雨宮優子

登録日:2009/12/26 Sat 14:04:06
更新日:2025/03/22 Sat 19:44:16
所要時間:約 6 分で読めます




どうか幸せでいて下さい

それが⋯それだけがわたしの望みです⋯

さようなら
わたしはずっと⋯ずっと⋯

あなたを愛していました─⋯




雨宮優子とはゲームef - a fairy tale of the two.」のヒロインの1人である。

CV.PC版:山田ゆな/アニメ,PS2版:中島裕美子
誕生日:6月21日
血液型:O型
身長:157cm
スリーサイズ:B:82/W:56/H:83


普段は音羽の街の教会にいる自称「ご奉仕メイド」。しかし、言葉攻めに長けており、神出鬼没に主人公達の前に現われてはいじり倒している。
でも、時には励ましたり、叱咤したりするなど、強ち自称も間違ってはいない。
音羽学園のOGだが、卒業が出来なかったらしい。夏であろうと何故か長袖を着ており決して肌を見せる事はない。
学生時代以前から火村夕を知っており、学校で再会してからつきまとうようになる。


以下ネタバレ
幼い頃は火村夕と共に孤児院で暮らす。しかし、後の義兄、雨宮明良が彼女を引き取った事により二人は離ればなれになる。

明良は災害で亡くした実の妹の埋め合わせとして、容姿がそっくりな優子を引き取った。
しかし、優子が妹に似ていない事に気付いた明良は次第に優子に暴力を奮うようになる。
その暴力は日に日にエスカレートしていき、ついには性的暴力まで奮うようになった。
アニメ第2期の第6話に流れた優子の告白は視聴者にトラウマを植え付けた。


以下そのトラウマの台詞。










「ここは昨日、ここは一昨日、ここは先週治りかかっていた所をその上から、貴方がお家でお勉強している頃かな? そう、貴方と会ってからも、毎晩続いてるんですよ。ずっと⋯⋯いいえ、会ってからもっと酷くなったかな? これは貴方と再会した日の夜、これは貴方と凪さんが買い物をしていた日の夜、これは私が貴方を屋上に呼び出した日の夜、これは無くした上履きを見つけてくれた日の夜、ここは、靴を買いにデートをした日の夜。ちょっとでも嫌がったら酷くされるんですよ。それが嫌で、素直なフリをすれば余計に酷くされて、私が何か悪いことをしたんだろうか、こんなことをされなきゃいけない程の何かを、考えても考えても分からなくて、そのうち⋯⋯全部どうでもよくなりました。そして私は、このままそっと、消えて無くなる日を待つだけになりました。でも⋯⋯そんな待ってる月日が、とても辛いんです⋯⋯」










「痛くて熱くて苦しくて悲しくて辛くて泣きたくて耐えられなくて逃げられなくて逆らえなくて終わらなくて背けたくて叫びたくて藻掻きたくて吐きたくて止めたくて抵抗したくて歯向かいたくて抗いたくて逃げ出したくて隠れたくて避けたくてこもりたくて拒絶したくて咬みつきたくて撥ね退けたくて振り払いたくて追い詰められて捕らえられて引きずり出されて攻め立てられて強制されて許されなくて束縛されて締め付けられて押し付けられて引きちぎられて投げつけられて虐げられて呻きたくて喚きたくて狂いたくて堪えられなくて捕まれて殴られて裂かれて砕かれて蹴られて焼かれて刻まれて焦がされて汚されて破られて荒らされて壊されて嬲られて弄ばれて潰されて踏み躙られて飽きられて放り出されて打ち捨てられて消えてしまって痛みも麻痺して心が壊れて涙も出なくてでもまた拾われてまた捕まれてまた殴られてまた汚されてまた破られてまた砕かれてまた蹴られてまた刻まれてまた焼き焦がされて」



嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに嫌なのに




















「これが、貴方が知らなかった本当の私です。」





「コレが
  アナタが見捨テタ
    オンナノコです」





その事を夕に告白し、夕にも自分と同じように苦しめようとするが、夕からの本気の決意を見せられて、また一緒に暮らす様になる。

肌を見せないのは、明良からの暴行の跡があるから。


以下更なるネタバレ





実は彼女は死人である。
10年前のクリスマスに、教会の前で車にひかれそうになっていた未来(後の羽山ミズキ)を庇い、亡くなった。
アニメではボールを拾おうとしたら、車に轢かれた。
その際に、もう一度夕に会いたいと願った事から10年後の今に至るまで、音羽の街の教会で夕を待ち続けていた。


「もう一度、夕君に会いたい―…」


そして、クリスマスの日にその願いを果たし、彼女は天に帰って行った。



efファンディスク天使の日曜日」では「優子が事故に合わなかったら」というアナザーストーリーを展開する。
さらに同作に収録予定の2Dアクションゲーム「リア獣ハンター優子」のプレイヤーキャラとして再び音羽に戻り、
ヒロイン達の夢の中でチーカマブレードを振り回すことに。
酔っ払ってラジオの収録をしたりした中の人の影響を受けたのか、必殺技使用時などの掛け声は酒の名前。



拙い文ですので追記・修正お願いします

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最終更新:2025年03月22日 19:44