登録日:2020/12/09 Wed 21:07:05
更新日:2025/04/26 Sat 13:03:43
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次なる世界へ!!その為の破滅へ!!その引き金を私が引くのだよ!
●目次
【概要】
占い師兼
エド・フェニックスのマネージャーを務める男性。
白髪混じりの青い長髪が特徴。一人称は「私」。
生まれつき
予知能力を持っていたため、妹の
萌えない巫女斎王
美寿知共々迫害されており、タロットカードが示した破滅の未来を変えるべく自身と同じく親を失くしたエドと出会う。
エドからは信頼されていた。
その後、とある占い客が見せたカードの影響で「破滅の光」に体を支配されてしまい、「光の結社」を組織し世界の破滅を目論むようになる。
なお、洗脳時の斎王の
顔芸は
色んな意味でものすごいのでよくネタにされる。
稀に一人称が「我」になり、顔色は悪化し、白目が薄黄色に置き換わり、頬がこけ、髪は逆立ち
子安さんがノリノリになるわ等々……。
人物像は『タッグフォース2』では『極めて冷静。すべて見通している彼ならではの余裕と、運命が見えすぎているあまりの悲しさが同居して、不思議な雰囲気に包まれている』と評されている。
実際に洞察力はかなり高く、
空気ネタで弄られはじめた三沢大地の頭脳を警戒し、彼には「光の結社」への勧誘を行っていない。
結局三沢は存在感を求めて自分から入ったがな。
デュエルアカデミアに転入してからは服はオベリスクブルー制服を改造したものを着用している。
たぶん10代のはず
だけど多い顔芸シーンと声優の怪演でそうは見えない。
【使用デッキ】
最強のカードは「アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD」。
別に
この人は
関係ない。
【作中での活躍】
2期
修学旅行編では、なんと
海馬瀬人と会って
海馬ランドの使用許可を求めた。
その目的は妹の美寿知を
海馬ランドの電脳世界に置き、十代とエドのどちらを運命の駒とするかを決定するためだったが、斎王の異変に気付いていた美寿知は十代とエドの両方に斎王本人の救出を求め、さらに斎王にこの件を報告することはなかった。
アカデミアで開催された大会・ジェネックスではオージーン王子とのデュエルに勝利し、世界を滅ぼす威力を持つレーザー衛星「ソーラ」の鍵を入手する。
ちなみに、このデュエルでは自分のターンが来る前にオージーンのライフを0にする「0ターンキル」をやってのけている。
その後、
遊城十代の活躍で万丈目や明日香達は解放されてしまうも、計画を止めることはなく、エドとのデュエルでは新たに覚醒した「アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER」で
D-HERO Bloo-Dもろとも撃破する。
そして、顔芸もえげつない
しかし、十代とのデュエルに敗北し破滅の光の呪縛から解放。
予知能力は失ったものの、以前の人格に戻ることができた。
なお、終盤では「ソーラ」がネオスとスペースザウルスに破壊されるという前代未聞の超展開が起きたが、
遊戯王ではよくあること。
4期
3期では療養中だったので未登場だったが、影丸と共に再登場し自らが察知した異変を十代に伝える。破滅の光から解放されたので、顔芸は披露しなくなった。
2期で十代に負けた後、破滅の光から解放されて美寿知と共に輝かしい新たな人生を送ることができると期待したのだが、予知能力を失ったことで未来への不安に囚われており、それを払しょくする強い力への渇望をどうしても捨てられなかった。
それでも具体的に行動を起こすことはなく静かに過ごしていたが、ダークネスによって美寿知を人質にとられたことで
ミスターTに断腸の思いで従うことになり、多数の爆弾が仕掛けられている
海馬コーポレーションで強引に十代とデュエルを行う。
デュエル前に十代のデッキに「アルカナフォース0-THE FOOL」を仕込むどこぞの
蠱野郎を
連想させる卑劣な行為を行ってまで勝利しようとするも、逆転され敗北。
ビルは爆発し美寿知と共にダークネスの世界へ消えていった。
ちなみに、デュエルの中で、自分が力を求めることから脱却できない愚かさについて、3期の十代が
覇王十代という力に溺れたことを指摘したが、それらを経験し心が大人へと成長した十代には「力とは自分の欲望を満たすものではなく、大いなる使命を果たすためのもの」と反論されている。
十代と
ダークネスの決戦後は現実世界へ帰還し、卒業後のパーティーに参加した。
KCビルがどうなったのかは不明
【破滅の光】
第2期において斎王に取り付いていた意識体。その正体は、宇宙を破壊と滅亡へ導く方向性の具現。
