登録日:2014/02/15 (土) 19:59:46
更新日:2025/03/22 Sat 23:59:34
所要時間:約 19 分で読めます
【プロフィール】
身長:156cm
体重:46kg
スリーサイズ:B85/W56/H87
生まれ:月
弱点:センパイ?
誕生日:3月2日
フェチシズム:目
特技:チート行為、ルール改竄
好きなもの:先輩
嫌いなもの:先輩以外全て
天敵:
殺生院キアラ
クラス:ムーン・キャンサー
【能力】
ステータス
筋力 |
耐久 |
敏捷 |
魔力 |
幸運 |
☆(測定不能) |
☆(測定不能) |
☆(測定不能) |
☆(測定不能) |
☆(測定不能) |
スキル
黄金の杯:EX
自己改造:EX
百獣母胎:EX
間桐桜によく似た、しかし黒い
マントをした対照的な姿の少女。ビィビィと自称しているが、名前がなんの略称かは不明。
元々はムーンセルの上級AIだったが、なんらかの理由で暴走し、月の裏側へと聖杯戦争参加者を引きずり込んだ張本人。
AIとしてのムーンセルの制約を離れたBBは、機能を向上させてはならないというムーンセルの絶対命令を無視し、自己機能の拡張を開始。
これによって膨大な計算能力を獲得し、100体以上のサーヴァントを取り込むに至った。
彼女の目的は、ムーンセル全体の掌握。そのためにサクラ迷宮を伸ばし、ムーンセル中枢域を目指す。
最終的に乗っ取るわけだが、ムーンセルは過去メルティブラッドで
オシリスの砂が使用したヘルメス・トリスメギストスを、
世界全てを好き勝手に改竄できる演算装置を太陽系の宇宙のルールの改竄、事象操作が可能まで強化したものと考えてもいい。
作中では迷宮の掘削に忙しいため、彼女自身がやってくることはそんなにないが、生徒会員達全員の視界と聴覚を強制ジャックして放送するBBチャンネルを頻繁に流し、一方的に話をしてくる。
自身が掘削に集中する目的もあって、サクラ迷宮での侵入者撃退用として、自らの分身であるアルターエゴ・
パッションリップと
メルトリリスを生み出している。
何だかんだで主人公の身の安全を最優先するが、元々AIである彼女には「外への自由」という概念が欠落している。
そのため、極力主人公が自由に振る舞える広い面積等の環境を考慮はするものの、例えどっかのzipフォルダの如く超圧縮された何かと化してしまおうが、
主人公という存在とその意識が残り続けるなら最低ラインは満たしたと判断するため、いざとなると容赦が無い。
能力
ぶっちゃけステータス表の時点で何が言いたいのか良く分からんポエム披露会と化している。
基本的なステータスは百体以上のサーヴァント+彼女がムーンセルからサルベージした女神達である。
彼女の能力の源は、一説において『地球の根源』として語られた、"約8000年前の原初の女神、チャタル・ヒュユクの女神"なる神性の権能を由来とした、『百獣母胎(ポトニア・テローン)』のスキルにある。
これにより、手に収まると認識すれば規模、質量問わず圧縮する
パッションリップや、
あらゆるモノを文明規模で溶かし吸収、加算する
メルトリリス、
無制限に、やがて宇宙規模で捕食、成長を繰り返す
キングプロテアなどの化物を生み出した。
理論上の話になるが、重力場に干渉すれば時間軸を歪めて因果律を書き換える事も可能とされる。
またこの能力を応用することで、生命が生まれる無を数値化し、虚数空間の使い手に変革した。
無限の時間の概念にこの時だけ身を置くことによって光の速度でも到達できない中枢にたどり着きムーンセルを攻略した。
また地球上で生まれた生命は母なる権能に逆らうことを許されないため、いかなる攻撃を無かったことにしてしまうほど。
BBの持つ教鞭は、支配の錫杖と呼ばれるデバイス。バビロンの妖婦としての力の具現だ。
