登録日:2014/09/23 Tue 18:36:02
更新日:2024/11/03 Sun 23:55:09
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【登場人物】
本作の主人公。担当科目は地理。キャストは不明(公式サイトならびに本編では村人A)。
元ヤンキーだが更生し、「落ちこぼれの気持ちがわかる教師」になるため教職免許を取る。
性格は良くも悪くも向こう見ず。思い立ったら即行動、売られた喧嘩は即買取がモットー。
だが教育に関する熱意は本物で、教師という立場を利用して悪事を働こうとするブラック
メルヘンには強い憤りを感じている。
様々な偶然からバッケンローダーに協力し、組織を潰す手伝いをすることに。
組織には牛神様の力を借りてヤンキーサンダ―という姿に変身し、教育係として潜入している。
また、「教師と教え子」という条件を満たしているとどんな命令も聞かせることができる『超教育』と、気絶中や性的絶頂中の相手を強制的に教え子に認定してしまう『師弟の証』などの特殊能力も使える。
やんちゃしてただけあってかアレの経験は結構豊富。
生徒に手を出す事は結構躊躇していたが、夜日楽と桃花は発情を抑える為、
マーガレットはお仕置きの為に手を出している。
もはや
言い訳の余地もない。
CV:計名さや香
桃太郎に出てくる鬼の末裔で当然キャストは鬼。担当科目は古文。
鬼族の地位向上のためブラック
メルヘンに参加している。
とにかく生真面目で融通の利かない性格から生徒からは避けられがちであるが、実際はとても優しく聡明な女性。
文学を愛する才媛ではあるが、それ以上に極度の肉体派なため学園のトレーニングルームでいつも筋肉を鍛え上げている。
修羅姫は鬼族としての名前であり、別名である轟天童子も言わば称号。明日楽は人間としての戸籍名である(後述の夜日楽も同様)。
苗字である大江山は鬼たちを纏める名家の一つ。
実は鬼族は気性は荒くとも非情を好まない種族である為にブラック
メルヘンのやり方には否定的で、上記の目的で参加している明日楽は実家からは勘当されている身である。
戦闘では日頃鍛えた筋肉を遺憾なく発揮し、真正面から敵を金棒でなぎ払っていくパワーファイター。
桃太郎のキャストであるバッケンローダーとは本作開始以前から幾度となく激突しているが未だ決着は付いておらず、打倒バッケンローダーを成すため今日も筋肉を鍛え上げる。
ちなみに年齢は23歳。実年齢より年上に見られるのをちょっと気にしている。
師弟の証を結んだ後、発情するたびに母乳が出る様になる。
弱点:「修羅姫は桃太郎のことになると周りが見えなくなる」
桃太郎と鬼の因縁からできた弱点であり、幼少期に演劇で
桃太郎をやる事が決まった際にはクーデターを起こしてまで鬼を主役にしようとするほどに執着している。
この性質を利用し、バッケンローダーが戦いの途中で和解を申込み、友好のあかしとしてキビ団子を貰うのだが、当然痺れ薬入りで動けない所を斬られて敗北する。
凄い弱点:「修羅姫は太っていると思われることを嫌がる」
実際太っているわけではないのだが、元々のグラマラスな肢体に加えて日々のトレーニングで体を鍛えていることが原因。
体脂肪率は本人によれば1ケタらしいが、筋肉が多いため体重は重いらしい。
作戦決行までに食事にプロテインを仕込んだり、鎧のジョイントを甘くする小細工を弄した。
そして決戦時に力を込めた時に鎧が分解。その隙を狙ってこれでもかと挑発し、動けなくなったところを斬られて敗北する。
- アンハッピートリガー グリムロック/グレーテル=グリム
CV:藤堂みさき
ヨーロッパにある魔女ギルドから派遣されてきた魔女の末裔。キャストは魔女。担当科目は英語。
自身だけでなく周囲の人間まで巻き込む極度の不幸体質の持ち主。
「最初から幸せなんて感じなければ不幸にもならない」という持論から『みんなで不幸せになろう』をモットーにしている超ネガティブ思考。
人付き合いが苦手でなるべく他人を避けようとするタイプ。
常に不気味な笑いを浮かべていて、ちょっとしたことで落ち込んだかと思えばいきなりキレだしたりと情緒不安定な部分が目立つ。
戦闘では右腕に装着した『フォーチュンガン』で自分の不幸を撃ち出し、相手を不幸にして戦う。
遠距離からは撃ち出された不幸に苦しめられ、近寄れば彼女の不幸体質に巻き込まれるという厄介な相手である。
幸福に対して諦観している彼女だが、本当は誰よりも幸せを欲している事が調教している合間に判明する。
