紅林珠璃

登録日:2014/12/02 (火) 23:15:29
更新日:2025/01/24 Fri 02:25:55
所要時間:約 10 分で読めます




「あなたがドなら、私はレ!」



紅林珠璃とは、『アイカツ!』に登場する音城セイラが3期における出番の無さを嘆き、
スターライト学園中等部に編入生として潜入しようとした際に用いた別名義のことである。





追記・修正はロックからフラメンコに鞍替えしてからお願いします。
















「あなたの炎はまだ消えていない。なぜなら私はアンダルシアの熱い風があなたから吹き付けるのを確かに感じたのだから!」










   *   *
 *   + うそです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *




紅林珠璃(くればやし じゅり)とは、『アイカツ!』3期より登場した新キャラクターのことである。



CV:齋藤綾
歌唱担当:天音みほ
学年:中学1年生
誕生日:7月31日
星座:しし座
血液型:O
好きなたべもの:生ハム・パエリア
特技:フラメンコ・バレエ・風のにおいがわかる
好きなブランド:サングリアロッサ
イメージカラー:パッションレッド


●人物

3期途中から新主人公「大空あかり」の友人兼ライバルとして登場したキャラクター。
父はスペイン人シェフであり、母は踊り子探偵カルメンを主役としたドラマ『カルメンは見た!』で有名な女優・紅林可憐。
本人も幼い頃に子役として経験を積んでいたが(この時同じく3期からのキャラ「新条ひなき」と知り合っている)、
母親が血のにじむような努力の末に女優としての地位を獲得したのに対して、自分は「紅林可憐の娘」というだけで仕事がもらえることを恥じ、
母のような女優になるために芸能活動からいったん退き自らを鍛え直すことを決めた過去がある。

そのため母親には深い尊敬と愛情を抱く一方で、「紅林可憐の娘」という立場から逃れられないことにコンプレックスを抱いていた。
じゃあ芸名変えるなり母親のフラメンコキャラ踏襲しないなりしろよとか言うの禁止な。

幼い頃はひなき曰く「ほんわかした雰囲気の子」とのことだが、現在はストイックかつ情熱的で一々芝居がかった大げさなポーズと言い回しをする愉快な人になった。


「ホイップ&ベリースターサンド。…ああ!まるでアンダルシアの太陽のようなまばゆいフレッシュストロベリー…!(ポーズ決めながら)」

↑これドーナツ注文してるだけです。


しかし気を許す家族や友人には地と思しき穏やかな面も見せる。
ちなみに赤い髪を結んだ髪型が2期の主要キャラ「音城セイラ」がちょっと髪型弄ったようにしか見えず、
キャラ発表当初は「セイラ2号」「ドッペルゲンガー」「セイラちゃんスターライト学園に転校したの?」などと言われていた。


●劇中での活躍

109話『アイカツのアツい風!』より登場。
フラメンコを踊りながらポーズを決めて登場する姿で視聴者を茫然とさせ、ついでにその熱い闘志であかりたちを驚かせた。
同話で行われたドラマ『アイカツ先生』のオーディションに参加し、あかりたちとの交流もあって母親へのコンプレックスから脱却を果たすと共にアイカツ先生役を見事ゲットし、
母親からも1人の女優として認められた。

続く110話では「アイカツ先生」での「校長先生に情熱を取り戻させるシーン」での自分の演技に納得がいかず、失意の思いっきり冷え切った状態で登場。
現状を打破すべく衣装ブランド『サングリアロッサ』のプレミアムドレスを手に入れようとし、あかりたちと共にトップデザイナーのエンシエロ篤を探し出す。
しかし当のエンシエロもドレス作りに行き詰ってすっかり情熱を失っていたため、逆に彼にヤル気を取り戻させるために奮闘することに。

最終的にフラメンコのステップと共に熱い説得の言葉(項目上のアレ)で彼の中に燻る情熱を指摘し、それを受けて復活したエンシエロからプレミアムドレスをもらいうける。
演技の方もエンシエロを復活させた経験からか納得のいく演技ができた模様。

その後、第三期前半ではあかりちゃんとお泊りをしたり、ひなきちゃんと「poppin bubbles」のライブをしたりした。
アイカツ!ドラマ回屈指の名回にして迷回「ヴァンパイアミステリー」通称ヴァンカツ!ではヴァンパイアハンター珠璃アス・シーザーサラダを熱演。
女優枠だけど珠璃ちゃんのキャラが濃すぎるのかキャラ設定以外はほぼ素のまんまの演技である。ひなきツイスターはいつもとは違う感じに演じ切っていたというのに。