これを振るうことでSE.RA.PH内の霊子法則(
ゲームルール)を変更できる他、戦闘でのスキルにも用いる。
戦闘ではヨハネ黙示録に登場するバビロンの獣がかぶる「十の支配の王冠」(ドミナ・コロナム)と、バビロンの大妖婦の持っていた杯である「黄金の杯」(アウレア・ボークラ)を使う。
十の支配の王冠とは、大いなる竜から玉座と権威を与えられ、さらに42ヶ月の間、どれだけ不遜な言葉を吐いてもよく、あらゆるものを冒涜する権利を与えられたという世界の王の象徴。
ストーリー上では消滅したサーヴァントの蘇生、改造、武器の威力を数億ダメージになるまで改造したりもした。
戦闘で用いるものは、
ローマ帝国の七つの丘の名前を冠した獣の首のうち、3種類を使用。
おそらく予算なり開発段階で凶悪すぎる能力にでもしたんだろう、だってあの開発陣だし。
- 十の支配の冠/七の丘(ドミナ・コロナム・ウィミナリス)
魔力攻撃。杖で
ハートを描いた後魔力の奔流が襲う。
「はーい、さくらビーム!」
「王冠よ、光を」
(ドミナ・コロナム・カエリウス)
自身に魔力強化を付与する。
「王冠よ、冨と力を」
(ドミナ・コロナム・カピトリウム)
使用ターン、一切のダメージを防ぐ。
ガウェインのデモ戦闘であったように、宝具使用ターンにされようものなら絶望的。
「なかったことにしますね♪」
「無駄だと分からないのですね」
BBが持つ黄金の杯で、持ち主の厚顔で自分勝手な願いを叶える負の聖杯。
前作までの聖杯をBB個人用にしたチート万能願望器、バビロンの淫婦つまりEXTRAのパートナーサーヴァントのセイバーが同一視されている黙示録の怪物の所有物、別クラスで召還された場合の赤王の宝具である。
ガウェインとのデモ戦闘では99999のカンストダメージを与えたが、神話礼装を身につけたサーヴァントならば、そこそこのダメージと状態変化の
無効化に留まる。
「豚になーれ☆」
「これは欲望を汲む天の杯。この一滴が、あなたを壊す」
これらを始めとした神代の神々に相当する権能の行使やムーンセルの制御には、
メルトリリス曰く個体レベルも兆単位で必要らしいが、BB自身の場合は実はレベル50しかない。
聖杯戦争優勝候補でもレベル40代なので十分高いとは言えるが、彼女の目的や能力の水準から言えば明らかなレベル不足。
そんな状態で拙速なムーンセルの制御に乗り出したのには、彼女の後述の目的達成のためには時間が無かったからである。
ここで注意しておきたいのは権能とは魔術や能力のように何かしらの理屈が必要なモノではなく、「そうであるからそうなる」と言うように神々にのみ許された魔術、能力とは比較できない高次の異能である。
権能は本来であれば空間変動可能
ギルガメッシュの乖離剣などが相当するが、物理法則で安定した現代の地上で全力で発動すると自己崩壊してしまう。全力での発揮は
固有結界など特殊環境下である必要性がある。
また、これらBBの上記のスキルに関しては、
起源覚醒に近い『神話礼装』と呼ばれる特殊な処置で、ある程度は対抗出来る。
神話礼装はサーヴァント達の元々の
リミッター解除で、疑似霊子存在(ムーンセル内での通常のサーヴァント)の基本速度の光速を超える速度を出し、BBの攻撃に耐えうる耐久性を発揮する。
これはムーンセル内でもサーヴァント数十体分のリソース(要はマナ等)を要し、サーヴァント達への負荷も考慮すると一度発動したらまた解除して再発動、なんて真似は出来ない凄まじい代物。
それでも下記には対抗し得ない。
C.C.C.(カースド・カッティング・クレーター)
百獣母胎―コード・チャタル・ヒュユク
さあ、悦びなさい? この宇宙から消してあげる。
オペレーション、C.C.C.
