登録日:2014/01/23 Thu 23:59:38
更新日:2025/03/25 Tue 21:05:33
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そのゴーレムは、決して無敵という訳ではない。
むしろ、如何なる方法で死すのかを刻み込まなければならない。
僕が作るゴーレムは生を獲得する。だからこそ、死ぬ。
ゴーレムとは、ただ単に土人形を動かすだけの術式ではない。
ゴーレムとは、生命の創造……即ち、原初の人間の模倣である。
●目次
◆データ
真名:アヴィケブロン
マスター:
ロシェ・フレイン・ユグドミレニア
身長:161cm
体重:52kg
属性:秩序・中庸
性別:男性
血液型:不明
誕生日:不明
特技:詩
好きなもの:孤独
苦手なもの:衆目
イメージカラー:菫色
天敵:ジーク
パラメーター
筋力 |
耐久 |
敏捷 |
魔力 |
幸運 |
宝具 |
E |
E |
D |
A |
B |
A+ |
◇クラス別スキル
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
ゴーレムの鋳造に一点特化した“工場”の形成が可能。
道具作成:B+
魔力を帯びた器具を作成できる。
キャスターのスキルはゴーレムに特化しており、それ以外は何も作ることができない。
◇固有スキル
数秘術:B
魔術系統の一つ、カバラ。
ノタリコンによる短縮詠唱を組み合わせることにより、複数のゴーレムに複数のコマンドを一度に打ち込むことができる。
高速詠唱:B+
魔術詠唱を早める技術。
FGOで追加された新スキルその1。
平穏の無花果:EX
伝説によると彼の詩才を嫉んだある男によって殺され、イチジクの樹の根元に埋められたとされる。
イチジクがあまりに甘美な実をつけるのを不思議に思った人間たちが掘り返し、男の罪が露見したと伝えられている。
FGOで追加された新スキルその2。
◆概要
正式版にて参戦した新サーヴァント。
実は『Apocrypha』オンラインゲーム構想時の設定段階で検討されていたが没になり、それを小説化にあたって
東出氏が復活させた。
肌が弱いため常にローブで全身を覆い、人と目を合わせることすら億劫がって仮面を被っている程の厭世家。
ただ伝承ほど病的な人間嫌いではなく、マスターのロシェやスポンサーの
ダーニックとは普通に会話している。
マスターのロシェとは良好な関係を築いており、ロシェは自分を遥かに上回るゴーレム使いであるアヴィケブロンを絶対的な崇拝と尊敬の対象として『先生』と呼び慕っており、
工房でアヴィケブロンの手伝いをすることを心からの喜びとしている。
アヴィケブロンもそれに対して悪い気はしておらず、聖杯大戦の最中もロシェに対して技術を教授するなど、良い関係を築いていた。今まで子供とは縁がなく、懐かれることに困惑はしていたが、ロシェのことは生前だったら弟子にしていたほど。
真名のアヴィケブロンはペンネームのようなもので、本名はソロモン・ベン・イェフダー・イブン・ガビロール(Solomon ibn Gabirol)。
十一世紀の詩人にして哲学者。
古代ギリシャやアラビア、ユダヤの学問や智慧をヨーロッパ文化圏に紹介した人物。
彼の著作は後の中世ヨーロッパ思想に大きな影響を与えた。
彼の魔術はゴーレムに特化しており、彼が作り出したゴーレムは低級のサーヴァントに匹敵する。
また、大量のゴーレムを稼働させる際には術式を仕込んで自律制御させているが、彼が直に操ったゴーレム達は一級のサーヴァントに引けを取らない精度で動くようになる。
ただし、その製造には滅茶苦茶金が掛かる。
しかも本人はゴーレムを作る以外はほとんど何もできないため、金持ちのマスターでなければまるで実力を発揮させることができなくなる。
赤いあくまが呼び出していたら発狂していたかもしれない。
とはいえユグドミレニア家は十分以上の資産を備えていたため、大量生産に成功しており、千体以上のゴーレムを兵隊として配置している。
以下ネタバレ
地に生まれ、風を呑み、水を充たす
火を振るえば、病は去れり。不仁は己が頭蓋を砕き、義は己が血を清浄へと導かん
雲峰の如き巨躯は、巌の如く堅牢で。万民を守護し、万民を統括し、万民を支配する貌を持つ
汝は土塊にして土塊にあらず。汝は人間にして人間にあらず。汝は楽園に佇む者、楽園を統治する者、楽園に導く者。汝は我らが夢、我らが希望、我らの愛
聖霊を抱く汝の名は、原初の人間なり
『王冠:叡智の光』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大補足:100人
五大元素接続。土塊に生命と武器を。生み出す楽園にて、受難の民を導き給え。
『王冠:叡智の光』!!
