ロットン(遊戯王5D's)

登録日:2012/02/17 Fri 04:11:34
更新日:2025/06/14 Sat 00:36:41
所要時間:約 5 分で読めます





アニメ「遊戯王5D's」の登場人物。

CV:岩崎征実

【概要】

腹筋『クラッシュタウン編』で登場したゲストキャラクター。

クラッシュタウンの支配権を争うマルコムファミリーのボス、マルコムの弟。
後ろで結んだ髪とガンマンスタイルの服装が特徴の大柄な男。
老獪な小男の印象のマルコムとはあまり似ていないが、堀の深い顔や出張ったアゴは血の繋がりを感じさせる。
マルコム曰くデュエルの修行の旅から帰ってきたばかりらしく、マルコムのクラッシュタウンの覇権争いに手を貸すことになる。
Dホイーラーでもあり、複数のアームが格納された変形式の大型Dホイールを駆る。

性格は冷静・冷酷かつ自分本位。
粗暴な言動だが意外に頭が切れる。

追記・修正よろしくお願いします。


















1ターンあれば十分

まさかデュエル挑まれて、背中向けるつもりじゃねぇよな?




   *   *
 *   + うそではないです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *








上で書いてある事は全て本当の事。
たかが本編と関係ない数話のゲストキャラに何故わざわざ項目が立てられるのか。
実はこのキャラクターは一部の遊戯王ファンから絶大な人気を誇るキャラなのである。



●目次

【使用デッキ】

デュエルではレベル3・悪魔族の下級モンスター「ガトリング・オーガ」を軸とした【フルバーン】デッキを使用。
このガトリング・オーガはアニメオリジナルのカードであり、未だOCG化されていない。
カードゲーム販促アニメで商品化されてないカードに何の意味があるんだと思うだろうが聞いて欲しい。

このモンスターカードはセットされた魔法カード1枚をコストに、相手に800ポイントのダメージを与える効果を持っている。
そしてアニメではライフポイントはOCGの半分である4000
つまり初手のドロー*1を含めた6枚のカードの内、手札がもしこのカード1枚と魔法カード5枚だった場合、合計4000のダメージ、即ち1ターンキルが成立する。

ロットンはこの能力を最大限に生かし、なんと10年続くアニメ遊戯王で初めて先攻1ターンキルを達成した。
0ターンキルは既に達成されてたがな!

そもそもライフ4000と少なすぎるアニメでの大バーン系カードは必然最強なので、ロックバーン等のローバーンデッキこそあれど、明確な1ターンキルが見込めるフルバーン使いはいなかった。
そんな中、このお方はあろうことかアニメ遊戯王において暗黙のタブーであったフルバーンデッキを使うだけに留まらず、さらなる絶対のタブーであった筈の初戦にフルバーンによる1ターンキゥをぶちかます雄姿により、視聴者の度肝を抜く鮮烈のデビューをかました。
それだけでなく、続けて遊星戦でも上記のコンボパーツを初手で揃え、更に続けての遊星&鬼柳戦でも初手でコンボパーツを揃えるというカイザー亮レベルのドロー力も披露。

抵抗も許さず一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!と言わんばかりにガトリングをぶっ放し、1ターンキゥを決めるその姿は神々しいことこの上なく、視聴者を釘付けにするには十分すぎた。

前述した通り商品化はされてないが、タッグフォースではデータ化されているのでゲームで満足しようぜ!!!


【ロットンとリアリスト】

ロットンの凄さはこれだけではない。
デュエルが不利と見れば手段を選ばず、何と懐に隠した\ダイナマイト/を爆発させてデュエルを中断させるという、どこぞの高性能じいちゃんが憤りそうな英断を2度も下した(一度目は鬼柳が先に邪魔してきたのが悪いと言えば悪いが)。
なお最初のダイナマイトの際は自分も吹っ飛ばされる姿を見せ、視聴者の腹筋も爆破した。
一応防御体勢を取ってはいたが迫真の悲鳴から自分がふっ飛ばされる前提だったかは見て取れない。

このアニメではどんなこともデュエルで物事を決めるという暗黙の了解がある。
喧嘩はモチロン企業や学校の存続、果ては世界の崩壊すらデュエルの勝敗で決められる。
何を言ってるのかよく分からないと思うがカードゲーム販促アニメとしてはある意味自然な話ではある。

そのタブーを破ったロットンに対し鬼柳は
「お前までもがそんな汚ぇ真似しやがるのか!それでもデュエリストか!」
と怒りを露わにしたが、それに対してロットンは


「リアリストだ(キリッ」


と洒落の効いた言葉で華麗にスルー*2
その言語センスに痺れて憧れたデュエリストは数知れない。
リアリストはガトリング・オーガと共に彼の代名詞となっている。

因みに遊星&鬼柳戦での変則1VS2戦ではハンデとしてロットンは初期手札を10枚も要求。
パラドックスや超官、そしてアポリアは紳士的な条件で戦っているのに対して日米和親条約やTPPレベルに自分に有利な条件を要求する(実際遊星もロットンに有利過ぎる条件である事を言及している)あたり、ロットンのリアリストっぷりがよく分かる。