声は静かに。私の影は、世界を覆う
BBによる世界を犯す攻撃。百獣母胎を最大限に活用した、事象書き換えによるワールド・
パージ。
女神の権能である根源の情報を出力し、使用者の望むままの世界で、いまある世界を握りつぶす
対星宝具である。
浸食された空間は虚数空間となり、その場にある物体を原子単位にまでばらばらにする他、再構成、運不運や偶然といった情報を書き換えて再出力する事もできる。
理論上の話として、重力場に干渉すれば時間軸を歪めて因果律を書き換える事も可能とか。
戦闘に使用した場合、BBの使い魔であるシェイプシフターが対象を包み、球体化したのち、対象を次元ごと消滅する。
作中では10ターン目終了時に発動し、強制敗北となる。前作の
セイヴァー(EXTRA)の『一に還る転生』のようなもの。
通常の技とは仕様が異なり、『
熾天覆う七つの円環』で防ぐこともできないし、『三度、落陽を迎えても』を使っていても直前の6手目の黄金の杯に消されてしまうので、
発動する前に倒す以外の回避手段はない(そもそもダメージ表記すらないので落陽が適応できるかは疑問だが)。
とはいえ、こちらも同格になるためか、ボスとしてはあまり厄介な技を使ってはこないため、普通にやっていればその前に倒せることがほとんど。
最終戦の
BGM「bottom black, moon gazer」は最終戦のイメージを押し出したサイバーな感じに加えて、本人の隠し持った感情を表すようなピアノと途中で流れる桜のテーマをアレンジしたフレーズが特徴的。
真ボスの持つ艶めかしさ、「女」「愛」の恐ろしさを体現したような真ボス戦
BGM「anima ataraxia」とは対極に位置するような曲である。
以上を考慮して型月作品全土で本気の彼女を倒せるのは、今作の真ボスのテラニー菩薩か、前作の立川在住の覚者か、
恋愛感情を向けるイケ魂主人公sか本気になった
大日如来だとか天照の荒御霊の九尾狐か、正常な時の真祖の姫か、
あとは鋼の大地勢だとか水星の蜘蛛を始めとしたU-1勢くらいとファンの間で言われている。
ちなみにAUOは今作では彼女に幾度も手玉に取られ、殺されかけました。
―――こんな奇跡を、わたしは知りません。ムーンセルにだって、記録されていないと思います
一時でも『有る』と夢を見させてくれた貴方のために、わたしは、獲得したいのちを使うのです
【日々の名残】
CCCルートでは、BBがなぜこんなことを起こしたのか、その顛末が描かれる。
ある人物によって細工をされた
間桐桜は、聖杯戦争予選で異常を起こし、消滅寸前となる。
NPCにも
スルーされる中、
主人公が桜の状態に気づき、看病したことで消滅を免れた。
この出来事は、BBが用意した物語冒頭の偽の聖杯戦争予選にもあった。
AIではなく、初めて一人の人間として扱ってくれた。主人公との触れ合いを続けたいと願った桜は、不正行為によってその1日をループさせ、69日間続けた。
しかしAIには「愛する」という理由がない。桜はその矛盾に苦しんだ。
そして、桜は正常なAIに戻るため、その記憶を封印することにした。ただ、AIに記録を消すことはできないため、自身のバックアップへとメモリーを移動させた。そのバックアップこそ、BBだったのである。
その記憶を知ったBBは、主人公の境遇にも気づいたようで、主人公を守るため、最終的にムーンセルに消されることも分かってる上でムーンセルの乗っ取りを決断する。
だが作中では逆にムーンセルからの浸食を受け、欲望を解放することによる人類の滅亡を目指すようになってしまう。
ちなみに、最終目的がすり替わっていたのは、真の黒幕の細工によってそう仕向けられていたためである。
通常ルートでは主人公と戦い、BBは消滅。
CCCルートでは、主人公の呼びかけで正気を取り戻すも、真の黒幕によって取り込まれ、ムーンセルの管理権限も奪われてしまう。
真の黒幕を倒した後、ムーンセル中枢からの脱出を図る主人公。サーヴァントが出口の壁を突破しようとする間に、初期化の波が迫る。その寸前、BBは崩壊する間際の体で食い止める。
そんな彼女に対し、主人公は問いかける。
「道理が合わない。それだけの事をしてもらう理由が、価値が、自分にはないからだ」
しかし、人形だったAIは満足げに目を閉じた。
特別な人間が、特別な言葉で手を差し伸べてくれるより
どこにでもいる貴方が、精一杯の特別な言葉で笑ってくれたことが、嬉しかった
壁に穴が開くのと同時、ついに初期化の波に飲まれるBB……いや、桜。彼女の名を呼ぶと―――
……ちなみに。
CCCルートをクリアしたデータで、次の週を始めようとすると、「BBのおまけモード」ができる。
“オレはニューゲームを始めたと思ったら、七人目のおしおきモードに入っていた……”
わざわざ自分からおしおきされにやってくる。なんというかまってちゃん精神。
でもBBちゃん可愛いよBBちゃん!