全てのカバリストが目指す極地である至高のゴーレム。
ゴーレムという秘術が持つ本来の意味を極限まで追求した最も原典に忠実なゴーレム。
生前のアヴィケブロンがその完成を夢見、果たせぬまま終わった“未完成の宝具”である。
本来、宝具とはそれ自体が完成した不滅の概念武装と言える代物だが、
「未完成であることに、伝承として語り継がれる理由、意義があったもの」「英霊個人が保有するには巨大すぎるもの」
の場合、後から作成しなければならないものがある。
この宝具の場合、上記条件の両方を有している。
その正体は
存在するだけで世界を書き換える自律式固有結界。
ゴーレムとは本来、神が人間を生み出した秘術の再現であり、その究極とはアダムを再臨させることを意味する。
完成したゴーレムはそこに存在するだけで在りし日の『楽園(エデン)』へと世界を塗り替え、大地はかつての豊かさを取り戻し、生命はその礎となるために自ら原初の人の糧となる。
そして大地からの祝福によって無限の再生力を獲得し、楽園の領域が広がるほどに体躯も
巨大化、1時間毎に全長が倍増していき最終的に約1000m(960mではなく1000m超え)サイズに進化。
また、楽園の領域が広がるほどにその再生力は加速度的に増していき、いずれ傷つける事すらできない不可侵の存在となる。
逆に言えば、今の荒廃した大地では満足に力を発揮できないということでもある。
が、初期状態の15mサイズでも高い再生能力を持つ上、驚異的な速度で戦闘における思考や技量を成長させていく。
最初はただ力任せに暴れる巨人だが、手にした黒曜石の剣の操り方や立ち回り等を凄まじい早さで向上させていき、四人の上級サーヴァント達を一度に相手取り、追い詰めた。
◆聖杯大戦での活躍
“黒”の
サーヴァントとして召喚され、ユグドミレニア家の資産を用いて兵隊となるゴーレムを多数製造。
ゴーレムの性能は、高いものだと一流のサーヴァントたる
モードレッド相手に数回打ち合えるほど。
他にもユグドミレニア家のリーダーを務める
ヴラド公には、馬型のゴーレムを提供。
赤のバーサーカーを捕縛した際には、暫定的にマスター権限を書き換えアヴィケブロンがマスターとなった。
赤のバーサーカーを解放した際は、アヴィケブロンが非力だったこと・赤のバーサーカーの現界に必要だったこと、他に「倒すべき圧政者」が戦場にいたおかげでマスターながらも殺されずに済んでいる。
そして、『楽園(エデン)』を作り出すという悲願でもある『王冠・叡智の光』建造を大戦中に狙っていたアヴィケブロンだが、それには大量の魔力が必要になり、加えてこの宝具を起動させるためには『炉心』として一級の魔術師を組み込む必要があった。
当初アヴィケブロンは
ジークを『炉心』の候補に狙っていたが、彼が逃亡したために諦めざるを得なくなり、しょうがないからゴルドで我慢しようとしていた。
魔術師としての能力を考えるならロシェが最適ではあったが、自陣の貴重な戦力でもあるためダーニックには却下されるだろうし、何より自身の現界に不可欠なロシェを炉心にすることは出来ない。
という打算的な判断故の自粛と妥協であり、弟子への愛情といったことは理由ではない。
しかしその直後に大聖杯が
シロウ・コトミネに奪われ、彼が大聖杯から大量の魔力を得たことでこれ幸いと鞍替え。
『炉心』として最適な魔術師――――ロシェを宝具に組み込むことを決める。
確かにアヴィケブロンはロシェに対して好意的な感情を持っており、罪悪感は有ったが、それは自分が生前どうしても達成できなかった悲願を諦めるほどのものではなかったのだ。
