ギャラクシー・ルピア

登録日:2015/02/04 Wed 21:10:42
更新日:2024/08/23 Fri 09:25:27
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どんな逆境にあろうと、自分を信じる心があれば、最後には勝利が訪れるッピ!




概要

ギャラクシー・ルピアとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。

月刊コロコロコミック2010年1月号の付録として登場した。
その後、DMC-62「ウルトラ・NEX」において新規イラストで再録されている。

NEXを踏み倒せるクリーチャー。

スペック

ギャラクシー・ルピア P 火文明 (6)
進化クリーチャー:フェニックス/ファイアー・バード 9000
進化GV-名前に《ルピア》とある自分のクリーチャー3体を重ねた上に置く。
メテオバーン-このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、自分の山札を見る。その中から、名前に《NEX》とあるクリーチャーを1体、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
W・ブレイカー

進化条件がちょっと特殊で、進化元はファイアー・バード三体…かと思いきや、『ルピア』の名を持つクリーチャー三体から進化せねばならない。
ルピア自体はこのカードの登場後も定期的に増えていき、現在でもこれからどんどん増えていってはいるが、登場当時で考えるとなかなか進化元の範囲が狭かった。

また、ルピア系統のクリーチャーは有能なカードが多いがパワーが貧弱気味であり、真っ先に除去されやすい。
そのため、ギャラクシー・ルピアを場に出せる状態になるまでにしっかりとルピアを三体バトルゾーンに並べるのも苦労する。
インフレの進んだ現在でこそそこそこなパワーのルピアもいるが、進化クリーチャーだったりするので面倒なことには変わりはない。

さらに進化元の条件は特定のカード名を含むことも使いにくさを際立てており、《無垢の宝剣》などで進化元を代用することも出来ない。
名前追加のできる《名も無き神人類》などでは代用することも出来るが、そもそもそんな手間をかける必要性があるかは疑問。

つまり、この進化条件ではデッキ構成が多少縛られるし安定性にも欠けるため少し面倒くさい。

ただし、このクリーチャー自体もルピアの名を持っているので、ボルシャック・NEXでの踏み倒し対象に出来たり《レジェンド・ルピア・ウィング》を無料でクロスできたりする。
やろうと思えば二体目以降のギャラクシー・ルピアの進化元にすることも可能と言えば可能。

また、進化GVにしてはパワーが他のフェニックスに比べやや非力。
シールドブレイク数もW・ブレイカーであり、攻撃面もそこまで強烈でもない。
そこは踏み倒しで繰り出せるNEXでカバーしろという設計なのだろうし、あまり気にする点でもないが。

このカードの最大の特徴は、このクリーチャーもフェニックスであるため、しっかりとメテオバーンは所持していること。
このメテオバーンは一回の利用で進化元を三枚一気に消費する必要があるが、その能力は攻撃時のメテオバーンでNEXを山札からバトルゾーンに踏み倒せるという内容。

メテオバーンの消費枚数が激しいだけあって、このメテオバーンは非常に強力。

まず踏み倒しの際のテキストに「進化ではない」などの制限が存在しない。
強力な非進化NEXはもちろん、《神羅ライジング・NEX》などの究極進化を呼び寄せることも出来る。
NEXの新規は定期的に登場しており、どれもインフレの影響もあって非常に強力なカードとなっているため、年々踏み倒しの強烈さは増していると言える。

上述したようにこのメテオバーンは進化元の3枚を全て消費するために、何かしらの特殊な手段を使わない限りは能力が一度しか使えないことが気になるかもしれないが、NEXのような大型クリーチャーを一体でも場に踏み倒せただけで十分に元は取れていると言える。
むしろこれを逆手に取り、次のターンにユニバースエクストラウィンを狙うという戦略なども無いわけでは無い。

総評としては、進化条件の面倒さと引き換えに能力は強烈なフェニックスなのでNEXとルピアを中心にデッキを構成するならば、投入が検討できるだろう。
使用する際にはプレイヤーの技量や構築力の高さも要求されるが、メテオバーンが決まった時の爽快感はなかなかの物。

