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ロットン(遊戯王5D's)

登録日:2012/02/17 Fri 04:11:34
更新日:2026/10/02 Fri 09:00:08
所要時間:約 5 分で読めます


▽タグ一覧
1ターンキル おじさん なんだと!?そんなバカなモンスターがいてたまるか! イヤッッホォォォオオォオウ! エフェクト・ヴェーラー!貴様の手にあるのは知ってるぜ! オーガ ガトリング・オーガ クラッシュタウン ゴヨウ シリアスな笑い ダイナマイト ネタキャラ バーン ファイヤー! リアリスト ロットン 一周回って愛すべき外道 今日からこの町はロットンタウンだ! 先攻1ターンキル 名悪役 外道 岩崎征実 引けよ…引鉄を…! 弟 強キャラ 悪役 未OCG 濃すぎるキャラクター性 粗挽き肉団子 自爆 語録しか喋らない男 謎の人気 迷言製造機 遊戯王 遊戯王5D's 遊戯王ファイブディーズ 遊戯王登場人物項目 隠れた強キャラ 鬼畜



アニメ「遊戯王5D's」の登場人物。

CV:岩崎征実

【概要】

腹筋『クラッシュタウン編』で登場したゲストキャラクター。

クラッシュタウンの支配権を争うマルコムファミリーのボス、マルコムの弟。
後ろで結んだ髪とガンマンスタイルの服装が特徴の大柄な男。
老獪な小男の印象のマルコムとはあまり似ていないが、堀の深い顔や出張ったアゴは血の繋がりを感じさせる。
マルコム曰くデュエルの修行の旅から帰ってきたばかりらしく、マルコムのクラッシュタウンの覇権争いに手を貸すことになる。
Dホイーラーでもあり、複数のアームが格納された変形式の大型Dホイールを駆る。

性格は冷静・冷酷かつ自分本位。
粗暴な言動だが意外に頭が切れる。

追記・修正よろしくお願いします。


















1ターンあれば十分

まさかデュエル挑まれて、背中向けるつもりじゃねぇよな?




   *   *
 *   + うそではないです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *








上で書いてある事は全て本当の事。
たかが本編と関係ない数話のゲストキャラに何故わざわざ項目が立てられるのか。
実はこのキャラクターは一部の遊戯王ファンから絶大な人気を誇るキャラなのである。



●目次

【使用デッキ】

デュエルではレベル3・悪魔族の下級モンスター「ガトリング・オーガ」を軸とした【バーン】デッキを使用*1。

このモンスターカードはセットされた魔法・罠カード1枚をコストに、相手に800ダメージ与える効果を持っている。
そしてアニメではライフポイントはOCGの半分である4000。
つまり初手のドロー*2を含めた6枚のカードの内、手札がもしこのカード1枚と魔法・罠カード5枚だった場合、合計4000のダメージ、即ち1ターンキルが成立する。

ロットンはこの能力を最大限に生かし、なんと10年続くアニメ遊戯王で初めて先攻1ターンキルを達成した。
0ターンキルは既に達成されてたがな!

そもそもライフ4000と少なすぎるアニメでの大バーン系カードは必然最強なので、ロックバーン等のローバーンデッキこそあれど、明確な1ターンキルが見込めるフルバーン使いはいなかった。
そんな中、このお方はあろうことかアニメ遊戯王において暗黙のタブーであったフルバーンデッキを使うだけに留まらず、さらなる絶対のタブーであった筈の初戦にフルバーンによる1ターンキゥをぶちかます雄姿により、視聴者の度肝を抜く鮮烈のデビューをかました。
それだけでなく、続けて遊星戦でも上記のコンボパーツを初手で揃え、更に続けての遊星&鬼柳戦でも初手でコンボパーツを揃えるというカイザー亮レベルのドロー力も披露*3。

抵抗も許さず一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!と言わんばかりにガトリングをぶっ放し、1ターンキゥを決めるその姿は神々しいことこの上なく、視聴者を釘付けにするには十分すぎた。


