シンケングリーン/谷千明

登録日:2011/12/15(木) 07:43:52
更新日:2020/03/24 Tue 20:01:49
所要時間:約 4 分で読めます




俺のモヂカラ……
デカくて、強くて、それで……
スゲェ広がってる自由な感じ!


シンケングリーン/(たに)千明(ちあき)とは、侍戦隊シンケンジャーの登場人物。

演:鈴木勝吾

キャラクターソング:「シンケンデイズ Never give up 道中」

概要


志葉家に代々仕えてきた家臣団の一つである谷家の末裔。
良くも悪くも今時の現代っ子で、侍としての生き方や外道衆との戦いには関心がないまま高校生として過ごしていた。
殿と家臣といった時代錯誤な考えにも懐疑的で、志葉丈瑠に出会った時は真っ先に反抗していた。

学校からの帰り道で買い食いしている時に招集の矢文を受け取り、シンケングリーンとして戦う事になる。招集の際に食べようとした肉まんは犠牲になりました。
なお高校卒業の目前でシンケンジャーになったので、卒業式には出席していない。

当初は軽率な行動や言動が目立ち、剣の腕もモヂカラも他のメンバーと比べて一段劣っていた。
侍の使命や忠義といった事はあまり考えておらず、『殿』を崇拝する池波流ノ介や、お目付け役の日下部彦馬とは反りが合わないでいた。

だが、第三幕「腕退治腕比」では稽古をサボって高校時代の友達と遊んでいたところ、ロクロネリとの戦いに友達を巻き込んでしまう。
いいところを見せようと一人で戦いを挑んだ千明は完敗し、友達にも怪我を負わせてしまった。
その後志葉邸で手当てを受けながら、丈瑠に「過去を捨てるのは、家族とか友達を巻き込まないためだ」と説教される。
心身ともに深く傷つく千明だが、友達に別れを告げながら改めて戦いへの決意を固めるのだった。

ロクロネリとの再戦時に丈瑠の実力とそれを裏付ける自信を認め、後述の父親同様『越えなきゃならない相手』として意識するようになる。
そのため丈瑠との関係は、殿と家臣というよりもライバルと言った方が近い。


次第に明るく仲間思いな本来の性格が出始め、梅森源太に並ぶメンバー内のムードメーカーとなっていった。
歳が近い花織ことはや、同じノリの源太とは出会ってすぐに仲良くなっている。
白石茉子の事は「姐さん」と呼ぶ。
流ノ介とはなかなか反りが合わないが、後半になると息の合った動きも見せるようになる。
特に第三十七幕「接着大作戦」ではモチベトリに手を繋がれてしまうものの、再戦時は最高のコンビネーションを見せたあたり、ある意味一番気の合う相手なのかもしれない。


母親とは早くに死別しており、父親の蔵人に男手一つで育てられた。
蔵人は飄々とした人物で千明からは煙たがられていたが、パンケーキが好物だったり柔軟さに富んでいたりと、何だかんだで似た者親子である。
ちなみに名付け親も母親であり、「とにかく明るい子に」との思いから千の明かりと書いて『千明』と名付けた。


他のメンバーも侍として大きく成長していくが、千明はその描写が最も顕著である。
話が進むにつれて仲間を気遣う場面も増えていき、精神的にも頼れる存在になっていった。
剣の腕も戦いが続くにつれ成長していき、第十幕「大天空合体」をはじめ柔軟な発想と合わせたトリッキーな戦法に出る事も多い。

第十幕では「認められたい」との思いから焦り、兜ディスクを無断使用した事でオカクラゲを取り逃がしてしまう。
彦馬から謹慎を言い渡され、ショドウフォンも没収されて落ち込む千明だが、丈瑠の一言で思い直した彦馬によりある竹林に連れていかれる。
そこで彦馬はモヂカラやその本質について指導し、「お前の中にある、お前の木を見つけろ」と言いながらショドウフォンを千明に返す。
その甲斐あって千明は自分のモヂカラの本質に気付き、項目冒頭の台詞と共に能力を開花させていった。
再戦時には飛行能力を持つオカクラゲに対しウッドスピアによる高跳びで近づき、『木の字斬り』を放って見事単独で撃破してみせた。
最終的にその努力を認めていた茉子の推薦もあって兜ディスクを託された。