【活躍】

鬼柳を強制労働送りから救おうとした遊星がバーバラの裏切りに遭い、電撃銃で動けなくされたタイミングでDホイールに乗りながら登場。
片手間で敵対していたラモンファミリーのボスであるラモンを上記のガトリング・オーガ1キルで瞬殺するという鮮烈なデビューをかました。
遊星と鬼柳、ラモンを炭鉱での強制労働送りにした事で、クラッシュタウンはあっという間にマルコムファミリーの手に落ちる。

しかしこれで満足しなかったのがロットンという男。
マルコムファミリーが酒宴で浮かれる中、鹵獲したはずの遊星のDホイール「遊星号」がいつのまにか消えているのに気づくと*3鬼柳と遊星に危険を感じ取ったのか、二人を自らの手で始末するべく部下数名と共に追撃を開始。
果たして遊星達はまさに炭鉱を脱出しようとしていた所であり、鬼柳を逃がそうとした遊星と坑道で熾烈なライディングデュエルを繰り広げる。
エフェクト・ヴェーラー」で必殺の1ターンキルを防がれるが、最後はデュエルを放り投げて遊星と鬼柳ごと坑道をリアルダイナマイトで爆破。
遊星と鬼柳が谷底へと落下したのを見届けると、クラッシュタウンで酔いつぶれていた兄マルコムを裏切り、ファミリー諸共町を支配しようとする。

しかし何故か五体満足どころかほぼ無傷で生きていた鬼柳と遊星が帰還。
捕らわれていたニコとウェスト姉弟、そしてクラッシュタウンを解放するため、ロットンに2対1の変則タッグデュエルを挑む。
ロットンは前述の通り初期手札10枚のハンデでこれを受け、またしても先攻1ターン目でコンボパーツを揃え鬼柳に1ターンキルを仕掛けるが、「ライフが0になっても敗北にならない」というトンデモカード「インフェルニティ・ゼロ」により失敗。
風前の灯となりながらもあがきを見せる鬼柳と援護に徹する遊星に対し、ロットンもカードアドバンテージを大きく消費した事でデュエルは互角の様相を見せる。

しかし予想外の事態が起きる。鬼柳を中々仕留められない事に業を煮やしたバーバラがニコとウェストを人質にとり、サレンダーを要求してきたのだ。
リアリストだったロットンもこれに乗っかり、人質によって手が出せない鬼柳と遊星は窮地に陥る。
だがそこへかつてチームサティスファクションの仲間だったジャッククロウが救援に駆けつけ、更に牛尾率いる治安維持局によってクラッシュタウンの一斉摘発が始まった事で形勢が逆転。
もはや実力行使も無意味と悟ったロットンは街全体に仕掛けた\ダイナマイト/を爆発させ、バーバラをも見捨てて一人Dホイールで逃走を図る。
しかしデュエリストである鬼柳はそれを許さず、遊星号で追い掛けて来た鬼柳に「1ターンで(鬼柳が)勝てなければ見逃す」という条件を提示され、デュエルを再開。
決着は鬼柳の「インフェルニティ・デス・ガンマン」のロシアンルーレット効果に委ねられる事となった。

デス・ガンマンの効果は鬼柳が効果ダメージを受ける場合、そのダメージを無効にしつつ相手に賭けを行うかどうかを選ばせる。
鬼柳がカードを1枚ドローし、モンスターの場合は鬼柳がダメージを受けて負け、それ以外の場合はロットンがダメージを受けて負け。
もし賭けを拒否した場合、そのターン鬼柳は一切の効果ダメージを受けなくなる。
前のターンに鬼柳の魔法カード「バレット&カートリッジ」がデッキトップに戻るのを確認していたロットンは勝利を確信し引き金を引かせるが…



モンスターカード!「インフェルニティ・クライマー」!

なんだって!?そんなバカな事が!


鬼柳がドローしたのはモンスターカード。
実は「インフェルニティ・デス・ガンマン」の効果発動時に墓地の「インフェルニティ・クライマー」の効果も発動しており、その効果は「手札0枚の時にデッキトップに戻る」。
鬼柳は両方の効果の発動を宣言していたのだが、目先の勝利に囚われたロットンはそれを見逃してしまっていた。*4

後悔の叫びをあげるも時すでに遅く、荒野に響き渡る銃声。
銃弾を撒き散らす暴虐の悪魔は、誇り高き死神の一発の銃弾によって倒されたのだった。


この...死神が......ッ!


