ラブライブ!

登録日:2013/08/01 Thu 12:20:45
更新日:2024/02/23 Fri 20:11:42
所要時間:約 14 分で読めます



シリーズの項目はこちら


叶え!私たちの夢――


はじめまして!私、高坂穂乃果!
神田、秋葉原、神保町に囲まれた場所にある、音ノ木坂学院の高校2年生!
いま私は、スクールアイドルをやってます!

え、ラブライブ!って何のことかわからない? じゃあ、私が説明するね!

ラブライブ!』は、サンライズ・ランティス・電撃G'sマガジンの三社合同で展開する、
読者参加型のスクールアイドルプロジェクトなんだよ。
定期的に行われる総選挙やファン投票で、読者のみんなの意見を反映して、一緒に成長していくのが特徴なんだ!

え、なんでアイドルをやっているのかって?

実は、私たちの通う音ノ木坂学院は、生徒数の減少で廃校のピンチなの!
そこで私たちは、『μ's(ミューズ)』としてアイドル活動、通称アイ活(同名のテレ東アニメは関係ないよ)で、
学校を救うためにがんばってます!

じゃあ、さっそく『μ's』のメンバーを紹介するね!


まずは私、高坂穂乃果!μ'sのリーダーをやっています!
自分で言うのもなんだけど、とにかく熱血な女の子!
家では和菓子屋で古くからお饅頭を売っているんだ!よかったら食べに来てね!


次はことりちゃん!私の大切な幼馴染だよ!
とても手先が器用で、μ'sの衣装をいつも作ってもらってるんだ!
あ、あと、お母さんが学校の理事長をしています!


そしてもう一人の幼馴染、海未ちゃん!
家が日舞の家系で、弓道部でも頑張ってるんだ!
μ'sの歌詞を作ってくれてるんだ!


ここからは1年生!まずは花陽ちゃんから!
昔からアイドルに憧れていて、アイドルのことになるととっても真剣!
あと、白いご飯が好きみたい!いっしょに食べたいなー


次はそんな花陽ちゃんの大親友、凛ちゃん!
とにかく元気いっぱいな女の子!
え、なんか私と似てる?そう言われるとそうかもー


そしてもうひとりの1年生、真姫ちゃん!
ピアノがとっても上手で、μ'sの作曲をしてくれてるんだ!
お家は病院で、真姫ちゃんもお医者さんを目指してるんだって!


最後は3年生。トップバッターはにこちゃん!
ちっちゃくて先輩って感じはしないけど、ここぞというときは頼りになる!
合言葉は「にっこにっこにー」!


そして絵里ちゃん!学院の生徒会長なんだよ!
ロシア人のクオーターで、とっても美人さんなんだ!
昔バレエをやっていて、ダンスがとても上手なんだよ!


そして最後は希ちゃん!生徒会副会長!
スピリチュアルなことが好きで、とっても運がいいんだ!
でも、わしわしだけは勘弁して~!

っとまあ、こんな感じかな!みんなとっても仲良しだよ!

じゃあ次は…


ちょっと!穂乃果ばっかりずる~い!

って、にこちゃん!?
ここからは、私が説明させてくれない?
うん、いいよ!じゃあ、にこちゃん、よろしくおねがいします!


にっこにっこにー! じゃあ、にこがCDについて説明するにこー☆
そして、2013年の冬には念願のTVアニメ第1期が放送!!
ブルーレイは、現在も好評発売中だよ☆

そしてそして、なんと、2014年の春からは第2期が放送!

更に更に更に、TVアニメのその後を描いた完全新作の劇場版も2015年6月13日に公開したにこー☆



と、ちょっとグダグダだったけど、興味があったら見てほしいな!

にこのファンはまだまだ募集中にこー☆

あ、気になる点があったら、追記・修正してくれるとうれしいな!

それじゃ、みんないくにこー☆

μ's、ミュージック、スタート!

ライブ実績


  • μ'sライブ

2012年2月 19日 ラブライブ! μ's First LoveLive!(横浜BLITZ)
2013年1月 3日 ラブライブ! μ's New Year LoveLive! 2013(TOKYO DOME CITY HALL)
2013年6月 16日 ラブライブ! μ's 3rd Anniversary LoveLive!(パシフィコ横浜 国立大ホール)
2014年2月8、9日 ラブライブ! μ's →NEXT LoveLive! 2014 ~ENDLESS PARADE~(埼玉スーパーアリーナ)
2015年1月31日、2月1日 ラブライブ! μ's Go→Go! LoveLive! 2015 ~Dream Sensation!~(埼玉スーパーアリーナ)
2016年3月31日、4月1日 ラブライブ! μ's Final LoveLive! ~μ'sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪~(東京ドーム)

