ロットン(遊戯王5D's)

登録日:2012/02/17(金) 04:11:34
更新日:2024/10/11 Fri 21:27:02
所要時間:約 5 分で読めます




ロットンとは遊戯王5D'sの登場人物。
CV:岩崎征実

腹筋クラッシュタウン編で登場したゲストキャラクターでマルコムの弟。
デュエルの修行の旅から帰ってきたばかりでマルコムのクラッシュタウンの覇権争いに手を貸すことになる。
ときには兄のマルコムを裏切ったりと冷酷な性格でもある。


追記・修正よろしくお願いします。

















   *   *
 *   + うそではないです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *








上で書いてある事は全て本当の事。
たかが本編と関係ない数話のゲストキャラに何故わざわざ項目が立てられるのか。
実はこのキャラクターは一部の遊戯王ファンから絶大な人気を誇るキャラなのである。



●目次

概要

・ロットンとガトリング・オーガ

ガトリング・オーガとはアニメオリジナルのカードである。
カードゲーム販促アニメで商品化されてないカードに何の意味があるんだと思うだろうが聞いて欲しい。

このモンスターカードはセットされた魔法カード1枚をコストに、
相手に800ポイントのダメージを与える効果を持っている。

アニメではライフポイントはOCGの半分である4000
つまり初手のドロー*1を含めた6枚のカードの内、
手札がもしこのカード1枚と魔法カード5だった場合、
合計4000のダメージ、つまりコンボパーツが揃えば1ターンキルが狙える。

ロットンはこの能力を最大限に生かし、なんと10年続くアニメ遊戯王で初めて先攻1ターンキルを達成した。
0ターンキルは既に達成されてたがな!

そもそもライフ4000と少なすぎるアニメでの大バーン系カードは必然最強なので、ロックバーン等のローバーンデッキこそあれど、
明確な1ターンキルが見込めるフルバーン使いはいなかったのだ。
そんななか、このお方はあろうことかアニメ遊戯王において暗黙のタブーであったフルバーンデッキを使うだけに留まらず、
さらなる絶対のタブーであった筈の初戦にフルバーンによる1ターンキゥをぶちかます雄姿により、
視聴者の度肝を抜く鮮烈のデビューをかまし、続けて遊星戦でも上記のコンボパーツを初手で揃え、
更に続けての遊星&鬼柳戦でも初手でコンボパーツを揃えた。

計3回連続で初手でコンボパーツを揃えるというカイザー亮レベルのドロー力も披露。

抵抗も許さず一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!と言わんばかりにガトリングをぶっ放し、
1ターンキゥを決めるその姿は神々しいことこの上なく、視聴者を釘付けにするには十分すぎた。

前述した通り商品化はされてないが、タッグフォースではデータ化されているのでゲームで満足しようぜ!!!

・ロットンとリアリスト

ロットンの凄さはこれだけではない。
デュエルが不利と見れば手段を選ばず、何と懐に隠した\ダイナマイト/を爆発させてデュエルを中断させるという
どこぞの高性能じいちゃんが憤りそうな英断を2度も下した。
なお最初のダイナマイトの際は自分も吹っ飛ばされる姿を見せ視聴者の腹筋も爆破した。
一応防御体勢を取ってはいたが迫真の悲鳴から自分がふっ飛ばされる前提だったかは見て取れない。

このアニメではどんなこともデュエルで物事を決めるという暗黙の了解がある。
喧嘩はモチロン企業や学校の存続、果ては世界の崩壊すらデュエルの勝敗で決められる。
何を言ってるのかよく分からないと思うがカードゲーム販促アニメとしてはある意味自然な話ではある。

そのタブーを破ったロットンに対し鬼柳は
「お前までもがそんな汚ぇ真似しやがるのか!それでもデュエリストか!」
と怒りを露わにしたが、それに対してロットンは

「リアリストだ(キリッ」

と洒落の効いた言葉で華麗にスルー。
その言語センスに痺れて憧れたデュエリストは数知れない。

リアリストはガトリング・オーガと共に彼の代名詞となっている。


因みに遊星&鬼柳戦での変則1VS2戦ではハンデとしてロットンは初期手札を10枚も要求。
パラドックスや超官、そしてアポリアは紳士的な条件で戦っているのに対して日米和親条約やTPPレベルに自分に有利な条件を要求するあたり、
ロットンのリアリストっぷりがよく分かる。