【ロットンとリアリスト】

ロットンの凄さはこれだけではない。
デュエルが不利*4と見れば手段を選ばず、何と懐に隠した\ダイナマイト/を爆発させてデュエルを中断させるという、どこぞの高性能じいちゃんが憤りそうな英断を2度も下した(一度目は鬼柳が先に邪魔してきたのが悪いと言えば悪いが)。
なお最初のダイナマイトの際は自分も吹っ飛ばされる姿を見せ、視聴者の腹筋も爆破した。
一応防御体勢を取ってはいたが迫真の悲鳴から自分がふっ飛ばされる前提だったかは見て取れない。

このアニメではどんなこともデュエルで物事を決めるという暗黙の了解がある。
喧嘩はモチロン企業や学校の存続、果ては世界の崩壊すらデュエルの勝敗で決められる。
何を言ってるのかよく分からないと思うがカードゲーム販促アニメとしてはある意味自然な話ではある。

そのタブーを破ったロットンに対し鬼柳は
「お前までもがそんな汚ぇ真似しやがるのか!それでもデュエリストか!」
と怒りを露わにしたが、それに対してロットンは


「リアリストだ(キリッ」


と洒落の効いた言葉で華麗にスルー*5。
その言語センスに痺れて憧れたデュエリストは数知れない。
リアリストはガトリング・オーガと共に彼の代名詞となっている。

因みに遊星&鬼柳戦での変則1VS2戦ではハンデとしてロットンは初期手札を10枚も要求。
パラドックスや超官、そしてアポリアは紳士的な条件で戦っているのに対してやたら自分に有利な条件を要求する(実際遊星もロットンに有利過ぎる条件である事を言及している)あたり、ロットンのリアリストっぷりがよく分かる。*6

デュエルの腕については後述するが、この通りデュエリストとしてもリアリストとしても強敵であり、章ボスとして十分な威厳を持つ。


【活躍】

鬼柳を強制労働送りから救おうとした遊星がバーバラの裏切りに遭い、電撃銃で動けなくされたタイミングでDホイールに乗りながら登場。
片手間で敵対していたラモンファミリーのボスであるラモンを上記のガトリング・オーガ1キルで瞬殺するという鮮烈なデビューをかました。
遊星と鬼柳、ラモンを炭鉱での強制労働送りにした事で、クラッシュタウンはあっという間にマルコムファミリーの手に落ち「バーバラタウン」にされてしまう。

しかしこれで満足しなかったのがロットンという男。
マルコムファミリーが酒宴で浮かれる中、鹵獲したはずの遊星のDホイール「遊星号」がいつのまにか消えているのに気づくと*7鬼柳と遊星に危険を感じ取ったのか、二人を自らの手で始末するべく部下数名と共に追撃を開始。
果たして遊星達はまさに炭鉱を脱出しようとしていた所であり、鬼柳を逃がそうとした遊星と坑道で熾烈なライディングデュエルを繰り広げる。
「エフェクト・ヴェーラー」で必殺の1ターンキルを防がれるが、そこからビートバーン戦術に切り替え互角の戦いを演じ、脱出して来た鬼柳が乱入してからは数的不利を感じたのか、最後はデュエルを放り投げて遊星と鬼柳ごと坑道をリアルダイナマイトで爆破。

鬼柳・ニコ・ウェスト「「「うわぁああああああああああああ!!!」」」←分かる
遊星「ぐわああああああああああああああ!!」←分かる
ロットン「ぬぁあああああああああああああああ!!」←!?

