クリッター/黒き森のウィッチ(遊戯王OCG)

登録日:2022/08/03 Wed 05:34:40
更新日:2025/04/04 Fri 22:31:34
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《クリッター》《黒き森のウィッチ》は遊戯王OCGのカード。
効果や活躍経緯など共通点が多いため、この頁では一緒に取り扱う。

+ 目次

概要

クリッター

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を手札に加える。
このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの効果を発動できない。

黒き森のウィッチ

効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1100/守1200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから守備力1500以下のモンスター1体を手札に加える。
このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの効果を発動できない。

《クリボー》三つ目にして口をつけたような感じの《クリッター》と、同じく三つ目で《心眼の女神》の紫系色違いっぽいビジュアルの女性である《黒き森のウィッチ》。

両者共に、フィールドから墓地に行くという条件で発動するサーチ効果を持つ。

発動条件は緩く、ステータス準拠でサーチを行うためサーチ範囲は幅広い。
リリースコストや各種素材として消費させることで手札を補強できるなど、非常に便利な一枚になっている。

カテゴリーや属性・種族に囚われず幅広い範囲からカードを選んでサーチできるのは大きな利点。
その場に応じて好きなカードを選べるため、対応力も汎用性も非常に高い。

ここまで書くと非常に便利なカードだが、以下のように大きな欠点も抱えている。

一つは一旦フィールドに出さないといけないのに、自力で特殊召喚できない点。
このカードに召喚権を使うか、何らかの特殊召喚手段を使用する必要がある。
何気に気難しいところで、特定のカテゴリーに属していない両名を調達できる方法は多くはない。

二つはサーチしたモンスターの効果を発動できない点。
カードを態々手札に手繰り寄せるのはその効果を使いたいがためなので、その効果使用を阻害している。

三つは昨今ではテーマ専用のモンスターサーチ手段が充実している点。
効果を使えない制約も無いどころか、魔法カードの発動でサーチ、モンスターの召喚時にサーチができるなど
今日日手軽で便利なモンスターサーチ手段は、カテゴリに標準搭載されている。


サーチ範囲こそ広いものの、こうした欠点もあるため考え無しに採用できるカードでは無い。
あえて《クリッター》と《黒き森のウィッチ》を使用する場合、以下のような工夫が求められる。

翌ターン以降に使う予定のカード

発動禁止の制約はそのターン限りのため、次のターンになれば解除される。
つまり次のターン以降に使う前提でモンスターをサーチすることは有効な手段になる。
相手の立ち回りを邪魔する手札誘発はその代表で、万全な構えで相手ターンを迎えることができる。

他には【オルターガイスト】デッキにも、この目的で採用されていたことがある。
同デッキのキーカード《オルターガイスト・マルチフェイカー》を確実に握ることで、相手ターン中の展開と妨害という得意技の準備が整う。

制約に引っかからないカード

この効果でサーチした場合、そのモンスター効果の「発動」はできなくなる。
しかし発動を伴わない効果までは封じてこないため、発動を伴わない効果目当てにサーチすることはできる。

スケアクロー・アストラ

効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻 0/守1300
このカード名の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):このカードは自分フィールドの「スケアクロー」モンスターの隣
または同じ縦列の自分のメインモンスターゾーンに手札から特殊召喚できる。
(2):自分フィールドに守備表示の「スケアクロー」モンスターが存在する限り、
その種類の数まで、EXモンスターゾーンの自分の「スケアクロー」モンスターは1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。

例としてこのカード《スケアクロー・アストラ》を上げる。
《クリッター》《黒き森のウィッチ》でこのカードをサーチした場合、(1)(2)の効果両方を使用できる。
何故なら(1)は発動を伴わない召喚ルール効果、(2)は発動しなくても適用される永続効果のため。

ビットルーパー

効果モンスター
星4/地属性/サイバース族/攻1500/守2000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からレベル2以下のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。

比較対象として、このカードも掲載する。
先ほどは「《クリッター》で《スケアクロー・アストラ》をサーチしても特殊召喚できる」と書いたが、この《ビットルーパー》は特殊召喚できない。
なぜならテキストに「発動」という単語がある通り、これは発動を伴う効果のため。

少し読んだだけだと見落としがちなこの違いだが、
《クリッター》《黒き森のウィッチ》でサーチしても効果を使えるモンスターを目当てにする目的があるので重要な違いになっている。

変わったところでは、エクゾディアパーツの回収も可能。
通常モンスターの手足はもとより、効果モンスターの《封印されしエクゾディア》をサーチしても、その効果で特殊勝利が達成される。
これも特殊勝利の部分が発動を伴わない効果外テキストであるため。