そしてアヴィケブロンの要請によって何の疑いもなく宝具を起動させる準備を整えたロシェはそのまま『炉心』にされ、『王冠・叡智の光』が起動。
アヴィケブロンはその姿を現したままミレニア城塞に攻め入る。そして
ケイローンの矢によって致命傷を負い、自らの宝具がもたらす楽園を見届ける事への未練を持ちながら、マスターを裏切った自分への報復を素直に受け入れ、自ら『王冠・叡智の光』のエネルギーとして還元された。
自身にとっての最高傑作は起動したものの、最期の瞬間まで信頼を傾けてくれたロシェを裏切ったことは、生前疎んでいた「自身の利益のため、弱者を食い物にする不完全な人間」と同じだったことを悟り、彼の心に影を落としたのだ。
『王冠・叡智の光』も、
ルーラーが攻撃を受けて時間稼ぎと隙を作る囮を引き受けている間に、ケイローンと
アストルフォによって大地から引き剥がされたことで再生力を失い、
モードレッドとジークの宝具によって炉心と霊核を砕かれて消滅。彼の夢は潰えることになった。
サーヴァント、キャスター。アヴィケブロン、召喚に応じ参上した。
早速で申し訳ない、工房が欲しいのだが……いいかね?
◇概要
長らく参戦を望まれていたFGOにおいて、第2部開始直前CMにてゴーレムを駆りながら戦場を行く姿が確認され、
多くのマスター達を歓喜させた。
2018年4月4日の第二部開始と同時に同じApo鯖の
アタランテ・オルタ、目玉の
アナスタシアと共に恒常サーヴァントとして実装された。
レアリティは星3であり、恒常ということもありフレポガチャからも出る。
◇性能
ゲーム中の性能としては星3キャスターということもあり、ATKは控えめ。
クラススキルのうち道具作成B+も弱体付与スキルを持たないため活かせないという難点はある。
特筆すべきは保有スキルで、まず「数秘術 B」は自身のArtとBuster性能を強化できるためNP稼ぎにも宝具威力強化にも貢献できる。
「高速詠唱 B+」はレベル1の段階でNP上昇量が54%にも上り、レベル10ともなると一気に80%近くもNPをゲットできる。
これにより、味方鯖や魔術礼装でNPを20%付与できれば即座に宝具を発動可能なのが強み。
そしてスキルとしては初の効果となる「平穏の無花果 EX」は、自身がやられた際にその時前線に出ていた味方鯖へ無敵状態を付与しつつ、HPを回復させるというもの。
無敵回数はレベル9までが2回、レベル10で3回となり、回復量もレベルに応じて最大2000まで上昇する。
このため、自身にターゲット集中させつつ攻撃力を上げる「ぐだぐだ看板娘」、
スリップダメージと引き換えに宝具威力を大幅強化できる「黒の聖杯」、
スリップダメージがあり、さらに確率ではあるものの毎ターン15%もNPを獲得できる可能性のある「目覚めた意志」等の自身を倒されやすくする礼装や、戦闘不能時に効果を発揮するタイプの礼装と相性がいい。
宝具「王冠:叡智の光」はキャスターとしては貴重な全体Buster宝具。
威力自体は並だが「高速詠唱 B+」のおかげで発動が容易く、さらにおまけ程度だが味方全体にNP獲得量アップの効果も付くのが強み。
礼装でNP回収率を高めて連発を狙ったり威力を高めたりすれば十分有用である。
戦闘画面では指を鳴らして地面からゴーレムを創り出し、自分に代わって攻撃させる。
ブレイブチェインを組むと屈強なゴーレムで相手をボコスカ袋叩きにする様を楽しむことができるぞ!