エピローグではバーバラ共々セキュリティに逮捕されている。
強気な態度で悪態をつき続けるバーバラに対し、完全に観念したのか目を閉じ無言のまま連行されていった。

メタ的に言えば遊戯王世界において程度の差はあれど、この手のリアリストは脚本家の意思によってまともな末路を辿らない宿命にある。
ただロットンが本当の決闘者であれば、鬼柳が宣言した「インフェルニティ・クライマー」の言葉に間違いなく気付けた筈なのである。*5
つまり勝負の明暗を分けたのは鬼柳が本物の決闘者であったこととロットンが決闘者ではなかったということ、この差である。
そのことを最後まで理解出来ず鬼柳の決闘者として決着をつけるという誇りすらも「下らない」と一蹴するリアリストであったことが彼にとって最大の敗因だった。


【主な台詞】

  • 「イヤッッホォォォオオォオウ!」
Dホイールで爆走しながら放った初台詞。
それにしてもこの男、ノリノリである。
  • 「ファイヤー!」
ガトリング・オーガの効果使用時。
ロングバレル・オーガの効果を使う時にもライフルを撃つような構えをして見せるあたり、意外とロマンチスト。
  • 「轢き潰して、粗挽き肉団子にしてくれるぜぇ!」
90話の次回予告。
クラッシュタウン編名物カオス予告の一つであり、当然本編では一度も言っていない。
シュールな言い回し故によくネタにされているが、要はミンチにしてやるというカードゲームアニメとは思えない過激発言であり、遊星も「こんなキレたやつだったとは」とドン引きしている。
  • 「今日からこの町はロットンタウンだ!」
兄マルコムを縛り上げ、クラッシュタウンの支配者となった事を宣言。
直前にマルコムが町名を「バーバラタウン」に改名したため、クラッシュタウンは1日で2回も名前を変える羽目になった。
その後鬼柳が「サティスファクションタウン」に改名し、3回に更新された。
  • 「なんだと!?そんなバカなモンスターがいてたまるか!」
鬼柳のモンスター「インフェルニティ・ゼロ」に対して。
「ライフが0になっても敗北にならない」という、デュエルのルールを根本からひっくり返す効果を考えれば至極真っ当な感想なのだが、当のロットン自身が使用するガトリング・オーガもアニメルールではかなりのバカモンスターなのでお互い様である。
  • 「エフェクト・ヴェーラー!貴様の手にあるのは知ってるぜ!」
「遊星&鬼柳 vs ロットン」戦にて。遊星の手札にあった「エフェクト・ヴェーラー」を罠カード「ピンポイント・シュート」でハンデスしながら。そりゃあんなジロジロ手札見てたらねぇ...
  • 「リアリストだ(キリッ」
上記参照。
  • 「引けよ…引鉄を…!」
「インフェルニティ・デス・ガンマン」の効果によるギャンブルを承諾した際の台詞。
「カードを引く」と「引き金を引く」をかけているのがクラッシュタウン編らしくオサレ。


【ゲーム作品において】

DS版(WCS2011)でクラッシュタウン編の終盤に登場。プレイヤーと鬼柳を相手に1vs2の変則デュエルを行う。
相変わらず初期手札10枚要求&フルバーンデッキを使用し先攻ワンキルを狙う強敵。
アニメと違いライフは8000だが鬼柳とライフが共有かつ、ターン進行が自分→ロットン→鬼柳→ロットン…のようにロットンにターンが回る回数が増えているためルール的には状況はより悪くなっている。
クラッシュタウンでは先攻を決める方法として早押しミニゲーム(アニメ版の早撃ちを再現したもの)が採用されているため、ここできっちり先攻を押さえれやりようはある。
構築がアニメ以上にバーンにガン寄せしているためデス・ウォンバットやマテリアルドラゴンを立てられると機能停止してしまうが、ヴォルカニック・クイーンには注意が必要。
またハンデの内容を逆手に取り大暴落を発動し手札が2枚になるハンデスを行うと、深刻な火力不足陥るためほぼ勝ったも同然の状況になる。
またOCG未実装のガトリング・オーガに代わり、アニメでも採用していた仕込みマシンガンを切り札に設定していた。

最終章に突入すると収容所で自由に対戦できるようになる。
デッキは変則デュエルで使ったものと同じなのだが、ルールは普通のものになる。
それでもフルバーンなので引きが良ければ普通に焼き切られる可能性はあるが、ロックカードはなく火の粉やファイヤー・ボールなど舐めプ質の悪いバーンカードも複数投入されているため火力不足に陥ることも多い。
そのためデュエリストの強さを示すレートの高さの割に弱いため、DP稼ぎに使いやすい相手となっている。


