ケビン(FE)

登録日:2010/10/15(金) 18:06:39
更新日:2022/02/08 Tue 22:06:49
所要時間:約 4 分で読めます




ファイアーエムブレムシリーズの『蒼炎の軌跡』『暁の女神』に登場する自軍ユニット。クラスは
蒼炎:アクスナイト→パラディン
暁:斧騎将(グレートナイト)黄金騎士(ゴールドナイト)

クリミア王国の騎士。
ティアマトとたまに間違われるが、シリーズ伝統の赤と緑の騎士の赤騎士。髪も鎧も真っ赤である。
緑騎士のオスカーとは士官学校時代の同期で、ケビンが一方的に「永遠の好敵手」として見ている。

性格も熱血漢、猪突猛進、忠義者、脳筋とFEシリーズの赤い騎士の王道をゆくものだが、彼の場合その熱血度合いが歴代屈指なのだ。



いつ何時も心は熱く、熱血を通り越し電波の領域。異常なテンションで暴走しもはや会話が成立しない。

主君であるクリミア王家と上司に絶対の忠誠を誓い上官のジョフレから「支給」された武器を家宝にする。

何事にも全力投球で
斧の素振りで瀕死に陥り、キルロイにトラウマを植え付ける。


…等、ネタキャラとして不動の地位を確率している。


【蒼炎】

○初期値と成長率、CCボーナス
アクスナイト LV12
HP-30(60)+3
力-11(50)+2
魔力-1(15)+2
技-10(50)+2
速さ-12(40)+2
幸運-8(25)
守備-10(40)+2
魔防-1(30)+3
移動-8+1
重量-33
体格-10+1
属性-風
スキル-一発屋
斧C

クリミア騎士団5番小隊隊長。デイン軍の侵攻の際はエリンシ王女の護衛としてガリアに亡命する手筈だったが、途中でデイン軍に追い付かれる。
王女は逃げる事に成功したが、隊は散り散りになりケビン一人が捕虜としてカントゥス城に囚監された。
だがエリンシアを救出したグレイル傭兵団が監獄を襲撃。オスカーと再会し脱獄する。

以後はアイクらと行動を共にし、デイン国内を制圧しクリミア国境を越えるまではたった一人のクリミア正規軍人としてエリンシアに付き従っていた。


登場は10章。他の捕虜同様最初は同盟軍だが、オスカーで話すと友軍に変わる。ノーマルモード、ハードモードでは彼がいる牢屋の扉を開ければクリア後に仲間入りするが、マニアックモードでは友軍にした後、脱出地点まで移動させる必要がある。

ユニット性能としては今作優遇ユニットの騎士系。典型的赤騎士成長で、力と耐久面に少々尖り鈍足気味でノーコン気味。
しかしノーコンは斧の武器特性によるものなので、CC後はどの武器を選んでも安定して戦える。前衛として一貫して使える優秀なユニット。

所持スキル「一発屋」は命中が半分になる代わりに必殺率が倍になるというもの。もちろん斧では殆ど当たりもしない。
正直パラディンになったらこれを捨てて「太陽」を覚えさせた方が壁として安定感が増すが、一部のMブレマーは今日もキラーアクス片手に一撃のロマンを求めケビンを突撃させている。

支援にも恵まれており、
ケビン→マーシャ→ヨファ→キルロイケビン
ケビン→マーシャ→タニス→オスカーケビン
の二通りの四角支援が組める。会話も面白いので是非見ておこう。


【暁の女神】

○初期値と成長率、CCボーナス
斧騎将(グレートナイト) LV11
HP-41(75)+4
力-21(60)+2
魔力-6(15)+4
技-20(40)+2
速さ-20(30)+2
幸運-16(30)
守備-18(60)+2
魔防-11(25)+4
移動-9
重量-36+1
体格-11
属性-風
スキル-一発屋・再移動
斧A

功績を認められてか、クリミア王宮騎士団の副長にまで出世。
以前にまして電波に磨きがかかり上司のジョフレでは対応できないレベルになってしまった。
…いや、元からか。


登場する章は、2部3章、終章、3部9章からは13章以外と、4部は所属隊の話で。
ただし3部10章は同盟軍、12章はデイン側の話なので敵軍として登場する。

ベグニオン神使派・ラグズ連合・クリミアで結成された皇帝軍ではジョフレが本国に残ったため、クリミア隊で一番偉い人間という事になる。
それでいいのかしょーぐん…

クリミア軍は騎士系が弱体化され、登場章も少なめになったためかなり不遇。
だが、イベントで銀の斧や治癒の書が手に入り、高めの攻撃力と耐久でクリミア軍の要として、傭兵団と合流後でも育てる気さえあれば十分戦えるという勝ち組。
成長は相変わらずとなっている。

4部終章でも十分使えるが、最強の斧ウルヴァンは同じく硬くて強くて移動力のあるハールに奪われやすい。
奥義『太陽』で自力回復できるところを活かしたい。


【余談】

猪突猛進な性格や一人だけ捕虜になったこと等から、二次では真っ先に突撃して敵に囲まれたり落とし穴に嵌まったりしっこくハウスの餌食にされたりに潰されたり…
…自業自得な不幸キャラというポジションが多い。


熱血すぎて忘れがちだが真面目な性格。自分の武具や愛馬もただの道具ではなく戦友であると考え大切に扱っている。
また集中力が高く、馬術の訓練に明け暮れてオスカーの退役に半年間気付かなかったり、素振りをしていて横で呼ばれているのに半刻気付かなかったりしている。

ファンからは何故か『ケビン酸』の愛称で親しまれている。



暁EDでの二つ名は『剛の騎士』。オスカーとは対となっている。


『われこそは、クリミア王国王宮騎士、追記・修正を頼むなり』

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最終更新:2022年02月08日 22:06