制約を逆手にとれるカード

「効果を発動できない」制約を逆手に取り、デメリット効果の強制発動を無しにしてしまう運用法。

天岩戸

スピリット・効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1900/守1200
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いにスピリットモンスター以外のモンスターの効果を発動できない。
(2):このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。

例えばこのカード《天岩戸》。
相手の展開筋書きを狂わせる(1)がウリだが、(2)のデメリットのせいで相手ターンに維持することが難しい。
そこで「効果を発動できない」制約が有効に働く。
つまり《黒き森のウィッチ》で《天岩戸》をサーチして召喚、《黒き森のウィッチ》の制約で《天岩戸》の(2)の発動を阻止、
そのまま相手ターンに持ち越し(1)の効果で相手を縛り付けることが可能になる。

相違点

ここまでは《クリッター》と《黒き森のウィッチ》の共通した部分の解説をしてきた。
ここからは両名の違い(優位点)について簡単にまとめる。

  • 《クリッター》
なんと言っても「レベル3の悪魔族」をサポートする【彼岸】《魔界発現世行きデスガイド》の存在が大きい。
このおかげでフィールドに用意しやすく、それ即ち使いやすいと評価されたことになる。

転生炎獣アルミラージ
◤ ▲ ◥
◀   ▶
◣ ▼
リンク・効果モンスター
リンク1/炎属性/サイバース族/攻 0
【リンクマーカー:右下】
通常召喚された攻撃力1000以下のモンスター1体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースし、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは相手の効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在し、通常召喚された自分のモンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。

他の利点として、この《転生炎獣アルミラージ》の素材にできる点がある。
つまり《クリッター》以外のモンスターを用意しなくても、すぐに《クリッター》のサーチ効果を使うことが可能。

  • 《黒き森のウィッチ》
当初はサーチ範囲の都合、《クリッター》より高攻撃力のモンスターをサーチしやすいという評価がなされていた。
攻撃力の高低がモンスターの強弱に今以上に直結していたため、《クリッター》より上の強さと認識されていた模様。

近年は単純な攻撃力よりも盤面完成能力を重視する風潮が強くなり、高攻撃力モンスターをサーチできる利点が薄くなる。
更にサーチ先筆頭の妖怪少女の多くが《黒き森のウィッチ》でサーチできないこともあり評価を落としていた。
加えて《転生炎獣アルミラージ》に相当する「手っ取り早いトリガー」が永らくいなかったことも影響している。
この点については「《聖魔の乙女アルテミス》のリンク素材」が追加されたことで格差は減っている。


経緯

実はこの両名は遊戯王界隈でも古株であり、2度のエラッタ、そして《クリッター》は2度の禁止カード指定を経験している。
先ほどまで解説したのは現行仕様、つまり2度のエラッタを経た後の状態。
そこでここからは、最初期の効果と活躍を順に紹介する。

第一形態(1999年11月18日~2000年4月20日(4月1日?))

このカードが墓地におかれた時、
自分のデッキから攻撃力(or守備力)1500以下のモンスターを1枚手札に加え、
デッキを切り直す。

第一形態。「Vol.6」に収録。
なんと回数制限、墓地への送り元、サーチモンスターの使用制限のいずれも持っていない状態で世に出た。
サーチできるモンスターカード自体は今よりずっと弱いとはいえ、これがパワーカードであることは揺るがない。
何せ当時ですら、《天使の施し》や《陽気な葬儀屋》でテキパキとトリガーを引きエクゾディアを完成させる先攻1キルデッキを成立させたのだから。
※ちなみに、一部界隈では《苦渋の選択》と第一形態のこれらを指定することで速攻でエクゾディアを揃える「苦渋クリッチー」なるコンボが周知されているようだが、このコンボが実際に成立した時期は存在しない。
第二形態の項に記載の通り、エラッタの周知は2000/4/20と《苦渋の選択》の登場と同時であり、登場直後にこのコンボは潰されている事になるためである。
《苦渋の選択》が《補充要員》とのコンボでエクゾディアと組んで暴れたのは事実であるため誤解が広まったのだろう。

他にもこのころはメインデッキのアタッカーが重要視されており、その手のモンスターは大抵攻撃力と引き換えに守備力が低くなっている。
そのため「守備力が低いアタッカー」をサーチできる《黒き森のウィッチ》は非常に重宝されていた。

現代遊戯王の価値観では噴飯物の効果であり、もしこの効果で再び世に出れば超特急で禁止行きすることは想像に固く無い。
当時このカードが強かったのは、《天使の施し》を始めとしたトリガーに支えられていた面も大きく、そういったカードは禁止カードになっている…のだが、現在では《隣の芝刈り》等の凶悪な墓地肥やしカードも数多く追加されているため、当時に匹敵するかそれ以上の猛威を振るう可能性が高いだろう。