CCCルートではBBのSGも入手できる。SGの背景は、最初は他のキャラと同様に花で隠されていて、特に顔は口元以外確認できない。薄っすら笑みを浮かべているが、その表情は……
CCCルートを通るとわかるが、ぶっちゃけ主人公のことが大好き。というか、自分の分身であるアルターエゴが二人揃って主人公に執着している時点でもうお察しである。
ヒールっぽい言動や小悪魔チックな態度も全て芝居であり、本質的には一途で純情。BBとの会話でブッ飛んだ選択肢を選ぶと、時折その片鱗が見える。(「R-18?」など)
ラスボスを頑張って勤めているが、カリスマがあるとは言い難く、基本的に部下の扱いには四苦八苦している。本来は後輩タイプであり、誰かに引っ張ってもらいたいタイプである。
見た目とは裏腹のこの真っ白いヒロインっぷりに、
奈須きのこは「驚きの白さ」と驚き、ワダアルコは「やだなー桜はいつも真っ白じゃないですかー」と
棒読みでコメントしている。
BBがなんの略称であるかは、公式では明らかになっていないが、いろんな説がある。
BBやアルターエゴが間桐桜の呼称として呼ぶ白い桜に呼応して、『黒い桜』から「Black Blossom」。元は桜のバックアップということで「Backup Blossom」。
前述した最終戦BGMのタイトルから「bottom black」など。
BBチャンネルは、彼女なりのラブコール。
主人公にだけ発言権を与え、会話できることに浮かれてハイテンションになっていたが、当然ながら主人公や他生徒会員はふざけた宣戦布告ぐらいにしか思ってなかったため、番組終了後はひとりでウツになっていたらしい。
スカートがすごく短いので、色んな場面でパンモロしているが、本人は気づいていない。
プロフィールのボイスではそれを指摘されて驚いている。
Fate/Grand Order
月の蝶、ムーンキャンサーことBBちゃん、ここに召喚、です!
CCCコラボイベントでFGOにも参戦。
クラスはそのまま「ムーンキャンサー」。アヴェンジャーに優位、ルーラーに不利なクラスであり、BBちゃん専用クラスとして堂々の登場を果たす。
BB(通常)
CCCコラボイベントの配布サーヴァント。
ちゃんとイベントを完走できるかは別としてすれば宝具5になる。
ILLUST:ワダアルコ
CV:
下屋則子
属性:混沌・善
○ステータス
筋力 |
耐久 |
敏捷 |
魔力 |
幸運 |
宝具 |
E |
C |
D |
A |
EX |
A |
○クラス別スキル
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大儀礼、儀礼呪法などを以てしても傷つけるのは難しい。
道具作成:A
ラスボス系後輩として様々なアイテムを作ることができる。
どれも絶大な効果を発揮するが、それ故、使い方を誤ると使用者すら破滅させる。
『欲望のコントロール』ができない人間には使いこなせないものばかりだが、BBがアイテムを与えるのは決まってそういう人間である。
陣地作成:A
支配者系後輩として強力な陣地を作ることができる。
少女の心を防壁にしたサクラ
ダンジョン、
破ったら死ぬ25の禁足事項サクラルール、
よつんばい生活を強制される犬空間、
食べて寝るだけの怠惰な生活を強いられる牛空間、
虫サイズに縮められて飼育される虫空間、
大切な人を守る懐かしの旧校舎等々、できないことはないと言わんばかり。
○固有スキル
十の王冠:EX→D
権能クラスの超抜スキル。
十の王冠とは悪しき十人の王を指し、
七つの丘は忌まわしき悪の都を指しているという。
単純に見るのなら、受けた傷や起きた出来事、あらゆる結果を“無かったことに”するスキル。
事実上、これがある限りBBは無敵である。
なーんて、というのもかつてのお話。
ほら、無敵チートとか端から見るとみっともないし?
今回のキレイで可愛いBBちゃんには必要のないスキルなのでした☆ あ、でも少しぐらいなら使ってもOKですよ? ほーらこんな風に!
黄金の杯:EX→C
獣に通じる路。BBが持つ黄金の杯。聖杯とも。
持ち主の厚顔で自分勝手な願いを叶える負の聖杯。
ヨハネ黙示録にある、
バビロンの大淫婦が持っていた杯。
偽聖杯であるが、偽の聖杯であるからこそ、正邪問わずに人間の欲望を叶える“本物の”聖杯となっている。
当時の清貧を美徳としたキリスト教徒にとって、金などという財の象徴で形作られた杯は、まさしく穢れた富と強欲、そして己を飾ろうとする虚飾を意味するものであった。
ローマ帝国の化身である
バビロンの大淫婦が手にする杯という時点で明確であるが、この杯はキリストの『地に富を積んではならない』という言葉を反転させた、地上の富を象徴している。
『ま、そんなくだらない話、わたしにはなーんの関係もないのでゴミ箱にポーイです!