自身も結構ズタボロになりながら遊星と鬼柳が谷底へと落下したのを見届けると、気絶していたニコとウェストを人質としてさらい、更に酔いつぶれていた兄マルコムを裏切り、ファミリー諸共町を「ロットンタウン」として支配しようとする。

しかし何故か五体満足どころかほぼ無傷で生きていた鬼柳と遊星が帰還。
捕らわれていたニコとウェスト姉弟、そしてロットンタウンクラッシュタウンを解放するため、ロットンに2対1の変則タッグデュエルを挑む。
ロットンは前述の通り初期手札10枚のハンデでこれを受け、またしても先攻1ターン目でコンボパーツを揃え鬼柳に1ターンキルを仕掛けるが、「ライフが0になっても敗北にならない」というトンデモカード「インフェルニティ・ゼロ」により失敗。
風前の灯となりながらもあがきを見せる鬼柳と援護に徹する遊星に対し、ロットンもカードアドバンテージを大きく消費した事でデュエルは互角の様相を見せる。

しかし予想外の事態が起きる。鬼柳を中々仕留められない事に業を煮やしたバーバラがニコとウェストを人質にとり、サレンダーを要求してきたのだ。
リアリストだったロットンもこれに乗っかり、人質によって手が出せない鬼柳と遊星は窮地に陥る。
だがそこへかつてチームサティスファクションの仲間だったジャックとクロウが救援に駆けつけ、更に牛尾率いる治安維持局によってクラッシュタウンの一斉摘発が始まった事で形勢が逆転。
もはや実力行使も無意味と悟ったロットンは街全体に仕掛けた\ダイナマイト/を爆発させ、バーバラをも見捨てて一人Dホイールで逃走を図る。
しかしデュエリストである鬼柳はそれを許さず、遊星号で追い掛けて来た鬼柳に「1ターンで(鬼柳が)勝てなければ見逃す」という条件を提示され、デュエルを再開。
決着は鬼柳の「インフェルニティ・デス・ガンマン」のロシアンルーレット効果に委ねられる事となった。

デス・ガンマンの効果は鬼柳が効果ダメージを受ける場合、そのダメージを無効にしつつ相手に賭けを行うかどうかを選ばせる。
鬼柳がカードを1枚ドローし、モンスターの場合はロットンがダメージを受けて負け、それ以外の場合は鬼柳がダメージを受けて負け。
もし賭けを拒否した場合、そのターン鬼柳は一切の効果ダメージを受けなくなる。
前のターンに鬼柳の魔法カード「バレット&カートリッジ」がデッキトップに戻るのを確認していたロットンは勝利を確信し引き金を引かせるが…



モンスターカード!「インフェルニティ・クライマー」!

なんだって!?そんなバカな事が!


鬼柳がドローしたのはモンスターカード。
実は「インフェルニティ・デス・ガンマン」の効果発動時に墓地の「インフェルニティ・クライマー」の効果も発動しており、その効果は「手札0枚の時にデッキトップに戻る」。
実際に本編を観てもらえばわかるが、鬼柳はちゃんと両方の効果の発動を宣言していたのだが、目先の勝利に囚われたロットンはそれを見逃してしまっていた。*8

後悔の叫びをあげるも時すでに遅く、荒野に響き渡る銃声。
銃弾を撒き散らす暴虐の悪魔は、誇り高き死神の一発の銃弾によって倒されたのだった。


この...死神が......ッ!


エピローグではバーバラ共々セキュリティに逮捕されている。
強気な態度で悪態をつき続けるバーバラに対し、完全に観念したのか目を閉じ無言のまま連行されていった。

メタ的に言えば遊戯王世界において程度の差はあれど、この手のリアリストは脚本家の意思によってまともな末路を辿らない宿命にある。
ただロットンが本当の決闘者であれば、鬼柳が宣言した「インフェルニティ・クライマー」の言葉に間違いなく気付けた筈なのである。*9
つまり勝負の明暗を分けたのは鬼柳が本物の決闘者であったこととロットンが決闘者ではなかったということ、この差である。
そのことを最後まで理解出来ず鬼柳の決闘者として決着をつけるという誇りすらも「下らない」と一蹴するリアリストであったことが彼にとって最大の敗因だった。