漫画版5D's



きれいなロットン


……これでは全くわからないので簡単に解説。

クラッシュタウンの存在しないフィール版のサテライトを走るライディング・デュエリストの一人で、
コミックス8巻での「遊星VS闇セクト」中に遊星の回想で登場。

使用するデッキはアニメ同様の「鬼関銃(ガトリング・オーガ)」だが、
ひたすら強さを求めていた遊星には相手にされなかった(会話の内容によればどうやら直前の決闘疾走で負けた模様。当然このときは遊星とデュエルしていない)。

が、ストイックが過ぎて孤立した遊星に愛想を尽かし、他の決闘疾走者共々相手にしなくなっていた。
また、この時期からセクトとは悪友に近い間柄だったらしく(セクト自身は「見下されている」と爆発していたが)、アニメとは180°違うキャラクターとなっていた。

その後、初勝利を飾ったセクトが弟分に収まって遊星が丸くなったことで和解した模様。
和解前のロットンの遊星への態度は明らかに遊星のほうに非があったので、セクトを含めた他の面々との関係を考えてもアニメよりかなりきれいである。


【余談】

強さ

アニメ遊戯王至上初となる先攻1ターンキルのインパクトの強さからガトリング・オーガのイメージが強いが、3回行われたデュエルで使用されたカードを見てみると、
  • ガトリング・オーガの弱点である展開系デッキをメタる「狭小の地下道」「バックアタック・アンブッシュ」
  • 「スキル・サクセサー」「ダイナマイト・ウォール」等の墓地で発動する効果を持つ罠カード
  • 墓地の魔法カードをコストとして利用しつつ手札を補充する「埋葬呪文の宝札」
  • ガトリング・オーガの上位種であり、弾無しでも使えるバーン効果を持つ「フルアーマー・オーガ」「ビッグ・キャノン・オーガ」「ロングバレル・オーガ」
という風に一定のシナジーを持たせつつ先攻1ターンキルに失敗した場合のサブプランとしても機能する様構築されており、決してガトリング・オーガ1枚の強さにかまけていない。
「vs遊星」戦でも「俺の勝利のシナリオはいくつも用意されている」と豪語しており、実際に同デュエルでは即座にロックバーン戦術に切り替えて遊星を苦しめている。
更に一度デュエルしただけの相手の手札を挙動だけで当てたり、挑発を受けてもあくまで自分のペースを貫く等、本人も心理戦に強いのが厄介さに拍車をかけている。

単発エピソードの悪役でありながら本気のシグナーと元ダークシグナーを相手に渡り合ったデッキ構築センスとデュエルタクティクスは評価が高く、あのチームユニコーンにも引けを取らない強敵とも言われている。
特に「遊星&鬼柳 vs ロットン」戦は「先攻1ターンキルを手札誘発で阻止する」「手札誘発を別のカードで対処して妨害をかわす」という現代遊戯王の先駆けともいうべき空中戦もどきが繰り広げられており、現実のカードゲームにおいても大きな影響を与えた存在と言える...かもしれない。

声優

CVを務めた岩崎氏はDMでは磯野、GXでは鮫島校長役*6をつとめており、5D'sまでで歴代主人公のフルネームを作中で発言した唯一の人物である。
残念ながらZEXALには参加しなかったが、ARC-Vには参加している。

DVDのBOXジャケット

彼が登場するクラッシュタウンは全7話という大ボリュームでBOX8巻はジャケットもガンマンスタイルの遊星と鬼柳、そしてデカデカと写るロットンとなっている。
クラッシュタウン編におけるボスキャラには違い無いのだが、基本的にBOXジャケットは本編主要キャラが飾ってる場合が多いので余計に異質感が際立つ形となっている。




追記・修正を全弾装填!

ファイヤー!


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最終更新:2025年06月14日 00:36

*1 2014年のルール改定にて先攻ドローはできなくなった。アニメの放送は改定前。

*2 因みに「最初から自分の勝利は見えてるからこれ以上付き合う理由はない」という理由で中断したが、実際のデュエルはロットンが明確に不利な状況であった。一応、今回もバーバラが先に中断をしかけたのが理由と言えば理由にはなるが。ロットン本人もバーバラの行動・提案には少し思うところがあるような反応自体はしていた。

*3 鬼柳を慕うニコとウェストの2人がマルコムファミリーの目を盗んで運び出していた。

*4 鬼柳は「効果発動!」とだけ宣言し効果の内容を説明していないが、実際のゲームでは当然説明しなければダメである。ただ、アニメは同デュエルで遊星がやった様に「罠カードを発動していた!」がまかりとおる世界であり、効果を確認しなかったロットンにも一応非はある。

*5 鬼柳もそこを見抜いて最後の勝負をロットンに決めさせた節がある

*6 奇しくもデュエルをやったことがあるキャラかつオーガ繋がりである。