第二形態:2000年4月20日(4月1日?*1)~2016年3月31日(クリッター) ~2017年3月31日(黒き森のウィッチ)

このカードがフィールド上から墓地に送られた時、
自分のデッキから攻撃力(or守備力)1500以下のモンスター1体を選択し、
お互いに確認して手札に加える。
その後デッキをシャッフルする。

第二形態。「ザ・ヴァリュアブル・ブック2」の発売と共にエラッタが告知され、その後「鋼鉄の襲撃者-METAL RAIDERS-」の収録に伴い、修正版のテキストで収録された。
ここで「どこから墓地に行ってもOK」ではなく「フィールドから墓地に行かないとダメ」と枷を加えられる。
デッキや手札から落としても効果を使えないため、圧倒的に使い勝手は悪くなった。
とは言え今ほどテーマ専用サーチ手段が充実していない当時、デッキ回転のために重宝されていたことは事実。
フィールドに出さないといけないといっても500LPと引き換えに何度も召喚権を増やす《血の代償》、
デッキから特殊召喚できる《遺言状》《キラー・トマト》がいたことで、そこまで大きな制約とはならなかった。

そのため準制限と制限を経て、2004年9月1日に一度目の禁止カード指定を受ける。

その後《クリッター》は2005年3月1日に制限解除される。
《クリッター》が早くに制限になったのは、アタッカーをサーチできないという欠点があったため。
今と比べれば「攻撃力は低く効果が有用なモンスター」の数はずっと少なかった。

ところがここで登場したのが「低ステータスモンスターを生かす」ことをコンセプトにしたS召喚。
「攻撃力は低く効果が有用なモンスター」が爆発的に増加し、S素材になってもアドを回復できることから需要は鰻登りになる。

依然として優秀な制限カードの地位にいた《クリッター》だが、海外から来日したとあるカードが彼の運命を決定した。

魔界発現世行きデスガイド

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札・デッキから悪魔族・レベル3モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは効果が無効化され、S素材にできない。

先ほども名前が出ていた《魔界発現世行きデスガイド》。
この効果で《クリッター》をデッキから特殊召喚ができ、そのままランク3モンスターのX素材になっていた。
エクシーズ素材を取り除くことで墓地に行くのは「フィールドから墓地に行く」条件を満たさないので、
本来であれば《クリッター》とX召喚の相性は悪い。
しかし「手軽にランク3モンスターを召喚できる」「もし手札に来てしまっても効果が優秀だから困らない」
「墓地から蘇生させて素材として消費すれば1ターンに何度でもサーチ効果を使える」という部分を大いに評価される。
その結果《クリッター》と《魔界発現世行きデスガイド》のセット運用があらゆるデッキで見られるようになる。

その結果、《クリッター》は2013年3月付で二度目の禁止カード指定を受けてしまう。
いかに制約を加えようとも、制約を補って余りあるほど便利な環境が整えばこうなるのは必然であった。
特に「サーチ先の選択肢」「サポートできるカード」が増えれば増えるほど強くなる、
いわば《クリッター》は「カードプール拡大に比例して力をつけるカード」の典型でもあった。
覚悟していた決闘者も大勢いた中の再禁止であったため、別れを惜しむ声が多く聞こえたそうな。

第三形態:2016年4月1日~(クリッター) 2017年4月1日~(黒き森のウィッチ)

そして《クリッター》は2016年4月、《黒き森のウィッチ》は2017年4月から禁止解除を受ける。
その際に記事冒頭の効果にエラッタされ、現在ではこれが現行仕様になっている。
次の禁止を受けないことを祈りつつ、今日もどこかで《クリッター》と《黒き森のウィッチ》はサーチ効果を発動している。


融合体

クリッチー

融合モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2100/守1800
「クリッター」+「黒き森のウィッチ」

《クリッター》と《黒き森のウィッチ》を名指しする融合モンスターであり、ある意味両名に最も振り回されたカード。
効果を持たずステータス値も軟弱でありながら、両名のトリガーを満たせるという利点を持っている。
当初は恵まれた素材から貧弱なモンスターが生まれることをネタにされ、
素材の両名が禁止になってからは正規の手段で融合召喚できないという、《ガーディアン・エルマ》などの仲間入りを果たしている。

現在では「《クリッター》と《黒き森のウィッチ》を名指しで融合素材にしている」ことを利点にした独自の運用が開拓されている。
具体的には以下の通り。
  • 《融合派兵》による《クリッター》と《黒き森のウィッチ》のリクルート
  • 《融合徴兵》《融合準備》による《クリッター》と《黒き森のウィッチ》のサーチ
  • 《竜魔導の守護者》による《クリッター》と《黒き森のウィッチ》の蘇生


《クリッター》の受難?

