キルロイ(FE)

登録日:2010/02/04(木) 21:58:03
更新日:2025/01/23 Thu 11:50:00
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ファイアーエムブレム』シリーズの『蒼炎の軌跡』『暁の女神』に登場する神官。
主人公アイク率いるグレイル傭兵団の一員。

CV:浜田賢二(『FEヒーローズ』)

クラス
【『蒼炎』】
神官→司祭

【『暁』】
司祭(ビショップ)聖者(セイント)



虚弱体質だが、優しく穏やか且つしっかりしとした性格で、バイオリズムが文字通り安定する【安定】のスキルを持つ。
任務中に深手を負ったティアマトを助けたことが縁で傭兵団に入った。
少ない給金の中から故郷の親に仕送りをしているという親孝行な一面も。

○初期値と成長率、CCボーナス(蒼炎)
神官 LV4
HP-20(40)+3
力-0(5)+1
魔力-8(60)+3
技-7(50)+2
速さ-4(40)+2
幸運-6(50)
守備-0(25)+2
魔防-12(55)+3
移動-5+1
重量-8
体格-8+1
属性-炎
スキル-安定
杖D

2章「救出」から参戦。ミストが参戦するまで回復役は彼一人。
『蒼炎』では昇格すると味方ユニット中唯一の光魔法の使い手となる。
本作では杖と光魔法のレベルが共通する仕様なので、杖レベルが高い状態でCCすれば、すぐに高位魔法が扱える。
だが下手に重い高位魔法書を持たせていると、攻速を左右する力の初期値が0なうえ殆ど伸びないため、攻速が落ちて追撃を受けがちなので注意したい。
なお今作には闇魔法が登場しないため、光魔法は相性に左右されない独立した存在となっている。

速さが低いとよく言われるが、成長率はセネリオミストと同等なので特に悪くはない。
ただ、初期値が味方ユニット内ワースト4であることや、上限値が低めの25であることはやはりネックであろう。
前線向きとは言えないため、CC後でも杖を中心に扱い魔道書は保険として持たせるくらいがちょうど良い。

特筆すべきは、魔力と魔防の成長率が非常に優秀なこと。
2ch内では『蒼炎』第25章の敵将グローメル(通称:ボルトアクス将軍)の宿敵という扱いを受けており、「魔王(魔防王)キルロイ」の異名を持つ。
ボルトキラー筆頭と言えば彼のことである。

ちなみに最強の光魔法レクスオーラは終章のモブ司祭が使っているが、ドロップアイテムではないので倒しても入手できない。
しかしサイレスをかけてから少しダメージを与え、傷薬などを使わせてからスリープをかけると装備が外れているのでフォルカに盗ませることができる。
トライアルマップで存分に活用してやろう。

『蒼炎』での支援相手はティアマト、ワユ、ヨファ、ケビン、ウルキ。
キルロイ-ヨファ-ミスト-ティアマト-キルロイで四角支援が組める。

ティアマトやヨファからは度々体調を心配されるが、逆にキルロイをいたわってくれるのはこの2人だけである。
ワユからは勝手に運命のライバルとして目をつけられ、ありそうにない剣士や戦士の素質を見出だされたりマージナイトへの転職を勧められたり、いつの間にか運命の人にすり替えられて悶々とさせられたり。
ケビンには、素振りの最中勢い余ってケビンの側頭部に斧が刺さって担ぎ込まれるという、とんでもないトラウマを植え付けられてしまった。
一方でラグズの鷹の民ウルキに対しては、空への憧れから逆に彼を振り回している。

『暁の女神』でも引き続きグレイル傭兵団に所属し、第三部序章「大侵攻」から参戦。
アイクとワユの鍛錬後の回復役に引っ張り出されるなどしている。

○初期値と成長率、CCボーナス(『暁』)
司祭(ビショップ) LV3
HP-27(40)+4
力-8(25)+4
魔力-23(65)+2
技-16(35)+2
速さ-14(35)+2
幸運-216(60)
守備-7(20)+5
魔防-24(75)+2
移動-6
重量-9
体格-9
属性-炎
スキル-体当たり
光C杖A

前作の初期スキル【安定】が撤廃され、個人スキルなしっ子になってしまった。
なお今作では前作より速さの成長率が下がった上に、初期値まで悲惨と鈍足にもほどがあるため、ユニットとしては非常に残念な性能。
ついでに闇魔法が登場した関係で相性に組み込まれることになったが、実際は苦手な炎・風・雷魔法使いとの戦闘が殆どなので不利になっている。
それでも4部終章では精霊に囲まれようと傷一つつかないあたり、魔防王の健在ぶりがうかがえる。

しかし、終章では性能的にキルロイの上位互換であるミカヤが強制出撃なので留守番になりがち。
ローラやオリヴァーも含め、聖者(セイント)になるユニットはミカヤに力以外の上限で劣り、個人スキルや専用武器も持たない。
だが、キルロイに至っては 成長率も力以外一つも勝る点がない ためお話にならない。魔法系に力があって何の意味があるのか……。
一応ミカヤが光魔法、キルロイが杖担当と役割分担したり、パージやリザイアをミカヤと交互に使う、という役割分担で使えないこともないが、
光魔法はレクスオーラ以外別にサナキでも使えるし、最強の杖マトローナとリザーブ(と、ラストマップ限定の女神の杖)以外の杖なら大賢者でも使えてしまう……。
一応、終章Area3以降はユンヌの加護を付与した武器以外は敵に通用せず実質的に使用不可になるので、サナキに炎魔法等を使わせる前提でかつレクスオーラ以外にリザイアやパージに加護を付けるなら聖者にも出番はある。
しかし、育ち切った時の上限値は聖者(女)のローラの方が優秀で、加護だけを付けてミカヤに渡す役目なら最初から光魔法レベルS(ついでに最初から最上級職なので速さをドーピングすればお助け役として戦えなくもない)オリヴァーで十分である。
キルロイのアドバンテージとしてはティアマトと絆支援があることと唯一前作で支援を組めるのでデータ引き継ぎで絆支援効果を強化できることだが、キルロイのためにそこまでするプレイヤーがどれだけいるか…。

『ヒーローズ』の中の人は、『覚醒』にてグレゴとレンハ、『if』にてアサマ、『風花雪月』にてハンネマンを演じている。

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最終更新:2025年01月23日 11:50