コッコ・ルピア

登録日:2011/05/15 Sun 02:51:43
更新日:2024/10/09 Wed 01:46:42
所要時間:約 3 分で読めます





竜が唯一友とする。


コッコ・ルピア》とは、『デュエル・マスターズ』に登場するクリーチャーである。
世の中のデュエリストでこのクリーチャーを知らない者はまずいないと言えるほどの、高い知名度を持つクリーチャーでもある。

初出は基本セットに続く新シリーズ「闘魂編」の第1弾にあたるDM-06「闘魂編(インビンシブル・ソウル) 第1弾」。
レアリティはアンコモン。DMC-47では一時的にコモンに格下げされたが、それ以降の再録では全てアンコモンに戻っている。

はじめに

まず簡単にデュエル・マスターズの種族、「ドラゴン」について軽く説明しておこう。

デュエマのドラゴンは殆どが汎用性に長け、なおかつ効果が強力なものが多い。(《超竜バジュラ》の項目参照)
え、最初期のやつら?知らん。
故にコストが重いものが殆どなのである。(平均6~7前後)

というか基本的に6マナ以上のカードのコストパフォーマンスは5マナ以下のものと比べて高い。
よってマナ加速なしなら4ターン目に6マナのクリーチャーを出せるのは大きなアドバンテージとなる。

原則としてマナをチャージ出来るのが1ターンに一度1枚だけであるため、マナ加速手段が無いデッキにとって6~8コスト帯のクリーチャーを普通に召喚するのは非常に大変である。


概要

ではそれを踏まえて何故こいつがそれほど重宝されているのかというと…
以下がこいつのテキスト。

コッコ・ルピア UC(C) 火文明 (3)
クリーチャー:ファイアー・バード 1000
自分のドラゴンの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは1以下にならない。

お分かりいただけただろうか。こいつはドラゴンの召喚コストを2も減らしてくれるのだ。
コスト軽減クリーチャーの先駆けでもある《念仏エルフィン》というクリーチャーと比べても…

  • 《コッコ・ルピア》
召喚コスト3
ドラゴンの召喚コスト2軽減

  • 《念仏エルフィン》
召喚コスト4
クリーチャーの召喚コスト1軽減

という感じである。
いかにこいつが強力であるかが分かるだろう。

つまりこいつが1体立っているだけで、6コストのドラゴンが4ターン目に飛んでくるのである。

前出したとおり、6コスト帯は《紅神龍バルガゲイザー》や《ボルシャック・NEX》といった強力なドラゴン達がひしめくマナ帯でもある。
更に《ボルシャック・NEX》は「ルピア」をデッキから場に出せるので、デッキから好きなドラゴンをリクルート出来る《バルキリー・ルピア》を持ってくると次ターン以降に好きなドラゴンが出せる。
つまり《コッコ》を放置する事は死を意味するのと同じ事である。

この様なことから《コッコ・ルピア》はデュエル・マスターズにおけるドラゴンのサポートクリーチャーの代表格として知られており、
ドラゴンのサポートクリーチャーと聞かれれば真っ先にこのカードの名を挙げるプレイヤーも多い。
現在まで続く「ファイアー・バード=ドラゴンのサポート種族」というイメージを創り上げた張本人と言っても過言ではないだろう。
《コッコ》よりも先にドラゴンサポート持ちファイアー・バードとして登場したにもかかわらず、
能力が弱すぎて当時から全く使ってもらえない《ピッピ・クッピー》と、上位互換の登場で完全に姿を消した《ポッポ・チャッピー》は泣いていい。


なおこのクリーチャーは漫画・アニメ共に主人公の切札勝舞が頻繁に使用していた(彼の使用デッキがドラゴン主体な)ため、そっちにおいても印象深い。
彼のデッキをモチーフにした構築済みデッキや拡張パックでもほぼ必ず再録されるため、比較的入手もしやすい。


ちなみに、こいつが出た当時のドラゴンはアーマード・ドラゴンしかいなかった。しかしテキストはあえての「ドラゴン」。
後の新種ドラゴンの登場をさりげなく予告していたのだろう。
そして現在では有するようになった。