欲を叶える魔力の塊、何もかもをわたし色に染め上げる黄金の蜜……それがこのスキルだと思ってください。
……まあ、でもやりすぎるのはボスなげないので、今回はちょっとだけ自重してあげますけどね?それじゃあ悪い子のみんな、懺悔は済ませたかなー?
はーい、みんなブタにな~~れ♥』
自己改造:EX
自身を改造するスキル。
ムーンセルのAIには“自己の機能を向上させてはならない”という絶対命令が備わっている。
しかし、故障からそのくびきから逃れたBBは自己機能の拡張を始めてしまった。計算能力を高めるためにNPC、AI、はてはサーヴァントまで黒いノイズで捕食・分解し、自らのメモリとして使用。
自己崩壊をいとわない後付け増築だが、結果、BBは膨大な容量を持つ超級AIと化した。その有様は沈水しながらも建築を続ける埋め立て地の都市か、フランケンシュタインの怪物のようでもある。
C.C.C.(カースド・キューピッド・クレンザー)
BB~、チャンネルー!
これはいけません! ですがご安心を。BBちゃんにお任せです!
絶対回復、『C.C.C.』!
ランク:A
種別:対人宝具
カースド・キューピッド・クレンザー。
かつては霊子虚構陥穽(カースド・カッティング・クレーター)という宝具を扱ったBBだが、
「あれ、もうさんざん使ったので飽きました。今回のテーマはキュート&キュアライズ! あ、でも皆さんの味方になったからってカースドな部分は消えませんから。BBちゃんの呪いは永遠なのです!」
と、ドヤ顔で新技を持ち出してきた。
ムーンセルの力を引き出し、無敵のナース姿にチェンジ。そのまま、自分の領域である虚数空間から悪性情報を引き出し、周囲のチャンネル(共通認識覚)をカオスなものに上書き。
固有結界『BBチャンネル出張版』を展開し、相手を混乱のるつぼに叩き込む。……と色々言っているが、要はナースBBに着替えてからの注射器アタック。
CCCの時よりも自重気味のカタログスペック(ステータスもランクがきちんと表記されている)………なのだが、バトルでの性能は普通に強い。
極端なHP偏重型で、聖杯や☆4フォウを使わなければ最大ATKは1万を切る。HPこそ☆4サーヴァント3位に食い込む高さだが、ATKは一部の☆3を下回る低さ。
カードはB1Q2A2。ライダーに見られやすいカード構成だが他はキャスターに近い。
カード性能は可もなく不可もなくといった所だが後述の宝具効果により宝具は1度打てばそれ以降は打ちやすい。
ちなみにBのモーションの一つはCCCにおける『
C.C.C』である。
スキルは強力なもの揃い。
「十の王冠」は最大育成で
CT4で3000回復に加え弱体解除・弱体無効付与と
ほんとに弱体化したのか怪しいハイスペックスキル。
「黄金の杯」は無敵解除とスタン。無敵解除はオマケのようなもので本命はスタン。スキルレベル9でほぼ確定になる。
ただし対魔力持ちには弾かれる事も。
「自己改造」は
ジャンヌ・オルタと全く同じスキル。自前で高火力クリティカルを叩き込める。
宝具は上記の通り。Arts属性で、弱体耐性ダウンと味方全体にNP20を配る。
この味方全体にNP20配布がとにかく強く、1回でも宝具が打てれば以降は周りも含めて宝具回転率が大幅に上がる。
特に長期戦で恩恵が大きく、耐久パのアタッカーとしての適正は非常に高い。
弱体耐性ダウンも黄金の杯によるスタンが通しやすくなり地味に侮れない。
また、密かな長所として山の翁に次ぐトップレベルの即死耐性を持っている。
また、アヴェンジャーに完全有利を取れるサーヴァントなため、彼女の有無でアヴェンジャー戦の難易度が天地ほど変わる。
クラス以上にスキルが刺さる点も見逃がせないので持っていたら必ず連れていこう。
なお、敵として出てきた場合は
CTがアーチャー・アサシンと同じ3であり、宝具によって
BBを含めた敵全体のCTを1進めるため、彼女を放置するとBBを起点とした蹂躙が始まる。
ルーラーで攻撃宝具を持つ
暴力のアルターエゴ水着マルタや
サンタケツァルコアトルでさっさと倒してしまおう。
性格は
サクラファイブと違いほとんど変わってない。
朝食感覚で世界を滅ぼす一方で明るくおしゃまな後輩としてマスターを振り回すコトに全力を尽くす後輩系デビルヒロイン。
唯一の違いは「先輩」呼びではなく「センパイ」呼びな点か。
きのこ曰くニュアンスが違うらしく、
「先輩」はこの宇宙でただひとりの "あ……無理、尊い……" 系の先輩に向けたもの。一方、「センパイ」は新しいオモチャに対して使うものです。そのあたり、ちゃーんと弁えてくださいね、セ・ン・パ・イ?
