ダリオ・エンピオ(ACfA)

登録日:2010/06/04 Fri 11:17:04
更新日:2025/04/04 Fri 23:10:00
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遊びは終わりか?

Mr.イレギュラー

……フハハハハ


ARMORED CORE for Answerに登場するローゼンタール所属のリンクス。
リンクスナンバーは11。

同作において急速な昇進を遂げ、ローゼンタール社におけるNo.2にまで駆け上った腕利きのリンクス。尤も、ローゼンタールの正規リンクスは二人しかいないのだが。
とはいえオーメルの二番手、重要な作戦にしか投入されないとされるリザイアより一段上のランクなので実力自体は評価されてはいるのだろう。

その昇進の余り、オッツダルヴァの代わりとして上位リンクス達の会合(通称お茶会)に途中から加わっている。
……が彼の発言は大抵の場合他の参加者からは聞き流されており、特にウィンからは「上層部の連中、オッツダルヴァの代わりにこんなのしか用意できんのか(意訳)」などと皮肉られている。
ダリオもダリオで、少なくとも表向きは「一介の傭兵」でしかないのにも拘わらず、正義感に燃え企業連の判断を不服に思うウィンの事を「気張ったメスネコ」呼ばわりしており、こちらもこちらで相手を快くは思っていない。

性格は前作のオリジナルであるサー・マウロスクを彷彿とさせるかなりの野心家肌。
しかもそれを隠そうとしない自信家でも有る。
まぁこの辺りのせいでかなり小物臭溢れているが。

また、同じくローゼンタール社所属にしてランク5、ジェラルド・ジェンドリンの事は「更なる昇進を目指す上での目の上のたん瘤」の様に思っていたらしく、とあるミッションでは彼の撃墜を知って喜んだりしてる。
この辺も小物臭溢れてるよね。

またオーメル系ミッションの一部では彼を僚機に雇える。
が、ビックマウスの割に意外と役に立たない事が多い。
この辺も(ry



【搭乗機体】

トラセンド


ローゼンタール社新標準機TYPE-LANCELをベースとした赤いネクストAC
トラセンド(Transcend)とは「超越する」といった意味。ダリオの野心家振りが見て取れる。

武装は剣の様なレーザーライフル、盾の様なレーザーブレード、鎌(弓)の様なチェインガンといったランセル標準セットに加えて槍のようなオーメルの軽レーザーキャノンを装備。
また格納に線香花火ことオーメル製散弾パルスガンを装備している。

象徴性を意識したローゼンタールの新作フレームを使っているだけあってビジュアルは正に騎士。fAを代表するイケメン機と言っても過言ではない。
名アーキテクト、フロイド・シャノンの愛がかなり溢れてる。
しかしバランスが良過ぎて悪い点こそ少ないが良い点もあまり見当たらない。特に燃費の悪めなフレームにEN武器を多数積んでおきながら出力の低いローゼンジェネレータを使用しているため息切れしやすいのは問題。
シャノンの浪漫全開の機体と言えるだろう。

だがバランスは取れてるのでノーマルやAFが相手ならばかなりの実力を発揮出来る。
硬めの標的や大型の敵にはレーザーブレードやレーザーキャノン、雑兵ならレザライやチェイン、隠し玉として格納パルスと対応力は悪くない。ストミで使えば大体のミッションに対応してくれる。

瞬間火力こそはそこそこ高いが長期戦には余り適さない機体であり、装甲もバランスが良すぎて普通なので、オーダーマッチでは火力の高い機体でさっさと葬るか、気の長く嫌らしい性格のリンクスさんなら弾切れを狙うのも良いかも知れない。
しかしブレードを装備しているので結構気にしないと脚をすくわれてしまうかも知れない。

全く無意味に積載チューンを5だけ施されていたことで有名。
初期は何の意味も為さないFRSメモリの無駄遣いでしかなかったが、パーツの重量化で全体的に重量過多ACだらけになるレギュ1.40ではこの5メモリ分の積載チューンによって重量過多を回避している
シャノンには一体何が見えていたのだろうか。恐るべき先見の明である。



各ルートでの活躍

【企業ルート】

お茶会に中盤から加わり、さも上役の様な印象こそ窺わせるが次の台詞はウィンに噛み付くわんちゃんな感じなので惨めな感じしか残らない。
どころか活躍する場がお茶会のみなので、この印象のみと言った所だろう。

可哀相と思う心優しいリンクス諸君は彼を活躍させる為、是非とも僚機に雇おう。


【ORCAルート・虐殺ルート】

ローゼンタール社保有大規模アルテリア施設、カーパルスを制圧した主人公はやって来たローゼンタール社最高戦力、ジェラルド・ジェンドリンを撃退し、その直後にダリオを迎え撃つ。
やったねダリオちゃん。活躍の場だよ。

最初から見捨て、自分が最高戦力となる腹積もりだったのか、ジェラルドの撃破に浮かれながらも首輪付きの撃破に赴く。
しかし前述した通り単機での能力は低い為、あまり手こずらない。
と言うかジェラルドの方が十割り増しに強い。もう手を合わせてあげるしかない。

少数精鋭主義を貫くローゼンタール社における数少ないリンクスであるダリオ。
もしかしたら彼もノブリス・オブリージュに搭乗する候補の一人だったのかも知れない。
ジェラルドに一矢報いたくて、彼を出し抜いてお茶会に加わったり見捨てたりと。
けれど矢張りそんな安定しない性格故にノブリスに乗れなかったのかも知れない。
可哀相と言うより最早哀れ。

だが彼はカラードランクで言えば、ORCA旅団にも所属しているハリに次ぐ実力者。
もしかしたらジェラルドより強かったが、ローゼンタール社に認められなかった不遇なリンクスだったのかも知れない。

そしてフロム脳の出番である。




………ふん

勝って勝って…最後に負ける運命か…

お前も同じだ…

それまで…精々浮かれているが良い…


追記・修正は終わりか?Mr.イレギュラー

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最終更新:2025年04月04日 23:10