真面目な説明


要するに、かつて同誌で局地的なブームを引き起こしたシスター・プリンセスや、
そこから派生した「双恋(フタコイ)」「ストロベリーパニック」「ベイビープリンセス」の系譜の上にあった企画。

今でこそSSAどころか東京ドームをファンで埋め尽くし、BiBiのようなユニットでさえアニメ系楽曲では結構なレベルのヒットをぶっ飛ばす大型プロジェクトになったものの、
企画発表当初は電撃にしては「9人(後に12人)の妹」「恋人全員が5組(後に6組)の双子」「1歳から20歳くらいまでヒロインの年齢が散っている」など、
強烈なアクがないのがアレだったのか、はたまた中の人で当時アニメで活躍していたのがfripSideで浮上しつつあった南條愛乃(ナンジョルノ)と、
キディ・ガーランドで割合目立っていたくらいの内田彩(うっちー)くらいという事もあったか、
あるいは当時音楽推しのアニメはけいおん!!Angel Beats!が初動十万枚超えラインで争ったまれに見るハイレベルな時期だったことも災いしたか、
電撃・ランティス・サンライズの肝煎りの割にスタートダッシュは最悪であった。
なにせ、昨今の深夜アニメ業界における日常系アニメ作品隆盛のパイオニアを担った「けいおん!」と、
名のあるアニメ業界の人間が肝煎りで多く携わったオリジナルアニメ作品で前評判が高かった「AngelBeats!」相手なのだからそうなるのは止むを得ない。
中の人的な面でいうと、キディ・ガーランド見てなかったらうっちーを分かる人は当時はかなりのマニアックな中の人ファンくらいなものであり、
三森すずこ(みもりん)や徳井青空(そらまる)は今でこそ休む暇も無いと思うほど活躍しているが、
なにせ当時は声優としてのみもりんとそらまるの生みの親とも言える作品であるミルキィホームズシリーズ自体が始まったばかりで、
正直みもりんもそらまるも今と比較すると比べ物にならないくらい知名度が無かった。
1stの売上はそらまるが自虐ネタにするレベル(なんでもコミケで1stのCDが大量に売れ残って、在庫が大量にキャスト声優たちとその関係者に送られてきたとかなんとかだった気がする)であったし、ラブライブ!が電撃・ランティス・サンライズの合同企画ということから、
竹達だの寿美菜子だのをキャストに予測していた手合はけちょんけちょんに言っていた。
しかもあの予測はキャスト公開前からブログで出演をほのめかしていた内田彩だけ正解だったというのが、また…。
今見ると滑稽に感じなくもない。

参考までに、6thシングルのMusic S.T.A.R.T!!は約4万7千枚を売り上げたが、1stと比べると100倍くらいに相当する。
MOMENT RINGでは更に伸びて約10万枚となった。もう何がなんだか。

そう考えると、TVアニメとソシャゲのスクールアイドルフェスティバル(訳してスクフェス)の効果の程が伺えるというものである。
スクフェスから入った人も多く、SSAライブのオーラスでりっぴーがマラカスを振った意味(アニメED再現)がわからなかったというファンもいたとかいないとか。
良いか悪いかは別にしても、TVアニメとTVアニメ第1期が終わった後にリリースされたスクフェスが上手いシナジーを起こせたといえる。
そして、売れない1stからずっと守り立て続け、アイマスの劣化版だのといった中傷を気にも留めずに地道に布教して、
アニメ直前までにそれなりの勢力を作っていた古参ファンの我慢強さは、覇権だのオワコン連呼だので流行り廃りがクールで変わる最近の業界に一石を投じうるものであろう。

実際、TVアニメ開始前の2012年まではニコニコ生放送といった各媒体に紹介や宣伝もされていたものの、
どこか色物的・あるいはマイナー的な扱いや目で見られることも少なくなかった。
中の人人気で(上っ面だけの人気になってしまうかもしれないが)話題をかき集めようにも、
開始当時のキャストの面子では中の人ファンからの人気を得るのも困難だったのである。

まさに、「みんなで叶えてきた」物語なのである。
…とはいえ大ヒット作品の宿命なのか、勝ち組になってからは作法の悪い奴も見受けられるが。


飯田里穂(元てれび戦士、今でもグラビアやってる)、久保ユリカ(元グラビア、ZOZOTOWNのモデル)、
三森すずこ(元夢の国キャスト・舞台女優)、Pile(歌手)ら意外な?前歴や本職持ちが多い。
最初はこの他業種からの移行組*1の声優素人が多いのも槍玉に上がった要因であった。
なにせ、声優としてのキャリアはおろか、声優としての専門教育すら受けていない、あまつさえ本格的な演技経験すら皆無な人も少なくなかったので、
やむをえないっちゃやむをえないが。
このため最初は非常に演技面で辛かったが、最近はかなり上手くなっている。*2
特に真姫役のPileの演技に関しては未だに棒は棒なのだが、味が出てきたというべきか。ファンからのあだ名は「棒デレ」である。

