ(現在のEXデッキ)からコストを用意し、相手の場と手札をズタボロにできるのは非常に強力だった。
当時の融合デッキは枚数上限がなかったため、そんなピンポイントな役割しかないカードを入れても邪魔にならなかったのもポイント。

加えて、対応する融合モンスターが少なく、その中ではパワーが一段劣る存在であったことも、このカードに需要が生まれた理由である。
《死のデッキ破壊ウイルス》が初めて規制された第4期前半(2004/09/01)までに登場し、そのコストとなれた融合モンスターは、このカードと《サウザンド・アイズ・サクリファイス》・《ナイトメアを駆る死霊》の3枚のみ。
他2枚はどちらも優秀な効果を持っていたため、コストとして使うだけなら、何の効果もない《フレイム・ゴースト》は適任であったのだ。

ルール変更やエラッタによって失われた過去の栄光と言ってしまえばそれまでだが、時代によってはこのようなカードにもスポットライトが当たったのである。

【アニメでの活躍】

ドーマ編で怨霊として現れたモンスターの1体。
アイアンハートが迎撃に繰り出した《隻眼のホワイトタイガー》に蹴散らされた。

【余談】

燃えてるのにもかかわらず、属性はではなく闇。
先述した「STARTER BOX」収録の融合モンスターの内、《炎の騎士 キラー》と《炎の剣士》が炎属性だったため、このカードまで炎属性とするのは少々偏りすぎと判断されたのだろうか。
ちなみに、2026年3月時点で炎属性・アンデット族の融合モンスターは1体も存在しないため、もし炎属性であれば、唯一無二の存在として何かしらの価値が見出されていただろう。

GB版遊戯王でのフレイバーテキストは以下の通り。
「体を焼かれ死んだ者の亡霊 周りの炎は全てを焼き尽くす」

前半はともかく、後半の文章は「こいつで焼き尽くせるのはそんなに多くないだろ」と言いたくなるような、低いステータスとはミスマッチなもの。
……と思いきや、この頃の遊戯王GBのゲームは「召喚魔族」という特性により《クリボー》が《青眼の白龍》に殴り勝てるというありえないことがよく起きていた。

こいつ自身は炎魔族に分類され、あのOCG準拠以外のゲームでは最強クラスのモンスター、究極完全態・グレート・モスを一瞬で焼き尽くせるぞ!
地雷蜘蛛》や《バラに棲む悪霊》も倒せる!



燃えたよ…燃え尽きた…真っ黒にな…



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最終更新:2026年06月21日 17:46