コックオオサカ

登録日:2014/02/09(日) 14:51:18
更新日:2020/04/29 Wed 17:06:53
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追記修正よろしくね











マズイ。

それもただのマズさや無い・・・!!



コックオオサカとは、テレビアニメ版『星のカービィ』の登場人物の一人である。
CVは菅原淳一。


概要



コックカワサキがプププランドに来る前、かつて弟子入りしていた人物。
緑の足袋に下駄を履き、眉毛とヒゲが長い出っ歯で、自分の身長と同じぐらいのコック帽(作画によって大きさが不安定)を被った一頭身のちんちくりんなオッサンである。
手の形がなんとなく鳥っぽい。
オオサカという名前通り関西弁で喋る。
カワサキが愛用する「オ」の字入りフライパンは、彼から一人前の証としてもらったもの。


その道では有名なプロの料理人。
料理評論家としての一面を持っており、出版した「宇宙遥かな味 遥かな旅」はミリオンセラーを叩き出したとか。
また、食材専門の百科事典として「めちゃグルメ食材大百科」なる本も出版している。
その本によれば、彼ほどの一流でも幻の高級食材「ゼボン」だけは食したことは無いらしい。
(ただし、この辺はいささか怪しい部分もある。詳しくは後述)


人柄は意外と気さくで、頼まれれば誰にでもおいしい料理を振舞ってくれる。
反面、未熟な弟子に対しては人一倍厳しく接する。
特にカワサキは腕の無さから散々怒られていたらしく、オオサカの名を聞くだけで恐れおののく程。
というか、あれだけマズイ料理しか作れないのに如何にしてのれん分けを許されフライパンまでもらえたのか、甚だ疑問である。
今はダメでもいつか一流になってみせる、と口約束でもしたのだろうか?
それとも一応カワサキは調理の技術自体は低くないため、その辺りをオオサカは認めたのか?



独り立ちした弟子が一国の大臣、それも家族に食わせた鍋料理



出番の多いサブキャラでは無いが、あの強烈なキャラで人気なアニメ版カワサキの関係者であり、かつゲーム版にもチョイ役で登場している(後述)ため、それなりに知っている人もいると思われる。



活躍

第11話「宮廷シェフカワサキ」で初登場。
デデデ大王宛に手紙を出し、ププビレッジに訪問すると伝えたことで彼らやカワサキを慌てさせた。
「デデデ王国最大のピンチぞ~い!!」


味にかなり、というか非常にうるさく
  • 飲んだワインが酸化防止剤50%含有であることを見抜く
  • シーザーサラダを一口食って「これはサラダか?それとも雑巾か!?」と吐き捨てる
と、のっけから厳しい態度でデデデ大王達を震え上がらせた。
しかし同時に

まあええやろ

の一言で済ませる寛大な一面も。
(普通は薬剤が50%も入ったワインなんて飲めたもんじゃない)



そして、メインディッシュのゼボン料理がやって来る。
デデデ大王がホーリーナイトメア社から取り寄せた「めちゃグルメ~」を細工して忍ばせ、ゼボン=カービィだと思い込んだカワサキが覚悟を決めて作った料理でもある。

その実態は、プチトマトが添えられたカービィを生きたままフライパンに乗せるという代物だった。
活き作りの料理か、と関心をするオオサカ。
だが、非情に徹しきれないカワサキはフライパンをひっくり返し、どうしても料理できなかったことを認める。
これには流石のオオサカも怒った。


「キサマそれでも料理人かい!?
 ワシはなぁ、お前がどれだけ成長したかなぁ~とこっそり視察に来たんやで?
 それがこのザマかい!!」


師匠としてカワサキの不出来を叱るオオサカ。
しかし・・・





「だいたい、こんな汚いフライパンを食卓に乗せること自体、間違うとるわいッ!!」






この発言がカワサキに決定的な不信を抱かせることになってしまう。
それもそのはず、彼が使っていたフライパンは目の前のオオサカその人から譲り受けた一品物であり、本人が自分の授けたフライパンを「汚い」などと言うはずが無いのである。

そんな彼の正体はやはり、ホーリーナイトメア社が送り込んだ魔獣であった。
実はデデデ大王が貰った「めちゃグルメ~」はナイトメア系列の出版社が出したもので、最初からゼボンの存在を利用し、カービィを魔獣に食べさせようと誘導するナイトメア社の魂胆だったのだ。
「まあええやろ」という一見寛大に見えた言葉も、本音は早くカービィ料理を食いたくて食前の味なんかどうでも良かったのであろう。