これほど強力な効果を持つ《コッコ》であるが、当然弱点もある。


それは真っ先に除去の対象となる事である。
相手にとって早い段階でドラゴンが飛んでくることは何としても避けたい事なので、こいつが出てきたら如何なる手段を使っても除去しようとしてくる。

先行でも返しにでも有効な《ローズ・キャッスル》はガチで天敵。
張られたら迷わず《ルピア・ラピア》に回そう。

連ドラ】がそこそこ戦えるロマンと言われる大半の理由がこれに集約されている。
いかに《コッコ》を維持し続けるかが、ドラゴン使いにとっての最大の課題でもある。


《コッコ・ルピア》の名フレーバーテキスト集


姿と形は違えど、その心はいつも竜と共にある。
DMC-36「ヘヴン・オブ・ドラゴン」より

竜達は信じている。その呼び声が誘う先に、自分たちの戦場があると。
DMC-49「フォース・オブ・ドラゴン」より

ピーヒョロ、ピーヒョロ、戦じゃ、戦じゃ!死ぬか勝つかどっちかだッピ!──コッコ・ルピア
プロモーション・カード(覚醒編期) エントリーデュエル2010 参加賞より

龍と勝利を導くことが、生まれもってのサダメ。
DMC-62「ウルトラ・NEX」より

何があろうとも、僕たちはドラゴンの友達だっぴ!――コッコ・ルピア
DMD-07「変形デッキセット DX鬼ドラゴン」より

もう、僕たちもずいぶん長いことドラゴンと一緒に戦ってきたっぴ。そして、一個わかったことがあるっぴ。
それはあいつらは僕たちがいないと何もできないってことだっぴ。
だから、あいつらはもっと僕たちに感謝するべきなんだっぴ!!!――コッコ・ルピア
DMX-14「最強戦略パーフェクト12」より

いつでも、ドラゴンの横には、ルピアがいる。彼らの友情の足跡はまだまだ続く。



ルピア、ドラゴンをこよなく愛するデュエリストは追記・修正をよろしくっぴ!




ドロー、じゃあ火自然2マナあるんで《メンデルスゾーン》使います。
…2枚ともドラゴン。じゃあ2マナブーストしますね。
















































さて、残念な追記をしようか。

昔この記事が書かれた時、上の記述は本当に正しかった。
しかし、現環境では、残念ながら上記を否定しなければならない事態がある。

1:軽量除去があまりにも増えた。

ローズ・キャッスル》なんてわざわざ持ちだすまでもない。《ボンバク・ボッボーン》などの軽量パワー低下でも普通に焼ける。
そもそもバウンスしてしまえばそれだけで効果は使えないのだから、《斬隠テンサイ・ジャニット》《アクア隠密 アサシングリード》《ドンドン吸い込むナウ》などでもいい。
自然?パワーで普通に打ち勝てもするし、マナ送りにしたところで生かすより1コスト相手に払うコストを増やしているのだから問題ないよね?
光のタップキルや火のアンタップキラーにも当然やられる。

2:そもそも火の軽量システムクリーチャーを残すというのが現環境に合っていない

火の軽量システムクリーチャーを残し続ける、というのがあまり環境に合っていない。なぜなら光や水や闇と違って相手を妨害できないためである。
火の軽量を出すくらいなら、だいたい自然を混ぜているんだから、《メンデルスゾーン》や《エコ・アイニー》で2ブーストしたほうが早い。
もしくは《ガチンコ・ルーレット》や《フェアリーの火の子祭》で安定ブーストを繰り返したほうが早いのである。

《コッコ・ルピア》が活躍できるような環境はもはや少ないとも言えるのである。
大抵の場合《エコ・アイニー》でいいとなるし、そちらすら採用しない【連ドラ】も増えてしまった。