ということだそうな。
「先輩」が誰の事を言うのかは言うまでもないだろう。
要は
赤セイバーや
キャス狐と同じタイプである。
シナリオではそのままCCCイベントに登場。
初登場時はフルボイスでBBチャンネルを発動させ度肝を抜いた。
随所で主人公の前に現れては妨害を続けるいつものBBちゃんなのだが………
面倒なことに、BBちゃんはいつものムーンセルのに加えて、FGOにおけるメルト・リップと同じく
殺生院キアラからサルベージされた存在である、
FGO世界のBBちゃんの二人が存在しており、
区別の為に後者の方はおまけシナリオでBB/GOと呼称されている。
BB/GOはアルターエゴの二人と異なり
全く新しい人類悪と称される事もあるほど
ビーストに近い存在のためか思考が若干ビースト寄りになってしまっている。
当初SE.RA.PHの運営を行っていたのはBB/GOだが、内心キアラの存在が面倒臭くなっていた。
一方でムーンセルBBはキアラ撃破の為にムーンセルから派遣されている。
二人の当面の目的は一致していたため、キアラにバレないように入れ替わってSE.RA.PHの運営はムーンセルBBに任せることに。
ムーンセルBBはひとまず円滑にSE.RA.PHを運営しつつもキアラ撃破の準備を裏で進めていた。
作中でのBBの行動のうち
はムーンセルBBによるものであることが確定している。
特にBBスロットは妨害という体を装ってはいるものの真の目的はキアラ撃破なため、ゲーム的にもストーリーのボス戦では必ず大メリット効果で出目が固定されている。
一方で主人公に同行するはずだった
セイバー、
アーチャー、
キャスターの回収をしたのはBB/GOの方であり、ちゃっかりキアラと無関係なセンチネルにしている。
ムーンセルBBも主人公がセンチネルを撃破し、自身のキアラ撃破用の準備も整った事で本来の目的を明かせるようになったため、今まさに倒されそうになっていた主人公一行を回収。
いつものチートスキルでキアラの権能を無効化し、キアラの撃破に貢献。
キアラ撃退後はそのままカルデアに居着き、宝具レベルを上げるために再び敵に回ったBB/GOの騒動に駆り出すなど日々センパイを振り回している。
なおセラフィックス(SE.RA.PH)で起きたことは(約二名の顛末を除き)すべて無かったことにしており、真相を知るのは主人公とBBちゃんだけになっている。
イベントは
葛飾北斎体験クエストに登場。
他の人達が役割を与えられていた中一人だけ無視して普通にBBとして活動していた。流石である。
BB(水着)
2018年水着イベント「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」で登場したバージョン。レアリティは星5に昇格。
クラスは変わらずムーンキャンサー。だがクラス恩恵は配布の方よりかは薄い。
○クラス別スキル
道具作成:-
Aランクの道具作成スキルを有していたが、スキルツリー・邪神エミュによってスキルそのものが封鎖されている。
陣地作成:A
自分の工房を作る能力。
このスキルは封鎖されていないように見えるが、スキルの方向性は通常BBとは別物。
現実に侵食し、これを切り取って「違う世界」として永遠に保存しようとする、おぞましい陣地作成スキル。
対魔力:-
Bランクの対魔力スキルを有していたが、スキルツリー・邪神エミュによってスキルそのものが封鎖されている。
大地を飲むもの:EX
女神ペレの別名。マグマの
擬人化であるペレは炎と大地を統べる女神だった。
ペレアイホヌア(大地を食べるもの)と呼ばれる。やけど無効・永続、という、地味に便利なスキル。
女神の神核:A
ハワイの女神ペレからの神性譲渡。
ハワイ諸島限定とはいえ、女神ペレは強力な女神である為、そのランクも高い。
領域外の生命:B
外なる宇宙、深淵よりの観測者。
それと『目が合った』という触れ込みから生まれた疑似スキル。
○固有スキル
自己改造:EX
自身を改造するスキル。今回は意図しない偶然によって使われたようだ。世界の終わりのリゾート地、ヒトという名の受信者たちよ覚悟せよ。なんというか、今宵、星辰が露骨に揃う。
黄金の豚の杯:A
アウレア・ポーク・ポークア。女神ペレは豚の半人神であるカマプアアを罵倒しながらも深く愛したという。好きな相手を子ブタ扱いするBBとの親和性はばつぐんだ。