うっかりボロを出した偽のオオサカ――もとい、魔獣ポポンはカービィ達を襲うも、最終的に師匠のフライパンで変身したコックカービィによって、見事なフライ料理にされてしまった。
結局、この回はオオサカ本人が登場する事は無かったのだが・・・・・・









その後、第34話で遂にコックオオサカ本人が登場。
今度は自分のカバンを持ち歩いてププビレッジを訪れた。

しかし前回の事件もあり、カワサキやフーム達はまた魔獣が化けてきたと思い込み店の中で乱闘に発展する。
一度ならず二度までもと怒るカワサキだが、当然オオサカには何の事か分からない。
そこでオオサカ、本人であることを証明するため彼らの前で包丁捌きを披露。
ようやく正真正銘、ホンマもんの師匠だと信じるに至った。



「フン!キラリ~ン♪(得意げに)」



再開を喜ぶカワサキ。
しかし彼がわざわざ会いに来たのは、当然理由があって・・・





オマエの腕を確かめに来たんや・・・!






そう、遥々カワサキの料理の腕前をテストしに来たのだ・・・・・・


カワサキは大層ビビリまくった。
今までの回を振り返っても、ロクに客から評判を得られたためしが無い。
精一杯出せる料理を出してみるが、一口食べては隣のカービィによこすばかり。(これが終わった後の満足したカービィは必見。)
そして一言。



マズイ。



案の定ダメでした。

修行の成果が全く出ていないことに憤り、
「店を持つなど100年早い!!」
と、彼からフライパンとのれん、そして店を営業する権利を取り上げてしまう。
一から鍛え直せばいいものを、店まで取り上げる辺り、修行時代から見続けてきたカワサキの成長性の無さには、相当愛想を尽かしていたという事か。(それを抜いても家庭科の授業サボるわ客に不謹慎ギャグ飛ばすわで、一経営者として見ても十分危ういが)

これには流石のカワサキも大弱り。
仕舞いにはこの村で店を構えるつもりでは?とブンに言われ悪い想像まで働く。
オオサカの店は繁盛、自分の店はさびれゴミを漁る生活・・・とても屈辱的であった。


その晩オオサカはデデデ大王に城へ招待され、何日でも泊まれる条件として料理を振舞うことになる。
村中に料理番組としてテレビ中継され、あっという間に村人達はオオサカが作る料理のとりこに。
弟子と師匠の歴然たる実力差が浮き彫りとなった。


翌日、カワサキをどうせ暇だろうと公共の電波で呼びつけておいて
「ヘタクソは黙っとれ!」
と罵倒するオオサカ。
更にスタジオへ呼ぶと、カメラの前で恥をかかせんとばかりに一品作れと命令。
ここまで来るとかなり性格悪そうに見えるが、元々カワサキの不真面目さが招いた展開でもある。


だが・・・実はそんな不肖の弟子の為に、師匠はとっておきのいい品を持ち込んでいた。

ギジラエキス」。

幻覚作用のあるキノコを原料にした薬品で、どんなマズイ料理も振りかけただけでとってもおいしく頂けてしまうという、現実的に見ても夢のような万能調味料であった。
カワサキの壊滅的な腕の無さを案じたオオサカは、彼への土産に持ってきてくれたのだ。
「料理なんちゅうもの、ちょこっと工夫しただけでどうにでもなる」と教えて使ってもらうために。






しかし、結論を先に言うと・・・
その事が劇中で明らかとなるのは、オオサカがププビレッジを去る直前だった。








控え室で偶然ギジラエキスを見つけたカワサキとフーム達は、オオサカがこの薬でインチキ行為を働いていると勝手に断定したのである。
散々カワサキに辛辣な言葉ばかり浴びせた事も災いし、彼らはそうだと信じて疑わなかった。

そしてカワサキは自分の肉じゃがにこっそりと振り掛け、審査員のデデデ大王、大臣、村長達に試食させると、観衆の面前でギジラエキスのことを暴露。
フーム達もこぞってオオサカは皆を騙していたのだ、と喧伝した。
当然この時点ではオオサカの真意が分かるはずもないので無理ないが、逆に後から見直すと随分ヒドイ言いがかり。



ところが・・・何故かオオサカは、不敵に笑い始めた。
自分の名誉に関わる重大な誤解を受けたにも関わらず、彼は散々なじってきた弟子の前で、あえて不正に手を染めた悪徳詐欺コックを演じてみせたのだ。






「バレちゃ、しゃあない・・・・・・

 よ~く覚えとけ、これが味覚の正体や!