闇に満たされた宇宙において、命を抱き育む「正しき闇の力」とは対照的に、全てを光で満たし消し去ることを唯一目的としている。
その力は「光の波動」として宇宙に広がっており、物語開始の10年前にも地球に降り注いでいるが、ペガサスの推測では破滅の光の本体は数億年前にホワイトホールから出現した異次元の存在であり、地球の歴史においても数々の著名人に影響を与え、悲惨な出来事を引き起こして来たという。
この波動の影響を受けてしまった人物は思考がゆがめられ、全てを光で満たし消し去ることが至高の行いであるという思想に取り付かれる。
ネオスを始めとする正しき闇の勢力は破滅の光を倒すための一団であり、彼らを率いて破滅の光と戦う役目を負っているのが
覇王十代である。
意志総体は当初「D-HERO Bloo-D」のカードを受け皿として憑依しており、それを盗み出したDDが斎王に占ってもらった際にカードを抜け出し、斎王に取り付き完全に支配していた。
その後、十代に敗れたことで斎王の体からはじき出され、宇宙に逃亡。
しかし、光の波動を受けていたユベルが地球に帰還すると共に暗躍を開始しており、第3期異次元世界編では完全に破滅の光と同じ思考に陥っていた。
破滅の光本体が最終的にどうなったのかは不明だが、第4期の開始までに十代&ユベルによって倒されたと思われる。
【余談】
デュエルリンクスでは登場しているが、本編後にもかかわらず何故か光の結社時代のハイテンションがデフォ。
リンクスの設定的に、恐らくは当時のデータから再生されたコピーのようなものと思われる。
コイントスの結果次第で「サンダーボルト」を自分か相手に発揮する未OCGカード「スート・オブ・ソード X」も使用。
第二期では修学旅行で童実野町に行くことになり、そこで美寿知と戦うストーリーが展開されたが、
これはかつてGXとDMのクロスオーバー映画を企画していたが没になったものをアレンジしており、斎王はその劇場版のボスになる予定だったことが文庫本8巻のあとがきで明かされた。
斎王が
海馬コーポレーション本社で社長に会いに行くのも本編では展開の一つとして組み込まれており、実際に両者がぶつかり合うことはなかったがこの劇場版が仮に実現していたら斎王が
海馬コーポレーションや
童実野町を乗っ取り、遊戯と城之内、そして十代たちが組んでデュエルしていたことだろう。
ちなみに遊戯と十代が映画でコラボするのは、その数年後に後輩とともに実現することになる。
追記・修正は高い運命力を持ち、優れた顔芸ができる人がお願いします。
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- 東禅誠一(21) -- 名無しさん (2020-12-09 21:44:04)
- 子安声でTHE WORLD!? -- 名無しさん (2020-12-09 22:40:47)
- 0ターンキルを見てから思うのは、(OCG以外の)1ターンキルってただ手札が揃ってただけの「運の良い」だけの勝利が多いイメージなこと。 -- 名無しさん (2020-12-09 22:53:08)
- ↑そもそも先攻1キルが5D'sのロットンしかいない(特殊な例だとZEXALのドンやARCのズァークも近いか)。後攻1キルはそれを許した先攻側にも非がある -- 名無しさん (2020-12-09 23:37:24)
- もしかして旧Wikiには項目があったけど、サルベージに失敗してそのままになっていたパターン? -- 名無しさん (2020-12-10 19:04:11)
- ボーボボ並に子安がはっちゃけていたキャラ -- 名無しさん (2020-12-11 10:12:57)
- リンクスではデスペラードリボルバーを使って活躍中 -- 名無しさん (2020-12-11 18:46:57)
- DIO演じるよりだいぶ先なんだよな -- 名無しさん (2020-12-12 10:01:30)
- 中の人や野望的に銀魂とクロスオーバーしたら鬼兵隊と結託しそうだな -- 名無しさん (2021-11-25 23:09:42)
- 二期においての中の人のハイレベルな演技や『0ターンキル』や今や遊戯王名物の『顔芸』が未だに強く印象に残っている。 光と闇に翻弄されまくった存在だが、GX本編終了後は平穏な生活を送っていることだろう。 -- 名無しさん (2021-12-28 12:50:32)
- デュエルリンクスでは固有スキルが優秀な反面ザ・ワールドがプレイアブルじゃないのが… -- 名無しさん (2022-04-12 18:07:00)
- リンクスでは斎王が使うアルカナフォースに限りコイントスがアルカナ回転に変わる演出になってて芸が細かい -- 名無しさん (2025-03-22 22:19:42)
最終更新:2025年04月26日 13:03