【主な台詞】

  • 「イヤッッホォォォオオォオウ!」
Dホイールで爆走しながら放った初台詞。
それにしてもこの男、ノリノリである。
  • 「ファイヤー!」
ガトリング・オーガの効果使用時。
ロングバレル・オーガの効果を使う時にもライフルを撃つような構えをして見せるあたり、意外とロマンチスト。
  • 「轢き潰して、粗挽き肉団子にしてくれるぜぇ!」
90話の次回予告。
クラッシュタウン編名物カオス予告の一つであり、当然本編では一度も言っていない。
シュールな言い回し故によくネタにされているが、要はミンチにしてやるというカードゲームアニメとは思えない過激発言であり、遊星も「こんなキレたやつだったとは」とドン引きしている。
  • 「今日からこの町はロットンタウンだ!」
兄マルコムを縛り上げ、クラッシュタウンの支配者となった事を宣言。
直前にマルコムが町名を「バーバラタウン」に改名したため、クラッシュタウンは1日で2回も名前を変える羽目になった。
その後鬼柳が「サティスファクションタウン」に改名し、3回に更新された。
  • 「なんだと!?そんなバカなモンスターがいてたまるか!」
鬼柳のモンスター「インフェルニティ・ゼロ」に対して。
「ライフが0になっても敗北にならない」という、デュエルのルールを根本からひっくり返す効果を考えれば至極真っ当な感想なのだが、当のロットン自身が使用するガトリング・オーガもアニメルールではかなりのバカモンスターなのでお互い様である。
  • 「エフェクト・ヴェーラー!貴様の手にあるのは知ってるぜ!」
「遊星&鬼柳 vs ロットン」戦にて。遊星の手札にあった「エフェクト・ヴェーラー」を罠カード「ピンポイント・シュート」でハンデスしながら。そりゃあんなジロジロ手札見てたらねぇ...
  • 「リアリストだ(キリッ」
上記参照。
  • 「引けよ…引鉄を…!」
「インフェルニティ・デス・ガンマン」の効果によるギャンブルを承諾した際の台詞。
「カードを引く」と「引き金を引く」をかけているのがクラッシュタウン編らしくオサレ。


【使用カードについて】

クラッシュタウン編のボスとして「ガトリング・オーガ」と共に絶大なインパクトを残したロットンであるが、既存カードを除けば放送から10年以上経っても1枚もOCG化は果たされていなかった。
しかしタッグフォースシリーズではTF5にてロットンこそ登場を果たせなかったが、オリジナルカードとして「ガトリング・オーガ」のみが実装されている。

さらに登場から16年以上となる2026年3月に発売された『LIMIT OVER COLLECTION-THE RIVALS-』にて遂に「ガトリング・オーガ」がOCG化を果たしている。

ガトリング・オーガ
効果モンスター(アニメ及びタッグフォース)
星3/炎属性/悪魔族
ATK/800 DEF/800
自分フィールド上の魔法・罠ゾーンにセットされたカード1枚を墓地に送る度に相手ライフに800ポイントのダメージを与える。
この効果は自分のターンのメインフェイズでしか発動できない。

ガトリング・オーガ
効果モンスター(OCG版)
星3/炎属性/悪魔族
ATK/800 DEF/800
このカード名の①の効果は1ターンに3度まで使用できる。
①:自分の魔法&罠ゾーンの裏側表示カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。
墓地へ送った数×800ダメージを相手に与える。
この効果の発動後、ターン終了時まで悪魔族以外のモンスターの効果で相手が受ける全ての効果ダメージは0になる。
②:1ターンに1度、このカードが攻撃対象に選択された時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターの数×500ダメージを相手に与える。
その後、バトルフェイズを終了する。
ロットンを象徴する恐るべきモンスター。
攻守はレベル相応に低く、効果も比較的シンプルなバーン効果なのだが、ロットンはこのカードを巧みに使いこなし、遊星や鬼柳に対し強大な敵として立ちはだかった。詳しくはこちらのページを参照。

