ガイギンガ(デュエル・マスターズ)

登録日:2014/05/22 Thu 23:44:59
更新日:2023/09/16 Sat 16:10:44
所要時間:約 6 分で読めます






燃えろ熱血!震えろ魂!!龍解!ガイギンガ!!!



ガイギンガとは、TCG『デュエル・マスターズ』に登場するクリーチャーである。


概要

グレンモルトの持つ剣が龍解した姿として背景ストーリーで登場。

もともとヒューマノイド爆が「龍神」として崇める龍剣『ガイハート』(ドラグハート・ウエポン)であり、ドラゴンが眠ることはみんな知っている。
グレンモルトはガイギンガを覚醒させようとしており、そのためにこの剣を手にする。
他が古き時代のデュエマっぽいのに火文明だけエピソードシリーズのノリが続いている気がするが、結構熱い。

龍解に成功して以降はグレンモルトの相棒となっている。

カード性能

龍剣として

銀河剣 プロトハート 火文明 (4)
ドラグハート・ウエポン
これを装備したクリーチャーが各ターンはじめてタップした時、アンタップする。
龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、これを装備したクリーチャーが2度攻撃していた場合、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。
コロコロのおまけでついてきた「ジャンボカード」でありながら公式でも使用可能(ただし野試合ではその後登場した小さい…というか普通のTCGサイズのものを使用するのが望ましい。盤面を制圧(物理)してしまうため)。
ドラグナーに二回攻撃を付与する。紫電を想起させる能力だが名前自体は彼がPGとイチャイチャしてたころのあのクロスギアに似ている。そのうち、すべての元凶シーザーさんのオマージュウエポンも出るのだろうか。
龍解すると《星龍解 ガイギンガ・ソウル》になる。

銀河大剣 ガイハート 火文明(4)
ドラグハート・ウエポン
このカードを装備したクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。
龍解―これを装備したクリーチャーが攻撃する時、そのターン2回目のクリーチャーの攻撃であれば、攻撃の後、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。
グレンモルトがSA付きの基本性能を得る上にチートクリーチャーが盤面に降り立つ、なんかもういろいろと裏面がおかしいウエポン。詳しくは下の項を参照あれ。

龍として

星龍解 ガイギンガ・ソウル 火文明 (7)
ドラグハート・クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 8000
各ターン、このクリーチャーがはじめてタップした時、アンタップする。
W・ブレイカー
プロトハートが龍解した結果。「星龍」とか付いているけど5つの文明を持っていたりはしないしアースではなくソウル。
能力は紫電に近い。
強いことは強いのだが出せるドラグナーが少なすぎるので、枠があるかどうかは吟味の必要性もある。

熱血星龍 ガイギンガ 火文明(7)
ドラグハート・クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン
パワー9000+
スピードアタッカー
W・ブレイカ―
このクリーチャーが龍解した時、相手のパワー7000以下のクリーチャー1体を破壊する。
バトル中、このクリーチャーのパワーは+4000される。
相手がこのクリーチャーを選んだ時、このターンの後にもう1度自分のターンを行う。
だからエクストラターンはやめろって!
かっこいい上にその運用する方法から一枚しか集めなくていいとは言え、その一枚がデュエマ史上初にして手に入りにくさがトップクラスの「ダブルビクトリー」。
だが一方でその強さと呼び出せるグレンモルトのバラ巻きから多くのデュエリストが欲しがる一枚。

SAWBが龍解したそのターンから襲いかかってくる上にクリーチャー破壞とパワーアタッカー(の上位互換能力)が付いてくる。
おまけに何を思ったのか、「選ばれるとExターン」とかいうアホみたいなカードに仕上がってしまった。
ちなみに相手ターンに選ばれてもExターンと本来のターンの来る順序が逆になるだけでやっぱり連続2ターン。
だが、どちらかというとエクストラターンを得るための能力というよりは選んで除去不可能なアンタッチャブルクリーチャーというのが正しいか。エクストラターンが来ると分かってて選ぶ奴もいないだろう。似たような能力としてはアポロヌス・ドラケリオンなんかが解りやすいだろう。
ただしバトルで殴り倒されたり全体除去にはさすがに対応できないことには注意。

グレンモルトがガイギンガを龍解させれば戦況をひっくり返せると語っているが、なるほど、むしろこれでひっくり返せなかったらおかしい。

エクストラターンの時点で相手にとっては十分脅威だが、このカードのもう一つの強さは「龍解条件の緩さと龍解できるタイミング」である。
他のビクトリードラグハートの条件は「ターン中にクリーチャー&呪文カードを計3回プレイ」「自分のクリーチャーを4体破壊」「場に自分のクリーチャー5体以上」「場に自分のドラゴン3体以上」と、各文明の得意分野であるとはいえそれなりに簡単ではないものとなっている。

だが、ガイハートの龍解条件は「ターン中に自分のクリーチャーが2回以上攻撃する」。これだけ。
前述の通り、ガイハートは装備したクリーチャーにSAを付与する能力を持つ。そのため、召喚酔いの解けたクリーチャーが1体以上いれば、その時点で龍解条件はほぼ成立している。
さらに、他のドラグハートが龍解できるタイミングは「自分のターン終了時」である。そのため、返しのターンで相手に除去されてしまう危険性もある。
しかし、ガイハートは「2回目の攻撃が通った時点で龍解可能」である。そしてガイギンガはSA。もう何も言うまい。
(というか、選ばれたらエクストラターンを得る能力なんだから、コイツも自ターン終了時に龍解で十分だったんじゃないだろうか)