◇劇中での活躍
第2部1章『Lostbelt No.1「永久凍土帝国アナスタシア」』
ロシア異聞帯にてシャドウ・ボーダーが損傷し、
マシュも戦闘力が大幅に制限されている絶望的な状況を打開すべく、起死回生を賭けて
主人公が召喚したキャスタークラスのサーヴァント。
魔力濃度の高い異聞帯においては、洞窟の岩壁やそこらの地面からいくらでもゴーレムを創り出すことができ、戦力にも作業人員にも乏しかったカルデア一行にとっては最優のサーヴァントと言っても過言でないほどの活躍を見せる。
移動、偵察、拠点防衛、監視、物資運搬、魔獣討伐、子どものおもちゃと
とにかく主人公が困った時には何でもゴーレムで解決してくれるその様子。
また、異聞帯の特性ゆえに通信環境が劣悪という環境下に置いて、魔術師・哲学者として深い見識から状況分析に有意義な助言を与えてくれる場面も多く、
現地でのカルデア陣営の参謀としても活躍。
主人公が協力体制を取っている叛逆軍が食糧難から村への略奪を決起した際には、
「古今東西この手の略奪が滞りなく成功した例はない」と諭した上で、最悪の場合に虐殺まで発展することを危惧していた。
これら八面六臂の活躍からプレイヤーの中には親しみと感謝を込めて
アヴィえもんと呼ぶ者も現れた。
一方、ゴーレム創りに最適な洞窟を発見した際には開口一番
「ここを工房とする!」と宣言。
トンネル掘削が第一目標なのに、まずゴーレムを創ってそのついでにトンネルを掘らせようと発言したり、
ビリーとの会話中に馬型ゴーレムのアイデアが湧いてきてそれに気を取られたり、
シャドウ・ボーダーの外装に
ドリルを付けたり
先端をフォーク状にしようとするなど、Apoでは見られなかった
かわいいアヴィケブロン先生の一面も見せてくれる。
しかしながら、物語中盤で主人公と分断された際、クリプターのひとり・
カドックに「貴方の望みを叶えるために力を貸す」と持ちかけられ、
Apo本編を知るプレイヤー達の心に物凄く嫌な予感が立ち込める展開となる。
そして決戦間近、主人公たちと再会したアヴィケブロンは、
ミノタウロスの迷宮という宝具そのものを素材として『王冠・叡智の光』の鋳造を宣言。
「カドックに協力する旨の回想シーン」「炉心だけがまだ足りないという事実」そして「炉心はこちらで用意するという発言」から、全プレイヤーが固唾を呑みこんだ所――
なんと自らの身を犠牲として、原初の人間を生み出す道を選んだのだった。
さらに続けて、
「僕は子供を殺したことがある」と告白。
聖杯大戦に呼び出された時の「アヴィケブロン」が己のマスターである子供を裏切り炉心としたことが、召喚される度に己を苛み続けていると語る。
たとえそれが、今こうして異聞帯に立つ自身にとっては名前も顔も知らず、記憶にすら残っていないただの記録だったとしても……
そしてアヴィケブロンは消滅の間際、カドックを指して「彼を凡庸だと考えない方がいい。足を掬われるぞ」と忠告。
此度のマスターである主人公の幸運を祈りながら炉心への変換を果たし、メインストーリーから退場したのだった。
奇しくもアヴィケブロンの助言は的中し、カドックは最後まで凡庸とは思えない勝利への執念と意地を見せつけている。
長い道程と酷薄な選択が君を待つ
だが僕は信じている。
――戦え、少年。僕は信頼している。
人間にはその責務に耐えるだけの、強靭さがあると!