フルアーマー・オーガ
効果モンスター
レベル5/炎属性/悪魔族/攻撃力1600/守備力1600
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した時、
相手ライフに1000ポイントのダメージを与える。
フィールド上に存在するこのカードが破壊された時、
自分の墓地に存在する「ガトリング・オーガ」1体を特殊召喚する。
遊星戦で使用し、「ガトリング・オーガ」で大ダメージを与えた後にそれをリリースして召喚された。
上級モンスターなのに攻守が並の下級以下で、しかも効果の発動に戦闘破壊することを要求する扱いが難しいカード。
しかしロットンは後述する「狭小の地下道」によって主力たる高攻撃力のシンクロモンスターを出せない状況に追い込んで、この点を補っていた。
「クイック・シンクロン」を破壊し引導を渡そうとするも、遊星の「リターン・マーカー」によって逆にダメージを跳ね返された挙句、返しのターン「ターレット・ウォリアー」に戦闘破壊された。
しかし効果によって「ガトリング・オーガ」を残し、「ビッグ・キャノン・オーガ」召喚の布石を整えた。

ビッグ・キャノン・オーガ
効果モンスター
レベル7/炎属性/悪魔族/攻撃力2400/守備力2400
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に「フルアーマー・オーガ」が存在する場合に、
自分フィールド上に存在する「ガトリング・オーガ」をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
このカードが相手ライフに与える戦闘ダメージは倍になる。
このカードが破壊された場合、自分の墓地に存在の
「フルアーマー・オーガ」1体を自分フィールド上に特殊召喚する。
遊星戦で使用。「ガトリング・オーガ」でトドメを刺そうとしたが、コストとなる魔法・罠をドローできなかった為、ドローしたこのカードを召喚した。
ロットンのモンスターとしては珍しく、戦闘ダメージを与える事に特化しており、最上級の割に攻撃力はあまり高くないが、戦闘ダメージ倍は強烈で単体でも直接攻撃を決めれば4800のダメージになる。
攻撃力3000となっていた「ターレット・ウォリアー」を「ガトリング・オーガ」で墓地へ送っていた「スキル・サクセサー」で強化したことにより戦闘破壊に成功。遊星をギリギリまで追いつめた。

ロングバレル・オーガ
効果モンスター
レベル7/?属性/?族/攻撃力不明/守備力3000
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊し、
そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。
この効果は1ターンに2度まで発動できる。
遊星&鬼柳戦で使用。「ガトリング・オーガ」が撃破された後の切り札として召喚される。
詳細なテキストが映されていない為、不明な点も多いが劇中のセリフや描写を参照にするとこんな感じ。
鬼柳のエースである「インフェルニティ・デス・ドラゴン」と似た効果だが、こちらは対象が限定される代わりに特に条件やコストもなく1ターン中に2度も除去できるという、最上級モンスターに見合った効果といえる。
鬼柳のモンスターを悉く破壊し尽くし引導を渡そうとするが…

ダブル・アームズ
装備魔法
装備モンスターが相手に与える効果ダメージを倍にする。
遊星&鬼柳戦で使用。「ガトリング・オーガ」に装備し火力を増強した。
性質上、装備対象はやや限定されるとはいえ、ダメージ倍化は単純かつ強力なものである。

埋葬呪文の宝札
通常魔法
自分の墓地に存在する魔法カード3枚をゲームから除外して発動する。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
遊星&鬼柳戦で使用。「ガトリング・オーガ」で墓地へ送っていた魔法カードを除外し、「ロングバレル・オーガ」と「メタル・コート」の2枚ドローした。
「ガトリング・オーガ」の性質上、手札消費の激しいロットンのデッキとは相性のいいドローソースと言える。

