ミミズ男(ショッカー怪人)

登録日:2011/10/11 Tue 23:26:45
更新日:2025/07/18 Fri 19:11:09
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この男を血祭りにして、コバルト120を奪い返すのだ!

出典:仮面ライダー/東映/第59話「 底なし沼の怪人ミミズ男!」/1972年5月13日放送

所属組織:ショッカー
モチーフ:ミミズ
登場作品:『仮面ライダー
話数題名:第59話「底なし沼の怪人ミミズ男!」


【能力解説】

ビキニ諸島での水爆実験で唯一生き残った生物・シマミミズを改造した地獄大使配下の新怪人。
ゴキブリ男ハエ男シラキュラスと同じく改造されたくない怪人の上位に入るだろう。
外見は人型のデカいミミズ……と思いきや、脇腹に穴が開いており中からミミズがウニョウニョはみ出ている。
つまり体内は全部ミミズ。うげぇ、想像したくない……
相手の首を締め上げるミミズ型の殺人リング(おそらく上記のミミズが元と思われる)を身体から取り出して攻撃する。一度締められるとライダーでも破壊するのは難しい。
「アブアブアブ」というミミズの癖にアブのような鳴き声を発する。
は八代駿が担当している。

当時の怪人図鑑によれば、「水分がなくなると弱い。陸上での動きがにぶい。頭の上からの攻撃に弱い」と、なんと3つも弱点がある。
やっぱりミミズに戦わせるのは無理があるって……
だがそんな気持ち悪く、かつ弱そうな奴であるにもかかわらず、一度はライダーを退けるという実績を上げているから侮れない(後述)。

仮面ライダー

第59話にてショッカーの幹部地獄大使は海に近いカキ沼の中に秘密基地を作り、コバルト60の十倍の威力のコバルト120を使用したコバルト爆弾による放射能作戦を実行するための水爆実験を行っていた。
ミミズ男は、偶然釣りに来ていた何も知らない男達の前にわざわざ姿を現し、アジトの場所を知られたと心配して襲いかかる要領の悪さを発揮する。
さらに戦闘員が小競り合いを起こし、密かに潜水艦で運ばれてきたコバルト120が入ったアタッシュケースと2人組の宝石泥棒・野上と三郎が持っていたアタッシュケースを間違えて持って行くという失敗を犯す。
その後宝石を取り戻しに来た野上と三郎に襲いかかるが、そこへ沼の調査にやって来た本郷猛が現れ変身したライダーと戦闘になる。
1戦目は殺人リングをライダーの首にはめて苦しめ、崖に転落した為勝利したかに思えたが首領から本郷が生きておりしかもコバルト120を所持していることを知らされ、今度こそ倒そうとする。そのために逃げ出した弟分の三郎を脅してコバルト120を奪うか本郷たちに毒薬を飲ませようとするかを選択させるが、三郎がその事を本郷たちに喋ったために計画は失敗。
そのことを知ったミミズ男は野上を殺人リングで処刑しようとするが、そこに本郷が現れ再び戦闘になる。
2戦目も殺人リングで始末しようとするが、ベルトのパワースイッチを入れライダーパワーによって殺人リングは破壊され最期はライダーキックを受けて水中で爆散。その影響で沼の中の基地も爆発した。



劇場版『仮面ライダー対じごく大使』で復活。
しかし、ライダーにぶっ飛ばされた毒トカゲ男と衝突して爆散した。


ゲーム

PS2仮面ライダー 正義の系譜』にもアギト編の敵キャラクターとして登場。声は田中亮一が担当。
ギリザメスと分岐で出現する。
アギトと戦い倒された。


【新仮面ライダー】

すがやみつるによる漫画版「怪人フクロウ男の巻」に登場。
富士山の風穴に潜み、地割れに落ちてきた1号ライダーを殺人リングで絞め殺そうとするが、
天井を使った反転キックを受けて逆にキバを折られてしまい、互いの首を絞め合う体制になる。
慌てたミミズ男はライダーに情けなくも命乞いをするが、駆け付けたフクロウ男の殺人レントゲンで口封じとばかりに消し飛ばされた。


【新仮面ライダーSPIRITS

ショッカーの東京湾海底基地に出現。
海上に逃げ延びた1号ライダーを追って海蛇男毒トカゲ男らと共に襲撃をかけるも、
地獄大使/ガラガランダの暴走に巻き込まれてで真っ二つにされ犬死。




―――追記・修正を怠る者には死、あるのみ。


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最終更新:2025年07月18日 19:11