精鋭兵ポーン

登録日:2012/03/04(日) 01:20:38
更新日:2025/04/26 Sat 17:32:29
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た〜のし〜い
け〜しん〜が








ぽーん!


◆概要
精鋭兵ポーンとは、イナズマイレブンGOに登場する化身の一体。
化身の固有技はドリブル技「マシンガンビート」。固有スキルは「みがるなからだ」で小柄キャラをコマンドバトルで有利にする。
チェスシリーズの化身であり、アニメでは区別されていないがゲームではB(ブラック)とW(ホワイト)が存在する。
ポーンチェスモンみたいだな


特に主要キャラや作中ストーリー上で目立つキャラが使う化身というわけではないのだが、何かとネタ性が高いこともあって存在感を放っている。
まず、ポーンなだけに使用者も作中最多。精鋭だけど量産型。まあ精鋭には「強くて勢いのいいこと」という意味もあるのでこれは問題ないのだろう。性能は弱過ぎるわけではないが強くもないといったところ。
問題はないのだが、やはり数の多さから何かと雑兵扱いされやすい。コロコロコミックの4コマでも雑兵扱いされた。
天馬「何だか他の化身と比べるとパッとしないね。」

剣城「量産型のザコって感じだな。」

天馬はともかくゲームだとそのザコ以下どころかむしろ下から数えた方が早い剣聖ランスロット持ちの剣城にだけは言われたくない。

一応これでも化身アタック80とドリブル技持ちの化身の中では天馬のペガサスとタイ2位の数値を持つ。
ただしKPがあまり高くないため、アタックとKPの両方が関わる(攻略本がまだ出ていないのでプレイヤーの体感暫定)コマンドバトルで強めの化身に当たると一撃で消し去られる。


続いて名称。ゲームを進めているとプレイヤーが最初に目にすることとなるチェスシリーズがポーンWとなる。
しかしB/W表記は名称よりフォントが小さいためにどうも単芝に見えてしまう。そんなもんだからつい書く側も小文字を使ってしまう。「精鋭兵ポーンw」


極めつけがその鬱陶しさ。
ラスボスチームはポーン持ちが複数おり、しかもCPUはプレイヤーにある10秒制限なしで化身を連発してくる。そして起こるのが上記の某CM曲の如きぽぽぽぽーん状態。
ちなみにゲームでは一度にフィールド上に出せる化身は3体までという制限があるのだが、アニメでは制限がないため4体同時出しで冗談で言われていたぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽおぽぽぽおぽぽぽぽぽぽーんを実現させてしまった。

鬱陶しさの一因は大体ストーリー終盤では燃費も良くそこそこ強力な必殺技持ちである霧野と狩屋(いずれもキャラ自身・技共に属性は林)をディフェンスの要として起用している人も多いことにある。
そんな2人に対して化身技がドリブルであり属性は火であるというポーンは化身が必殺技よりランク上なことに加えて相性も悪いため、ピンポイントでメタられることとなってしまった。

とまあここまで書けば厄介なのだが、結局フィールドプレイヤーが積極的に化身を出すと枠が埋まってしまいゴールキーパーが化身を出せなくなくなるという致命的な欠点持ちだったり。
慣れた人ならパス待ちして奪ったり必殺タクティクスで奪ったりと簡単に対応できる。むしろキーパーの賢王キングバーンは相当強力なので、そうやってフィールドプレイヤーの化身を潰さないようにしてGKを嬲る方が楽だったり。
どうしてもディフェンスしきれないのならいっそじーちゃんのアドバイスの如く「止められないなら、止めなければいいのかもしれんな」を実行するのもアリ。
育てたGKなら化身出すまでもなく必殺技で対応できたりする。まあそんな感じで鬱陶しいと言いつつ人によってはむしろ楽なのもネタ扱いの一因だったり。 

◆使用者
  • 井出乗数
別に猿系モチーフなキャラでもないのにドラミングしながら召喚となかなかに意味不明。
もう一人がなぜか野球の投球時みたいなポーズをしていたこともあってセットでネタにされた。
ただし他の海王学園の化身共々どうも天馬のペガサスに喰われた感が否めない。しかも井出本人はDFである。
コロコロの化身特集ではハブられた。W使い。

  • 青銅弾
何の因果か第2回五条勝祭りで謎の定期100組織票(しかもランキングにあまり影響は出ない程度)を獲得し、VIPPERたちに着目されていたキャラがポーン使いに。
さらにWiiで化身技を使用した際のCV:ゆりんでの「ダダダダダダッ」な掛け声も相まってその存在感が3DSプレイ層にも波及した。B使い。

  • ドラゴンリンクのFW勢
上記の通りぽぽぽぽーん。おかげでFWが全く化身シュート技を持たない状態になっているのでゴールの守りに関しては楽っちゃあ楽。全員W使い。

  • 三国太一
なんと我らがザル三国先輩もついにクロノストーンにて化身を習得した。
おまけに 化身アームド まで習得。Bの方なのでカリフラワーにはならなかった
とうとう自身も化身を得られたことに歓喜し、信助にお披露目した。

信助「三国さん…その化身は……」
「精鋭兵ポーンは、ドリブル化身です…」

上述の性能を見ればわかるが、ゴールキーパーという替えの利かないポジションにおいてこの化身は 全く役立たずである。
そのことにすぐさま気づき、苦い顔をした信助にそう告げられた時の三国の真顔は必見である。
さらに言うと、スキルは前述の通り小柄キャラを参照するので高身長の三国とは合っておらず、アームドして使おうにもポーンBはアームドの維持に必要なKPが低く、ポーンWや全ての火属性キーパー化身に劣っているという始末。

…まあこのイベントはパラレルワールドのものであり、本筋の三国先輩は結局化身なしである。
貴重な強化要素を全くかみ合わない、それも雑魚臭のするもので奪われてしまうよりむしろ安心すべきかもしれない。


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最終更新:2025年04月26日 17:32