狭小の地下道
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
お互いのプレイヤーは自分のフィールド上に
召喚し存在できるモンスターは1体までとなる。
自分フィールド上にモンスターが2体以上存在する場合、1体になるよう破壊する。
遊星戦で使用。最初のターンに「ガトリング・オーガ」で墓地へ送ろうとしたが、「エフェクト・ヴェーラー」によって防がれた為、返しのターン遊星のシンクロ召喚を封じる為に発動した。
大量展開が当たり前となっている今のOCGにおいて、この効果は対シンクロに限らず強力な召喚抑制効果と言える。

ダイナマイト・ウォール
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃モンスター1体と自分フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する。
また、相手モンスターの攻撃宣言時に自分の墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
その攻撃モンスター1体と自分フィールド上に存在する全てのカードをゲームから除外する。
遊星戦で使用。「ガトリング・オーガ」によって墓地へ送られており、遊星の「ドリル・ウォリアー」の攻撃に対して墓地効果を発動。
と、思いきや突如鬼柳による乱入で妨害され一時中断に。
が、再びロットンが発動を宣言し、なんと今度は本物のダイナマイトを使って坑道を爆破。
ロットン自身も含め、遊星も鬼柳も吹き飛ばされてしまい、そのままデュエルは中断となった為、結局発動されず終いとなった。

ピンポイント・シュート
通常罠
カード名を1つ宣言する。
相手は手札に宣言したカードを持っていた場合、そのカードを墓地へ送る。
遊星&鬼柳戦で使用。前回での遊星戦や遊星が手札の1枚をまじまじと凝視していためか、対「ガトリング・オーガ」用に確保していた「エフェクト・ヴェーラー」の存在を見抜かれ風穴を開けられた。

バックアタック・アンブッシュ
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このターンのバトルフェイズを終了し、
自分フィールド上に「アンブッシュ・トークン」(戦士族・地・星1・攻/守100)を、
相手フィールド上に存在する表側攻撃表示モンスターの数だけ特殊召喚する。
「アンブッシュ・トークン」1体が特殊召喚に成功した時にリリースして発動できる。
相手ライフに500ポイントのダメージを与える。
遊星&鬼柳戦で使用。
「攻撃の無力化」+αという優秀な罠。OCG版の「ガトリング・オーガ」はこのカード効果を一部引き継ぎでいる。
鬼柳の攻撃に対し発動して彼に引導を渡そうとするも、遊星の「ジャスティス・ブリンガー」によってダメージは防がれている。
トークンの1部は破壊されるも、残ったトークンでロットンは「ロングバレル・オーガ」のアドバンス召喚に繋げた。

メタル・コート
通常罠
このカードを墓地へ送る事で、装備モンスターの戦闘による破壊を無効にする。
遊星&鬼柳戦で使用。
アニメ内で映されているテキストはこの通りなのだが、実際の効果は違っており、OCG風にすると、
発動後このカードは装備カードとなり、自分フィールド上に存在するモンスター1体に装備する。
装備モンスターはカード効果では破壊されない。
さらに、装備カードとなったこのカードを墓地へ送る事で、
装備モンスターの戦闘による破壊を無効にする事ができる。
というのが実際の効果である模様。
「ロングバレル・オーガ」を対象に発動し、このカードによって「インフェルニティ・デス・ドラゴン」「スターダスト・ドラゴン」からの破壊を防いでいる。

【ゲーム作品において】

DS版(WCS2011)でクラッシュタウン編の終盤に登場。プレイヤーと鬼柳を相手に1vs2の変則デュエルを行う。
相変わらず初期手札10枚要求&フルバーンデッキを使用し先攻ワンキルを狙う強敵。
アニメと違いライフは8000だが鬼柳とライフが共有かつ、ターン進行が自分→ロットン→鬼柳→ロットン…のようにロットンにターンが回る回数が増えているためルール的には状況はより悪くなっている。
クラッシュタウンでは先攻を決める方法として早押しミニゲーム(アニメ版の早撃ちを再現したもの)が採用されているため、ここできっちり先攻を押さえれやりようはある。
構築がアニメ以上にバーンにガン寄せしているためデス・ウォンバットやマテリアルドラゴンを立てられると機能停止してしまうが、ヴォルカニック・クイーンには注意が必要。
またハンデの内容を逆手に取り大暴落を発動し手札が2枚になるハンデスを行うと、深刻な火力不足陥るためほぼ勝ったも同然の状況になる。
またOCG未実装のガトリング・オーガに代わり、アニメでも採用していた仕込みマシンガンを切り札に設定していた。