第三期後半戦ではスミレちゃんと黒沢凛ちゃんの「ダンシングディーヴァ」に触発され、二人ユニットを汲む流れが到来。
「チョコがけポテチのように、個性の違う誰かと組むことで今までとは別の一面を見せたい」という動機のもと、それを応援するひなきちゃんのサポートを交えユニットのパートナー探しを開始するが、珠璃ちゃんのキャラの濃さとひなきちゃんの解説なしでは意味が伝わりにくい珠璃ちゃん独特のセンスに皆さん辟易するばかり。

ひなきちゃんと共に悩んでいたところ、それを見ていたあかりちゃんとまどかちゃんにひなきちゃんと組むことをお勧めされる。
幼いころから友人で、再開後もよく一緒にいたことから近くにいすぎて「特別にユニットを組む」という考えがあまりなかった二人だが、これをきっかけとして情熱ハラペーニョを結成。

ユニットカップではさらに新曲でのライブも披露。大人の事情もありメインキャラ最下位の八組中四位に終わったが、アツさでは間違いなく一位だったろう。

さらに第141話では情熱ハラペーニョとして「世界激辛フェス」のメキシコブースを応援するアイドルとしてお仕事を担当。
他人の事情を考慮しすぎて考え着いたアイディアを発揮しきれないところがあるひなきの後押しをし、「珠璃の父親を呼びメキシコ料理とスペイン料理のコラボメニューを作る」、「マスコットキャラクターのハラッペ&ペーニョの考案」といった提案を通してメキシコブースのフェス優勝につなげ、また新曲を披露。

しかし、物語の都合かこの時期DCDの方ではプレミアムレアとして「セニョリータシェヘラコーデ」が出ていたもののそちらを見せることはなかった。

女優としてはドラマ回「アイカツレストラン」にてつぶれそうなレストランのオーナー役をまたも熱演。
しかしヴァンカツ!の時同様珠璃ちゃんのキャラが濃すぎて設定以外素のままだぞこれ。

さらに夏祭り会で行動を共にしたのをきっかけに、スターライト学園祭編ではあらたにまどか、凛とバニラチリペッパーを結成。

エンシエロ篤の弟子であるムエータ篤郎にユニットドレスのデザインを依頼したが、彼は個性の大きく違う三人をまとめるのに苦労。
しかし、エンシエロとはまた違う繊細さをムエータに見出した珠璃は「エンシエロ篤の弟子」ではなく「ムエータ篤郎」に改めてユニットドレス作成を依頼。
完成したユニットドレスで学園祭でのライブを披露した。

最終シーズンとなった第四期ではあんまり全国巡ってないルミナス全国ツアーのためにぎやかし程度の仕事はしていたもののライブに出たことはなかった。
ただ、クリスマス回で星宮いちご、神崎美月と共にルミナスのライブに参加して6人ライブを行った。
当たり前のように大先輩のいちごと美月の隣に並んでいること、しかも背が高く大人っぽいためかなりサマになっていることから一部視聴者の腹筋をかっさらった。

そして174話ではスターライトクイーンカップが近づく中美月にあこがれるセクシーアイドルの後輩、白樺リサが美月が観客に来ることを知り緊張する中、かつて自分も憧れの母・紅林可憐の娘として見られたプレッシャーがあったが自分は自分と吹っ切れたことを告げその緊張を解きほぐすのに一役買った。

さらに、DCDプレイヤーが待ち望んだ「セニョリータシェヘラコーデ」がついに渡され、クイーンカップでも素晴らしい単独ライブを披露。

最終日にひなきとあかりに抜かれるまで首位を独走していたほどであった。
最終回ではあかり・いちごの競争をバニラチリペッパーとして応援した。

その後、アイカツスターズ!と同時上映された短編映画ではアイカツ先生の番外編として、最新鋭のアイカツシステムを用い恐竜の生徒たちを指導する役を行っていた。

アイカツオンパレード!ではひなきと共にアイカツ!世界のトップバッターを担当。同じポップとセクシーのアイドルユニットである「ハニーキャット」と意気投合した。

振り返ると、ネタ的には非常にクセの強いキャラだが早めに自分の課題を解決したこともあり、その後はよい賑やかし役や相方のひなきに対するサポート役としての仕事を徹底したキャラであった。