BBがちょろまかした黄金の杯のハワイ版。通常のものとは違い自分に対して使われるもの。こいつを飲むとBBちゃんのSスイッチがオンになるゾ。
無貌の月:EX
人間を試すように滅びに追い込む、ある邪神の残り香。サードアイとも。
虚数空間の境界面をより確かなものとし、周囲を『月の裏側(シャドウフェイズ)』に落とす
固有結界。世界が月の影に覆われたとき、全ての時間は凍結する。
ゲーム的には3Tの間
パーティ全体の手札を固定する状態&毎ターンスター獲得状態を付与する。
BBちゃんのチート力は遂にゲームシステムをも飛び越えてしまった。
C.C.C.(カースド・カッティング・クレイター)
さあ、喜びなさい。
ふふふっ、ふふふふふっ。声は遠くに、私の影は世界を覆う。
『カースド・カッティング・クレーター』
はいっ!皆さんまとめて、ぷちっです
ランク:EX
種別:対界宝具
レンジ:9~999
カースド・カッティング・クレーター。
『CCC』においてムーンセル同期BBが用いた、世界を抉る呪いの孔。
自らの影を拡大させる事で周囲を虚数空間に変換し、世界とそこに存在する生命体を低次元の存在にランクダウンさせ、支配者として弄ぶ狂気空間。
通常のBBの宝具は『ナース服で可愛く、楽しく、残酷に』敵を貶めるオペ(手術)だったが、
こちらはBBの能力を全開にした本気のオペレーションとなっている。
元祖ホラー系ヒロインとして
『スケールでかい、怖い、マジやばい』
をモットーにした
ラスボスの一撃。
巨大な高次元の存在になったBBはたやすく大地を抉り取り、世界を侵す。さながら、スプーンでプリンを掬うかのように。
演出はCCCにおける『
C.C.C』の没バージョンである。
元のBBと比べて攻撃に寄った性能。
カード構成はB2A2Q1のセイバー型。
各カード性能はかなり良く、NPもスターもそれなりに稼げる。
高い即死耐性は健在であり、元のBBよりもほんの僅かに耐性が高い。
「女神の神核」を得たため地味にデバフが通りにくい。ただしその代わり神性特攻が刺さるようになり元々苦手だった水着マルタが更に苦手になってしまった。
スキル群はやっぱりというかぶっ壊れ揃い。
「自己改造」は元のBBと同じなので割愛。
「黄金の豚の杯」はBusterアップ、宝具威力アップ、NPチャージ、HP回復、回避1回を詰め合わせたスキル。持続型のものはすべて3T持続する。
NPチャージは最大50%、HP回復は最大3000、宝具威力アップの倍率は1Tバフかつ確率発動の「マハトマ」並であり、Busterバフ倍率も3T持続することを考えれば優秀。
これだけ詰め込みながら最短CTは7とそこまで長くない。
「無貌の月」は手札を3T固定するという、遂にシステムに干渉してしまったスキル。
挙動としては
- 発動ターンのカード構成で3T固定される
- スター配分などはターンごとに振り直される
- 誰かが倒れたりオーダーチェンジなどで下がったり、コマンドシャッフルしたりすると解除される
- カードシャッフルのタイミングがずれることがある
といった形になる。
使い方は色々あるが、机上の空論に近いコンボを能動的に狙いに行けるのは非常に強い。
QuickやArtsを固定し宝具連発、ブレイブチェインを組める手札を固定して3T連続ブレイブチェインなどが代表的な使い方か。
何気にスター獲得効果も持ち、最大毎ターン10個獲得になる。
宝具は上述の通り。Buster属性の全体攻撃で、確定でチャージを1つ、低確率でもう1つチャージを減少させる。
BBちゃんのATKはそこまででもない上に基本等倍での攻撃になるため「黄金の豚の杯」と併用が前提になる。
ハワイ版
イシュタルと評判の女神ペレを取り込み、その影響が出ている。
具体的に言うと肌が見事に小麦色になり、ついでに普段より肉食になった。
散々振り回されたセンパイはあんまり変わらないと宣っているが本当だろうか。
「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」では特異点と化したハワイ案内人を務める。
『ゲシュペンスト・ケッツァー』がメイヴちゃんからサークル1位の座を奪うまでひたすらタイムベントさせたり、