ちなみに、電撃連載のキャラとアニメのキャラは結構違う。
電撃企画らしいキマった発言を飛ばすキャラが登場する連載版と、花田大先生やアニメスタッフが一般向けにアレンジしたアニメ版には乖離のある場面も多く、
アニメから入って遡ったファンは面食らう場面も多かったとか。
古参のファンの中にはアニメ版を「メジャーデビューしたμ'sが出演するドラマ」と捉える者もいる。マクロスシリーズかな?
アニメ化に伴い半ばなかったことになった設定も多い。学年の設定も実は変わっていたりする。
媒体によって世界線が違うのはメディアミックス作品にはよくあることだが、ラブライブで変えられてきた設定はあまりにも多すぎる。

アニメ制作担当はサンライズ8スタ。舞-HiMEやアイドルマスターXENOGLOSSIAを作ったスタジオである。
アイマスとは変な縁がある。2015年のアニサマで共演してオタクの度肝を抜いた事もあった。

2015年のライブはSSAスタジアムモード(最大三万人規模)で2Days開催となるが、アニメ系のイベントで単一タイトルのものとしては史上最大級となる。
一日あたりならけいおんが同格である。どんだけデカくなったんや…
2015年末にはその勢いのまま、ミュージックステーション・紅白歌合戦出場を果たした。ワオ…
NHKはやたらラブライブ!推しであり、アニメの再放送やMJといった歌番組に積極起用していたがまさか紅白にまでブッキングするとは…
2016年3/31~4/1に行われたファイナルライブはなんとあの東京ドームを貸し切って二日間という事になった。
ドームに集った累計人数10万人、関ヶ原の西軍を超える人数である。
ダブりもあるとはいえ、とんでもない規模に育ったものである…
日本ハムは日程変更で4/1だけ静岡の草薙球場に行って東京ドームで4/2から試合をする予定なので、ハムより優先権を持っていた可能性がある。すごいね!
まぁ単にプロ野球球団に義務化されている地方巡業(年に数回、地方の球場で試合をしなければならない義務)をやるのにちょうど良いという事もあるだろうが。

ファイナルと銘打ったシングルを発売・ライブを打つが、解散はしていない。一部報道で解散という誤報が流れたくらいである。
明言はしていないので再始動は十分に有り得るように思うかもしれないが、南條愛乃の膝の状態は2015年2月のワンマンからファイナルライブまで、
アニサマや紅白歌合戦、ミュージックステーションといった晴れ舞台すら自粛してもなお非常に悪い上に、
膝の疾患は生まれ持った事情から完治しないというものであり、踊ることで日常生活に支障を来す可能性を高めてしまうという。
8人で続ける…というのは流石にコンセプトから逸れるためあり得ず、このことだけでも実質活動不能と言っていい。

他にも今となってはメンバーそれぞれの活動が目白押し*3で予定をつけることが難しくなったこと、
2015年2月に始動した新たな主人公達で描かれる正統続編のラブライブ!サンシャイン!!が2016年夏にアニメ放送開始になるなど本格始動したこと、
何よりTVアニメのμ'sの物語は劇場版を持って綺麗に完結したため、復活の可能性はないとは言わないがそこまで高くはない、と思われていたが…




2019年5月30日、シリーズ9周年を記念したオンライン番組で告知された内容に……

μ'sも出演するラブライブ!フェスの開催決定

が含まれていたのだ!この事実にいつかμ'sが帰ってくると信じ続けた多くのファンが涙した。

鴇田アルミ作画による漫画版も存在し、2012年1月から2014年5月まで『電撃G's magazine』、2014年6月号から2015年3月号まで『電撃G'sコミック』にて掲載され、1年の休載を挟んで2016年3月から再び『電撃G's magazine』で掲載されているが、2017年11月に再び休載され、その後5年近く音沙汰がない状態になってしまっている。
この作品ではA-RISEの通うUTX学院の生徒会長*4が実質的な悪役としてμ'sに立ちふさがってくる。



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最終更新:2024年02月23日 20:11

*1 言い方は悪いが声優に落ちてきたと言える

*2 声優になる前から元々舞台俳優として演技のキャリアと実績を積み、声優デビュー後は声優としてのキャリアを積んだ三森すずこは例外として

*3 そらまる以外は全員個人名義でデビューした上、ユニット掛け持ちも複数名いる状況である。

*4 高飛車な性格で、生徒数が少ない音ノ木坂学院を徹底的に見下している。