活躍

ロットンの最後


遊星&鬼柳戦のデュエルを中断するために街全体に仕掛けた\ダイナマイト/を爆発させ逃走したが(テロリストだ)
デュエリストである鬼柳はそれを許さなかった。

追い掛けて来た鬼柳に捕まりデュエルの再開を要求され「1ターンで(鬼柳が)勝てなければ見逃す」という条件を飲みデュエルを再開する。

ロングバレルオーガの効果でインフェルニティデスドラゴンを破壊し、そのまま効果ダメージでとどめを刺そうとしたが、
インフェルニティデスガンマンの効果によりデッキトップを引かせるか否かを迫られる。

モンスターの場合は800ダメージを受けて負け、それ以外だったら勝ち、選択しなければダメージ0という状況で、
ロットンは前の状況から魔法カードと予想するが、デスガンマンと同時にインフェルニティクライマーの手札0の時、
デッキトップに戻すことができるという効果を発動しておりロットンは敗北した。

ちなみに鬼柳はちゃんと「デスガンマンとクライマーの効果を発動する」と宣言しているので、
いわゆる「俺はこのカードの効果を発動していた!」的な問題はない。
クライマーの効果を考えなかったのが敗因とも言える。

もっとも遊戯王世界において程度の差はあれど、この手のリアリストは脚本家の意思によってまともな末路を辿らない宿命にあるため、
そのことを自ずと理解できなかった事がリアリストである彼にとって最大の不幸であった...。

敗北後

我らが牛尾さんにゴヨウされた。
同じくゴヨウされたバーバラはセキュリティに対して強気な態度をとったのだが彼は無言で潔くゴヨウされた。
「リアリスト」である以上現実はしっかりと受け止め、もはや抵抗の意味はないと悟ったのだろう。


余談

ロングバレル・オーガの効果を使う時に彼はライフルを撃つような構えをしており、意外とかっこいい。ロットンもとんだロマンチストだな!
また、声優さんはDMでは磯野、GXでは鮫島校長役をつとめており、歴代主人公のフルネームを作中で発言した唯一の人物である。
だが、残念ながらZEXALには参加しなかった。ARC-Vには参加している。

ちなみにこいつと遊星の対戦は「先攻1ターンキルを手札誘発で阻止する」「手札誘発を別のカードで対処して妨害をかわす」という、現代遊戯王の先駆けともいうべき空中戦もどきが繰り広げられていた。

彼が登場するクラッシュタウンは全7話という大ボリュームでBOX7巻はジャケットもガンマンスタイルの遊星と鬼柳、そしてデカデカと写るロットンとなっている。
クラッシュタウン編におけるボスキャラには違い無いのだが、基本的にBOXジャケットは本編主要キャラが飾ってる場合が多いので余計に異質感が際立つ形となっている。

DS版(WCS2011)でもクラッシュタウン編の終盤に登場し、プレイヤーと鬼柳を相手に1vs2の変則デュエルを行った。相変わらず初期手札10枚要求&フルバーンデッキを使用し先攻ワンキルを狙う強敵。
クラッシュタウンでは先攻を決める方法として早押しミニゲーム(アニメ版の早撃ちを再現したもの)が採用されているため、ここできっちり先攻を押さえれやりようはある。
またOCG未実装のガトリング・オーガに代わり、アニメでも採用していた仕込みマシンガンを切り札に設定していた。

  • ロットンの主な台詞
「イヤッッホォォォオオォオウ!」
「ファイヤー!」
「粗挽き肉団子にしてやるぜぇえ!」(ただし予告のみ)
「今日からこの町はロットンタウンだ!」
エフェクト・ヴェーラー!貴様の手にあるのは知ってるぜ!」
「リアリストだ(キリッ」
「引けよ…引鉄を…!」


漫画版5D's



きれいなロットン


……これでは全くわからないので簡単に解説。

クラッシュタウンの存在しないフィール版のサテライトを走るライディング・デュエリストの一人で、
コミックス8巻での「遊星VS闇セクト」中に遊星の回想で登場。

使用するデッキはアニメ同様の「鬼関銃(ガトリング・オーガ)」だが、
ひたすら強さを求めていた遊星には相手にされなかった(会話の内容によればどうやら直前の決闘疾走で負けた模様。当然このときは遊星とデュエルしていない)。

が、ストイックが過ぎて孤立した遊星に愛想を尽かし、他の決闘疾走者共々相手にしなくなっていた。
また、この時期からセクトとは悪友に近い間柄だったらしく(セクト自身は「見下されている」と爆発していたが)、アニメとは180°違うキャラクターとなっていた。

その後、初勝利を飾ったセクトが弟分に収まって遊星が丸くなったことで和解した模様。
和解前のロットンの遊星への態度は明らかに遊星のほうに非があったので、セクトを含めた他の面々との関係を考えてもアニメよりかなりきれいである。




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最終更新:2024年10月11日 21:27

*1 2014年のルール改定にて先攻ドローはできなくなった。アニメの放送はその前。