そして前作におけるカグヤポジションだからか、彼女の愛は重い。
弱点:「12時を告げる鐘で不幸を反転させることができる」
フォーチュンガンに付けられている魔石『12時の鐘』は非常に多岐にわたる能力を持つが、12時の鐘によってその効果が反転する欠点を持っている。
"12時"に鐘を鳴らす必要はなく、"12回"鳴らす事に意味がある。
無論、彼女もこの弱点を突かれない為に学園全ての放送室を使用禁止にしたが、学園に残されていた御堂の鐘の存在までは知らず、そこを突かれて敗北する。
凄い弱点:「グリムロックはゲームに夢中になっている」
実はお嬢様として厳しく育てられた彼女は漫画や
ゲームに触れた事が無く、組織に入った事でこれらに触れる事ができたので夜更かし気味な生活を送る事になる。
この弱点については同じような育てられ方をしたや明日楽と桃花から共感されることになる(特に桃花は前日の戦いで不幸な目に会って
トラウマ持ちにもかかわらず)。
- 機械仕掛けのファラオ ハルカプトラ7世/七町 遥架
CV:星野七海
古代エジプトにおいて国を管理、防衛するべく生み出された『マシンファラオ』と呼ばれる人工機械生命体。
「人間は我らマシンファラオに支配、管理されるべき」という命令に基づいて行動している。
キャストはスフィンクス。担当科目は保健体育。
メカではあるが言動や行動は大雑把でいい加減。
本人曰く「これも愚かなる人間を模倣してるゆえ。我らが優秀すぎる証拠である」とのこと。
悪気はないのだが生徒に余計なことを言い傷つけることが多く、その度に学園長に呼び出されては怒られている。
当然悪気がないので反省するつもりも直すつもりもない。
教師の時はほぼ人間と同じボディを使っているが、強い衝撃に弱いため、たまに頭が取れたり手足が外れたりしている。
戦闘では様々なパーツを状況に応じて使いこなして戦う。
弱点:「ハルカプトラは部下と感覚を共有している」
実は書類仕事(と言うよりもアナログ)が苦手な彼女は文字を見るだけで寝てしまう。
この弱点は部下達にも伝播しており、苦手な教科を相手にすると寝てしまう(作戦では地理が苦手な部下を利用したが、英吾によると他の部下たちも同様の理由で苦手な教科で赤点を取る事に危機感を抱いている)。
凄い弱点:「ハルカプトラは結婚するとバグる」
これは彼女の「結婚したマシンファラオは夫(もしくは子ども)に王位を譲る」というプログラムが原因。
指輪を薬指に付けるだけでプログラムが作動し、付けた相手にゾッコンになる(もはや隷属の域)。
CV:椎那天
人魚族の生まれでキャストは人魚。担当は養護教諭。
幼い頃童話の
人魚姫を読んで「魔法など
というわけのわからない力に頼ってはダメだ!」と一念発起し科学者を目指し始める。
自他共に認める天才ではあるが、それゆえに少々ナルシスト。
大戸岐学園には
保健室が複数存在するが、珠魚が怪しい薬を実験しようとするので彼女のいる
保健室は学内最高のデンジャーゾーンと恐れられている。
幹部最年長であるが精神年齢は一番子供っぽく、羞恥心も薄い。
ハルカのメンテも担当しており、彼女をむす…妹として可愛がっている。
戦闘では開発した兵器などを使用したりもするが、最大の武器は彼女自身の肉体と技であり、本人の好きな
プロレスの技を駆使して戦う。
29歳独身処女。幹部達の中では最年長であるため、このシリーズの宿命である歳と婚活の悪ふざけに振り回される。
作中で実家の母親と話す時に出た方言から、おそらく
広島県出身。
調教は
アナルが中心。
実はこの作品のEDで唯一英吾の子供を妊娠している。ハルカプトラも妊娠するシーンはあるが、卵子はあくまでもサイレーンのもの(ハルカプトラに合わせてデザインしつつも)である。
弱点:「ハルカプトラを操って2対1を仕掛ける」
ストーリー内で新武器としてハルカプトラに音声認識によるコントロール装置を付けたのが原因。
本人の意思を無視した攻撃なので当然精度は悪い(逆に利用された時は全弾命中している)。
この件で一度クインに雷を落とされているのだが、本人は懲りずに装置を残していた。完全に自業自得である。
凄い弱点:「魔法でサイレーンの変身を解く」
人魚は普段人間の姿になる場合は近くに住む町魔女(町医者のようなもの)に魔法で姿を変えてもらっている。
サイレーンは魔法の汎用性の低さとコストパフォーマンスの悪さから魔法ではなく自作の薬で変身しているが魔法が効かないわけではないため、彼女の地元の魔女から変身のための魔法を使わせてもらうことに。