一応、ドラゴン・サーガの赤単推しには合っていそうである…と言いたいが、ここで今までは気にされなかった《コッコ・ルピア》のもうひとつの難点がつきまとう。

3:下限が2

ドラゴン・サーガのドラゴンはそのほとんどがコマンドとドラゴンを併せ持つ。ということは《フレフレ・ピッピー》《百鬼ヤコウ》のほうが下限が1になる点で優秀なわけである。
しかも下限が1になるクリーチャーとこのカードを並べておくと、
デュエマの原則「フィールド上にあるカードは全て効果を発揮していなければならない」(2013年夏の裁定による)
というルールにより、最終的な下限は2になってしまう
これにより、むしろこの鳥は足手まといにしかならなくなった

とまあ、こうまで残念になってしまった《コッコ・ルピア》だが、
ドラゴン・サーガでは更に悲しいことに、他の文明にコッコみたいなクリーチャーが増えた。

聖龍の翼 コッコルア UC 光文明 (3)
クリーチャー:ジャスティス・ウイング 3500
ブロッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
自分のコマンド・ドラゴンの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。

アクア鳥人 ロココ UC 水文明 (3)
クリーチャー:リキッド・ピープル閃 2000
自分のコマンド・ドラゴンの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。
このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分の手札に戻す。

コッコ・ドッコ UC 闇文明 (4)
クリーチャー:ファンキー・ナイトメア 2000
自分のコマンド・ドラゴンの召喚コストを最大3少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。
自分のコマンド・ドラゴンをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを破壊する。

爆速 ココッチ UC 火文明 (4)
クリーチャー:ヒューマノイド爆 2000
自分のコマンド・ドラゴンの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。
バトルゾーンにある自分のコマンド・ドラゴンはすべて「スピードアタッカー」を得る。 (「スピードアタッカー」を得たクリーチャーは召喚酔いしない)

龍鳥の面(コッコ・スタイル) ピーア UC 自然文明 (4)
クリーチャー:ビーストフォーク號 2000
バトルゾーンにある自分のコマンド・ドラゴンの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。
自分のコマンド・ドラゴンをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。

コマンド・ドラゴン軽減サイクルとして、《コッコ・ルピア》っぽいなにかが誕生し始めたのである。
ネタにしてやんなや…

こうして、《コッコ・ルピア》は「環境」という名の荒波に飲まれて姿を消していったのであった…



追記・修正は2ターン目に《メンデルスゾーン》を撃ってからお願いします。




コッコ。さあ。おいで。

















































《コッコ・ルピア》の名フレーバーテキスト集 番外編

















お前が馬鹿にした、こいつが勝利の鍵なのさ!

DMC-47「HEROES PACK(ヒーローズ・クロス・パック) 勝舞編」より

















再評価、そして復活

時は2016年夏。
「あるカード」の登場が、荒波に呑まれ窮地に立たされていた《コッコ》の運命を変えることになる……。

時の法皇ミラダンテXII(トゥエルブ) LC 光/水文明 (8)
クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍/ドレミ団 12000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。そうしなければ、カードを1枚引く。
ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。

時の法皇 ミラダンテXII》。
革命編背景ストーリーで八面六臂の活躍を見せた《ミラクル・ミラダンテ》が、革命チェンジの力を身に付けた姿である。

とりあえずドラゴンなので《コッコ》でコスト軽減できるが…8コストなのでコストが噛み合わないし、合わせて使うとデッキが3色になる。
ついでに言うと、光/水/火という色はデュエマにおいては組み合わせる必要性を見出しにくいマイナーな組み合わせでもある。
というかそもそも、革命チェンジで比較的楽に場に出せるこのクリーチャーをわざわざ《コッコ》でサポートする必要性が全くと言っていいほど無い。

…と、ここまで読むと殆どの方は《コッコ》とは縁もゆかりもないクリーチャーの様にしか思えないだろう。
そこで、次の2枚のカードを見ていただきたい。

ボルシャック・NEX SR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札を見る。その中から、名前に《ルピア》とあるカードを1枚、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
自分の墓地にあるファイアー・バード1体につき、このクリーチャーに「パワーアタッカー+1000」を与える。
W・ブレイカー