最終章に突入すると収容所で自由に対戦できるようになる。
デッキは変則デュエルで使ったものと同じなのだが、ルールは普通のものになる。
それでもフルバーンなので引きが良ければ普通に焼き切られる可能性はあるが、ロックカードはなく火の粉やファイヤー・ボールなど舐めプ質の悪いバーンカードも複数投入されているため火力不足に陥ることも多い。
そのためデュエリストの強さを示すレートの高さの割に弱いため、DP稼ぎに使いやすい相手となっている。


【漫画版5D's】



きれいなロットン


……これでは全くわからないので簡単に解説。

クラッシュタウンの存在しないフィール版のサテライトを走るライディング・デュエリストの一人で、
コミックス8巻での「遊星VS闇セクト」中に遊星の回想で登場。

使用するデッキはアニメ同様の「鬼関銃(ガトリング・オーガ)」だが、
ひたすら強さを求めていた遊星には相手にされなかった(会話の内容によればどうやら直前の決闘疾走で負けた模様。当然このときは遊星とデュエルしていない)。

が、ストイックが過ぎて孤立した遊星に愛想を尽かし、他の決闘疾走者共々相手にしなくなっていた。
また、この時期からセクトとは悪友に近い間柄だったらしく(セクト自身は「見下されている」と爆発していたが)、アニメとは180°違うキャラクターとなっていた。

その後、初勝利を飾ったセクトが弟分に収まって遊星が丸くなったことで和解した模様。
和解前のロットンの遊星への態度は明らかに遊星のほうに非があったので、セクトを含めた他の面々との関係を考えてもアニメよりかなりきれいである。


【余談】

強さ

アニメ遊戯王至上初となる先攻1ターンキルのインパクトの強さからガトリング・オーガのイメージが強いが、3回行われたデュエルで使用されたカードを見てみると、
  • ガトリング・オーガの弱点である展開系デッキをメタる「狭小の地下道」「バックアタック・アンブッシュ」
  • 「スキル・サクセサー」「ダイナマイト・ウォール」等の墓地で発動する効果を持つ罠カード
  • 墓地の魔法カードをコストとして利用しつつ手札を補充する「埋葬呪文の宝札」
  • ガトリング・オーガの上位種であり、弾無しでも使えるバーン効果を持つ「フルアーマー・オーガ」「ビッグ・キャノン・オーガ」「ロングバレル・オーガ」
という風に一定のシナジーを持ちつつ先攻1ターンキルに失敗した場合のサブプランとしても機能するカードが投入されており、決してガトリング・オーガ1枚の強さにかまけていない。
「vs遊星」戦でも「俺の勝利のシナリオはいくつも用意されている」と豪語しており、実際に同デュエルでは即座にビートバーン戦術に切り替えて遊星を苦しめている。
更に一度デュエルしただけの相手の手札を挙動だけで当てたり、挑発を受けてもあくまで自分のペースを貫く等、本人も心理戦に強いのが厄介さに拍車をかけている。

単発エピソードの悪役でありながら本気のシグナーと元ダークシグナーを相手に渡り合ったデッキ構築センスとデュエルタクティクスは評価が高く、あのチームユニコーンにも引けを取らない強敵とも言われている。
特に「遊星&鬼柳 vs ロットン」戦は「先攻1ターンキルを手札誘発で阻止する」「手札誘発を別のカードで対処して妨害をかわす」という現代遊戯王の先駆けともいうべき空中戦が繰り広げられており、現実のOCGにも大きな影響を齎した存在といえる。