第十五幕「偽物本物大捕物」ではナリスマシに化けられ、仲間からの信用を失い孤立する。
もはや用済みと悟ったナリスマシはことはに化けて近づくが、水面に正体が一瞬映った事で偽物だと見破られてしまう。
そのまま千明は「血祭ドウコクを倒す秘策がある」というウソでナリスマシに一杯食わせ、丈瑠達にもクロガネ山で落ち合うように連絡する。
千明に化けたナリスマシがナナシ連中を呼び出したところで化けの皮を剥がし、自身の潔白を証明した。

第二十一幕「親子熊」では蔵人と再会。最初は反抗していたものの、ナナシ連中相手に鋭い太刀捌きを見せた事で、その強さを垣間見る。
その後の巨大戦に向かう途中、同行していた茉子にその思いを打ち明ける。

姐さん。強くなると……もっと強いのが見えるんだな。
オヤジの剣、ずっと見てたのにさ…強さはわかってなかった。

…ったく、姐さんもそうだけど、
ことはも流ノ介も源ちゃんも、俺の目の前強ぇ奴ばっかだよ!
…で、その先にはアイツがいるしよ!

越えるべき父親や仲間に少しでも早く追いつこうと、千明は更なる一歩を踏み出すのだった。

第二十七幕「入替人生」ではアベコンベによって丈瑠達の魂までが入れ替えられる中、ことはと二人で奮闘。
不安になることはを殿の顔に落書きする事で励まし、アベコンベと自分の魂を入れ替えるという捨て身の作戦で見事皆を元に戻す事ができた。

第二十八幕「提灯侍」では前回の騒動が原因で寿司恐怖症になった源太のために苦手な物を克服する企画を立ち上げ、何とか彼を立ち直らせようとしていた。
だが、苦手克服作戦の時はどういう訳か一人だけ克服しなかった。
アバレッド/白亜凌駕のように、特にこれといった苦手な物が無かったのか、はたまた進行役だったからか……その真意は定かではない。


終盤、丈瑠の真実を聞かされた時は、誰よりも先に泣き叫んでいた。
その後丈瑠の元に駆け付け、ふて腐る丈瑠に気合いのパンチを食らわせようとしたが避けられた。

……!? っの、避けんなぁっ!!

再度一撃食らわせた後、「これでチャラだ」と言い、改めて仲間として戦う事を告げた。

最終決戦後には、大学生になるべく復学していった。


ショドウフォン! 一筆奏上!!

(木) ハッ!!

同じくグリーン、谷千明!


シンケングリーン

スーツアクター:竹内康博

千明が『木』のモヂカラで変身した姿。
名乗りの際は、シンケンマルの刀身を撫で上げ、やや頭を後ろへ傾けた姿勢(所謂ガン飛ばし)のポーズをとる。
必殺技は『木枯らしの舞』

専用武器は『ウッドスピア』。熊ディスクをセットする事で穂先が伸びる。
前述の通り柄を伸ばして高跳びの要領で大ジャンプしたり、モヂカラで作った木の葉を巻き散らして視界を防ぐ事も。


スーパーシンケングリーン
シンケングリーンがインロウマルの力でパワーアップした姿。
必殺技は『真・木枯らしの舞』

インロウマルの使用するのがレッド、ブルーに偏っているため、彼が変身したのは天装術によるスーパー化をした天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕を含めても、僅か2回と本来変身できないゴールドを除いて1番少ない。


ハイパーシンケングリーン
最終決戦で見せた、恐竜ディスクでパワーアップした姿。
スーパーシンケンブルーと共にドウコクに挑むも返り討ちにされてしまう。

なお、本編においてシンケンレッド以外のシンケンジャーでハイパーに変身したのはグリーンのみである*1

その他の作品


侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!』では、ことはと共にサムライワールドへ飛ばされ、岡っ引の血が騒いでノリノリのダイゴヨウに牢に入れられてしまい、そこで軍平らと出会う。


Vシネマ『帰ってきた侍戦隊シンケンジャー 特別幕』では、刑事役を熱演した。
ちなみに刑事長は茉子姐さん。


海賊戦隊ゴーカイジャー』では、ハカセことゴーカイグリーン/ドン・ドッゴイヤーがキーを使う。
相変わらずのドンさんクオリティ……かと思いきや、千明も本編でトリッキーな動きをしていたためか、それなりに似合っていた。
ちなみにスーツアクターも一緒である。
その後ゴーカイブルー/ジョー・ギブケンもキーを使用しゴーカイチェンジ。やたらキマったグリーンに。

劇場版『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』では、千明本人もレジェンド戦隊の一人として源太と共に登場した。




「追記・修正? 余裕だっつーの!」



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