登録日:2016/04/27 Sat 23:14:00
更新日:2024/12/12 Thu 02:20:39
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溢れ出す光が、全てを白く、天国のように塗りつぶした。
遥か天空に存在する巨大要塞
シルヴァー・グローリーを本拠地とし、高度なテクノロジーを所有する文明。それが光文明である。
彼等は秩序や法、精神を表す存在であり、それらを破る存在には鉄槌を問答無用で下す完璧主義者で、
既に肉体を捨てて概念的存在になっているため、抽象的な姿をしたクリーチャーが多い。
MtGで言えば
白に相当する…が、後にカードカラーが白で示される
無色が登場したため非常に紛らわしい。
文明としての特徴
聖霊王アルカディアス VR 光文明 (6) |
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 12500 |
進化-自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。 |
誰も光以外の呪文を唱えることができない。 |
W・ブレイカー |
ブロッカーを所有するクリーチャーが所属するのがこの光文明であり、クリーチャーの能力や呪文で敵の行動を封じてしまうなどの絶対的な防御の面に関しては最強クラスを誇る。
しかし反対にクリーチャの破壊や除去の面では乏しく、タップやウィニーで補うしかないのが難点である。
破壊手段が少ないためにブロックされない、攻撃されないといった能力には弱いため光文明を中心にデッキを構築するならば、この弱点を意識したうえで構築したい。
精神の重要性を理解し、思慮ある行動を取れる水や、法を守り、世界との調和を目指す自然とは相性が良い。
特に自然文明とはストーリー上でも協力関係になっている仲である。
逆に精神をないがしろにし、ひたすらに利己を追究する闇とは相性が悪い。有名なのは
悪魔神バロムとアルカディアスとの長き因縁だろう。
生身の存在しない彫刻を思わせるデザインが特徴的だが、最大の特徴はイラストアドの高さ。
天空に住む一族という設定だからか、優雅かつ華麗な姿のクリーチャーが多い。(エンジェル・コマンドがその尤もな例)
水、火文明に匹敵するほどの技術レベルを持つが、火文明とは相性が悪い。(ただし背景ストーリーでは戦いを止めるために火文明のドラゴンと手を組んで戦うことがあった)
デュエルマスターズの漫画やアニメでは主人公の
ライバルキャラが使用しており、高貴な姿のキャラが主にこの文明のデッキ使いである。(例:
白凰、ルシファーetc)
天使や精霊をモチーフとしたクリーチャーが多いだけあって、美男美女や高貴な性格のキャラが多く、主人公の最強のライバルに抜擢され易い。
反面、「独善的で傲慢」な一面を持つ文明を扱うだけあり、性格に欠点を併せ持つものがほとんど。というかルシファー以外みんな性格に難有
悪堕ちに定評のある、勝舞の最大のライバルにして親友。エンジェル・コマンド使いで、《聖霊王 アルカディアス》が切り札。
実力は非常に高く、何度もデュエマを挑んでくる勝舞に対してほとんど勝ちを収めている。
VSシリーズより登場した勝太のメインライバルで、現デュエマ界最強と謳われるデュエリスト。
エンジェル・コマンド・ドラゴンやジャスティス・ウイング、ジャスティス・オーブを愛用する。
初登場した
デュエル・マスターズVSではそれほど勝率が高くなかったが、続編の
VSRでは主人公を食い気味な
活躍を見せ、性格から容姿までパーフェクトな事から公式から「真の主人公」と銘打たれる。
VSRFでは光文明に加えて水文明も使用するのだが、奇しくも
中の人が
裏番組のアニメシリーズに出演していた際のキャラクターの属性と一致している。
VSシリーズから登場した、メイン
ヒロインヒドイン。
丹下桜のぶりっこボイスからゲス笑いまで堪能できる貴重なキャラ。
兄であるルシファーと同じくエンジェル・コマンド・ドラゴンやジャスティス・ウイング、ジャスティス・オーブを主に使用。