リアリストとしても単なるその場しのぎだけではなく、ファミリーの面々が浮かれ騒いでいる間も警戒を怠らず、銃の腕前も高く2人を立て続けに狙撃、更にバレないように町中に爆弾を仕掛けておくなど終始周到であったそれだけにダイナマイトで自身も吹っ飛ぶシーンのシュールさが笑いを誘うのだが。

先述したように、ロットンの人気ぶりはクラッシュタウン編のネタ方面での人気に由来する部分も大きいのだが、こうした強さと抜け目のなさ、そして悲しい過去も同情の余地も一片たりともない「純粋悪」としてとことん振り切った外道なキャラクター性から、ネタ抜きで「名悪役」と評するファンも少なくない。

声優

CVを務めた岩崎氏はDMでは磯野、GXでは鮫島校長役*10をつとめており、5D'sまでで歴代主人公のフルネームを作中で発言した唯一の人物である。
残念ながらZEXALには参加しなかったが、ARC-Vには権現坂昇の父役として参加している。

また、岩崎氏は龍が如くシリーズの郷田龍司役も担当しているのだが、そちらでも桐生(きりゅう)と対峙していた。
ロットンとは組織のボス格でキレ者かつ「目的の為なら手段を選ばない」一面がある点は一致している。さらに言えばスピンオフではなんと体の一部がガトリング砲に変形したりもする。

DVDのBOXジャケット

彼が登場するクラッシュタウンは全7話という大ボリュームでBOX8巻はジャケットもガンマンスタイルの遊星と鬼柳、そしてデカデカと写るロットンとなっている。
クラッシュタウン編におけるボスキャラには違い無いのだが、基本的にBOXジャケットは本編主要キャラが飾ってる場合が多いので余計に異質感が際立つ形となっている。




追記・修正を全弾装填!

ファイヤー!


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年10月02日 09:00

*1 よく【フルバーン】デッキの使い手と紹介されるが、実際には戦闘用のカードも普通に投入されているので【ビートバーン】デッキと言った方が正しい。

*2 2014年のルール改定にて先攻ドローはできなくなった。アニメの放送は改定前。

*3 ロットンのキャラ的に何らかの不正行為を行っているのではないかと疑う声もあるが、少なくとも劇中で不正を示唆する描写はなかった。

*4 ただし遊星とのライディングデュエルではまだ戦況は拮抗しており、この時期の遊星に対し敗北せず粘った事はロットンの高い実力をうかがわせる

*5 因みに「最初から自分の勝利は見えてるからこれ以上付き合う理由はない」という理由で中断したが、実際のデュエルはロットンが明確に不利な状況だったのでそのまま続けていればロットンが負けていたと思われる。一応、今回の中断はバーバラの横槍によるものであり、ロットン自身も当初はバーバラの行動・提案に少し渋るような反応を見せていたのでバーバラの横槍がなければそのまま続けるつもりだったのかもしれない。

*6 ただし、クラッシュタウンでのデュエルは「先にデュエルディスクを展開・装着して初期手札5枚をドローし終えた方が先攻」というルールであり、このハンデだと倍の枚数をドローしなければならないロットンは先攻が取りにくい。その上できっちり先攻を得ている辺りに腕の高さがうかがえる。

*7 鬼柳を慕うニコとウェストの2人がマルコムファミリーの目を盗んで運び出していた。

*8 鬼柳は「効果発動!」とだけ宣言し効果の内容を説明していないが、アニメのデュエルはカード効果の説明をプレイヤーの裁量に委ねている節がある上に、基本的にカードテキストの確認は行えない。そのため、この場合は知らないカードの効果が発動した事に気付いて警戒しなかったロットンに落ち度がある。

*9 鬼柳もそこを見抜いて最後の勝負をロットンに決めさせた節がある

*10 奇しくもデュエルをやったことがあるキャラかつオーガ繋がりである。