凰翔竜機バルキリー・ルピア P 光/火文明 (5)
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ファイアー・バード 5000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
進化-自分のアーマード・ドラゴンまたはファイアー・バード1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中からドラゴンを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。
冒頭の部分でもちょっと触れていたが、
7年前(!)のシリーズである神化編を代表するドラゴンである《ボルシャック・NEX》と、
その《NEX》で呼び出す事ができ、cipでドラゴンをサーチできる多色進化ドラゴン《凰翔竜機バルキリー・ルピア

お分かりいただけるだろうか。
《NEX》で呼び出された《バルキリー》は光を含む多色のドラゴンで、さらに進化なので召喚酔いも無い
極め付けに自身の能力でドラゴン=《ミラダンテXII》をサーチできる上にコストは「5」

つまり、《ミラダンテXII》の革命チェンジ元としてこれ以上ないほどに優れているのである

しかし都合の良い事ばかりとは限らない。ここで一つの課題がある。
それは「この流れを決めるために、6コストとそこそこ重い《NEX》をどうやって素早く出せばいいのか?」ということ。

上の3枚を組み合わせた時点でデッキカラーは光/水/火の3色となる。そこに自然を追加して、上記の《メンデルスゾーン》や《エコ・アイニー》でマナブーストをするという構成は、とてもではないが安定はしないだろう。
《NEX》はコマンド・ドラゴンではないので、上記の5体のコスト軽減サイクルで軽くすることもできない。

それでは、何の力に頼ればいいのか……?


そう、そこで《コッコ・ルピア》の出番なのである。


この3体の前に《コッコ》を挟むことで、

3ターン目:《コッコ・ルピア》召喚
4ターン目:2コスト減った《NEX》を4マナで召喚し、山札の《バルキリー・ルピア》を《NEX》か《コッコ》から進化させ、《ミラダンテXII》をサーチし攻撃。直後に《ミラダンテXII》に革命チェンジ

…という、まるで全ての動きが勝利へと向かっていくかのような美しい流れが出来上がるのだ。
この時《NEX》を《バルキリー》の進化元にすれば、革命チェンジで手札に戻った《NEX》のcipを再利用できるため、
次のターンも《コッコ》が生き延びていれば、上記の流れを山札内の《バルキリー》が尽きるまで行える。
最終的に「複数の《ミラダンテXII》が、能力でクリーチャーを召喚できない相手を一方的に攻め立てる」という凄まじすぎる光景が生まれるのである。

ちなみに、《ミラダンテXII》と時を同じくして登場してしまっ罪深いカード《スクランブル・チェンジ》からでも同様に4ターンに《NEX》に繋げる事はできるのだが、
こちらは使い捨ての呪文なので2ターン連続で《ミラダンテXII》を出すといった動きは難しい。
死なない限り場に残るクリーチャーという点で《コッコ・ルピア》が一歩リードといえるか。

この流れを取り入れた【ボルシャック・NEX】デッキの発展系、通称【NEXミラダンテ】が、
地雷デッキとしてまさかの再来を果たした【ジョバンニスコール】と共に、公式大会で結果を残すという快挙を成し遂げた。

抜群のヒーロー性を持ちつつも7年間一度もメタゲーム上に現れる事のなかった《ボルシャック・NEX》の意外すぎる形での登場に、多くのガチプレイヤー達は驚きを隠せなかった。
そして、それを影で支えた《コッコ・ルピア》の姿にも……。
昨今のカードパワーのインフレによりクリーチャーの基本パワーが上がっていき、かつて《コッコ》を苦しめた《ローズ・キャッスル》の様な軽量パワー低下除去の使用率が下がっていた事も、再び表舞台に立つことのできた要因といえるかもしれない。

「『最古』の英雄が『過去』の英雄と手を取り合い、『現代』の英雄に力を託す」
そう考えると、胸に熱いものが沸いてはこないだろうか。


話はそれるが、《ミラダンテXII》が収録されたDMR-22が一般発売される数週間前、
真木老子ことウィザーズ社の真木孝一郎氏は、とある対戦動画にて以下の様な発言を残している。