何気に《
音感の精霊龍 エメラルーダ》を積んだり、殿堂入りカードである《
不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》を入れる等、結構ガチ構成気味。
勝太のライバルにして色々とアイドルマスターな俺様系デュエリスト。ライオンモチーフのエンジェル・コマンド
と無色のゼニスを多く使用する。
最新シリーズ『
デュエル・マスターズVSRF』では、光文明使いにルシファーがいた事と、現存する自然文明使いが少ない&頼りない
&碌でもないためか
自然文明使い枠としてカウントされており、主な使用種族も
ジュラシック・コマンド・ドラゴン達が率いるダママ団に変更されている。
ただ、ダママ団が光/自然文明であったり、他キャラの殆どが「友好色は多色カードのみ」というデッキ構成の今シリーズでは珍しく
光の単色カードも多く採用していたりと、元々光使いだった名残が多く見受けられる。
突然八尾町にオープンしたテーマパーク「デュエマーランド」のマスコット。元ネタと
中の人と、両方とも全然大丈夫じゃない。
実は牛次郎の作ったロボットで、中には中性的な美青年型ロボット忠次郎が入っていた。
初期はかわいこぶったり、いきなりゲスいことを言い出したりと真っ黒だったが、紆余曲折あって勝太の友達となる。
使用デッキは
コスト9のエンジェル・コマンド軸の【
ヘブンズ・ゲート】、通常【九極天門】。
詳しくは切札である
極まる侵略 G.O.D.の項目を参照。
デュエマを行った回数は非常に多いが、未だに一勝も出来ておらず圧倒的な勝率の低さを誇る。
切札ジョーの幼馴染にしてライバル。
「正義」が口癖で、光のデュエルマスター候補として、人間界に現れるクリーチャー「デュエル・ウォーリア」を断罪している。
光文明の新種族・メタリカを使用し、切り札は《
煌龍 サッヴァーク》。
『
デュエル・マスターズ WIN』の光文明使いで、
プリンス・カイザ率いる「D4」の一員。
大金持ちキャラの例に漏れず鼻にかけた言動が多いが、一方で礼儀などはしっかりしている。
腕前は確か……なはずなのだが作中では(一部イカサマ込みだが)連敗を喫しており、自身もD4内での立場にコンプレックスを感じている。
メカ・デル・ディネロを中心とした白単を扱う。
シラハマ編では自然文明使いだったが、決闘学園編では自身の出自を明かすと共に光文明使いに。
ついでに怪力系ヒロイン化した
新能力「ニンジャ・チェンジ」を駆使する、光文明のシノビデッキを扱う。
戦闘機のような見た目を持つ光文明の守りの要。ブロッカーが多数存在するのが特徴で、「守護者」の名を冠する通り、
多くの敵から味方を守る事を目的としている。
しかし後にその行動原理に矛盾が発生したことで
史上最悪の存在を生み出すことになってしまう。
光文明の司令塔とも言われる種族。丸っこいボディが特徴で、ガーディアンや
イニシエート達に指示を出すのが主な任務である。
中でも
予言者クルトはかなりの人気を誇り、フレーバーテキストでも度々登場している。
本来誕生することのなかった光のドラゴン。
黄金のボディを輝かせ天空を舞うその姿はまさしく神の龍というべき姿である。
しかし
エンジェル・コマンド・ドラゴンの登場でその立場が危うくなっている。
不遇種族の代表格。
一体なんでこいつらが存在しているのかわからないほど空気だったが、
最近では新種が登場しており徐々に脚光を浴びてきている。
代表的なカード
クリーチャー
たとえ相手のパワーが
99999だろうと
999999だろうとバトルで必ず勝てるクリーチャー。
その戦技には王すら憧れるという。
…後にこちらが
王から学んだ事になったのはナイショ。
最弱故に最強のクリーチャー。
パワーはたったの500しかないがコストは1で何の縛りもなく、速攻に適正がある。
大会での入賞記録もあったりとガチ性能だったりする。
フェニックスから進化する究極の不死鳥。
デュエマ史上初の特殊勝利効果を持ったクリーチャーでもある。