イベント「Apocrypha/Inheritance of Glory」
Apocryphaコラボイベントには当然登場。
しかし、イベント形式が終局特異点式のマルチレイドであったこと、よりにもよって枯渇気味だった「無間の歯車」をドロップすることから真っ先に狩られる対象となってしまい、本人の見せ場ができる前に徹底的な蹂躙をされてしまう。
「詫びケブロン」「先生がピンチだ! 殺さなきゃ!」「これは先生じゃなくて歯車の詰まった仮面だから…」等々の迷言が生まれてしまった。
シナリオについては、流石に第2部ほどの活躍はしなかったものの、ユグドミレニア城塞の建材や空中庭園の石壁・大地をふんだんに使用して
ゴーレムを錬成、安定して主人公たちのサポートに貢献する様子が見受けられた。
一方で、
「サンドイッチはパンで具を挟むのだから、即ちパンとは圧制の象徴では?」という
スパさんの
明後日な独り言に対して
「だからといって、中身だけを食べてはいけない。それこそパンに対する圧制だ」という
微妙に斜め上な回答をしたり、
盾役のゴーレムや
ジャックちゃんの霧を容易く排除する再現体
カルナを前にして
「仕方ない。僕が出張ろう。五秒で死ぬと思うので、次はシェイクスピアが生贄だ」と淡々と言い放つなど、どことなくシリアスな笑いを提供してくれる場面も多い。
その他のイベント
- 2018年夏イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』
サバフェスの方ではなく、ワンダーステージ(ワンステ)に『
ケテル・マルクト・ホーエンハイム』というサークルが参加。当人達の登場はないが、アヴィケブロン&パラケルススのサークルの様子。
このサークルは出品作品として「1/1 ヒロインフィギュア シリーズ一番 トゥルッフ・トゥルウィス」を製作。
ついでに暴走して街を爆走。
「
15R!等身大の破壊力と迫力を完全再現!今にも剥がれそうな装甲板のセクシャリズム」と参加者リストに銘打たれた作品に、運営を務める流石の
水着BBも「キャスターの人達、ちょっと性癖が特殊すぎる」と評した。
【余談】
- 生前のアヴィケブロンには女性型のゴーレムを召使いとして作成し使役したという逸話が残っている。
この話を聞いた王が彼を罰しようと喚問した時、アヴィケブロンは王の目の前でこのゴーレムを分解し、再び組み立てたという。- Fateでもこの逸話は採用されており、家事をさせるために実際に造ったらしい。どんなゴーレムだったのだろうか……。
- 『Capsule material』のさーばんと解説では日本のフィギュアを参考に美少女型ゴーレムにも挑戦しているとシロウが語っていた。
- 彼の著書「生命の泉」は、教師と弟子の対話形式で語られ、全体的に厭世的なニュアンスが強いといわれる。
- 5つの論文から成り立っており、質料と形相に関する形而上的な哲学体系を描き出したことで、「質料と形相」という別名で呼ばれることすらある。
- アラビヤ語で書かれた著作であるが、原典は失われ、現存する最古の本はヨハネス・ヒスバヌスによるラテン語版で、後にそうそうたる神学者達から引用されることになる。
- 他に、「アナク」なるヘブライ語文法の著書もあり、その一部が現存している。
- 真名が本名の「ソロモン・ベン・ユダ・イブン・ガビーロール」ではなく「アヴィケブロン」を採用したのは、読者に古代イスラエル王のソロモンと混同されることを恐れたためだとか。
- 作中のアヴィケブロンの宝具『王冠・叡智の光』に関しては「Apocrypha material」にて
誕生直後の段階でも、「その再生能力故に対軍宝具を持つサーヴァントでも単騎では倒し切れない」とケイローンも苦慮し、
アヴィケブロンを吸収して急激に強化された後は、Aランク以上のサーヴァントであろう(未完の)ジークフリートとモードレッド、そしてジャンヌの三人がかりでも翻弄されていた。