「デュエマ、コッコ・ルピアに始まりコッコ・ルピアに終わりますからねぇ」


この発言は皮肉というよりジョークとしての意味合いが強く、居合わせたプレイヤー達も「終わらない!終わらないよ!」と半笑いでツッコんでいた。
まさかこの発言からさらに数週間後、「終わっていた」はずの《コッコ》が本当に「始まる」とは…。
この発言がただの「ジョーク」だったのか、それとも一つの「予言」だったのか。《コッコ》のつぶらは瞳は何も語ってはくれない。
だが確実に一つだけ言えることがある。それは……


《コッコ・ルピア》が紡ぐドラゴンとの友情の物語、それは決して「終わって」などいなかった。
むしろそれは、この2016年に「始まった」ばかりだったのかもしれない……。


なお余談ではあるがこの後の2017年初めの頃、アニメにおいて切札勝太と滝川るるが結婚した。このことにより、漫画における《ボルシャック・NEX》の使い手「切札 勝舞」と《ミラダンテXII》の使い手でるるの兄である「ルシファー」は義兄弟となったのである。
【NEXミラダンテ】の流行したタイミングを見るに、この展開との合致はただの偶然の産物である。とはいえ、このことを意識して使ってみると、また新鮮な気持ちが湧き上がるかもしれない。
なお血の繋がった弟の切り札にチェンジした場合は《NEX》も《コッコ》も《バルキリー》も出せない為に相性は今ひとつの模様。









だが非情にも環境は移り変わり、優秀すぎる後輩たちの登場によって《コッコ》は再び姿を消した。
しかし2021年、《コッコ》は衝撃の姿となって再び帰ってきた。

ボルシャック・栄光・ルピア P(C) 火/自然文明 (3)
クリーチャー:ファイアー・バード/アーマード・ドラゴン 4000
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をタップしてマナゾーンに置く。それがドラゴンなら、自分の山札の上からさらにもう1枚、タップしてマナゾーンに置く。
上記したコマンド・ドラゴン軽減サイクルと違い「コッコ」の名は無いが、そのイラストに映るファイアー・バードは完全に《コッコ・ルピア》のもの。
その性能はなんと多色とは言えコスト3のドラゴンであり、さらにコスト軽減が条件付きの2マナ加速になっている。
軽量の条件付き2ブースト自体は、既に《メンデルスゾーン》や《龍の呼び声》の存在からありふれたものになりつつあるが、それらはあくまで呪文である。
問題は、それをコスト3パワー4000のドラゴンが持っているということ。
《メンデルスゾーン》や《ボルシャック・ドギラゴン》、さらに自身の能力でも外れにならず、また「ボルシャック」の名を参照してG・ゼロで踏み倒して進化できる《超竜キング・ボルシャック》を経由すれば、高コストドラゴンを条件とした革命チェンジまで繋がってしまう。

案の定【赤緑ボルシャック】や【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】などで採用され、環境で大暴れしている。



それでは、改めて…

ルピア、ドラゴンをこよなく愛するデュエリストは追記・修正をよろしくっぴ!!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • DM
  • デュエル・マスターズ
  • 定番 →過去の栄光 →不死鳥の如く蘇る
  • 火文明
  • 闘魂編
  • DM-06
  • ファイアー・バード
  • コッコ・ルピア
  • コスト軽減
  • ルピア
  • 連ドラ ←にはほぼ必須
  • 初代ルピア
  • NEXのお供
  • 名カード
  • レアリティ格下げ
  • アホ毛
  • リコーダー
  • 貧弱
  • 焼き鳥
  • たこ焼き
  • 明太子
  • スカイツリー
  • かわいい
  • 献身的
  • たまに腹黒
  • おはスタ
  • デュエマ
  • アンコモン
  • コモン
  • UC
  • C
  • 火文明のクリーチャー
  • ドラゴンサポート
  • 龍魂珠被害者の会
  • デュエル・マスターズ プレイス
  • 指出毬亜
  • コッコ・ルピコ
  • クリーチャー
  • コスト3
最終更新:2024年10月09日 01:46