緑茶をパシリにしたり、
謎のフォーリナーと対峙したりと楽しく暴れ回る。
はぁっ、やっと自由になれました。ありがとう、ちっぽけなマスターさん。
これが外宇宙のトリックスターと溶け合った私。アナタ達人類をドロドロの悪夢に引きずり込む、貌の無い月、BBホテップちゃんです。
さぁ、敵も味方も同じ事。みぃーんな私の影に落としてあ・げ・る
案の定というかやっぱり黒幕でした。
そもそもハワイで観測されたフォーリナー反応というのは宇宙刑事みたいなロボみたいな何かではなく、このBBのことである。
曰くハワイに来てサバフェスの下準備をしたときに同調、意気投合してしまったらしい。
属性:混沌・悪
悪になったせいで復刻鯖フェスにおいて悪特攻単体宝具持ちルーラーのアストライアにぶん投げられるBBが続出したとかなんとか
○保有スキル2
無貌の月:EX
人間を試すように滅びに追い込む、ある神の残り香。サードアイとも。
虚数空間の境界面をより確かなものとし、周囲を『月の裏側(シャドウフェイズ)』に落とす固有結界。世界が月の影に覆われた時、すべての時間は凍結する。
領域外の生命:B
フォーリナーのクラススキル。別宇宙から飛来した生命体であることを意味する。
BBは彼の「混沌の神」と融合したことで獲得。当の神はBBに権能を分け与えて退去し、ランクはB止まり。ゲーム中では自身に毎ターンスター2個獲得状態を付与。自身の弱体耐性をアップ。
上述のように邪神関係のスキルも保持しているが、、意気投合した後に「じゃ、そっちは任せるね」とそのまま別れたらしく、クラスはムーンキャンサーのままである。
しかし忘れないでほしい。フォーリナーの条件は
「邪神と関わりを持ちながらも自分を見失わなかったもの」と
葛飾北斎体験クエストでBB本人が喋っていたということを。
フォーリナーをクラスにしていないのではなく、「できない」という可能性が否定できないのである。
事実この姿になってからのBBは明らかにそちら寄りな発言をしており、SAN値直葬されてしまったのではという説が浮上している。
またこのBBはゲームシステム上
「人型」ではない。
本とか
ロボとか
犬とかUMAとかですら人型扱いされるFate界において、明確に形は人なのに人型扱いされないのは極めて異例。
更に「超巨大」特性を持つ。これを持つのは他にはキングプロテアのみであり、あちらはマイルームを破壊しかねないレベルの規格外の大きさを誇るため、見た目は普通なBBが持つのにはやはり違和感がある。
これはある程度マテリアルで補完されており、なんと身長体重が可変式である。
そういえばあちらの邪神、様々のものに姿を変えられたような…………
本編の描写内でも、
- BBホテップとしての姿を表した際の背景に散乱する大量のBBスロットの残骸。
- どうあがいても絶望な絆礼装およびチョコ礼装。
- 第3再臨の状態になると「やっと自由になれた」と発言し、マスターを「センパイ」と呼ばなくなる。
と厄ネタは留まることを知らない。
シナリオでは最終盤で正体を表し主人公およびフォーリナーハンターXXと戦い、敗れたことで邪神成分が薄まり、自分は取り戻せた様子ではあるが、上述のことを考えるとどこまで本当かは怪しいところ。
一方でマテリアルでは、
「BBちゃんはどこまでいってもBBちゃんだった」
「すべてはBBの思い込み、プラシーボ効果かもしれない」
と記載されており、やけに遠回しなところ、結局はお人好しなところ、マスター第一なところといった辺り、BBちゃん成分はだいぶ色濃く残っている。
正直真相は藪の中といったところで、
あんまり深く追求しだすとマスターもSAN値直葬されちゃうかも…
はたして邪神を従えているのか、それとも邪神に従っているのか。
ノリノリで邪神の演技をしているのか。ニヤニヤと邪神が演技をしているのか。
それは見る人の判断に委ねます。マスターさんがそう思いたい方をお好きにどうぞ♡
BBドバイ
2024年夏イベントに登場した、ゴージャスなBBちゃん。
まさかの水着霊基2着目...かと思いきや、シナリオが進むにつれて真相が明らかになる。
この項目を編集する気なんですね!
うすいほん(ソリッドブック)のこととか! うすいほん(ソリッドブック)のことと、あいたッ!!
最終更新:2025年03月22日 23:59