フクロウ男(ショッカー怪人)

登録日:2011/11/04Fri 16:08:28
更新日:2023/04/10 Mon 22:11:06
所要時間:約 2 分で読めます






小癪な奴め、フクロウ男の殺人レントゲンを受けてみよ!


出典:仮面ライダー/東映/第60話「怪奇フクロウ男の殺人レントゲン」/1972年5月20日放送


フクロウ男とは、『仮面ライダー』に登場する怪人。

▽目次

【概要】

所属組織:ショッカー
モチーフ:フクロウ
登場作品:『仮面ライダー』
話数題名:第60話「怪奇フクロウ男の殺人レントゲン」

フクロウ型の改造人間。
ショッカーの科学員等が開発したレントゲンの原理を更に強力にした殺人レントゲン発生装置を目に組み込まれており、この光線を受けた者は一瞬で白骨化してしまう。X線ってそういうものだっけ?
飛行能力も併せ持ち自由に飛び回ることができる。
フクロウの為か昼の活動は鈍くなる。弱点は火に弱いことと、鳩尾が急所であること。
は山下啓介が担当している。


【各作品において】

●仮面ライダー

第60話にてショッカーは殺人レントゲンを組み込んだフクロウ男を誕生させて実験を行った。
偶然通りかかったテニスのコーチを実験台にして殺害し、悲鳴を聞いて駆けつけたテニスコーチの後輩2人に襲いかかる。
1人を拉致してアジトへ戻り地獄大使から日本中の大時計爆弾をセットして殺人レントゲンで起爆させ恐怖を与える「大時計爆発計画」の任務を受ける。
最後の一カ所である向ヶ丘遊園の花時計に爆弾をセットした後、逃げ延びたテニスコーチの後輩1人を保護した本郷猛滝和也が調査を行っている時を狙い襲撃する。

殺人レントゲンでライダーに傷を負わせるが、隙を突いたライダーに棒きれで腹を突き刺されて退却する。
その後、戦闘員の1人が本郷と立花藤兵衛に捕まるがナイフで始末し、作戦を実行する為にアジト内で爆弾のスイッチを入れようとする。
しかし、始末した筈の瀕死の戦闘員が時計の絵を描いて本郷にメッセージを残した為、爆弾の設置場所がバレてしまう。他の戦闘員を使って妨害しようとするも失敗し、ライダークラッシュでアジト内に侵入したライダーと戦闘を開始する。
追い詰められたフクロウ男は殺人レントゲンで対抗するが全て避けられ逆にライダーハンマー(ジャイアントスイング)で投げ飛ばされてしまい、最期はライダーキックを受けて崖を転がり落ちて爆散し敗れ去った。



●すがやみつる版

漫画『新仮面ライダー』第1話に登場。核爆弾で大津波を起こし、日本を洗い流そうという計画を立てた。
1号に情報を吐かされそうになったミミズ男を殺人レントゲンで殺し、ジャガーマンと共に1号を捕え爆破する海底基地に縛り付ける。
しかし1号はジャガーマンを倒して基地から脱走しており、囮として飛んできたサイクロン号に注意を奪われた一瞬の隙に両眼を潰された挙句ライダーキックを受けて爆死。
核兵器の起爆も阻止され、日本は救われた。



●新仮面ライダーSPIRITS

ショッカー復活に伴い魂を持たないゾンビとして復活。
東京湾基地で1号に対しギラーコオロギの殺人音波とレントゲンで同時攻撃を仕掛けたが、
爆炎に乗じて襲いかかった1号のライダーニーブロックを受け爆発四散した。



【余談】

  • スーツアクターは作品後半の怪人を多数演じた大野剣友会の滑川広志。
    • 敗北シーンで10数メートルの丘からの滑落(飛び降りではない)を演じきっている。が、滑川の母親に「なんて危険なことを」と泣かれてしまい、これがきっかけで「仮面ライダー」の終了とともに滑川はスーツアクターを引退している。
      (村枝賢一の「仮面ライダーをつくった男たち」では本エピソードでの出来事とされている)

  • 脚本ではフクロウガンという名称であり、カルビー『仮面ライダースナック』付属の仮面ライダーカードではこちらの名称を用いている。

  • 関連書籍では、日本中の時計を誘爆させるという計画について「理解に苦しむ作戦」と評している。





―――追記・修正を怠る者には死、あるのみ。


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最終更新:2023年04月10日 22:11