- バッケンローダーのライバル バッケンハンター/マーガレット=ロート
CV:渋谷ひめ
クインが連れてきたバッケンローダーを狙う新たな幹部。キャストは狼。
経歴は一切不明。本人もここに来る前のことは一切覚えてないが、クイン・テイル曰く「ヨーロッパにいた頃の僚友」とのこと。
当然ながら突然現れて自分達の獲物を掠め取ろうとする彼女を他の幹部達が認めるわけもなく、英吾以上に嫌われている。
そのため彼女の世話は英吾に押し付けられるが、それ以来彼に懐いている。
性格は天真爛漫、好奇心旺盛で人懐っこい。
男女問わず惹き付ける魅力とカリスマ性の持ち主で、その魅力は編入して数日後には学園のアイドルと化したほど。
戦闘ではハンドガンとダガーを使用。
右肩のウルフくんは匂いだけで相手の体調や精神を分析できる優れものだが、バッケンローダーが既に
非処女である事を暴露され、桃花はしばらく落ち込む事になる。
パワー、スピード共にバッケンローダーを凌駕しており、初対面時の戦闘では彼女に勝利しかけている。
弱点:「バッケンハンターはバッケンローダーのピンチを救う」
バッケンローダーに対する異常な執着から、他の幹部達が戦闘中にも関わらずに戦いを挑んでいる。
凄い弱点:「バッケンハンターはエッチなことに興味津々」
記憶が無い彼女にとって学園生活は正しく好奇の対象である。当然同学年の性経験にも反応し、この時点では唯のムッツリであった。
しかし、この弱点の検証の際に一部の部下(主にグリムロックの部下)が暴走、その結果突然変異を引き起こして
やおい好きにもなる(と言うよりもストライクゾーンが広がった)。
桃花曰く「業が深い」。ちなみに彼女はレズにもなる可能性を危惧していた。
そして来たるべき戦いでは、事前に用意していた英吾と阪田が絡み合うコラ写真(制作者:牛神様)をばら撒いて動きを止めたが、即座に偽物とバレる。
返って苦境に立たされたバッケンローダーは最後の作戦として彼女と絡み、その行為で更に新しい扉が開きかけた隙を突く事で勝利する。
無論、この行為を一番後悔したのはバッケンローダーというのは言うまでもない。
- 『おとぎ話』の守り人 バッケンローダー/吉備 桃花
CV:疾風はる
桃太郎の子孫で原典を守るバッケンシリーズと呼ばれる戦士の一人。キャストは
桃太郎。
普段は気だるげな雰囲気をしているが、先祖代々伝わる霊刀『大桃切』を引き抜くことで闘争本能全開なバッケンローダーに変身し力任せに敵を打ち破る。
黙っておけば優等生なのだが口を開くと毒舌が飛んでくる生意気娘。
実家は神社で代々戦士の家系であり、彼女も幼少時から祖母と母親から厳しい訓練を課せられてきた。
そのため親元を離れた今は英吾の部屋に来てはお菓子を食べたりだらだらと
ゲームしたりして自由を満喫している。
戦闘では唯一の武器である大桃切で力任せに敵を打ち破っていくスタイル。
また英吾が掴んだ弱点を元に騙し討ちや毒を盛るなどの卑怯な戦法も好んで使う。
夜日楽、
マーガレットとはルームメイト。
夜日楽との関係は良好だが、遊びたがる犬の如く絡んでくる
マーガレットは自分の時間(=英吾の部屋でだらだらする時間)が奪われることから公私に渡り天敵となっている。
2人目の幹部攻略時にバッケンハンターと戦うが、油断して一度敗北する事になる。
おまけにハンターの武器にも大桃切と同様の発情効果があり、その日の晩に英吾に抱いてもらう事になった。
CV:桜水季
修羅姫唯一の部下で彼女の妹。キャストは鬼。
英吾のクラスの委員長を務めている優等生で、本来争いごとは苦手なのだが姉に無理矢理連れてこられた。
性格は控えめで優しく家庭的。
幹部から警戒されている英吾にも変わらぬ態度で話しかけてくれる良い子であるが、
貧乏くじを引くことも多い。
とある戦闘中に大桃切で斬られ発情し、英吾と関係を持ってしまいそれと同時に『師弟の証』を結んでしまう。
その経緯から最初は英吾を疑っていたが、「幹部達を正しい道に更正してやりたい」という英吾の熱意に同意し、自らの意志で協力することを決意する。
桃太郎と鬼ということで紹介された当初は桃花からは信用されていなかったが、その日の晩には彼女の家事スキルの高さに桃花の掌がひっくり返ったのは言うまでもない。
CV:誓い
ブラック
メルヘン日本支部を束ねる女首領。キャストは女王。
普段は大戸岐学園の学園長を務めており、学園の運営や幹部達が起こした問題の揉み消しなど幅広く活動しているスーパーウーマン。
幹部達をゲンコツ一発で黙らせることがほどの身体能力を持っていたり、各界のお偉いさんにコネがあったりと謎の多い人物。