少なくとも成長することを度外視しても、対城、対国宝具でもない限りは、火力不足故に1対1では到底手に負える存在ではなかった。
しかし、
「作中の15mサイズの範疇であればCランクサーヴァント1騎でも問題無く勝てる。
ジャンヌ達は、成長速度が半端ないことを見抜いていたから焦っていただけ」
と用語辞典にて解説されている。
これは非常にわかりにくいが、15メートルの平均的な巨人種ならばCランクサーヴァント一騎でも問題なく勝てるが、アダムのように進化し続ける原初の巨人は例外であり、原則には当てはまらない存在であると後に補足された。
追記は不得手ではある。しかし、それを修正する手をきちんと揃えているのが魔術師というものだ。
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-02-12 20:53:43)
- 項目からロシェ・フレイン・ユグドミレニアを分割しました -- 名無しさん (2017-05-28 12:33:17)
- このゴーレム、ある程度大きくなったらギルやアルク、ORTとも張り合ったりできるん? -- 名無しさん (2017-09-30 07:22:28)
- ↑ORTと戦えるレベルにまで育つ頃には、地球丸ごと書き換えられているんじゃないだろうか -- 名無しさん (2017-09-30 10:27:10)
- FGO第2部登場決定 -- 名無しさん (2018-03-25 18:24:54)
- FGOに参戦か、宝具はセミ様みたいに準備なしで使えるアダムなのかな? -- 名無しさん (2018-03-25 18:27:46)
- ちょっと頼りになりすぎじゃない? -- 名無しさん (2018-04-05 15:59:30)
- ドラえもんだのもう全部あいつ独りでいいんじゃないかなだのロシェの件で後悔・反省したスーパーアヴィケブロン先生だの株爆上がりでワロタ -- 名無しさん (2018-04-05 22:29:48)
- シャドウボーダー直せるかな?→「図面見して。魔力鉱石使えばOK」 戦力が……→「工房作るから、それで鯖召喚可能になるよ」 おじさん、ゴーレム欲しいよ~→「はいはい、ミニゴーレムミニゴーレム」 -- 名無しさん (2018-04-05 23:05:29)
- かつてロシェを炉心にしたことを凄く気に病んでたのがいたたまれなかった パラケしかり先生しかり過去にやらかしたのはだいたい引きずってるのな -- 名無しさん (2018-04-06 00:27:13)
- 座に刻まれたなら後悔も永続だな -- 名無しさん (2018-04-06 02:12:42)
- ↑2 パラケルススなんかはイベントクエストでは「後悔しながらも良かれと思ってヤバいこと平気でやらかす」って奴になってるから、先生もイベクエに出るようになったらそんな感じにされるんじゃないだろうかと今から心配w -- 名無しさん (2018-04-06 06:34:35)
- GO形式みたいな旅だと有能の極みみたいなサーヴァント -- 名無しさん (2018-04-06 14:49:13)
- 材料が豊富な所だったのが大きかった 先生凄く活躍してくれたから欲しいけどガチャから出ない… -- 名無しさん (2018-04-08 21:05:15)
- 頼もしさが限界突破してた -- 名無しさん (2018-04-08 21:53:47)
- あの状況からしてみら超有能鯖やんけ -- 名無しさん (2018-04-08 23:34:27)
- あんな風に周囲に素材がふんだんにあるなら、万能鯖と化すんだなぁ -- 名無しさん (2018-04-09 00:37:06)
- そしてテンション上がってネタ枠になる マジか -- 名無しさん (2018-04-13 15:38:42)
- ↑2 FGOの舞台で言えば第7章バビロニアでは大暴れ出来そうな一方で、第3章オケアノスや第4章ロンドンではイマイチになりそう。ホント環境次第でいくらでも化けられる鯖なんだなと -- 名無しさん (2018-04-14 15:35:22)