古参のモンスターであるため、《クリッター》と《ウィッチ》のカードイラストへの出番はかなり多い。
そして《クリッター》が禁止カードだった時に発行されたカードには《クリッター》が災難に巻き込まれているイラストが多く登場していた。
そしてそれらの受難のカードでは、《クリッター》にとって不都合な効果を持っていることも共通している。

  • 魔界発現世行きバス
毛骨悄然とさせる塔を背景にした観光バスのカード。
よく見るとバスの客席に《クリッター》がいることが分かる。

  • 魔界発現世行きデスガイド
魔界発現世行きバスのバスガイドでありクリッターが禁止になった要因の一つ。
カードの詳細はこちら
「PREMIUM GOLD EDITION」で再録されたデスガイドのイラスト違い版では、彼専用らしい三眼の双眼鏡で何かを見てツアーを楽しむ様子が描かれている、カワイイ。
この時は普通に観光を楽しんでいたらしいが…

  • 手違い
お互いにドロー以外の方法で、デッキのカードを手札に加えられなくなる永続罠。
つまり《クリッター》のサーチ効果を封じてしまう。

ウキウキでバスに乗る《クリッター》だが、それは別のバス。
本来のバスは既に出発しかけており、《遅すぎたオーク》もとい《ジャイアント・オーク》が急いで追いかけている。
乗るバスを手違いしてしまったここから《クリッター》の受難は始まる。

  • 魔界発冥界行きバス
リバースしたときに、光・闇以外の悪魔族モンスターをサーチするモンスター。
つまり闇属性の《クリッター》は対象外。

バスの乗客は《デビル・フランケン》《八汰烏》《魔導サイエンティスト》《レスキューキャット》そして《同族感染ウィルス》感染者と錚々たる顔ぶれ。
ここでようやく《クリッター》は、違うバスに乗ってしまったのだと気づいた模様。
しかし時既に遅し。

  • 相乗り
相手がドロー以外の方法でデッキ・墓地からカードを手札に加える度に1枚ドローする速攻魔法。
つまり《クリッター》のサーチ効果をを使うと相手に利益を与えてしまう。

急遽現れたバスに涙ながらに相乗りさせてもらった《クリッター》。
これで元の世界に帰れると思いきや、《いたずら好きな双子悪魔》《同族感染ウィルス》感染者、そして《天使の施し》という面子を見てみると…?

  • 捕違い
《手違い》と同様の、お互いにサーチを封じる速攻魔法。
無論《クリッター》のサーチ効果も然り。

バスから降りたモンスターが次々と警察に確保されている場面。
《クリッター》の災難は終わってはいなかった。

  • 濡れ衣
ついに投獄されてしまった《クリッター》。相方のウィッチさんも同じ牢にぶち込まれている。
自身の無実と手違いを必死に看守に伝えている《クリッター》。

そして上述の通り、晴れて禁止指定から解放された《クリッター》だが、その続きを描いたイラストは存在しない。
釈放後は、せめてのどかで平和な日々を送っていることを祈らずにはいられない。


余談

《黒き森のウィッチ》はOCGが初出のモンスターだが、《クリッター》は原作出身のカードである。何気に遊戯王OCGよりも古株なのだ。
…もっともその扱いは、《闇・エネルギー》で強化された《闇・道化師のサギー》に蹴散らされるというぞんざいな物であり、特に効果も持っていなかった。ただなんの因果かこのとき遊戯が使ってたデッキにはエクゾディアパーツが眠っており、相性は抜群だった。
とは言え、アニメオリジナルでは複数のデュエリストに使用され活躍の場を貰えている。同じ原作出身の素手で握りつぶされた上にアンデット系では相手にならないとか言われ、テレ東版では出番自体をカットされた骸骨よりは確実に優遇されているだろう。
そんなかませ雑魚モンスターが強力な効果を受けた事で高い知名度を得たのだから分からない物である。

遊戯王マスターデュエルにおいてはクリッターがメイトとして登場している。
三つ目の双(?)眼鏡でこちらを見てきたり、相手に向かって笑顔で手を振ったりと意外と愛らしい仕草をしてくれる。
ちなみにその紹介文は「魔界・現世・冥界など、様々な世界を巡り、波乱万丈な数々の体験をしたようだ」とある。クリッターの旅は巡り巡ってゲームの世界に辿り着いたのだろうか。

追記修正お願いします。


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最終更新:2025年04月04日 22:31

*1 個人サイトには2000年4月1日の制限改訂と共にエラッタされたとの情報もあるが、ソースが無く真偽不明、情報求む