相性の良いカード

ボルシャック・NEX SR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から、名前に《ルピア》とあるカードを1枚、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
このクリーチャーは、自分の墓地にあるファイアー・バード1体につき「パワーアタッカー+1000」を得る。
W・ブレイカー

NEXの代表格と言ったらもちろんこのお方。こいつのcip能力でギャラクシー・ルピアを踏み倒すことができる。
逆にギャラクシー・ルピアのメテオバーンでボルシャック・NEXを踏み倒すことも出来る。

お互いにスペックが噛み合っているため、最高の相棒と言える。

神羅ライジング・NEX SR 火文明 (6)
進化クリーチャー:ルナティック・エンペラー/アーマード・ドラゴン 13000
究極進化-自分の進化アーマード・ドラゴンまたは進化ファイアー・バード1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選んで破壊する。
ゴッドスレイヤー(このクリーチャーがゴッドとバトルする時、バトルの後、そのゴッドを破壊する)
T・ブレイカー
このクリーチャーが破壊された時、相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選んで破壊する。その後、自分のパワーが一番小さいクリーチャーを1体破壊する。その後、進化ではないドラゴンを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。

DM-33で登場した究極進化クリーチャー。

究極進化であるコイツもNEXに所属するため、ギャラクシー・ルピアで踏み倒せる。
やや難しい進化条件も、ギャラクシー・ルピアの上に重ねてやれば一件落着。

ちなみに、踏み倒しでギャラクシー・ルピアの上に重ねる時は攻撃時となることが殆ど。その場合はどう処理されるか。

基本的にブレイク枚数の決定はアタックトリガーの後に行う。
そのため、ライジング・NEXのブレイク能力が優先されることとなりT・ブレイクを行える。

ボルシャック・クロス・NEX SR 火文明 (9)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 12000+
スピードアタッカー
パワーアタッカー+5000
T・ブレイカー
誰もコスト4以下のクリーチャーを召喚できない。

DM-34で登場したアーマード・ドラゴン

ギャラクシー・ルピアのメテオバーンで踏み倒してやろう。
そうすると、一気に攻勢に出ることができる。
攻撃の際の相手の妨害も、一部のシノビや《終末の時計 ザ・クロック》などのS・トリガー獣は封じることが出来る。

1ターンでのゲームエンドも夢ではない。

関連カード

コッコ・ルピア UC(C) 火文明 (3)
クリーチャー:ファイアー・バード 1000
自分のドラゴンの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは2より少なくならない。

ルピアの代表格だが、フレーバーテキストにて出演。
諦めないことの大切さを説いている。皆もデュエルは最後まで諦めないで取り組もう。

ちなみにコッコ・ルピアはルピア持ちなので、ギャラクシー・ルピアの進化元に出来る。
もしかしたら背景ストーリーでも上述の台詞と共にギャラクシー・ルピアへの進化を果たした…なんて妄想も出来るかもしれない。

デュエル・マスターズ プレイス

ギャラクシー・ルピア R 火文明 (6)
進化クリーチャー:フェニックス/ファイアー・バード 9000
進化GV-ファイアー・バード3体
メテオバーン3-攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚、墓地に置いてもよい。そうした場合、自分の山札から、名前に《NEX》とあるクリーチャーを探索し、1枚をバトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
W・ブレイカー

DMPP-13「超次元開放 -PSYCHIC SHOCK-」にて収録。レアリティはレアに設定された。
進化元がルピアカテゴリからファイアー・バード指定に変更となり、デュエプレの仕様の都合で踏み倒しは探索になっている。

進化元が種族指定になっているのでTCG版よりは進化しやすく、デッキの構築内容の可能性も広がっている。
こちらでもTCG版と同様に《ボルシャック・NEX》との組み合わせや《ボルシャック・クロス・NEX》の着地を狙っていきたい。

補足

フェニックスとファイアー・バードのモチーフである「鳥」を両方兼ね備えているというクリーチャーでもある。
デュエプレなどの背景ストーリーではフェニックスとファイアー・バードの関連性は示唆されているが、意外にもこの種族を兼ね備えたクリーチャーは珍しい。

このカードのイラストの迫力さ的にはフェニックスらしさが出ているが、名称的にはファイアー・バードらしさの方が強い。





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最終更新:2024年08月23日 09:25