そんな彼女でも全く反省しない幹部達には手を焼いているようであり、頭を悩ませている。
この作品(と言うよりもシリーズ)の中でも随一の"悪"である。他の幹部達が生徒を利用するのに罪悪感を見せるのに対し、彼女はその事に一切の迷いが無い(幹部達と分かり合える可能性を見出していた英吾からも完全に分かり合えないと確信した)。
その実力は本物であり、本当に原典を獲得する為なら彼女一人が出れば済むというレベル(ブラック
メルヘンはあくまで同盟と言う形の組織であり、その仲介役として原典は獲得できないという縛りがある)。
その正体は桃花よりも数世代前のバッケンローダー。
昔は原典が出現するタイミングが分からなかった為、原典を書き換えられる鍵である「大桃切」を持っていた事から日夜魑魅魍魎に襲われると言う非常に凄惨な過去を持つ。
戦いに疲れた彼女は自分自身が原典になってしまえばもう争わずに済むと考える。
人間の状態では原典に干渉する事ができない為、概念を切り裂く「大桃切」を自身に突き立て、彼女は人間と言う概念を捨て去った。
その結果彼女と言う存在は霧散し、一応の形を取り戻すまでに数十年の時間を要する事になった。そして今の肉体は女王のキャストを持つ人間から奪い取ったものである。
人間であった時の彼女には恐らく正義が有ったのかもしれない(実家からの情報だと野心を持っていた様子)。しかし、今の彼女は過去の怨念の残滓に過ぎないのだろう。
英吾の同僚。一般人。
英吾より先に赴任してきており何かと助け舟を出してくれる存在。
要領がいいので大変な仕事は上手くすり抜け定時きっかりに帰っていく。
教育の神である天神様の神獣。とある理由から英吾にくっついてくる。
見た目はホルスタインだが人語を話すことができ、英吾に様々なアドバイスを送ってくれる他、ネットの火消しやコラージュの作成などもしてくれる頼もしい牛である。
校舎内にもよく出没し、英吾と一緒に行動しているため一部では英吾が牛をペットにしていると噂されている。
英吾の仕事の機会を奪った人間であり、彼の復讐劇の下地を作ってくれた存在でもある。
英吾の内定が決まりかけた直前に文部省の認定書を携えて割り込み、彼の内定を奪い取った。
英吾によると彼の出身校はかなり名の知れた大学であるとの事。
そんな大学を出たにしては外見はかなり胡散臭く、英吾からも教師の雰囲気が感じ取れないと言われている。
その正体は、バッケンローダーが属する組織の裏切者。バッケンローダーがこの学園に来たのも彼の捕縛を命じられていたため。
九州で祀られていた牛神様を騙して契約し、クィンが欲していた「超教育」を得て組織に加入する腹積もりだった。
実の所、前述の学歴も親のコネで偽装したものであり、彼自身は五流大学出のダメ人間である(前の学校でも問題を起こしてこの学園に逃げ込んできた)。
本人曰くインテリ系で、実際かなり弱い(牛神様の力を得て変身しているにも拘らず屋上から飛んで死にかけている)。
バッケンローダーと幹部達の戦いから真っ先に逃げるも、すぐに追いついてきたバッケンローダーに対してその場言い合わせた英吾を人質に取る。
しかし、バッケンローダーはそのまま英吾諸共に切り捨て、その結果英吾に牛神様が憑りつくことになった。
実際のところブラックメルヘンを信用しておらず、組織に与えていた自身の情報は最低限に絞り、接触も全てコネを通したもの。
その為、英吾にとってブラックメルヘンに潜入できる格好の材料になり、「英吾と言う人物に成りすました文人(を騙った英吾)」と言う非常にややこしい肩書で潜入する。
実家も彼自身の存在が相当目障りだったらしく、クインに「ヘマをしたら殺してもよい」と裏で約束している。
追記・修正よろしく
- 画像をどうするかね -- 名無しさん (2014-09-23 19:50:16)
- 画像が見たい人は公式サイト見ればいいと思うの だから載せなくていいかと -- 名無しさん (2014-10-04 11:09:40)
- そもそもこの項目は必要なのか?項目29813で全て事足りるだろう。 -- 名無しさん (2014-10-06 23:57:53)
- と思ったら所謂ネタバレ防止の分割項目だったのね、納得。 -- 名無しさん (2014-10-06 23:59:15)
- 菅原文人の説明で『英吾と言う人物に成りすました文人(を騙った英吾)』←ややこしすぎて余計わからない・・・ -- 名無しさん (2020-03-15 01:39:27)
最終更新:2024年11月03日 23:55