ぶっ壊れなのは間違いないが、覇とかGTとかと違って一枚でいいこと、専用デッキを構築する必要がないことが人気の秘訣。
裏を返せば、たまたま当たったジャンクデッキな小学生あたりでも、大量にばら撒かれた龍覇グレンモルトを4枚集めるだけでその圧倒的なカードパワーを存分にぶん回せるため、お友達を泣かせたことは想像に容易いことでもある。(そんなんだから妖怪に逃げられるんだよ。)
また、コレ以降のドラグハートも余裕のぶっ壊れが続々と出現したため、ガイギンガマスターズにはならずに済んでいる。(おかげで酷いインフレを起こしたが)

DS期のインフレの象徴として、グレンモルト共々嫌いな人も多い。

ただし強力でタイトルロールで、かつダブルビクトリーだけにその手に入りにくさは半端ではなく、
6箱くらい開封しても出なかったという報告が各地で見られる。
その需要から雑誌や番組の目玉プレゼントや「鬼社員」との勝ち抜きバトルの目玉商品になっているが、
残念ながらその多くは子どもしか参加できない。

だからってイベント会場でトラブルを起こすなよ!絶対だぞ!

派生カード

大いなる銀河 巨星城 P 火文明 (4)
ドラグハート・フォートレス
自分の火のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引いてもよい。
龍解-自分のターンのはじめに、バトルゾーンに火のクリーチャーが2体以上あれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。

星城龍解 ダイギンガ P 火文明 (7)
ドラグハート・クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 9000+
自分のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引いてもよい。
バトル中、このクリーチャーのパワーは+4000される。
W・ブレイカー
コロコロコミック付録として登場した、フォートレス化したガイギンガ。
フォートレスのため比較的場持ちがよく、効果バトルを行うカードを多数搭載して使いたい。
龍解後は付録ということもあってガイギンガに大きく見劣りするため、フォートレス側を維持する運用もあり。

熱闘革命 ガイギンガ P 火文明 (7)
クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 9000+
スピードアタッカー
W・ブレイカー
バトル中、このクリーチャーのパワーは+4000される。
革命編のプロモーションカードで登場したガイギンガ。
ただスタートデッキの購入特典のためか特筆するような性能は無い。

シン・ガイギンガ P(VR) 火文明 (7)
クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ハムカツ団 9000+
革命チェンジ:火のドラゴン
W・ブレイカー
バトル中、このクリーチャーのパワーを+4000する。
相手がこのクリーチャーを選んだ時、このターンの後に自分のターンを追加する。
コロコロコミックの付録パックで登場した、革命チェンジを獲得したガイギンガ。
スピードアタッカーやクリーチャー破壊こそ失ったが相手に実質選ばれないのと同義の追加ターンは健在であり、コスト3~4の中量級ドラゴンの攻撃時に入れ替えられると考えれば十分な性能。
付録カードとはいえ高いポテンシャルを誇り、実際【赤単革命チェンジ】や【赤青シン・ガイギンガ】として実績も残している。

熱血星龍 ガイギンガ GS P 火文明 (7)
クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 9000+
G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、相手のパワー7000以下のクリーチャーを1体破壊する。
バトル中、このクリーチャーのパワーを+4000する。
相手がこのクリーチャーを選んだ時、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。
「超獣王来烈伝」で登場したGSリメイク。
元のガイギンガの龍解後+G・ストライクであり、やはり実質選ばれない詰め要員として優れている。
シン・ガイギンガと比べると、こちらは【連ドラ】向きと言えるだろう。

連結 ガイアトム・シックス SR 光/闇/火文明 (7)
クリーチャー:ディスペクター/ガイアール・コマンド・ドラゴン/ゴッド 9500
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、またはこのクリーチャーの「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、相手のパワー9000以下のクリーチャーを1体破壊する。
相手がこのクリーチャーを選んだ時、相手は自身の手札をすべて捨てる。
ガイギンガが起源神と連結させられたディスペクター。
詳細は個別項目で。


アニメにおいて

デュエル・マスターズVSでも勝太の切り札として、グレンモルトとともに登場。

なのだが、初登場回においてグレンモルトとガイギンガは2回登場している。理由は、対戦相手のべんちゃんが2枚を戻してしまったために、Exターンで召喚され直しされたためである。いきなり過労死ルートとは…この回ではバンクシーンが早速使いまわされていた。

そして次の回では弱点をつかれてやられる。いつも勝太の手にする壊れカードはアニメでは不遇である(覇…GJに勝てない、最後はトレードされる GT…出番がだんだん少なくなり空気に)

しかし、相棒のグレンモルトの出番の多さもあってか、その後もちょくちょく登場している。
第33話での勝太VS勝舞戦ではフィニッシャーとしてダイレクトアタックを決めるなど、過去の切り札カードの中では活躍している方である。(流石にエクストラターンゲットは初登場回のみであるが)

背景漫画

藤異秀明先生の「デュエル・マスターズSAGA」では、グレンモルトがデュエル・マスターズに参加するために手にする剣。
この時彼に自身を手にすると命が削られると警告する。

シリアスシーンではなかなか重いことを行ってくれるのだが、グレンモルトがストラス・アイラを邪険に扱おうとした時には「まあいいではないか」とか言ってみたり、割と軽いノリにも対応できる。「空気の読める」喋る剣というのが次世代のトレンドなのか。

剣の状態でべらべら喋れることと、背景ストーリーと違う点としてはガイギンガが剣に眠ることを知らなかったこと、グレンモルトがガイギンガにフランクに話していること(本来ガイギンガは龍神なのでグレンモルトは偉そうには出来ないはず)。第1話の時点ではガイハートの状態で活躍している。

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最終更新:2023年09月16日 16:10