当時は進化クリーチャーの不死鳥しかいなかったが、時代が下るにつれて非進化フェニックスも登場し、特殊勝利が達成しやすくなっている。
シノビの代名詞。
ニンジャ・ストライク4で手札にこのクリーチャーがあれば、相手のどんな攻撃も一度は止めることができる。
「
デッキの残り1枠に悩むのならばハヤブサマル入れてさっさと寝ろ」と言われるほどの高い汎用性ゆえに故に現在は
殿堂入り。
革命ファイナル以来久々に登場した純粋なドラゴン。
「ドラゴン・W・ブレイカー」でもって攻防一体の戦術を実現できる。
メディアミックスではジョーとキラの絆のカード。
呪文
光文明といったらこれ!といわれるほど、有名呪文の一角。
シールド・トリガーにしてすべてのクリーチャーをタップするという効果はまさに「強力」の2文字に尽きる。
その人気から様々な派生呪文が登場している。
S・トリガーにして無条件でブロッカーを呼び出す呪文。
大型クリーチャーをポンと出せるそのお手軽さから、光文明使いのプレイヤーの皆さまもお世話になった経験があるだろう。
こちらも多くの派生呪文が存在する。
2マナで4マナ分のクリーチャーを出すことができる
悪用される要素しかない呪文。
好きな文明を踏み倒せる点、4コスのクリーチャーから大型獣に繋げられる点から、2、3ターンキルの根源として大活躍。
現在は
プレミアム殿堂入り。
ブロッカーだろうがなんだろうが、攻撃することが出来ない自分のクリーチャーを1ターンだけ攻撃させることが出来る呪文。
ブロッカーで守りを固め、この呪文で一気にとどめを刺す様は爽快である。
上級種として《
ダイヤモンド・ソード》が存在する。
光文明には珍しい全体除去呪文。自他含めてクリーチャーが6体以上いればそれらをすべて破壊できる。
クリーチャーを並べてコントロールするデッキにはとても刺さるが、スター進化やEXライフがある現在ではやや厳しいか。
このカードをタップ能力として内蔵したのがかの有名な《
偽りの名 イーサン》である。
1マナでシールドに埋まった呪文を唱えられる。当初はネタカードだったが、超次元呪文の登場でデッキの大半を呪文にできるようになってからは評価が一変。
1ターン目から《
ロスト・ソウル》を打って相手の手札をゼロにしたり、超次元呪文を打って大型クリーチャーを踏み倒したり、やりたい放題の限りを尽くし
殿堂入りに。
終いには《オールデリート》からの《
禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》の禁断開放で相手にダイレクトアタックするコンボが発見、
1ターンキルが簡単にできるようになった。
もはや「解除したらデュエマが終わる」といっても過言でもないだろう。
追記・修正とは項目をコントロールすることによって得られる。
- 第一弾で他の文明が爆発で大打撃を受ける中、援助はせずただ軍事介入だけしてくるとか、超次元の力欲しさに孤立した闇文明と手を組んだりとか、背景ストーリーでは中々に身勝手な面も。 -- 名無しさん (2016-04-28 09:06:03)
- ライトプリンガー、初期の頃のは社員の名前かなんかじゃないっけ?あとなのはとかの部分いらなくね? -- 名無しさん (2016-04-28 13:49:39)
- DDZ引き込んだり身内種族切り捨てたり結構やらかしてるよね -- 名無しさん (2016-04-28 14:32:55)
- こんだけDM記事有るのに火と闇しかなかったんか文明記事…… -- 名無しさん (2016-04-29 02:16:37)
- 一応ゼロ文明がある、そこにあるDM文明タグ付けたら便利そう -- 名無しさん (2016-04-30 19:36:48)
- ブロッカー文明って感じですね。でも水文明のアンブロッカブル能力には無力ですね。 -- 名無しさん (2021-12-21 22:09:01)
- 能力の傾向も含めて自分の事を正義だと思っている遅延文明っていうイメージがある -- 名無しさん (2024-07-28 16:43:53)
最終更新:2024年12月12日 02:20