 グルメグルメと騒いどる奴の舌に限って、

 こんなクスリにコロッと騙されるんや!!!

 雑巾食うても極上のヒレ肉や!

 泥でもゴミでも高級キャビアや!







この演技がカワサキの怒りを買い、腹立ち紛れに投げられたギジラエキスがカービィの口に放り込まれ、魔獣まで飛び出す大騒動に発展するのだが・・・それはまた別の話。




かくして勘違いの結果、カワサキらの行動はオオサカに泥を塗る結果に終わってしまった。
良かれと思いギジラエキスを持ってきたことが分かっても、二度とププビレッジを訪れる事はできないだろう。
しかし当のオオサカはどこ吹く風。
逆に「弟子が成長するならそれでもいい」と、寛大な心で彼らを許した。
そして店ののれんを返し、ププビレッジから帰っていったのであった。

口では厳しく言いながらも、内心弟子思いの良い師匠であることが伺えるエピソードである。

この件に関してはカワサキとオオサカのどちらかが一概に悪いとは言い切れない。カワサキが不真面目なうえ料理の腕の壊滅的なのが悪いのはもちろんのこと。
オオサカもそのカワサキの腕の悪さを一から鍛えなおせばいいものを営業権をはく奪した挙句、当てつけがましく店を構え、さらにテレビで呼びつけておいて恥をかかせてやろうと一品作らせようとするやり方はパワハラ以外何者でもない。


その後は本人が登場する事は無いものの、兄弟弟子コックナゴヤが登場した第86話に回想シーンで登場。
修行時代、カワサキが試作したと思われる鍋料理が不味かったらしくほとんど中身が残ったままひっくり返している。



ゲームのコックオオサカ

テレビアニメ版のオリジナルキャラという立場上、当然ゲーム側への露出は叶わなかった。
しかし『あつめて!カービィ』のサブゲーム「カービィマスター」でまさかのゲスト出演を果たし、同時にマニアックともいえる選出から一部で話題になった。


当然、このためにドット絵が一から描き下ろされている。
待機時はトマトを炒めている動作だが、ダメージを受けた時や逃走する時のアニメパターンもきっちり用意されているなど細かい。


BGMについて

本物のコックオオサカが登場した第34話と同名のBGM「究極鉄人・コックオオサカ」は、「星のカービィ スーパーデラックス」の「激突!グルメレース」のOPで使用されたBGMを中華料理風にアレンジし、後半部分を追加したもの。

アニメ本編でも料理シーンなどで多用されたが、ゲーム版でも「星のカービィ ウルトラスーパーデラックス」のNGシーン集でアレンジ版が使用され、「星のカービィWii」のミニゲーム「ガンガンバスターズ」に登場したカワサキ型メカ「アイアンカワサキ」のBGMでもまた別のアレンジが使用された。
そして本物のカワサキが久々に再登場した「星のカービィ スターアライズ」でも、とある場面でwii版のBGMが再使用されている。


料理の腕はアレだが、曲に関してはしっかりと師匠から弟子へと受け継がれたようだ。



O「バレちゃ、しゃあない・・・・・・
 よ~く覚えとけ、これが項目の正体や!
 追記・修正と騒いどる奴の目に限って、
 こんな箇条書きマジックにコロッと騙されるんや!!!
 主観書いても大衆の意見や!
 ウソでもガセでも立派な真実や!
 Wiki篭り同士でも憎そうに見えて、愚痴篭りたくなるでぇ~!!」
K「もうアンタなんか立て主とは呼ばないね!えいっ!!」



三三三三三三三三|ラ グ ナ ロ ク




出典:テレビアニメ『星のカービィ』ア・ウンエンタテインメント スタジオザイン 任天堂 ハル研究所 中部日本放送 電通
1,2,4枚目…34話(6月1日) 3枚目…11話(12月15日)
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