そして女優キャラだが、完璧に演じ切っていた神谷しおんと比べるとむしろ役を自分に染めるようなタイプでもあった。これは、しおんとの差別化を意識しての事か。

●関連人物
  • 紅林可憐
母親。女優であり、特に毎回犯人を崖に追いつめながらフラメンコのポーズを取る『カルメンは見た!』のカルメン役で有名。
情熱的な演技と演技へのストイックさとは裏腹に素顔はおっとりとした可愛らしい性格であり、娘のことを深く愛する良き母である。
かつて仕事でサングリアロッサの衣装を着ており、その衣装を着た母の姿が珠璃のサングリアロッサへの憧れの原点。
ちなみにその衣装を着た若き日の母、(おそらく)既に一児のだったにも関わらずめちゃくちゃ可愛い。

  • カミーノ・セリオ
父親。名前は当初不明だった。スペイン人の料理人
熱い人物、との評判だが家族として登場した時はとても優しげな様子だった。
家族揃って似た者同士ということか。
料理人としてはアツさが光る有名人であり、結構女性ファンがいる。

  • エンシエロ篤
サングリアロッサのデザイナー。
おそらくスペインはアンダルシア地方の出身。
「フラメンコギターの腕はプロ級」と作中で語られていたが、実際に弾くことはなく代わりに一緒に踊りだした。
珠璃の、自身の情熱をも取り戻させた熱さをして「本物のサングリアロッサ」と珠璃を評価した。
あと胸毛の描写が何か雑。ジョニー2号とか言うの禁止。

親友にしてパートナー。
子役時代からの友人であり、同期のキャラクターを「ちゃん」づけしがちなあかり世代において、数少ないお互い呼び捨てで呼び合う仲。
独特な珠璃の世界観を誰より理解してくれるのが当たり前、あまりに近すぎて特別にユニットを組む発想がないなど仲良しすぎて特別仲がいいことに気が付いていないレベルだった。
ユニットを組むことをあかりが提案してみたところ、
「闘牛してた。私が牛、ひなきが闘牛士でひらりとかわされちゃった!」
というイメージがごく自然に浮かんだほど。
珠璃の独特な世界観をひなきが言語化し、ひなきの閃きを珠璃が後押しするという形で最高のパートナー関係を築いている。

141話ではピーターパンをイメージしたvivid kissのプレミアムドレス「ピーターアドベンチャーコーデ」に合わせangely sugarのウェンディをイメージした「ミルキーウェンディコーデ」をひなきのチョイスの元自然に受け入れていた。

「ウェンディ、僕と一緒に来てくれる?」

「ええピーターパン。私をネバーランドへ連れて行って!」

バニラチリペッパーのユニットメンバー。
何でも物事をストレートに言ってしまうまどかと体育会系のダンサー少女凛で、二人は同室ということもあり仲は良好。
ひなきちゃんと珠璃ちゃんに並ぶレベルに仲良し。
ユニット結成後、珠璃ちゃんの呼び方を「紅林先輩」から「珠璃先輩」と変えた。

  • 音城セイラ
良く似た人。フォトカツ!でもネタにされた。


●関連曲
  • 「Passion flower 」
エンシエロから託された「ローズガラスプリンセスコーデ」のお披露目で歌った曲。
珠璃とブランドイメージに合ったスペインっぽい感じの曲。

  • 「ラブリー☆ボム」
アイカツ先生のドラマ曲。ラブリー☆ボムをバックにジョニー先生演じる不良中学生をサッカーで懲らしめる姿はちょっと面白い。

  • 「chica×chica」
「千夜一夜物語」をイメージした「セニョリータシェヘラコーデ」に該当する曲としてDLCでは登場。
スパニッシュというよりオリエントな雰囲気に仕上がっている。
そういうのはボヘミアンラプソディの仕事だろとか突っ込まないでね

情熱ハラペーニョ版、バニラチリペッパー版、クイーンカップでの珠璃ソロ版とバージョンが三つもある少し珍しい曲。
3バージョン全て演出に違いがあるので、確認してみても面白い。

  • 「poppin bubbles」
新条ひなきとのデュエット曲。本来、ゲームで出たときの歌唱担当は氷上スミレ担当のもなだったが、アニメでは珠璃ちゃんとのデュエット版のみ登場

  • 「サマー☆マジック」
情熱ハラペーニョとして新条ひなきとデュエットした曲。
ピーターパンをイメージした演出やステージを飛び回るひなきちゃんと珠璃ちゃんが可愛い。




追記・修正はフラメンコを踊りながらお願いします。

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