- 項目で執筆者の誤認がよく起きるアダムの大きさとマテリアルの描写に関しては論争になりかねないので全て削りました -- 名無しさん (2018-04-17 03:10:30)
- ↑消す必要は無いと感じたので文章を復活させました -- 名無しさん (2018-04-18 03:45:42)
- そもそも作中のケテルマルクトはアヴィケブロンを吸収して強化されてる描写有るのに初期状態のように書いてるのは穿った書き方では? -- 名無しさん (2018-04-18 10:04:36)
- ↑くわえて15mの巨人種はベオウルフも遭遇したという雑魚巨人種の類なのでアダムがCランクサーヴァント1人で倒せるというのは明らかに執筆者の思い込みです。 -- 名無しさん (2018-04-20 13:12:57)
- イベでさらに株を上げたアヴィケブロン先生大好き(大量のQPと歯車を貰いながら) -- 名無しさん (2018-04-29 22:57:31)
- 先生育成中なのにアナスタシアと孔明とジーク君も育成控えてる…素材が… -- 名無しさん (2018-04-29 23:24:04)
- 思ったんだがアステリオスの迷宮素材にケテルマルクト作れたんなら素材のない場所でも迷宮発動→核埋め込んでゴーレム大量生産→迷宮発動……の繰り返しでゴーレムを無限に作り出せるんじゃなかろうか?いや、アダム以外ならこれでいけるんじゃね -- 名無しさん (2018-04-29 23:48:43)
- Apoコラボイベで第二のバルバトスと化してしまった… -- 名無しさん (2018-04-30 00:07:48)
- 始めた頃には終わっていた…オ、オレヴァ… -- 名無しさん (2018-04-30 01:09:32)
- コラボイベで三時間で先生が全滅したのは笑ったw -- 名無しさん (2018-04-30 18:13:16)
- 先生が樹立した6バルバトスの記録を上回る6.75バルバトスが出た…これそう言うゲーム(タイムアタック)じゃねーから?! -- 名無しさん (2018-04-30 18:29:15)
- ↑え?違うの? -- 名無しさん (2018-04-30 19:28:38)
- 外道→大活躍→ごちそう -- 名無しさん (2018-05-03 20:47:56)
- 2018クリスマスイベントでは実況役のエイリークと共に解説役として礼装に。…格闘技の解説なんて苦手そうだが大丈夫か? -- 名無しさん (2018-12-26 21:14:17)
- 奥(グンヒルド)さんの嫉妬を買わない人選で選ばれた可能性 -- 名無しさん (2018-12-27 11:05:22)
- ロシェのこと悔やんでるのは、言い換えるとこの人がまともな精神の持ち主ってことなんだよな。それでも欲求には勝てず、けれど召喚されれば罪悪感にさいなまれるという因果よ。 -- 名無しさん (2019-03-30 23:48:48)
- 型月で言う「まっとうな魔術師」なら、大魔術の実現に役立てるのだからロシェも喜んでくれるに違いないとか考えるだろうからなぁ -- 名無しさん (2020-04-23 08:07:07)
- ↑なんつーか本人が思ってるより「人としてまとも」というのがこの人の難儀さかもね。 -- 名無しさん (2020-06-07 00:30:38)
- ロシア異聞帯で全部許せる。ありがとうアヴィケブロン先生 -- 名無しさん (2023-03-01 17:59:33)
- マシュと一緒に「先輩!」って呼びかけるファンアートみて笑った覚えが。その先輩 -- 名無しさん (2023-06-30 15:18:52)
- フレンドさんにLv,120スキルとアペンド全開放のパーフェクト先生がいる。 -- 名無しさん (2024-10-27 17:38:22)
最終更新:2025年03月25日 21:05